JPH10275140A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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JPH10275140A
JPH10275140A JP8084397A JP8084397A JPH10275140A JP H10275140 A JPH10275140 A JP H10275140A JP 8084397 A JP8084397 A JP 8084397A JP 8084397 A JP8084397 A JP 8084397A JP H10275140 A JPH10275140 A JP H10275140A
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JP
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low
memory
program
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JP8084397A
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Hiroshi Hikichi
博 引地
Masataka Kimoto
雅孝 木本
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microcomputers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高機能化に伴いプログラム格納用メモリの容量
が増大しても消費電力の増加を抑制可能なマイクロコン
ピュータを提供する。 【解決手段】メモリ回路1が、高速動作対応の高速モー
ドプログラムを格納した高速ROM11と、低速動作対
応の低速モードプログラムを格納しこの低速モード対応
のプログラムアドレスで読出す低速ROM12とを備え
る。低速動作時には高速ROM11の動作を停止させる
動作指示信号Eを出力するメモリ制御器3を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロコンピュー
タに関し、特に携帯電話やデジタルビデオカメラ等の携
帯機器に使用する動作速度可変型のマイクロコンピュー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】近年動作スピードが可変可能なマイクロ
コンピュータが携帯電話やデジタルビデオカメラ等の種
々の携帯機器に採用されている。この種の携帯機器の高
機能化に伴いマイクロコンピュータも高性能化が求めら
れ、現在では動作周波数も従来の10倍程度になって来
ているが、常時高速動作を行っていると、消費電力が大
きいのでバッテリーの寿命が短くなり、携帯機器の商品
価値が下がることにつながる。これは周知のように、C
MOSで構成される論理回路部の消費電力は、動作周波
数に比例し増加するので低速動作により、消費電力を抑
制できるためである。よって、消費電力低減化のために
32KHz位の低速動作モードを設け、待機時には消費
電力の低減化を図っている。
【0003】例えば、携帯電話では、通話時は音声変換
や通信処理等の高速動作を行っているが、待機時には時
計やキー入力機能のみの低速動作を行っている。また、
待機時間は高速動作期間より十分長いのが通例であるた
め、携帯機器の連続使用時間を長くなることにつなが
り、商品価値を上げている。
【0004】一方、マイクロコンピュータは、定常的に
電流を流すことにより高速動作を実現するセンスアンプ
等のアナログ回路をメモリの読出回路等に使用している
が、この様なアナログ回路を内蔵すると、低速動作時で
も定常電流が流れるため、低速動作時に消費電力が低減
せず、低消費電力化の観点から問題になってくる。
【0005】このための解決手法として特開平2−72
96号公報(文献1)記載の従来のマイクロコンピュー
タ内蔵のリードオンリーメモリ(ROM)の消費電力低
減化を図ったメモリ装置は、高速動作時には定常電流を
必要とするが本質的に高速な電流センス型アンプを使用
して高速読出を実施し、低速動作時には動作速度は遅い
が定常電流パスがないダイナミック読出回路を使用して
低消費電力化を行っていた。
【0006】文献1記載の従来のマイクロコンピュータ
内蔵のメモリ装置の一部であるROM読出回路をブロッ
クで示す図9を参照すると、この従来のマイクロコンピ
ュータのROM読出回路は、NチャネルMOS型のトラ
ンジスタから成るROMセルM3,M5と、Nチャネル
MOS型のトランジスタN12,N9とPチャネルMO
S型のトランジスタP7,P8とトランジスタN12,
P7のドレイン共通接続点である節点X10の電位を反
