JP2005323813A - 薬液注入用カテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】 血管に留置させておき、制癌剤等の薬液を注入可能で、血液を逆流させることなく目的箇所に注入でき、ガイドワイヤを先端及び基端の両方から挿入でき、留置及び留置位置の修正時の作業性、及び安全性を向上可能な薬液注入用カテーテルを提供する。
【解決手段】 この薬液注入用カテーテル10は、カテーテル10の先端面が弾性を有する材料からなる先端壁21で塞がれており、この先端壁21は中央部が肉薄となっており、その肉薄部分に孔21a又は切り込み21b,21c,21dが形成されている。この孔21a又は切り込み21b,21c,21dは、常時は閉じると共に、内外両方向からガイドワイヤを押し当てると弾性的に開いてガイドワイヤを挿通可能とされており、しかも先端壁21の外側の周縁21eは、カテーテルチューブの先端部をなしている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、動脈や静脈等の血管に、継続的又は一時的に留置させておき、例えば、制癌剤等の薬液を注入できるようにした薬液注入用カテーテルに関する。
近年、制癌剤等の薬液を体内に投与する場合には、注射器や点滴等によらずに、経皮的に血管内にカテーテルを挿入し、このカテーテル先端を癌に侵された臓器への動脈入口に位置させて、薬液を該臓器に注入することが行われつつある。
前記カテーテルは、周知のセルディンガー法により、血管内に挿入される。すなわち、皮膚を通して、通常は金属製の導入針を血管内に挿入し、次にこの導入針を通して血管内にガイドワイヤを挿入し、目的の位置へ到達させる。その後、ガイドワイヤの外周に沿って、カテーテルを挿入し目的の位置まで到達させ、更にガイドワイヤを抜き出すことによって、カテーテルの留置作業が完了する。この状態で、カテーテル内に薬液を注入することにより、薬液が臓器等の患部に注入される。しかしながら、通常のカテーテルを用いた場合には、血圧によって血液がカテーテル内に逆流してしまうという問題があった。
また、下記特許文献1には、カテーテル尖端に一方向弁を備え、この一方向弁が鴨のくちばし型の弁であることを特徴とする薬剤長期間投与のためのカテーテルが開示されている。このカテーテルの先端に設けられた鴨のくちばし型の弁は、一対の扁平なくちばし片が、互いに重なる状態に設けられている。そして、この弁は、常時は閉塞し、薬液を注入したときに拡開して、薬液が流入するようになっており、血液の逆流を防止する。
更に、下記特許文献2には、カテーテルの先端にガイドワイヤが貫通しうる逆止弁を有する逆止弁付きカテーテルが開示されている。この逆止弁は、断面が略U字形をなしており、前記カテーテルの先端から見たときに先端が凹んだ形状となるように装着され、その底部(弁台)にガイドワイヤ貫通孔が形成されている。
特開昭61−187872号公報 実開平4−27946号公報
上記特許文献1のカテーテルには、鴨のくちばし型の一方向弁が先端に取付けられているので、カテーテルの基端側からガイドワイヤを挿入することは可能であっても、カテーテルの先端側からガイドワイヤを挿入することは難しい。ガイドワイヤを先行させて挿入し、ガイドワイヤの外周に沿ってカテーテルを挿入する場合には、カテーテルをガイドワイヤの後端から挿入する必要があるため、上記カテーテルにおいては、ガイドワイヤに沿って挿入することはできなかった。
更に、上記特許文献2のカテーテルにおける逆止弁は、前述したようにU字形に凹んでいる。したがって、このカテーテルを血管内に長期間体内に留置しておくと、逆止弁の凹んだ部分に血液が滞留しやすくなる。その結果、滞留した血液が凝固して血栓となる可能性があった。
また、薬液を注入する際には、まず、血管内にカテーテルを留置した後、造影剤を注入し、目的の位置に正確に留置されていることを確認してから薬液を注入する。その際に、留置位置がずれているのであれば、カテーテルの基端側から再びガイドワイヤを挿入して、その先端を目的位置にまで到達させた後、ガイドワイヤ外周に沿ってカテーテルを移動させて、留置位置を修正する作業が行われている。
しかしながら、上記特許文献2のカテーテルは、逆止弁がU字形に凹んでいるため、カテーテルの先端側からガイドワイヤを挿入することは容易であっても、カテーテルの基端側からガイドワイヤを挿入することは難しく、カテーテルの留置位置を修正する場合の作業性に問題があった。
