JP3920803B2 - 語学学習装置および語学学習用プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、学習対象言語のセンテンスと、その所定のセンテンス要素間部分を順次示すポーズデータとを記録した記録部分から、当該センテンスを、次の当該ポーズデータまでの単位で最後まで区切って再生し、学習者はこの個々の再生内容に対する訳文を順に録音していく語学学習で用いられる、語学学習装置,語学学習用プログラムおよび語学学習用記録媒体に関する。
【0002】
なお、本明細書においては、
・「媒体」の語をディスク(DVD,MD,CDなど),テープ,メモリ,ICカードなどの、記録が可能な任意のものを含む意で用い、
・「記録」の語を媒体に任意のデータを任意の方法で録音,記憶,保持,格納,書込などの処理を行う意で用い、
・「再生」の語を媒体から任意のデータを任意の方法で読み出す意で用いる。
【0003】
任意の言語(例えば英語)のヒアリング内容を同時通訳的に他の言語(例えば日本語)へ訳していく練習においては、訳の対象となるセンテンス(意味的にまとまった内容からなりそれを書く場合には句点で終わることが多い文章範囲)を、それぞれ意味的に訳しやすい要素部分に分けて、この要素部分ごとのヒアリングとその訳の録音を順次行うことから始めるのが望ましく、本発明はこのような要請に応えるものである。
【0004】
【従来の技術】
従来の語学学習方法では、例えば英文を、英語での意味内容に基づき決められた区切りごとにヒアリングして、その内容を訳すといった手法を用いている(例えば特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−143061号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような語学学習方法では、学習者が教材英文の区切りごとの要素部分のヒアリングに続いて行う訳を順次録音し、最後に当該教材英文全体の録音済みの訳を再生してその内容を学習者に確認させるような態様をとっていないので、学習効率が上がりにくいという問題点があった。
【0007】
そこで、本発明では、教材用のセンテンスの所定の要素単位で学習者が訳す内容を順次録音して、当該センテンスの最後までの訳を録音した後で訳全体を再生し、さらにはこの要素単位の数を異ならした複数の学習ステップを設定することにより、学習効率を高め、学習の利便化を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、この課題を次のようにして解決する。
(1)学習対象言語でまとまった意味内容からなる部分のセンテンス(例えば図4〜図7の文例,図10の英文)についてのあらかじめ区分けされた個々のセンテンス要素同士の間を示すポーズデータ(例えば後述のP1〜P7)を用いることにより、当該センテンスを、単数または複数の当該センテンス要素からなる所定範囲を単位として順次再生し、学習者はこの個々の再生内容に対する訳文を順に録音していく語学学習装置において、
前記センテンスを再生するセンテンス再生手段(例えば図12の英文再生部21d)と、
前記訳文を録音する訳文録音手段(例えば図12の録音部21f)と、
録音された訳文を再生する訳文再生手段(例えば図12の訳文再生部21e)と、
学習者の学習レベルが入力される入力手段(例えば図12の入力手段24)と、
複数の前記ポーズデータの中で順次の処理対象となるポーズデータを示すポーズ用データ(例えば図10のポーズ位置データ)を、複数の学習レベルのそれぞれに関連させた形で保持するデータ保持部(例えば図12のテーブル21h,21j)と、
前記入力手段により特定される学習レベルに応じた前記ポーズ用データを前記データ保持部から選択し、この選択ポーズ用データに係る前記ポーズデータに基づいて、前記センテンス再生手段に第1の前記所定範囲のセンテンス要素を再生させてから当該センテンス再生手段をポーズ状態に設定し、これに続く前記訳文録音手段による前記訳文の録音についての無音部の検出またはポーズ解除ボタンの操作に基づいて当該センテンス再生手段に次の第2の前記所定範囲のセンテンス要素を再生させることを、前記センテンスのエンドデータが検出されるまで繰り返し、かつ、当該エンドデータの検出に基づいて前記訳文再生手段を作動させる動作制御手段(例えば図12の動作制御部21g)と、
を設ける。
(2)学習対象言語でまとまった意味内容からなる部分のセンテンスについてのあらかじめ区分けされた個々のセンテンス要素同士の間を示すポーズデータを用いることにより、当該センテンスを、単数または複数の当該センテンス要素からなる所定範囲を単位として順次再生し、学習者はこの個々の再生内容に対する訳文を順に録音していく語学学習装置に用いられるプログラムにおいて、
