JPH10272600A - プレス機械のサーボ制御装置 - Google Patents
プレス機械のサーボ制御装置Info
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- JPH10272600A JPH10272600A JP9534797A JP9534797A JPH10272600A JP H10272600 A JPH10272600 A JP H10272600A JP 9534797 A JP9534797 A JP 9534797A JP 9534797 A JP9534797 A JP 9534797A JP H10272600 A JPH10272600 A JP H10272600A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide
- speed
- press
- press machine
- servo control
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B1/00—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
- B30B1/18—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by screw means
- B30B1/186—Control arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】サーボモータを用いて駆動するプレス機械のス
ライドのプレス加工に合った昇降運動を得る装置を提供
する。 【解決手段】プレス加工に合わせたスライドの昇降運動
を想定して、スライドの通過点を設定し、これらの通過
点に対するスライドの位置Ｓ、スライドの速度Ｖ、加圧
能力Ｐ、加圧保持時間Ｔ、速度ホールド区間を設定する
ことによって、プレス加工に合ったスライドの昇降運動
を得る。
ライドのプレス加工に合った昇降運動を得る装置を提供
する。 【解決手段】プレス加工に合わせたスライドの昇降運動
を想定して、スライドの通過点を設定し、これらの通過
点に対するスライドの位置Ｓ、スライドの速度Ｖ、加圧
能力Ｐ、加圧保持時間Ｔ、速度ホールド区間を設定する
ことによって、プレス加工に合ったスライドの昇降運動
を得る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス機械のサー
ボ制御装置に関するものである。すなわち、本発明は、
サーボモータを用いて駆動するプレス機械において、プ
レス加工に合ったスライドの昇降運動を得る装置に関す
るものである。
ボ制御装置に関するものである。すなわち、本発明は、
サーボモータを用いて駆動するプレス機械において、プ
レス加工に合ったスライドの昇降運動を得る装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、サーボモータを用いて駆動するプ
レス機械は多数提供されているが、当該プレス機械のプ
レス加工に合ったスライドの昇降運動を得る装置は提供
されていなかった。
レス機械は多数提供されているが、当該プレス機械のプ
レス加工に合ったスライドの昇降運動を得る装置は提供
されていなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、サー
ボモータを用いて駆動するプレス機械において、プレス
加工に合ったスライドの昇降運動を得る装置を提供する
ことである。
ボモータを用いて駆動するプレス機械において、プレス
加工に合ったスライドの昇降運動を得る装置を提供する
ことである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明においては、プレ
ス加工に合わせたスライドの昇降運動を想定して、スラ
イドの通過点を設定し、これらの通過点に対するスライ
ドの位置Ｓ、スライドの速度Ｖ、加圧能力Ｐ、加圧保持
時間Ｔ、速度ホールド区間を設定することによって、プ
レス加工に合ったスライドの昇降運動を得る。
ス加工に合わせたスライドの昇降運動を想定して、スラ
イドの通過点を設定し、これらの通過点に対するスライ
ドの位置Ｓ、スライドの速度Ｖ、加圧能力Ｐ、加圧保持
時間Ｔ、速度ホールド区間を設定することによって、プ
レス加工に合ったスライドの昇降運動を得る。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１において、プレス機械のフレ