したがって、本発明の目的は、血液をカテーテル内に逆流させることがなく、目的の箇所に注入でき、かつ、血液が滞留して血栓化することを防止し、しかも、ガイドワイヤをカテーテルの先端側及び基端側の両方から、スムーズに挿入することができ、カテーテルの留置、及び留置位置の修正をする場合の作業性及び安全性を向上させることができる薬液注入用カテーテルを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1は、血管の所定箇所に薬液を注入するための薬液注入用カテーテルにおいて、前記カテーテルの先端面が弾性材料からなる先端壁で閉塞され、この先端壁は中央部が肉薄となっており、その肉薄部分に孔又は切り込みが形成され、この孔又は切り込みは、常時は閉じると共に、内外両方向からガイドワイヤを押し当てると弾性的に開いてガイドワイヤを挿通可能とされており、しかも前記先端壁の外側の周縁は、カテーテルチューブの先端部をなしていることを特徴とする薬液注入用カテーテルを提供するものである。
上記発明によれば、薬液をカテーテル内に注入すると、薬液の圧力により、カテーテル先端壁の孔又は切り込みが、薬液の注入方向に沿って弾性的に拡開して、目的とする箇所に薬液が注入される。薬液の注入が終了した後は、先端壁は弾性復帰して閉塞するので、血液がカテーテル内に逆流することはなく、またカテーテルを留置している間に血液がカテーテル内に侵入して血栓を生じることも防止できる。
また、カテーテル先端壁の外側の周縁は、カテーテルチューブの先端部をなし、カテーテル先端部に血液が滞留するような凹部がないので、血液が滞留し凝固して血栓化することを防止することができる。なお、カテーテル内に血栓が生じると、血栓が血管の末梢に流れて塞栓症を起こす可能性があり、また、カテーテル先端壁の孔又は切り込みが塞がって、薬液の注入ができなくなる虞れがある。
更に、カテーテル先端壁は、弾性材料からなり、中央部が肉薄となっており、その肉薄部分に孔又は切り込みが形成されているので、内外のいずれの方向からガイドワイヤを押し当てても、弾性的に開いてガイドワイヤを挿通させることができる。このため、予めガイドワイヤを血管内に挿入し、ガイドワイヤの先端部を目的とする治療箇所に到達させた後、ガイドワイヤの基端側からカテーテルを挿入して、ガイドワイヤに沿ってカテーテルを挿入することができる。
また、カテーテルを挿入した後、その留置位置を修正したい場合には、カテーテルの後端側からガイドワイヤを挿入し、ガイドワイヤをカテーテル先端から突出させて、その先端を目的とする箇所まで進行させた後、このガイドワイヤに沿ってカテーテルを挿入することができる。したがって、カテーテル留置手術の作業性が向上し、患者の負担を減少させ、医療従事者の作業を容易にすることができる。
本発明の第2は、前記第1の発明において、前記カテーテルの先端壁は、内外両方向から見たときに、中央部がテーパ状又は球面状にへこんだすり鉢状をなしている薬液注入用カテーテルを提供するものである。
上記発明によれば、カテーテル先端壁の内外いずれの方向からガイドワイヤを押し当てても、先端壁がテーパ状又は球面状にへこんだすり鉢状をなしているため、ガイドワイヤが先端壁の中央部にガイドされ、中央部の肉薄の壁に設けられた孔又はスリットを開かせて、ガイドワイヤを容易に挿通させることができる。また、カテーテル先端壁のすり鉢状の凹部に血液が流入しても、長時間滞留することなくすぐに流出するので、血栓等が形成されることも防止できる。
本発明の薬液注入用カテーテルによれば、ガイドワイヤをカテーテルの先端側、後端側のいずれからでも挿通させることができるので、ガイドワイヤを先に血管内に挿入してガイドワイヤに沿ってカテーテルを挿入することができ、また、カテーテルの先端位置を修正したい場合に、カテーテルの後端側からガイドワイヤを挿入して位置の修正を行うこともできる。また、カテーテルの先端部に血液が滞留するような凹部を有しないので、血栓が形成されることも防止できる。
以下、図1〜9を参照して、本発明の薬液注入用カテーテルの一実施形態を説明する。
図1に示されるように、この薬液注入用カテーテル10(以下、単にカテーテル10という)は、例えば、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、シリコーン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリスチレン、ポリエステル、ポリブタジエン等の合成樹脂、及びその誘導体、又はそれらの共重合体、又は天然ゴム等の天然高分子化合物、更にはそれらの混合物等からなるチューブ形状をなしたカテーテル本体20を有している。また、このカテーテル本体20の基端には、ハブ30が連結されている。このハブ30は、手で把持しやすいように扁平な形状をなしており、カテーテル本体20に連通する導入管31を有している。ハブ30の導入管31を通して後述するガイドワイヤ60が挿入される。
