JPH10272083A - 掃除用具 - Google Patents
掃除用具Info
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- JPH10272083A JPH10272083A JP9080452A JP8045297A JPH10272083A JP H10272083 A JPH10272083 A JP H10272083A JP 9080452 A JP9080452 A JP 9080452A JP 8045297 A JP8045297 A JP 8045297A JP H10272083 A JPH10272083 A JP H10272083A
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- cleaning tool
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- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L13/00—Implements for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
- A47L13/10—Scrubbing; Scouring; Cleaning; Polishing
- A47L13/42—Details
- A47L13/44—Securing scouring-cloths to the brush or like body of the implement
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
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- A47L13/00—Implements for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
- A47L13/10—Scrubbing; Scouring; Cleaning; Polishing
- A47L13/20—Mops
- A47L13/24—Frames for mops; Mop heads
- A47L13/254—Plate frames
- A47L13/256—Plate frames for mops made of cloth
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L13/00—Implements for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
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- A47L13/20—Mops
- A47L13/24—Frames for mops; Mop heads
- A47L13/254—Plate frames
- A47L13/258—Plate frames of adjustable or foldable type
Landscapes
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 掃除用具の板状体に取り外し可能にクランプ
される汚れ拭き取り用シートが該用具使用中にクランプ
された部位で簡単に裂けることがないようにする。 【解決手段】 掃除用具が、クランプ手段を使用して汚
れ拭き取り用シートを固定することができる板状体２を
有する。板状体２は上面１０Ａと、下面２３と、周縁部
外縁３３とを有し、上面１０Ａに形成された起伏可能な
クランプ用アーム１３は、倒伏したときにその近傍の周
縁部外縁３３に並行して延びる第１係合凸部３７の外縁
３３との離間寸法Ｄ1，Ｄ2，Ｄ3が、その延びる方向に
おいて次第に大きくなるか、または小さくなるように形
成される。
される汚れ拭き取り用シートが該用具使用中にクランプ
された部位で簡単に裂けることがないようにする。 【解決手段】 掃除用具が、クランプ手段を使用して汚
