JP4945272B2 - 加熱封止装置、および真空包装機 - Google Patents

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本発明は、被包装物を収納した状態で、包装袋の開口部を挟んで熱溶着により封止する加熱封止装置、および該加熱封止装置を備えた真空包装機に関する。
従来より、食品等の被包装物を樹脂フィルム製などの包装袋内に収納した状態で、包装袋の開口部を熱溶着により封止する真空包装機が知られている(特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の発明は、チャンバ内を真空ポンプで減圧するとともに、チャンバ内にセットされた包装袋の開口部から不活性ガスを充填して、ヒータを設けた上ヒータブロックと下ヒータブロックとで包装袋の開口部を圧接しながら熱溶着して封止する加熱封止装置を備えている。
特開2002−19723号公報
しかし、従来の真空包装機では、図9に示すように、下ヒータブロック84bの圧接部に設けたヒータ82bには、下チャンバ83側からピン状の導電中継部材85を介してヒータ82bを通電させるためのハーネス86、87を上方へ向けて引き回し、上ヒータブロック84aの圧接部に設けたヒータ82aには、図面には示していないが、上チャンバ側からヒータ82aを通電させるためのハーネス88を下方へ向けて引き回していた。下ヒータブロック84bは上下動し、又、上チャンバは開閉移動するので、ハーネス87、88の長さに余裕を持たせる必要があり、引き回し処理の調整が煩雑であり、また、美観を損ね、清掃性やメンテナンス性に劣るという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ヒータに通電するためのハーネスの引き回し処理が簡潔で、美観に優れ、清掃性やメンテナンス性を向上させることができる加熱封止装置、およびこれを備えた真空包装機を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、包装袋の開口部を上下のヒータブロックで圧接し、各ヒータブロックに設けられたヒータに通電して熱溶着により封止する加熱封止装置において、
下ヒータブロックを支持する支持軸の少なくとも一部を導電体で構成し、該導電体の下部側に電源供給側配線を接続し、
下ヒータブロック側に導電接触部材を設け、
該導電接触部材と前記導電体とを電気的に導通するとともに、導電体と下ヒータブロックのヒータとを電気的に導通し、
上ヒータブロック側に、上下のヒータブロックが近接すると前記導電接触部材に接触する接触通電部材を設け、
該接触通電部材と上ヒータブロックのヒータとを電気的に導通し、
前記導電接触部材と接触導通部材の少なくとも一方を、他方に向けて付勢する付勢部材を設けたことを特徴とする加熱封止装置である。
請求項2に記載のものは、下ヒータブロックの両端部に一対の導電接触部材を設けるとともに、上ヒータブロックの両端部に一対の接触通電部材を設け、
各対の導電接触部材と接触導通部材の少なくとも一方に付勢部材を設け、
下ヒータブロックのヒータと上ヒータブロックのヒータとが並列回路で導通することを特徴とする請求項1に記載の加熱封止装置である。
請求項3に記載のものは、包装袋の開口部を上下のヒータブロックで圧接する以前に前記導電接触部材と接触導通部材とが接触するように当該両部材を配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の加熱封止装置である。
請求項4に記載のものは、包装袋の開口部を上下のヒータブロックで圧接し、各ヒータブロックに設けられたヒータに通電して熱溶着により封止する加熱封止装置を備え、包装領域に被包装物を収納した包装袋を載せて、前記包装領域を覆うチャンバ内を減圧しながら前記加熱封止装置により包装袋の開口部を熱封止する真空包装機において、
前記加熱封止装置は、
下ヒータブロックを支持する支持軸の少なくとも一部を導電体で構成し、該導電体の下部側に電源供給側配線を接続し、
下ヒータブロック側に導電接触部材を設け、
該導電接触部材と前記導電体とを電気的に導通するとともに、導電体と下ヒータブロックのヒータとを電気的に導通し、
上ヒータブロック側に、上下のヒータブロックが近接すると前記導電接触部材に接触する接触通電部材を設け、
該接触通電部材と上ヒータブロックのヒータとを電気的に導通し、
