JPH10274429A - 建物内の換気方法 - Google Patents

建物内の換気方法

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JPH10274429A
JPH10274429A JP7933797A JP7933797A JPH10274429A JP H10274429 A JPH10274429 A JP H10274429A JP 7933797 A JP7933797 A JP 7933797A JP 7933797 A JP7933797 A JP 7933797A JP H10274429 A JPH10274429 A JP H10274429A
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JP
Japan
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natural ventilation
building
fan
living room
natural
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JP7933797A
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Isamu Sakura
勇 佐倉
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Kajima Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入居前までに内装材料等からの揮発性有害物
質の濃度を低減する。 【解決手段】 外部に面した仕切り壁1aに第1自然換
気口17を形成するとともに、外部に面した仕切り壁1
bに第2自然換気口18を形成し、内装工事を行って構
築する住居(建物)1において、この住居1内を換気す
る方法であって、予め、第1自然換気口17に給気ファ
ン21を、第2自然換気口18に排気ファン22を仮設
し、内装工事中あるいは内装工事の終了直後に給気ファ
ン21、排気ファン22の運転を開始するとともに住居
1内の第1自然換気口17と第2自然換気口18との間
の空間に設けられている建具を開放状態にすることで住
居1内に第1自然換気口17から第2自然換気口18に
向かう空気の流れを形成する。そして住居1への入居直
前まで給気ファン21、排気ファン22を連続運転させ
た後、入居直前にこれらの運転を停止して撤去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建物の換気方法に関
し、詳細には内装工事中あるいは内装工事直後から行う
建物内の換気方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】住宅等の建物の構築では、建物の外壁工
事、木工事等が終了した後に内装工事、設備工事等が行
われて建物が完成する。その建物の構築の際、建物の居
室には、居室内の自然換気が行えるように窓が設けられ
るのが一般的であるが、建物完成時から入居者が入居す
るまでの間は、管理上、窓を締め切って閉鎖状態として
いる。また特に建物が集合住宅では、通常、居室の外部
に面した仕切り壁に自然換気口も設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の壁紙
や床材等の内装材料やこれを貼着するための接着剤に
は、人体に有害な揮発性有害物質が含まれているものが
多い。そして、内装材料、接着剤等からの揮発性有害物
質の発生は内装工事直後から建物完成後の入居時までが
最も激しいものとなっている。そのため入居時までの間
に十分な換気を行うべきであるが、前述したように現状
では、建物完成時から入居者が入居するまでの間は、管
理上、窓を締め切って建物内を閉鎖状態としている。よ
って、換気不足により建物内空気の有害物質濃度が低下
せず、高濃度の有害物質が存在したまま入居することと
なって人体に悪影響を与えている。このことは、集合住
宅のような居室に機械換気設備がなく気密性の高い建物
で大きな問題になっている。
【0004】また、居室の外部に面した仕切り壁に設け
られる自然換気口は、建物の極端な気密状態を回避する
ためのものであることから一般に小さく形成されてい
る。よって、自然換気口のみでは建物内の揮発性有害物
