JPH1027542A - プラズマディスプレイパネル及びその隔壁形成方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネル及びその隔壁形成方法

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JPH1027542A
JPH1027542A JP8182402A JP18240296A JPH1027542A JP H1027542 A JPH1027542 A JP H1027542A JP 8182402 A JP8182402 A JP 8182402A JP 18240296 A JP18240296 A JP 18240296A JP H1027542 A JPH1027542 A JP H1027542A
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逹利 金江
Masayuki Shiraishi
政行 白石
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隔壁の剥離を防止することができるプラズマ
ディプレイパネルの隔壁形成方法を提供することを課題
とする。 【解決手段】 基板上に放電空間を仕切る隔壁を形成す
るプラズマディスプレイパネルの隔壁形成方法におい
て、前記基板の隔壁形成面を所定の深さに粗面化し、粗
面化した隔壁形成面(好ましくは表面粗さ4〜6μmの
凹凸面)に隔壁材料層を積層した後、該隔壁材料層上に
隔壁に対応したマスキングパターンのマスクを設け、研
磨材の吹きつけにより隔壁材料層を部分的に除去してマ
スク下に隔壁を形成し、該マスクを除去することを特徴
とするプラズマディスプレイパネルの隔壁形成方法によ
り上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネル及びそれの隔壁形成方法に関する。更に詳し
くは、本発明は、隔壁の剥離が生じない隔壁形成方法及
びプラズマディスプレイパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、表示装置における表示画面の薄型
化と大型化の要求が大きくなっている。種々の表示装置
の内、プラズマディスプレイパネル(以下、PDPと称
する)は、薄型で、カラー化及び大面積化が容易である
上に、自己発光型で、視認性に優れている。そのため、
例えば大画面壁掛けテレビの最有力候補として期待され
ている。
【0003】PDPは一対の基板を微小間隙を設けて対
向配列し、周囲を封止することにより内部に放電空間を
形成した表示装置である。一般にPDPは放電空間を仕
切るために一方の基板上に隔壁が設けられている。例え
ば、カラー表示に適したPDPの場合、帯状の隔壁が等
間隔で基板上に形成され、隔壁間に蛍光体層が配設され
ている。
【0004】上記隔壁の形成方法として、ガラスペース
トをスクリーン印刷法によって塗布し、その後焼成する
方法が一般に用いられている。しかしながら、この方法
では隔壁の幅及び配列ピッチの縮小が困難であり、表示
の高精化が望めない。また、表示面を大型化しようとす
ると、スクリーンマスクの収縮に起因して隔壁と電極と
の配置関係を表示面の全体にわたって均一にすることが
不可能になる。更に、所定の高さの隔壁を得るために十
回程度の重ね印刷が必要であり、印刷時及び焼成時に型
崩れが起こり易く放電に支障が生じることがある。
【0005】そこでスクリーン印刷法に代わる方法とし
て、サンドブラスト法が提案され実用化が進められてい
る。この方法は、基板上の隔壁形成面に隔壁材料層を積
層し、その上にフォトリソグラフィ法により所定隔壁パ
ターンのマスクを形成する。この後、研磨材を真上から
吹きつけて隔壁材料層を選択的に除去することによりマ
スク下に隔壁を形成した後、マスクを剥離する方法であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記サンドブラスト法
においては、隔壁の幅が細くなるとマスクを除去すると
きに隔壁が基板から剥離したり、対向基板との重ね合わ
せ時(パネル組み立て時)に振動等の外力によって隔壁
が基板から剥離するという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は鋭意検討の
