JPH10270986A - 電圧制御発振器 - Google Patents

電圧制御発振器

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JPH10270986A
JPH10270986A JP7545797A JP7545797A JPH10270986A JP H10270986 A JPH10270986 A JP H10270986A JP 7545797 A JP7545797 A JP 7545797A JP 7545797 A JP7545797 A JP 7545797A JP H10270986 A JPH10270986 A JP H10270986A
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勝 平田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路の出力信号を選択したり回路内の抵抗値
を制御したりする回路を設けることなく、出力振幅値が
一定となる発振動作を行うこと。 【解決手段】 複数段接続される差動回路のそれぞれ
に、第1及び第2の制御信号を互いに差動入力し、第1
の制御信号によって駆動が制御されるトランジスタQ1
〜Q3と、第2の制御信号によって駆動が制御されるト
ランジスタQ4〜Q6とを設け、電圧制御発振器の発振
周波数を高くしたり低くしたりする場合においても、差
動回路1段当たりに流れる電流が変化しない構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電圧制御発振器に
関し、特に、LSI分野においてバイポーラトランジス
タによって構成されたリングオシレータに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、奇数段のインバータ回路で構成
された従来の電圧制御発振器の一構成例を示すブロック
図である。
【0003】本従来例は図7に示すように、複数のイン
バータ回路110−1〜110−(2N+1)(Nは整
数)が奇数段接続されて構成されており、各インバータ
回路110−1〜110−(2N+1)には、差動入力
端子V1,V2と、差動入力端子V1,V2から入力さ
れた信号がそれぞれ反転されて出力される差動出力端子
O1,O2と、インバータ回路110−1〜110−
(2N+1)内に流れる電流を制御するための制御信号
が入力される制御端子IN1とがそれぞれ設けられてい
る。そして、前段のインバータ回路の差動出力端子O
1,O2から出力された信号が次段のインバータ回路の
差動入力端子V1,V2にそれぞれ入力されるように接
続されている。また、最終段のインバータ回路110−
(2N+1)の差動出力端子O1,O2から出力された
信号が最前段のインバータ回路110−1の差動入力端
子V1,V2にそれぞれ入力されるように接続されてい
る。
【0004】図8は、図7に示したインバータ回路11
0−1〜110−(2N+1)の構成を示す回路図であ
る。なお、インバータ回路110−1〜110−(2N
+1)においては、全て同じ構成のものとする。
【0005】本従来例におけるインバータ回路110−
1〜110−(2N+1)は図8に示すように、一端が
電源電圧Vccに接続され、他端が差動出力端子O1に接
続された抵抗R1と、コレクタ端子が抵抗R1を介して
電源電圧Vccに接続され、ベース端子が差動入力端子V
1に接続されたトランジスタQ1と、一端が電源電圧V
ccに接続され、他端が差動出力端子O2に接続された抵
抗R2と、コレクタ端子が抵抗R2を介して電源電圧V
ccに接続され、ベース端子が差動入力端子V2に接続さ
れたトランジスタQ2と、一端が接地された抵抗R3
と、エミッタ端子が抵抗R3を介して接地され、ベース
端子が制御端子IN1に接続されたトランジスタQ3と
から構成されており、トランジスタQ1のエミッタ端子
とトランジスタQ2のエミッタ端子とトランジスタQ3
のコレクタ端子とが互いに接続されている。
【0006】以下に、上記のように構成された電圧制御
発振器の動作について説明する。
【0007】インバータ回路110−1の差動入力端子
V1,V2に差動信号が入力されると、差動入力端子V
1,V2に入力された信号がそれぞれ反転され、インバ
ータ回路110−1の差動出力端子O1,O2から出力
される。
【0008】インバータ回路110−1の差動出力端子
O1,O2から出力された信号はインバータ回路110
−2の差動入力端子V1,V2にそれぞれ入力され、イ
ンバータ回路110−2において反転されて、インバー
タ回路110−2の差動出力端子O1,O2から出力さ
れる。
【0009】そして、同様に、インバータ回路110−
2の差動出力端子O1,O2から出力された信号がイン