質の濃度を人体に支障のないレベルまで低下させること
はできない。したがって、入居前までに内装材料等から
の揮発性有害物質の濃度の低減を図ることができる建物
内の換気対策が切望されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、少なくとも一部の壁が外部に面した仕切り
壁からなる第1居室および第2居室を対向して設け、か
つ第1居室の仕切り壁に第1居室と外部とを連通する第
1自然換気口を形成するとともに第2居室の仕切り壁に
第2居室と外部とを連通する第2自然換気口を形成し、
内装工事を行っって構築する建物において、この建物内
を換気する方法であって、予め、第1自然換気口および
第2自然換気口のうちの少なくとも一方に換気用のファ
ンを仮設し、上記内装工事中あるいは内装工事の終了直
後にファンの運転を開始するとともに建物内の第1自然
換気口と第2自然換気口との間の空間に設けられている
建具を開放状態にすることにより、外部から建物内に空
気を取り込んで建物内に第1自然換気口から第2自然換
気口に向かうあるいは第2自然換気口から第1自然換気
口に向かう空気の流れを形成し、建物への入居直前まで
ファンを連続運転させた後、入居直前にファンの運転を
停止してファンを撤去することを特徴とする。
【0006】本発明では、予め第1自然換気口および第
2自然換気口のうちの少なくとも一方に換気用のファン
を仮設するため、工事の進行に合わせて、つまり内装工
事中あるいは内装工事の終了直後から無人状態で建物内
の換気が行える。また内装工事中あるいは内装工事の終
了直後にファンの運転を開始するとともに建具を開放状
態にすることにより、建物内に第1自然換気口から第2
自然換気口に向かうあるいは第2自然換気口から第1自
然換気口に向かう空気の流れを形成するため、建物内の
第1自然換気口と第2自然換気口との間の空間における
空気が新鮮な外部の空気と入れ換えられる。よって、建
物内に第1居室、第2居室以外に居室が設けられている
場合、その居室が建具の開放によって上記空気の流れが
形成されるよう設けられていれば、ファンの運転によっ
て建物内の全居室が換気されることになる。この結果、
内装材料、接着剤等から発生した揮発性有害物質が除去
される。また、内装工事中あるいは内装工事の終了直後
から入居直前までファンを連続運転させることから、建
物内が長時間換気されるため、単位時間当たりの換気量
が少なくてもトータルとしての換気量が非常に多いもの
となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る建物内の換気
方法の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発
明に係る建物内の換気方法の第1実施形態を示す説明図
であり、集合住宅からなる建物に設けられた複数戸の住
居のうちの一戸に本発明を適用した例を示した図であ
る。まず、この実施形態においては、建物(以下、住居
と記す)1内の換気を行う前に、一部の壁が外部に面し
た仕切り壁1aからなる第1居室2と、一部の壁が外部
に面した仕切り壁1bからなる第2居室3を対向して設
ける。
【0008】ここでは住居1は、その両側に他の住居が
配置され、かつ1戸の住居1の全室が同じ階に設けられ
るように構築されるものである。このことから、両側の
他の住居を結ぶ方向を例えば南北方向とした場合、東西
方向の西側に仕切り壁1a、東側に仕切り壁1bが対向
して設けられている。
【0009】よってこの住居1では、西側に仕切り壁1
aの一部を用いた第1居室2を設け、第1居室2の北側
に仕切り壁1aの他部を用いた台所4を配置する。また
第1居室2の東側に第3居室5を設け、台所4の東側に
浴室・便所・洗面所6を配置する。またこの浴室・便所
・洗面所6と第3居室5との間に、第1居室2から東側
に延びた廊下7を設ける。一方、住居1の東側に仕切り
壁1bの一部を用いた2つの第2居室3、3を南北に並
設し、浴室・便所・洗面所6と北側の第2居室3との間
に玄関8を設ける。そして廊下7の東側に、玄関8、浴
室・便所・洗面所6、第3居室5および2つの第2居室
3、3で仕切った状態の玄関前ホール9を廊下7に連続
して形成する。
【0010】なお、上記の場合、例えば第1居室2と台
所4との間を間仕切壁1cで仕切るとともに、間仕切壁
1cに第1居室2と台所4とを連通する開口10を設け
て例えばここに建具(図示略)を取り付ける。また例え
