JPH10272187A - 留置カテーテル及びその挿入装置 - Google Patents
留置カテーテル及びその挿入装置Info
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Abstract
壁に固定することができるようにした留置カテーテル及
びその挿入装置を提供する。 【解決手段】 カテーテル本体11の先端部の内側に、
又は先端部から延出させて、カテーテル本体11よりも
剛性が高く、カテーテル本体11の外径よりも大きく屈
曲した線材14を取付ける。カテーテル本体11の周壁
には、薬液を流出させるため、スリット状の開口21を
形成する。この留置カテーテル10と、その内部に挿脱
される芯線12と、留置カテーテルを通すことが可能な
親カテーテルと、親カテーテルを管状器官内に挿入すた
めに必要なシースと、更に好ましくは薬液注入ポートと
によって、留置カテーテル挿入装置を構成する。
Description
留置させておき、例えば制癌剤等の薬液を定期的に注入
できるようにした留置カテーテル及びその挿入装置に関
する。
場合、注射器や点滴によって血管内に投与すると、薬液
が血管を通して体中に循環するため、癌細胞だけでなく
正常細胞にもダメージを与えるという問題点があった。
挿入し、このカテーテルの先端を癌に侵された臓器への
動脈入口に位置させ、薬液が癌に侵された臓器にダイレ
クトに注入されるようにして、薬液の投与量が少なくて
も顕著な制癌効果をもたらすようにする試みがなされて
いる。
する臓器への動脈入口に位置するように挿入した後、カ
テーテルの先端がその位置からずれないように、カテー
テルの基部側を患者の体に固定して薬液の注入を行って
いる。
脈内に流れ込まないように、他の正常な臓器へ分岐した
動脈の入口には、エンボリゼイションコイル等を挿入し
て血流を一次的に閉塞し、癌に侵された臓器だけに薬液
が流れるようにしている。
留置できる構造を備えたカテーテルとしては、例えば特
開平5−192389号に示されるように、カテーテル
を外側チューブと、内側チューブと、それらの間に配置
した補強部材とで構成し、外側チューブの先端部外周
に、人体の管状器官の内壁に係合するように突出したフ
ラップを設けたものが知られている。
ように、カテーテルの先端部又は中間部外周に複数枚の
フィンを間隔を開けて設け、フィンがクッション、シー
ル、ストッパ、プロテクタとして作用するようにしたも
のも知られている。
象となる疾患臓器への動脈の入口に配置し、薬液をその
臓器にダイレクトに流すようにする従来の方法では、カ
テーテルの基部側を患者の体に固定しているものの、薬
液の注入のときに患者の寝返り等の体動によってカテー
テルの先端部の位置がずれてしまい、薬液が目的以外の
臓器へ流れてしまうことがあった。
る留置カテーテルでは、カテーテルの先端部外周から突
出するフラップが管状器官の内壁を損傷しやすく、血管
等の細くて薄い壁からなる管状器官には適用しにくいと
いう問題点があった。
留置カテーテルにおいても、フィンが管状器官の内壁を
損傷しやすく、かつ、血管等に適用した場合には、フィ
ンによって血流が妨げられてしまうため、長時間留置す
ることができないという不都合があった。
の先端部を血管等の管状器官の内壁に固定することがで
き、しかも挿入時及び回収時に管状器官の内壁を損傷す
ることが少なく、留置された状態で血流等を妨げること
も少ない留置カテーテル及びその挿入装置を提供するこ
とにある。
め、本発明の第1は、チューブ状のカテーテル本体と、
その一端の内部に挿入された、屈曲された弾性を有する
線材とを備え、前記線材が挿入された前記カテーテル本
体の端部が屈曲状態をなすことを特徴とする留置カテー
テルを提供するものである。
本体と、前記カテーテル本体の外径より大きく屈曲され
た弾性を有する線材とを備え、前記線材は、前記カテー
テル本体の一端に連接されて、前記カテーテル本体の外