転しデータ信号DIを出力するインバータI11とから
成る電流センス型のアンプ101と、それぞれスイッチ
回路を構成するNチャネルMOS型のトランジスタN1
3,N15,N16と、PチャネルMOS型のトランジ
スタP14,P17,P21,P22,P28と、各々
の一方の入力がアドレス線A1,A2に他方の入力がO
A回路O27の出力に各々の出力がトランジスタM3,
M5の各々のゲートにそれぞれ接続したAND回路A2
9,A30と、一方の入力がデータ線D4に他方の入力
が反転制御信号BCSに出力がトランジスタN12のゲ
ートにそれぞれ接続したNOR回路O23と、一方の入
力がトランジスタN16のドレインに他方の入力が反転
制御信号BCSに出力がトランジスタN16のゲートに
それぞれ接続したNOR回路O24と、制御信号CSを
反転して反転制御信号BCSを出力するインバータI2
5と、プリチャード信号φ1と制御信号CSとの論理和
をとるOA回路O27と、データ線D4のデータ信号D
Sと反転制御信号BCS,データ信号DIと制御信号C
Sの各々の論理積の論理和を取り出力信号ROを出力す
る選択回路S26とを備える。
【0007】図9を参照して動作を説明すると、まず、
制御信号CSがHレベルのときは、トランジスタP2
1,P22はオフ状態,OR回路O27の出力はHレベ
ルとなるのでAND回路A29,A30の各々はそれぞ
れアドレス線A1,A2の各々の情報がそのまま出力
し、トランジスタP28はオフ状態となる。一方、選択
回路S26は制御信号CSのHレベルに応答してインバ
ータI11即ちアンプ101の出力を選択出力する。
【0008】次に、制御信号CSがLレベルのときは、
反転選択信号BCSがHレベルとなるので、NOR回路
O23,O24の出力はLレベルとなりトランジスタN
12,N13はオフ状態となりこれらトランジスタN1
2,N13及びトランジスタP17を経由する定常電流
経路が遮断される。一方、トランジスタP21,P22
はオン状態となるのでトランジスタP8,P14のゲー
トにHレベルが供給されこれらトランジスタP8,P1
4オフとなる。したがってトランジスタP14,N13
及びトランジスタP8,N9を経由する定常電流も遮断
される。一方、選択回路S26は制御信号CSのLレベ
ルに応答してデータDS、すなわちダイナミック読出回
路の出力を選択出力する。このときプリチャード信号φ
1がLレベルの時は、AND回路A29,A30の各々
はLレベルを出力するのでROMセルM3,M5はオフ
状態であり、その期間選択回路S26はプリチャージさ
れたデータ線D4のデータすなわちHレベルを出力す
る。次に、プリチャード信号φ1がHレベルとなると、
トランジスタP28がオフとなり、このときアドレス線
A1がHレベルの時にAND回路A29の出力がHレベ
ルとなるがROMセルN3はドレインがデータ線D4に
接続されていないので、データ線D4はプリチャージさ
れたHレベルを記憶データとして保持し出力される。
【0009】このように、従来のマイクロコンピュータ
内蔵のメモリ装置は、例えば20MHz動作等の高速動
作が必要な時は制御信号CSをHレベルに設定し、メモ
リの読出し回路を電流センス型のアンプ101を用いた
高速読出回路を動作させて実行すべきプログラムをこの
メモリから高速で読出ている。
【0010】また、例えば32KHz位の低速動作で低
消費電力動作が要求される場合には、制御信号CSとし
てLレベルを設定して読出し回路をダイナミック読出回
路に切替え、メモリから実行すべきプログラムを読み出
すようにしている。この場合メモリの消費電力は、制御
信号CSにより消費電力の大きいアンプ101への電流
供給が停止しており、ダイナミック読出回路の消費電流
はビット線の充放電電流だけであるため、低速動作では
低消費電力動作が実現できる。
【0011】しかしながら、近年の携帯機器の高機能化
に伴うマイクロコンピュータの高性能化により、現在で
は動作周波数も従来の10倍程度になって来ているが、
常時高速動作を行っていると、消費電力が大きいのでバ
ッテリーの寿命が短くなり、携帯機器の商品価値が下が
ることにつながる。よって、上述のように消費電力低減
化のために32KHz位の低速動作モードを設け、待機
時には消費電力の低減化を図っている。
【0012】また、高級言語であるC言語でのプログラ
ム開発や携帯機器の高機能化によりプログラムサイズが
近年増加しており、これに対応するためマイクロコンピ
ュータに内蔵されるメモリ(ROM)のサイズも従来の
10倍程度に増加して来ている。このため、上述したよ
うにプログラム格納用のメモリの読出回路を、高速動作
時には電流センス型のアンプを用い、低速動作時にはダ
イナミック読出回路を用いるように構成しても、メモリ
サイズが大きいため、低速動作時は従来より消費電力が
増加することになる。
【0013】低速動作時にも消費電力が増加する理由を