ば第3居室5の第1居室2側の壁に開口11、第3居室
5の玄関ホール9側に開口12、2つの第2居室3、3
の玄関ホール9側にそれぞれ開口13、14を設けて、
各々に建具(図示略)を取り付ける。さらに図示しない
が浴室・便所・洗面所6にも例えば廊下7側に開口を設
けてここに建具を取り付けるとともに、第3居室5の南
側の第2居室3側と、南側の第2居室3の第3居室5側
とにそれぞれ、背中合わせした状態で押し入れ等の収納
空間15、16を設けて、それぞれにふすま、扉等の建
具(図示略)を取り付ける。
【0011】またこの第1実施形態では、上記のように
第1居室2、第2居室3等を設けるとともに、第1居室
2の仕切り壁1aに例えば2つの第1自然換気口17、
17を北側、南側に間隔をあけて形成し、かつ第2居室
3、3のそれぞれの仕切り壁1bに第2自然換気口18
を形成する。この際、図2に示すように、第1自然換気
口17を第1居室2と外部とを連通する状態で形成す
る。同様に、第2自然換気口18を第2居室3と外部と
を連通する状態で形成する。そして、その後に内装工事
を行い、内装工事中あるいは内装工事後に以下のように
して住居1内の換気を行う。
【0012】すなわち、住居1内の換気を行うにあたっ
ては、この前に予め第1自然換気口17および第2自然
換気口18のうちの少なくとも一方に換気用のファンを
仮設する。第1実施形態では、給排気ともに機械換気を
採用した第1種換気方式とするため、例えば各第1自然
換気口17に換気ファンとして給気ファン21を仮設
し、各第2自然換気口18に排気ファン22を仮設す
る。これら給気ファン21、排気ファン22は第1自然
換気口17、第2自然換気口18に仮設できかつ後述す
るごとく住居1内に空気の流れを形成できるものであれ
ば、いずれの大きさのものでもよい。また給気ファン2
1、排気ファン22の仮設は、例えばこれらを仮設する
第1自然換気口17、第2自然換気口18が形成された
仕切り壁1a、1bの内装処理が終了した後に行うのが
好適である。
【0013】続いて、内装工事中あるいは内装工事の終
了直後に給気ファン21、排気ファン22の運転を開始
するとともに、住居1内の第1自然換気口17と第2自
然換気口18との間の空間に設けられている建具を開放
状態にする。このことにより、図1中矢印で示すように
外部から第1自然換気口17を介して住居1内に新鮮な
空気を取り込んでこの住居1内に第1自然換気口17か
ら第2自然換気口18に向かう空気の流れを形成する。
すなわち第1自然換気口17から第1居室2に入り、こ
こから廊下6および第3居室5を介して2つの第2居室
3、3に入り、第2自然換気口18に向かった後、第2
自然換気口18から外部に排気される空気の流れを形成
する。その結果、住居1内が換気される。
【0014】上記空気の流れの形成では、収納空間1
5、16に取り付けられている建具も開放状態にして空
気の流通をよくする。また、第1自然換気口17から第
1居室2内に取り込まれた空気が、換気設備を備えた台
所4や浴室・便所・洗面所6側に多く流れて上記空気の
流れが形成され難くなるのを防止するために、台所4の
開口10に設けられている建具や浴室・便所・洗面所6
の開口に設けられている建具を開放しない状態とする。
なお、住居1内の全室の空気が換気されるよう空気の流
れを形成できれば、当然のことながら台所4や浴室・便
所・洗面所6を含めて住居1内の換気を行うことも可能
である。
【0015】そして内装工事中あるいは内装工事の終了
直後から住居1に入居者が入居する直前まで上記給気フ
ァン21、排気ファン22を連続運転させ、入居直前に
給気ファン21、排気ファン22の運転を停止してこれ
ら給気ファン21、排気ファン22を撤去する。その
後、設備工事等を経て住居1を完成させて入居者に引き
渡す。
【0016】このように第1実施形態の換気方法では、
給気ファン21、排気ファン22を仮設するため、工事
の進行に合わせて、すなわち内装工事中あるいは内装工
事の終了直後から無人状態で住居1内の換気を実施する
ことができる。また給気ファン21、排気ファン22の
運転を開始するとともに、住居1内に第1自然換気口1
7から第2自然換気口18に向かう空気の流れを形成す
るため、住居1内の第1居室2、第2居室3、3、第3
居室5の全ての空気を新鮮な空気と入れ換えることがで
きる。この結果、内装材料、接着剤等から発生した揮発
性有害物質を除去できる。また、内装工事中あるいは内