バータ回路110−3の差動入力端子V1,V2にそれ
ぞれ入力され、インバータ回路110−3において反転
されて、インバータ回路110−3の差動出力端子O
1,O2から出力される。
【0010】このように、インバータ回路110−(2
N+1)まで、前段のインバータ回路の差動出力端子O
1,O2から出力された信号が、次段のインバータ回路
の差動入力端子V1,V2にそれぞれ入力される。
【0011】インバータ回路110−(2N+1)の差
動出力端子O1,O2から出力された信号は、発振出力
端子OUT1,OUT2から発振信号として出力される
とともに、インバータ回路110−1の差動入力端子V
1,V2にそれぞれ入力される。
【0012】このようにして、最終段のインバータ回路
110−(2N+1)の差動出力端子O1,O2から出
力された信号が最前段のインバータ回路110−1の差
動入力端子V1,V2にそれぞれ入力されることにより
発振動作が得られている。
【0013】ここで、発振動作における発振周波数は、
インバータ回路の1段当たりの信号伝達遅延時間とイン
バータ回路の接続段数とにより決まるが、インバータ回
路の1段当たりの信号伝達遅延時間は、各インバータ回
路110−1〜110−(2N+1)の制御端子IN1
に入力される制御信号の電圧値によって制御されてい
る。
【0014】制御信号の電圧を高くすると、インバータ
回路に流れる電流が増加し、インバータ回路1段当たり
の信号伝達遅延時間が短くなり、それにより、発振周波
数が高くなる。
【0015】一方、制御信号の電圧を低くすると、イン
バータ回路に流れる電流が減少し、インバータ回路の1
段当たりの信号電圧遅延時間が長くなり、それにより、
発振周波数が低くなる。
【0016】しかしながら、発振周波数を低くすると、
インバータ回路に流れる電流値が減少するため、出力振
幅が低下し、発振出力端子OUT1,OUT2から十分
な出力振幅を得ることができない。
【0017】また、発振周波数を高くすると、インバー
タ回路に流れる電流値が増加し、そのインバータ回路の
差動出力端子O1,O2から出力される信号の振幅が大
きくなり、それにより、次段のインバータ回路のトラン
ジスタQ1,Q2が飽和状態になり、トランジスタが動
作しなくなってしまう。
【0018】このように、図7に示したような従来の電
圧制御発振器においては、広範囲な周波数を発振させる
ことができない。
【0019】そこで、特開平7−254847号公報に
おいて、MOSFETで構成されたインバータ回路の接
続段数を、発振周波数に応じて選択できるように、複数
段接続されたインバータ回路の奇数段目のインバータ回
路の出力端子から信号を取り出し、取り出した信号を選
択回路を介して最前段のインバータ回路の入力端子に負
帰還させて発振させる回路が開示されている。
【0020】上述した回路を使用して低い周波数を発振
させる場合は、多数のインバータ回路を使用して発振さ
せ、また、高い周波数を発振させる場合は、少数のイン
バータ回路を使用して発振させる。これにより、発振周
波数による出力振幅値の変化を防ぐことができる。
【0021】また、特開平6−61800号公報には、
インバータ回路に流れる電流値に対応した抵抗値を選択
することにより、発振周波数による出力振幅値の変化を
防ぐ回路が開示されている。
【0022】図9は、特開平6−61800号公報に開
示されている電圧制御発振器の構成を示すブロック図で
あり、図10は、図9に示すインバータ回路の構成を示
す回路図である。
【0023】特開平6−61800号公報に開示されて
いる電圧制御発振器は図9及び図10に示すように、図
8に示した抵抗R1,R2がそれぞれ可変抵抗R4,R
5となっており、可変抵抗R4,R5の抵抗値を制御す
るための負荷制御回路215が設けられて構成されてい
る。
【0024】上記のように構成された電圧制御発振器に
おいては、負荷制御回路215から、インバータ回路2
10−1〜210−(2N−1)に流れる電流に基づい
た制御信号が出力され、その制御信号によって、可変抵
抗R4,R5の抵抗値が制御され、それにより、発振周
波数による出力振幅値の変化の防止が図られている。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の電圧制御発振器においては、以下に記載
するような問題点がある。
【0026】(1)特開平7−254847号公報に開
示されているものにおいて奇数段目のインバータ回路の
出力信号を選択するための選択回路を設けなければなら
ないため、装置が大型化したり、コストアップが生じた
りしてしまうとともに、選択回路による消費電流が増加
してしまう。
【0027】また、インバータ回路がMOSFETから
構成されているため、出力振幅が電源とグランドとの間
の電位差(大振幅)になり、ノイズ対策が必要となって
しまう。