次に記載する。
【0014】ビット線当たりの消費電流IBは充放電を
考えると次式で表される。
【0015】IB=f(動作周波数KHz)・C(負荷
容量PF)・V×2 実際のハイエンドマイクロコンピュータの場合、命令コ
ードの語長は32ビット(4バイト)単位で読み出すた
め、充放電されるデータ線の本数は平均16本と仮定で
きる。
【0016】メモリサイズの小さい数十KバイトROM
の場合データ線1本当たりの負荷容量は約5pF程度で
あるから、低消費電力動作時の動作周波数を32KH
z、動作電圧を3Vとするとこの場合の消費電流IBS
は次のようになる。 IBS=32×5×3×16(データ線数本)×2=約
15μA しかし、前述の様に近年ROMサイズが増加しており、
例えば最近の一般的な数百KバイトのROMの場合、デ
ータ線1本当たりの負荷容量は約20pFになる。この
時の消費電流IBLは次のようになる。 IBL=32×20×3×16×2=約61μA すなわち従来のマイクロコンピュータのメモリと同様の
読出方法を使用しても消費電流は最低で約61μAにな
り、従来の4倍の電力を消費することになる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマイク
ロコンピュータは、低消費電力対応の低速動作時でもプ
ログラム格納用メモリの全ROMをアクセス可能なよう
に構成しているので、高機能化に伴う上記プログラム格
納用メモリの容量の増大によりメモリアクセスの充放電
電流対応の消費電流の増加が無視できなくなるという欠
点があった。
【0018】本発明の目的は、高機能化に伴いプログラ
ム格納用メモリの容量が増大しても消費電力の増加を抑
制可能なマイクロコンピュータを提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロコンピ
ュータは、プログラムを格納したプログラムメモリと、
前記プログラムメモリからプログラムを読出すためのプ
ログラムアドレスを設定するプログラムカウンタと通常
の高速動作対応の高速モードと待機時を含む低速動作対
応の低速モードとのいずれか一方を設定し動作モード信
号を出力する動作モード設定レジスタとを備える中央処
理装置と、前記動作モード信号の設定値に応答して前記
高速モード対応の高速クロック信号と前記低速モード対
応の低速クロック信号とのいずれか一方を選択し動作ク
ロックとして出力する動作スピード制御回路とを備える
マイクロコンピュータにおいて、 前記プログラムメモリが、前記高速動作対応の高速モー
ドプログラムを格納し前記高速モード対応の予め定めた
第1の範囲の前記プログラムアドレスで読出す高速動作
メモリと、前記低速動作対応の低速モードプログラムを
格納し前記低速モード対応の予め定めた第2の範囲の前
記プログラムアドレスで読出す低速動作メモリとを備
え、 前記低速動作時には前記高速動作メモリの動作を停止さ
せる高速動作停止信号を出力するメモリ動作制御手段を
備えて構成されている。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態をブロ
ックで示す図1(A)を参照すると、この図に示す本実
施の形態のマイクロコンピュータは、プログラムを格納
するメモリ回路1と、CPU2と、動作指示信号Eを出
力するメモリ制御器3と、動作モード設定信号Mの供給
に応答して外部クロックCKL(32KHz),CKH
(20MHz)のいずれか一方を選択し動作クロックC
KとしてCPU2に供給する動作スピード制御回路4と
を備える。
【0021】メモリ回路1は、電流センス型アンプを読
出回路に使用し高速動作を行う高速ROM11と、ダイ
ナミック型読出回路を使用し低速低消費電力動作を行う
低速ROM12と、読出制御を行う読出回路13とを備
える。
【0022】CPU2はプログラムカウンタ21と、高
速・低速各モードのいずれか一方を設定し動作モード設
定信号Mを出力する動作モード設定レジスタ22とを備
える。
【0023】メモリ回路1のメモリマップの一例を模式
的に示した図1(B)を参照すると、このメモリ回路1
は全メモリ容量が128KBの例であり、アドレス00
000H〜18000Hが高速ROM11に、アドレス
18000H〜20000Hがの低速ROM12にそれ
ぞれ対応する。
【0024】次に、図1を参照して本実施の形態の動作
について説明すると、まず、CPU2内部のプログラム
カウンタ21はメモリ回路1の高速ROM11,低速R
OM12に命令読出用アドレスAを出力する。高速RO
M11,低速ROM12は上記アドレスAの値に基づ
き、CPU2へプログラムコードを命令データDとして
送る。メモリ制御器3は上記アドレスAの値をモニタし
ており、このアドレスAの値に基づき高速動作,低消費
電力動作のいずれであるかを判断し、低消費電力動作と
判断した時は高速ROM11へ動作指示信号Eを送る。
