JPH10269506A - 語学学習データのカセット型磁気テープへの記録方法、及び語学学習用カセット型磁気テープ - Google Patents
語学学習データのカセット型磁気テープへの記録方法、及び語学学習用カセット型磁気テープInfo
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- JPH10269506A JPH10269506A JP9077061A JP7706197A JPH10269506A JP H10269506 A JPH10269506 A JP H10269506A JP 9077061 A JP9077061 A JP 9077061A JP 7706197 A JP7706197 A JP 7706197A JP H10269506 A JPH10269506 A JP H10269506A
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- recorded
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- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 外国人が普通に話す速度で録音された音声を
音のピッチを変えずに話す速度を任意に設定でき、再生
する音声に合わせて文字を逐次表示する。 【解決手段】 一画面に特定の字数の文字を一括表記可
能なディスプレーを備えた往復4トラックカセット型磁
気テープの携帯用再生機で再生するカセット型磁気テー
プであって,往復4トラックの一方の往復2トラック
に、言語の音声アナログ信号を1文毎に音声復元速度が
録音時と同一のノーマルスピード、ノーマルスピードよ
り遅い第1のスロースピード、第1のスロースピードよ
り遅い第2のスロースピードで、かつ各スロースピード
における音声のピッチをノーマルスピードのピッチと変
えないで記録し,他方の往復2トラックに前記音声アナ
ログ信号に対応する言語を表す文字情報のそれぞれを特
定の音声信号に変換し、ディスプレーの一画面に一括表
記する単語数に相当する数の文字情報を1ブロックとし
て記録する。
音のピッチを変えずに話す速度を任意に設定でき、再生
する音声に合わせて文字を逐次表示する。 【解決手段】 一画面に特定の字数の文字を一括表記可
能なディスプレーを備えた往復4トラックカセット型磁
気テープの携帯用再生機で再生するカセット型磁気テー
プであって,往復4トラックの一方の往復2トラック
に、言語の音声アナログ信号を1文毎に音声復元速度が
録音時と同一のノーマルスピード、ノーマルスピードよ
り遅い第1のスロースピード、第1のスロースピードよ
り遅い第2のスロースピードで、かつ各スロースピード
における音声のピッチをノーマルスピードのピッチと変
えないで記録し,他方の往復2トラックに前記音声アナ
ログ信号に対応する言語を表す文字情報のそれぞれを特
定の音声信号に変換し、ディスプレーの一画面に一括表
記する単語数に相当する数の文字情報を1ブロックとし
て記録する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、往復4トラックカ
セット型磁気テープに係り、特に携帯用再生機で言語を
再生した際に再生される言語と同一の文字を前記ディス
プレーの一画面に表記可能な文字数の範囲内での単語数
を一括して連続的にディスプレーに表記するように記録
した語学学習用カセット型磁気テープに関する。
セット型磁気テープに係り、特に携帯用再生機で言語を
再生した際に再生される言語と同一の文字を前記ディス
プレーの一画面に表記可能な文字数の範囲内での単語数
を一括して連続的にディスプレーに表記するように記録
した語学学習用カセット型磁気テープに関する。
【0002】
【従来の技術】カセット型磁気テープは、寸法・形状が
世界で規格統一がなされ、モノーラルでの録音・再生と
の互換性を持たせるため、3.8mm幅のテープを上下2
段に分けて、録音するように規格統一がなされており、
ステレオ録音の場合は、上段(往路)を2トラックに分
けて一方のトラックに左チャンネルを、他方のトラック
に右チャンネルをそれぞれ録音し、下段(復路)も同様
に2トラックに分けて各トラックに左右チャンネルを分
けて録音する4トラック方式が採られている。さらに、
カセット型磁気テープは、録音するテープスピードが
2.375cm/秒と規格が統一されている。このため、
世界のどの国で録音されたものであっても性格に再生す
ることが行えるようになっている。このようにカセット
型磁気テープは、寸法・形状・録音方式の規格統一がな
されていることから世界的に普及し、音楽テープに限ら
ず、音メディアのあらゆるジャンルに用いられている。
また、カセット型磁気テープは持ち運びが便利なところ
から、特に音楽テープの分野で、移動しながら(歩きな
がら)音楽を楽しむことを目的とした携帯に便利なカセ
ット型磁気テープレコーダーが要望されるようになっ
た。そこで、近年、録音機能を持たせないで、再生に軽
量のヘッドホーンあるいはイヤホーンを用いるようにし
て再生用スピーカーを持たせないようにして小型・軽量
化を図った再生専用のカセット型磁気テープレコーダー
が開発されるに及んだ。この再生専用のカセット型磁気
テープレコーダーは、携帯に便利なところから若者の間
で爆発的人気を誇り大量に普及するに至っている。
世界で規格統一がなされ、モノーラルでの録音・再生と
の互換性を持たせるため、3.8mm幅のテープを上下2
段に分けて、録音するように規格統一がなされており、
ステレオ録音の場合は、上段(往路)を2トラックに分
けて一方のトラックに左チャンネルを、他方のトラック
に右チャンネルをそれぞれ録音し、下段(復路)も同様
に2トラックに分けて各トラックに左右チャンネルを分
けて録音する4トラック方式が採られている。さらに、
カセット型磁気テープは、録音するテープスピードが
2.375cm/秒と規格が統一されている。このため、
世界のどの国で録音されたものであっても性格に再生す
ることが行えるようになっている。このようにカセット
型磁気テープは、寸法・形状・録音方式の規格統一がな
されていることから世界的に普及し、音楽テープに限ら
ず、音メディアのあらゆるジャンルに用いられている。
また、カセット型磁気テープは持ち運びが便利なところ
から、特に音楽テープの分野で、移動しながら(歩きな
がら)音楽を楽しむことを目的とした携帯に便利なカセ
ット型磁気テープレコーダーが要望されるようになっ
た。そこで、近年、録音機能を持たせないで、再生に軽
量のヘッドホーンあるいはイヤホーンを用いるようにし
て再生用スピーカーを持たせないようにして小型・軽量
化を図った再生専用のカセット型磁気テープレコーダー
が開発されるに及んだ。この再生専用のカセット型磁気
テープレコーダーは、携帯に便利なところから若者の間
で爆発的人気を誇り大量に普及するに至っている。
【0003】一方、カセット型磁気テープは、音楽の分
野に限らず、最近では学習用テープ、特に英語等の語学
研修用教材として用いられている。すなわち、カセット
型磁気テープは、英語等のヒヤリングのマスターを目的
とし、予め特定した文章をテキストに印刷しておいて、
このテキストに載っている文章を外国人に発音させて、
その音声を録音し、これをテキストと共に用いて聴取力
の練習をするのに用いている。
野に限らず、最近では学習用テープ、特に英語等の語学
研修用教材として用いられている。すなわち、カセット
型磁気テープは、英語等のヒヤリングのマスターを目的
とし、予め特定した文章をテキストに印刷しておいて、
このテキストに載っている文章を外国人に発音させて、
その音声を録音し、これをテキストと共に用いて聴取力
の練習をするのに用いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の語学
研修用教材としての学習用テープは、カセット型磁気テ
ープをテープレコーダーで再生して、録音されている外
国人による会話等の音声を聴きながら録音されている内
容と同じ文章(英文、独文等)が印刷されているテキス
トを見て聴取力の確認をする方法が採られている。すな
わち、従来は、テキストに印刷された文章を見ながら学
習用テープを再生するといった使用方法が採られてお
り、実際には学習用テープの音声を聴きながらテキスト
の文章を目で追うということが行われている。このよう
に従来は、文字として表された文章がテキストに印刷さ
れ、この文章を音読した音声がカセット型磁気テープに
録音されており、テキストとカセット型磁気テープとが
分離されているため、かなり語学に堪能な人はともかく
学習初期の人などカセット型磁気テープに録音されてい
る外国人の音声を再生した際に、テキストの該当文章を
適格に目で追っていくことが難しくなかなか効率よく利
用できないものとなっている。
研修用教材としての学習用テープは、カセット型磁気テ
ープをテープレコーダーで再生して、録音されている外
国人による会話等の音声を聴きながら録音されている内
容と同じ文章(英文、独文等)が印刷されているテキス
トを見て聴取力の確認をする方法が採られている。すな
わち、従来は、テキストに印刷された文章を見ながら学
習用テープを再生するといった使用方法が採られてお
り、実際には学習用テープの音声を聴きながらテキスト
の文章を目で追うということが行われている。このよう
に従来は、文字として表された文章がテキストに印刷さ
れ、この文章を音読した音声がカセット型磁気テープに
録音されており、テキストとカセット型磁気テープとが
分離されているため、かなり語学に堪能な人はともかく
学習初期の人などカセット型磁気テープに録音されてい
る外国人の音声を再生した際に、テキストの該当文章を
適格に目で追っていくことが難しくなかなか効率よく利
用できないものとなっている。
【0005】また、外国人が普通に話す速度(ナチュラ
ルスピード)でカセット型磁気テープに会話等の音声が
録音されていると、音声を再生した際に速すぎて聴き取
れないことが多い。そこで、ゆっくりと喋った音声を作
るため、外国人が普通に話す速度で録音されている音声
をテープスピードを落として遅い速度で再生した音声を
カセット型磁気テープに、録音すると、再生した際に音
のピッチが下がって低い音に聞こえてしまい返って聴き
取り難くなってしまう。そこで、ゆっくりと喋った音声
を作るためには、外国人に普通に話す速度よりも遅い速
度で喋ってもらって録音する方法があるが、この方法で
は、喋る速度を人間が調整して、遅く喋るため喋る速度
が全体に渡って一定しないという問題と、普通に話す速
度より特定の速度を遅らすという人為的操作ができない
という問題と、外国人に普通に話す速度で喋る場合と遅
い速度で喋る場合とのふた通り喋ってもらわなければな
らずコストアップを招いてしまうという問題がある。
ルスピード)でカセット型磁気テープに会話等の音声が
録音されていると、音声を再生した際に速すぎて聴き取
れないことが多い。そこで、ゆっくりと喋った音声を作
るため、外国人が普通に話す速度で録音されている音声
をテープスピードを落として遅い速度で再生した音声を
カセット型磁気テープに、録音すると、再生した際に音
のピッチが下がって低い音に聞こえてしまい返って聴き
取り難くなってしまう。そこで、ゆっくりと喋った音声
を作るためには、外国人に普通に話す速度よりも遅い速
度で喋ってもらって録音する方法があるが、この方法で
は、喋る速度を人間が調整して、遅く喋るため喋る速度
が全体に渡って一定しないという問題と、普通に話す速
度より特定の速度を遅らすという人為的操作ができない
という問題と、外国人に普通に話す速度で喋る場合と遅
い速度で喋る場合とのふた通り喋ってもらわなければな
らずコストアップを招いてしまうという問題がある。
【0006】また、外国人が連続して並んだ単語をナチ
ュラルスピード(普通会話速度)で発音した場合には、
各単語毎に独立に発音したときの音声とは異なる外国語
特有な各単語間の発音の変化が生じるものであるにも拘
らず、外国人にナチュラルスピードよりゆっくりと喋っ
てもらうと、1つの単語毎に明確に発音してしまい、文
をナチュラルスピードで発音した場合に生じる各単語間
の発音の変化が再現されず、ナチュラルスピード(普通
会話速度)で発音されたときの会話の内容を明確に聴き
取る練習にならないという問題がある。さらに、テキス
トとカセット型磁気テープが別々のものになっているた
め、テキストとカセット型磁気テープがばらばらに散逸
して、テキストを紛失したり、カセット型磁気テープを
紛失したりして学習用教材として使用できなくなってし
まうということがある。
ュラルスピード(普通会話速度)で発音した場合には、
各単語毎に独立に発音したときの音声とは異なる外国語
特有な各単語間の発音の変化が生じるものであるにも拘
らず、外国人にナチュラルスピードよりゆっくりと喋っ
てもらうと、1つの単語毎に明確に発音してしまい、文
をナチュラルスピードで発音した場合に生じる各単語間
の発音の変化が再現されず、ナチュラルスピード(普通
会話速度)で発音されたときの会話の内容を明確に聴き
取る練習にならないという問題がある。さらに、テキス
トとカセット型磁気テープが別々のものになっているた
め、テキストとカセット型磁気テープがばらばらに散逸
して、テキストを紛失したり、カセット型磁気テープを
紛失したりして学習用教材として使用できなくなってし
まうということがある。
【0007】本発明の目的は、カセット型磁気テープだ
けでテキストを作らなくても学習用教材とし使えるよう
にし、外国人が普通に話す速度で録音されている音声を
音のピッチを変えずに話す速度を任意に設定でき、再生
する音声に合わせて文字を逐次表示することができるよ
うにすることにある。
けでテキストを作らなくても学習用教材とし使えるよう
にし、外国人が普通に話す速度で録音されている音声を
音のピッチを変えずに話す速度を任意に設定でき、再生
する音声に合わせて文字を逐次表示することができるよ
うにすることにある。
【0008】また、本発明の別な目的は、移動中におい
ても音声を再生すると共にディスプレーの画面を見るこ
とによって簡単に再生音声に対応した文字を確認できる
ようにすることにある。
ても音声を再生すると共にディスプレーの画面を見るこ
とによって簡単に再生音声に対応した文字を確認できる
ようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に記載の発
明に係る語学学習データのカセット型磁気テープへの記
録方法は、一画面に特定の字数の文字を一括表記可能な
ディスプレーを備えた往復4トラックカセット型磁気テ
ープの携帯用再生機で再生するカセット型磁気テープで
あって,往復4トラックの一方の往復2トラックに、言
語の音声アナログ信号を1文毎に音声復元速度が録音時
と同一速度のナチュラルスピード、音声復元速度が前記
ナチュラルスピードより遅い速度の第1のスロースピー
ド、音声復元速度が前記第1のスロースピードより遅い
速度の第2のスロースピードの3つのスピードで、かつ
各スロースピードにおける音声のピッチをナチュラルス
ピードにおける音声のピッチと変えないで記録し,往復
4トラックの他方の往復2トラックに、一方の往復2ト
ラックに記録されている音声アナログ信号に対応する言
語を表す文字情報のそれぞれを特定の音声信号に変換
し、ディスプレーの一画面に一括表記する単語数に相当
する数の文字情報を1ブロックとして記録し,前記1ブ
ロックの文字情報の後に前記ディスプレーの一画面に当
該ブロックの文字を一括表記することを指示する表示指
示信号を記録し,前記表示指示信号の後に次のブロック
の文字を一括表記するタイミング位置より前に現在ディ
スプレーの画面に表記されている文字を消去する表示消
去信号を記録して構成したものである。このように構成
することにより、本願請求項1に記載の発明によると、
カセット型磁気テープだけでテキストを作らなくても学
習用教材とし使え、移動中においても音声を再生すると
共にディスプレーの画面を見ることによって簡単に再生
音声に対応した文字を確認でき、外国人が普通に話す速
度で録音されている音声を音のピッチを変えずに話す速
度を任意に設定でき、再生する音声に合わせて文字を逐
次表示することができる。
明に係る語学学習データのカセット型磁気テープへの記
録方法は、一画面に特定の字数の文字を一括表記可能な
ディスプレーを備えた往復4トラックカセット型磁気テ
ープの携帯用再生機で再生するカセット型磁気テープで
あって,往復4トラックの一方の往復2トラックに、言
語の音声アナログ信号を1文毎に音声復元速度が録音時
と同一速度のナチュラルスピード、音声復元速度が前記
ナチュラルスピードより遅い速度の第1のスロースピー
ド、音声復元速度が前記第1のスロースピードより遅い
速度の第2のスロースピードの3つのスピードで、かつ
各スロースピードにおける音声のピッチをナチュラルス
ピードにおける音声のピッチと変えないで記録し,往復
4トラックの他方の往復2トラックに、一方の往復2ト
ラックに記録されている音声アナログ信号に対応する言
語を表す文字情報のそれぞれを特定の音声信号に変換
し、ディスプレーの一画面に一括表記する単語数に相当
する数の文字情報を1ブロックとして記録し,前記1ブ
ロックの文字情報の後に前記ディスプレーの一画面に当
該ブロックの文字を一括表記することを指示する表示指
示信号を記録し,前記表示指示信号の後に次のブロック
の文字を一括表記するタイミング位置より前に現在ディ
スプレーの画面に表記されている文字を消去する表示消
去信号を記録して構成したものである。このように構成
することにより、本願請求項1に記載の発明によると、
カセット型磁気テープだけでテキストを作らなくても学
習用教材とし使え、移動中においても音声を再生すると
共にディスプレーの画面を見ることによって簡単に再生
音声に対応した文字を確認でき、外国人が普通に話す速
度で録音されている音声を音のピッチを変えずに話す速
度を任意に設定でき、再生する音声に合わせて文字を逐
次表示することができる。
【0010】本願請求項2に記載の発明に係る語学学習
データのカセット型磁気テープへの記録方法は、第1の
スロースピードの音声復元速度を、ナチュラルスピード
の音声復元速度の10〜25%増しの音声復元速度に
し、第2のスロースピードの音声復元速度を、ナチュラ
ルスピードの音声復元速度の25〜35%増しの音声復
元速度にしたものである。このように構成することによ
り、本願請求項2に記載の発明によると、聞取り易い速
度に変換でき、適度なヒヤリング練習を行うことができ
る。
データのカセット型磁気テープへの記録方法は、第1の
スロースピードの音声復元速度を、ナチュラルスピード
の音声復元速度の10〜25%増しの音声復元速度に
し、第2のスロースピードの音声復元速度を、ナチュラ
ルスピードの音声復元速度の25〜35%増しの音声復
元速度にしたものである。このように構成することによ
り、本願請求項2に記載の発明によると、聞取り易い速
度に変換でき、適度なヒヤリング練習を行うことができ
る。
【0011】本願請求項3に記載の発明に係る語学学習
データのカセット型磁気テープへの記録方法は、各スロ
ースピードにおける音声復元時の音のピッチを、音声を
デジタル変換したときのデジタル変換値を粗に配置し、
各デジタル変換値間の隙間に、該隙間を形成する2つの