装工事の終了直後から入居直前まで給気ファン21、排
気ファン22を連続運転させることから住居1内を長時
間換気できるため、単位時間当たりの換気量が少なくて
も、トータルとしての換気量が非常に多くなって、上記
揮発性有害物質の住居1内における濃度を大幅に低減す
ることができる。
【0017】したがって、管理上、住居1の完成時から
入居するまでの間、窓を締め切って住居1内を閉鎖して
も、入居時には内部の揮発性有害物質の濃度が人体に支
障のないレベルまで低下した住居1を入居者に提供する
ことができる。また給気ファン21、排気ファン22は
仮設であり、入居前に撤去されるため、これら給気ファ
ン21、排気ファン22によって住居1内の美観が損な
われる、家具の配置位置が制限される等の不具合も防止
できる。
【0018】なお、第1実施形態では、外部から第1自
然換気口17および給気ファン21を介して空気を直接
取り込んだが、この取り込みの際に住居1内が汚染され
る恐れの有る場合には、第1自然換気口17の外部側、
または第1自然換気口17と給気ファン21との間、あ
るいは給気ファン21の空気吹き出し側にフィルタを設
置すればよい。これにより、外部からの空気をこのフィ
ルタを通過させて住居1内に取り込むことができるた
め、汚染防止を図ることができる。
【0019】また第1実施形態では、第1自然換気口1
7に給気ファン21、第2自然換気口18に排気ファン
22をそれぞれ仮設したが、第1自然換気口17に排気
ファン22、第2自然換気口18に給気ファン21をそ
れぞれ仮設して、住居1内に第2自然換気口18から第
1自然換気口17に向かう空気の流れを形成してもよ
い。
【0020】さらに、第1自然換気口17に給気ファン
21、第2自然換気口18に排気ファン22をそれぞれ
仮設したが、いずれか一方のファンのみを仮設して換気
を行ってもよい。例えば図3に示す第2実施形態のよう
に、第1自然換気口17、17のみに換気ファンとして
給気ファン21を仮設して給気に機械換気、排気に自然
換気を採用した第2種換気方式としてもよい。あるい
は、第2自然換気口18、18のみに換気ファンとして
給気ファン21を仮設することも可能である。
【0021】反対に、図4に示す第3実施形態のよう
に、第2自然換気口18、18のみに換気ファンとして
排気ファン22を仮設して給気に自然換気、排気に機械
換気を採用した第3種換気方式としてもよい。この場合
にも、当然のことながら第1自然換気口17、17のみ
に換気ファンとして排気ファン22を仮設することもで
きる。
【0022】また第1実施形態〜第3実施形態では、第
1居室2と第2居室3、3との間に、第1自然換気口1
7から第2自然換気口18に向かう、あるいは第2自然
換気口18から第1自然換気口17に向かう空気の流れ
が形成される第3居室5を有する住居1を構築する場合
の換気方法について述べたが、上記のような空気の流れ
から外れる居室を有する住居を構築する場合には、次の
方法によりその居室の換気を図ることができる。
【0023】すなわち、換気用のファンの仮設とともに
上記空気の流れから外れる居室内に、換気用のファンま
たは第1自然換気口17または第2自然換気口18と接
続するダクトを仮設する。例えば図1に示す住居1にお
いて第3居室5の開口8がない場合には、第2自然換気
口18に仮設された排気ファン22に接続するダクトを
第3居室5内に仮設する。このことにより、第3居室5
内にも空気の流れが形成されて換気される。そして、入
居直前には、換気用のファンとともに上記ダクトを撤去
する。
【0024】さらに第1実施形態〜第3実施形態では、
本発明を集合住宅の1戸の住居の換気に適用したが、一
般の1戸建ての住宅内の換気に本発明を適用できるのは
言うまでもない。また2階建ての住宅の換気にも本発明
を適用し、上下方向に空気の流れを形成して換気を行っ
てもよいのはもちろんである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る建物内
の換気方法によれば、予め換気用のファンを仮設し、内
装工事中あるいは内装工事の終了直後に換気用のファン
の運転を開始するため、内装工事中あるいは内装工事の
終了直後から無人状態で建物内の換気を実施することが
できる。またファンの運転開始とともに建物内に空気の
流れを形成するため、建物内に第1居室、第2居室以外
に居室が設けられている場合、その居室が建具の開放に
よって上記空気の流れが形成されるよう設けられていれ
