JPH10273114A - 真空包装装置並びに同装置用袋状包装物の支持台 - Google Patents

真空包装装置並びに同装置用袋状包装物の支持台

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JPH10273114A
JPH10273114A JP7584497A JP7584497A JPH10273114A JP H10273114 A JPH10273114 A JP H10273114A JP 7584497 A JP7584497 A JP 7584497A JP 7584497 A JP7584497 A JP 7584497A JP H10273114 A JPH10273114 A JP H10273114A
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JP
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bag
package
wire member
hot wire
vacuum
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JP7584497A
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Tadashi Sakai
忠志 酒井
Shinzo Kozuka
慎三 小塚
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被包装物が液体の場合、袋状包装物の開口片
部分を熱線部材の上面にきちんと平行に配置することが
できるようにして、良好なヒートシールを可能とすると
ともに、袋状包装物を配置台に安定して載置できるよう
にすることにより、液体状の被包装物が零れることのな
いようにした真空包装装置並びに同装置用袋状包装物の
支持台を提供すること。 【解決手段】 熱線部材10の上面と熱線部材10の後
部近傍の配置台3との間に、必要に応じ斜面を形成可能
とする。その手段として、水平の平面部33と、熱線部
材10上面と熱線部材10の後部近傍の配置台3との間
に傾斜面を形成する傾斜部32と、平面部33と傾斜部
32とを連結する垂直部31とを有し、平面部33と傾
斜部32の先端部とで配置台3上に載置可能とされた支
持台30を、配置台3上に設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱接着性の袋状包
装物の中に食品等の被包装物を入れ、脱気してヒートシ
ールすることにより密封包装を行う真空包装装置並びに
同装置に用いる袋状包装物の支持台に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】食品等の被包装物を熱接着性の袋状包装
物の中に入れ、その袋状包装物の内部を脱気・減圧して
からヒートシールすることにより密封するいわゆる真空
包装装置は、従来一般に次のように構成されている。即
ち、適当な配管を介して真空ポンプに接続された減圧可
能な真空チャンバの中に、食品等の被包装物を入れた一
辺開口の袋状包装物を配置し、その際、閉じるべき開口
片部分を熱線部材の上に置く(装着工程)。その後、真
空チャンバの蓋体を閉じるとともに、この蓋体の閉動作
に連動して真空ポンプを作動させて真空チャンバ内を負
圧化する。この負圧化により蓋体を閉鎖状態に維持する
とともに袋状包装物内の脱気を行う(脱気工程)。そし
て、真空チャンバ内の圧力が所定圧力に達すると、これ
を圧力センサ等で検知して、脱気工程を終了する。次い
で、熱線部材を上方に移動させて、熱線部材と熱線受部
とにより袋状包装物の開口片部分を挟み付けるととも
に、熱線部材に添設されたシールヒータを発熱させ、熱
線部材と熱線受部とにより挟み付けていた袋状包装物の
開口片部分を加熱溶着して封止する(ヒートシール工
程)。そして、このヒートシール工程が終了すると、大
気開放ラインの大気開放弁を開弁して前記真空チャンバ
内を大気に連通させ、前記真空チャンバ内を大気圧に上
昇させる(真空破壊工程)。このようにして蓋体を閉鎖
状態に維持する負圧状態を解消し、弾性体の弾性力を利
用した蓋体開閉機構により蓋体を自動的に開放する。ま
た、この開放により、熱線部材と熱線受部とによる袋状
包装物の挟み付けを解除するとともに、密封された袋状
包装物を取り出し可能として真空包装を終了するように
していた。
【0003】このような真空包装装置において、熱線部
材周りは、例えば、図5の様に構成されていた。同図に
おいて、蓋体105は、本体101の上面右方に配設さ