側に延出していることを特徴とする留置カテーテルを提
供するものである。
において、前記カテーテル本体は、前記線材の屈曲形状
の外周位置から直線状に伸びている留置カテーテルを提
供するものである。
ずれかにおいて、前記カテーテル本体の前記線材が取付
けられた方の端部寄りの周壁に薬液流出用の開口が形成
され、この開口はスリット状をなし、内部の液圧がかか
ったときには開き、内部の液圧がかからないときには閉
じるように構成されている留置カテーテルを提供するも
のである。
ずれかにおいて、前記カテーテル本体の前記線材が取付
けられた方の端部寄りの周壁に薬液流出用の開口が形成
され、前記開口は、前記カテーテル本体の周壁におい
て、前記線材の屈曲形状の中心方向に形成されている留
置カテーテルを提供するものである。
いずれかにおいて、前記カテーテル本体の前記開口の近
傍に造影チップが取付けられている留置カテーテルを提
供するものである。
ずれかによる留置カテーテルと、この留置カテーテル内
に挿脱自在に挿入される芯線と、前記留置カテーテルを
挿入できる内径の親カテーテルとを備えていることを特
徴とする留置カテーテル挿入装置を提供するものであ
る。
ずれかによる留置カテーテルと、この留置カテーテル内
に挿脱自在に挿入される芯線と、前記留置カテーテルを
挿入できる内径の親カテーテルと、この親カテーテルを
経皮的に血管内に挿入するためのシースとを備えている
ことを特徴とする留置カテーテル挿入装置を提供するも
のである。
ずれかによる留置カテーテルと、この留置カテーテル内
に挿脱自在に挿入される芯線と、前記留置カテーテルを
挿入できる内径の親カテーテルと、この親カテーテルを
経皮的に血管内に挿入するためのシースと、前記留置カ
テーテルの基端部に連結されて体内に埋め込まれる薬液
注入ポートとを備えていることを特徴とする留置カテー
テル挿入装置を提供することにある。
先端部を血管等の管状器官の目的とする箇所に到達させ
て留置させると、カテーテル本体の先端部の内部に挿入
した線材によってカテーテル本体が屈曲状態に戻ろうと
し、管状器官の内壁に弾性的に圧接されて固定される。
この場合、カテーテルから突出したフラップやフィンを
管状器官の内壁に係合させるのではなく、カテーテル本
体の屈曲形状によって管状器官の内壁に圧接させて固定
するので、管状器官の内壁を損傷することが少ない。ま
た、カテーテル本体が屈曲しているので、カテーテル本
体と管状器官の内壁との間に隙間が形成され、血流等を
妨げることもない。
先端部を血管等の管状器官の目的とする箇所に到達させ
て留置させると、カテーテル本体の先端部に接続された
線材が屈曲状態に戻ろうとし、管状器官の内壁に弾性的
に圧接されて固定される。したがって、前記と同様な理
由で、管状器官の内壁を損傷することが少なく、血流等
を妨げることもない。
先端部を血管等の管状器官内に固定したとき、カテーテ
ル本体の基部側が先端部の屈曲形状の外周位置から管状
器官の内壁に沿って伸びるため、血流等の体液の流れを
妨げることが少なくなり、血栓等が生じるのを防止する
ことができる。
本体内を軸線方向に流れた後、方向を変えてその周壁に
形成された開口から側方に流出するので、薬液が強い勢
いで血管等の管状器官内壁に当ることが軽減され、血管
等の内壁損傷に伴う流路閉塞等を避けることができる。
また、開口がスリット状をなし、内部の液圧がかかった
ときだけ開くので、薬液を注入しないときには、血液等
の体液がカテーテルを通して逆流することを防止でき
る。
開口が線材の屈曲形状の中心方向、すなわち管状器官内
に配置されたときには、管状器官の中心方向に向けられ
るので、薬液が管状器官内壁に強く当るのを防止して、
内壁の損傷を少なくすることができる。
開口の近傍に造影チップを取付けたことにより、薬液注
入口の位置を正確に検出することができ、治療をより的
確に行うことができる。
親カテーテル内に通して、管状器官内の所定の個所に導
くことができ、その先端部を親カテーテルから突出させ