【0028】(2)特開平6−61800号公報に開示
されているものにおいてインバータ回路内の可変抵抗の
抵抗値を制御するための負荷制御回路を設けなければな
らないため、装置が大型化したり、コストアップが生じ
たりしてしまうとともに、選択回路による消費電流が増
加してしまう。
【0029】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、回路の出力
信号を選択したり回路内の抵抗値を制御したりする回路
を設けることなく、出力振幅値が一定となる発振動作を
行うことができる電圧制御発振器を提供することを目的
とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、第1及び第2の差動入力端子と、該第1及
び第2の差動入力端子から入力された信号がそれぞれ正
転出力される第2及び第1の差動出力端子1とを有し、
内部を流れる電流を制御するための第1及び第2の制御
信号が互いに差動入力される差動回路が、複数段接続さ
れてなる電圧制御発振器であって、前記差動回路のそれ
ぞれは、コレクタ端子が前記第1の差動出力端子に接続
されるとともに第1の抵抗を介して電源電圧に接続さ
れ、ベース端子が前記第1の差動入力端子に接続された
第1のトランジスタと、コレクタ端子が前記第2の差動
出力端子に接続されるとともに第2の抵抗を介して電源
電圧に接続され、ベース端子が前記第2の差動入力端子
に接続された第2のトランジスタと、エミッタ端子が第
3の抵抗を介して接地され、ベース端子に前記第1の制
御信号が入力される第3のトランジスタと、ベース端子
が前記第2のトランジスタのコレクタ端子に接続され、
コレクタ端子が前記第1のトランジスタのコレクタ端子
に接続された第4のトランジスタと、ベース端子が前記
第1のトランジスタのコレクタ端子に接続され、コレク
タ端子が前記第2のトランジスタのコレクタ端子に接続
された第5のトランジスタと、エミッタ端子が前記第3
の抵抗を介して接地され、ベース端子に前記第2の制御
信号が入力される第6のトランジスタとを有し、前記第
1のトランジスタのエミッタ端子と前記第2のトランジ
スタのエミッタ端子と前記第3のトランジスタのコレク
タ端子とが互いに接続され、前記第4のトランジスタの
エミッタ端子と前記第5のトランジスタのエミッタ端子
と前記第6のトランジスタのコレクタ端子とが互いに接
続されていることを特徴とする。
【0031】また、第1及び第2の差動入力端子と、該
第1及び第2の差動入力端子から入力された信号がそれ
ぞれ正転出力される第2及び第1の差動出力端子1とを
有し、内部を流れる電流を制御するための第1及び第2
の制御信号が互いに差動入力される差動回路が、複数段
接続されてなる電圧制御発振器であって、前記差動回路
のそれぞれは、コレクタ端子が前記第1の差動出力端子
に接続されるとともに第1の抵抗を介して電源電圧に接
続され、ベース端子が前記第1の差動入力端子に接続さ
れた第1のトランジスタと、コレクタ端子が前記第2の
差動出力端子に接続されるとともに第2の抵抗を介して
電源電圧に接続され、ベース端子が前記第2の差動入力
端子に接続された第2のトランジスタと、エミッタ端子
が接地され、ベース端子に前記第1の制御信号が入力さ
れる第3のトランジスタと、ベース端子が前記第2のト
ランジスタのコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が
前記第1のトランジスタのコレクタ端子に接続された第
4のトランジスタと、ベース端子が前記第1のトランジ
スタのコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が前記第
2のトランジスタのコレクタ端子に接続された第5のト
ランジスタと、エミッタ端子が接地され、ベース端子に
前記第2の制御信号が入力される第6のトランジスタと
を有し、前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記
第2のトランジスタのエミッタ端子と前記第3のトラン
ジスタのコレクタ端子とが互いに接続され、前記第4の
トランジスタのエミッタ端子と前記第5のトランジスタ
のエミッタ端子と前記第6のトランジスタのコレクタ端
子とが互いに接続されていることを特徴とする。
【0032】また、第1及び第2の差動入力端子と、該
第1及び第2の差動入力端子から入力された信号がそれ
ぞれ正転出力される第2及び第1の差動出力端子1とを
有し、内部を流れる電流を制御するための第1及び第2
の制御信号が互いに差動入力される差動回路が、複数段
接続されてなる電圧制御発振器であって、前記差動回路
のそれぞれは、ベース端子に所定の電圧が印加され、エ
ミッタ端子が接地された第7のトランジスタと、コレク
タ端子が前記第1の差動出力端子に接続されるとともに