結果、マスクと隔壁間の密着力より、隔壁と基板間の密
着力を大きくすることで上記課題を解決することができ
ることを見いだし本発明に至った。かくして本発明によ
れば、基板上に放電空間を仕切る隔壁を形成するプラズ
マディスプレイパネルの隔壁形成方法において、前記基
板の隔壁形成面を所定の深さに粗面化し、粗面化した隔
壁形成面に隔壁材料層を積層した後、該隔壁材料層上に
隔壁に対応したマスキングパターンのマスクを設け、研
磨材の吹きつけにより隔壁材料層を部分的に除去してマ
スク下に隔壁を形成し、該マスクを除去することを特徴
とするプラズマディスプレイパネルの隔壁形成方法が提
供される。
【0008】また、本発明によれば、基板の表面に設け
た複数の電極を誘電体層により被覆し、該誘電体層上に
所定パターンの隔壁を設けたプラズマディスプレイパネ
ルの隔壁形成方法であって、前記誘電体層の表面を所定
の深さ粗面化する工程と、粗面化した誘電体層上に隔壁
材料層を積層する工程と、該隔壁材料層上に隔壁に対応
したマスキングパターンのマスクを設け、研磨材の吹き
つけにより隔壁材料層を部分的に除去してマスク下に隔
壁を形成する工程と、該マスクを除去する工程とを含ん
でなることを特徴とするプラズマディスプレイパネルの
隔壁形成方法が提供される。
【0009】更に、本発明によれば、基板の表面に設け
た複数の電極を誘電体層により被覆し、該誘電体層上に
放電空間を仕切る所定パターンの隔壁を設けたプラズマ
ディスプレイパネルにおいて、前記誘電体層は表面が表
面粗さ4〜6μmの凹凸面に形成され、前記隔壁は該誘
電体層表面に積層した隔壁材料層を所定隔壁パターンの
マスクで覆い該マスクより露出する隔壁材料層部分をサ
ンドブラスト加工により研削して形成された前記基板面
に対してほぼ垂直な壁からなること特徴とするプラズマ
ディスプレイパネルが提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明でいう基板上の隔壁形成面
とは、絶縁性基板の表面と電極との間に形成されたパッ
シベーション膜の表面、又は電極を放電空間から絶縁す
るための誘電体層の表面、又は電極及び絶縁性基板をサ
ンドブラスト加工から保護するための切削防止膜の表面
である。ここで絶縁性基板としては、ガラス基板、石英
基板等が挙げられる。この内、ガラス基板が安価なので
好ましい。なお、誘電体層についてはAC駆動形式の3
電極型面放電PDPを代表例として下記で説明する。
【0011】背面側の一方の絶縁性基板上には、前述し
たように所定の間隔で直線状のアドレス電極が複数本形
成される。アドレス電極に使用できる材料は、特に限定
されず公知の電極材料を使用できる。例えば、Ag、A
u、Al、Cu、Cr及びそれらの積層体、ITO等の
金属酸化物が挙げられる。これらの内、Ag、Cr/C
u/Crの三層構造が好ましい。また、アドレス電極の
厚さは1μm〜1.5μm、幅は50〜100μmであ
り、ピッチは200〜400μmが好ましい。
【0012】次に、隔壁形成面には所定の深さの粗面が
形成される。ここで所定の深さの粗面とは、表面粗さ4
〜6μmの凹凸であることが好ましい。ここで、絶縁性
基板の表面に上記表面粗さを付与するためには、例えば
サンドブラスト法等の物理的方法や、エッチング等の化
学的方法が挙げられる。この内、サンドブラスト法で
は、炭酸カルシウム、ガラスビーズ等の大きさ10〜3
0μmの粒子を、1.5〜3Kg/cm2 程度の圧力で
5〜15分間吹きつけることにより、絶縁性基板上に上
記表面粗さが付与される。また、エッチング法として
は、例えばフッ酸系のエッチャントに1〜10分間(エ
ッチャントの種類により相違する)浸漬するウエットエ
ッチング法が使用できる。
【0013】一方、絶縁性基板上に形成される誘電体層
の表面に上記表面粗さの凹凸を付与するには、(1)所
定の温度で誘電体層を形成するか、(2)所定の粒径の
フィラーを混合した後所定の温度で誘電体層を形成する
ことによりなし遂げられる。なお、誘電体層は、10〜
20μmの厚さで塗布され、後に行われる焼成により約
半分の厚さとなる。 (1)所定の温度で誘電体層を形成する場合 誘電体層の形成に使用できる材料は、特に限定されず、
公知の材料を使用できる。例えば低融点ガラス粉末と樹
脂バインダー(エチルセルロース等)からなる低融点ガ
ラスペーストが挙げられる。なお、本発明において低融