また、動作スピード制御回路4は、CPU2内部のモー
ド設定レジスタ22が出力するモード設定信号Mの値に
基づき、32KHzの外部クロックCKLか20MHz
の外部クロックCKHを切替え、いずれか一方をCPU
2やメモリ回路1へ動作用のクロックCKとして供給す
る。
【0025】本実施の形態の処理をフローチャートで示
す図2を併せて参照すると、まず、高速動作の処理(ス
テップS1)時には高速ROM11を使用し、0000
0H〜18000H番地からプログラムを読出し、所定
の処理を行う。次に、高速動作から低消費電力動作へ動
作変更を行う時は、まず動作モード設定レジスタ22に
0を書込み動作モード信号MをLレベルとして、動作周
波数すなわちクロックCKの周波数を20MHzから3
2KHzへ変更する(ステップS2)。次に18000
H番地以降の低速ROM12のROMへ分岐する(ステ
ップS3)。すると、アドレスAの値をモニタしている
メモリ制御器3は低消費電力モードに移行したと判断
し、動作指示信号EをLベルにして高速ROM11へ供
給することにより高速ROM11への電流供給を停止す
る。
【0026】次に、低消費電力動作時は18000H番
地以降のROMのプログラムを読み込んで動作を行う
(ステップS4,S5)。低消費電力動作から高速動作
へ動作変更を行う時は、高速ROM11のROM000
00H〜18000H番地へ分岐する(ステップS
6)。分岐すると、メモリ制御器3は高速動作モードと
判断し、高速動作型高速ROM11へ動作指示信号Eを
Hレベルにして供給することにより高速ROM11へ電
流供給を再開する。分岐後に動作モード設定レジスタ2
2に1を書込み、動作周波数すなわちクロックCKの周
波数を32KHzから20MHzへ変更し高速動作を開
始する(ステップS8)。
【0027】次に、メモリ回路1の読出回路13を図9
と共通の構成要素には共通の文字/数字を用いて同様に
回路図で示す図3を参照すると、この読出回路13は従
来と共通のROMセルM3,M5と、トランジスタN1
2,N9,P7,P8とインバータI11とから成る電
流センス型のアンプ101と、トランジスタN13,N
15,N16,P14,P17,P21,P22と、N
OR回路O23,O24と、インバータい11,I25
とを備え、ダイナミック読出回路が不要なので選択回路
S26が削除され、また、プリチャージも不要なのでO
A回路O27とAND回路A29,A30とトランジス
タP29とが削除されている。
【0028】図3を参照して動作について説明すると、
高速ROM11を使用する場合は、制御信号EをHレベ
ルにすることにより、インバータI25を介して接続さ
れているNOR回路O23,O24がインバータとして
動作しセンスアンプ部101が動作して、ROMセルM
3,M5の状態を読出すことができる。
【0029】次に、高速ROM11を停止させ、消費電
流を抑える場合は、制御信号EをLレベルにする。Lレ
ベルの制御信号Eの供給に応答してトランジスタP2
1,P22はオン状態となるため、節点X6,X18が
Hレベルとなり、トランジスタP7,P8,P14,P
17が節点X10,X19への電流供給を停止する。ま
た、インバータ回路I25の出力はHレベルになるた
め、NOR回路O23,O24のインバータ動作が停止
する。この結果、電流センス型アンプへの電流供給を停
止するため、高速ROM11のセンスアンプ部の消費電
流値が0となる。
【0030】次に、本発明の第2の実施の形態を図1と
共通の構成要素には共通の文字/数字を用いてブロック
で示す図4を参照すると、この図に示す本実施の形態の
第1の実施の形態との相違点は、CPU2の代わりにプ
ログラム命令により書込まれたH,Lのいずれかの値に
対応して動作指示信号Eを出力するメモり制御レジスタ
23をさらに備えるCPU2Aを備え、メモリ制御器3
を削除したことである。メモり制御レジスタ23はフリ
ップフロップ等で構成する。図4及び本実施の形態の処
理をフローチャートで示す図5を参照して本実施の形態
の動作について説明すると、高速ROM11の動作,停
止制御をメモリ制御器3によるアドレスのモニタで行う
のではなく、プログラムを実行してCPU2Aからの命
令によりメモリ制御レジスタ23へH,Lのいずれかの
値の書込みにより動作、停止制御を行う。本実施の形態
では、メモリ制御レジスタ23の内容によって高速RO
M11の電流供給制御を行うため、高速ROM11のア
ドレスROMとは独立して制御が可能になる。
【0031】まず、高速動作(ステップS1)から低消
費電力動作へ動作変更を行う時は、動作モード設定レジ
スタ2に0を書込み、動作周波数を20MHzから32
KHzに設定変更(ステップS2)し、低速ROM12
に分岐する(ステップS3)。その後、メモリ制御レジ
スタ23に0を書き込む(ステップS31)。これによ