第1の抵抗を介して電源電圧に接続され、ベース端子が
前記第1の差動入力端子に接続された第1のトランジス
タと、コレクタ端子が前記第2の差動出力端子に接続さ
れるとともに第2の抵抗を介して電源電圧に接続され、
ベース端子が前記第2の差動入力端子に接続された第2
のトランジスタと、エミッタ端子が第7のトランジスタ
のコレクタ端子に接続され、ベース端子に前記第1の制
御信号が入力される第3のトランジスタと、ベース端子
が前記第2のトランジスタのコレクタ端子に接続され、
コレクタ端子が前記第1のトランジスタのコレクタ端子
に接続された第4のトランジスタと、ベース端子が前記
第1のトランジスタのコレクタ端子に接続され、コレク
タ端子が前記第2のトランジスタのコレクタ端子に接続
された第5のトランジスタと、エミッタ端子が第7のト
ランジスタのコレクタ端子に接続され、ベース端子に前
記第2の制御信号が入力される第6のトランジスタとを
有し、前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記第
2のトランジスタのエミッタ端子と前記第3のトランジ
スタのコレクタ端子とが互いに接続され、前記第4のト
ランジスタのエミッタ端子と前記第5のトランジスタの
エミッタ端子と前記第6のトランジスタのコレクタ端子
とが互いに接続されていることを特徴とする。
【0033】また、前記差動回路が2n段(nは整数)
接続され、最終段の差動回路からの出力とn段目の差動
回路からの出力とが発振出力として出力されることを特
徴とする。
【0034】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、発振周波数を高くする場合は、第1の制御信
号の電圧を高くすれば、第1〜第3のトランジスタを流
れる電流が増加し、それにより、差動回路1段当たりの
信号伝達遅延時間が短くなり、発振周波数が高くなる
が、第1の制御信号の電圧を高くすると、第1の制御信
号に対して差動入力される第2の制御信号の電圧が、第
1の制御信号の電圧が高くなった分だけ低下するため、
第6のトランジスタを流れる電流が第3のトランジスタ
を流れる電流の増加分だけ減少するとともに、第4及び
第5のトランジスタを流れる電流が第1及び第2のトラ
ンジスタを流れる電流の増加分だけ減少する。これによ
り、第1の制御信号の電圧を高くした場合においても、
差動回路1段当たりに流れる電流の値は変化しない。
【0035】したがって、電圧制御発振器の発振周波数
を高くした場合においても、電圧制御発振器の出力振幅
値が変化することはない。
【0036】また、発振周波数を低くする場合は、第1
の制御信号の電圧を低くすれば、第1〜第3のトランジ
スタを流れる電流が減少し、それにより、差動回路1段
当たりの信号伝達遅延時間が長くなり、発振周波数が低
くなるが、第1の制御信号の電圧を低くすると、第1の
制御信号に対して差動入力される第2の制御信号の電圧
が、第1の制御信号の電圧が低くなった分だけ上昇する
ため、第6のトランジスタを流れる電流が第3のトラン
ジスタを流れる電流の減少分だけ増加するとともに、第
4及び第5のトランジスタを流れる電流が第1及び第2
のトランジスタを流れる電流の減少分だけ増加する。こ
れにより、第1の制御信号の電圧を低くした場合におい
ても、差動回路1段当たりに流れる電流の値は変化しな
い。
【0037】したがって、電圧制御発振器の発振周波数
を低くした場合においても、電圧制御発振器の出力振幅
値が変化することはない。
【0038】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0039】図1は、本発明の電圧制御発振器の実施の
一形態を示すブロック図である。
【0040】本形態は図1に示すように、複数の差動回
路10−1〜10−n(nは2以上の整数)が整数段接
続されて構成されており、各差動回路10−1〜10−
nには、第1及び第2の差動入力端子V1,V2と、差
動入力端子V1,V2から入力された信号がそれぞれ正
転出力される第2及び第1の差動出力端子O2,O1
と、差動回路10−1〜10−n内に流れる電流を制御
するための第1の制御信号が入力される制御端子IN1
及び第2の制御信号が入力されるの制御端子IN2とが
それぞれ設けられている。そして、前段の差動回路の差
動出力端子O1,O2から出力された信号が次段の差動
回路の差動入力端子V2,V1にそれぞれ入力されるよ
うに接続されている。また、最終段の差動回路10−n
の差動出力端子O1,O2から出力された信号が最前段
の差動回路10−1の差動入力端子V1,V2にそれぞ
れ入力されるように接続されている。なお、第1の制御
信号と第2の制御信号とは互いに差動入力される。
【0041】図2は、図1に示した差動回路10−1〜