ば建物内の全居室を換気できる。よって、建物内の内装
材料、接着剤等から発生した揮発性有害物質を除去でき
る。また、内装工事中あるいは内装工事の終了直後から
入居直前までファンを連続運転させることから、揮発性
有害物質の建物内における濃度を大幅に低減することが
できる。したがって、管理上、建物の完成時から入居す
るまでの間、窓を締め切って建物内を閉鎖しても、入居
時には内部の揮発性有害物質の濃度が人体に支障のない
レベルまで低下した建物を入居者に提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建物内の換気方法の第1実施形態
を説明する図である。
【図2】第1実施形態において換気用のファンの取り付
け例を示す断面図である。
【図3】本発明に係る建物内の換気方法の第2実施形態
を説明する図である。
【図4】本発明に係る建物内の換気方法の第3実施形態
を説明する図である。
【符号の説明】
1 住居 1a、1b 仕切り壁 2 第1居室 3 第2居室 5 第3居室 17 第1自然換気口 18 第2自然換気口 21 給気ファン 22 排気ファン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部の壁が外部に面した仕切
    り壁からなる第1居室および第2居室を対向して設け、
    かつ前記第1居室の仕切り壁に第1居室と外部とを連通
    する第1自然換気口を形成するとともに前記第2居室の
    仕切り壁に第2居室と外部とを連通する第2自然換気口
    を形成し、内装工事を行って構築する建物において、該
    建物内を換気する方法であって、 予め、前記第1自然換気口および前記第2自然換気口の
    うちの少なくとも一方に換気用のファンを仮設し、 前記内装工事中あるいは該内装工事の終了直後にファン
    の運転を開始するとともに前記建物内の前記第1自然換
    気口と前記第2自然換気口との間の空間に設けられてい
    る建具を開放状態にすることにより、外部から前記建物
    内に空気を取り込んで建物内に前記第1自然換気口から
    前記第2自然換気口に向かうあるいは該第2自然換気口
    から前記第1自然換気口に向かう空気の流れを形成し、 前記建物への入居直前まで前記ファンを連続運転させた
    後、入居直前に前記ファンの運転を停止して該ファンを
    撤去することを特徴とする建物内の換気方法。
  2. 【請求項2】 前記換気用のファンとして、給気用また
    は排気用のファンを用いることを特徴とする請求項1記
    載の建物内の換気方法。
  3. 【請求項3】 前記換気用のファンとして、前記第1自
    然換気口および前記第2自然換気口のうちの一方に給気
    用のファンを仮設し、他方に排気用のファンを仮設する
    ことを特徴とする請求項1記載の建物内の換気方法。
  4. 【請求項4】 外部から前記建物内に空気を取り込む際
    には、フィルタを通して該空気取り込むことを特徴とす
    る請求項1、2または3記載の建物内の換気方法。
  5. 【請求項5】 前記第1居室と前記第2居室との間に、
    前記第1自然換気口から前記第2自然換気口に向かうあ
    るいは該第2自然換気口から前記第1自然換気口に向か
    う空気の流れから外れる居室を有する建物を構築する場
    合、 前記ファンの仮設とともに前記空気の流れから外れる居
    室内に前記ファンまたは第1自然換気口または第2自然
    換気口と接続するダクトを仮設し、 前記建物への入居直前には、前記ファンとともに前記ダ
    クトを撤去することを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    か1項に記載の建物内の換気方法。
JP7933797A 1997-03-31 1997-03-31 建物内の換気方法 Pending JPH10274429A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008255727A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Asahi Kasei Homes Kk 建材の含有水分の除去方法

Cited By (1)

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