ることにより、前記線材の復元力によって管状器官内に
固定することができる。この場合、芯線を留置カテーテ
ル内に挿入することによりその剛性を高めて、留置カテ
ーテルの挿入操作を容易にすることができる。
内にシースを挿入し、このシースを通して親カテーテル
を挿入し、この親カテーテルの先端を血管内の所望の個
所に到達させ、この親カテーテルを通して留置カテーテ
ルを挿入することができ、留置カテーテルの血管内への
挿入作業を確実かつ容易に行うことができる。
内にシースを挿入し、このシースを通して親カテーテル
を挿入し、この親カテーテルの先端を血管内の所望の個
所に到達させる。その後、親カテーテルを通して留置カ
テーテルを挿入し、留置カテーテルの先端を親カテーテ
ルから突出させて血管内壁に固定する。そして、親カテ
ーテルを引き抜いて、留置カテーテルの基端に薬液注入
ポートを連結し、この薬液注入ポートを皮下に埋め込
む。それによって、必要なときに注射針を薬液注入ポー
トに差し込んで、薬液を目的とする患部に簡単に注入す
ることができ、患者への負担が著しく軽減される。
ーテルの一実施例が示されている。この留置カテーテル
10は、例えばウレタン、ナイロン、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、シリコン等の合成樹脂、あるいは形状記
憶合金等からなるチューブ状のカテーテル本体11を有
する。カテーテル本体11の基端部には、芯線12をシ
ールしながら挿入できる栓体13が装着されている。芯
線12としては、形状記憶合金、ステンレス等の線材
や、ガイドワイヤ等が使用できる。
は、カテーテル本体11に対する芯線12の滑り性を向
上させたり、あるいは後述する親カテーテルに対するカ
テーテル本体11の滑り性を向上させるため、親水性樹
脂がコーティングされていることが好ましい。
カテーテル本体11よりも剛性が高いコイル状の線材1
4が挿入されている。線材14としては、この実施例の
場合人体の体温付近で超弾性を示すように形状記憶処理
した形状記憶合金が用いられているが、ステンレス等の
他の金属線や、剛性の高いFRP線材などを用いること
もできる。コイル状の線材14の自由時の外径は、対象
とする血管等の留置部位の内径A(図11(a)参照)
よりも十分に大きな径である。また、カテーテル本体1
1に内挿された状態において、カテーテル本体11をも
上記留置部位の内径Aより大きな外径Bのコイル状に屈
曲させている。一方、線材14は超弾性を有しており、
カテーテル本体11は樹脂パイプよりなるので両者がし
なやかに変形し得て、親カテーテル51の内径C(図1
1(a)参照)に入り込んで、血管等に挿入できるよう
になっている。なお、カテーテル本体11の最先端に
は、環状の造影チップ20が装着されている。
接着剤15によってカテーテル本体11の内部に固着さ
れている。それにより線材15がカテーテル本体11の
内部で動くことを防止している。線材14の先端固定部
とカテーテル本体11の先端との距離aは、好ましくは
5〜50mm、最も好ましくは20mm前後とされ、そ
れによってカテーテル本体11の先端部に柔軟性をもた
らし、血管等の内壁損傷を防止している。なお、カテー
テル本体11の寸法は、適用対象によって適宜定めれば
よいが、例えば成人の肝動脈用としては、外径bが好ま
しくは0.3〜2mm、内径cが好ましくは0.1〜
1.7mmが適切である。
他の例が示されている。同図(a)の例では、線材14
の先端部外周にコイル16が配置され、このコイル16
と線材14の先端部とを埋めるように接着剤15が付与
され、線材14の先端部がカテーテル本体11に固着さ
れている。この例では、コイル16によって接着剤15
を付着させやすくなり、かつ、線材14とカテーテル本
体11の内壁との隙間を少なくして固着力を高めること
ができる。
の内部に、環状又は断面C字状の造影チップ17が挿入
され、線材14の先端部がこの造影チップ17内に挿入