10−nの一構成例を示す回路図である。なお、差動回
路10−1〜10−nにおいては、全て同じ構成のもの
とする。
【0042】本構成例は図2に示すように、一端が電源
電圧Vccに接続され、他端が差動出力端子O1に接続さ
れた第1の抵抗R1と、コレクタ端子が抵抗R1を介し
て電源電圧Vccに接続され、ベース端子が差動入力端子
V1に接続された第1のトランジスタQ1と、一端が電
源電圧Vccに接続され、他端が差動出力端子O2に接続
された第2の抵抗R2と、コレクタ端子が抵抗R2を介
して電源電圧Vccに接続され、ベース端子が差動入力端
子V2に接続された第2のトランジスタQ2と、一端が
接地された第3の抵抗R3と、エミッタ端子が抵抗R3
を介して接地され、ベース端子が制御端子IN1に接続
された第3のトランジスタQ3と、ベース端子がトラン
ジスタQ2のコレクタ端子に接続され、コレクタ端子が
トランジスタQ1のコレクタ端子に接続された第4のト
ランジスタQ4と、ベース端子がトランジスタQ1のコ
レクタ端子に接続され、コレクタ端子がトランジスタQ
2のコレクタ端子に接続された第5のトランジスタQ5
と、エミッタ端子が抵抗R3を介して接地され、ベース
端子が制御端子IN2に接続された第6のトランジスタ
Q6とから構成されており、トランジスタQ1のエミッ
タ端子とトランジスタQ2のエミッタ端子とトランジス
タQ3のコレクタ端子とが互いに接続され、また、トラ
ンジスタQ4のエミッタ端子とトランジスタQ5のエミ
ッタ端子とトランジスタQ6のコレクタ端子とが互いに
接続されている。
【0043】以下に、上記のように構成された電圧制御
発振器の動作について説明する。
【0044】差動回路10−1の差動入力端子V1,V
2に差動信号が入力されると、差動入力端子V1,V2
に入力された信号が、差動回路10−1の差動出力端子
O2,O1からそれぞれ正転出力される。
【0045】差動回路10−1の差動出力端子O1,O
2から出力された信号は差動回路10−2の差動入力端
子V2,V1にそれぞれ入力され、差動回路10−2の
差動出力端子O1,O2から正転出力される。
【0046】そして、同様に、差動回路10−2の差動
出力端子O1,O2から出力された信号が差動回路10
−3の差動入力端子V2,V1にそれぞれ入力され、差
動回路10−3の差動出力端子O1,O2から正転出力
される。
【0047】このように、差動回路10−nまで、前段
の差動回路の差動出力端子O1,O2から出力された信
号が、次段の差動回路の差動入力端子V2,V1にそれ
ぞれ入力される。
【0048】差動回路10−nの差動出力端子O1,O
2から出力された信号は、発振出力端子OUT2,OU
T1から発振信号として出力されるとともに、差動回路
10−1の差動入力端子V1,V2にそれぞれ入力され
る。
【0049】このようにして、最終段の差動回路10−
nの差動出力端子O1,O2から出力された信号が最前
段の差動回路10−1の差動入力端子V1,V2にそれ
ぞれ入力されることにより発振動作が得られている。
【0050】ここで、発振動作における発振周波数は、
差動回路の1段当たりの信号伝達遅延時間と差動回路の
接続段数とにより決まるが、差動回路の1段当たりの信
号伝達遅延時間は、各差動回路10−1〜10−nの制
御端子IN1,IN2に入力される第1及び第2の制御
信号の電圧値によって制御されている。
【0051】制御端子IN1に入力される第1の制御信
号の電圧を高くすると、トランジスタQ3を流れる電流
が増加し、それにより、トランジスタQ1,Q2を流れ
る電流も増加する。そのため、差動回路1段当たりの信
号伝達遅延時間が短くなり、発振周波数が高くなる。
【0052】ここで、制御端子IN2に入力される第2
の制御信号は、制御端子IN1に入力される第1の制御
信号に対して差動入力されるため、制御端子IN1に入
力される第1の制御信号の電圧を高くすると、制御端子
IN2に入力される第2の制御信号の電圧が、第1の制
御信号の電圧が高くなった分だけ低下する。そのため、
制御端子IN1に入力される第1の制御信号の電圧を高
くすると、トランジスタQ6を流れる電流がトランジス
タQ3を流れる電流の増加分だけ減少し、また、トラン
ジスタQ4,Q5を流れる電流がトランジスタQ1,Q
2を流れる電流の増加分だけ減少する。
【0053】これにより、制御端子IN1に入力される
第1の制御信号の電圧を高くした場合においても、差動
回路1段当たりに流れる電流の値は変化しない。
【0054】したがって、電圧制御発振器の発振周波数
を高くした場合においても、電圧制御発振器の出力振幅
値が変化することはない。
【0055】また、制御端子IN1に入力される第1の
制御信号の電圧を低くすると、トランジスタQ3を流れ
る電流が減少し、それにより、トランジスタQ1,Q2
を流れる電流も減少する。そのため、差動回路1段当た