デジタル変換値によって予測したデジタル値を挿入して
全体を音声アナログ信号に変換して記録することによっ
てナチュラルスピードにおける音声のピッチと同等のピ
ッチを保つようにしたものである。このように構成する
ことにより、本願請求項3に記載の発明によると、標準
の速度で間延びさせることなくゆっくり喋った状態で違
和感無く聴取することができる。
データのカセット型磁気テープへの記録方法は、各スロ
ースピードにおける音声復元時の音のピッチを、音声を
デジタル変換したときのデジタル変換値を粗に配置し、
各デジタル変換値間の隙間に、該隙間を形成する2つの
デジタル変換値によって予測したデジタル値を挿入して
全体を音声アナログ信号に変換して記録することによっ
てナチュラルスピードにおける音声のピッチと同等のピ
ッチを保つようにしたものである。このように構成する
ことにより、本願請求項3に記載の発明によると、標準
の速度で間延びさせることなくゆっくり喋った状態で違
和感無く聴取することができる。
【0012】本願請求項4に記載の発明に係る語学学習
データのカセット型磁気テープへの記録方法は、3つの
音声復元速度の記録順序を、最初にナチュラルスピード
の音声、次に第2のスロースピードの音声、最後に第1
のスロースピードの音声の順に記録したものである。こ
のように構成することにより、本願請求項4に記載の発
明によると、ナチュラルスピードで速く感じた音声が、
第2のスロースピードで聞き取り易く聞こえ、第2のス
ロースピードで聞き慣れた音声が、最後の第1のスロー
スピードで適度の速さに聞こえ、語学学習の上で最適で
ある。
データのカセット型磁気テープへの記録方法は、3つの
音声復元速度の記録順序を、最初にナチュラルスピード
の音声、次に第2のスロースピードの音声、最後に第1
のスロースピードの音声の順に記録したものである。こ
のように構成することにより、本願請求項4に記載の発
明によると、ナチュラルスピードで速く感じた音声が、
第2のスロースピードで聞き取り易く聞こえ、第2のス
ロースピードで聞き慣れた音声が、最後の第1のスロー
スピードで適度の速さに聞こえ、語学学習の上で最適で
ある。
【0013】本願請求項5に記載の発明に係る語学学習
データのカセット型磁気テープへの記録方法は、3つの
音声復元速度の記録順序を、最初に第2のスロースピー
ドの音声、次に第1のスロースピードの音声、最後にナ
チュラルスピードの音声の順に記録したものである。こ
のように構成することにより、本願請求項5に記載の発
明によると、1文毎に段階的に高度のヒヤリング学習を
会得するように学習することができる。
データのカセット型磁気テープへの記録方法は、3つの
音声復元速度の記録順序を、最初に第2のスロースピー
ドの音声、次に第1のスロースピードの音声、最後にナ
チュラルスピードの音声の順に記録したものである。こ
のように構成することにより、本願請求項5に記載の発
明によると、1文毎に段階的に高度のヒヤリング学習を
会得するように学習することができる。
【0014】本願請求項6に記載の発明に係る語学学習
用カセット型磁気テープは、言語の音声アナログ信号を
1文毎に、音声復元速度が録音時と同一速度のナチュラ
ルスピード、音声復元速度が前記ナチュラルスピードよ
り遅い速度の第1のスロースピード、音声復元速度が前
記第1のスロースピードより遅い速度の第2のスロース
ピードの3つのスピードで、かつ各スロースピードにお
ける音声のピッチをナチュラルスピードにおける音声の
ピッチと変えないで往復4トラックの一方の往復2トラ
ックに記録し,前記一方の往復2トラックに記録されて
いる音声アナログ信号に対応する言語を表す文字情報の
それぞれを特定の音声信号に変換し、ディスプレーの一
画面に一括表記する単語数に相当する数の文字情報をブ
ロック単位で往復4トラックの他方の往復2トラックに
記録し,前記ディスプレーの一画面に当該ブロックの文
字を一括表記することを指示する表示指示信号を前記1
ブロックの文字情報の後に記録し,前記表示指示信号の
後に次のブロックの文字を一括表記するタイミング位置
より前に現在ディスプレーの画面に表記されている文字
を消去する表示消去信号を記録し,往復4トラックカセ
ット型磁気テープの携帯用再生機で言語を再生すると共
に再生される言語と同一の文字を一括して連続的にディ
スプレーに表記するように記録してなるものである。こ
のように構成することにより、本願請求項6に記載の発
明によると、一画面に特定の字数の文字を一括表記可能
なディスプレーを備えた往復4トラックカセット型磁気
テープの携帯用再生機で再生すると、再生音声に対応し
た文字を確認でき、外国人が普通に話す速度で録音され
ている音声を音のピッチを変えずに話す速度を任意に設
定し、再生する音声に合わせて文字を逐次表示すること
ができる。
用カセット型磁気テープは、言語の音声アナログ信号を
1文毎に、音声復元速度が録音時と同一速度のナチュラ
ルスピード、音声復元速度が前記ナチュラルスピードよ
り遅い速度の第1のスロースピード、音声復元速度が前
記第1のスロースピードより遅い速度の第2のスロース
ピードの3つのスピードで、かつ各スロースピードにお
ける音声のピッチをナチュラルスピードにおける音声の
ピッチと変えないで往復4トラックの一方の往復2トラ
ックに記録し,前記一方の往復2トラックに記録されて
いる音声アナログ信号に対応する言語を表す文字情報の
それぞれを特定の音声信号に変換し、ディスプレーの一
画面に一括表記する単語数に相当する数の文字情報をブ
ロック単位で往復4トラックの他方の往復2トラックに
記録し,前記ディスプレーの一画面に当該ブロックの文
字を一括表記することを指示する表示指示信号を前記1
ブロックの文字情報の後に記録し,前記表示指示信号の
後に次のブロックの文字を一括表記するタイミング位置
より前に現在ディスプレーの画面に表記されている文字
を消去する表示消去信号を記録し,往復4トラックカセ
ット型磁気テープの携帯用再生機で言語を再生すると共
に再生される言語と同一の文字を一括して連続的にディ
スプレーに表記するように記録してなるものである。こ
のように構成することにより、本願請求項6に記載の発
明によると、一画面に特定の字数の文字を一括表記可能
なディスプレーを備えた往復4トラックカセット型磁気
テープの携帯用再生機で再生すると、再生音声に対応し
た文字を確認でき、外国人が普通に話す速度で録音され
ている音声を音のピッチを変えずに話す速度を任意に設
定し、再生する音声に合わせて文字を逐次表示すること
ができる。
【0015】本願請求項7に記載の発明に係る語学学習
データのカセット型磁気テープへの記録方法は、一画面
に特定の字数の文字を一括表記可能なディスプレーを備
えた往復4トラックカセット型磁気テープの携帯用再生
機で再生するカセット型磁気テープであって,前記往復
4トラックの一方の往復2トラックに、1つの文章を音
声アナログ信号で、音声復元速度が録音時と同一速度の
ナチュラルスピード、音声復元速度が前記ナチュラルス
ピードより遅い速度の第1のスロースピード、音声復元
速度が前記第1のスロースピードより遅い速度の第2の
スロースピードの3つのスピードに、かつ各スロースピ
ードにおける音声のピッチをナチュラルスピードにおけ
る音声のピッチと変えないで各スピード毎に分けて記録
し,往復4トラックの他方の往復2トラックに、一方の
往復2トラックに記録されている音声アナログ信号に対
応する言語を表す文字情報のそれぞれを特定の音声信号
に変換し、ディスプレーの一画面に一括表記する単語数
に相当する数の文字情報を1ブロックとして記録し,前
記1ブロックの文字情報の後に前記ディスプレーの一画
面に当該ブロックの文字を一括表記することを指示する
表示指示信号を記録し,前記表示指示信号の後に次のブ
ロックの文字を一括表記するタイミング位置より前に現
在ディスプレーの画面に表記されている文字を消去する
表示消去信号を記録して構成したものである。このよう
に構成することにより、本願請求項7に記載の発明によ
ると、カセット型磁気テープだけでテキストを作らなく
ても学習用教材とし使え、移動中においても音声を再生
すると共にディスプレーの画面を見ることによって簡単
に再生音声に対応した文字を確認でき、外国人が普通に
話す速度で録音されている音声を音のピッチを変えずに
話す速度を任意に設定でき、しかも習熟度に合わせて超
スロースピード、スロースピード、ナチュラルスピード
と段階的に変えて学習することができ、さらに利用者の
能力に合わせて超スロースピード、スロースピード、ナ
チュラルスピードと変化したスピードの音声を任意に選
択して学習でき、それぞれのスピードにおいて再生する
音声に合わせて文字を逐次表示することができる。
データのカセット型磁気テープへの記録方法は、一画面
に特定の字数の文字を一括表記可能なディスプレーを備
えた往復4トラックカセット型磁気テープの携帯用再生
機で再生するカセット型磁気テープであって,前記往復
4トラックの一方の往復2トラックに、1つの文章を音
声アナログ信号で、音声復元速度が録音時と同一速度の
ナチュラルスピード、音声復元速度が前記ナチュラルス
ピードより遅い速度の第1のスロースピード、音声復元
速度が前記第1のスロースピードより遅い速度の第2の
スロースピードの3つのスピードに、かつ各スロースピ
ードにおける音声のピッチをナチュラルスピードにおけ
る音声のピッチと変えないで各スピード毎に分けて記録
し,往復4トラックの他方の往復2トラックに、一方の
往復2トラックに記録されている音声アナログ信号に対
応する言語を表す文字情報のそれぞれを特定の音声信号
に変換し、ディスプレーの一画面に一括表記する単語数
に相当する数の文字情報を1ブロックとして記録し,前
記1ブロックの文字情報の後に前記ディスプレーの一画
面に当該ブロックの文字を一括表記することを指示する
表示指示信号を記録し,前記表示指示信号の後に次のブ
ロックの文字を一括表記するタイミング位置より前に現
在ディスプレーの画面に表記されている文字を消去する
表示消去信号を記録して構成したものである。このよう
に構成することにより、本願請求項7に記載の発明によ
ると、カセット型磁気テープだけでテキストを作らなく
ても学習用教材とし使え、移動中においても音声を再生
すると共にディスプレーの画面を見ることによって簡単
に再生音声に対応した文字を確認でき、外国人が普通に
話す速度で録音されている音声を音のピッチを変えずに
話す速度を任意に設定でき、しかも習熟度に合わせて超
スロースピード、スロースピード、ナチュラルスピード
と段階的に変えて学習することができ、さらに利用者の
能力に合わせて超スロースピード、スロースピード、ナ
チュラルスピードと変化したスピードの音声を任意に選
択して学習でき、それぞれのスピードにおいて再生する
音声に合わせて文字を逐次表示することができる。
【0016】本願請求項8に記載の発明に係る語学学習
データのカセット型磁気テープへの記録方法は、第1の
スロースピードの音声復元速度を、ナチュラルスピード
の音声復元速度の10〜25%増しの音声復元速度に
し、第2のスロースピードの音声復元速度を、ナチュラ
ルスピードの音声復元速度の25〜35%増しの音声復
元速度にしたものである。このように構成することによ
り、本願請求項8に記載の発明によると、聞取り易い速
度に変換でき、適度なヒヤリング練習を行うことができ
る。
データのカセット型磁気テープへの記録方法は、第1の
スロースピードの音声復元速度を、ナチュラルスピード
の音声復元速度の10〜25%増しの音声復元速度に
し、第2のスロースピードの音声復元速度を、ナチュラ
ルスピードの音声復元速度の25〜35%増しの音声復
元速度にしたものである。このように構成することによ
り、本願請求項8に記載の発明によると、聞取り易い速
度に変換でき、適度なヒヤリング練習を行うことができ
る。
【0017】本願請求項9に記載の発明に係る語学学習
データのカセット型磁気テープへの記録方法は、各スロ
ースピードにおける音声復元時の音のピッチを、音声を
デジタル変換したときのデジタル変換値を粗に配置し、
各デジタル変換値間の隙間に、該隙間を形成する2つの
デジタル変換値によって予測したデジタル値を挿入して
全体を音声アナログ信号に変換して記録することによっ
てナチュラルスピードにおける音声のピッチと同等のピ
ッチを保つようにしたものである。このように構成する
ことにより、本願請求項9に記載の発明によると、標準
の速度で間延びさせることなくゆっくり喋った状態で違
和感無く聴取することができる。
データのカセット型磁気テープへの記録方法は、各スロ
ースピードにおける音声復元時の音のピッチを、音声を
デジタル変換したときのデジタル変換値を粗に配置し、
各デジタル変換値間の隙間に、該隙間を形成する2つの
デジタル変換値によって予測したデジタル値を挿入して
全体を音声アナログ信号に変換して記録することによっ
てナチュラルスピードにおける音声のピッチと同等のピ
ッチを保つようにしたものである。このように構成する
ことにより、本願請求項9に記載の発明によると、標準
の速度で間延びさせることなくゆっくり喋った状態で違
和感無く聴取することができる。
【0018】本願請求項10に記載の発明に係る語学学
習データのカセット型磁気テープへの記録方法は、3つ
の音声復元速度の記録順序を、最初に第2のスロースピ
ードの音声、次に第1のスロースピードの音声、最後に
ナチュラルスピードの音声の順に記録したものである。
このように構成することにより、本願請求項10に記載
の発明によると、カセット型磁気テープを最初から再生
して学習していくことにより、段階的に習熟度を上げる
ことができる。
習データのカセット型磁気テープへの記録方法は、3つ
の音声復元速度の記録順序を、最初に第2のスロースピ
ードの音声、次に第1のスロースピードの音声、最後に
ナチュラルスピードの音声の順に記録したものである。
このように構成することにより、本願請求項10に記載
の発明によると、カセット型磁気テープを最初から再生
して学習していくことにより、段階的に習熟度を上げる
ことができる。
【0019】本願請求項11に記載の発明に係る語学学
習用カセット型磁気テープは、1つの文章を音声アナロ
グ信号で、音声復元速度が録音時と同一速度のナチュラ
ルスピード、音声復元速度が前記ナチュラルスピードよ
り遅い速度の第1のスロースピード、音声復元速度が前
記第1のスロースピードより遅い速度の第2のスロース
ピードの3つのスピードに、かつ各スロースピードにお
ける音声のピッチをナチュラルスピードにおける音声の
ピッチと変えないで各スピード毎に分けて往復4トラッ
クの一方の往復2トラックに記録し,前記一方の往復2
トラックに記録されている音声アナログ信号に対応する
言語を表す文字情報のそれぞれを特定の音声信号に変換
し、ディスプレーの一画面に一括表記する単語数に相当
する数の文字情報をブロック単位で往復4トラックの他
方の往復2トラックに記録し,前記ディスプレーの一画
面に当該ブロックの文字を一括表記することを指示する
表示指示信号を前記1ブロックの文字情報の後に記録
し,前記表示指示信号の後に次のブロックの文字を一括
表記するタイミング位置より前に現在ディスプレーの画
面に表記されている文字を消去する表示消去信号を記録
し,往復4トラックカセット型磁気テープの携帯用再生
機で言語を再生すると共に再生される言語と同一の文字
を一括して連続的にディスプレーに表記するように記録
してなるものである。このように構成することにより、
本願請求項11に記載の発明によると、一画面に特定の
字数の文字を一括表記可能なディスプレーを備えた往復
4トラックカセット型磁気テープの携帯用再生機で再生
すると、再生音声に対応した文字を確認でき、外国人が
普通に話す速度で録音されている音声を音のピッチを変
えずに話す速度を任意に設定し、再生する音声スピード
を任意に選択し、習熟度に合わせて学習することがで
き、それぞれのスピードにおいて再生する音声に合わせ
て文字を逐次表示することができる。
習用カセット型磁気テープは、1つの文章を音声アナロ
グ信号で、音声復元速度が録音時と同一速度のナチュラ
ルスピード、音声復元速度が前記ナチュラルスピードよ
り遅い速度の第1のスロースピード、音声復元速度が前
記第1のスロースピードより遅い速度の第2のスロース
ピードの3つのスピードに、かつ各スロースピードにお
ける音声のピッチをナチュラルスピードにおける音声の
ピッチと変えないで各スピード毎に分けて往復4トラッ
クの一方の往復2トラックに記録し,前記一方の往復2
トラックに記録されている音声アナログ信号に対応する
言語を表す文字情報のそれぞれを特定の音声信号に変換
し、ディスプレーの一画面に一括表記する単語数に相当
する数の文字情報をブロック単位で往復4トラックの他
方の往復2トラックに記録し,前記ディスプレーの一画
面に当該ブロックの文字を一括表記することを指示する
表示指示信号を前記1ブロックの文字情報の後に記録
し,前記表示指示信号の後に次のブロックの文字を一括
表記するタイミング位置より前に現在ディスプレーの画
面に表記されている文字を消去する表示消去信号を記録
し,往復4トラックカセット型磁気テープの携帯用再生
機で言語を再生すると共に再生される言語と同一の文字
を一括して連続的にディスプレーに表記するように記録
してなるものである。このように構成することにより、
本願請求項11に記載の発明によると、一画面に特定の
字数の文字を一括表記可能なディスプレーを備えた往復
4トラックカセット型磁気テープの携帯用再生機で再生
すると、再生音声に対応した文字を確認でき、外国人が
普通に話す速度で録音されている音声を音のピッチを変
えずに話す速度を任意に設定し、再生する音声スピード
を任意に選択し、習熟度に合わせて学習することがで
き、それぞれのスピードにおいて再生する音声に合わせ
て文字を逐次表示することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る語学学習デー
タのカセット型磁気テープへの記録方法、及び語学学習
用カセット型磁気テープの実施の形態について説明す
る。図1〜図2には、本発明に係る語学学習データのカ
セット型磁気テープへの記録方法、及び語学学習用カセ
ット型磁気テープの実施の形態の一例が示されている。
タのカセット型磁気テープへの記録方法、及び語学学習
用カセット型磁気テープの実施の形態について説明す
る。図1〜図2には、本発明に係る語学学習データのカ
セット型磁気テープへの記録方法、及び語学学習用カセ
ット型磁気テープの実施の形態の一例が示されている。
【0021】カセット型磁気テープは、所定の長さのテ
ープの両端のそれぞれにリールが取り付けられており、
この2つのリールに巻き方向を反対に巻かれて、ケース
に保存された状態になっている。このカセット型磁気テ
ープは、カセットデッキのキャプスタンでテープを一定
の速度で走行させて一方のリールを正転させ、他方のリ
ールを反転させて他方のリールに巻き取るようになって
いる。このカセット型磁気テープのテープは、走行方向
上下2段に分けて録音による影響が互いに生じない程度
の間隔を持って往復録音するように構成されている。し
かも、ステレオ録音(同時2トラック録音方式)の場合
は、上下2段に分けて使用するテープの上段と下段をそ
れぞれ右チャンネル用トラックと左チャンネル用トラッ