れ拭き取り用シートを固定することができる板状体２を
有する。板状体２は上面１０Ａと、下面２３と、周縁部
外縁３３とを有し、上面１０Ａに形成された起伏可能な
クランプ用アーム１３は、倒伏したときにその近傍の周
縁部外縁３３に並行して延びる第１係合凸部３７の外縁
３３との離間寸法Ｄ1，Ｄ2，Ｄ3が、その延びる方向に
おいて次第に大きくなるか、または小さくなるように形
成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、床面や壁面を掃
除するための汚れ拭き取り用シートを取り外し可能に固
定して使用する掃除用具に関する。
除するための汚れ拭き取り用シートを取り外し可能に固
定して使用する掃除用具に関する。
【０００２】
【従来の技術】登録実用新案公報第３０１３１４９号に
は、この種清掃用具の一例が開示されている。この用具
は、矩形板状体の上面に長柄が取り付けられていて、下
面に汚れ拭き取り用シートが当接される。シートは、そ
の縁部が板状体の長辺に沿って上面側へ折曲され、上面
に形成されたクランプ手段で把持されることによって板
状体に固定される。クランプ手段は、板状体上面に起伏
可能に取り付けられていて、倒伏したときに板状体の長
辺と平行になる直状のクランプ用アームと、板状体上面
に形成されていて、板状体の長辺と平行に延び、倒伏し
た前記アームを受容するクランプ用条溝とで構成されて
いる。
は、この種清掃用具の一例が開示されている。この用具
は、矩形板状体の上面に長柄が取り付けられていて、下
面に汚れ拭き取り用シートが当接される。シートは、そ
の縁部が板状体の長辺に沿って上面側へ折曲され、上面
に形成されたクランプ手段で把持されることによって板
状体に固定される。クランプ手段は、板状体上面に起伏
可能に取り付けられていて、倒伏したときに板状体の長
辺と平行になる直状のクランプ用アームと、板状体上面
に形成されていて、板状体の長辺と平行に延び、倒伏し
た前記アームを受容するクランプ用条溝とで構成されて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】汚れ拭き取り用シート
には、不織布や紙、長繊維のトウなどであって、柔軟で
弾力性のあるシート状基材が多く使用される。これらの
シート状基材は、それを構成する繊維が一方向へ強く配
向していると、その配向方向に沿って基材が裂け易い。
そのような基材を使用した汚れ拭き取り用シートが前記
公知の清掃用具に取り付けられて、繊維の配向方向が板
状体のアームと平行になったときには、板状体をその長
辺と直角の方向へ動かして床面を掃除すると、クランプ
したシートには、それをアームに沿って、すなわち、繊
維の配向方向に沿って引き裂こうとする力が作用する。
シートがアームに沿って裂けてしまえば、もはやシート
を板状体に固定しておくことができないから、まだ汚れ
を拭き取ることができるシートでも、それを交換しなけ
ればならない。
には、不織布や紙、長繊維のトウなどであって、柔軟で
弾力性のあるシート状基材が多く使用される。これらの
シート状基材は、それを構成する繊維が一方向へ強く配
向していると、その配向方向に沿って基材が裂け易い。
そのような基材を使用した汚れ拭き取り用シートが前記
公知の清掃用具に取り付けられて、繊維の配向方向が板
状体のアームと平行になったときには、板状体をその長
辺と直角の方向へ動かして床面を掃除すると、クランプ
したシートには、それをアームに沿って、すなわち、繊
維の配向方向に沿って引き裂こうとする力が作用する。
シートがアームに沿って裂けてしまえば、もはやシート
を板状体に固定しておくことができないから、まだ汚れ
を拭き取ることができるシートでも、それを交換しなけ
ればならない。
【０００４】そこで、この発明は、汚れ拭き取り用シー
トを裂けることがないようにクランプすることができる
清掃用具の提供を課題にしている。
トを裂けることがないようにクランプすることができる
清掃用具の提供を課題にしている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
にこの発明が前提とするのは、上面と、下面と、これら
上下面の縁部を形成する周縁部とを有する板状体の前記