されて、造影チップ17をかしめることによって固定さ
れている。
の先端部外周に環状又は断面C字状の造影チップ18が
装着され、この造影チップ18をかしめることにより、
カテーテル本体11を介して、線材14の先端部を締め
付け固定している。
1の線材14の基端から距離dだけ基部よりに離れた周
壁には、スリット状の開口21が形成されている。dの
長さは、適用箇所によって適宜設定されるが、通常は1
〜15cmが適当である。この開口21は、内部に液圧
がかかったときには図4中想像線で示すように開き、内
部に液圧がかからないときには閉じるようになってい
る。それによって、薬液の注入時には開き、それ以外の
ときには血液等の体液が開口21からカテーテル本体1
1内に流入しないようになっている。
者の状況に応じて、手術の直前にメス等の先端等をカテ
ーテル本体11の周壁に押し付けて切断し、スリット状
の開口21を形成してもよい。開口21は、メスや薄刃
の刃物によって切り込みを入れる程度の加工によるのが
よい。例えばグラインダー等の切削加工を施すと、壁が
一部失われるので、常開の開口が形成されてしまい、弁
の効果(内部の液圧がかかったときだけ開くという効
果)が十分に得られなくなる。
同図(a)の例では、開口22が所定の幅で形成されて
いる。同図(b)の例では、開口23が所定の幅で形成
され、かつ、両端部23a、23bがテーパ状に細くさ
れている。同図(c)の例では、カテーテル本体11の
開口21の部分の外周に、断面C字状の造影チップ19
が開口21を覆わないように装着され、開口21の部分
でカテーテル本体11が潰れることを防止している。同
図(d)の例では、カテーテル本体11の開口21が形
成された部分の内周に、同じく断面C字状の造影チップ
19が開口21を閉塞しないように挿入され、その部分
でカテーテル本体11が潰れることを防止している。
大して示す斜視図である。留置カテーテル10の先端部
は、カテーテル本体11の内部に配置された線材14
(図6では図示されていない)によって、外力のない状
態ではコイル状に屈曲している。そして、このコイル状
の屈曲部の外周位置からカテーテル本体11の基部側が
直線状に伸びている。このため、留置カテーテル10を
血管等の管状器官内に挿入すると、カテーテル本体11
の基部側が管状器官の内壁に沿って伸び、管状器官の内
腔の中心にはなるべく配置されないようになっている。
された開口21は、上記コイル状の屈曲部の中心方向A
に向けて開口している。このため、血管等の管状器官内
に挿入したとき、開口21は管状器官の内側方向に向く
ようになっている。それにより、開口21から薬液を流
出させたとき、薬液が管状器官の内膜に強く噴出されて
内膜から直接吸収されることや、開口が管状器官の内膜
に押圧されて噴出しにくくなる等の問題が防止される。
影チップ20が設けられているが、この造影チップ20
の代わりに、あるいはこの造影チップ20と共に、開口
21の近傍に造影チップ20’を設けてもよい。これに
よれば、薬液が吐出される開口21の位置をより正確に
検出することが可能となる。なお、これらの造影チップ
20、20’は、カテーテル本体11の内側に配置され
ていてもよい。
に形成された開口21の代わりに、螺旋状に屈曲した部
分の内側に形成された開口21’を設けてもよい。この
場合には、薬液は、カテーテル本体11内周と線材14
との隙間を通ってカテーテル本体11の螺旋状に屈曲し
た部分に導入され、開口21’から流出する。
14と芯線12との関係が示されている。図に示される
ように、線材14の基端は、カテーテル本体11の基部
方向に伸びており、また、芯線12の先端は、カテーテ
ル本体11の先端方向に伸びて、上記線材14の基端に
突き当たるような太さとされている。それによって、芯
線12を押し込んだとき、留置カテーテル10に押し込
み力が付与されるようにしている。
他の実施例が示されている。なお、図1に示した実施例