クの2トラックに分けて録音するようになっている。す
なわち、ステレオ録音の場合は、図1に示す如く、テー
プ1の磁性体を全面に塗布してある側の磁性体塗布面
(録音面)1Aに、上段2と下段3の2つの領域に分
け、上段2に右チャンネル録音用の第1トラック4と左
チャンネル録音用の第2トラック5の2トラック録音領
域を互いに干渉しないように所定距離離して形成し、下
段3に右チャンネル録音用の第3トラック6と左チャン
ネル録音用の第4トラック7の2トラック録音領域を互
いに干渉しないように所定距離離して形成してある。
ープの両端のそれぞれにリールが取り付けられており、
この2つのリールに巻き方向を反対に巻かれて、ケース
に保存された状態になっている。このカセット型磁気テ
ープは、カセットデッキのキャプスタンでテープを一定
の速度で走行させて一方のリールを正転させ、他方のリ
ールを反転させて他方のリールに巻き取るようになって
いる。このカセット型磁気テープのテープは、走行方向
上下2段に分けて録音による影響が互いに生じない程度
の間隔を持って往復録音するように構成されている。し
かも、ステレオ録音(同時2トラック録音方式)の場合
は、上下2段に分けて使用するテープの上段と下段をそ
れぞれ右チャンネル用トラックと左チャンネル用トラッ
クの2トラックに分けて録音するようになっている。す
なわち、ステレオ録音の場合は、図1に示す如く、テー
プ1の磁性体を全面に塗布してある側の磁性体塗布面
(録音面)1Aに、上段2と下段3の2つの領域に分
け、上段2に右チャンネル録音用の第1トラック4と左
チャンネル録音用の第2トラック5の2トラック録音領
域を互いに干渉しないように所定距離離して形成し、下
段3に右チャンネル録音用の第3トラック6と左チャン
ネル録音用の第4トラック7の2トラック録音領域を互
いに干渉しないように所定距離離して形成してある。
【0022】このようなカセット型磁気テープをヒヤリ
ングの練習用として用いる場合、音声を再生した際に、
同時に音声に対応した文字がディスプレーに表示される
方が、語学学習を行う者にとって再生された音声が正し
く聞き取れたか確認できるので都合が良い。
ングの練習用として用いる場合、音声を再生した際に、
同時に音声に対応した文字がディスプレーに表示される
方が、語学学習を行う者にとって再生された音声が正し
く聞き取れたか確認できるので都合が良い。
【0023】図2には、語学学習データのカセット型磁
気テープへの記録方法が示されている。すなわち、テー
プ1の磁性体塗布面1Aの上段2の第1トラック4と下
段3の第4トラック7には、言語の音声アナログ信号を
録音するようになっている。この言語の音声アナログ信
号の録音は、通常の会話等の音声をアナログで録音した
ものである。この音声アナログ信号の録音は、文章全体
を各文毎に分けて、1つの文毎にブロックを形成し、ブ
ロック毎に分けて順次録音していき、文章全体を録音す
るようになっている。1つのブロックにおける録音は、
1つの文を通常の速度(ナチュラルスピード)で発音し
た音声を録音し、この録音データに基づいて、ナチュラ
ルスピードA、第1のスロースピードB、第2のスロー
スピードCと3種類の音声を作ってそれぞれを録音して
構成する。このナチュラルスピードAは音声復元速度
(音声として聞き取るときの速度)が録音時と同一速度
であるもので、第1のスロースピードBは音声復元速度
がナチュラルスピードより遅い速度であるもので、第2
のスロースピードCは音声復元速度が第1のスロースピ
ードより遅い速度であるものである。
気テープへの記録方法が示されている。すなわち、テー
プ1の磁性体塗布面1Aの上段2の第1トラック4と下
段3の第4トラック7には、言語の音声アナログ信号を
録音するようになっている。この言語の音声アナログ信
号の録音は、通常の会話等の音声をアナログで録音した
ものである。この音声アナログ信号の録音は、文章全体
を各文毎に分けて、1つの文毎にブロックを形成し、ブ
ロック毎に分けて順次録音していき、文章全体を録音す
るようになっている。1つのブロックにおける録音は、
1つの文を通常の速度(ナチュラルスピード)で発音し
た音声を録音し、この録音データに基づいて、ナチュラ
ルスピードA、第1のスロースピードB、第2のスロー
スピードCと3種類の音声を作ってそれぞれを録音して
構成する。このナチュラルスピードAは音声復元速度
(音声として聞き取るときの速度)が録音時と同一速度
であるもので、第1のスロースピードBは音声復元速度
がナチュラルスピードより遅い速度であるもので、第2
のスロースピードCは音声復元速度が第1のスロースピ
ードより遅い速度であるものである。
【0024】この第1のスロースピードB、第2のスロ
ースピードCは、共に1つの文を通常の速度で発音した
音声を録音したテープを再生する時にテープ走行速度を
落とす(遅くする)ことによって作るものではない(カ
セット型磁気テープのテープ走行速度は一定してい
る)。すなわち、第1のスロースピードBは、ナチュラ
ルスピードで録音された音声をテープスピードを落とし
て再生して作るものでなく、第2のスロースピードC
は、ナチュラルスピードで録音された音声をテープスピ
ードを第1のスロースピードBの再生テープ走行速度よ
り遅い速度で再生して作るものではない。また、この第
1のスロースピードB、第2のスロースピードCは、共
に1つの文を通常の速度で発音した音声を録音したテー
プをテープ走行速度を遅くして再生し、それを録音して
スロースピードのテープを作成するものでもない。
ースピードCは、共に1つの文を通常の速度で発音した
音声を録音したテープを再生する時にテープ走行速度を
落とす(遅くする)ことによって作るものではない(カ
セット型磁気テープのテープ走行速度は一定してい
る)。すなわち、第1のスロースピードBは、ナチュラ
ルスピードで録音された音声をテープスピードを落とし
て再生して作るものでなく、第2のスロースピードC
は、ナチュラルスピードで録音された音声をテープスピ
ードを第1のスロースピードBの再生テープ走行速度よ
り遅い速度で再生して作るものではない。また、この第
1のスロースピードB、第2のスロースピードCは、共
に1つの文を通常の速度で発音した音声を録音したテー
プをテープ走行速度を遅くして再生し、それを録音して
スロースピードのテープを作成するものでもない。
【0025】通常の速度で発音した音声を録音したテー
プを再生スピードを変えて遅い速度で再生すると、音の
ピッチが下がり、通常の音声より低音となり、聞き取り
難い音声となってしまう。そこで、音声復元の音のピッ
チを変えないようにして音声復元速度を変えるようにし
ている。すなわち、ナチュラルスピードAの場合は録音
した音声をそのまま録音することによって得られる。ま
た、第1のスロースピードBと第2のスロースピードC
は、音のピッチを変えずに音声復元速度を遅くするた
め、まず、通常の速度で発音した音声をデジタル値に変
換し、このデジタル変換値を各デジタル値との間に隙間
を設けて配置し、各デジタル値によって形成される隙間
に、隙間を形成する2つのデジタル値を基に2つのデジ
タル値の間のデジタル値を予測し、この予測したデジタ
ル値を挿入して各デジタル値間を埋めて、全体のデジタ
ル信号を音声アナログ信号に変換して記録する。このよ
うに記録することによってナチュラルスピードにおける
音声の音のピッチと同等の音のピッチを保つことができ
る。
プを再生スピードを変えて遅い速度で再生すると、音の
ピッチが下がり、通常の音声より低音となり、聞き取り
難い音声となってしまう。そこで、音声復元の音のピッ
チを変えないようにして音声復元速度を変えるようにし
ている。すなわち、ナチュラルスピードAの場合は録音
した音声をそのまま録音することによって得られる。ま
た、第1のスロースピードBと第2のスロースピードC
は、音のピッチを変えずに音声復元速度を遅くするた
め、まず、通常の速度で発音した音声をデジタル値に変
換し、このデジタル変換値を各デジタル値との間に隙間
を設けて配置し、各デジタル値によって形成される隙間
に、隙間を形成する2つのデジタル値を基に2つのデジ
タル値の間のデジタル値を予測し、この予測したデジタ
ル値を挿入して各デジタル値間を埋めて、全体のデジタ
ル信号を音声アナログ信号に変換して記録する。このよ
うに記録することによってナチュラルスピードにおける
音声の音のピッチと同等の音のピッチを保つことができ
る。
【0026】この第1のスロースピードBの音声復元速
度は、ナチュラルスピードAの音声復元速度の10〜2
5%増しの音声復元速度になるように、音声をデジタル
変換したデジタル変換値を粗に配置し、各デジタル変換
値間の隙間に予測デジタル値を挿入して全体を音声アナ
ログ信号に変換して記録することによって得る。また、
第2のスロースピードCの音声復元速度は、ナチュラル
スピードAの音声復元速度の25〜35%増しの音声復
元速度になるように、音声をデジタル変換したデジタル
変換値を粗に配置し、各デジタル変換値間の隙間に予測
デジタル値を挿入して全体を音声アナログ信号に変換し
て記録することによって得る。
度は、ナチュラルスピードAの音声復元速度の10〜2
5%増しの音声復元速度になるように、音声をデジタル
変換したデジタル変換値を粗に配置し、各デジタル変換
値間の隙間に予測デジタル値を挿入して全体を音声アナ
ログ信号に変換して記録することによって得る。また、
第2のスロースピードCの音声復元速度は、ナチュラル
スピードAの音声復元速度の25〜35%増しの音声復
元速度になるように、音声をデジタル変換したデジタル
変換値を粗に配置し、各デジタル変換値間の隙間に予測
デジタル値を挿入して全体を音声アナログ信号に変換し
て記録することによって得る。
【0027】このようにして形成されたナチュラルスピ
ードAの音声信号、第1のスロースピードBの音声信
号、第2のスロースピードCの音声信号は、図2に示す
如く、上段2の第1トラック4の先頭ブロックである第
1のブロック(第1の文)にナチュラルスピードの音声
信号A1、第2のスロースピードの音声信号C1、第1
のスロースピードの音声信号B1と順次録音する。第2
のブロック(第2の文)も同様に、ナチュラルスピード
の音声信号A2、第2のスロースピードの音声信号C
2、第1のスロースピードの音声信号B2と順次録音
し、上段2の第1トラック4の最終ブロックにもナチュ
ラルスピードの音声信号Am、第2のスロースピードの
音声信号Cm、第1のスロースピードの音声信号Bmと
順次録音する。復路である下段3の第4トラック7に
も、上段2の第1トラック4同様、先頭ブロックにナチ
ュラルスピードの音声信号Am+1、第2のスロースピ
ードの音声信号Cm+1、第1のスロースピードの音声
信号Bm+1と順次録音し、下段3の第4トラック7の
最終ブロックにもナチュラルスピードの音声信号An、
第2のスロースピードの音声信号Cn、第1のスロース
ピードの音声信号Bnと順次録音する。このように音声
復元速度をナチュラルスピードA、第2のスロースピー
ドC、第1のスロースピードBとするのは、ナチュラル
スピードAで速く感じた音声が、第2のスロースピード
Cで聞き取り易く聞こえ、第2のスロースピードCで聞
き慣れた音声が、最後の第1のスロースピードBで適度
の速さに聞こえ、語学学習の上で最適であるからであ
る。
ードAの音声信号、第1のスロースピードBの音声信
号、第2のスロースピードCの音声信号は、図2に示す
如く、上段2の第1トラック4の先頭ブロックである第
1のブロック(第1の文)にナチュラルスピードの音声
信号A1、第2のスロースピードの音声信号C1、第1
のスロースピードの音声信号B1と順次録音する。第2
のブロック(第2の文)も同様に、ナチュラルスピード
の音声信号A2、第2のスロースピードの音声信号C
2、第1のスロースピードの音声信号B2と順次録音
し、上段2の第1トラック4の最終ブロックにもナチュ
ラルスピードの音声信号Am、第2のスロースピードの
音声信号Cm、第1のスロースピードの音声信号Bmと
順次録音する。復路である下段3の第4トラック7に
も、上段2の第1トラック4同様、先頭ブロックにナチ
ュラルスピードの音声信号Am+1、第2のスロースピ
ードの音声信号Cm+1、第1のスロースピードの音声
信号Bm+1と順次録音し、下段3の第4トラック7の
最終ブロックにもナチュラルスピードの音声信号An、
第2のスロースピードの音声信号Cn、第1のスロース
ピードの音声信号Bnと順次録音する。このように音声
復元速度をナチュラルスピードA、第2のスロースピー
ドC、第1のスロースピードBとするのは、ナチュラル
スピードAで速く感じた音声が、第2のスロースピード
Cで聞き取り易く聞こえ、第2のスロースピードCで聞
き慣れた音声が、最後の第1のスロースピードBで適度
の速さに聞こえ、語学学習の上で最適であるからであ
る。
【0028】この音声復元速度の順序は、第2のスロー
スピードC、第1のスロースピードB、ナチュラルスピ
ードAという順序で録音する方法もある。この場合は、
音声復元速度が順次速くなっていくので、1文毎に段階
的に高度のヒヤリング学習を会得するように学習するこ
とができる。
スピードC、第1のスロースピードB、ナチュラルスピ
ードAという順序で録音する方法もある。この場合は、
音声復元速度が順次速くなっていくので、1文毎に段階
的に高度のヒヤリング学習を会得するように学習するこ
とができる。
【0029】テープ1の磁性体塗布面1Aの上段2の第
2トラック5と下段3の第3トラック6には、上段2の
第1トラック4と下段3の第4トラック7に録音されて
いる音声に対応した文字情報を記録する。すなわち、上
段2の第2トラック5と下段3の第3トラック6には、
テープ1の音声情報トラック(第1トラック4、第4ト
ラック7)に録音された音声を表す文字を示す信号を記
録する。この文字情報は、アルファベットの大文字(A
〜Z),小文字(a〜z),カンマ等必要な文字を特定
の信号に置き換え、この置き換えた信号をさらに特定の
音声信号に変換したもので、再生機のディスプレーの一
画面に表示できる単語数(各単語間のスペースも含めた
特定の字数によって決まる)毎にブロック化して記録す
る。
2トラック5と下段3の第3トラック6には、上段2の
第1トラック4と下段3の第4トラック7に録音されて
いる音声に対応した文字情報を記録する。すなわち、上
段2の第2トラック5と下段3の第3トラック6には、
テープ1の音声情報トラック(第1トラック4、第4ト
ラック7)に録音された音声を表す文字を示す信号を記
録する。この文字情報は、アルファベットの大文字(A
〜Z),小文字(a〜z),カンマ等必要な文字を特定
の信号に置き換え、この置き換えた信号をさらに特定の
音声信号に変換したもので、再生機のディスプレーの一
画面に表示できる単語数(各単語間のスペースも含めた
特定の字数によって決まる)毎にブロック化して記録す
る。
【0030】このようにブロック化するのは、再生機の
ディスプレーが大きく文字表示が十分行える場合には問
題ないが、再生機が再生専用の携帯用カセットテープレ
コーダーのような場合ディスプレーが小さく、20文字
前後しか表示できないからである。したがって、上段2
の第2トラック5と下段3の第3トラック6に記録され
た音声信号を読み出すと、読み出した音声信号を文字信
号に変換し、この文字信号に対応する文字を読み出すよ
うになる。この文字情報は、ブロック毎に更新され、各
ブロックは、対応する音声に合わせて記録する。すなわ
ち、音声再生と同時にディスプレー一画面分の文字情報
を読み出せるように、ディスプレー一画面分の先頭単語
の音声に同期してディスプレー一画面分の文字情報を記
録し、次のディスプレー一画面分の先頭単語の音声に同
期して次のディスプレー一画面分の文字情報を記録し、
この繰り返しで最後まで記録するようになっている。デ
ィスプレーへの文字表示は、ディスプレー一画面毎に表
示するようになっている。このようにディスプレー一画
面毎に表示するようにしているのは、画面単位で表示す
る方がヒヤリング学習する側にとって利用し易いからで
ある。
ディスプレーが大きく文字表示が十分行える場合には問
題ないが、再生機が再生専用の携帯用カセットテープレ
コーダーのような場合ディスプレーが小さく、20文字
前後しか表示できないからである。したがって、上段2
の第2トラック5と下段3の第3トラック6に記録され
た音声信号を読み出すと、読み出した音声信号を文字信
号に変換し、この文字信号に対応する文字を読み出すよ
うになる。この文字情報は、ブロック毎に更新され、各
ブロックは、対応する音声に合わせて記録する。すなわ
ち、音声再生と同時にディスプレー一画面分の文字情報
を読み出せるように、ディスプレー一画面分の先頭単語
の音声に同期してディスプレー一画面分の文字情報を記
録し、次のディスプレー一画面分の先頭単語の音声に同
期して次のディスプレー一画面分の文字情報を記録し、
この繰り返しで最後まで記録するようになっている。デ
ィスプレーへの文字表示は、ディスプレー一画面毎に表
示するようになっている。このようにディスプレー一画
面毎に表示するようにしているのは、画面単位で表示す
る方がヒヤリング学習する側にとって利用し易いからで
ある。
【0031】このように文字情報の記録は、ディスプレ
ー一画面に表示可能な単語数を単位としているが、音声
復元速度別の記録は、1文を単位としているため、記録
した1文が長く、1文全部をディスプレー一画面では表
示し切れないことがあり、この場合には、1つの音声復
元速度(ナチュラルスピードA)で記録された文の文字
が、ディスプレー数回に渡って表示されることになり、
このようにディスプレー一画面では表示し切れない単語
数の文では、数個の順次変化するディスプレー画面をナ
チュラルスピードA、第2のスロースピードC、第1の
スロースピードBの段階でそれぞれ表示することにな
る。
ー一画面に表示可能な単語数を単位としているが、音声
復元速度別の記録は、1文を単位としているため、記録
した1文が長く、1文全部をディスプレー一画面では表
示し切れないことがあり、この場合には、1つの音声復
元速度(ナチュラルスピードA)で記録された文の文字
が、ディスプレー数回に渡って表示されることになり、
このようにディスプレー一画面では表示し切れない単語
数の文では、数個の順次変化するディスプレー画面をナ
チュラルスピードA、第2のスロースピードC、第1の
スロースピードBの段階でそれぞれ表示することにな
る。
【0032】この上段2の第2トラック5と下段3の第
3トラック6には、音声信号に対応した文字を表す文字
情報の他に、音声信号に対応した文字をディスプレーの
一画面毎に一括して表示するようにするため、文字情報
を記録した後に、読み出した文字情報を、ディスプレー
へ表示することを指示する表示指示信号を記録してい
る。すなわち、上段2の第2トラック5と下段3の第3
トラック6に記録された音声信号に対応した文字を表す
文字情報が再生されると、文字情報に対応する文字に変
換されて逐次記憶され、ディスプレー一画面分の文字が
変換され記憶された後、表示指示信号によって一括して
ディスプレーに表示することになる。このように一旦デ
ィスプレーに表示されると、電源を落とすか、表示消去
信号が入力されるまで画面表示は消去されない。また、
新たなディスプレーへの表示は、前画面に表示されてい
る文字を消去した後でないと行えないようになってい