カテーテル本体20は、その先端が先端壁21で塞がっている。図2に示すように、この先端壁21は中央部が薄く、外側の周縁21eが厚く形成されており、この周縁21eがカテーテル本体20の先端部をなしている。そして先端部21は、カテーテル本体20の内側から見ても外側から見ても、いわゆるすり鉢形状をなしている。この先端壁21の形状としては、例えば、図2(a)に示されるように、中央部が丸みを帯びた球面状をなしていてもよく、図2(b)に示すように、中央部がテーパ状になっていてもよく、中央部が薄く、外側の周縁21eが厚く形成されればよい。
この先端壁21は、射出成形等によりカテーテル本体20と一体に成形することもできるが、先端壁21を含めたカテーテル本体20全体を射出成形により成形するとなると、使用する型を細長く形成しなければならず、実用的ではない。そのため、図3に示すように、先端壁21が設けられたチューブ22を注型、ディッピング又は射出成形等で形成し、それ以外の部分をなすチューブ23を押し出し成形で形成して、両者を溶着、接着等の手段で接合する方法が好ましく用いられる。
両者を溶着によって接合する方法の一例を説明すると、チューブ22は、前述したように射出成形等で先端壁21が一体で成形されており、先端壁21の反対側の端部にテーパ面22aを有している。一方、チューブ23は押し出し成形等で成形され、その先端を加工してチューブ22のテーパ面22aに対応した、テーパ面23aを形成しておく。そして、チューブ22にチューブ23を挿入して、テーパ面22a、23aを当接させて配置する。
この状態で、金属製の図示しないマンドレルを、チューブ23の基端側から挿入し、テーパ面22a、23aに対応した位置にまで押し込んでいく。そして、テーパ面22a、23a同士を当接させた箇所の外側から、上下型からなる図示しない金型で挟み込む。この状態で、金型とマンドレルとの間に高周波電圧を印加して誘電加熱を行うことにより、チューブ22とチューブ23とを加熱溶着する。この接合方法は、テーパ面22a、23a同士の接触面積が大きいので、接合強度が高くなるという効果を得られる。
更に、カテーテル本体20の先端壁21には、図4に示すような孔又は切り込みが設けられている。同図(a)は、孔21aが設けられた場合である。この場合、例えば、予め金型に孔21aに対応した丸型の凸部を設けておけば、射出成形と同時に孔21aを形成することができ、製造工程の省略化を図れる。また、孔21aは、常時は閉塞しているが、ガイドワイヤ60を通過可能で、かつ、留置部位の血圧によって血液が逆流することがない形状に形成される。なお、このカテーテル10は、静脈内に留置されることが多く、静脈の圧力(静脈圧)は比較的低く、かつ、血液の粘性もあるので、図4(a)のような孔21aを設けても、血流による薬液の逆流や、血液の流入が起こる虞れは少ない。
また、図4(b)は、直線状の切り込み21b、(c)はY字状の切り込み21c、(d)は十字状の切り込み21dを、それぞれ設けた例が示されている。これらの切り込み21b,21c,21dは、いずれも、比較的シンプルな形状であるので、加工がしやすく、カテーテル本体20内に薬液を注入した場合や、ガイドワイヤ60を押し込んだ場合には開くことができ、血管内に留置した場合には弾性によって閉じることができる。
このように先端壁21に、孔21a、及び切り込み21b,21c,21dが設けられているので、薬液をカテーテル10の内部に注入すると、薬液の圧力により、先端壁21の孔21a、又は切り込み21b,21c,21dが弾性的に拡開して、薬液を注入することができる。そして、薬液の注入が終了した後は、先端壁21は弾性復帰して閉塞するので、血液が流入することを効果的に防止することができる。なお、切り込みは、直線状、Y字状、又は十字状が好ましく、それ以上に数多くの切り込みを入れた場合には、血流によって先端壁21が自然に拡開してしまう虞れがある。
また、先端壁21の外側の周縁21eは、そのままカテーテル本体20の先端面をなし、先端壁21が奥方に配置されていないので、血液が流入して滞留する死腔が存在せず、血栓化することを防止することができる。
ところで、カテーテル本体20の先端部の近傍には、X線不透過材料からなるマーカーリング24が設けられており、X線モニター等により、カテーテル10挿入時の先端位置を把握可能となっている。このマーカーリング24としては、例えばAu、Pt、Ag、Bi、W、又はこれらの金属を含有する合金製のリング、コイル、更にはそれらの金属を混練した樹脂が好ましく用いられる。