前記導電接触部材と接触導通部材の少なくとも一方を、他方に向けて付勢する付勢部材を設けたことを特徴とする真空包装機である。
請求項5に記載のものは、下ヒータブロックの両端部に一対の導電接触部材を設けるとともに、上ヒータブロックの両端部に一対の接触通電部材を設け、
各対の導電接触部材と接触導通部材の少なくとも一方に付勢部材を設け、
下ヒータブロックのヒータと上ヒータブロックのヒータとが並列回路で導通することを特徴とする請求項4に記載の真空包装機である。
請求項1および請求項4に記載の発明によれば、包装袋の開口部の熱溶着に際して、上下のヒータブロックが近接すると導電接触部材が接触通電部材に接触し、付勢部材が導電接触部材と接触導通部材の少なくとも一方を他方に向けて付勢するので、支持軸の導電体を介して下ヒータブロックのヒータに通電されるとともに、導電体、導電接触部材および接触導通部材を介して上ヒータブロックのヒータにも通電される。したがって、ヒータに通電するための従来の長いハーネスの引き回し処理が不要で、美観に優れ、清掃性やメンテナンス性を向上させることができる。
請求項2および請求項5に記載の発明によれば、各ヒータの端部は上下のヒータブロックの両端部に位置するので、下ヒータブロックの両端部に一対の導電接触部材を設けるとともに、上ヒータブロックの両端部に一対の接触通電部材を設ければ、下ヒータブロックのヒータと上ヒータブロックのヒータとを並列回路で導通させることができ、各ヒータブロックにおける導通構造も簡単になる。
請求項3に記載の発明によれば、包装袋の開口部を上下のヒータブロックで圧接する以前に前記導電接触部材と接触導通部材とが接触するので、包装袋の開口部を圧接する前にヒータに通電して発熱させることができ、効率の良い加熱封止を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は真空包装機1の右側面図、図2は真空包装機1の右側面から見た分解図、図3は真空包装機1の正面から見た分解図である。また、図4は加熱封止装置の初期状態の左半正面図、図5は加熱封止装置の左半部の要部拡大図、図6はヒータブロックの平面図および側面図、図7はヒータブロックの基本的構造の模式図である。
図1から図3に示すように、本実施形態の真空包装機1は、筐体2の上部にチャンバ3を設け、該チャンバ3の内部に、包装袋の開口部を封止する加熱封止装置4を設け、チャンバ3の下方に位置する筐体2内に真空ポンプ7、減圧用電磁弁、シリンダ用電磁弁、大気開放弁、電源トランスおよび制御装置(図示せず)などの内部機構を設け、チャンバ3の開放側に位置する筐体2の正面に操作パネル9を設けてある。
チャンバ3は、金属製プレート状の下チャンバ3aと、透明樹脂製ドーム状の上チャンバ3bとからなる耐圧容器であり、後端部分に配設したヒンジ機構10により上チャンバ3bが上下方向に回動して開閉可能であって、上チャンバ3bと下チャンバ3aとの当接部分に、具体的には上チャンバ3bの下開口縁の全周に形成した溝内に樹脂製のシール材11を一部下開口縁から突出した状態で設け(図1参照)、このシール材11により、上チャンバ3bを閉じた状態でチャンバ3内の気密性を維持できるように構成してある。下チャンバ3a内が被包装物を収納した包装袋を載せる包装領域5となり、この包装領域5の開放側端部(前部)の加熱封止装置4の下方には、吸引口56を開口してあり、真空ポンプ7の吸引系と気密接続されている。また、筺体2の左右の側面に下端を軸着したロック具12を設けてあり、真空包装機1を使用しないときには、このロック具12を上チャンバ3bの側面の係止部に係止することにより、上チャンバ3bを閉じた状態でロックすることができる。
図1、図4から図6に示すように、加熱封止装置4は、左右2本の支持軸30を包装領域5の開放側端部(前部)の幅方向に沿って起立し、該支持軸30の上端に下ヒータブロック4bを固定し、上チャンバ3bの天部に下ヒータブロック4bに対向する状態で上ヒータブロック4aを設けてあり、各ヒータブロック4a、4bは包装領域5の幅方向に横長な角材状のブロックとして構成されている。下ヒータブロック4bを支持する左右2本の支持軸30は下チャンバ3aを貫通し、その途中部分が環状シール部33によりシールされ、その下端が筺体2内に設けた昇降シリンダに接続されている。支持軸30の下部には鍔部35を設けてあり、該鍔部35と下チャンバ3aとの間の空間部に位置する支持軸30の外周に付勢部材としてコイルバネ36を装着して、常時、支持軸30を下降させる方向に付勢している。