る。したがって、上段2の第2トラック5と下段3の第
3トラック6には、ディスプレーに表示した文字を消去
する(一度ディスプレーをクリアする)ため、文字情報
を記録した後、読み出した文字情報を、ディスプレーへ
の表示することを指示する表示指示信号の前に表示消去
信号を記録している。すなわち、上段2の第2トラック
5と下段3の第3トラック6に記録された音声信号に対
応した文字を表す文字情報が再生されると、文字情報に
対応する文字に変換されて逐次記憶され、ディスプレー
一画面分の文字が変換され記憶された後、一旦ディスプ
レーをクリアする。
3トラック6には、音声信号に対応した文字を表す文字
情報の他に、音声信号に対応した文字をディスプレーの
一画面毎に一括して表示するようにするため、文字情報
を記録した後に、読み出した文字情報を、ディスプレー
へ表示することを指示する表示指示信号を記録してい
る。すなわち、上段2の第2トラック5と下段3の第3
トラック6に記録された音声信号に対応した文字を表す
文字情報が再生されると、文字情報に対応する文字に変
換されて逐次記憶され、ディスプレー一画面分の文字が
変換され記憶された後、表示指示信号によって一括して
ディスプレーに表示することになる。このように一旦デ
ィスプレーに表示されると、電源を落とすか、表示消去
信号が入力されるまで画面表示は消去されない。また、
新たなディスプレーへの表示は、前画面に表示されてい
る文字を消去した後でないと行えないようになってい
る。したがって、上段2の第2トラック5と下段3の第
3トラック6には、ディスプレーに表示した文字を消去
する(一度ディスプレーをクリアする)ため、文字情報
を記録した後、読み出した文字情報を、ディスプレーへ
の表示することを指示する表示指示信号の前に表示消去
信号を記録している。すなわち、上段2の第2トラック
5と下段3の第3トラック6に記録された音声信号に対
応した文字を表す文字情報が再生されると、文字情報に
対応する文字に変換されて逐次記憶され、ディスプレー
一画面分の文字が変換され記憶された後、一旦ディスプ
レーをクリアする。
【0033】本実施の形態に示すカセット型磁気テープ
の再生の動作について図3、図4を用いて説明する。図
3は、テープ1再生時のタイムチャート、図4は、テー
プ1を再生したときの処理ブロック図である。図3にお
いては、第1のトラック4に1文毎にナチュラルスピー
ドA、第2のスロースピードC、第1のスロースピード
Bの順に記録されている。そして、第一文(A1,C
1,B1)では、単文の長さがディスプレーの一画面に
表示できる単語数より多い単語数と長くなっているた
め、3つのスピードのそれぞれで文の長さがディスプレ
ーの一画面に表示できる単語数で3個の画面数分になっ
ている。また、次の第二文(A2,C2,B2)では、
文の長さが第一文の単語数よりも少ない単語数で構成さ
れており、それぞれのスピードでディスプレーの一画面
に表示できる単語数で2個の画面数分になっている。さ
らに、第三文(A3,C3,B3),・・・第N文(A
n,Cn,Bn)と記録されている。
の再生の動作について図3、図4を用いて説明する。図
3は、テープ1再生時のタイムチャート、図4は、テー
プ1を再生したときの処理ブロック図である。図3にお
いては、第1のトラック4に1文毎にナチュラルスピー
ドA、第2のスロースピードC、第1のスロースピード
Bの順に記録されている。そして、第一文(A1,C
1,B1)では、単文の長さがディスプレーの一画面に
表示できる単語数より多い単語数と長くなっているた
め、3つのスピードのそれぞれで文の長さがディスプレ
ーの一画面に表示できる単語数で3個の画面数分になっ
ている。また、次の第二文(A2,C2,B2)では、
文の長さが第一文の単語数よりも少ない単語数で構成さ
れており、それぞれのスピードでディスプレーの一画面
に表示できる単語数で2個の画面数分になっている。さ
らに、第三文(A3,C3,B3),・・・第N文(A
n,Cn,Bn)と記録されている。
【0034】テープ1を再生すると、テープレコーダー
のヘッド10によってテープ1に記録されている図3
(A)に示される第1トラック4の第一文のナチュラル
スピードA1の第1ブロックA1−1の音声信号TR1
と、図3(B)に示される第2トラック5の音声信号T
R2が同時に再生される。図3(A)に示される第1ト
ラック4の音声信号TR1の長さは、実際の発声時間と
同じで、図3(B)に示される第2トラック5の音声信
号TR2の長さは、図3では長い時間であるように表し
てあるが、第2トラック5の音声信号TR2は、第1ト
ラック4に記録されている音声に対する文字情報である
ため、極めて短い時間(1秒前後)で記録してある。テ
ープレコーダーのヘッド10によってテープ1に記録さ
れている第1トラック4の音声信号TR1を再生する
と、第1トラック4の音声信号TR1は、アナログの音
声信号であるから、ヘッド10で読み込んだ図3(A)
に示される音声信号は、ヘッド10に接続されるアンプ
11に入力され、適宜増幅され、スピーカー(ヘッドホ
ーン,イヤホーン)12から音声(例、外国人に発声
音)となって出力される。
のヘッド10によってテープ1に記録されている図3
(A)に示される第1トラック4の第一文のナチュラル
スピードA1の第1ブロックA1−1の音声信号TR1
と、図3(B)に示される第2トラック5の音声信号T
R2が同時に再生される。図3(A)に示される第1ト
ラック4の音声信号TR1の長さは、実際の発声時間と
同じで、図3(B)に示される第2トラック5の音声信
号TR2の長さは、図3では長い時間であるように表し
てあるが、第2トラック5の音声信号TR2は、第1ト
ラック4に記録されている音声に対する文字情報である
ため、極めて短い時間(1秒前後)で記録してある。テ
ープレコーダーのヘッド10によってテープ1に記録さ
れている第1トラック4の音声信号TR1を再生する
と、第1トラック4の音声信号TR1は、アナログの音
声信号であるから、ヘッド10で読み込んだ図3(A)
に示される音声信号は、ヘッド10に接続されるアンプ
11に入力され、適宜増幅され、スピーカー(ヘッドホ
ーン,イヤホーン)12から音声(例、外国人に発声
音)となって出力される。
【0035】一方、第1トラック4の音声信号TR1の
再生と同時に再生される第2トラック5の音声信号TR
2は、1つの音声信号に対して1つの文字が割り当てら
れており、第2トラック5の音声信号TR2が、順次ヘ
ッド10で取り込まれると、この文字情報の音声信号
は、ヘッド10に接続されるI/O13を介してCPU
14に取り込まれる。このCPU14では、第2トラッ
ク5に記録されている音声信号1個々々を、予めROM
15に記憶されている1つの音声信号に対応して1個の
文字データを割り当てた記憶データに基づいて文字デー
タをに変換し、図3(C)に示す如くRAM16に順次
記憶しておく。このようにROM15に記憶されている
記憶データは、特定の文字データと文字(例、アルファ
ベット,記号,ひらがな等)とを関連付けて、1個の音
声信号に対して1個の文字を当てて記憶してある。
再生と同時に再生される第2トラック5の音声信号TR
2は、1つの音声信号に対して1つの文字が割り当てら
れており、第2トラック5の音声信号TR2が、順次ヘ
ッド10で取り込まれると、この文字情報の音声信号
は、ヘッド10に接続されるI/O13を介してCPU
14に取り込まれる。このCPU14では、第2トラッ
ク5に記録されている音声信号1個々々を、予めROM
15に記憶されている1つの音声信号に対応して1個の
文字データを割り当てた記憶データに基づいて文字デー
タをに変換し、図3(C)に示す如くRAM16に順次
記憶しておく。このようにROM15に記憶されている
記憶データは、特定の文字データと文字(例、アルファ
ベット,記号,ひらがな等)とを関連付けて、1個の音
声信号に対して1個の文字を当てて記憶してある。
【0036】第2トラック5の音声信号TR2を全て再
生し終わると、音声信号の後に記録されている図3
(B)に示す如き音声信号に変換された表示消去信号を
ヘッド10で読み込み、I/O13を介してCPU14
に取り込み、このCPU14では、ディスプレー17に
表示されている内容を消去する。次に、ディスプレー1
7の画面をクリアすると、音声信号の後に記録されてい
る図3(B)に示す如き音声信号に変換された表示指示
信号をヘッド10で読み込み、I/O13を介してCP
U14に取り込む。このCPU14では、RAM16に
記憶してある文字データを読み出し、図3(D)に示す
如くディスプレー17に表示する。
生し終わると、音声信号の後に記録されている図3
(B)に示す如き音声信号に変換された表示消去信号を
ヘッド10で読み込み、I/O13を介してCPU14
に取り込み、このCPU14では、ディスプレー17に
表示されている内容を消去する。次に、ディスプレー1
7の画面をクリアすると、音声信号の後に記録されてい
る図3(B)に示す如き音声信号に変換された表示指示
信号をヘッド10で読み込み、I/O13を介してCP
U14に取り込む。このCPU14では、RAM16に
記憶してある文字データを読み出し、図3(D)に示す
如くディスプレー17に表示する。
【0037】いま、図3(A)に示される第1トラック
4の第一文のナチュラルスピードA1の第1ブロックA
1−1の再生が行われと、同時に第一文のナチュラルス
ピードA1の第1ブロックA1−1分に相当する図3
(B)に示す如き第2トラック5に記録された文字情報
としての音声信号TR2が再生され、逐次文字信号とし
てRAM16に記憶される。第2トラック5の文字情報
としての音声信号TR2の再生が終了すると、第2トラ
ック5に音声信号として記録された表示消去信号AE1
−1によってディスプレー17の画面をクリアし、表示
消去信号AE1−1の後に第2トラック5に音声信号と
して記録された表示指示信号AI1−1によってRAM
16に記憶された第1ブロックA1−1分に相当する文
字信号を読み出してディスプレー17に表示する。第1
トラック4の第一文のナチュラルスピードA1の第1ブ
ロックA1−1分の再生が終了すると、テープ1の第1
トラック4に記録されている図3(A)に示す如き第一
文のナチュラルスピードA1の第2ブロックA1−2の
音声信号TR1の再生が行われ、同時に第一文のナチュ
ラルスピードA1の第2ブロックA1−2分に相当する
図3(B)に示す如き第2トラック5の音声信号TR2
が再生され、逐次文字信号としてRAM16に記憶され
る。第2トラック5の文字情報としての音声信号TR2
の再生が終了すると、第2トラック5に音声信号として
記録された表示消去信号AE1−2によって第1ブロッ
クA1−1分に相当する文字が表示されているディスプ
レー17の画面をクリア(第1ブロックA1−1分に相
当する文字を消去)し、表示消去信号AE1−2の後に
第2トラック5に音声信号として記録された表示指示信
号AI1−2によってRAM16に記憶された文字信号
を読み出してディスプレー17に表示する。第1トラッ
ク4の第一文のナチュラルスピードA1の第2ブロック
A1−2分の再生が終了すると、第一文のナチュラルス
ピードA1の第3ブロックA1−3の処理が第一文のナ
チュラルスピードA1の第1ブロックA1−1の処理、
第2ブロックA1−2と同様に行われる。
4の第一文のナチュラルスピードA1の第1ブロックA
1−1の再生が行われと、同時に第一文のナチュラルス
ピードA1の第1ブロックA1−1分に相当する図3
(B)に示す如き第2トラック5に記録された文字情報
としての音声信号TR2が再生され、逐次文字信号とし
てRAM16に記憶される。第2トラック5の文字情報
としての音声信号TR2の再生が終了すると、第2トラ
ック5に音声信号として記録された表示消去信号AE1
−1によってディスプレー17の画面をクリアし、表示
消去信号AE1−1の後に第2トラック5に音声信号と
して記録された表示指示信号AI1−1によってRAM
16に記憶された第1ブロックA1−1分に相当する文
字信号を読み出してディスプレー17に表示する。第1
トラック4の第一文のナチュラルスピードA1の第1ブ
ロックA1−1分の再生が終了すると、テープ1の第1
トラック4に記録されている図3(A)に示す如き第一
文のナチュラルスピードA1の第2ブロックA1−2の
音声信号TR1の再生が行われ、同時に第一文のナチュ
ラルスピードA1の第2ブロックA1−2分に相当する
図3(B)に示す如き第2トラック5の音声信号TR2
が再生され、逐次文字信号としてRAM16に記憶され
る。第2トラック5の文字情報としての音声信号TR2
の再生が終了すると、第2トラック5に音声信号として
記録された表示消去信号AE1−2によって第1ブロッ
クA1−1分に相当する文字が表示されているディスプ
レー17の画面をクリア(第1ブロックA1−1分に相
当する文字を消去)し、表示消去信号AE1−2の後に
第2トラック5に音声信号として記録された表示指示信
号AI1−2によってRAM16に記憶された文字信号
を読み出してディスプレー17に表示する。第1トラッ
ク4の第一文のナチュラルスピードA1の第2ブロック
A1−2分の再生が終了すると、第一文のナチュラルス
ピードA1の第3ブロックA1−3の処理が第一文のナ
チュラルスピードA1の第1ブロックA1−1の処理、
第2ブロックA1−2と同様に行われる。
【0038】第一文のナチュラルスピードA1の再生が
終わると、図3(A)に示される第1トラック4の第一
文の第2のスロースピードC1の第1ブロックC1−1
の再生が行われ、同時に第一文の第2のスロースピード
C1の第1ブロックC1−1分に相当する図3(B)に
示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再生され、
逐次文字信号としてRAM16に記憶される。第2トラ
ック5の文字情報としての音声信号TR2の再生が終了
すると、第2トラック5に音声信号として記録された表
示消去信号CE1−1によって第3ブロックA1−3分
に相当する文字が表示されているディスプレー17の画
面をクリアし、表示消去信号CE1−1の後に第2トラ
ック5に音声信号として記録された表示指示信号CI1
−1によってRAM16に記憶された第2のスロースピ
ードC1の第1ブロックC1−1分に相当する文字信号
を読み出してディスプレー17に表示する。第1トラッ
ク4の第一文の第2のスロースピードC1の第1ブロッ
クC1−1分の再生が終了すると、テープ1の第1トラ
ック4に記録されている図3(A)に示す如き第一文の
第2のスロースピードC1の第2ブロックC1−2の音
声信号TR1の再生が行われ、同時に第一文の第2のス
ロースピードC1の第2ブロックC1−2分に相当する
図3(B)に示す如き第2トラック5の音声信号TR2
が再生され、逐次文字信号としてRAM16に記憶され
る。第2トラック5の文字情報としての音声信号TR2
の再生が終了すると、第2トラック5に音声信号として
記録された表示消去信号CE1−2によって第1ブロッ
クC1−1分に相当する文字が表示されているディスプ
レー17の画面をクリア(第1ブロックC1−1分に相
当する文字を消去)し、表示消去信号CE1−2の後に
第2トラック5に音声信号として記録された表示指示信
号CI1−2によってRAM16に記憶された文字信号
を読み出してディスプレー17に表示する。第1トラッ
ク4の第一文の第2のスロースピードC1の第2ブロッ
クC1−2分の再生が終了すると、第一文の第2のスロ
ースピードC1の第3ブロックC1−3の処理が第一文
の第2のスロースピードC1の第1ブロックC1−1の
処理、第2ブロックC1−2と同様に行われる。
終わると、図3(A)に示される第1トラック4の第一
文の第2のスロースピードC1の第1ブロックC1−1
の再生が行われ、同時に第一文の第2のスロースピード
C1の第1ブロックC1−1分に相当する図3(B)に
示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再生され、
逐次文字信号としてRAM16に記憶される。第2トラ
ック5の文字情報としての音声信号TR2の再生が終了
すると、第2トラック5に音声信号として記録された表
示消去信号CE1−1によって第3ブロックA1−3分
に相当する文字が表示されているディスプレー17の画
面をクリアし、表示消去信号CE1−1の後に第2トラ
ック5に音声信号として記録された表示指示信号CI1
−1によってRAM16に記憶された第2のスロースピ
ードC1の第1ブロックC1−1分に相当する文字信号
を読み出してディスプレー17に表示する。第1トラッ
ク4の第一文の第2のスロースピードC1の第1ブロッ
クC1−1分の再生が終了すると、テープ1の第1トラ
ック4に記録されている図3(A)に示す如き第一文の
第2のスロースピードC1の第2ブロックC1−2の音
声信号TR1の再生が行われ、同時に第一文の第2のス
ロースピードC1の第2ブロックC1−2分に相当する
図3(B)に示す如き第2トラック5の音声信号TR2
が再生され、逐次文字信号としてRAM16に記憶され
る。第2トラック5の文字情報としての音声信号TR2
の再生が終了すると、第2トラック5に音声信号として
記録された表示消去信号CE1−2によって第1ブロッ
クC1−1分に相当する文字が表示されているディスプ
レー17の画面をクリア(第1ブロックC1−1分に相
当する文字を消去)し、表示消去信号CE1−2の後に
第2トラック5に音声信号として記録された表示指示信
号CI1−2によってRAM16に記憶された文字信号
を読み出してディスプレー17に表示する。第1トラッ
ク4の第一文の第2のスロースピードC1の第2ブロッ
クC1−2分の再生が終了すると、第一文の第2のスロ
ースピードC1の第3ブロックC1−3の処理が第一文
の第2のスロースピードC1の第1ブロックC1−1の
処理、第2ブロックC1−2と同様に行われる。
【0039】第一文の第2のスロースピードC1の再生
が終わると、図3(A)に示される第1トラック4の第
一文の第1のスロースピードB1の第1ブロックB1−
1の再生が行われ、同時に第一文の第1のスロースピー
ドB1の第1ブロックB1−1分に相当する図3(B)
に示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再生さ
れ、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。第2
トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再生が
終了すると、第2トラック5に音声信号として記録され
た表示消去信号BE1−1によって第一文の第2のスロ
ースピードC1の第3ブロックC1−3分に相当する文
字が表示されているディスプレー17の画面をクリア
し、表示消去信号BE1−1の後に第2トラック5に音
声信号として記録された表示指示信号BI1−1によっ
てRAM16に記憶された第1のスロースピードB1の
第1ブロックB1−1分に相当する文字信号を読み出し
てディスプレー17に表示する。第1トラック4の第一
文の第1のスロースピードB1の第1ブロックB1−1
分の再生が終了すると、テープ1の第1トラック4に記
録されている図3(A)に示す如き第一文の第1のスロ