また、カテーテル本体20の内周及び/又は外周には、カテーテル本体20に対するガイドワイヤ60の滑り性を向上させたり、あるいは血管内壁等に対するカテーテル本体20の滑り性を向上させたり、更に、血栓をなるべく付着させたりしないように、例えば、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸、無水マレイン酸共重合体等の親水性樹脂がコーティングされていることが好ましい。また、抗血栓性を高めるためのウロキナーゼ、ヘパリン等や、抗菌性を付与するためのビグアニド化合物、スルファジアジン銀、プロテイン銀等をカテーテル本体20に含ませたりコーティングしてもよい。また、カテーテル本体20の外周の一部に、生体との固定を確実にするために、ポリエステル等で形成されたカフを取付けてもよい。
更に、デプスマーク25が、カテーテル本体20に所定間隔で付されている場合がある。このデプスマーク25は、血管内に薬液注入用カテーテル10を挿入する際に、どのくらい挿入したかを確認するためのものである。
図5、6には、本発明のカテーテル10に、ガイドワイヤ60を挿入する際の状態が示されている。なお、ガイドワイヤ60としては、公知の各種のものが使用できる。すなわち、超弾性合金や、ステンレスなどからなる芯線に合成樹脂膜を被覆したものや、芯線の外周にコイルを装着したもの、更にこのコイルの外周を更に合成樹脂膜で被覆したものなどが用いられる。この実施形態の場合、コイルを装着したガイドワイヤ60が使用されている。
図5にはガイドワイヤ60をカテーテル10の先端側から挿入する例が示されている。図5(a)には、ガイドワイヤ60をカテーテル本体20の先端側に配置した状態が示されている。この状態から図5(b)に示されるように、カテーテル本体20の先端側から、ガイドワイヤ60を先端壁21に向けて挿入していく。このとき、ガイドワイヤ60の挿入位置が多少ずれていても、ガイドワイヤ60を押し込むだけで、先端壁21のすり鉢状の凹部によって自然に中央部にガイドされる。そして、矢印方向に更にガイドワイヤ60を押し込むと、図5(c)に示されるように、先端壁21の孔21a、又は切り込み21b,21c,21dがガイドワイヤ60の進行を妨げることなく、弾性的に拡開してガイドワイヤ60を通過させることができる。
図6には、ハブ30を通してカテーテル本体20の基端側から、ガイドワイヤ60を挿入させる場合が示されている。この場合も、図5(c)の場合と同じように、先端壁21の孔21a、又は切り込み21b,21c,21dは、ガイドワイヤ60の進行を妨げることなく、弾性的に拡開してガイドワイヤ60を通過させる。
また、上述の図5、図6のいずれの場合も、ガイドワイヤ60を引き抜くと、先端壁21は弾性復帰して閉塞し、血液がカテーテル10内に流入することを防止する。
以上、図5、図6に示したように、カテーテル本体20の先端側、及び、ハブ30を介してカテーテル本体20の基端側からの両方から、ガイドワイヤ60を挿入することが可能となっている。これによって例えば、金属製の導入針を血管内に挿入した後にガイドワイヤ60を挿入し、このガイドワイヤ60の外周に沿ってカテーテル10を、その先端側から挿入し、目的の位置にまで到達させることにより、カテーテル10の留置作業を行うことができる。この際、ガイドワイヤ60の外周に沿ってカテーテル10を挿入していくので、上述した従来のカテーテルのように、誤って血管壁を突き破ってしまうなどの虞れが少なくなり、安全性を向上させることができる。
一方、留置し終えたカテーテル10の基端側から、ハブ30を通してガイドワイヤ60を挿入して、その後、ガイドワイヤ60の外周に沿ってカテーテル10を移動させることにより、カテーテル10の留置位置の修正を行うことができる。
このように、カテーテル10の先端側及び基端側からの両方から、スムーズにガイドワイヤ60を挿入することができるので、カテーテル10の留置、及び、留置位置の修正をする場合の作業性、及び、安全性を向上させることができる。
次に、図7、8を参照して、このカテーテル10を用いて制癌剤等の薬液を投与する方法について説明する。なお、図中71は皮膚、72は血管である。