れた支軸(図示しない)を回転軸として、実線矢印の様
に開放されるが、同図点線のごとく閉じた状態で、配置
台103(本体101の上板102の上面が配置台10
3として形成されている)との間に真空チャンバ107
が形成される。この蓋体105の下面には弾性体よりな
る熱線受部106が形成されており、この蓋体105が
閉じた際、配置台103から突出して配設された熱線部
材110と熱線受部106とが対峙するように構成され
ている。
【0004】この熱線部材110は、本体101内に配
設された左右(図5の紙面と直角の方向)に配設された
二つシールシリンダ組立体120のシリンダ軸125に
連結され支持されており、シリンダ軸125の上下動に
連動して上下動するように構成されている。シールシリ
ンダ組立体120は、シリンダケース121、該シリン
ダケース121内に形成されたシールシリンダ122、
減圧室123、ピストン124、シリンダ軸125及び
コイルスプリング126等からなる。減圧室123は、
シールシリンダ122の内面とピストン124とにより
画成され、配管128により真空ポンプ(図示せず)に
開閉弁(図示せず)を介して接続されている。また、コ
イルスプリング126は、減圧室123内に配設され、
ピストン124を下方に付勢している。従って、減圧室
123を真空とすることにより、シリンダ軸125をコ
イルスプリング126の弾性力に抗して、シリンダ軸1
25を上方に引き上げることができる。また、減圧室1
23を大気圧とすることにより、コイルスプリング12
6の弾性力によりシリンダ軸125を引き下げることが
できる。また、熱線部材110は、シリンダ軸125と
連結されているため、シリンダ軸125に連動して上下
動される。
【0005】このような構成において、被包装物109
が液体の場合、この液体を入れた袋状包装物108を配
置台103上に置くと、図5に図示のごとく、熱線部材
110の後部背面まで液体状の被包装物109がくるた
め、この袋状包装物108の開口片部分108aは上方
に立ち上がった状態となる。このため、前記蓋体105
を閉じて袋状包装物108の開口片部分108aを挟み
付ける段階(即ち、装着工程)において、開口片部分1
08aが熱線部材110の上面ときちんと平行になら
ず、良好なヒートシールが得られない虞れがあった。ま
た、袋状包装物108の安定性が悪くなり、液体状の被
包装物109が零れてしまうといった問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の技術に存在する問題点に着目してなされたもので
ある。その目的とするところは、真空包装装置におい
て、被包装物が液体の場合、袋状包装物の開口片部分を
熱線部材の上面にきちんと平行に配置することができる
ようにして、良好なヒートシールを可能とするととも
に、袋状包装物を配置台に安定して載置できるようにす
ることにより、液体状の被包装物が零れることのないよ
うにした真空包装装置並びに同装置用袋状包装物の支持
台を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の本発明では、本体上面の配置台
とこの配置台を開閉する蓋体との間に真空チャンバが形
成され、該蓋体の内面に突設された熱線受部と、本体内
に収納された二つのシールシリンダ組立体により上下動
される熱線部材との間に、袋状包装物の開口片部分を挟
み付けてヒートシールするごとくした真空包装装置にお
いて、前記熱線部材上面と該熱線部材の後部近傍の配置
台との間に、必要に応じ斜面を形成可能としたものであ
る。
【0008】また、請求項2記載の発明では、水平の平
面部と、熱線部材上面と該熱線部材の後部近傍の配置台
との間に傾斜面を形成する傾斜部と、前記平面部と前記
傾斜部とを連結する垂直部とを有し、前記配置台に対し
前記平面部と前記傾斜部の先端部とにより、前記配置台
上に載置可能としたものである。
【0009】また、請求項3記載の発明では、前記垂直
部の下部及び平面部は、両端部を切り欠き、前記二つの
シールシリンダ組立体の取り付け部材間に収まる幅寸法
としたものである。
【0010】また、請求項4記載の発明では、前記平面
部に板状磁性体を取り付けたものである。
【0011】従って、上記のように構成された請求項1
記載の真空包装装置では、液体状の被包装物を収納した
袋状包装物をヒートシールする場合は、熱線部材の後部
近傍に傾斜面を形成し、この傾斜面に袋状包装物の開口
片部分及びその後方の近傍部分を載せて配置すると、袋
状包装物が熱線部材の後部近傍において、配置台から熱
線部材の上面にかけて傾斜して配置される。このため、