と実質的に同一部分には、同符合を付して、その説明を
省略することにする。この実施例の留置カテーテル30
では、カテーテル本体11の先端部の内側に、渦巻き形
状の線材32が挿入され、線材32の先端部は、接着剤
15によってカテーテル本体11に固着されている。そ
の結果、カテーテル本体11は、線材32の剛性によっ
て外力がない状態では渦巻き形状をなしている。なお、
この実施例の場合も、カテーテル本体11の基部側は、
渦巻き形状をなす屈曲部の外周側から直線状に伸びてお
り、開口20は、屈曲部の中心方向に開口している。こ
のように、線材の屈曲形状としては、各種形状のものを
採用できる。
更に他の実施例が示されている。この実施例の留置カテ
ーテル40では、カテーテル本体11の先端部にコイル
状の線材41の一端が連接され、線材41がカテーテル
本体11の外部に延出されている。線材41のコイル径
は、カテーテル本体11の外径よりも大きく、その先端
には、線材を玉状に溶融させるか、白金、白金合金等の
X線不透過性の金属を融着させて、造影チップ42を形
成している。この造影チップ42は、管状器官内壁を損
傷するのを防止する効果をももたらす。なお、線材41
の外周には生体適合性のある樹脂がコーティングされて
いることが好ましい。
にされて、カテーテル本体11内に挿入され、接着剤1
5によって固着されている。なお、この実施例の場合
も、カテーテル本体11の基部側は、コイル状をなす線
材41の外周側から直線状に伸びており、カテーテル本
体11の周壁に形成された開口21は、線材41のコイ
ル形状の中心方向に開口している。このように、管状器
官への固定手段をなす線材は、カテーテル本体11から
外側に延出されていてもよい。
留置カテーテル10を用いて、肝動脈に制癌剤を投与す
る方法について説明する。図10は留置カテーテル10
を経皮的に血管内に挿入する状態を示す説明図、図11
は親カテーテルを通して留置カテーテル10を血管内に
挿入し、薬液を流出させる手順を示す説明図、図12は
留置カテーテル10の先端部を血管の目的とする箇所に
挿入して固定した状態を示す説明図、図13は留置カテ
ーテル10の先端部を血管の目的とする箇所に挿入して
固定した状態を拡大して模式的に示す説明図、図14は
親カテーテルを抜いた状態を示す説明図、図15は薬液
注入ポートを示す斜視図、図16は薬液注入ポートを皮
下に埋設し、注射器を用いて薬液を投与する状態を示す
説明図である。
(ここでは大腿部動脈)である。まず、周知のセルディ
ンガー法により、シース53を経皮的に血管52内に挿
入する。次に、シース53の基端に設けた栓体54を通
して、親カテーテル55を挿入する。更に、親カテーテ
ル55の基端に設けた栓体56を通して、図示しないガ
イドワイヤを挿入し、ガイドワイヤの先端を血管の目的
とする箇所に到達させた後、ガイドワイヤに沿って親カ
テーテル55の先端を押し進めて上記箇所に到達させ、
ガイドワイヤを引き抜く。
体56を通して、留置カテーテル10を挿入し、留置カ
テーテル10の基端に設けた栓体13を通して、芯線1
2を挿入する。そして、芯線12によって剛性を持たせ
ながら留置カテーテル10を親カテーテル55内に押し
込む。例えば、シース53の太さが5Fr(フレンチサ
イズ)とすると、親カテーテル55の太さは4Frとな
る。
55内に挿入された留置カテーテル10の先端部は、カ
テーテル本体11内部のコイル状の線材14が波形に伸
ばされて、親カテーテル55内を通過する。
ーテル55を引いて留置カテーテル10の先端を押し出
すと、留置カテーテル10の先端は、親カテーテル55
の内径に制約されて押し縮められた状態から、元の自由
状態のコイル径に弾性復帰し、血管52の内壁にしなや
かに押圧される。
テル55を抜き終った状態を示し、同図(d)は、芯線
12を引き抜いて、留置カテーテル10内に薬液を注入
し、開口21から薬液を流出させる状態を示している。