ースピードB1の第2ブロックB1−2の音声信号TR
1の再生が行われ、同時に第一文の第1のスロースピー
ドB1の第2ブロックB1−2分に相当する図3(B)
に示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再生さ
れ、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。第2
トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再生が
終了すると、第2トラック5に音声信号として記録され
た表示消去信号BE1−2によって第1ブロックB1−
1分に相当する文字が表示されているディスプレー17
の画面をクリア(第1ブロックB1−1分に相当する文
字を消去)し、表示消去信号BE1−2の後に第2トラ
ック5に音声信号として記録された表示指示信号BI1
−2によってRAM16に記憶された文字信号を読み出
してディスプレー17に表示する。第1トラック4の第
一文の第1のスロースピードB1の第2ブロックB1−
2分の再生が終了すると、第一文の第1のスロースピー
ドB1の第3ブロックB1−3の処理が第一文の第1の
スロースピードB1の第1ブロックB1−1の処理、第
2ブロックB1−2と同様に行われる。
が終わると、図3(A)に示される第1トラック4の第
一文の第1のスロースピードB1の第1ブロックB1−
1の再生が行われ、同時に第一文の第1のスロースピー
ドB1の第1ブロックB1−1分に相当する図3(B)
に示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再生さ
れ、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。第2
トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再生が
終了すると、第2トラック5に音声信号として記録され
た表示消去信号BE1−1によって第一文の第2のスロ
ースピードC1の第3ブロックC1−3分に相当する文
字が表示されているディスプレー17の画面をクリア
し、表示消去信号BE1−1の後に第2トラック5に音
声信号として記録された表示指示信号BI1−1によっ
てRAM16に記憶された第1のスロースピードB1の
第1ブロックB1−1分に相当する文字信号を読み出し
てディスプレー17に表示する。第1トラック4の第一
文の第1のスロースピードB1の第1ブロックB1−1
分の再生が終了すると、テープ1の第1トラック4に記
録されている図3(A)に示す如き第一文の第1のスロ
ースピードB1の第2ブロックB1−2の音声信号TR
1の再生が行われ、同時に第一文の第1のスロースピー
ドB1の第2ブロックB1−2分に相当する図3(B)
に示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再生さ
れ、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。第2
トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再生が
終了すると、第2トラック5に音声信号として記録され
た表示消去信号BE1−2によって第1ブロックB1−
1分に相当する文字が表示されているディスプレー17
の画面をクリア(第1ブロックB1−1分に相当する文
字を消去)し、表示消去信号BE1−2の後に第2トラ
ック5に音声信号として記録された表示指示信号BI1
−2によってRAM16に記憶された文字信号を読み出
してディスプレー17に表示する。第1トラック4の第
一文の第1のスロースピードB1の第2ブロックB1−
2分の再生が終了すると、第一文の第1のスロースピー
ドB1の第3ブロックB1−3の処理が第一文の第1の
スロースピードB1の第1ブロックB1−1の処理、第
2ブロックB1−2と同様に行われる。
【0040】このようにして図3(A)に示される第1
トラック4の第一文(A1,C1,B1)の再生が終了
すると、図3(A)に示される第1トラック4の第二文
(A2,C2,B2)の再生が行われる。第二文(A
2,C2,B2)の再生に当たっては、まず、図3
(A)に示される第1トラック4の第二文のナチュラル
スピードA2の第1ブロックA2−1の再生が行われ、
同時に第二文のナチュラルスピードA2の第1ブロック
A2−1分に相当する図3(B)に示す如き第2トラッ
ク5に記録された文字情報としての音声信号TR2が再
生され、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。
第2トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再
生が終了すると、第2トラック5に音声信号として記録
された表示消去信号AE2−1によってディスプレー1
7の画面をクリアし、表示消去信号AE2−1の後に第
2トラック5に音声信号として記録された表示指示信号
AI2−1によってRAM16に記憶された第1ブロッ
クA2−1分に相当する文字信号を読み出してディスプ
レー17に表示する。第1トラック4の第二文のナチュ
ラルスピードA2の第1ブロックA2−1分の再生が終
了すると、テープ1の第1トラック4に記録されている
図3(A)に示す如き第二文のナチュラルスピードA2
の第2ブロックA2−2の音声信号TR1の再生が行わ
れ、同時に第二文のナチュラルスピードA2の第2ブロ
ックA2−2分に相当する図3(B)に示す如き第2ト
ラック5の音声信号TR2が再生され、逐次文字信号と
してRAM16に記憶される。第2トラック5の文字情
報としての音声信号TR2の再生が終了すると、第2ト
ラック5に音声信号として記録された表示消去信号AE
2−2によって第1ブロックA2−1分に相当する文字
が表示されているディスプレー17の画面をクリア(第
1ブロックA2−1分に相当する文字を消去)し、表示
消去信号AE2−2の後に第2トラック5に音声信号と
して記録された表示指示信号AI1−2によってRAM
16に記憶された文字信号を読み出してディスプレー1
7に表示する。第1トラック4の第二文のナチュラルス
ピードA2の第2ブロックA2−2分の再生が終了する
と、第二文のナチュラルスピードA2の第3ブロックA
2−3の処理が第二文のナチュラルスピードA2の第1
ブロックA2−1の処理、第2ブロックA2−2と同様
に行われる。
トラック4の第一文(A1,C1,B1)の再生が終了
すると、図3(A)に示される第1トラック4の第二文
(A2,C2,B2)の再生が行われる。第二文(A
2,C2,B2)の再生に当たっては、まず、図3
(A)に示される第1トラック4の第二文のナチュラル
スピードA2の第1ブロックA2−1の再生が行われ、
同時に第二文のナチュラルスピードA2の第1ブロック
A2−1分に相当する図3(B)に示す如き第2トラッ
ク5に記録された文字情報としての音声信号TR2が再
生され、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。
第2トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再
生が終了すると、第2トラック5に音声信号として記録
された表示消去信号AE2−1によってディスプレー1
7の画面をクリアし、表示消去信号AE2−1の後に第
2トラック5に音声信号として記録された表示指示信号
AI2−1によってRAM16に記憶された第1ブロッ
クA2−1分に相当する文字信号を読み出してディスプ
レー17に表示する。第1トラック4の第二文のナチュ
ラルスピードA2の第1ブロックA2−1分の再生が終
了すると、テープ1の第1トラック4に記録されている
図3(A)に示す如き第二文のナチュラルスピードA2
の第2ブロックA2−2の音声信号TR1の再生が行わ
れ、同時に第二文のナチュラルスピードA2の第2ブロ
ックA2−2分に相当する図3(B)に示す如き第2ト
ラック5の音声信号TR2が再生され、逐次文字信号と
してRAM16に記憶される。第2トラック5の文字情
報としての音声信号TR2の再生が終了すると、第2ト
ラック5に音声信号として記録された表示消去信号AE
2−2によって第1ブロックA2−1分に相当する文字
が表示されているディスプレー17の画面をクリア(第
1ブロックA2−1分に相当する文字を消去)し、表示
消去信号AE2−2の後に第2トラック5に音声信号と
して記録された表示指示信号AI1−2によってRAM
16に記憶された文字信号を読み出してディスプレー1
7に表示する。第1トラック4の第二文のナチュラルス
ピードA2の第2ブロックA2−2分の再生が終了する
と、第二文のナチュラルスピードA2の第3ブロックA
2−3の処理が第二文のナチュラルスピードA2の第1
ブロックA2−1の処理、第2ブロックA2−2と同様
に行われる。
【0041】第二文のナチュラルスピードA2の再生が
終わると、図3(A)に示される第1トラック4の第二
文の第2のスロースピードC2の第1ブロックC2−1
の再生が行われ、同時に第二文の第2のスロースピード
C2の第1ブロックC2−1分に相当する図3(B)に
示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再生され、
逐次文字信号としてRAM16に記憶される。第2トラ
ック5の文字情報としての音声信号TR2の再生が終了
すると、第2トラック5に音声信号として記録された表
示消去信号CE2−1によって第1ブロックC2−1分
に相当する文字が表示されているディスプレー17の画
面をクリアし、表示消去信号CE2−1の後に第2トラ
ック5に音声信号として記録された表示指示信号CI2
−1によってRAM16に記憶された第2のスロースピ
ードC2の第1ブロックC2−1分に相当する文字信号
を読み出してディスプレー17に表示する。第1トラッ
ク4の第二文の第2のスロースピードC1の第1ブロッ
クC1−1分の再生が終了すると、テープ1の第1トラ
ック4に記録されている図3(A)に示す如き第二文の
第2のスロースピードC1の第2ブロックC2−2の音
声信号TR1の再生が行われ、同時に第二文の第2のス
ロースピードC2の第2ブロックC2−2分に相当する
図3(B)に示す如き第2トラック5の音声信号TR2
が再生され、逐次文字信号としてRAM16に記憶され
る。第2トラック5の文字情報としての音声信号TR2
の再生が終了すると、第2トラック5に音声信号として
記録された表示消去信号CE2−2によって第1ブロッ
クC2−1分に相当する文字が表示されているディスプ
レー17の画面をクリア(第1ブロックC2−1分に相
当する文字を消去)し、表示消去信号CE2−2の後に
第2トラック5に音声信号として記録された表示指示信
号CI2−2によってRAM16に記憶された文字信号
を読み出してディスプレー17に表示する。第1トラッ
ク4の第二文の第2のスロースピードC2の第2ブロッ
クC2−2分の再生が終了すると、第二文の第2のスロ
ースピードC2の第3ブロックC2−3の処理が第二文
の第2のスロースピードC2の第1ブロックC2−1の
処理、第2ブロックC2−2と同様に行われる。
終わると、図3(A)に示される第1トラック4の第二
文の第2のスロースピードC2の第1ブロックC2−1
の再生が行われ、同時に第二文の第2のスロースピード
C2の第1ブロックC2−1分に相当する図3(B)に
示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再生され、
逐次文字信号としてRAM16に記憶される。第2トラ
ック5の文字情報としての音声信号TR2の再生が終了
すると、第2トラック5に音声信号として記録された表
示消去信号CE2−1によって第1ブロックC2−1分
に相当する文字が表示されているディスプレー17の画
面をクリアし、表示消去信号CE2−1の後に第2トラ
ック5に音声信号として記録された表示指示信号CI2
−1によってRAM16に記憶された第2のスロースピ
ードC2の第1ブロックC2−1分に相当する文字信号
を読み出してディスプレー17に表示する。第1トラッ
ク4の第二文の第2のスロースピードC1の第1ブロッ
クC1−1分の再生が終了すると、テープ1の第1トラ
ック4に記録されている図3(A)に示す如き第二文の
第2のスロースピードC1の第2ブロックC2−2の音
声信号TR1の再生が行われ、同時に第二文の第2のス
ロースピードC2の第2ブロックC2−2分に相当する
図3(B)に示す如き第2トラック5の音声信号TR2
が再生され、逐次文字信号としてRAM16に記憶され
る。第2トラック5の文字情報としての音声信号TR2
の再生が終了すると、第2トラック5に音声信号として
記録された表示消去信号CE2−2によって第1ブロッ
クC2−1分に相当する文字が表示されているディスプ
レー17の画面をクリア(第1ブロックC2−1分に相
当する文字を消去)し、表示消去信号CE2−2の後に
第2トラック5に音声信号として記録された表示指示信
号CI2−2によってRAM16に記憶された文字信号
を読み出してディスプレー17に表示する。第1トラッ
ク4の第二文の第2のスロースピードC2の第2ブロッ
クC2−2分の再生が終了すると、第二文の第2のスロ
ースピードC2の第3ブロックC2−3の処理が第二文
の第2のスロースピードC2の第1ブロックC2−1の
処理、第2ブロックC2−2と同様に行われる。
【0042】第二文の第2のスロースピードC2の再生
が終わると、図3(A)に示される第1トラック4の第
二文の第1のスロースピードB2の第1ブロックB2−
1の再生が行われ、同時に第二文の第1のスロースピー
ドB2の第1ブロックB2−1分に相当する図3(B)
に示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再生さ
れ、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。第2
トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再生が
終了すると、第2トラック5に音声信号として記録され
た表示消去信号BE2−1によって第二文の第2のスロ
ースピードC2の第3ブロックC2−3分に相当する文
字が表示されているディスプレー17の画面をクリア
し、表示消去信号BE2−1の後に第2トラック5に音
声信号として記録された表示指示信号BI2−1によっ
てRAM16に記憶された第1のスロースピードB2の
第1ブロックB2−1分に相当する文字信号を読み出し
てディスプレー17に表示する。第1トラック4の第二
文の第1のスロースピードB2の第1ブロックB2−1
分の再生が終了すると、テープ1の第1トラック4に記
録されている図3(A)に示す如き第二文の第1のスロ
ースピードB2の第2ブロックB2−2の音声信号TR
1の再生が行われ、同時に第二文の第1のスロースピー
ドB2の第2ブロックB2−2分に相当する図3(B)
に示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再生さ
れ、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。第2
トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再生が
終了すると、第2トラック5に音声信号として記録され
た表示消去信号BE2−2によって第1ブロックB2−
1分に相当する文字が表示されているディスプレー17
の画面をクリア(第1ブロックB2−1分に相当する文
字を消去)し、表示消去信号BE2−2の後に第2トラ
ック5に音声信号として記録された表示指示信号BI2
−2によってRAM16に記憶された文字信号を読み出
してディスプレー17に表示する。第1トラック4の第
二文の第1のスロースピードB2の第2ブロックB2−
2分の再生が終了すると、第二文の第1のスロースピー
ドB2の第3ブロックB2−3の処理が第二文の第1の
スロースピードB2の第1ブロックB2−1の処理、第
2ブロックB2−2と同様に行われ、図3(A)に示さ
れる第1トラック4の第二文の第1のスロースピードB
2の再生処理が終了することによって、図3(A)に示
される第1トラック4の第二文(A2,C2,B2)の
再生処理が終了する。
が終わると、図3(A)に示される第1トラック4の第
二文の第1のスロースピードB2の第1ブロックB2−
1の再生が行われ、同時に第二文の第1のスロースピー
ドB2の第1ブロックB2−1分に相当する図3(B)
に示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再生さ
れ、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。第2
トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再生が
終了すると、第2トラック5に音声信号として記録され
た表示消去信号BE2−1によって第二文の第2のスロ
ースピードC2の第3ブロックC2−3分に相当する文
字が表示されているディスプレー17の画面をクリア
し、表示消去信号BE2−1の後に第2トラック5に音
声信号として記録された表示指示信号BI2−1によっ
てRAM16に記憶された第1のスロースピードB2の
第1ブロックB2−1分に相当する文字信号を読み出し
てディスプレー17に表示する。第1トラック4の第二
文の第1のスロースピードB2の第1ブロックB2−1
分の再生が終了すると、テープ1の第1トラック4に記
録されている図3(A)に示す如き第二文の第1のスロ
ースピードB2の第2ブロックB2−2の音声信号TR
1の再生が行われ、同時に第二文の第1のスロースピー
ドB2の第2ブロックB2−2分に相当する図3(B)
に示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再生さ
れ、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。第2
トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再生が
終了すると、第2トラック5に音声信号として記録され
た表示消去信号BE2−2によって第1ブロックB2−
1分に相当する文字が表示されているディスプレー17
の画面をクリア(第1ブロックB2−1分に相当する文
字を消去)し、表示消去信号BE2−2の後に第2トラ
ック5に音声信号として記録された表示指示信号BI2
−2によってRAM16に記憶された文字信号を読み出
してディスプレー17に表示する。第1トラック4の第
二文の第1のスロースピードB2の第2ブロックB2−
2分の再生が終了すると、第二文の第1のスロースピー
ドB2の第3ブロックB2−3の処理が第二文の第1の
スロースピードB2の第1ブロックB2−1の処理、第
2ブロックB2−2と同様に行われ、図3(A)に示さ
れる第1トラック4の第二文の第1のスロースピードB
2の再生処理が終了することによって、図3(A)に示
される第1トラック4の第二文(A2,C2,B2)の
再生処理が終了する。