点とは、600℃より低い融点を指す。この低融点ガラ
スペーストを、公知の方法により基板上に塗布し、低融
点ガラス粉末のガラス化温度より10〜20℃低い温度
で焼成することにより上記表面粗さの誘電体層が形成さ
れる。低融点ガラス粉末のガラス化温度より10〜20
℃低い温度としては、具体的には、560〜570℃が
挙げられる。ここで560℃より低い場合、誘電体層の
内部がポーラスな状態となるため、その断面方向には多
数の貫通孔が開くこととなる。この貫通孔によりパネル
内(放電空間内)に充填された放電ガスが減少し、つま
り貫通孔に放電ガスがリークする所謂スローリークによ
る点灯不良が生じるので好ましくない。570℃より高
い場合、表面粗さが減少するので好ましくない。 (2)所定の粒径のフィラーを混合した後所定の温度で
誘電体層を形成する場合この場合、上記低融点ガラスペ
ーストに、更に所定の粒径のフィラーが混合されたペー
ストを公知の方法により基板上に塗布し、焼成すること
により形成される。
【0014】ここでペーストは、 (a)中心粒径1.5〜5μm(好ましくは1.5〜3
μm)であり、粒径1μm以下の粒子を除去したフィラ
ーを6〜18重量%(好ましくは10〜15重量%)含
むペースト (b)中心粒径4〜10μm(好ましくは4〜6μm)
のフィラーを10〜35重量%(好ましくは15〜25
重量%)含むペースト を使用することが好ましい。
【0015】(a)及び(b)のいずれのペーストも、
焼成することによりフィラーが誘電体層の表面に一部露
出して所定の深さ(好ましくは4〜6μm)の表面粗さ
を誘電体層に付与することができる。ここで、焼成温度
は575〜595℃が好ましい。575℃より低い場
合、焼成が十分行えないので好ましくない。一方、59
5℃より高い場合、ブリスター(噴火口状突起)が生
じ、隔壁をその上に形成できず、また所望の膜厚にもで
きないので好ましくない。なお、ペーストは焼成温度が
高い程粘度が低くなり、フィラーを混合した効果を弱め
るので、特に575〜580℃が好ましい。
【0016】上記低融点ガラスペーストは、塗布に適し
た粘度にするために溶媒(ターピネオール等)を加えて
もよい。次に、隔壁が、所定の深さの表面粗さ(好まし
くは4〜6μm)の基体上に形成される。4μmより小
さい又は6μmより大きい場合、接触面積の増加による
アンカー効果が期待できないので好ましくない。なお、
表面粗さは4.5〜5.5μmがより好ましい。
【0017】次に、隔壁形成面上に隔壁材料層を積層
し、隔壁材料層上に隔壁に対応したマスキングパターン
のマスクを積層し、次いでサンドブラスト法により隔壁
材料層を選択的に除去することによりマスク下に隔壁を
形成した後、マスクを除去する。ここで、隔壁材料とし
ては、特に限定されず公知の材料をいずれも使用でき
る。例えば、低融点ガラスと樹脂バインダーとを塗布に
適した粘度になるように溶剤で希釈した低融点ガラスペ
ーストが挙げられる。低融点ガラスペーストに含まれる
樹脂としては、エチルセルロース等のセルロース系樹脂
が挙げられる。隔壁材料層は、150〜250μmの厚
さを有することが好ましい。また、その形成方法は、公
知の塗布法をいずれも使用することができる。
【0018】また更に、隔壁材料層は、セルロース系樹
脂を2〜4重量%含有する第1隔壁材料層と、該第1隔
壁材料層上に形成されたセルロース系樹脂を1〜2重量
%含有する第2隔壁材料層からなっていてもよい。第1
隔壁材料層と第2隔壁材料層は、13:1〜15:1の
厚さの比を有していることが好ましい。ここで第1隔壁
材料層は焼成時に含まれる樹脂が炭化し、隔壁形成面に
対する密着力を向上させる役割を果たす。一方、第2隔
壁材料層は以下に説明するサンドブラスト法による加工
をより容易にするという役割を果たす。
【0019】次に、隔壁材料層上に形成されるマスク
は、例えば、ドライフィルムレジストを隔壁材料層上に
貼り露光及び現像するか、レジスト溶液を塗布し露光及
び現像するか、レジスト溶液をスクリーン印刷等の方法
により塗布することにより形成される。次いで、上記サ
ンドブラスト法により隔壁材料層をマスク下のみ残して
除去する。サンドブラスト法は、炭酸カルシウム、炭化
珪素、ガラスビーズ等の大きさ10〜30μmの粒子
を、1.5〜3Kg/cm2 程度の圧力で15〜30分
間吹きつけることが好ましい。