開口片部分は熱線部材の上面に略平行に配設されること
になり、この平行状態を保持して熱線部材と熱線受部と
により挟み付けが行われる。この結果ヒートシール部は
開口片部分がきちんと重なった状態でヒートシールされ
ることになり、良好なヒートシールが得られる。また、
この挟み付けが行われる際、袋状包装物の状態が安定し
ており、内容物である液体が零れるようなことがない。
【0012】また、請求項2記載の真空包装装置用袋状
包装物の支持台にあっては、簡単な構成により支持台が
形成されるため、製作が容易となる。また、この支持台
を配置台の所定位置に置くだけで、前記傾斜面が形成さ
れるので、必要に応じて傾斜面を形成することも、ま
た、不要な場合にこの傾斜面を取り外すことも極めて簡
単である。
【0013】また、請求項3記載の真空包装装置用袋状
包装物の支持台にあっては、シールヒータの近傍におい
て、支持台の垂直部及び平面部が切り欠かれているた
め、支持台とシールヒータの電源との接触の虞れがな
く、取り扱いが安全である。また、支持台の平面部が、
シールシリンダ組立体の取り付け部材間に挟まれるよう
に、支持台を配置台の上に置くと、前記傾斜面が形成さ
れるとともに、平面部が二つのシールシリンダ組立体の
取り付け部材により左右に移動しない状態となるので、
ヒートシール作業時において支持台の配置位置が安定し
作業が容易となる。
【0014】また、請求項4記載の真空包装装置用袋状
包装物の支持台にあっては、平面部の下面に取り付けら
れた板状磁性体の吸着力により、支持台が一定場所に固
定され、作業が安定する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態につい
て、図1〜図4に基づいて詳細に説明する。尚、図1
は、本発明の実施の形態に係る真空包装装置の側面図で
あって、装置全体の概略構成を示しているが、以下の説
明において、特に断りのない限り、各部の位置もしくは
方向については、図1に向かって見て左側を“前”、右
側を“後”とし、紙面に直角な方向を左右方向としてい
る。また、図中の点線は、真空包装装置の蓋体が閉じて
いる状態を示している。
【0016】図1において、真空包装装置は、本体1の
上板2上面を配置台3としており、この配置台3を開閉
する蓋体5を有している。蓋体5は後部の支軸4を回転
軸として開閉されるもので、同図の点線位置のごとく閉
じることにより、配置台3と蓋体5の背面との間に真空
チャンバ7が形成される。また、その背面には弾性体で
構成された熱線受部6が突設されている。本体1は、箱
状になっており、その内部には、シールシリンダ組立体
20や、図示しないが真空ポンプ、真空バルブ、大気開
放バルブ、シールバルブ、真空ゲージ等が配設されてい
る。シールシリンダ組立体20からは、詳細後記するよ
うに、配置台3を貫通してシリンダ軸25が突出してお
り、このシリンダ軸25に熱線部材10が連結固定され
ている。この熱線部材10は、前記熱線受部6と対峙す
る位置に配設され、蓋体5を閉じたときに袋状包装物8
の開口片部分8aを挟み付けるように構成されている。
【0017】図2は、熱線部材10周りを拡大断面図と
して示すものであるが、シールシリンダ組立体20は、
シリンダケース21、該シリンダケース21内に形成さ
れたシールシリンダ22、減圧室23、ピストン24、
シリンダ軸25及びコイルスプリング26等からなる。
シリンダケース21の上面は本体1の上板2の裏面に固
定部材19(この場合ネジ止め)により固定されている
が、真空チャンバ7の機密性を保持するために、シリン
ダケース21の上面と本体上板2の裏面との間には面シ
ール部材27が介装されている。減圧室23は、シール
シリンダ22の内面とピストン24とにより画成され、
配管28により真空ポンプ(図示せず)に開閉弁(図示
せず)を介して接続されている。また、コイルスプリン
グ26は、減圧室23内に配設され、ピストン24を下
方に付勢している。また、シリンダ軸25は、下部がナ
ット止めによりピストン24に固定され、上部はOリン
グ29により軸封されてシリンダケース21、面シール
部材27及び配置台3を貫通して、真空チャンバ7内に
突出している。また、シリンダ軸25の上端は熱線部材
10に嵌入され、シリンダ軸25と熱線部材10とが連
結されている。
【0018】この熱線部材10は、図3のごとく左右2
カ所において、上記のような構成でシリンダ軸25に連
結固定されている。また、熱線部材10は、断面矩形の
棒状シールバー11の両端下部から、上面へシート状の
シールヒータ12を回し、このシールヒータ12をシー
ルバー11の両端部に設けられた略L字状のバネ部材1