り、高速ROM11へLレベルの動作指示信号Eが出力
されるため、高速ROM11への電流供給が止まり、低
消費電力動作を開始する(ステップS4,S5)。
【0032】次に、低消費電力動作から高速動作へ動作
変更を行う時は、メモリ制御レジスタ23に1を書き込
む(ステップS51)。動作指示信号EはHレベルとな
り、高速ROM11への電流供給を再開するため、高速
ROM11が動作を再開始する。高速ROM11へ分岐
後(ステップS6)、動作モードレジスタ22に1を書
込み、動作周波数を32KHzから20MHzへ変更し
(ステップS7)、高速動作を開始する(ステップS
8)。
【0033】次に、本発明の第3の実施の形態を図4と
共通の構成要素には共通の文字/数字を用いてブロック
で示す図6を参照すると、この図に示す本実施の形態の
前述の第2の実施の形態との相違点は、メモリ回路1の
低速ROM11の代わりに低消費電力型、例えばダイナ
ミック動作によりデータを読出せるランダムアクセスメ
モリ(RAM)5と、所要プログラムを格納した外部R
OM6とを備えることである。図6及び本実施の形態の
処理をフローチャートで示す図7を参照して本実施の形
態の動作について説明すると、高速動作(ステップS
1)から低消費電力動作へ動作変更を行う時は、まず低
電力動作時に必要なプログラムを高速ROM11、若し
くは外部に接続されたROM6からRAM5へ転送する
(ステップS11)。プログラムの転送完了(ステップ
S12)後、動作モード設定レジスタ22に0を書込み
(ステップS2)、動作周波数を20MHzから32K
Hzに変更する。次に、RAM5のROMに分岐し(ス
テップS3)、メモリ制御レジスタ23へ0を書込み
(ステップS31)、高速ROM11の動作を停止さ
せ、低消費電力動作を行う(ステップS4,S5)。
【0034】次に、低消費電力動作から高速動作へ動作
変更を行う時は、まずメモリ制御レジスタ23へ1を書
込み(ステップS51)、高速ROM11の動作を再開
させる。高速ROM11の動作開始後に高速ROM11
へ分岐し(ステップS66)、メモリ制御レジスタ23
に1を書き込んで動作周波数を32KHzから20MH
zに変更し(ステップS7)高速動作を開始する(ステ
ップS8)。
【0035】次に低消費電力型RAM5の構成を回路図
で示す図8を参照すると、このRAM5は、RAMセル
MA51,MA52と、ライト回路51と、リード回路
52と、PチャネルトランジスタP56,P57,P5
8と、NチャネルトランジスタN59,N60,N6
1,N63,N64と、インバータI78と、OR回路
73と、AND回路A71,A72とを備える。
【0036】動作について説明すると、まず、プログラ
ムをRAM5に移動する場合は、まずプログラムのデー
タDがライトデータ線Wからライト回路51に入力され
る。この入力後、CPU2がR/W信号線をLレベルに
設定すると、インバータI78を介してライト回路51
の中にあるクロックドインバータI67,I68が動作
を開始し、入力データDがQ線に、及びその反転データ
DBがQB線にそれぞれ伝わる。これにより、アドレス
線A1,A2により選択したRAMセルMA51,MA
52にデータが記憶される。
【0037】次に、RAM5から記憶データを読み出す
時は、R/W信号線をHレベルに設定する。すると、イ
ンバータI78を介してOR回路73はクロックCPを
出力し、クロックCPがLレベルの時、トランジスタP
56,P57,P58を介してQ,QB線にプリチャー
ジを行う。クロックCPがHレベルになるとプリチャー
ジが終了する。アドレス線A1,A2によりRAMセル
MA51,MA52が選択され、RAMセルMA51,
MA52の保持値及びその反転値の各々がQ線,QB線
の各々にそれぞれ伝達される。Q線,QB線はリード回
路52に接続されており、ここでRAMセルMA51,
MA52の値をラッチし、リードデータ線Rを経由して
出力する。またリード回路52はダイナミック読出型で
あるため、高速読出で使用する電流センス型アンプより
も消費電流は小さくなる。
【0038】従来の技術ではメモリサイズが数百Kバイ
ト位での場合、低速低消費電力動作でもメモリの消費電
力は約61μAになることを先に述べた。
【0039】本発明のプログラムメモリを分割し、待機
状態等の低速動作時には、対応のプログラムのみを格納
した低速動作メモリROMのみを使用してプログラムを
実行させその期間は消費電力の大きい高速動作メモリR
OMの電流供給を停止することにより、低消費電力動作
時のメモリ容量は数十Kバイトで済むため、全体のプロ
グラムサイズが増加してもメモリの消費電力は約15μ
A以下となる。すなわち、全体のプログラムサイズが増
加しても低消費電力動作が可能になる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマイクロ
コンピュータは、プログラムメモリが、高速モードプロ
グラムを格納した高速動作メモリと、低速モードプログ
ラムを格納し第2の範囲のプログラムアドレスで読出す
低速動作メモリとを備え、低速動作時には高速動作停止
信号を出力するメモリ動作制御手段を備えるので、待機
状態等の低速動作時には低速動作メモリROMのみを使
用してプログラムを実行させその期間は消費電力の大き
い高速動作メモリROMの電流供給を停止することによ
り、全体のプログラムサイズが増加しても低消費電力動
作が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクロコンピュータの第1の実施の
形態を示すブロック図及びメモリマップ図である。
【図2】本実施の形態のマイクロコンピュータにおける
動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】図1の読出回路の一例を示す回路図である。
【図4】本発明のマイクロコンピュータの第2の実施の
形態を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態のマイクロコンピュータにおける
動作の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明のマイクロコンピュータの第3の実施の
形態を示すブロック図である。
【図7】本実施の形態のマイクロコンピュータにおける
動作の一例を示すフローチャートである。
【図8】図6のRAMの一例を示す回路図である。
【図9】従来のマイクロコンピュータのメモリ読出回路
の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
1,1A メモリ回路 2,2A CPU 3 メモリ制御器 4 動作スピード制御回路 5 RAM 6 外部ROM 11 高速ROM 12 低速ROM 13 読出回路 21 プログラムカウンタ 22 動作モード設定レジスタ 23 メモリ制御レジスタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムを格納したプログラムメモリ
    と、前記プログラムメモリからプログラムを読出すため
    のプログラムアドレスを設定するプログラムカウンタと
    通常の高速動作対応の高速モードと待機時を含む低速動
    作対応の低速モードとのいずれか一方を設定し動作モー
    ド信号を出力する動作モード設定レジスタとを備える中
    央処理装置と、前記動作モード信号の設定値に応答して
    前記高速モード対応の高速クロック信号と前記低速モー
    ド対応の低速クロック信号とのいずれか一方を選択し動
    作クロックとして出力する動作スピード制御回路とを備
    えるマイクロコンピュータにおいて、 前記プログラムメモリが、前記高速動作対応の高速モー
    ドプログラムを格納し前記高速モード対応の予め定めた
    第1の範囲の前記プログラムアドレスで読出す高速動作
    メモリと、前記低速動作対応の低速モードプログラムを
    格納し前記低速モード対応の予め定めた第2の範囲の前
    記プログラムアドレスで読出す低速動作メモリとを備
    え、 前記低速動作時には前記高速動作メモリの動作を停止さ
    せる高速動作停止信号を出力するメモリ動作制御手段を
    備えることを特徴とするマイクロコンピュータ。
  2. 【請求項2】 前記高速動作メモリが、電流センス型ア
    ンプ読出回路を用いた高速動作型のROMを備え、 前記低速動作メモリが、前記高速動作型ROMよりも消
    費電力の少ないビット線充放電型の低消費電力型読出回
    路を用いた低消費電力型ROMを備えることを特徴とす
    る請求項1記載のマイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】 前記メモリ動作制御手段が、前記第2の
    範囲の前記プログラムアドレスの検出に応答して前記高
    速動作停止信号を出力するメモリ制御回路を備えること
    を特徴とする請求項1記載のマイクロコンピュータ。
  4. 【請求項4】 前記メモリ動作制御手段が、前記低速モ
    ード対応の低速データが設定されこの低速データの読出
    に応答して前記高速動作停止信号を出力するメモリ制御
    設定レジスタを前記中央処理装置に備えることを特徴と
    する請求項1記載のマイクロコンピュータ。
  5. 【請求項5】 前記低速動作メモリが、ビット線充放電
    型の低消費電力型読出回路を用いた低消費電力型RAM
    を備えることを特徴とする請求項1記載のマイクロコン
    ピュータ。
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