【0020】次いで、マスクを除去(剥離)するが、剥
離用の溶液として例えば炭酸ナトリウム等を0.1〜
1.0重量%含む弱アルカリ性水溶液を用いることが好
ましい。この溶液を使用すれば、従来使用されていた水
酸化ナトリウムと比較して、隔壁と隔壁形成面の剥離を
より防ぐことができる。剥離は、浸漬又はスプレー等の
公知の方法により行うことができる。
【0021】この後、隔壁を560℃の焼成に付すこと
により、隔壁を有する基板構造体が形成される。なお、
この焼成により隔壁は、100〜200μm程度の高さ
となる。この発明の隔壁形成方法は、PDP(AC型及
びDC型PDPを含む)だけではなく、例えば液晶層と
ガス放電層とを積層し、ガス放電層をスイッチング素子
として利用するアクティブマトリクス型液晶表示装置に
も適用することができる。以下では、PDPの隔壁形成
方法について説明する。
【0022】
【実施例】以下、本発明をAC駆動形式の3電極型面放
電PDPに適用した実施例に基づいて具体的に説明す
る。まず、この面放電PDPの概略構造につき図3の斜
視図と図4及び図5の断面図を参照して説明する。
【0023】前面側のガラス基板11の内面に、マトリ
クス表示のラインL毎に一対のサスティン電極X,Y
(素子電極ともいう)が配列されている。サスティン電
極X,Yは、それぞれが透明電極41と金属電極(バス
電極)42とからなり、AC駆動のための誘電体層17
で被覆されている。誘電体層17の表面にはMgOから
なる保護膜18が蒸着されている。
【0024】一方、背面側のガラス基板21の内面に
は、アドレス電極A、誘電体層27、隔壁29及び3色
(R,G,B)の蛍光体28が設けられている。各隔壁
29は、平面的に見て直線状である。これら隔壁29に
よって放電空間30がマトリクス表示のライン方向にサ
ブピクセル毎に区画され、かつ放電空間30の間隙寸法
が一定値に規定されている。表示の1ピクセル(画素)
は、ライン方向に並ぶ3つのサブピクセルからなる。サ
ブピクセルは、アドレス電極Aとサスティン電極Yとの
交差部に画定されたアドレス用放電セルと、サスティン
電極X,Y間に画定された表示用放電セルとの組からな
る。このPDPでは、隔壁29の配置パターンがいわゆ
るストライプパターンであることから、放電空間30内
の各列に対応した部分は、全てのラインLに跨がって列
方向に連続している。各列内のサブピクセルの発光色は
同一である。なお図4は図3のX−X線の断面図を、図
5は図3の前面側の基板構造体のY−Y線の断面図を示
している。
【0025】次に、本発明の背面側基板に設けた隔壁形
成方法について更に詳細に説明する。 実施例1及び比較例1 ガラス基板1上に蒸着法によりCr/Cu/Crをこの
順で1000Å/10000Å/2000Åとなるよう
に堆積させた。次いで、公知のフォトリソグラフィ技術
により、幅70μm、ピッチ120μmのアドレス電極
2を形成した。
【0026】次に、Al2 3 からなり下記表1に示す
中心粒径、最大粒径及び含有率のフィラー(実施例1で
は粒径1μm以下のフィラーを除去している)、低融点
ガラスと樹脂とターピネオールからなる溶剤を含む低融
点ガラスペーストを、厚さ15μmで塗布した。続い
て、575℃で10分間焼成することにより誘電体層3
を形成した。ここで図2(a)に示すように実施例1で
は誘電体層表面に表面粗さ4〜6μmの凹凸が、図2
(b)に示すように比較例1では誘電体層表面に2μm
以下の凹凸がそれぞれ形成される。またこれらの誘電体
層はガラス化している。
【0027】次いで、誘電体層3上に低融点ガラスペー
ストを厚さ180μmで塗布し、隔壁材料層4を形成し
た(図1(a)参照)。次に、メタクリル酸メチル含有
アクリル系ポリマーをバインダー樹脂とするドライフィ
ルム5を貼布した(図1(b)参照)。次に、ドライフ
ィルムを露光・現像することによりアドレス電極間の隔
壁材料層上にマスク6を形成した(図1(c)参照)。
【0028】次に、10〜30μmの大きさを有する炭
酸カルシウム粒子を、2.2Kg/cm2 程度の圧力で
20分間吹きつけること(サンドブラスト法)により、
マスク下以外の隔壁材料層を除去することにより幅70
μm、高さ180μm及びピッチ220μmの隔壁7を
形成した(図1(d)参照)。続いて、炭酸ナトリウム
を0.5〜2.0重量%含む水溶液を常温で、圧力0.