上面に長柄が取り付けられており、前記下面に当接され
た汚れ拭き取り用シートがその縁部を前記周縁部で折曲
されて前記上面に折り重ねられると前記上面に形成され
たクランプ手段で前記シートの縁部をクランプして前記
シートを前記板状体に固定することが可能な掃除用具で
ある。
にこの発明が前提とするのは、上面と、下面と、これら
上下面の縁部を形成する周縁部とを有する板状体の前記
上面に長柄が取り付けられており、前記下面に当接され
た汚れ拭き取り用シートがその縁部を前記周縁部で折曲
されて前記上面に折り重ねられると前記上面に形成され
たクランプ手段で前記シートの縁部をクランプして前記
シートを前記板状体に固定することが可能な掃除用具で
ある。
【０００６】かかる前提において、この発明が特徴とす
るところは、前記クランプ手段が、ヒンジ機構を介して
前記上面に起伏可能に取り付けられていて、倒伏したと
きに前記上面から下面へ向かって垂下した状態にあって
前記シートの縁部に当接可能な第１係合凸部を備えたア
ームと、前記上面に形成されていて、倒伏したときの前
記アームの第１係合凸部が嵌入して、該凸部との間で前
記シートの縁部を実質的に挟持可能な第２係合凹部とか
らなり、前記第１係合凸部と第２係合凹部とは、少なく
ともそれらの一部分がそれらの近傍に位置する前記周縁
部の外縁に並行して延びていて、該外縁との離間寸法
が、それらの延びる方向において次第に大きくなるか、
または小さくなるように形成されていること、にある。
るところは、前記クランプ手段が、ヒンジ機構を介して
前記上面に起伏可能に取り付けられていて、倒伏したと
きに前記上面から下面へ向かって垂下した状態にあって
前記シートの縁部に当接可能な第１係合凸部を備えたア
ームと、前記上面に形成されていて、倒伏したときの前
記アームの第１係合凸部が嵌入して、該凸部との間で前
記シートの縁部を実質的に挟持可能な第２係合凹部とか
らなり、前記第１係合凸部と第２係合凹部とは、少なく
ともそれらの一部分がそれらの近傍に位置する前記周縁
部の外縁に並行して延びていて、該外縁との離間寸法
が、それらの延びる方向において次第に大きくなるか、
または小さくなるように形成されていること、にある。
【０００７】この発明の好ましい実施態様において、前
記第１係合凸部と第２係合凹部とは、前記第１係合凸部
近傍の周縁部外縁に向かって凸となる弧を画きながら延
びていて、前記近傍の周縁部外縁が直線を画いている。
記第１係合凸部と第２係合凹部とは、前記第１係合凸部
近傍の周縁部外縁に向かって凸となる弧を画きながら延
びていて、前記近傍の周縁部外縁が直線を画いている。
【０００８】この発明の実施態様の一つにおいて、前記
第１係合凸部と、第２係合凹部と、前記第１係合凸部近
傍の周縁部外縁とが直状を呈していることがある。
第１係合凸部と、第２係合凹部と、前記第１係合凸部近
傍の周縁部外縁とが直状を呈していることがある。
【０００９】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照して、この発明
に係る掃除用具の詳細を説明すると、以下のとおりであ
る。
に係る掃除用具の詳細を説明すると、以下のとおりであ
る。
【００１０】図１に斜視図で示された掃除用具１は、板
状体２と、慣用の自在接手３を介して板状体２に取り付
けられた長柄４とで構成され、板状体２に取り外し可能
に固定された汚れ拭き取り用シート５が仮想線で示され
ている。なお、長柄４は、その一部の図示が省略されて
いる。
状体２と、慣用の自在接手３を介して板状体２に取り付
けられた長柄４とで構成され、板状体２に取り外し可能
に固定された汚れ拭き取り用シート５が仮想線で示され
ている。なお、長柄４は、その一部の図示が省略されて
いる。
【００１１】板状体２は、図の左右に長い矩形のもので
あって、互いに対向する一対の長辺６Ａ，６Ｂと一対の
短辺７Ａ，７Ｂとを有し、硬質プラスチック製の本体８
と、本体８の側面部２１と下面１０Ｂ（図２参照）とを
覆う弾性部材９とで構成されている。用具１の上面を形
成する本体８の上面１０Ａにおいて、一対の短辺７Ａ，
７Ｂを二等分する線上の中央には自在接手３取り付け用
の左右一対の突起１１があり、それぞれの短辺７Ａ，７