同図(e)は、図(d)におけるe−e線に沿った断面
図であり、薬液が血管52の中心方向に流出する状態を
示している。
投与したい右肝動脈、52bは左肝動脈、52cは胃十
二指腸動脈、52dは脾動脈である。制癌剤の投与に先
立ち、正常な臓器へ分岐する血管内には、予めエンボリ
ゼイションコイル等を挿入して、制癌剤を含む薬液が正
常な臓器に流れ込まないように、一時的に閉塞しておく
こともできる。しかし、留置カテーテル10を体内に埋
設したまま治療を長期的に行なう場合には、留置カテー
テル10の開口21がなるべく患部に近いところに配置
されるようにして、上記エンボリゼイションコイルによ
る閉塞作業はしない方が好ましい。
右肝動脈52aに挿入され、線材14の復元力で広がっ
てその部分の血管内壁に圧接されて固定される。このと
き、留置カテーテル10の開口21は、右肝動脈52a
と左肝動脈52bとの分岐部に位置し、開口21から流
出する薬液が主として肝臓全体の方向に流れるようにさ
れている。なお、留置カテーテル10の先端部が血管内
に固定されるため、以後患者が身体を動かしても、開口
21の位置がずれる虞れはなくなる。
を目的とする箇所に挿入した後、芯線12を引き抜き、
更に親カテーテル55を引き抜いて、図14に示すよう
に、シース53に留置カテーテル10のみが挿入された
状態とする。この状態で、シース53の栓体54、及び
留置カテーテル10の栓体13側を切離し、シース53
の基部から留置カテーテル10を延出させる。
テル10の切断された基部を薬液注入ポート61の薬液
流出口62に接続する。薬液注入ポート61は、注射針
等が貫通しない硬度を有する合成樹脂製の円錐台形状の
容器63の上面開口に、注射針等を差し込むことが可能
なゴム膜64を装着し、容器63の側壁に上記薬液流出
口62を設けて構成されている。
は、皮膚51を切開してその内部に埋め込まれる。この
とき、シース53の切断された基部は、糸65等で留置
カテーテル10に締め付け固定され、その部分から血液
が漏れるのを防止する。この状態で、患者は、自由に動
いて日常生活を送ることができ、その間、留置カテーテ
ル10の先端部は、図12、13に示したように固定さ
れているので、体内でずれることがない。
は、注射器70の注射針71を、皮膚51を通して、薬
液注入ポート61の前記ゴム膜64に刺し込み、制癌剤
が溶解した薬液を薬液注入ポート61に注入する。この
薬液は、薬液流出口62から留置カテーテル10内を通
り、留置カテーテル10の開口21から流出する。そし
て、癌に侵された肝臓に選択的に注入させることができ
る。また、薬液は留置カテーテル10内をその軸線に沿
って進行した後、方向を変えて留置カテーテル10の周
壁に設けた開口21から側方に流出するので、血管の内
壁に強く当たることが防止され、血管内壁の損傷を少な
くすることができる。
テルを用いて複数体を同時に同一血管を介して挿入し、
人体内部の異なる個所に留置できるので、例えば肝動脈
へは薬液Aを、胃十二指腸動脈へは薬液Bを、脾動脈へ
は薬液Cをというように、複数の臓器にそれぞれ必要と
される薬液だけを同時に注入投与でき、複合疾患の患者
における治療期間と効果を飛躍的に高めることができ
る。
留置カテーテルの先端部の内側又は外側に屈曲した線材
を取付けたので、留置カテーテルの先端部を血管等の管
状器官の目的とする箇所に到達させて留置させると、屈
曲した線材の復元力でカテーテル本体の先端部、又はそ
の外部に延出された線材自体が、管状器官の内壁に弾性
的に圧接されて固定される。このように、カテーテル本
体又は線材がその屈曲形状によって管状器官の内壁に圧
接して固定されるので、管状器官の内壁を損傷すること
が少ない。また、カテーテル本体又は線材が屈曲してい
るので、カテーテル本体又は線材と管状器官の内壁との
間に隙間が形成され、血流等を妨げることもない。
は、留置カテーテルの外周に沿って親カテーテルを挿入
し、親カテーテルに対して留置カテーテルを基部側に引