5〜3.0Kgf/cm2 、3〜8分間スプレーし、次
いで純水を圧力0.5〜3.0Kgf/cm2 、2〜1
2分間スプレーすることにより、マスク6を除去した
(図1(e)参照)。
【0029】この後、560℃で焼成することにより背
面側の基板構造体8が得られた(図1(f)参照)。結
果を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】表中、NGは隔壁の5〜30%が剥離した
状態を意味し、OKはほぼ剥離のない状態を意味する
(以下、同一意味)。表1より、表面粗さが4〜6μm
の範囲内で効果があることが判った。従って、実施例1
によればマスク剥離時での隔壁の剥離を防止できる。ま
た、対向側の前面側基板構造体との重ね合わせ時での振
動等による隔壁剥離を防止できる。更に、この誘電体層
はガラス化しているので放電ガスのスローリークを防止
できる。
【0032】実施例2〜4、比較例2及び3 この例ではアドレス電極上に誘電体層を形成せず、以下
のように基板の表面に粗面化処理を施した。なお、この
粗面化処理以外は、実施例1と同様である。 (1)10〜30μmの大きさを有する炭酸カルシウム
粒子を、2.2Kg/cm2 程度の圧力で5〜15分間
吹きつけること(サンドブラスト法)により、基板表面
を粗面化した(実施例2)。 (2)フッ酸系のエッチャントに1〜10分間浸漬する
ことにより、基板表面を粗面化した(実施例3及び4、
比較例3)。
【0033】なお、未処理の基板を比較のため準備した
(比較例2)。結果を表2に示す。
【0034】
【表2】
【0035】表2より、基板表面に粗面化処理を行うこ
とで隔壁の剥離が防止できることが判った。
【0036】実施例5及び6、比較例4〜7 フィラーの粒度分布が従来のままの低融点ガラスペース
トを使用し、焼成温度を異ならせた以外は、実施例1と
同様におこなった。結果を表3に示す。
【0037】
【表3】
【0038】表3より、焼成温度560〜570℃の範
囲であれば、誘電体層と隔壁の密着力が改善されること
が判った。
【0039】実施例7〜9 隔壁材料層全体にセルロース樹脂を1〜2重量%含有さ
せる(実施例7)、全体にセルロース樹脂を2〜4重量
%含有させる(実施例8)、高さ1:13:1の3層と
し最上層及び最下層にセルロース樹脂を2〜4重量%含
有させ、中間層にセルロース樹脂を1〜2重量%含有さ
せる(実施例9)こと以外は、実施例1と同様に行っ
た。
【0040】結果を表4に示す。なお、表4中、加工時
間及び密着強度は実施例7を1とし、それと比較するこ
とにより評価している。また、密着強度は一定の負荷を
隔壁に与えたときに、隔壁が剥がれるまでの時間で評価
している。
【0041】
【表4】
【0042】表4より、セルロース樹脂の含有量を変化
させることが、効率よく密着強度を改善でき、好ましい
ことが判った。
【0043】実施例10〜15 表5に示された如きマスクの剥離液を使用すること以外
は、実施例1と同様におこなった。結果を表5に示す。
【0044】
【表5】
【0045】表5より剥離液には炭酸ナトリウムの如き
弱アルカリを含む水溶液が好ましく、更にその濃度が
0.1〜1.0重量%の場合が特に好ましいことが判っ
た。
【0046】実施例16 隔壁材料層に含まれるフィラーを、粒径4〜6μm及び
1〜2μmのものをそれぞれ15〜25重量%及び3〜
7重量%とし、焼成温度を575〜580℃にしたこと
以外は実施例1と同様に行った。得られた隔壁は剥離も
なく、また放電ガスのスローリークも発生しなかった。
【0047】比較例8 隔壁材料層に含まれるフィラーを、粒径1〜2μm及び