Ｂと突起１１との間には凹部１６が形成されている。図
では、凹部１６のほぼ全体がクランプ用アーム１３で覆
われた状態にあり、そのアーム１３は、内端部１４が本
体８にヒンジ機構を介して起伏可能に取り付けられてい
る。各アーム１３は、短辺７Ａ，７Ｂを二等分する線上
において内端部１４から最も離れた位置にある外端部１
５を摘持すれば、起伏させることができるもので、矢印
Ｐ方向へ起立させた後に、シート５の縁部４５，４６を
凹部１６の上に当てがい、続いてアーム１３を倒伏させ
ると、上面１０Ａとアーム１３とでシート５を挟持して
板状体２に固定することができる。
あって、互いに対向する一対の長辺６Ａ，６Ｂと一対の
短辺７Ａ，７Ｂとを有し、硬質プラスチック製の本体８
と、本体８の側面部２１と下面１０Ｂ（図２参照）とを
覆う弾性部材９とで構成されている。用具１の上面を形
成する本体８の上面１０Ａにおいて、一対の短辺７Ａ，
７Ｂを二等分する線上の中央には自在接手３取り付け用
の左右一対の突起１１があり、それぞれの短辺７Ａ，７
Ｂと突起１１との間には凹部１６が形成されている。図
では、凹部１６のほぼ全体がクランプ用アーム１３で覆
われた状態にあり、そのアーム１３は、内端部１４が本
体８にヒンジ機構を介して起伏可能に取り付けられてい
る。各アーム１３は、短辺７Ａ，７Ｂを二等分する線上
において内端部１４から最も離れた位置にある外端部１
５を摘持すれば、起伏させることができるもので、矢印
Ｐ方向へ起立させた後に、シート５の縁部４５，４６を
凹部１６の上に当てがい、続いてアーム１３を倒伏させ
ると、上面１０Ａとアーム１３とでシート５を挟持して
板状体２に固定することができる。
【００１２】長柄４は、硬質プラスチック製であり、双
頭矢印Ｑ及びＲの両方向に枢動可能である。
頭矢印Ｑ及びＲの両方向に枢動可能である。
【００１３】図２は、図１のＩＩ−ＩＩ線断面図であっ
て、一対のアーム１３の一方がやや起立した状態にあ
る。板状体２において、弾性部材９は、その側壁３１が
本体８の側面部２１に形成されているフランジ２２に嵌
合しており、側面部２１と側壁３１とは、実質的に一体
である。部材９は、本体８の下面１０Ｂ全体を覆ってい
て、用具１の下面２３を形成している。本体８の下面１
０Ｂから垂下する、多数のリブ２４は、弾性部材９の内
面に当接している。弾性部材９は、その四周の側壁３１
の外方に第２の側壁３０を有している。この第２の側壁
３０は、側壁３１の上部から水平方向へ延びる基端部３
２と、基端部３２から側壁３１とほぼ平行に垂下する弾
性変形容易な垂下部３３とによって構成され、垂下部３
３は側壁３１から寸法ｄだけ離間している。
て、一対のアーム１３の一方がやや起立した状態にあ
る。板状体２において、弾性部材９は、その側壁３１が
本体８の側面部２１に形成されているフランジ２２に嵌
合しており、側面部２１と側壁３１とは、実質的に一体
である。部材９は、本体８の下面１０Ｂ全体を覆ってい
て、用具１の下面２３を形成している。本体８の下面１
０Ｂから垂下する、多数のリブ２４は、弾性部材９の内
面に当接している。弾性部材９は、その四周の側壁３１
の外方に第２の側壁３０を有している。この第２の側壁
３０は、側壁３１の上部から水平方向へ延びる基端部３
２と、基端部３２から側壁３１とほぼ平行に垂下する弾
性変形容易な垂下部３３とによって構成され、垂下部３
３は側壁３１から寸法ｄだけ離間している。
【００１４】図３は、板状体２の部分斜視図であって、
起立しているアーム１３と板状体２の一部とを示してい
る。アーム１３は、硬質プラスチック製であって、外端
部１５の下面に係止顎３５を有し、倒伏したときに本体
８の被係止部３６にラッチ係合する。アーム１３下面の
幅方向両側には、アーム１３が倒伏したときに垂下した
状態となり、垂下したときに先端となる部位が鋸歯状を
呈している一対の係止部３７，３８が形成されている。
アーム１３が倒伏すると、係止部３７，３８が凹部１６
に形成された一対の溝部３９，４０に嵌入する。本体８
には、両溝部３９，４０間に商品名マジックテープ等で
知られる雌雄一対のメカニカルファスナのうちの雄のフ
ァスナ４１が貼着している。
起立しているアーム１３と板状体２の一部とを示してい