【0043】このようにして図3(A)に示される第1
トラック4の第二文(A2,C2,B2)の再生が終了
すると、第一文(A1,C1,B1)の再生、第二文
(A2,C2,B2)の再生と同様にして第三文(A
3,C3,B3)の再生が、ナチュラルスピードA、第
2のスロースピードC、第1のスロースピードBと順次
行われる。以下、第四文、第五文・・・・・第N文とテ
ープ1に録音されているかぎり文章全体について行われ
る。
トラック4の第二文(A2,C2,B2)の再生が終了
すると、第一文(A1,C1,B1)の再生、第二文
(A2,C2,B2)の再生と同様にして第三文(A
3,C3,B3)の再生が、ナチュラルスピードA、第
2のスロースピードC、第1のスロースピードBと順次
行われる。以下、第四文、第五文・・・・・第N文とテ
ープ1に録音されているかぎり文章全体について行われ
る。
【0044】図5〜図6には、本発明に係る語学学習デ
ータのカセット型磁気テープへの記録方法、及び語学学
習用カセット型磁気テープの別な実施の形態が示されて
いる。図5には、語学学習データのカセット型磁気テー
プへの記録方法が示されている。すなわち、音声アナロ
グ信号の録音は、文章全体を音声復元速度(音声として
聞き取るときの速度)が録音時と同一速度のナチュラル
スピード、このナチュラルスピードより遅い速度の第1
のスロースピード、この第1のスロースピードより遅い
速度の第2のスロースピードの3つのスピードに分け
て、まず、第2のスロースピードで文章全体を通して録
音し、この文章全体の第2のスロースピードの録音の後
に、第1のスロースピードで文章全体を通して録音し、
この文章全体の第1のスロースピードの録音の後に、ナ
チュラルスピードで文章全体を通して録音している。こ
の第1のスロースピードB、第2のスロースピードCの
スピードは前述した通りで、各スピードの作り方も前述
した通りである。
ータのカセット型磁気テープへの記録方法、及び語学学
習用カセット型磁気テープの別な実施の形態が示されて
いる。図5には、語学学習データのカセット型磁気テー
プへの記録方法が示されている。すなわち、音声アナロ
グ信号の録音は、文章全体を音声復元速度(音声として
聞き取るときの速度)が録音時と同一速度のナチュラル
スピード、このナチュラルスピードより遅い速度の第1
のスロースピード、この第1のスロースピードより遅い
速度の第2のスロースピードの3つのスピードに分け
て、まず、第2のスロースピードで文章全体を通して録
音し、この文章全体の第2のスロースピードの録音の後
に、第1のスロースピードで文章全体を通して録音し、
この文章全体の第1のスロースピードの録音の後に、ナ
チュラルスピードで文章全体を通して録音している。こ
の第1のスロースピードB、第2のスロースピードCの
スピードは前述した通りで、各スピードの作り方も前述
した通りである。
【0045】このようにして形成されたナチュラルスピ
ードAの音声信号の文章、第1のスロースピードBの音
声信号の文章、第2のスロースピードCの音声信号の文
章は、図5に示す如く、往路である上段2の第1トラッ
ク4から復路である下段3の第4トラック7に掛けてテ
ープ1全体で録音する。すなわち、上段2の第1トラッ
ク4の先頭ブロックから第1の文章に第2のスロースピ
ードの音声信号C1、第2の文章に第1のスロースピー
ドの音声信号B1、第3の文章にナチュラルスピードの
音声信号A1と、復路の下段3の第4トラック7の最後
まで使用して(録音の内容によっては下段3の第4トラ
ック7の最後まで使用しないこともある)順次録音す
る。このように文章全体をナチュラルスピードA、第1
のスロースピードB、第2のスロースピードCの3つ音
声復元速度に分け、音声復元速度毎に第2のスロースピ
ードCでの再生、第1のスロースピードBでの再生、ナ
チュラルスピードAでの再生の順序で録音している。こ
のように第2のスロースピードC、第1のスロースピー
ドB、ナチュラルスピードAの順序で録音するのは、習
熟度に合わせて学習するに便利であるからである。
ードAの音声信号の文章、第1のスロースピードBの音
声信号の文章、第2のスロースピードCの音声信号の文
章は、図5に示す如く、往路である上段2の第1トラッ
ク4から復路である下段3の第4トラック7に掛けてテ
ープ1全体で録音する。すなわち、上段2の第1トラッ
ク4の先頭ブロックから第1の文章に第2のスロースピ
ードの音声信号C1、第2の文章に第1のスロースピー
ドの音声信号B1、第3の文章にナチュラルスピードの
音声信号A1と、復路の下段3の第4トラック7の最後
まで使用して(録音の内容によっては下段3の第4トラ
ック7の最後まで使用しないこともある)順次録音す
る。このように文章全体をナチュラルスピードA、第1
のスロースピードB、第2のスロースピードCの3つ音
声復元速度に分け、音声復元速度毎に第2のスロースピ
ードCでの再生、第1のスロースピードBでの再生、ナ
チュラルスピードAでの再生の順序で録音している。こ
のように第2のスロースピードC、第1のスロースピー
ドB、ナチュラルスピードAの順序で録音するのは、習
熟度に合わせて学習するに便利であるからである。
【0046】テープ1の磁性体塗布面1Aの上段2の第
2トラック5と下段3の第3トラック6には、上段2の
第1トラック4と下段3の第4トラック7に録音されて
いる音声に対応した文字情報を記録する。すなわち、上
段2の第2トラック5と下段3の第3トラック6には、
テープ1の音声情報トラック(第1トラック4、第4ト
ラック7)に録音された音声を表す文字を示す信号を記
録する。この文字情報は、アルファベットの大文字(A
〜Z),小文字(a〜z),カンマ等必要な文字を特定
の信号に置き換え、この置き換えた信号をさらに特定の
音声信号に変換したもので、再生機のディスプレーの一
画面に表示できる単語数(各単語間のスペースも含めた
特定の字数によって決まる)毎にブロック化して記録す
る。このようにブロック化するのは、再生機のディスプ
レーが大きく文字表示が十分行える場合には問題ない
が、再生機が再生専用の携帯用カセットテープレコーダ
ーのような場合ディスプレーが小さく、20文字前後し
か表示できないからである。
2トラック5と下段3の第3トラック6には、上段2の
第1トラック4と下段3の第4トラック7に録音されて
いる音声に対応した文字情報を記録する。すなわち、上
段2の第2トラック5と下段3の第3トラック6には、
テープ1の音声情報トラック(第1トラック4、第4ト
ラック7)に録音された音声を表す文字を示す信号を記
録する。この文字情報は、アルファベットの大文字(A
〜Z),小文字(a〜z),カンマ等必要な文字を特定
の信号に置き換え、この置き換えた信号をさらに特定の
音声信号に変換したもので、再生機のディスプレーの一
画面に表示できる単語数(各単語間のスペースも含めた
特定の字数によって決まる)毎にブロック化して記録す
る。このようにブロック化するのは、再生機のディスプ
レーが大きく文字表示が十分行える場合には問題ない
が、再生機が再生専用の携帯用カセットテープレコーダ
ーのような場合ディスプレーが小さく、20文字前後し
か表示できないからである。
【0047】したがって、上段2の第2トラック5と下
段3の第3トラック6に記録された音声信号を読み出す
と、読み出した音声信号を文字信号に変換し、この文字
信号に対応する文字を読み出すようになる。この文字情
報は、ブロック毎に更新され、各ブロックは、対応する
音声に合わせて記録する。すなわち、音声再生と同時に
ディスプレー一画面分の文字情報を読み出せるように、
ディスプレー一画面分の先頭単語の音声に同期してディ
スプレー一画面分の文字情報を記録し、次のディスプレ
ー一画面分の先頭単語の音声に同期して次のディスプレ
ー一画面分の文字情報を記録し、この繰り返しで最後ま
で記録するようになっている。ディスプレーへの文字表
示は、ディスプレー一画面毎に表示するようになってい
る。このようにディスプレー一画面毎に表示するように
しているのは、画面単位で表示する方がヒヤリング学習
する側にとって利用し易いからである。
段3の第3トラック6に記録された音声信号を読み出す
と、読み出した音声信号を文字信号に変換し、この文字
信号に対応する文字を読み出すようになる。この文字情
報は、ブロック毎に更新され、各ブロックは、対応する
音声に合わせて記録する。すなわち、音声再生と同時に
ディスプレー一画面分の文字情報を読み出せるように、
ディスプレー一画面分の先頭単語の音声に同期してディ
スプレー一画面分の文字情報を記録し、次のディスプレ
ー一画面分の先頭単語の音声に同期して次のディスプレ
ー一画面分の文字情報を記録し、この繰り返しで最後ま
で記録するようになっている。ディスプレーへの文字表
示は、ディスプレー一画面毎に表示するようになってい
る。このようにディスプレー一画面毎に表示するように
しているのは、画面単位で表示する方がヒヤリング学習
する側にとって利用し易いからである。
【0048】このように文字情報の記録は、ディスプレ
ー一画面に表示可能な単語数を単位としているが、文章
全体を文章全体毎に音声復元速度別に記録していてある
ため、文章全体を一度に表示することは愚か1文全部を
ディスプレー一画面で表示することができないことが殆
どであり、この場合には、1つの文で数回に分けて表示
することになる。このように文章全体に渡ってディスプ
レーに表示する場合は、一画面で表示可能な単語数を単
位として逐次連続的に変化させてディスプレー画面に表
示することになる。
ー一画面に表示可能な単語数を単位としているが、文章
全体を文章全体毎に音声復元速度別に記録していてある
ため、文章全体を一度に表示することは愚か1文全部を
ディスプレー一画面で表示することができないことが殆
どであり、この場合には、1つの文で数回に分けて表示
することになる。このように文章全体に渡ってディスプ
レーに表示する場合は、一画面で表示可能な単語数を単
位として逐次連続的に変化させてディスプレー画面に表
示することになる。
【0049】この上段2の第2トラック5と下段3の第
3トラック6には、音声信号に対応した文字を表す文字
情報の他に、音声信号に対応した文字をディスプレーの
一画面毎に一括して表示するようにするため、文字情報
を記録した後に、読み出した文字情報を、ディスプレー
へ表示することを指示する表示指示信号を記録してい
る。すなわち、上段2の第2トラック5と下段3の第3
トラック6に記録された音声信号に対応した文字を表す
文字情報が再生されると、文字情報に対応する文字に逐
次変換されてディスプレー一画面分の文字が記憶され、
表示指示信号によって一括してディスプレーに表示する
ことになる。
3トラック6には、音声信号に対応した文字を表す文字
情報の他に、音声信号に対応した文字をディスプレーの
一画面毎に一括して表示するようにするため、文字情報
を記録した後に、読み出した文字情報を、ディスプレー
へ表示することを指示する表示指示信号を記録してい
る。すなわち、上段2の第2トラック5と下段3の第3
トラック6に記録された音声信号に対応した文字を表す
文字情報が再生されると、文字情報に対応する文字に逐
次変換されてディスプレー一画面分の文字が記憶され、
表示指示信号によって一括してディスプレーに表示する
ことになる。
【0050】次に本実施の形態に示すカセット型磁気テ
ープの再生の動作について説明する。図5は、テープ1
への記録方法を示す再生時のタイムチャート、図6は、
テープ1を再生したときの処理ブロック図である。図5
においては、第1のトラック4に文章毎に音声アナログ
信号が第2のスロースピードC、第1のスロースピード
B、ナチュラルスピードAの順に3つの集団に分けて記
録されている。そして、第2のスロースピードCの文章
では、ディスプレーの一画面に表示できる単語数毎に分
割して複数の画面数になっている。第1のスロースピー
ドBの文章、ナチュラルスピードAの文章における画面
表示も同様である。
ープの再生の動作について説明する。図5は、テープ1
への記録方法を示す再生時のタイムチャート、図6は、
テープ1を再生したときの処理ブロック図である。図5
においては、第1のトラック4に文章毎に音声アナログ
信号が第2のスロースピードC、第1のスロースピード
B、ナチュラルスピードAの順に3つの集団に分けて記
録されている。そして、第2のスロースピードCの文章
では、ディスプレーの一画面に表示できる単語数毎に分
割して複数の画面数になっている。第1のスロースピー
ドBの文章、ナチュラルスピードAの文章における画面
表示も同様である。
【0051】テープ1を再生すると、テープレコーダー
のヘッド10によってテープ1に記録されている図6
(A)に示される第1トラック4の第2のスロースピー
ドCの第1文C1の第1ブロックC1−1の音声信号T
R1と、図6(B)に示される第2トラック5の音声信
号TR2が同時に再生される。図6(A)に示される第
1トラック4の音声信号TR1の1ブロックの長さは、
ナチュラルスピードAの音声復元速度より長い発声時間
となっているが、図6(B)に示される第2トラック5
の音声信号TR2の長さは、図6(B)では長い時間で
あるように表してあるが、第1トラック4に記録されて
いる音声に対する文字情報であるため、実際には極めて
短い時間(1秒前後)で記録してある。テープレコーダ
ーのヘッド10によってテープ1に記録されている第1
トラック4の音声信号TR1を再生すると、第1トラッ
ク4の音声信号TR1は、アナログの音声信号であるか
ら、ヘッド10で読み込んだ図6(A)に示される音声
信号は、ヘッド10に接続されるアンプ11に入力さ
れ、適宜増幅され、スピーカー(ヘッドホーン,イヤホ
ーン)12から音声(例、外国人に発声音)となって出
力される。
のヘッド10によってテープ1に記録されている図6
(A)に示される第1トラック4の第2のスロースピー
ドCの第1文C1の第1ブロックC1−1の音声信号T
R1と、図6(B)に示される第2トラック5の音声信
号TR2が同時に再生される。図6(A)に示される第
1トラック4の音声信号TR1の1ブロックの長さは、
ナチュラルスピードAの音声復元速度より長い発声時間
となっているが、図6(B)に示される第2トラック5
の音声信号TR2の長さは、図6(B)では長い時間で
あるように表してあるが、第1トラック4に記録されて
いる音声に対する文字情報であるため、実際には極めて
短い時間(1秒前後)で記録してある。テープレコーダ
ーのヘッド10によってテープ1に記録されている第1
トラック4の音声信号TR1を再生すると、第1トラッ
ク4の音声信号TR1は、アナログの音声信号であるか
ら、ヘッド10で読み込んだ図6(A)に示される音声
信号は、ヘッド10に接続されるアンプ11に入力さ
れ、適宜増幅され、スピーカー(ヘッドホーン,イヤホ
ーン)12から音声(例、外国人に発声音)となって出
力される。
【0052】一方、第1トラック4の音声信号TR1の
再生と同時に再生される第2トラック5の音声信号TR
2は、1つの音声信号に対して1つの文字が割り当てら
れており、第2トラック5の音声信号TR2が、順次ヘ
ッド10で取り込まれると、この文字情報の音声信号
は、ヘッド10に接続されるI/O13を介してCPU
14に取り込まれる。このCPU14では、第2トラッ
ク5に記録されている音声信号1個々々を、予めROM
15に記憶されている1つの音声信号に対応して1個の
文字データを割り当てた記憶データに基づいて文字デー
タをに変換し、図6(C)に示す如くRAM16に順次
記憶しておく。このようにROM15に記憶されている
記憶データは、特定の文字データと文字(例、アルファ
ベット,記号,ひらがな等)とを関連付けて、1個の音
声信号に対して1個の文字を当てて記憶してある。
再生と同時に再生される第2トラック5の音声信号TR
2は、1つの音声信号に対して1つの文字が割り当てら
れており、第2トラック5の音声信号TR2が、順次ヘ
ッド10で取り込まれると、この文字情報の音声信号
は、ヘッド10に接続されるI/O13を介してCPU
14に取り込まれる。このCPU14では、第2トラッ
ク5に記録されている音声信号1個々々を、予めROM
15に記憶されている1つの音声信号に対応して1個の
文字データを割り当てた記憶データに基づいて文字デー
タをに変換し、図6(C)に示す如くRAM16に順次
記憶しておく。このようにROM15に記憶されている
記憶データは、特定の文字データと文字(例、アルファ
ベット,記号,ひらがな等)とを関連付けて、1個の音
声信号に対して1個の文字を当てて記憶してある。
【0053】第2トラック5の音声信号TR2を全て再
生し終わると、音声信号の後に記録されている図6
(B)に示す如き音声信号に変換された表示消去信号を
ヘッド10で読み込み、I/O13を介してCPU14
に取り込み、このCPU14では、ディスプレー17に
表示されている内容を消去する。次に、ディスプレー1
7の画面をクリアすると、音声信号の後に記録されてい
る図6(B)に示す如き音声信号に変換された表示指示
信号をヘッド10で読み込み、I/O13を介してCP
U14に取り込む。このCPU14では、RAM16に
記憶してある文字データを読み出し、図6(D)に示す
如くディスプレー17に表示する。
生し終わると、音声信号の後に記録されている図6
(B)に示す如き音声信号に変換された表示消去信号を
ヘッド10で読み込み、I/O13を介してCPU14
に取り込み、このCPU14では、ディスプレー17に
表示されている内容を消去する。次に、ディスプレー1
7の画面をクリアすると、音声信号の後に記録されてい
る図6(B)に示す如き音声信号に変換された表示指示
信号をヘッド10で読み込み、I/O13を介してCP
U14に取り込む。このCPU14では、RAM16に
記憶してある文字データを読み出し、図6(D)に示す
如くディスプレー17に表示する。
【0054】いま、図6(A)に示される第1トラック
4の第2のスロースピードCの文章の第1文C1の第1
ブロックC1−1の再生が行われと、同時に第2のスロ
ースピードCの文章の第1文C1の第1ブロックC1−
1分に相当する図6(B)に示す如き第2トラック5に
記録された文字情報としての音声信号TR2が再生さ
れ、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。第2
トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再生が
終了すると、第2トラック5に音声信号として記録され
た表示消去信号CE1−1によってディスプレー17の
画面をクリア(イニシャル時は画面に表示がない)し、
表示消去信号CE1−1の後に第2トラック5に音声信
号として記録された表示指示信号CI1−1によってR
AM16に記憶された第1ブロックC1−1分に相当す
る文字信号を読み出してディスプレー17に表示する。
4の第2のスロースピードCの文章の第1文C1の第1
ブロックC1−1の再生が行われと、同時に第2のスロ
ースピードCの文章の第1文C1の第1ブロックC1−
1分に相当する図6(B)に示す如き第2トラック5に
記録された文字情報としての音声信号TR2が再生さ
れ、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。第2
トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再生が
終了すると、第2トラック5に音声信号として記録され
た表示消去信号CE1−1によってディスプレー17の
画面をクリア(イニシャル時は画面に表示がない)し、
表示消去信号CE1−1の後に第2トラック5に音声信
号として記録された表示指示信号CI1−1によってR
AM16に記憶された第1ブロックC1−1分に相当す
る文字信号を読み出してディスプレー17に表示する。
【0055】第1トラック4の第2のスロースピードC
の文章の第1文C1の第1ブロックC1−1の再生が終
了すると、テープ1の第1トラック4に記録されている
図6(A)に示す如き第2のスロースピードCの文章の
第1文C1の第2ブロックC1−2の音声信号TR1の
再生が行われ、同時に第2のスロースピードCの文章の
第1文C1の第2ブロックC1−2分に相当する図6
(B)に示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再
生され、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。
第2トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再
生が終了すると、第2トラック5に音声信号として記録
された表示消去信号CE1−2によって第1文C1の第
1ブロックC1−1分に相当する文字が表示されている
ディスプレー17の画面をクリア(第1文C1の第1ブ
ロックC1−1分に相当する文字を消去)し、表示消去
信号CE1−2の後に第2トラック5に音声信号として
記録された表示指示信号CI1−2によってRAM16
に記憶された文字信号を読み出してディスプレー17に
表示する。
の文章の第1文C1の第1ブロックC1−1の再生が終
了すると、テープ1の第1トラック4に記録されている
図6(A)に示す如き第2のスロースピードCの文章の
第1文C1の第2ブロックC1−2の音声信号TR1の
再生が行われ、同時に第2のスロースピードCの文章の
第1文C1の第2ブロックC1−2分に相当する図6
(B)に示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再
生され、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。
第2トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再
生が終了すると、第2トラック5に音声信号として記録
された表示消去信号CE1−2によって第1文C1の第
1ブロックC1−1分に相当する文字が表示されている
ディスプレー17の画面をクリア(第1文C1の第1ブ
ロックC1−1分に相当する文字を消去)し、表示消去
信号CE1−2の後に第2トラック5に音声信号として
記録された表示指示信号CI1−2によってRAM16
に記憶された文字信号を読み出してディスプレー17に
表示する。
【0056】第1トラック4の第2のスロースピードC
の文章の第1文C1の第2ブロックC1−2分の再生が
終了すると、テープ1の第1トラック4に記録されてい
る図6(A)に示す如き第2のスロースピードCの文章
の第1文C1の第3ブロックC1−3の音声信号TR1
の再生が行われ、同時に第2のスロースピードCの文章
の第1文C1の第3ブロックC1−3分に相当する図6
(B)に示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再
生され、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。
第2トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再
生が終了すると、第2トラック5に音声信号として記録
された表示消去信号CE1−3によって第1文C1の第
2ブロックC1−2分に相当する文字が表示されている
ディスプレー17の画面をクリア(第1文C1の第2ブ
ロックC1−2分に相当する文字を消去)し、表示消去
信号CE1−3の後に第2トラック5に音声信号として
記録された表示指示信号CI1−3によってRAM16
に記憶された文字信号を読み出してディスプレー17に
表示する。
の文章の第1文C1の第2ブロックC1−2分の再生が
終了すると、テープ1の第1トラック4に記録されてい
る図6(A)に示す如き第2のスロースピードCの文章
の第1文C1の第3ブロックC1−3の音声信号TR1
の再生が行われ、同時に第2のスロースピードCの文章
の第1文C1の第3ブロックC1−3分に相当する図6
(B)に示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再
生され、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。
第2トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再
生が終了すると、第2トラック5に音声信号として記録
された表示消去信号CE1−3によって第1文C1の第
2ブロックC1−2分に相当する文字が表示されている
ディスプレー17の画面をクリア(第1文C1の第2ブ
ロックC1−2分に相当する文字を消去)し、表示消去
信号CE1−3の後に第2トラック5に音声信号として
記録された表示指示信号CI1−3によってRAM16
に記憶された文字信号を読み出してディスプレー17に
表示する。
【0057】第1トラック4の第2のスロースピードC
の文章の第1文C1の第3ブロックC1−3の再生が終
了すると、テープ1の第1トラック4に記録されている
図6(A)に示す如き第2のスロースピードCの文章の
第1文C1の第4ブロックC1−4の音声信号TR1の
再生が行われ、同時に第2のスロースピードCの文章の
第1文C1の第4ブロックC1−4分に相当する図6
(B)に示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再
生され、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。
第2トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再
生が終了すると、第2トラック5に音声信号として記録
された表示消去信号CE1−4によって第1文C1の第
3ブロックC1−3分に相当する文字が表示されている
ディスプレー17の画面をクリア(第1文C1の第3ブ
ロックC1−3分に相当する文字を消去)し、表示消去
信号CE1−4の後に第2トラック5に音声信号として
記録された表示指示信号CI1−4によって第2のスロ
ースピードCの文章の第1文C1の第4ブロックC1−
4に相当するRAM16に記憶された文字信号を読み出
してディスプレー17に表示する。
の文章の第1文C1の第3ブロックC1−3の再生が終
了すると、テープ1の第1トラック4に記録されている
図6(A)に示す如き第2のスロースピードCの文章の
第1文C1の第4ブロックC1−4の音声信号TR1の
再生が行われ、同時に第2のスロースピードCの文章の
第1文C1の第4ブロックC1−4分に相当する図6
(B)に示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再
生され、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。
第2トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再
生が終了すると、第2トラック5に音声信号として記録
された表示消去信号CE1−4によって第1文C1の第
3ブロックC1−3分に相当する文字が表示されている
ディスプレー17の画面をクリア(第1文C1の第3ブ
ロックC1−3分に相当する文字を消去)し、表示消去
信号CE1−4の後に第2トラック5に音声信号として
記録された表示指示信号CI1−4によって第2のスロ
ースピードCの文章の第1文C1の第4ブロックC1−
4に相当するRAM16に記憶された文字信号を読み出
してディスプレー17に表示する。
【0058】第1トラック4の第2のスロースピードC
の文章の第1文C1の第4ブロックC1−2分の再生が
終了すると、テープ1の第1トラック4に記録されてい
る図6(A)に示す如き第2のスロースピードCの文章
の第1文C1の第5ブロックC1−5の音声信号TR1
の再生が行われ、同時に第2のスロースピードCの文章
の第1文C1の第5ブロックC1−5分に相当する図6
(B)に示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再
生され、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。
第2トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再
生が終了すると、第2トラック5に音声信号として記録
された表示消去信号CE1−5によって第1文C1の第
4ブロックC1−4分に相当する文字が表示されている
ディスプレー17の画面をクリア(第1文C1の第4ブ
ロックC1−4分に相当する文字を消去)し、表示消去
信号CE1−5の後に第2トラック5に音声信号として
記録された表示指示信号CI1−5によってRAM16
に記憶された文字信号を読み出してディスプレー17に
表示する。
の文章の第1文C1の第4ブロックC1−2分の再生が
終了すると、テープ1の第1トラック4に記録されてい
る図6(A)に示す如き第2のスロースピードCの文章
の第1文C1の第5ブロックC1−5の音声信号TR1
の再生が行われ、同時に第2のスロースピードCの文章
の第1文C1の第5ブロックC1−5分に相当する図6
(B)に示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再
生され、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。
第2トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再
生が終了すると、第2トラック5に音声信号として記録
された表示消去信号CE1−5によって第1文C1の第
4ブロックC1−4分に相当する文字が表示されている
ディスプレー17の画面をクリア(第1文C1の第4ブ
ロックC1−4分に相当する文字を消去)し、表示消去
信号CE1−5の後に第2トラック5に音声信号として
記録された表示指示信号CI1−5によってRAM16
に記憶された文字信号を読み出してディスプレー17に
表示する。
【0059】図6(A)に示される第1トラック4の第
2のスロースピードCの文章の第1文C1の再生が終了
すると、第2のスロースピードCの文章の第2文C2の
再生を行う。すなわち、図6(A)に示される第1トラ
ック4の第2のスロースピードCの文章の第2文C2の
第1ブロックC2−1の再生が行われと、同時に第2の
スロースピードCの文章の第2文C2の第1ブロックC
2−1分に相当する図6(B)に示す如き第2トラック
5に記録された文字情報としての音声信号TR2が再生
され、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。第
2トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再生
が終了すると、第2トラック5に音声信号として記録さ
れた表示消去信号CE2−1によってディスプレー17
の画面をクリア(第1文C1の第5ブロックC1−5分
に相当する文字を消去)し、表示消去信号CE2−1の
後に第2トラック5に音声信号として記録された表示指
示信号CI2−1によってRAM16に記憶された第1
ブロックC2−1分に相当する文字信号を読み出してデ
ィスプレー17に表示する。
2のスロースピードCの文章の第1文C1の再生が終了
すると、第2のスロースピードCの文章の第2文C2の
再生を行う。すなわち、図6(A)に示される第1トラ
ック4の第2のスロースピードCの文章の第2文C2の
第1ブロックC2−1の再生が行われと、同時に第2の
スロースピードCの文章の第2文C2の第1ブロックC
2−1分に相当する図6(B)に示す如き第2トラック
5に記録された文字情報としての音声信号TR2が再生
され、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。第
2トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再生
が終了すると、第2トラック5に音声信号として記録さ
れた表示消去信号CE2−1によってディスプレー17
の画面をクリア(第1文C1の第5ブロックC1−5分
に相当する文字を消去)し、表示消去信号CE2−1の
後に第2トラック5に音声信号として記録された表示指
示信号CI2−1によってRAM16に記憶された第1
ブロックC2−1分に相当する文字信号を読み出してデ
ィスプレー17に表示する。
【0060】第1トラック4の第2のスロースピードC
の文章の第2文C2の第1ブロックC2−1の再生が終
了すると、テープ1の第1トラック4に記録されている
図6(A)に示す如き第2のスロースピードCの文章の
第2文C2の第2ブロックC2−2の音声信号TR1の
再生が行われ、同時に第2のスロースピードCの文章の
第2文C2の第2ブロックC2−2分に相当する図6
(B)に示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再
生され、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。
第2トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再
生が終了すると、第2トラック5に音声信号として記録
された表示消去信号CE2−2によって第2文C2の第
1ブロックC2−1分に相当する文字が表示されている
ディスプレー17の画面をクリア(第1文C1の第1ブ
ロックC1−1分に相当する文字を消去)し、表示消去
信号CE2−2の後に第2トラック5に音声信号として
記録された表示指示信号CI2−2によってRAM16
に記憶された文字信号を読み出してディスプレー17に
表示する。
の文章の第2文C2の第1ブロックC2−1の再生が終
了すると、テープ1の第1トラック4に記録されている
図6(A)に示す如き第2のスロースピードCの文章の
第2文C2の第2ブロックC2−2の音声信号TR1の
再生が行われ、同時に第2のスロースピードCの文章の
第2文C2の第2ブロックC2−2分に相当する図6
(B)に示す如き第2トラック5の音声信号TR2が再
生され、逐次文字信号としてRAM16に記憶される。
第2トラック5の文字情報としての音声信号TR2の再
生が終了すると、第2トラック5に音声信号として記録
された表示消去信号CE2−2によって第2文C2の第
1ブロックC2−1分に相当する文字が表示されている
ディスプレー17の画面をクリア(第1文C1の第1ブ
ロックC1−1分に相当する文字を消去)し、表示消去
信号CE2−2の後に第2トラック5に音声信号として
記録された表示指示信号CI2−2によってRAM16
に記憶された文字信号を読み出してディスプレー17に
表示する。
【0061】図6(A)に示される第1トラック4の第
2のスロースピードCの文章の第2文C1の再生が終了
すると、第2のスロースピードCの文章の第3文C3の
再生処理を行い、次いで第2のスロースピードCの文章
の第4文C4の再生処理、第2のスロースピードCの文
章の第5文C5の再生処理、・・・・第2のスロースピ
ードCの文章の第N文Cnの再生処理が行われると、第
1トラック4の第2のスロースピードCの文章の再生を
終了し、図6(A)に示される第1トラック4の第1の
スロースピードBの文章の再生処理を第1トラック4の
第2のスロースピードCの文章の再生処理と同様に行
い、さらに、図6(A)に示される第1トラック4のナ
チュラルスピードAの文章の再生処理を第2のスロース
ピードCの文章の再生処理、第1のスロースピードBの
文章の再生処理と同様に行い、3つのスピードの再生を
終了する。
2のスロースピードCの文章の第2文C1の再生が終了
すると、第2のスロースピードCの文章の第3文C3の
再生処理を行い、次いで第2のスロースピードCの文章
の第4文C4の再生処理、第2のスロースピードCの文
章の第5文C5の再生処理、・・・・第2のスロースピ
ードCの文章の第N文Cnの再生処理が行われると、第
1トラック4の第2のスロースピードCの文章の再生を
終了し、図6(A)に示される第1トラック4の第1の
スロースピードBの文章の再生処理を第1トラック4の
第2のスロースピードCの文章の再生処理と同様に行
い、さらに、図6(A)に示される第1トラック4のナ
チュラルスピードAの文章の再生処理を第2のスロース
ピードCの文章の再生処理、第1のスロースピードBの
文章の再生処理と同様に行い、3つのスピードの再生を
終了する。
【0062】
【発明の効果】本願請求項1に記載の発明によれば、カ
セット型磁気テープだけでテキストを作らなくても学習
用教材とし使え、移動中においても音声を再生すると共
にディスプレーの画面を見ることによって簡単に再生音
声に対応した文字を確認でき、外国人が普通に話す速度
で録音されている音声を音のピッチを変えずに話す速度
を任意に設定でき、再生する音声に合わせて文字を逐次
表示することができる。
セット型磁気テープだけでテキストを作らなくても学習
用教材とし使え、移動中においても音声を再生すると共
にディスプレーの画面を見ることによって簡単に再生音
声に対応した文字を確認でき、外国人が普通に話す速度
で録音されている音声を音のピッチを変えずに話す速度
を任意に設定でき、再生する音声に合わせて文字を逐次
表示することができる。
【0063】本願請求項2に記載の発明によれば、聞取
り易い速度に変換でき、適度なヒヤリング練習を行うこ
とができる。
り易い速度に変換でき、適度なヒヤリング練習を行うこ
とができる。
【0064】本願請求項3に記載の発明によれば、標準
の速度で間延びさせることなくゆっくり喋った状態で違
和感無く聴取することができる。
の速度で間延びさせることなくゆっくり喋った状態で違
和感無く聴取することができる。
【0065】本願請求項4に記載の発明によれば、ナチ
ュラルスピードで速く感じた音声が、第2のスロースピ
ードで聞き取り易く聞こえ、第2のスロースピードで聞
き慣れた音声が、最後の第1のスロースピードで適度の
速さに聞こえ、語学学習の上で最適である。
ュラルスピードで速く感じた音声が、第2のスロースピ
ードで聞き取り易く聞こえ、第2のスロースピードで聞
き慣れた音声が、最後の第1のスロースピードで適度の
速さに聞こえ、語学学習の上で最適である。
【0066】本願請求項5に記載の発明によれば、1文
毎に段階的に高度のヒヤリング学習を会得するように学
習することができる。
毎に段階的に高度のヒヤリング学習を会得するように学
習することができる。