2〜3μmのものをそれぞれ5〜10重量%及び6〜1
0重量%とし、焼成温度を560〜570℃にしたこと
以外は実施例1と同様に行った。得られた隔壁は30%
程度剥離していた。
【0048】実施例17 実施例16により形成した背面側基板構造体の隔壁間に
スクリーン印刷法により蛍光体を配設した。一方、前面
側のガラス基板上にサスティン電極(ITO、厚さ10
00Å、幅180μm、間隔80μm)及びバス電極
(Cr/Cu/Cr、厚さ1000Å/10000Å/
2000Å、幅70μm、1つおきの間隔220μm)
をこの順で積層した後パターニングすることにより形成
した。次いで、全面に低融点ガラスからなる誘電体層を
厚さ28μmで積層した。更に、誘電体層上にMgOか
らなる保護膜を厚さ6000Åで形成することにより前
面側基板構造体を得た。
【0049】次いで、背面側基板構造体と前面側基板構
造体を、アドレス電極と、サスティン電極及びバス電極
が直交するように重ね合わせ、周囲を気密封止すること
により図2〜4に示すPDPを製造することができた。
なお、基板間に隔壁により形成された空間には、Ne
(Xeを4体積%含む)放電ガスで満たし、内部圧力を
500Torrとした。
【0050】このPDP製造工程中に、隔壁の剥離は全
く発生せず、また完成したPDPの放電ガスのスローリ
ークも全く発生しなかった。
【0051】
【発明の効果】本発明のプラズマディスプレイパネルの
隔壁形成方法によれば、隔壁材料層と基板上の隔壁形成
面(基板表面又は誘電体層表面)との密着力を強化でき
るため、サンドブラスト加工により隔壁を形成した後の
マスク剥離に際して当該隔壁が隔壁形成面から剥離され
ることを防止することができる。
【0052】また、本発明のプラズマディスプレイパネ
ルによれば、隔壁と誘電体層との密着性を強固にできる
ため、パネル組み立て時(基板重ね合わせ時)の外力に
よって隔壁が誘電体層から剥離されることを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラズマディスプレイパネルの隔壁形
成方法を示す概略断面工程図である。
【図2】本発明により形成された隔壁の効果を説明する
ための概略断面図である。
【図3】本発明に適用されるAC駆動形式の3電極型面
放電PDPの概略斜視図である。
【図4】図3のX−X線の概略断面図である。
【図5】図3の透明電極及びバス電極付近のY−Y線概
略断面図である。
【符号の説明】
1、11、21 ガラス基板 2、A アドレス電極 3、27 誘電体層 4 隔壁材料層 5 ドライフィルム 6 マスク 7、29 隔壁 8 背面側基板構造体 17 誘電体層 18 保護膜 28 蛍光体 30 放電空間 41 透明電極 42 バス電極 100 PDP X、Y サスティン電極

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に放電空間を仕切る隔壁を形成す
    るプラズマディスプレイパネルの隔壁形成方法におい
    て、 前記基板の隔壁形成面を所定の深さに粗面化し、粗面化
    した隔壁形成面に隔壁材料層を積層した後、該隔壁材料
    層上に隔壁に対応したマスキングパターンのマスクを設
    け、研磨材の吹きつけにより隔壁材料層を部分的に除去
    してマスク下に隔壁を形成し、該マスクを除去すること
    を特徴とするプラズマディスプレイパネルの隔壁形成方
    法。
  2. 【請求項2】 粗面化した隔壁形成面が表面粗さ4〜6
    μmの凹凸面である請求項1記載のプラズマディスプレ
    イパネルの隔壁形成方法。