ーム１に、サーボモータ７を設け、サーボモータ７にエ
ンコーダ８を装備する。サーボモータ７の出力軸にプー
リ６を固設する。他方、外周がプーリを形成し、内周が
雌ねじを形成するナット４を、フレーム１に回転自在で
軸方向の移動を拘束された状態で設ける。前記プーリ６
とナット４にベルト５を掛ける。
ーム１に、サーボモータ７を設け、サーボモータ７にエ
ンコーダ８を装備する。サーボモータ７の出力軸にプー
リ６を固設する。他方、外周がプーリを形成し、内周が
雌ねじを形成するナット４を、フレーム１に回転自在で
軸方向の移動を拘束された状態で設ける。前記プーリ６
とナット４にベルト５を掛ける。
【０００６】ナット４にねじ棒３を螺合させ、ねじ棒３
の下端部にスライド２を固着する。スライド２は、フレ
ーム１に回り止めされた状態でねじ機構によって昇降自
在になっている。スライド２の下面に上型９が固設さ
れ、上型９に対向してフレーム１に下型１０が固設され
ている。スライド２が昇降すると、上型９と下型１０に
より、両者の間に供給されたワークはプレス加工され
る。
の下端部にスライド２を固着する。スライド２は、フレ
ーム１に回り止めされた状態でねじ機構によって昇降自
在になっている。スライド２の下面に上型９が固設さ
れ、上型９に対向してフレーム１に下型１０が固設され
ている。スライド２が昇降すると、上型９と下型１０に
より、両者の間に供給されたワークはプレス加工され
る。
【０００７】サーボモータ７を正転、あるいは逆転させ
るとプーリ６、ベルト５及びねじ機構によってスライド
２は昇降する。
るとプーリ６、ベルト５及びねじ機構によってスライド
２は昇降する。
【０００８】サーボモータ７、エンコーダ８は、ＮＣサ
ーボ制御部に接続されている。そして、ＮＣサーボ制御
部に、カーブ設定器１３、オーバライドセレクタ１４、
手動パルス発生器１５及び押しボタンスイッチ１６が接
続されている。
ーボ制御部に接続されている。そして、ＮＣサーボ制御
部に、カーブ設定器１３、オーバライドセレクタ１４、
手動パルス発生器１５及び押しボタンスイッチ１６が接
続されている。
【０００９】図２に、カーブ設定器１３によるデータ設
定要領と得られたカーブを示す。図２の下方に設定入力
すべき項目が示されている。すなわち、設定すべき各種
データが示されている。これらの項目の入力作業は図３
に示すカーブ設定器１３で行われる。図２において、デ
ータ設定用のカーソルはＳ１における「速度Ｖ」の欄に
来ている。
定要領と得られたカーブを示す。図２の下方に設定入力
すべき項目が示されている。すなわち、設定すべき各種
データが示されている。これらの項目の入力作業は図３
に示すカーブ設定器１３で行われる。図２において、デ
ータ設定用のカーソルはＳ１における「速度Ｖ」の欄に
来ている。
【００１０】図２の上方に、スライド２の昇降運動の状
態を示すカーブの一例が示されている。これは、以下に
説明するデータ入力要領によって入力されたデータによ
り作成された結果を示している。図中Ｓ１、Ｓ２、Ｓ
３、Ｓ４及びＳ５はプレス加工に合わせたスライド２の
昇降運動の通過点を示す。これらの通過点は使用する金
型の高さ、すなわちダイハイトを基準にして、プレス加
工に合わせて決定される。これらの通過点を直線で結ん
だ実線が、プレス加工に対してのほぼ理想的なスライド
２の昇降運動を示す。この実施例においては、Ｓ２から
Ｓ４に至る間でプレス加工が行われ、Ｓ３からＳ４の間
はスライドは下死点で停留する設定になっている。スラ
イドはＳ１をスタートして、Ｓ２、Ｓ３、Ｓ４、Ｓ５を
通過して元のＳ１の位置（高さ）に戻る。
態を示すカーブの一例が示されている。これは、以下に
説明するデータ入力要領によって入力されたデータによ
り作成された結果を示している。図中Ｓ１、Ｓ２、Ｓ
３、Ｓ４及びＳ５はプレス加工に合わせたスライド２の
昇降運動の通過点を示す。これらの通過点は使用する金
型の高さ、すなわちダイハイトを基準にして、プレス加
工に合わせて決定される。これらの通過点を直線で結ん
だ実線が、プレス加工に対してのほぼ理想的なスライド
２の昇降運動を示す。この実施例においては、Ｓ２から
Ｓ４に至る間でプレス加工が行われ、Ｓ３からＳ４の間
はスライドは下死点で停留する設定になっている。スラ
イドはＳ１をスタートして、Ｓ２、Ｓ３、Ｓ４、Ｓ５を
通過して元のＳ１の位置（高さ）に戻る。
【００１１】図２において、Ｓ１はスライド２が最も上