りの信号伝達遅延時間が長くなり、発振周波数が低くな
る。
【0056】ここで、制御端子IN2に入力される第2
の制御信号は、制御端子IN1に入力される第1の制御
信号に対して差動入力されるため、制御端子IN1に入
力される第1の制御信号の電圧を低くすると、制御端子
IN2に入力される第2の制御信号の電圧が、第1の制
御信号の電圧が低くなった分だけ上昇する。そのため、
制御端子IN1に入力される第1の制御信号の電圧を低
くすると、トランジスタQ6を流れる電流がトランジス
タQ3を流れる電流の減少分だけ増加し、また、トラン
ジスタQ4,Q5を流れる電流がトランジスタQ1,Q
2を流れる電流の減少分だけ増加する。
【0057】これにより、制御端子IN1に入力される
第1の制御信号の電圧を低くした場合においても、差動
回路1段当たりに流れる電流の値は変化しない。
【0058】したがって、電圧制御発振器の発振周波数
を低くした場合においても、電圧制御発振器の出力振幅
値が変化することはない。
【0059】図3は、図1に示した差動回路10−1〜
10−nの他の構成例を示す回路図である。
【0060】本構成例は図3に示すように、図2に示し
たものに対して抵抗R3が設けられておらず、トランジ
スタQ3,Q6のエミッタ端子が直に接地されているも
のである。
【0061】図3に示したような差動回路においては、
トランジスタQ3,Q6のエミッタ端子が直に接地され
ているので、電源電圧Vccを、図2に示した抵抗R3の
電圧降下分低くすることができ、電圧制御発振器を低電
圧で動作させることができる。
【0062】図4は、図1に示した差動回路10−1〜
10−nの他の構成例を示す回路図である。
【0063】本構成例は図4に示すように、図2に示し
たものに対して抵抗R3の代わりにトランジスタQ7が
設けられているものであり、トランジスタQ7において
は、エミッタ端子が接地され、ベース端子には一定の電
圧が印加され、コレクタ端子はトランジスタQ3,Q6
のエミッタ端子と接続されている。
【0064】図4に示すような電圧制御発振器において
は、トランジスタQ3,Q6のエミッタ端子とグランド
との間に設けられたトランジスタQ7が定電流源として
作用し、図2に示したものと同様な結果が得られる。ま
た、ベース端子に、温度変化に対して電圧変動が少ない
バンドギャップリファレンス電圧を印加すれば、周囲温
度により、発振周波数が変化しなくなる。
【0065】(他の実施の形態)図5は、本発明の電圧
制御発振器の実施の他の形態を示すブロック図であり、
図6は、図5に示した電圧制御発振器から出力される発
振波形を示す図である。なお、本形態においては、90
度の位相差信号が出力される。
【0066】本形態は図5に示すように、図1に示した
差動回路が4段接続されており、2段目の差動回路10
−2の差動出力端子O1,O2から出力された信号が、
3段目の差動回路10−3の差動入力端子V2,V1に
それぞれ入力されるとともに、発振出力端子OUT4,
OUT3から発振信号として出力されるように構成され
ている。そして、図1に示した電圧制御発振器と同様
に、最終段の差動回路10−4の差動出力回路の差動出
力端子O1,O2から出力された信号は、発振出力端子
OUT2,OUT1から発振信号として出力されるとと
もに、差動回路10−1の差動入力端子V1,V2にそ
れぞれ入力されている。
【0067】上記のように構成された電圧制御発振器に
おいては、図6に示すように、差動回路10−1〜10
−4の差動出力端子O1のそれぞれから出力される信号
の位相差は、差動回路10−4の差動出力端子O1から
出力される信号の位相を0度すると、差動回路10−3
の差動出力端子O1から出力される信号の位相差は45
度、差動回路10−2の差動出力端子O1から出力され
る信号の位相差は90度、差動回路10−1の差動出力
端子O1から出力される信号の位相差は135度とな
る。
【0068】これにより、差動回路10−4の差動出力
端子O1,O2にそれぞれ接続された発振出力端子OU
T2,OUT1から出力される信号と、差動回路10−
2の差動出力端子O1,O2にそれぞれ接続された発振
出力端子OUT4,OUT3から出力される信号との位
相差は90度となる。また、同様に、差動回路10−1
の差動出力端子O1,O2から出力される信号と、差動
回路10−3の差動出力端子O1,O2から出力される
信号との位相差も90度となる。
【0069】なお、上述したような電圧制御発振器にお
いて出力される90度の位相差信号は、無線通信分野で
の直交変調方式の変調器のローカル信号等において使用
される。
【0070】また、本形態においては、接続される差動
回路の数を4段としたが、本発明はこれに限られず、複
数段の差動回路を接続し、その最終段の差動回路からの
出力信号と中間段目(総段数を2nとすればn段目)の