張ることにより、留置カテーテルの先端部を引き伸ばし
ながら親カテーテル内に引き込むだけで回収することが
できるので、留置カテーテルの回収(抜去)を容易に行
うことができる。
入された薬液がカテーテルの軸線に沿って進み、その先
端部から真直ぐに流出するため、薬液が血管の内壁に当
り、血管が薬液を吸収し、血管の内壁に損傷を与えて血
管内の閉塞を生じやすいという問題点があったが、本発
明において、薬液流出用の開口をカテーテル本体の周壁
に形成した場合には、薬液が血管等の内壁に直接強く当
ることが防止されるので、血管等の内壁損傷による閉塞
を防止することができる。
一部切欠き側面図である。
す部分断面図である。
る。
を示す部分断面図である。
である。
部分断面図である。
す部分断面図である。
を示す部分断面図である。
状態を示す説明図である。
内に挿入し、薬液を流出させる手順を示す説明図であ
る。
箇所に固定した状態を示す説明図である。
箇所に固定した状態を拡大して模式的に示す説明図であ
る。
る。
いて薬液を投与する状態を示す説明図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 チューブ状のカテーテル本体と、その一
端の内部に挿入された、屈曲された弾性を有する線材と
を備え、前記線材が挿入された前記カテーテル本体の端
部が屈曲状態をなすことを特徴とする留置カテーテル。 - 【請求項2】 チューブ状のカテーテル本体と、前記カ
テーテル本体の外径より大きく屈曲された弾性を有する
線材とを備え、前記線材は、前記カテーテル本体の一端
に連接されて、前記カテーテル本体の外側に延出してい
ることを特徴とする留置カテーテル。 - 【請求項3】 前記カテーテル本体は、前記線材の屈曲
形状の外周位置から直線状に伸びている請求項1又は2
記載の留置カテーテル。 - 【請求項4】 前記カテーテル本体の前記線材が取付け
られた方の端部寄りの周壁に薬液流出用の開口が形成さ
れ、この開口はスリット状をなし、内部の液圧がかかっ
たときには開き、内部の液圧がかからないときには閉じ
るように構成されている請求項1〜3のいずれか1つに
記載の留置カテーテル。 - 【請求項5】 前記カテーテル本体の前記線材が取付け
られた方の端部寄りの周壁に薬液流出用の開口が形成さ
れ、前記開口は、前記カテーテル本体の周壁において、
前記線材の屈曲形状の中心方向に形成されている請求項
1〜4のいずれか1つに留置カテーテル。 - 【請求項6】 前記カテーテル本体の前記開口の近傍に
造影チップが取付けられている請求項4又は5に記載の
留置カテーテル。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1つに記載の留
置カテーテルと、この留置カテーテル内に挿脱自在に挿
入される芯線と、前記留置カテーテルを挿入できる内径
の親カテーテルとを備えていることを特徴とする留置カ
テーテル挿入装置。 - 【請求項8】 請求項1〜6のいずれか1つに記載の留
置カテーテルと、この留置カテーテル内に挿脱自在に挿
入される芯線と、前記留置カテーテルを挿入できる内径
の親カテーテルと、この親カテーテルを経皮的に血管内
に挿入するためのシースとを備えていることを特徴とす
る留置カテーテル挿入装置。 - 【請求項9】 請求項1〜6のいずれか1つに記載の留
置カテーテルと、この留置カテーテル内に挿脱自在に挿
入される芯線と、前記留置カテーテルを挿入できる内径
の親カテーテルと、この親カテーテルを経皮的に血管内
に挿入するためのシースと、前記留置カテーテルの基端
部に連結されて体内に埋め込まれる薬液注入ポートとを
備えていることを特徴とする留置カテーテル挿入装置。
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1998
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