の位置に来た状態を示し、この位置からスライド２は下
降する。このＳ１の位置は、金型にワークを供給する作
業、あるいはスライド２とワークの供給装置との干渉等
を考慮して決める。
の位置に来た状態を示し、この位置からスライド２は下
降する。このＳ１の位置は、金型にワークを供給する作
業、あるいはスライド２とワークの供給装置との干渉等
を考慮して決める。
【００１２】図２のデータ設定において、Ｓ１に対する
「位置Ｓ」の欄にはＳ１点における位置、すなわちスラ
イド２の高さを入力する。同様にして、プレス加工を想
定して、Ｓ２、Ｓ３、Ｓ４、Ｓ５に対する「位置Ｓ」の
欄にはＳ２、Ｓ３、Ｓ４、Ｓ５点におけるスライド２の
高さを入力する。この実施例の場合、Ｓ３及びＳ４の位
置は金型の高さ、すなわち下死点を示す。スライド２は
下死点において Ｔ３＝ｔ４−ｔ３ の時間停留する設
定になっている。
「位置Ｓ」の欄にはＳ１点における位置、すなわちスラ
イド２の高さを入力する。同様にして、プレス加工を想
定して、Ｓ２、Ｓ３、Ｓ４、Ｓ５に対する「位置Ｓ」の
欄にはＳ２、Ｓ３、Ｓ４、Ｓ５点におけるスライド２の
高さを入力する。この実施例の場合、Ｓ３及びＳ４の位
置は金型の高さ、すなわち下死点を示す。スライド２は
下死点において Ｔ３＝ｔ４−ｔ３ の時間停留する設
定になっている。
【００１３】Ｓ１に対する「速度Ｖ」の欄には、スライ
ド２をＳ１からＳ２まで下降させるときの速度を入力す
る。すると、Ｓ１からＳ２に至る時間ｔ２が算出され、
スライド２がＳ１からＳ２まで下降する経路がＳ１から
Ｓ２に至る直線で表示される。
ド２をＳ１からＳ２まで下降させるときの速度を入力す
る。すると、Ｓ１からＳ２に至る時間ｔ２が算出され、
スライド２がＳ１からＳ２まで下降する経路がＳ１から
Ｓ２に至る直線で表示される。
【００１４】「加圧能力Ｐ」は、スライド２がある位置
から次の位置に至る間、スライド２が発生出来る加圧力
を意味する。Ｓ１からＳ２に至る間は、プレス加工は行
われないため、Ｓ１に対する「加圧能力Ｐ」の欄には、
スライド２が下降するに足りる力を入力する。
から次の位置に至る間、スライド２が発生出来る加圧力
を意味する。Ｓ１からＳ２に至る間は、プレス加工は行
われないため、Ｓ１に対する「加圧能力Ｐ」の欄には、
スライド２が下降するに足りる力を入力する。
【００１５】データ設定の「加圧保持時間Ｔ」は、その
点において加圧した状態で停留させる時間を意味する。
Ｓ１においては停留させないので、Ｓ１に対する「加圧
保持時間Ｔ」の欄には、０と入力するか空欄とする。
点において加圧した状態で停留させる時間を意味する。
Ｓ１においては停留させないので、Ｓ１に対する「加圧
保持時間Ｔ」の欄には、０と入力するか空欄とする。
【００１６】「速度ホールド区間」は、スライド２の１
サイクルに要する時間を変える場合においても、スライ
ド２の速度は変えない区間を意味する。一般的に、プレ
ス機械を試運転して、プレス加工の状態をチェックし、
問題がなければ生産現場においてプレス機械の回転数を
増加させて生産性を上げる。この場合、プレス機械の回
転数を上げ、スライド２の昇降速度を全般的に上昇させ
ると、プレス加工の状態が試運転のときと変わってしま
い、生産現場におけるプレス加工に支障が起きることが
考えられる。すなわち、成形速度が上がると、素材の流
動が伴わず絞り加工中に素材が破れる、あるいはプレス
加工された製品の精度が低下する等の不具合が生じる。
そこで、プレス加工中の区間においてはスライド２の速
度を変えないようにすることが望まれる。
サイクルに要する時間を変える場合においても、スライ
ド２の速度は変えない区間を意味する。一般的に、プレ
ス機械を試運転して、プレス加工の状態をチェックし、
問題がなければ生産現場においてプレス機械の回転数を
増加させて生産性を上げる。この場合、プレス機械の回
転数を上げ、スライド２の昇降速度を全般的に上昇させ
ると、プレス加工の状態が試運転のときと変わってしま
い、生産現場におけるプレス加工に支障が起きることが
考えられる。すなわち、成形速度が上がると、素材の流
動が伴わず絞り加工中に素材が破れる、あるいはプレス
加工された製品の精度が低下する等の不具合が生じる。
そこで、プレス加工中の区間においてはスライド２の速
度を変えないようにすることが望まれる。
【００１７】Ｓ１においては、上記の速度をホールドの
必要ないので、Ｓ１に対する「速度ホールド区間」の欄
は空欄とする。
必要ないので、Ｓ１に対する「速度ホールド区間」の欄
は空欄とする。