差動回路からの出力信号とを取り出せば、90度の位相
差を有する信号を取り出すことができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
複数段接続される差動回路のそれぞれに、第1及び第2
の制御信号が互いに差動入力されており、第1の制御信
号によって駆動が制御される第1〜第3のトランジスタ
と、第2の制御信号によって駆動が制御される第4〜第
6のトランジスタとを設けたため、電圧制御発振器の発
振周波数を高くしたり低くしたりする場合においても、
差動回路1段当たりに流れる電流は変化せず、電圧制御
発振器の出力振幅値が変化することはない。
【0072】それにより、出力信号を選択したり内部の
抵抗値を制御したりする回路を設けることなく、出力振
幅値が一定となる発振動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電圧制御発振器の実施の一形態を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示した差動回路の一構成例を示す回路図
である。
【図3】図1に示した差動回路の他の構成例を示す回路
図である。
【図4】図1に示した差動回路の他の構成例を示す回路
図である。
【図5】本発明の電圧制御発振器の実施の他の形態を示
すブロック図である。
【図6】図5に示した電圧制御発振器から出力される発
振波形を示す図である。
【図7】奇数段のインバータ回路で構成された従来の電
圧制御発振器の一構成例を示すブロック図である。
【図8】図7に示したインバータ回路の構成を示す回路
図である。
【図9】特開平6−61800号公報に開示されている
電圧制御発振器の構成を示すブロック図である。
【図10】図9に示すインバータ回路の構成を示す回路
図である。
【符号の説明】
10−1〜10−n 差動回路 IN1,IN2 制御端子 O1,O2 差動出力端子 OUT1〜OUT4 発振出力端子 Q1〜Q7 トランジスタ R1,R2 抵抗 V1,V2 差動入力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の差動入力端子と、該第1
    及び第2の差動入力端子から入力された信号がそれぞれ
    正転出力される第2及び第1の差動出力端子1とを有
    し、内部を流れる電流を制御するための第1及び第2の
    制御信号が互いに差動入力される差動回路が、複数段接
    続されてなる電圧制御発振器であって、 前記差動回路のそれぞれは、 コレクタ端子が前記第1の差動出力端子に接続されると
    ともに第1の抵抗を介して電源電圧に接続され、ベース
    端子が前記第1の差動入力端子に接続された第1のトラ
    ンジスタと、 コレクタ端子が前記第2の差動出力端子に接続されると
    ともに第2の抵抗を介して電源電圧に接続され、ベース
    端子が前記第2の差動入力端子に接続された第2のトラ
    ンジスタと、 エミッタ端子が第3の抵抗を介して接地され、ベース端
    子に前記第1の制御信号が入力される第3のトランジス
    タと、 ベース端子が前記第2のトランジスタのコレクタ端子に
    接続され、コレクタ端子が前記第1のトランジスタのコ
    レクタ端子に接続された第4のトランジスタと、 ベース端子が前記第1のトランジスタのコレクタ端子に
    接続され、コレクタ端子が前記第2のトランジスタのコ
    レクタ端子に接続された第5のトランジスタと、 エミッタ端子が前記第3の抵抗を介して接地され、ベー
    ス端子に前記第2の制御信号が入力される第6のトラン
    ジスタとを有し、 前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記第2のト
    ランジスタのエミッタ端子と前記第3のトランジスタの
    コレクタ端子とが互いに接続され、 前記第4のトランジスタのエミッタ端子と前記第5のト
    ランジスタのエミッタ端子と前記第6のトランジスタの
    コレクタ端子とが互いに接続されていることを特徴とす
    る電圧制御発振器。
  2. 【請求項2】 第1及び第2の差動入力端子と、該第1
    及び第2の差動入力端子から入力された信号がそれぞれ
    正転出力される第2及び第1の差動出力端子1とを有
    し、内部を流れる電流を制御するための第1及び第2の
    制御信号が互いに差動入力される差動回路が、複数段接
    続されてなる電圧制御発振器であって、 前記差動回路のそれぞれは、 コレクタ端子が前記第1の差動出力端子に接続されると
    ともに第1の抵抗を介して電源電圧に接続され、ベース
    端子が前記第1の差動入力端子に接続された第1のトラ
    ンジスタと、 コレクタ端子が前記第2の差動出力端子に接続されると