3により張設し、シールバー11の上面に絶縁シートを
介しシールヒータ12が接触するように添設されてい
る。尚、シールバー11の両端下部には絶縁部材14が
はめ込まれ固定されており、この絶縁部材14に対しシ
ールヒータ12の電源端子15及びバネ部材13が固定
されている。
【0019】次に、熱線部材10の後方には、図2のご
とく、袋状包装物の支持台30が設置されている。この
袋状包装物の支持台30は、図2〜図4のごとく、垂直
部31と、該垂直部31の上端から後部近傍の配置台3
上に向けて傾斜面を形成する傾斜部32と、垂直部31
の下端から前方へ折曲された水平の平面部33とを有す
る。垂直部31の下部及び平面部33は、両端部を切り
欠き、前記シールシリンダ組立体20の取り付け部材1
9(この場合ネジ、図3参照)間に丁度収まる幅寸法L
とされている。また、前記傾斜部32の下端は折り返さ
れて2重構造とされ、先端に丸みを持たせることによ
り、取り扱い時の危険防止が図られている。この袋状包
装物の支持台30は、図2及び図3のごとく前記水平部
33が取り付け部材19間に収められた状態を所定位置
として、この水平部33と前記傾斜部32とにより配置
台3上に載置されて使用に供される。また、この所定位
置に配置された場合は、横へ移動が取り付け部材19に
規制され、設置位置が安定する。尚、シールバー11両
端下部に剥き出しになっているシールヒータ12の電源
端子15に接触する心配もない。また、平面部33の下
面に板状の磁性体を張り付けて置くと、袋状包装物の支
持台30は、設置された配置台3上に確実に固定され
る。
【0020】次に、本実施の形態の真空包装装置によ
り、液体状の被包装物9を収容した袋状包装物8のヒー
トシールの方法について説明する。まず、真空ポンプが
作動していず、蓋体5が開いた通常の待機状態で、図2
及び図3のように、袋状包装物の支持台30の垂直部3
1が熱線部材10のシールバー11の背面に沿うよう
に、即ち、配置台上の前記所定位置に設置する。そし
て、液体状の被包装物9を収容した袋状包装物8の開口
片部分8aが熱線部材10のシールバー11の上面に沿
うように、支持台30及び配置台3の上に袋状包装物8
を配設する。このように配設すると、この袋状包装物8
の開口片部分8aの近傍後部が、図示のごとく一定の角
度の傾斜が付いた状態でシールバー11上面まで持ち上
げられるため、袋状包装物8の開口片部分8aがシール
バー11の上面に沿った状態のまま載置されることにな
る。また、袋状包装物8は開口片部分8a近傍部分のみ
が持ち上げられるため、液体状の被包装物9が零れるよ
うなこともなく、安定した状態で載置されることにな
る。尚、袋状包装物8全体を傾斜するように、例えば、
配置台3全体を傾斜させたような場合は、袋状包装物8
を固定するためのストッパーが必要となるが、本実施の
形態のように、袋状包装物8の一部分に傾斜を付ける場
合は、ストッパーは不要である。
【0021】上記のごとく袋状包装物8を配設し、次
に、蓋体5を閉じて、従来のものと同様に蓋体5に連動
して真空ポンプを起動させて真空引きを行う。真空チャ
ンバ7内が所定圧力以下に減圧されると、真空引き工程
を終了し、真空ポンプの作動によってシールシリンダ組
立体20の減圧室23内の気体が配管28を介して吸引
される。これにより減圧室23内の圧力は低下し、ピス
トン24がコイルスプリング26の弾性力に抗して上方
に移動すると共に、ピストン24と連結されたシリンダ
軸25を介して熱線部材10も一緒に上方に移動する。
そして、熱線部材10の上に載っていた袋状包装物8の
開口片部分8aも、熱線部材10と一緒に上方に動かさ
れ、熱線部材10と熱線受部6との間に挟み付けられ
る。このとき、袋状包装物8の開口片部分8aが熱線部
材10の上面に略平行に配設た状態のままで挟み付けが
行われる。このため、次のヒートシール工程において、
シールヒータ12を発熱させた場合に良好なヒートシー
ルが行われる。ヒートシールが行われた後は従来と同様
に大気開放工程に移行する。
【0022】次に液体状の被包装物9を収容した袋状包
装物8のヒートシールから、固形物の被包装物9を収容
した袋状包装物8のヒートシールに変更する場合は、こ
の袋状包装物の支持台30を真空チャンバ7から外に出
して、従来のように袋状包装物8を直接配置台3に載せ
て行うようにすればよい。上記の袋状包装物の支持台3
0は、前記のごとく単に配置台3に置くように構成され
ているため、前記のごとく被包装物9の種類によって支
持台30を付けたり外したりすることは極めて容易であ
る。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