【0067】本願請求項6に記載の発明によれば、一画
面に特定の字数の文字を一括表記可能なディスプレーを
備えた往復4トラックカセット型磁気テープの携帯用再
生機で再生すると、再生音声に対応した文字を確認で
き、外国人が普通に話す速度で録音されている音声を音
のピッチを変えずに話す速度を任意に設定し、再生する
音声に合わせて文字を逐次表示することができる。
面に特定の字数の文字を一括表記可能なディスプレーを
備えた往復4トラックカセット型磁気テープの携帯用再
生機で再生すると、再生音声に対応した文字を確認で
き、外国人が普通に話す速度で録音されている音声を音
のピッチを変えずに話す速度を任意に設定し、再生する
音声に合わせて文字を逐次表示することができる。
【0068】本願請求項7に記載の発明によれば、カセ
ット型磁気テープだけでテキストを作らなくても学習用
教材とし使え、移動中においても音声を再生すると共に
ディスプレーの画面を見ることによって簡単に再生音声
に対応した文字を確認でき、外国人が普通に話す速度で
録音されている音声を音のピッチを変えずに話す速度を
任意に設定でき、しかも習熟度に合わせて超スロースピ
ード、スロースピード、ナチュラルスピードと段階的に
変えて学習することができ、さらに利用者の能力に合わ
せて超スロースピード、スロースピード、ナチュラルス
ピードと変化したスピードの音声を任意に選択して学習
でき、それぞれのスピードにおいて再生する音声に合わ
せて文字を逐次表示することができる。
ット型磁気テープだけでテキストを作らなくても学習用
教材とし使え、移動中においても音声を再生すると共に
ディスプレーの画面を見ることによって簡単に再生音声
に対応した文字を確認でき、外国人が普通に話す速度で
録音されている音声を音のピッチを変えずに話す速度を
任意に設定でき、しかも習熟度に合わせて超スロースピ
ード、スロースピード、ナチュラルスピードと段階的に
変えて学習することができ、さらに利用者の能力に合わ
せて超スロースピード、スロースピード、ナチュラルス
ピードと変化したスピードの音声を任意に選択して学習
でき、それぞれのスピードにおいて再生する音声に合わ
せて文字を逐次表示することができる。
【0069】本願請求項8に記載の発明によれば、聴き
取り易い速度に変換でき、適度なヒヤリング練習を行う
ことができる。
取り易い速度に変換でき、適度なヒヤリング練習を行う
ことができる。
【0070】本願請求項9に記載の発明によれば、標準
の速度で間延びさせることなくゆっくり喋った状態で違
和感無く聴取することができる。
の速度で間延びさせることなくゆっくり喋った状態で違
和感無く聴取することができる。
【0071】本願請求項10に記載の発明によれば、カ
セット型磁気テープを最初から再生して学習していくこ
とにより、段階的に習熟度を上げることができる。
セット型磁気テープを最初から再生して学習していくこ
とにより、段階的に習熟度を上げることができる。
【0072】本願請求項11に記載の発明によれば、一
画面に特定の字数の文字を一括表記可能なディスプレー
を備えた往復4トラックカセット型磁気テープの携帯用
再生機で再生すると、再生音声に対応した文字を確認で
き、外国人が普通に話す速度で録音されている音声を音
のピッチを変えずに話す速度を任意に設定し、再生する
音声スピードを任意に選択し、習熟度に合わせて学習す
ることができ、それぞれのスピードにおいて再生する音
声に合わせて文字を逐次表示することができる。
画面に特定の字数の文字を一括表記可能なディスプレー
を備えた往復4トラックカセット型磁気テープの携帯用
再生機で再生すると、再生音声に対応した文字を確認で
き、外国人が普通に話す速度で録音されている音声を音
のピッチを変えずに話す速度を任意に設定し、再生する
音声スピードを任意に選択し、習熟度に合わせて学習す
ることができ、それぞれのスピードにおいて再生する音
声に合わせて文字を逐次表示することができる。
【図1】本発明に係る語学学習用カセット型磁気テープ
の一実施の形態を示す構成図である。
の一実施の形態を示す構成図である。
【図2】本発明に係る語学学習データのカセット型磁気
テープへの記録方法の実施の形態を示す構成図である。
テープへの記録方法の実施の形態を示す構成図である。
【図3】図2に図示の語学学習データのカセット型磁気
テープへの記録方法を時間軸で示すと共にカセット型磁
気テープ再生時の状態を時間経過で説明するためのタイ
ムチャートである。
テープへの記録方法を時間軸で示すと共にカセット型磁
気テープ再生時の状態を時間経過で説明するためのタイ
ムチャートである。
【図4】図3に図示の語学学習データのカセット型磁気
テープへの記録方法を再生する処理装置のブロック図で
ある。
テープへの記録方法を再生する処理装置のブロック図で
ある。
【図5】本発明に係る語学学習データのカセット型磁気
テープへの記録方法の他の実施の形態を示す構成図であ
る。
テープへの記録方法の他の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図6】図5に図示の語学学習データのカセット型磁気
テープへの記録方法を時間軸で示すと共にカセット型磁
気テープ再生時の状態を時間経過で説明するためのタイ
ムチャートである。
テープへの記録方法を時間軸で示すと共にカセット型磁
気テープ再生時の状態を時間経過で説明するためのタイ
ムチャートである。
1……………………………………………………………テ
ープ 1A…………………………………………………磁性体塗
布面 2………………………………………………………………
上段 3………………………………………………………………
下段 4……………………………………………………第1トラ
ック 5……………………………………………………第2トラ
ック 6……………………………………………………第3トラ
ック 7……………………………………………………第4トラ
ック 10…………………………………………………………ヘ
ッド 11…………………………………………………………保
水材 12…………………………………………………………ア
ンプ 13…………………………………………………………I
/O 14…………………………………………………………C
PU 15…………………………………………………………R
OM 16…………………………………………………………R
AM 17…………………………………………………ディスプ
レー
ープ 1A…………………………………………………磁性体塗
布面 2………………………………………………………………
上段 3………………………………………………………………
下段 4……………………………………………………第1トラ
ック 5……………………………………………………第2トラ
ック 6……………………………………………………第3トラ
ック 7……………………………………………………第4トラ
ック 10…………………………………………………………ヘ
ッド 11…………………………………………………………保
水材 12…………………………………………………………ア
ンプ 13…………………………………………………………I
/O 14…………………………………………………………C
PU 15…………………………………………………………R
OM 16…………………………………………………………R
AM 17…………………………………………………ディスプ
レー
Claims (11)
- 【請求項1】 一画面に特定の字数の文字を一括表記可
能なディスプレーを備えた往復4トラックカセット型磁
気テープの携帯用再生機で再生するカセット型磁気テー
プであって,往復4トラックの一方の往復2トラック
に、言語の音声アナログ信号を1文毎に音声復元速度が
録音時と同一速度のナチュラルスピード、音声復元速度
が前記ナチュラルスピードより遅い速度の第1のスロー
スピード、音声復元速度が前記第1のスロースピードよ
り遅い速度の第2のスロースピードの3つのスピード
で、かつ各スロースピードにおける音声のピッチをナチ
ュラルスピードにおける音声のピッチと変えないで記録
し,往復4トラックの他方の往復2トラックに、一方の
往復2トラックに記録されている音声アナログ信号に対
応する言語を表す文字情報のそれぞれを特定の音声信号
に変換し、ディスプレーの一画面に一括表記する単語数
に相当する数の文字情報を1ブロックとして記録し,前
記1ブロックの文字情報の後に前記ディスプレーの一画
面に当該ブロックの文字を一括表記することを指示する
表示指示信号を記録し,前記表示指示信号の後に次のブ
ロックの文字を一括表記するタイミング位置より前に現
在ディスプレーの画面に表記されている文字を消去する
表示消去信号を記録してなる語学学習データのカセット
型磁気テープへの記録方法。 - 【請求項2】 上記第1のスロースピードの音声復元速
度は、ナチュラルスピードの音声復元速度の10〜25
%増しの音声復元速度、上記第2のスロースピードの音
声復元速度は、ナチュラルスピードの音声復元速度の2
5〜35%増しの音声復元速度である請求項1記載の語
学学習データのカセット型磁気テープへの記録方法。 - 【請求項3】 上記各スロースピードにおける音声復元
時の音のピッチは、音声をデジタル変換したときのデジ
タル変換値を粗に配置し、各デジタル変換値間の隙間
に、該隙間を形成する2つのデジタル変換値によって予
測したデジタル値を挿入して全体を音声アナログ信号に
変換して記録することによってナチュラルスピードにお
ける音声のピッチと同等のピッチを保つようにしたもの
である請求項1又は2記載の語学学習データのカセット
型磁気テープへの記録方法。 - 【請求項4】 上記3つの音声復元速度の記録順序は、
最初にナチュラルスピード、次に第2のスロースピー
ド、最後に第1のスロースピードの順に記録したもので
ある請求項1、2又は3記載の語学学習データのカセッ
ト型磁気テープへの記録方法。 - 【請求項5】 上記3つの音声復元速度の記録順序は、
最初に第2のスロースピード、次に第1のスロースピー
ド、最後にナチュラルスピードの順に記録したものであ
る請求項1、2又は3記載の語学学習データのカセット
型磁気テープへの記録方法。 - 【請求項6】 言語の音声アナログ信号を1文毎に、音
声復元速度が録音時と同一速度のナチュラルスピード、
音声復元速度が前記ナチュラルスピードより遅い速度の
第1のスロースピード、音声復元速度が前記第1のスロ
ースピードより遅い速度の第2のスロースピードの3つ
のスピードで、かつ各スロースピードにおける音声のピ
ッチをナチュラルスピードにおける音声のピッチと変え
ないで往復4トラックの一方の往復2トラックに記録
し,前記一方の往復2トラックに記録されている音声ア
ナログ信号に対応する言語を表す文字情報のそれぞれを
特定の音声信号に変換し、ディスプレーの一画面に一括
表記する単語数に相当する数の文字情報をブロック単位
で往復4トラックの他方の往復2トラックに記録し,前
記ディスプレーの一画面に当該ブロックの文字を一括表
記することを指示する表示指示信号を前記1ブロックの
文字情報の後に記録し,前記表示指示信号の後に次のブ
ロックの文字を一括表記するタイミング位置より前に現
在ディスプレーの画面に表記されている文字を消去する
表示消去信号を記録し,往復4トラックカセット型磁気
テープの携帯用再生機で言語を再生すると共に再生され
る言語と同一の文字を一括して連続的にディスプレーに
表記するように記録してなる語学学習用カセット型磁気
テープ。 - 【請求項7】 一画面に特定の字数の文字を一括表記可
能なディスプレーを備えた往復4トラックカセット型磁
気テープの携帯用再生機で再生するカセット型磁気テー
プであって,前記往復4トラックの一方の往復2トラッ
クに、1つの文章を音声アナログ信号で、音声復元速度
が録音時と同一速度のナチュラルスピード、音声復元速
度が前記ナチュラルスピードより遅い速度の第1のスロ
ースピード、音声復元速度が前記第1のスロースピード
より遅い速度の第2のスロースピードの3つのスピード
に、かつ各スロースピードにおける音声のピッチをナチ
ュラルスピードにおける音声のピッチと変えないで各ス
ピード毎に分けて記録し,往復4トラックの他方の往復
2トラックに、一方の往復2トラックに記録されている
音声アナログ信号に対応する言語を表す文字情報のそれ
ぞれを特定の音声信号に変換し、ディスプレーの一画面
に一括表記する単語数に相当する数の文字情報を1ブロ
ックとして記録し,前記1ブロックの文字情報の後に前
記ディスプレーの一画面に当該ブロックの文字を一括表
記することを指示する表示指示信号を記録し,前記表示
指示信号の後に次のブロックの文字を一括表記するタイ
ミング位置より前に現在ディスプレーの画面に表記され
ている文字を消去する表示消去信号を記録してなる語学
学習データのカセット型磁気テープへの記録方法。 - 【請求項8】 上記第1のスロースピードの音声復元速
度は、ナチュラルスピードの音声復元速度の10〜25
%増しの音声復元速度、上記第2のスロースピードの音
声復元速度は、ナチュラルスピードの音声復元速度の2
5〜35%増しの音声復元速度である請求項7記載の語
学学習データのカセット型磁気テープへの記録方法。 - 【請求項9】 上記各スロースピードにおける音声復元
時の音のピッチは、音声をデジタル変換したときのデジ
タル変換値を粗に配置し、各デジタル変換値間の隙間
に、該隙間を形成する2つのデジタル変換値によって予
測したデジタル値を挿入して全体を音声アナログ信号に
変換して記録することによってナチュラルスピードにお
ける音声のピッチと同等のピッチを保つようにしたもの
である請求項7又は8記載の語学学習データのカセット
型磁気テープへの記録方法。 - 【請求項10】 上記3つの音声復元速度の記録順序
は、最初に第2のスロースピード、次に第1のスロース
ピード、最後にナチュラルスピードの順に記録したもの
である請求項7、8又は9記載の語学学習データのカセ
ット型磁気テープへの記録方法。 - 【請求項11】 1つの文章を音声アナログ信号で、音
声復元速度が録音時と同一速度のナチュラルスピード、
音声復元速度が前記ナチュラルスピードより遅い速度の
第1のスロースピード、音声復元速度が前記第1のスロ
ースピードより遅い速度の第2のスロースピードの3つ
のスピードに、かつ各スロースピードにおける音声のピ
ッチをナチュラルスピードにおける音声のピッチと変え
ないで各スピード毎に分けて往復4トラックの一方の往
復2トラックに記録し,前記一方の往復2トラックに記
録されている音声アナログ信号に対応する言語を表す文
字情報のそれぞれを特定の音声信号に変換し、ディスプ
レーの一画面に一括表記する単語数に相当する数の文字
情報をブロック単位で往復4トラックの他方の往復2ト
ラックに記録し,前記ディスプレーの一画面に当該ブロ
ックの文字を一括表記することを指示する表示指示信号
を前記1ブロックの文字情報の後に記録し,前記表示指
示信号の後に次のブロックの文字を一括表記するタイミ
ング位置より前に現在ディスプレーの画面に表記されて
いる文字を消去する表示消去信号を記録し,往復4トラ
ックカセット型磁気テープの携帯用再生機で言語を再生
すると共に再生される言語と同一の文字を一括して連続
的にディスプレーに表記するように記録してなる語学学
習用カセット型磁気テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9077061A JPH10269506A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 語学学習データのカセット型磁気テープへの記録方法、及び語学学習用カセット型磁気テープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9077061A JPH10269506A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 語学学習データのカセット型磁気テープへの記録方法、及び語学学習用カセット型磁気テープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10269506A true JPH10269506A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13623288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9077061A Pending JPH10269506A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 語学学習データのカセット型磁気テープへの記録方法、及び語学学習用カセット型磁気テープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10269506A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001282298A (ja) * | 2000-04-03 | 2001-10-12 | Global Success Kk | 音声データ生成方法、音声データ再生方法、記録媒体 |
JP2001356677A (ja) * | 2000-06-13 | 2001-12-26 | Toshio Yoshimura | 語学学習装置および語学データ処理方法 |
US6522863B2 (en) | 2000-05-18 | 2003-02-18 | Akihiro Kawamura | Multiple listening training device and a multiple listening training recording medium |
JP2012220944A (ja) * | 2011-04-11 | 2012-11-12 | Es Corp | 2段階スピードによる英語リスニング法 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP9077061A patent/JPH10269506A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001282298A (ja) * | 2000-04-03 | 2001-10-12 | Global Success Kk | 音声データ生成方法、音声データ再生方法、記録媒体 |
US6522863B2 (en) | 2000-05-18 | 2003-02-18 | Akihiro Kawamura | Multiple listening training device and a multiple listening training recording medium |
JP2001356677A (ja) * | 2000-06-13 | 2001-12-26 | Toshio Yoshimura | 語学学習装置および語学データ処理方法 |
JP2012220944A (ja) * | 2011-04-11 | 2012-11-12 | Es Corp | 2段階スピードによる英語リスニング法 |
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