    ともに第2の抵抗を介して電源電圧に接続され、ベース
    端子が前記第2の差動入力端子に接続された第2のトラ
    ンジスタと、 エミッタ端子が接地され、ベース端子に前記第1の制御
    信号が入力される第3のトランジスタと、 ベース端子が前記第2のトランジスタのコレクタ端子に
    接続され、コレクタ端子が前記第1のトランジスタのコ
    レクタ端子に接続された第4のトランジスタと、 ベース端子が前記第1のトランジスタのコレクタ端子に
    接続され、コレクタ端子が前記第2のトランジスタのコ
    レクタ端子に接続された第5のトランジスタと、 エミッタ端子が接地され、ベース端子に前記第2の制御
    信号が入力される第6のトランジスタとを有し、 前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記第2のト
    ランジスタのエミッタ端子と前記第3のトランジスタの
    コレクタ端子とが互いに接続され、 前記第4のトランジスタのエミッタ端子と前記第5のト
    ランジスタのエミッタ端子と前記第6のトランジスタの
    コレクタ端子とが互いに接続されていることを特徴とす
    る電圧制御発振器。
  3. 【請求項3】 第1及び第2の差動入力端子と、該第1
    及び第2の差動入力端子から入力された信号がそれぞれ
    正転出力される第2及び第1の差動出力端子1とを有
    し、内部を流れる電流を制御するための第1及び第2の
    制御信号が互いに差動入力される差動回路が、複数段接
    続されてなる電圧制御発振器であって、 前記差動回路のそれぞれは、 ベース端子に所定の電圧が印加され、エミッタ端子が接
    地された第7のトランジスタと、 コレクタ端子が前記第1の差動出力端子に接続されると
    ともに第1の抵抗を介して電源電圧に接続され、ベース
    端子が前記第1の差動入力端子に接続された第1のトラ
    ンジスタと、 コレクタ端子が前記第2の差動出力端子に接続されると
    ともに第2の抵抗を介して電源電圧に接続され、ベース
    端子が前記第2の差動入力端子に接続された第2のトラ
    ンジスタと、 エミッタ端子が第7のトランジスタのコレクタ端子に接
    続され、ベース端子に前記第1の制御信号が入力される
    第3のトランジスタと、 ベース端子が前記第2のトランジスタのコレクタ端子に
    接続され、コレクタ端子が前記第1のトランジスタのコ
    レクタ端子に接続された第4のトランジスタと、 ベース端子が前記第1のトランジスタのコレクタ端子に
    接続され、コレクタ端子が前記第2のトランジスタのコ
    レクタ端子に接続された第5のトランジスタと、 エミッタ端子が第7のトランジスタのコレクタ端子に接
    続され、ベース端子に前記第2の制御信号が入力される
    第6のトランジスタとを有し、 前記第1のトランジスタのエミッタ端子と前記第2のト
    ランジスタのエミッタ端子と前記第3のトランジスタの
    コレクタ端子とが互いに接続され、 前記第4のトランジスタのエミッタ端子と前記第5のト
    ランジスタのエミッタ端子と前記第6のトランジスタの
    コレクタ端子とが互いに接続されていることを特徴とす
    る電圧制御発振器。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    電圧制御発振器において、 前記差動回路が2n段(nは整数)接続され、最終段の
    差動回路からの出力とn段目の差動回路からの出力とが
    発振出力として出力されることを特徴とする電圧制御発
    振器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6472944B2 (en) 2000-01-26 2002-10-29 Nec Corporation Voltage controlled oscillator with delay circuits
US6486720B2 (en) * 2000-08-09 2002-11-26 Atmel Germany Gmbh Flip-flop circuit arrangement with increased cut-off frequency

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6472944B2 (en) 2000-01-26 2002-10-29 Nec Corporation Voltage controlled oscillator with delay circuits
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