【００１８】以上が、Ｓ１に対するデータ設定の要領で
ある。続いて、Ｓ２、Ｓ３，Ｓ４，Ｓ５に対するデータ
設定の要領を説明する。
ある。続いて、Ｓ２、Ｓ３，Ｓ４，Ｓ５に対するデータ
設定の要領を説明する。
【００１９】Ｓ２に対する「速度Ｖ」の欄には、スライ
ド２をＳ２からＳ３まで下降させるときの速度を入力す
る。すると、Ｓ２からＳ３に至る時間が算出され、Ｓ２
からＳ３に至るスライド２の経路が直線で表示される。
Ｓ２からプレス加工が開始される設定なので、Ｓ２に対
する「加圧能力Ｐ」の欄には、プレス加工に必要な荷重
に若干余裕をもたせた加圧力を入力する。Ｓ２において
は加圧保持しないので、Ｓ２に対する「加圧保持時間
Ｔ」の欄は０と入力するか空欄とする。Ｓ２からプレス
加工が開始されるので、Ｓ２に対する「速度ホールド区
間」の欄には、下向きの矢印を入力する。データ設定用
のカーソルをＳ２に対する「速度ホールド区間」に合わ
せて、図２の下方に配備されている「速度ホールド区間
設定ボタン」を押すとＳ２に対する「速度ホールド区
間」の欄には、下向きの矢印が表示される。
ド２をＳ２からＳ３まで下降させるときの速度を入力す
る。すると、Ｓ２からＳ３に至る時間が算出され、Ｓ２
からＳ３に至るスライド２の経路が直線で表示される。
Ｓ２からプレス加工が開始される設定なので、Ｓ２に対
する「加圧能力Ｐ」の欄には、プレス加工に必要な荷重
に若干余裕をもたせた加圧力を入力する。Ｓ２において
は加圧保持しないので、Ｓ２に対する「加圧保持時間
Ｔ」の欄は０と入力するか空欄とする。Ｓ２からプレス
加工が開始されるので、Ｓ２に対する「速度ホールド区
間」の欄には、下向きの矢印を入力する。データ設定用
のカーソルをＳ２に対する「速度ホールド区間」に合わ
せて、図２の下方に配備されている「速度ホールド区間
設定ボタン」を押すとＳ２に対する「速度ホールド区
間」の欄には、下向きの矢印が表示される。
【００２０】Ｓ３からＳ４に至る間、スライド２を停留
させる設定なので、Ｓ３に対する「速度Ｖ」の欄には、
０と入力する。Ｓ３に対する「加圧能力Ｐ」の欄には、
プレス加工に必要な荷重に若干の余裕をもたせた加圧力
を入力する。Ｓ３からＳ４までの間は、加圧保持する設
定なので、Ｓ３に対する「加圧保持時間Ｔ」の欄には、
加圧保持する時間Ｔ３を入力する。すると、Ｓ３からＳ
４に至るスライド２の状態が横軸に平行な直線で表示さ
れる。Ｓ３からＳ４の間は速度ホールドされるが、既に
Ｓ２においてホールド開始の表示がされているので、Ｓ
３に対する「速度ホールド区間」の欄には、入力せず空
欄とする。
させる設定なので、Ｓ３に対する「速度Ｖ」の欄には、
０と入力する。Ｓ３に対する「加圧能力Ｐ」の欄には、
プレス加工に必要な荷重に若干の余裕をもたせた加圧力
を入力する。Ｓ３からＳ４までの間は、加圧保持する設
定なので、Ｓ３に対する「加圧保持時間Ｔ」の欄には、
加圧保持する時間Ｔ３を入力する。すると、Ｓ３からＳ
４に至るスライド２の状態が横軸に平行な直線で表示さ
れる。Ｓ３からＳ４の間は速度ホールドされるが、既に
Ｓ２においてホールド開始の表示がされているので、Ｓ
３に対する「速度ホールド区間」の欄には、入力せず空
欄とする。
【００２１】Ｓ４の通過点を過ぎると、スライド２は上
昇する設定になっている。Ｓ４に対する「速度Ｖ」、
「加圧力Ｐ」、「加圧保持時間Ｔ」の入力要領は前述の
入力要領に比較して特出すべき点がないので省略する。
Ｓ４において、プレス加工が終了する設定になっている
ので、Ｓ４に対する「速度ホールド区間」の欄には、下
向きの矢印を入力する。
昇する設定になっている。Ｓ４に対する「速度Ｖ」、
「加圧力Ｐ」、「加圧保持時間Ｔ」の入力要領は前述の
入力要領に比較して特出すべき点がないので省略する。
Ｓ４において、プレス加工が終了する設定になっている
ので、Ｓ４に対する「速度ホールド区間」の欄には、下
向きの矢印を入力する。
【００２２】Ｓ５からは、元の高さＳ１に戻る。Ｓ５に
対するデータ設定は、前記の入力要領に比較して特出す
べき点がないので省略する。
対するデータ設定は、前記の入力要領に比較して特出す
べき点がないので省略する。
【００２３】上記の入力作業は、図３に示すカーブ設定
器１３で行う。データ設定のＳ１〜Ｓ５は、ソフトキー
１５で選択する。各項目の選択、数値の入力は、キー１
６で行う。画面１４には、図２に示された折れ線、各現
在値等が表示される。尚、各種データに基づいた運動を
線図で表示する手法は従来のものを利用する。
器１３で行う。データ設定のＳ１〜Ｓ５は、ソフトキー