したがって、昇降シリンダを伸張させると、このコイルバネ36を圧縮しながら支持軸30が上昇し、その上端に固定された下ヒータブロック4bが上昇するように成っている。下ヒータブロック4bおよび上ヒータブロック4aの圧接面には板状のゴム部材を介して線状あるいは細い帯状(リボン状)のヒータ32a、32bが幅方向に沿って配してある。下ヒータブロック4bは、通常時は下降した状態で停止しているが、上チャンバ3bを閉じて所定の真空度に達すると、昇降シリンダに接続された支持軸30が下ヒータブロック4bを上昇させて上ヒータブロック4a側に押圧し、この押圧状態で上下のヒータ32a、32bに通電して発熱させると、包装袋の開口部を熱溶着により封止することができる。
図7に示すように、下ヒータブロック4bおよび上ヒータブロック4aの本体は略台形板状を呈するアルミニウム製のブロック61により構成してあり、このブロック61の圧接面にはそれぞれフェノール樹脂等の樹脂板(ベーク板)62を介してシリコンゴム63を装着し、このシリコンゴム63上にヒータ32a、32bを貼設するとともに、該ヒータ32a、32bを絶縁布65で覆っており、この絶縁布65を介して、包装袋の上下のフィルムにヒータ32a、32bの熱を伝達する。そして、上ヒータブロック4aの一端部には、必要に応じてヒータ32aに接触する状態で温度センサ66を配設し、ヒータ32aの温度を検出できるように構成されている。
図4から図6に示すように、下ヒータブロック4bを支持する支持軸30の少なくとも一部は導電体で構成してあり、例えば、支持軸30の中心軸となる本体を導電体で形成し、ショートを防止するため、本体の外周部に樹脂等の絶縁体を被覆してある。そして、導電体で形成された支持軸30の本体の下部側には、電源供給側配線40を電気的に接続してある。各支持軸30の上端は、下ヒータブロック4bの下部の左右2箇所に形成された筒体状の嵌合部41内に挿入嵌合され、支持軸30の上端の導電体は上記嵌合部41の上端から露出している。下ヒータブロック4bの圧接面に装着された帯状のヒータ32bの端部には屈曲した導電板38が接続され、この導電板38を下ヒータブロック4bの端部から支持軸30側へと延出して、その延出端を支持軸30の上端の導電体に電気的に接続している。このように下ヒータブロック4bの圧接面に装着されたヒータ32bの両端部が導電板38により左右の支持軸30側へとそれぞれ引き回されて、支持軸30の上端の導電体と接触し、各支持軸30の下部にそれぞれ電源供給側配線40を接続しているので、下ヒータブロック4bのヒータ32bに通電する閉回路が形成される。
また、下ヒータブロック4bの両端部には、上ヒータブロック4aの端部に臨んだ導電接触部材45を設けてあり、この導電接触部材45は、導線46を介して上記導電板38と電気的に接続されている。本実施形態では、導電接触部材45は導電性を有する基部に対して進退可能な接触ピンにより構成され、この導電接触部材(以下、接触ピン45と記す)の中間部の外周に付勢部材としてコイルバネ47を装着して、常時、接触ピン45の基部から先端側を上ヒータブロック4aの端部側へ向けて突出する方向に付勢している。接触ピン45の先端部は円柱状を呈しており、下ヒータブロック4bの圧接面よりも上方へ突設して配置し、その先端面はスパークを防止するために波型に粗面化してある。上述したように、この接触ピン45の下端部に上記導線46を接続してあり、導線46および上記導電板38を介して支持軸30の導電体と電気的に導通している。
さらに、上ヒータブロック4aの両端部には、支持軸30により下ヒータブロック4bを上昇させて上下のヒータブロック4a、4bが近接すると、上記接触ピン45の先端面と接触する接触通電部材50を設けている。本実施形態では、接触通電部材50は導電性を有する直方体状の導電ブロックにより形成され、導電ブロック50は上ヒータブロック4aの両端部から長手方向へ延長した位置から若干オフセットした位置に配置されており、上記接触ピン45の先端面に導電ブロック50の接触面が相対向するように配置されている。上ヒータブロック4aの圧接面に装着された帯状のヒータ32aの両端部は、該ヒータ32aを貼設するため、上ヒータブロック4aの両端上部の傾斜部へと巻き込んでビス55により止着されており、上記導電ブロック50は、導線51を介して、該ヒータ32aの端部と電気的に接続してある。