め、次のような効果を奏する。請求項1記載の発明によ
れば、熱線部材の後部近傍の袋状包装物が配置台から傾
斜して持ち上げられるため、袋状包装物の開口片部分を
熱線部材の上面に略平行に配設することができ、この結
果、熱線部材と熱線受部とによる挟み付けが良好とな
り、良好なヒートシールが得られる。また、袋状包装物
の配設状態が安定し、液体状の被包装物が零れる虞れが
解消される。
【0024】また、請求項2記載の発明によれば、支持
台の構成が簡単で、製作が容易である。また、この支持
台の設置は単に配置台の上の所定場所に置くだけでよ
く、その脱着は極めて容易である。
【0025】また、請求項3記載の発明によれば、支持
台の垂直部下部及び平面部の両端部分が切り欠かれ、そ
の幅寸法が二つのシールシリンダ組立体の取り付け部材
間に収まるようにしたので、設置状態においては、平面
部の左右への移動が二つのシールシリンダ組立体の取り
付け部材により阻止され、支持台の配置位置が安定す
る。
【0026】また、請求項4記載の発明によれば、平面
部の下面に取り付けられた板状磁性体の吸着力により、
支持台が一定場所に固定され、作業が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る真空包装装置の側
面図である。
【図2】 図1の真空包装装置における熱線部材周りの
拡大断面図である。
【図3】 図2におけるIIIーIII断面図である。
【図4】 図1の真空包装装置に用いられる袋状包装物
の支持台の斜視図である。
【図5】 従来の真空包装装置における熱線部材周りの
拡大図である。
【符号の説明】
1…本体、2…本体上板、3…配置台、5…蓋板、6…
熱線受部、7…真空チャンバ、8…袋状包装物、8a…
開口片部分、9…被包装物、10…熱線部材、11…シ
ールバー、12…シールヒータ、15…電源端子、19
…固定部材、20…シールシリンダ組立体、25…シリ
ンダ軸、30…袋状包装物の支持台、31…垂直部、3
2…傾斜部、33…平面部、L…幅寸法。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体上面の配置台とこの配置台を開閉す
    る蓋体との間に真空チャンバが形成され、該蓋体の内面
    に突設された熱線受部と、本体内に収納された二つのシ
    ールシリンダ組立体により上下動される熱線部材との間
    に、袋状包装物の開口片部分を挟み付けてヒートシール
    するごとくした真空包装装置において、前記熱線部材上
    面と該熱線部材の後部近傍の配置台との間に、必要に応
    じ斜面を形成可能としたことを特徴とする真空包装装
    置。
  2. 【請求項2】 水平の平面部と、熱線部材上面と該熱線
    部材の後部近傍の配置台との間に傾斜面を形成する傾斜
    部と、前記平面部と前記傾斜部とを連結する垂直部とを
    有し、前記配置台に対し前記平面部と前記傾斜部の先端
    部とにより、前記配置台上に載置可能としたことを特徴
    とする請求項1記載の真空包装装置用袋状包装物の支持
    台。
  3. 【請求項3】 前記垂直部の下部及び前記平面部は、両
    端部を切り欠き、前記二つのシールシリンダ組立体の取
    り付け部材間に収まる幅寸法としたことを特徴とする請
    求項2記載の真空包装装置用袋状包装物の支持台。
  4. 【請求項4】 前記平面部に板状磁性体を取り付けたこ
    とを特徴とする請求項2または3記載の真空包装装置用
    袋状包装物の支持台。
JP7584497A 1997-03-27 1997-03-27 真空包装装置並びに同装置用袋状包装物の支持台 Pending JPH10273114A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020125147A (ja) * 2019-02-06 2020-08-20 株式会社Tosei 真空包装装置
US10766649B2 (en) 2015-10-26 2020-09-08 Rollpack. Co., Ltd. Vacuum device for bag

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US10766649B2 (en) 2015-10-26 2020-09-08 Rollpack. Co., Ltd. Vacuum device for bag
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