JPH10271245A - 情報通信システム、情報通信装置および情報通信方法 - Google Patents

情報通信システム、情報通信装置および情報通信方法

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JPH10271245A
JPH10271245A JP9089936A JP8993697A JPH10271245A JP H10271245 A JPH10271245 A JP H10271245A JP 9089936 A JP9089936 A JP 9089936A JP 8993697 A JP8993697 A JP 8993697A JP H10271245 A JPH10271245 A JP H10271245A
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JP9089936A
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Yosuke Sugioka
洋介 杉岡
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Original Assignee
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 いつでもどこでも情報の提供を受けられ、か
つ、いったん提供を受けた情報を再利用できる情報通信
システムを提供すること。 【解決手段】 情報通信システムは、情報提供装置1
と、情報端末装置2とを備える。情報提供装置1は、デ
ータベース部11と、通信部12と、データ処理部13
と、情報処理部14とを備える。情報端末装置2は、通
信部21と、記録部22と、接続部23と、記録再生部
24と、情報入力部25と、制御部26と、表示部27
とを備える。利用者が、提供を受けたい音楽情報等のリ
クエスト番号を情報入力部25により入力すると、その
コード情報は有線または無線によって情報処理部14に
送られる。情報処理部14は、対応する情報をデータベ
ース部11から検索し、検索された情報を通信部12、
23を介して情報端末装置2内の記録部22に格納す
る。記録部22内の情報は必要に応じて記録再生部24
で再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類の情報が
格納されたデータベースに対して、外部から情報の検索
が行えるような情報通信システム、情報通信装置および
情報通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CDやビデオテープなどの形態で世の中
に供給された音楽情報や映像情報は膨大であり、また、
次から次に新たな情報が提供されるため、これらの情報
を一個人や一企業で収集するのは困難である。このた
め、必要な情報を必要なときにリアルタイムに提供する
サービスが普及しつつある。
【0003】例えば、通信カラオケシステムは、ホスト
側のデータベースに格納されたカラオケ音楽情報を通信
回線を介して各端末に提供する。また、VOD(Video O
n Demand)システムは、ホスト側のデータベースに格納
された映像情報をCATV回線を使って各端末に提供す
る。これら通信カラオケシステムやVODシステムで
は、ホスト側のデータベースに膨大な量の音楽情報や映
像情報を格納しており、最新の情報も逐次追加するよう
にしている。したがって、利用者は、さまざまな分野の
音楽や映像を手軽に、かつ素早く手に入れることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通信カ
ラオケシステムやVODシステムなどの現状の情報提供
サービスでは、情報を受ける利用者側に据置型の受信装
置を設ける必要があり、この受信装置がある場所でしか
情報の提供を受けられない。したがって、受信装置のな
い場所では、従来と同様に、カセット(ビデオ)テープ
やCDなどを介して音楽や映像を視聴するしかなく、持
ち運びに不便で、視聴できる音楽等も制限されてしま
う。
【0005】また、現状の情報提供サービスは、ホスト
側から提供を受けた情報をリアルタイムに音声(映像)
出力するものが多く、提供を受けた情報は簡単には再利
用できないことが多い。このため、同じ情報を視聴した
い場合には、そのたびごとにホスト側から情報の提供を
受けなければならず、手続が面倒でコストもかかるとい
う問題があった。
【0006】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、いつでもどこでも情報の提供
を受けられ、かつ、いったん提供を受けた情報を何度で
も再利用できる情報通信システム、情報通信装置および