したがって、支持軸30により下ヒータブロック4bを上昇させて上下のヒータブロック4a、4bが近接すると、上下のヒータブロック4a、4bが包装袋の開口部を挟持する前に上記接触ピン45の先端面が導電ブロック50の接触面に接触し、コイルバネ47を圧縮しながら押圧され、接触ピン45と導電ブロック50とが安定した状態で電気的に導通する。すなわち、下ヒータブロック4bの両端部に一対の接触ピン45を設けるとともに、上ヒータブロック4aの両端部に一対の導電ブロック50を設けて、左右の接触ピン45と導電ブロック50とがそれぞれ電気的に導通することにより、上ヒータブロック4aのヒータ32aに通電する閉回路が形成され、上記導電板38を介して、下ヒータブロック4bのヒータ32bと上ヒータブロック4aのヒータ32aとが並列回路で導通することになり、各ヒータブロック4a、4bにおける導通構造も簡単になる。
なお、本実施形態では、下ヒータブロック4bに導電接触部材45を設け、上ヒータブロック4aに接触導通部材50を設けて、付勢部材47により導電接触部材45を接触導通部材50に向けて付勢することで導通の安定化を図れる構成としたが、これに限るものではなく、付勢部材47は、導電接触部材45と接触導通部材50の少なくとも一方を、他方に向けて付勢するように設けてあればよい。そして、前記導通の安定化のためには、下ヒータブロック4bを上昇して導電接触部材45を接触導通部材50に圧接して確実に接点が電気的に導通した後、所定の遅延時間(例えば、0.7秒)が経過した時点で電源供給側配線40を介して給電するように構成してもよい。このように、給電タイミングを遅らせると、導電接触部材45が接触導通部材50に確実に圧接しており、しかも接点がギザギザに加工させているので、スパークを確実に防止することができる。
また、支持軸30は、昇降シリンダのシリンダロッド自体であってもよい。
また、図1から図3に示すように、本実施形態では、包装袋内に不活性ガスを封入する横U字状のガスノズル33を下ヒータブロック4bの前面に突設し、下ヒータブロック4b上に包装袋の開口部を載せた状態でガスノズル33の先端が開口部に向いて、包装袋内に窒素ガス等の不活性ガスを吹き込むことができるようにしてある。そして、このガスノズル33は、下ヒータブロック4bの内部に形成したガス流路の出口に基端を連通し、下ヒータブロック4bの下面に開口したガス流路の入口内に、下チャンバ3aを貫通して立設したガス供給管34の上端が嵌合するように構成してある。したがって、下ヒータブロック4bを支持軸30に取り付けると、同時にガス供給管34の上端がガス流路の入口に接続される。
次に、図1から図3、図4および図8を用いて、本実施形態の真空包装機1の操作及び作用について説明する。図8は加熱封止装置の圧接状態の左半正面図である。なお、真空包装機1は、操作パネル9の電源スイッチをオンにすると、真空ポンプ7が作動するが、チャンバ3内を減圧する減圧用電磁弁は閉じたままであり、また、シリンダ用電磁弁も閉じたままである。したがって、初期状態ではチャンバ3内は大気圧であり、下ヒータブロック4bは下降した状態で停止している。
被包装物を収納した包装袋を下チャンバ3a内の包装領域5上に横たえ、その開口部を下ヒータブロック4b上に載せる。次に、上チャンバ3bを手動で閉じ、所定位置まで確実に閉じられると、チャンバ閉状態検出スイッチがオンとなり、このオン信号を受けた制御装置が減圧用電磁弁を開き、チャンバ3内の空気を吸引口56から吸引し、これによりチャンバ3内を減圧する。
チャンバ3内の気圧が低下すると、包装袋内の気圧も低下する。チャンバ3内が所定の真空度に達すると、図8に示すように、シリンダ用電磁弁が開いて昇降シリンダが支持軸30を上昇させ、これにより包装袋の開口部が上ヒータブロック4aと下ヒータブロック4bとの間に挟持され、この状態でヒータ32a、32bに通電されて発熱すると、この熱により包装袋の開口部が熱溶着されて封止される。
この包装袋の開口部の熱溶着に際して、包装袋の開口部が上ヒータブロック4aと下ヒータブロック4bとの間に挟持される直前において、下ヒータブロック4bが上ヒータブロック4aに近接すると、下ヒータブロック4bの両端部に配設された接触ピン45が上ヒータブロック4aの両端部に配設された通電ブロック50に接触し、コイルバネ47を圧縮しながら押圧されるので、支持軸30の導電体と導電板38を介して下ヒータブロック4bのヒータ32bに通電されるとともに、導電体、導電板38、接触ピン45および導電ブロック50を介して上ヒータブロック4aのヒータ32aに通電される。