る。アーム１３は、硬質プラスチック製であって、外端
部１５の下面に係止顎３５を有し、倒伏したときに本体
８の被係止部３６にラッチ係合する。アーム１３下面の
幅方向両側には、アーム１３が倒伏したときに垂下した
状態となり、垂下したときに先端となる部位が鋸歯状を
呈している一対の係止部３７，３８が形成されている。
アーム１３が倒伏すると、係止部３７，３８が凹部１６
に形成された一対の溝部３９，４０に嵌入する。本体８
には、両溝部３９，４０間に商品名マジックテープ等で
知られる雌雄一対のメカニカルファスナのうちの雄のフ
ァスナ４１が貼着している。
【００１５】このように構成された用具１では、まずア
ーム１３を起立させ、次に拭き取り用シート５を板状体
２の下面２３に当接し、さらにシート５の縁部４５，４
６（図１参照）を長辺６Ａ，６Ｂにおける弾性部材９の
垂下部３３に沿って板状体２の上面１０Ａに折り重ね
る。シート５は、比較的幅広く形成されていて、縁部４
５で溝部３９を覆い、縁部４６で溝部４０を覆うことが
できることに加え、それら縁部４５，４６をファスナ４
１に止着することができる。それら縁部４５，４６を止
着してからアーム１３を倒伏すると、シート５が、係止
部３７，３８の側壁３７Ａ，３７Ｂ，３８Ａ，３８Ｂと
溝部３９，４０側壁の３９Ａ，３９Ｂ，４０Ａ，４０Ｂ
とで挟持されることと、係止部３７，３８の鋸歯状先端
部３７Ｃ，３８Ｃに引っ掛かることとによって、または
それらのうちのいずれかによって、板状体２に実質的に
固定された状態になる。かかるシート５は、それで床面
を強く擦っても板状体２からはずれることがない。加え
て、この板状体２には弾性材料の第２の側壁３０がある
から、シート５が板状体２の幅方向において緊張するよ
うに第２の側壁３０を弾性変形させながら縁部４５と縁
部４６とをファスナ４１に止着し、さらにクランプ部材
１３を倒伏すると、第２の側壁３０の復元力によって、
シート５は一層緊張し、用具１の下面２３によく密着す
る。
ーム１３を起立させ、次に拭き取り用シート５を板状体
２の下面２３に当接し、さらにシート５の縁部４５，４
６（図１参照）を長辺６Ａ，６Ｂにおける弾性部材９の
垂下部３３に沿って板状体２の上面１０Ａに折り重ね
る。シート５は、比較的幅広く形成されていて、縁部４
５で溝部３９を覆い、縁部４６で溝部４０を覆うことが
できることに加え、それら縁部４５，４６をファスナ４
１に止着することができる。それら縁部４５，４６を止
着してからアーム１３を倒伏すると、シート５が、係止
部３７，３８の側壁３７Ａ，３７Ｂ，３８Ａ，３８Ｂと
溝部３９，４０側壁の３９Ａ，３９Ｂ，４０Ａ，４０Ｂ
とで挟持されることと、係止部３７，３８の鋸歯状先端
部３７Ｃ，３８Ｃに引っ掛かることとによって、または
それらのうちのいずれかによって、板状体２に実質的に
固定された状態になる。かかるシート５は、それで床面
を強く擦っても板状体２からはずれることがない。加え
て、この板状体２には弾性材料の第２の側壁３０がある
から、シート５が板状体２の幅方向において緊張するよ
うに第２の側壁３０を弾性変形させながら縁部４５と縁
部４６とをファスナ４１に止着し、さらにクランプ部材
１３を倒伏すると、第２の側壁３０の復元力によって、
シート５は一層緊張し、用具１の下面２３によく密着す
る。
【００１６】図４は、図１のＩＶ−ＩＶ線矢視図である
が、板状体２が部分的に図示されており、アーム１３
は、板状体２の溝部３９に嵌入している係止部３７だけ
が図示されている。係止部３７は、近傍の長辺６Ａに並
行している長さ方向が、短辺７Ａ寄りの第１端部Ｐ1に
始まって短辺７Ｂ寄りの第２端部Ｐ2に終わり、長辺６
Ａに向かって凸となる弧を画いていて、長辺６Ａに並行
する第１，２端部Ｐ1，Ｐ2間の直線距離Ｌを有してい
る。係止部３７と長辺６Ａとの離間距離は、第１端部Ｐ
1におけるＤ1に始まり、短辺７Ｂへ向かうにつれて小さ
くなって、中間点Ｐ3で最小値Ｄ3に達したのち、次第に
大きくなって第２端部Ｐ2におけるＤ2となる。溝部３９
は、係止部３７よりも僅かに大きくて、係止部３７に並
行して弧を画いている。
が、板状体２が部分的に図示されており、アーム１３
は、板状体２の溝部３９に嵌入している係止部３７だけ