情報通信方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、情報提供部と情報端末部と
の間で各種情報の送受信を行う情報通信システムにおい
て、前記情報提供部は、複数種類の音楽データを含む情
報が格納されたデータベースと、前記情報端末部からの
指示に基づいて、前記データベースに格納されている情
報の少なくとも一部を前記情報端末部に送信する第1の
通信部とを備え、前記情報端末部は、前記データベース
に格納されている情報の提供を前記情報提供部に指示す
る第2の通信部と、前記第2の通信部からの指示に応じ
て前記データベースから検索された情報を格納する転送
情報格納部と、を備える。請求項2の発明の前記第2の
通信部は、無線によるデータ通信が可能な携帯通信端末
であり、前記第1の通信部は、前記データベースから検
索された情報を無線により前記携帯通信端末に送信す
る。請求項3の発明の前記第1および第2の通信部は、
有線によるデータ通信が可能とされ、前記第1の通信部
は、前記データベースから検索された情報を通信回線を
介して前記第2の通信部に送信する。請求項4の発明の
前記転送情報格納部は、不揮発性の記録媒体で構成さ
れ、前記情報端末部は、前記記録媒体に格納された情報
を再生する情報再生部を備える。請求項5の発明の前記
情報端末部は、前記情報提供部から送信された情報のデ
ータ形式を他のデータ形式に変換する第1のデータ変換
部を備え、前記第1のデータ変換部で変換された情報を
前記転送情報格納部に格納する。請求項6の発明の前記
情報提供部は、前記データベースに格納されている情報
のデータ形式を他のデータ形式に変換する第2のデータ
変換部を備え、前記第1の通信部は、前記第2のデータ
変換部により変換された情報を前記情報端末部に送信す
る。請求項7の発明は、複数種類の音楽データを含む情
報が格納された外部データベースに対して、格納された
情報の提供を指示する情報提供指示手段と、この情報提
供指示手段による指示に応じて前記外部データベースか
ら検索された情報を格納する情報格納手段と、を備え
る。請求項8の発明の前記情報提供指示手段は、無線に
よるデータ通信が可能な携帯通信端末であり、前記外部
データベースに対する情報提供の指示と、その指示に応
じて前記外部データベースから検索された情報の受信と
を無線により行う。請求項9の発明の前記情報提供指示
手段は、有線によるデータ通信が可能とされ、前記外部
データベースに対する情報提供の指示と、その指示に応
じて前記外部データベースから検索された情報の受信と
を有線により行う。請求項10の発明は、前記情報格納
手段に格納された情報を再生する情報再生手段を備え
る。請求項11の発明は、情報提供部と情報端末部との
間で行われる情報通信のための方法であって、前記情報
提供部には、複数種類の音楽データを含む情報が格納さ
れたデータベースが設けられ、前記情報端末部は前記デ
ータベースに格納されている情報の提供を前記情報提供
部に指示し、その指示に応じて前記データベースから所
望の情報が検索されると、その検索された情報を前記情
報端末部は不揮発性の記録媒体に記録し、必要に応じて
前記情報端末部は前記記録媒体から前記検索された情報
を取り出して再生する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した情報通信
システムについて、図面を参照しながら具体的に説明す
る。
【0009】図1は情報通信システムの一実施形態のブ
ロック構成図である。同図に示すように、本実施形態の
情報通信システムは、音楽情報等が格納されたデータベ
ースを有する情報提供装置1と、この情報提供装置1か
ら情報の提供を受ける情報端末装置2とを備える。情報
提供装置1は、音楽情報や映像情報などの各種の情報が
多数格納されたデータベース部11と、情報端末装置2
とデータ送受信を行う通信部12と、データ圧縮等を行
うデータ処理部13と、データベース部11や通信部1
2等の制御を行う情報処理部14とを備える。
【0010】データベース部11は、CD(CD-ROMやCD
-Rも含む)、DVD(DVD-RAMやDVD-ROMも含む)、L
D、MDおよびレコードなどの各種ディスク媒体や、カ
セットテープ・ビデオテープなどの各種テープ媒体など
が大量に格納された多連装装置で構成される。あるい
は、音楽情報や映像情報をコード化して記録した記録装
置(例えば、ハードディスクや光磁気記録装置など)で
データベース部11を構成してもよい。データベース部
11には、記録媒体やデータファイルを高速に検索する
機構が備わっており、また、データベース部11には最
新の情報が逐次追加されるようになっている。
【0011】通信部12は、情報端末装置2との間で、
有線または無線によってデータ送受信を行う。通信部と