  3. 【請求項3】 隔壁形成面の凹凸がサンドブラスト法又
    はエッチング法により形成される請求項1又は2記載の
    プラズマディスプレイパネルの隔壁形成方法。
  4. 【請求項4】 基板の表面に設けた複数の電極を誘電体
    層により被覆し、該誘電体層上に所定パターンの隔壁を
    設けたプラズマディスプレイパネルの隔壁形成方法であ
    って、 前記誘電体層の表面を所定の深さ粗面化する工程と、粗
    面化した誘電体層上に隔壁材料層を積層する工程と、該
    隔壁材料層上に隔壁に対応したマスキングパターンのマ
    スクを設け、研磨材の吹きつけにより隔壁材料層を部分
    的に除去してマスク下に隔壁を形成する工程と、該マス
    クを除去する工程とを含んでなることを特徴とするプラ
    ズマディスプレイパネルの隔壁形成方法。
  5. 【請求項5】 粗面化した誘電体層表面が表面粗さ4〜
    6μmの凹凸面である請求項4記載のプラズマディスプ
    レイパネルの隔壁形成方法。
  6. 【請求項6】 誘電体層が、低融点ガラス粉末及び樹脂
    バインダーからなる低融点ガラスペーストを該低融点ガ
    ラス粉末のガラス化温度より10〜20℃低い温度で焼
    成することにより形成される請求項5記載のプラズマデ
    ィスプレイパネルの隔壁形成方法。
  7. 【請求項7】 誘電体層が、低融点ガラス粉末、樹脂バ
    インダー及び中心粒径1.5〜5μm、かつ粒径1μm
    以下の粒子を除去したフィラーを6〜18重量%含む低
    融点ガラスペーストを焼成することにより形成される請
    求項5に記載のプラズマディスプレイパネルの隔壁形成
    方法。
  8. 【請求項8】 誘電体層が、低融点ガラス粉末、樹脂バ
    インダー及び中心粒径4〜10μmのフィラーを10〜
    35重量%含む低融点ガラスペーストを焼成することに
    より形成される請求項5記載のプラズマディスプレイパ
    ネルの隔壁形成方法。
  9. 【請求項9】 焼成が、575〜595℃で行われる請
    求項7又は8記載のプラズマディスプレイパネルの隔壁
    形成方法。
  10. 【請求項10】 隔壁材料層が、セルロース系樹脂を2
    〜4重量%含有する第1隔壁材料層と、該第1隔壁材料
    層上に形成されたセルロース系樹脂を1〜2重量%含有
    する第2隔壁材料層の少なくとも2層からなる請求項1
    〜9いずれかに記載のプラズマディスプレイパネルの隔
    壁形成方法。
  11. 【請求項11】 マスクが、弱アルカリ性水溶液により
    除去される請求項1〜10いずれかに記載のプラズマデ
    ィスプレイパネルの隔壁形成方法。
  12. 【請求項12】 弱アルカリ性水溶液が、炭酸ナトリウ
    ムである請求項11に記載のプラズマディスプレイパネ
    ルの隔壁形成方法。
  13. 【請求項13】 基板の表面に設けた複数の電極を誘電
    体層により被覆し、該誘電体層上に放電空間を仕切る所
    定パターンの隔壁を設けたプラズマディスプレイパネル
    において、 前記誘電体層は表面が表面粗さ4〜6μmの凹凸面に形
    成され、前記隔壁は該誘電体層表面に積層した隔壁材料
    層を所定隔壁パターンのマスクで覆い該マスクより露出
    する隔壁材料層部分をサンドブラスト加工により研削し
    て形成された前記基板面に対してほぼ垂直な壁からなる
    こと特徴とするプラズマディスプレイパネル。
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