が図示されている。係止部３７は、近傍の長辺６Ａに並
行している長さ方向が、短辺７Ａ寄りの第１端部Ｐ1に
始まって短辺７Ｂ寄りの第２端部Ｐ2に終わり、長辺６
Ａに向かって凸となる弧を画いていて、長辺６Ａに並行
する第１，２端部Ｐ1，Ｐ2間の直線距離Ｌを有してい
る。係止部３７と長辺６Ａとの離間距離は、第１端部Ｐ
1におけるＤ1に始まり、短辺７Ｂへ向かうにつれて小さ
くなって、中間点Ｐ3で最小値Ｄ3に達したのち、次第に
大きくなって第２端部Ｐ2におけるＤ2となる。溝部３９
は、係止部３７よりも僅かに大きくて、係止部３７に並
行して弧を画いている。
【００１７】汚れ拭き取り用シート５は、第１端部Ｐ1
から中間点Ｐ3へ至るまでの間が図示の幅Ｗ1にわたって
クランプされており、中間点Ｐ3から第２端部Ｐ2に至る
までの間が幅Ｗ2にわたってクランプされている。この
ような状態にあるシート５は、その構成繊維の多くが長
辺６Ａと平行に配向している場合があり得る。用具１が
長辺６Ａと直交する双頭矢印Ｙ方向へ動かされてシート
５で床の汚れを拭き取るときには、シート５が係止部３
７と溝部３９とでクランプされている部位に、このシー
ト５を繊維の配向方向に沿って引き裂こうとする力が集
中する。ただし、この用具１では、係止部３７と溝部３
９とが弧を画いていて、長辺６Ａとの離間距離が長辺６
Ａに沿って次第に変化しているから、従来技術のように
長辺６Ａと平行するアームで汚れ拭き取り用シート５を
クランプする場合に比べて、シート５を引き裂こうとす
る力がシート５の幅方向へ分散する。それゆえ、従来技
術の清掃用具であればアームに沿って簡単に裂けてしま
うシート５でも、この発明に係る用具１に取り付けられ
れば裂けにくくなる。係止部３７においてＬの値は２０
ｍｍ以上、Ｄ1，Ｄ2，Ｄ3の値は、Ｗ1，Ｗ2，が２ｍｍ
以上となるように設定されていることが好ましい。
から中間点Ｐ3へ至るまでの間が図示の幅Ｗ1にわたって
クランプされており、中間点Ｐ3から第２端部Ｐ2に至る
までの間が幅Ｗ2にわたってクランプされている。この
ような状態にあるシート５は、その構成繊維の多くが長
辺６Ａと平行に配向している場合があり得る。用具１が
長辺６Ａと直交する双頭矢印Ｙ方向へ動かされてシート
５で床の汚れを拭き取るときには、シート５が係止部３
７と溝部３９とでクランプされている部位に、このシー
ト５を繊維の配向方向に沿って引き裂こうとする力が集
中する。ただし、この用具１では、係止部３７と溝部３
９とが弧を画いていて、長辺６Ａとの離間距離が長辺６
Ａに沿って次第に変化しているから、従来技術のように
長辺６Ａと平行するアームで汚れ拭き取り用シート５を
クランプする場合に比べて、シート５を引き裂こうとす
る力がシート５の幅方向へ分散する。それゆえ、従来技
術の清掃用具であればアームに沿って簡単に裂けてしま
うシート５でも、この発明に係る用具１に取り付けられ
れば裂けにくくなる。係止部３７においてＬの値は２０
ｍｍ以上、Ｄ1，Ｄ2，Ｄ3の値は、Ｗ1，Ｗ2，が２ｍｍ
以上となるように設定されていることが好ましい。
【００１８】図５は、この発明の実施態様の他の一例を
示す図４と同様の図面である。この図の板状体２では、
アーム１３の係止部３７と本体８の溝部３９とが直状を
呈し、直状の長辺６Ａに対して傾斜している。係止部３
７の第１，２端部Ｐ1，Ｐ2のそれぞれは、長辺６Ａから
の離間距離がＤ1とＤ2とであって、図示のようにＤ1が
Ｄ2よりも小さい場合と、それとは反対にＤ1がＤ2より
も大きい場合とがある。いずれの場合でも、シート５
は、図示の幅Ｗ3の範囲で板状体２に固定される。係止
部３７において、長辺６Ａに平行な第１，２端部Ｐ1，
Ｐ2間の距離Ｌは２０ｍｍ以上、Ｄ1，Ｄ2の値は、Ｗ3が
２ｍｍ以上となるように設定されていることが好まし
い。
示す図４と同様の図面である。この図の板状体２では、
アーム１３の係止部３７と本体８の溝部３９とが直状を
呈し、直状の長辺６Ａに対して傾斜している。係止部３
７の第１，２端部Ｐ1，Ｐ2のそれぞれは、長辺６Ａから
の離間距離がＤ1とＤ2とであって、図示のようにＤ1が
Ｄ2よりも小さい場合と、それとは反対にＤ1がＤ2より
も大きい場合とがある。いずれの場合でも、シート５