しては、本発明を実施する上で好適な送信機能を有する
送信機器により行う。有線の場合は例えば据置型電話機
などで構成され、無線の場合は携帯電話やPHSなどの
携帯通信端末などでも構成される。情報端末装置2から
送信された情報は通信部12を介して情報処理部14に
送られ、また、データベース部11で検索された情報は
通信部12を介して情報端末装置2に送信される。
【0012】データ処理部13は、データベース部11
で検索された情報を、情報端末装置2に送信可能なデー
タに変換する処理(例えばデータ圧縮処理など)を行
う。また、データ処理部13は、情報端末装置2から送
信された各種の情報(例えば顧客情報やリクエスト情報
など)を、情報処理部14が処理可能なデータに変換す
る処理も併せて行う。
【0013】情報処理部14はパソコンやワークステー
ションなどのコンピュータで構成され、情報端末装置2
からの指示に応じてデータベース部11に検索を行わせ
る検索制御処理や、検索された情報の送り先の管理やサ
ービス利用料金の請求などを行う顧客管理処理などを行
う。
【0014】一方、図1に示す情報端末装置2は、通信
部21と、記録部22と、接続部23と、記録再生部2
4と、情報入力部25と、制御部26と、表示部27と
を備える。情報端末装置2は実際には多数設けられ、そ
れぞれの情報端末装置2が同時に情報提供装置1との間
でデータ送受信を行うことができる。なお、情報提供装
置1のシステム構成によっては、複数の情報端末装置2
と同時にデータ送受信を行えない場合もあるが、その場
合には、BUSY状態であることを示す信号を情報提供
装置1から情報端末装置2に送って、各情報端末装置2
の表示部27に待ち時間や送信に要する時間などを表示
するのが望ましい。
【0015】情報端末装置2内の通信部21は、情報提
供装置1との間でデータ送受信を行うものであり、無線
通信を行う場合と有線通信を行う場合とで構成が異な
る。無線通信を行う場合は例えば携帯電話やPHS等の
携帯通信端末で構成され、有線通信を行う場合はさらに
回線の種類によって構成が異なる。例えば、一般公衆回
線のようなアナログ回線を利用する場合は据置型電話機
やモデムなどが設けられ、ISDNのようなデジタル回
線を利用する場合はデータ回線終端装置などが設けら
れ、CATVなどの専用回線を利用する場合は専用の受
信装置が設けられる。なお、通信部21に携帯電話やP
HSを用いた場合の詳細構成については後述する。
【0016】記録部22は、情報提供装置1から提供さ
れた情報を格納するものであり、MD、DVD(DVD-RA
M含む)、CD−Rなどの各種ディスク媒体や、カセッ
トテープ・DATなどの各種テープ媒体や、ハードディ
スク・フロッピーディスクなどの磁気記録装置や、RA
M・EEPROM等のシリコンディスクなどのあらゆる
記録媒体で構成することができる。
【0017】接続部23は、通信部21で受信されたデ
ータを記録部22に記録可能なデータに変換する処理を
行う。例えば、情報提供装置1のデータベース部11に
CDが設けられ、情報端末装置2の記録部22にMDが
設けられている場合は、CDに格納されたデータを接続
部23でMDのフォーマットに変換する。より具体的に
は、接続部23ではデータ圧縮率を高める処理や帯域を
狭める処理などを行う。逆に、情報提供装置1から圧縮
データが送信された場合には、接続部23でデータの解
凍を行ってから記録部22に記録する場合もありうる。
【0018】記録再生部24は、記録部22に記録され
た情報を再生するものであり、ビデオデッキやカセット
デッキなどの据置型、携帯テープデッキなどの携帯型、
および車載搭載型のデッキなどで構成される。なお、記
録部22に圧縮されたデータが格納されている場合に
は、記録再生部24内でデータの解凍を行ってから再生
処理を行う。
【0019】情報入力部25は、提供を受けたい情報の
リクエスト番号や顧客情報などを入力するものであり、
携帯電話等の場合にはその所謂ダイヤルボタンであり、
その他の場合には例えばキーボードやテンキーなどで構
成される。なお、顧客情報については、情報入力部25
から入力する代わりに、リクエスト番号を情報提供装置
1に送信する際に、自動的に通信部21で付加するよう
にしてもよい。
【0020】制御部26は、情報端末装置2全体の制御
を行うものであり、情報入力部25で入力された各種の
情報を通信部21を介して情報提供装置1に送信すると
ともに、記録部22に記録された情報を記録再生部24
で再生する制御を行う。
【0021】表示部27は、必須の構成ではないが、情
報提供装置1とのデータ送受信が正常に行われているか
否かの情報や、サービス提供料金や、情報提供を受ける
までの待ち時間などの各種情報を表示する。また、情報
提供装置1のデータベース部11に新たに蓄積された情