まず、図7(a)に示すように、周知のセルディンガー法により、鞘状のシース50を、皮膚71を通して血管72内に挿入する。次に、シース50の基端からガイドワイヤ60を挿入し、ガイドワイヤ60の先端を血管72の目的箇所、例えば癌に侵された臓器への血液流入口等に到達させる。その後図7(b)に示されるように、カテーテル10をガイドワイヤ60の外周に被せるように挿入し、カテーテル10の先端をガイドワイヤ60の先端まで到達させる。
なお、この位置は、X線透視によりマーカーリング24で確認することができ、留置位置が適切でない場合には、カテーテル10の基端側からハブ30を通してガイドワイヤ60を再び挿入して、その後、ガイドワイヤ60の外周に沿ってカテーテル10を移動させて、カテーテル10の留置位置の修正を行うことができる。
こうして、カテーテル10は、その先端を血管72内の目的箇所、例えば癌に侵された臓器への血液流入口等に配置される。
上述のように薬液注入用カテーテル10の先端部を血管72の目的箇所に配置し、ガイドワイヤ60を完全に引き抜いた後、図8(a)に示されるようにガイドワイヤ60を引き抜く。
そして、図8(b)に示すように、シース50を引き抜き、皮膚71を切開して、薬液注入ポート40を埋め込み、この薬液注入ポート40に連結されたカテーテル73を、上記カテーテル10と連結する。カテーテル73は、いわゆる皮下トンネル部を構成し、微生物による感染を防ぐ役割をなす。
薬液注入ポート40は、図9に示されるように、注射針等が貫通しない硬度を有する合成樹脂又は金属製の円錐台形状の容器41の上面開口に、注射針等を差し込むことが可能なゴム膜43を装着し、容器41の側壁に上記薬液流出口42を設けて構成されている。
そして、定期的に制癌剤を投与するときには、図示しない注射器の注射針を、皮膚71を通して、薬液注入ポート40のゴム膜43に刺し込み、制癌剤が溶解した薬液を薬液注入ポート40に注入する。この薬液は、薬液流出口42から薬液注入用カテーテル10内を通り、薬液注入用カテーテル10の先端壁21の孔21a、又は切り込み21b,21c,21dから流出して、癌に侵された臓器に選択的に注入させることができる。
本発明は、静脈等の血管内に、継続的又は一時的に留置させて、制癌剤等の薬液を注入するための薬液注入用カテーテルであって、薬液を逆流させず、血液が流入して血栓化することを防止でき、しかも、ガイドワイヤをカテーテルの先端側及び基端側の両方から挿入可能で、カテーテルの挿入及び挿入位置の修正等時の作業性、及び安全性を向上させる薬液注入用カテーテルとして利用することができる。
本発明の薬液注入用カテーテルの一実施形態を示す斜視図である。 同薬液注入用カテーテルの先端壁の形状を示す部分拡大図である。 同薬液注入用カテーテルのカテーテル本体の成形方法を示す断面図である。 同薬液注入用カテーテルの先端壁に設けられる孔又は切り込みの形状を示す説明図である。 同薬液注入用カテーテルの先端側からガイドワイヤを挿入する例を示しており、(a)はガイドワイヤ挿入する前の状態を示す断面図、(b)はガイドワイヤを先端壁に挿入し始めた状態を示す断面図、(c)は先端壁にガイドワイヤを通過させた状態を示す断面図である。 同薬液注入用カテーテルの基端側からガイドワイヤを挿入する例を示す断面図である。 同薬液注入用カテーテルを体内に留置する例を示しており、(a)はシースを用いてガイドワイヤを挿入した状態を示す断面図、(b)はガイドワイヤ外周に沿って、カテーテルを挿入した状態を示す断面図である。 同薬液注入用カテーテルを体内に留置する例を示しており、(a)はガイドワイヤを抜いてカテーテルのみを留置した状態を示す断面図、(b)は薬液注入ポートをカテーテルに接続して体内に留置した状態を示す説明図である。 同薬液注入用カテーテルを体内に留置する場合に用いる、薬液注入ポートを示す斜視図である。
符号の説明
10 薬液注入用カテーテル
21 先端壁
21a 孔
21b,21c,21d 切り込み
21e 周縁

Claims (2)

  1. 血管の所定箇所に薬液を注入するための薬液注入用カテーテルにおいて、前記カテーテルの先端面が弾性材料からなる先端壁で閉塞され、この先端壁は中央部が肉薄となっており、その肉薄部分に孔又は切り込みが形成され、この孔又は切り込みは、常時は閉じると共に、内外両方向からガイドワイヤを押し当てると弾性的に開いてガイドワイヤを挿通可能とされており、しかも前記先端壁の外側の周縁は、カテーテルチューブの先端部をなしていることを特徴とする薬液注入用カテーテル。
  2. 前記先端壁は、内外両方向から見たときに、中央部がテーパ状又は球面状にへこんだすり鉢状をなしている請求項1記載の薬液注入用カテーテル。
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