は、図示の幅Ｗ3の範囲で板状体２に固定される。係止
部３７において、長辺６Ａに平行な第１，２端部Ｐ1，
Ｐ2間の距離Ｌは２０ｍｍ以上、Ｄ1，Ｄ2の値は、Ｗ3が
２ｍｍ以上となるように設定されていることが好まし
い。
【００１９】
【発明の効果】この発明に係る掃除用具において、汚れ
拭き取り用シートをクランプするためのアームの係止部
と、該係止部が嵌入する本体溝部とは、アーム係止部近
傍の本体側縁部外縁に沿って、該外縁からの離間距離が
次第に変化するように形成されている。かかる用具で
は、前記外縁と平行な方向に汚れ拭き取り用シートを引
き裂こうとする力が、シートの幅方向に分散するから、
シートが裂け難くなる。
拭き取り用シートをクランプするためのアームの係止部
と、該係止部が嵌入する本体溝部とは、アーム係止部近
傍の本体側縁部外縁に沿って、該外縁からの離間距離が
次第に変化するように形成されている。かかる用具で
は、前記外縁と平行な方向に汚れ拭き取り用シートを引
き裂こうとする力が、シートの幅方向に分散するから、
シートが裂け難くなる。
【図１】掃除用具の斜視図。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ線断面図。
【図３】アームが起立している掃除用具の部分斜視図。
【図４】図１のＩＶ−ＩＶ線部分矢視図。
【図５】発明の一実施態様を示す図４と同様の図面。
１ 掃除用具 ２ 板状体 ４ 長柄 ５ シート １０Ａ 上面 １３ アーム ２３ 下面 ３０ 周縁部（第２の側壁） ３３ 外縁（垂下部） ３７，３８ 第１係合凸部 ３９，４０ 第２係合凹部（溝）
Claims (3)
- 【請求項１】 上面と、下面と、これら上下面の縁部を
形成する周縁部とを有する板状体の前記上面に長柄が取
り付けられており、前記下面に当接された汚れ拭き取り
用シートが、その縁部を前記周縁部で折曲されて前記上
面に重ねられると、前記上面に形成されたクランプ手段
で前記シートの縁部をクランプして前記シートを前記板
状体に固定することが可能な掃除用具であって、 前記クランプ手段が、ヒンジ機構を介して前記上面に起
伏可能に取り付けられていて、倒伏したときに前記上面
から下面へ向かって垂下した状態にあって前記シートの
縁部に当接可能な第１係合凸部を備えたアームと、前記
上面に形成されていて、倒伏したときの前記アームの第
１係合凸部が嵌入して、該凸部との間で前記シートの縁
部を実質的に挟持可能な第２係合凹部とからなり、 前記第１係合凸部と第２係合凹部とは、少なくともそれ
らの一部分がそれらの近傍に位置する前記周縁部の外縁
に並行して延びていて、該外縁との離間寸法が、それら
の延びる方向において次第に大きくなるか、または小さ
くなるように形成されていることを特徴とする前記掃除
用具。 - 【請求項２】 前記第１係合凸部と第２係合凹部とは、
前記第１係合凸部近傍の周縁部外縁に向かって凸となる
弧を画きながら延びていて、前記近傍の周縁部外縁が直
線を画いている請求項１記載の掃除用具。 - 【請求項３】 前記第１係合凸部と、第２係合凹部と、
前記第１係合凸部近傍の周縁部外縁とが直状を呈して延
びている請求項１記載の掃除用具。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9080452A JPH10272083A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 掃除用具 |
| TW087221348U TW369891U (en) | 1997-03-31 | 1998-03-27 | Sweeping set |
| MYPI98001374A MY128810A (en) | 1997-03-31 | 1998-03-27 | Cleaner device |
| KR1019980010959A KR19980080840A (ko) | 1997-03-31 | 1998-03-30 | 청소용구 |
| CN98106114A CN1199599A (zh) | 1997-03-31 | 1998-03-31 | 扫除用具 |
| IDP980475A ID20094A (id) | 1997-03-31 | 1998-03-31 | Alat pembersih |