報のタイトルや、今後蓄積される予定の情報のタイトル
などを表示部27に表示させてもよい。なお、これら情
報のタイトルやサービス提供料金の請求書などは、別途
郵便などにより利用者に送付してもよい。また、新着情
報のタイトルなどの各種情報については、インターネッ
トのホームページを通じて利用者に提供を行ってもよ
い。
【0022】以上に説明した情報提供装置1や情報端末
装置2を構成する各構成部分は、同一筐体内に収納され
るか、あるいは複数の筐体に分けて収納される。
【0023】次に、図1に示した情報通信システムの動
作を説明する。利用者が、提供を受けたい音楽情報等の
リクエスト番号を情報端末装置2内の情報入力部25に
より入力すると、そのコード情報は通信部21を介して
有線または無線によって情報提供装置1内の情報処理部
14に送られる。情報処理部14は、そのリクエスト番
号に対応する情報をデータベース部11から検索し、検
索された情報を通信部12,21を介して情報端末装置
2内の接続部23に送信する。接続部23は、送信され
た情報を記録部22に記録可能な情報に変換して記録部
22への記録を行う。記録部22に記録された情報は、
利用者の指示に基づいて必要に応じて読み出され、記録
再生部24で再生される。
【0024】このように、本実施形態の情報通信システ
ムは、情報提供装置1から提供された情報を情報端末装
置2内の記録部22にいったん格納するようにしたた
め、提供された情報を必要に応じて何度でも利用するこ
とができる。すなわち、同一の情報については情報提供
装置1から再度情報の提供を受ける必要がないため、同
一の情報を利用する限りは情報提供装置1との間でデー
タ送受信を行わなくて済み、利用者の手間が省けるとと
もに、サービス料金がかからないことから金銭上の負担
も少なくて済む。
【0025】また、情報端末装置2内に接続部23を設
けてデータ形式の変換を行うため、情報提供装置1内の
データベース部11に格納されているデータの形式にか
かわらず、記録部22へのデータ格納を行える。また、
接続部23によりデータの圧縮や解凍が行えるため、記
録部22の空きスペースに首尾よくデータを格納でき
る。
【0026】また、携帯電話やPHSなどの携帯通信端
末を情報端末装置2内の通信部21として利用すれば、
場所を問わずに情報提供装置1から情報の提供を受けら
れ、いつでもどこでも欲しい情報を即座に手に入れられ
るようになる。
【0027】さらに、データベース部11にあらゆる分
野の音楽情報や映像情報を予め格納しておけば、わざわ
ざレンタルショップに足を運ぶことなく、欲しい情報を
手軽に手に入れられる。また、本システムは、データベ
ース部11内の情報を携帯端末装置に直接移動させるの
ではなく、複写によって各種情報を提供するため、レン
タルショップのようにレンタル中で情報の提供を受けら
れないといった不具合が起きることがない。また、提供
された情報は情報提供装置1に戻さなくてよいため、利
用者は期限を気にせず、何度でも好きなだけ情報を再利
用できる。
【0028】また、デジタル有線回線やデジタル無線に
よって情報提供装置1と情報端末装置2との間で通信を
行うようにすれば、CDやDVDに格納されている情報
と変わらない音質や画質の音楽や映像を提供できる。
【0029】また、本システムによれば、情報を提供す
る事業者側も、商品を陳列したり商品を受け渡したりす
る必要がなく、店舗スペースが不要となり、人件費も節
約できる。したがって、その分、サービス利用料金を下
げることができることから、本システムの利用者の数を
増やすことができる。
【0030】また、データベース部11に格納された音
楽情報や画像情報はコピーして利用者に提供するため、
同一の情報媒体(例えばCD等)を複数用意する必要が
なく、一つの情報媒体の情報を複数の利用者にほぼ同時
に提供できる。したがって、データベースの送料を少な
くできる。
【0031】また、データベース部11に余裕がある限
りは、古い情報やマニアックな情報などの利用頻度の低
い情報でも格納でき、さまざまな利用者の幅広い要求に
対応できるようになる。また、原盤から複写したデータ
を送信するため、原盤の紛失や破損といった問題が起き
ることもなく、セキュリティー面でも優れる。
【0032】なお、本システムによって提供される情報
は、以上に説明した音楽情報や映像情報だけでなく、デ
ータ伝送が可能なあらゆる情報が対象となる。例えば、
本システムの一応用例として、情報端末装置2とコンピ
ュータとを連動させることが考えられる。具体的には、
コンピュータを使ってインターネットの特定のホームペ
ージにアクセスし、このホームページに表示された曲名
をマウス等で選択することにより、選択された曲名に対
応する音楽情報が本システムの記録部22に自動的に取
り込まれるなどの応用が考えられる。あるいは、本シス