１５で選択する。各項目の選択、数値の入力は、キー１
６で行う。画面１４には、図２に示された折れ線、各現
在値等が表示される。尚、各種データに基づいた運動を
線図で表示する手法は従来のものを利用する。
【００２４】図２の下方には、「成形カーブスムージン
グ有効ボタン」及び「成形カーブスムージング無効ボタ
ン」が配備されている。上記データ設定によりスライド
２の昇降運動が折れ線で表示された後、「成形カーブス
ムージング有効ボタン」を押すと、折れ線に対して破線
が表示される。スライド２の昇降運動は破線で示す通り
スムーズなものになる。
グ有効ボタン」及び「成形カーブスムージング無効ボタ
ン」が配備されている。上記データ設定によりスライド
２の昇降運動が折れ線で表示された後、「成形カーブス
ムージング有効ボタン」を押すと、折れ線に対して破線
が表示される。スライド２の昇降運動は破線で示す通り
スムーズなものになる。
【００２５】素材の送り装置とスライド２との干渉を防
止する為等の理由により、折れ線上で設定された通過点
を必ず通過させる場合は、「成形カーブスムージング有
効ボタン」を押す前に、当該通過点に対する「位置Ｓ」
にカーソルを合わせて「成形カーブスムージング無効ボ
タン」を押しておく。そうすると、図２に示すように当
該通過点に「×」印がＳ４、Ｓ５に表示され、破線はＳ
４、Ｓ５を通る。なお、折れ線をスムーズなカーブに補
正する手法は従来のものを利用する。
止する為等の理由により、折れ線上で設定された通過点
を必ず通過させる場合は、「成形カーブスムージング有
効ボタン」を押す前に、当該通過点に対する「位置Ｓ」
にカーソルを合わせて「成形カーブスムージング無効ボ
タン」を押しておく。そうすると、図２に示すように当
該通過点に「×」印がＳ４、Ｓ５に表示され、破線はＳ
４、Ｓ５を通る。なお、折れ線をスムーズなカーブに補
正する手法は従来のものを利用する。
【００２６】図１において、ＮＣサーボ制御部１２にオ
ーバライドセレクタ１４が接続されている。このオーバ
ライドセレクタ１４は、プレス機械の回転数を増減する
ために操作するものである。オーバライドセレクタ１４
をプラス側に操作するとプレス機械の回転数が増加し、
スライド２の昇降運動の速度が増加する。ただし、前述
のように、速度ホールド区間は変わらない。
ーバライドセレクタ１４が接続されている。このオーバ
ライドセレクタ１４は、プレス機械の回転数を増減する
ために操作するものである。オーバライドセレクタ１４
をプラス側に操作するとプレス機械の回転数が増加し、
スライド２の昇降運動の速度が増加する。ただし、前述
のように、速度ホールド区間は変わらない。
【００２７】図１において、ＮＣサーボ制御部１２に押
しボタンスイッチ１６、手動パルス発生器１５が接続さ
れている。試運転時、スライド２の位置を少量変えると
きは、手動パルス発生器１５を回してパルスを発生させ
ることにより行う。作業者の手が触れて手動パルス発生
器１５が不意に回ると、事故になる恐れがある。そこ
で、本発明においては、押しボタンスイッチ１６を押し
ている間のみ手動パルス発生器１５が有効になる構成に
なっている。
しボタンスイッチ１６、手動パルス発生器１５が接続さ
れている。試運転時、スライド２の位置を少量変えると
きは、手動パルス発生器１５を回してパルスを発生させ
ることにより行う。作業者の手が触れて手動パルス発生
器１５が不意に回ると、事故になる恐れがある。そこ
で、本発明においては、押しボタンスイッチ１６を押し
ている間のみ手動パルス発生器１５が有効になる構成に
なっている。
【００２８】
【発明の効果】サーボモータを用いて駆動するプレス機
械において、プレス加工に合ったスライド２の昇降運動
を得る装置を提供することが出来る。
械において、プレス加工に合ったスライド２の昇降運動
を得る装置を提供することが出来る。
【図１】プレス機械の説明図
【図２】スライドの昇降運動及びデータ設定を説明する
ためのイメージ図
ためのイメージ図
【図３】カーブ設定器の正面図
１はフレーム、２はスライド、３はねじ棒、４はナッ
ト、５はベルト、６はプーリ、７はサーボモータ、８は
エンコーダ、９は上型、１０は下型、１２はＮＣサーボ
制御部、１３はカーブ設定器、１４はオーバライドセレ
クタ、１５は手動パルス発生器、１６は押しボタンスイ
ッチ、である。
ト、５はベルト、６はプーリ、７はサーボモータ、８は
エンコーダ、９は上型、１０は下型、１２はＮＣサーボ
制御部、１３はカーブ設定器、１４はオーバライドセレ