| SG1998000667A SG66446A1 (en) | 1997-03-31 | 1998-03-31 | Cleaner device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9080452A JPH10272083A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 掃除用具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10272083A true JPH10272083A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13718660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9080452A Pending JPH10272083A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 掃除用具 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10272083A (ja) |
| KR (1) | KR19980080840A (ja) |
| CN (1) | CN1199599A (ja) |
| ID (1) | ID20094A (ja) |
| MY (1) | MY128810A (ja) |
| SG (1) | SG66446A1 (ja) |
| TW (1) | TW369891U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019098030A (ja) * | 2017-12-06 | 2019-06-24 | 花王株式会社 | ワイピングシート及び清掃具 |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP9080452A patent/JPH10272083A/ja active Pending
-
1998
- 1998-03-27 TW TW087221348U patent/TW369891U/zh unknown
- 1998-03-27 MY MYPI98001374A patent/MY128810A/en unknown
- 1998-03-30 KR KR1019980010959A patent/KR19980080840A/ko not_active Application Discontinuation
- 1998-03-31 ID IDP980475A patent/ID20094A/id unknown
- 1998-03-31 CN CN98106114A patent/CN1199599A/zh active Pending
- 1998-03-31 SG SG1998000667A patent/SG66446A1/en unknown
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019098030A (ja) * | 2017-12-06 | 2019-06-24 | 花王株式会社 | ワイピングシート及び清掃具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW369891U (en) | 1999-09-11 |
| CN1199599A (zh) | 1998-11-25 |
| KR19980080840A (ko) | 1998-11-25 |
| SG66446A1 (en) | 1999-07-20 |
| ID20094A (id) | 1998-10-01 |
| MY128810A (en) | 2007-02-28 |
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Legal Events
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