テムを利用して、カタログなどの文字情報を含む各種の
情報を提供してもよい。
【0033】図2は、携帯電話やPHSを利用して音楽
情報の提供を受ける場合の情報端末装置2のブロック構
成図である。図2の例では、携帯電話等の携帯通信端末
の内部に予め図1に示す接続部23が設けられているこ
とを前提とするが、接続部23は携帯通信端末とは別筐
体に設けてもよい。
【0034】図2の場合は、携帯電話等のダイヤルボタ
ンによって情報の提供を要求する。より具体的には、ダ
イヤルボタンをプッシュして情報提供装置1に電話をか
け、電話がつながると、次に、提供を受けたい情報に対
応するコード番号をプッシュして情報の提供を受ける。
【0035】図2(a)は記録部22としてMD装置を
利用する例である。MDデータはCDデータに比べて約
5分の1に圧縮されているため、情報提供装置1から送
信された情報がCDデータの場合には、携帯電話等の内
部で圧縮処理を行ってからMD装置に記録する必要があ
る。
【0036】図2(b)は記録部22としてCD−R装
置を利用する例である。CD−Rに記録するデータはC
Dデータと同じであるため、情報提供装置1から送信さ
れた情報がCDデータの場合には、携帯通信端末内での
圧縮処理は不要となる。
【0037】図2(c)は記録部22としてハードディ
スクやフロッピーディスクなどの磁気記録装置を利用す
る例である。この場合、CDデータをそのまま記録して
もよいが、MIDIデータなどの規格化されたコードデ
ータに変換して記録してもよい。
【0038】図2(d)は記録部22としてカセットテ
ープデッキやDAT装置などのテープデッキを利用する
例である。DATやDCCなどのデジタル機器はデジタ
ル情報のまま記録できるが、カセットテープデッキなど
のアナログ機器に記録する場合は、携帯電話等の内部で
D/A変換を行ってアナログ情報に変換した後に記録す
る必要がある。
【0039】図2(e)は記録部22としてRAMやE
EPROMなどのシリコンディスクを利用する例であ
り、メモリカードなども含まれる。この場合も、ハード
ディスクなどの磁気記録装置と同じ形態のデータが記録
される。
【0040】この他、MOなどの光磁気ディスク装置や
DVD装置などに音楽情報を記録してもよい。いずれに
しても、いったん携帯通信端末を介して各種の記録装置
に音楽情報を記録すれば、その後は携帯通信端末を取り
外して記録装置だけで音楽情報を再生できるようにな
る。
【0041】図2の例では、携帯電話等のダイヤルボタ
ンを利用して情報の提供を要求する例を説明したが、例
えば、ダイヤルQ2を利用して本システムのサービスを
提供してもよい。ダイヤルQ2を利用すれば、サービス
提供料金はNTTが代わりに徴収してくれるため、課金
処理が不要となり、システム構成を簡略化できる。
【0042】あるいは、携帯電話やPHSを利用して情
報の提供を要求する場合は、通常の通話を行うための周
波数帯域とは異なる周波数帯域の電波を受信できるよう
にして、この通常とは異なる周波数帯域の電波を利用し
て情報提供装置1との間でデータの送受信を行ってもよ
い。
【0043】上述した実施形態において、情報端末装置
2内の通信部21から記録部22へのデータ伝送に要す
る時間を削減するために、記録部22内に本来の記録媒
体とは別に、一時的にデータを蓄積するRAM等を設け
てもよい。これにより、情報送信部からのデータ送信時
間を短くすることができる。
【0044】また、歌詞や静止画情報などの付属情報を
出力するためのプリンタを情報端末装置2内に設け、こ
れら付属情報をプリンタに出力できるようにしてもよ
い。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、情報提供部から提供された情報をいったん転送情
報格納部に格納するようにしたため、転送された情報に
ついては情報提供部と通信を行うことなく何度でも再利
用することができる。また、携帯通信端末を介して情報
提供部とデータ通信を行うようにすれば、いつでもどこ
でも情報提供部から所望の情報を取り出すことができ
る。したがって、CDやカセットテープなどを持ち歩か
なくても、視聴したい情報を即座に手に入れることがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報通信システムの一実施形態のブロック構成
図である。
【図2】携帯電話やPHSを利用して音楽情報の提供を
受ける場合の情報端末装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
1 情報提供装置 2 情報端末装置 11 データベース部 12 通信部 13 データ処理部 14 情報処理部 21 通信部 22 記録部 23 接続部 24 記録再生部 25 情報入力部 26 制御部 27 表示部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報提供部と情報端末部との間で各種情