この様にして包装袋の開口部の熱封止が終了すると、大気開放弁が開き、これにより大気がチャンバ3内に導入されてチャンバ3内が大気圧に戻るとともに下ヒータブロック4bが下降する。そして、上チャンバ3bを開くと、熱封止(包装)が終了した包装袋を取り出すことができる。
なお、上記の実施形態では導電接触部材と接触通電部材をヒーターブロックから少し外れた位置に配設したが、ヒーターブロックに設けても良い。要するに、ヒーターブロックと一体であればよい。また、平板状の下チャンバ3aとドーム状の上チャンバ3bとによりチャンバ3を構成したが、これに限定されるものではないし、また、材質も実施形態のものに限定されるものではない。
真空包装機の右側面図である。 真空包装機の右側面から見た分解図である。 真空包装機の正面から見た分解図である。 加熱封止装置の初期状態の左半正面図である。 加熱封止装置の左半部の要部拡大図である。 ヒータブロックの平面図および側面図である。 ヒータブロックの基本的構造の模式図である。 加熱封止装置の圧接状態の左半正面図である。 従来の真空包装機の左半正面図である。
符号の説明
1 真空包装機
2 筐体
3 チャンバ
3a 下チャンバ
3b 上チャンバ
4 加熱封止装置
4a 上ヒータブロック
4b 下ヒータブロック
5 包装領域
30 支持軸
32a、32b ヒータ
41 電源供給側配線
45 導電接触部材(接触ピン)
47 付勢部材
50 接触通電部材

Claims (5)

  1. 包装袋の開口部を上下のヒータブロックで圧接し、各ヒータブロックに設けられたヒータに通電して熱溶着により封止する加熱封止装置において、
    下ヒータブロックを支持する支持軸の少なくとも一部を導電体で構成し、該導電体の下部側に電源供給側配線を接続し、
    下ヒータブロック側に導電接触部材を設け、
    該導電接触部材と前記導電体とを電気的に導通するとともに、導電体と下ヒータブロックのヒータとを電気的に導通し、
    上ヒータブロック側に、上下のヒータブロックが近接すると前記導電接触部材に接触する接触通電部材を設け、
    該接触通電部材と上ヒータブロックのヒータとを電気的に導通し、
    前記導電接触部材と接触導通部材の少なくとも一方を、他方に向けて付勢する付勢部材を設けたことを特徴とする加熱封止装置。
  2. 下ヒータブロックの両端部に一対の導電接触部材を設けるとともに、上ヒータブロックの両端部に一対の接触通電部材を設け、
    各対の導電接触部材と接触導通部材の少なくとも一方に付勢部材を設け、
    下ヒータブロックのヒータと上ヒータブロックのヒータとが並列回路で導通することを特徴とする請求項1に記載の加熱封止装置。
  3. 包装袋の開口部を上下のヒータブロックで圧接する以前に前記導電接触部材と接触導通部材とが接触するように当該両部材を配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の加熱封止装置。
  4. 包装袋の開口部を上下のヒータブロックで圧接し、各ヒータブロックに設けられたヒータに通電して熱溶着により封止する加熱封止装置を備え、包装領域に被包装物を収納した包装袋を載せて、前記包装領域を覆うチャンバ内を減圧しながら前記加熱封止装置により包装袋の開口部を熱封止する真空包装機において、
    前記加熱封止装置は、
    下ヒータブロックを支持する支持軸の少なくとも一部を導電体で構成し、該導電体の下部側に電源供給側配線を接続し、
    下ヒータブロック側に導電接触部材を設け、
    該導電接触部材と前記導電体とを電気的に導通するとともに、導電体と下ヒータブロックのヒータとを電気的に導通し、
    上ヒータブロック側に、上下のヒータブロックが近接すると前記導電接触部材に接触する接触通電部材を設け、
    該接触通電部材と上ヒータブロックのヒータとを電気的に導通し、
    前記導電接触部材と接触導通部材の少なくとも一方を、他方に向けて付勢する付勢部材を設けたことを特徴とする真空包装機。
  5. 下ヒータブロックの両端部に一対の導電接触部材を設けるとともに、上ヒータブロックの両端部に一対の接触通電部材を設け、
    各対の導電接触部材と接触導通部材の少なくとも一方に付勢部材を設け、
    下ヒータブロックのヒータと上ヒータブロックのヒータとが並列回路で導通することを特徴とする請求項4に記載の真空包装機。
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