クタ、１５は手動パルス発生器、１６は押しボタンスイ
ッチ、である。
Claims (4)
- 【請求項１】プレス機械のフレームにサーボモータを設
け、このサーボモータとねじ機構を用いて、スライドを
昇降運動させるプレス機械のサーボ制御装置において、
プレス加工に基づいて想定されたスライド（２）の昇降
運動における通過点を定め、各通過点に対する位置
（Ｓ）、速度（Ｖ）、加圧能力（Ｐ）、加圧保持時間
（Ｔ）及び速度ホールド区間を設定することによって、
プレス加工に合ったスライド（２）の昇降運動を得るこ
とを特徴とするプレス機械のサーボ制御装置。 - 【請求項２】請求項１において、スライド２の昇降運動
を示す折れ線上の指定された通過点を除き、当該折れ線
を滑らかな曲線に補正する構成にしたことを特徴とする
プレス機械のサーボ制御装置。 - 【請求項３】請求項１において、スライド（２）の位置
を変えるときに用いる手動パルス発生器（１５）と押し
ボタンスイッチ（１６）を設け、押しボタンスイッチ
（１６）を押している間のみ手動パルス発生器（１５）
を有効とする構成にしたことを特徴とするプレス機械の
サーボ制御装置。 - 【請求項４】請求項２において、スライド（２）の位置
を変えるときに用いる手動パルス発生器（１５）と押し
ボタンスイッチ（１６）を設け、押しボタンスイッチ
（１６）を押している間のみ手動パルス発生器（１５）
を有効とする構成にしたことを特徴とするプレス機械の
サーボ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9534797A JPH10272600A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | プレス機械のサーボ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9534797A JPH10272600A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | プレス機械のサーボ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10272600A true JPH10272600A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=14135152
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9534797A Pending JPH10272600A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | プレス機械のサーボ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10272600A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001287092A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-16 | Kawasaki Hydromechanics Corp | メカニカルファインブランキングプレス |
| EP1234657A1 (en) * | 1999-12-10 | 2002-08-28 | Aida Engineering Co., Ltd. | Screw press |
| US6520077B1 (en) | 1999-03-31 | 2003-02-18 | Aida Engineering Co., Ltd. | Screw press |
| KR101722901B1 (ko) | 2015-11-30 | 2017-04-05 | (주)아이디에스 | 백터 프레스 장치 |
| JP2019166552A (ja) * | 2018-03-23 | 2019-10-03 | アイダエンジニアリング株式会社 | サーボプレス機械及びサーボプレス機械の設定方法 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP9534797A patent/JPH10272600A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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