    報の送受信を行う情報通信システムにおいて、 前記情報提供部は、 複数種類の音楽データを含む情報が格納されたデータベ
    ースと、 前記情報端末部からの指示に基づいて、前記データベー
    スに格納されている情報の少なくとも一部を前記情報端
    末部に送信する第1の通信部とを備え、 前記情報端末部は、 前記データベースに格納されている情報の提供を前記情
    報提供部に指示する第2の通信部と、 前記第2の通信部からの指示に応じて前記データベース
    から検索された情報を格納する転送情報格納部と、を備
    えることを特徴とする情報通信システム。
  2. 【請求項2】 前記第2の通信部は、無線によるデータ
    通信が可能な携帯通信端末であり、 前記第1の通信部は、前記データベースから検索された
    情報を無線により前記携帯通信端末に送信することを特
    徴とする請求項1記載の情報通信システム。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の通信部は、有線に
    よるデータ通信が可能とされ、 前記第1の通信部は、前記データベースから検索された
    情報を通信回線を介して前記第2の通信部に送信するこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報通信システム。
  4. 【請求項4】 前記転送情報格納部は、不揮発性の記録
    媒体で構成され、 前記情報端末部は、前記記録媒体に格納された情報を再
    生する情報再生部を備えることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の情報通信システム。
  5. 【請求項5】 前記情報端末部は、前記情報提供部から
    送信された情報のデータ形式を他のデータ形式に変換す
    る第1のデータ変換部を備え、 前記第1のデータ変換部で変換された情報を前記転送情
    報格納部に格納することを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載の情報通信システム。
  6. 【請求項6】 前記情報提供部は、前記データベースに
    格納されている情報のデータ形式を他のデータ形式に変
    換する第2のデータ変換部を備え、 前記第1の通信部は、前記第2のデータ変換部により変
    換された情報を前記情報端末部に送信することを特徴と
    する請求項1〜5のいずれかに記載の情報通信システ
    ム。
  7. 【請求項7】 複数種類の音楽データを含む情報が格納
    された外部データベースに対して、格納された情報の提
    供を指示する情報提供指示手段と、 この情報提供指示手段による指示に応じて前記外部デー
    タベースから検索された情報を格納する情報格納手段
    と、を備えることを特徴とする情報通信装置。
  8. 【請求項8】 前記情報提供指示手段は、無線によるデ
    ータ通信が可能な携帯通信端末であり、前記外部データ
    ベースに対する情報提供の指示と、その指示に応じて前
    記外部データベースから検索された情報の受信とを無線
    により行うことを特徴とする請求項7に記載の情報通信
    装置。
  9. 【請求項9】 前記情報提供指示手段は、有線によるデ
    ータ通信が可能とされ、前記外部データベースに対する
    情報提供の指示と、その指示に応じて前記外部データベ
    ースから検索された情報の受信とを有線により行うこと
    を特徴とする請求項7に記載の情報通信装置。
  10. 【請求項10】 前記情報格納手段に格納された情報を
    再生する情報再生手段を備えることを特徴とする請求項
    7〜9のいずれかに記載の情報通信装置。
  11. 【請求項11】 情報提供部と情報端末部との間で行わ
    れる情報通信のための方法であって、 前記情報提供部には、複数種類の音楽データを含む情報
    が格納されたデータベースが設けられ、前記情報端末部
    は前記データベースに格納されている情報の提供を前記
    情報提供部に指示し、その指示に応じて前記データベー
    スから所望の情報が検索されると、その検索された情報
    を前記情報端末部は不揮発性の記録媒体に記録し、必要
    に応じて前記情報端末部は前記記録媒体から前記検索さ
    れた情報を取り出して再生することを特徴とする情報通
    信方法。
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