コンピュータに、
複数の前記ポーズデータの中で順次の処理対象となるポーズデータを示すポーズ用データを、複数の学習レベルのそれぞれに関連させた形で保持するデータ保持部から、入力手段により特定される学習レベルに応じた当該ポーズ用データを選択する機能と、
前記選択ポーズ用データに係る前記ポーズデータに基づいて、センテンス再生手段に第1の前記所定範囲のセンテンス要素を再生させてから当該センテンス再生手段をポーズ状態に設定し、これに続く訳文録音手段による前記訳文の録音についての無音部の検出またはポーズ解除ボタンの操作に基づいて当該センテンス再生手段に次の第2の前記所定範囲のセンテンス要素を再生させることを、前記センテンスのエンドデータが検出されるまで繰り返す機能と、
前記エンドデータの検出に基づいて訳文再生手段を作動させる機能と、
を実現させる。
【0009】
本発明は、このように、教材センテンスの所定の要素間部分を順次示すポーズデータを記録しておき、当該センテンスの学習の際には、当該ポーズデータの検出に基づいてセンテンスの再生動作を停止し、これに続く(学習者の)訳文の録音終了に基づいてセンテンスの次の再生動作を開始する、ことをセンテンスの最後まで繰り返した上で、録音された訳文全体を再生すると一連の動作を自動的に実行している。
【0010】
これにより、教材センテンスの「第1の要素単位のヒアリング−その訳文の録音−第2の要素単位のヒアリング−その訳文の録音−・・・−最後の要素単位のヒアリング−その訳文の録音−訳文全体の再生」を確実に行い、学習効率を高めている。
【0011】
また、センテンス再生時のポーズ位置を少なくしていった複数の学習ステップ(例えばSTEP1〜STEP4)を設けて学習時には順次ステップアップするようにし、これにより学習者の利便性を図るとともに学習効率をいっそう高めている。なお、学習者は自分に合った順番、例えばSTEP1−STEP3−STEP4で学習することもできる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1〜図13を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0013】
図1は教材作成作業を示し、図2および図3は図1の教材に対応した学習作業をそれぞれ示している。
【0014】
教材作成の場合、
(a) 教師が教材用の英文センテンスをマイクロホンから入力してディスク,テープ,メモリなどの各種の記録媒体・記憶手段の教材領域(教材トラック)に格納し、
(b1)この入力センテンスの例えば単語同士の間などのつなぎ目部分を音声レベルに基づいて検出してポーズマークを自動挿入し、
(b2)このポーズマーク挿入後の格納データ(入力センテンス)を、図9に示すように、それぞれのいわば自動挿入ポーズ位置がわかる形で画面表示し、
(b3)教師がこの自動挿入ポーズ位置を必要に応じて修正することにより、入力英文の翻訳学習用の最初のSTEP1(=ポーズマークが最も多い学習STEP)のポーズ位置を確定し、
(c) 教師がSTEP1のポーズマークを学習効率配慮の下でのそれぞれの優先順位にしたがって削除することにより、ポーズマーク数を順次少なくしたSTEP2,STEP3,・・最終STEPのポーズ位置を確定している。最終STEPのポーズマークは対象センテンスの終端部分のみに挿入され、エンドマークとしても作用する。
【0015】
これらの各STEPのポーズマーク(ポーズ信号)はそれぞれ教材英文の位置と対応付ける形で、当該英文とともに各種媒体などに格納される。
【0016】
したがって、このポーズマーク挿入後の教材英文を格納した媒体を用いることにより、学生(=学習者)は、英文センテンスを聞いてその訳を当該媒体などに録音するといった同時通訳の練習単位を、図2などで示すように、当該英文の構成単語の小さな結合範囲からだんだん大きくしていくことができる。
【0017】
すなわち、STEP1から最終STEPへと移行するにしたがって、英文センテンスを聞き取るときのセンテンス途中でのポーズ回数(一時停止の回数)が少なくなる。
【0018】
最終STEPの場合、英文センテンスの途中にはポーズマークが挿入されていないので、学習者は当該英文の全体を連続して聞き取った後でその訳を考えることになる。
【0019】
なお、教師の模範訳文も録音しておき、学習者が最終STEPの自訳文とこの模範訳文を聞けるようにすることもできる。
【0020】
図2は、図1の教材に対応したリモートポーズ方式の学習作業を示す説明図である。
【0021】
STEP1の学習モードでは、教材トラックの要素A,B,C,D,Eに対して、学習者は、
・先ず要素Aのみを聞いてその訳aを練習トラックに録音し、
・次に要素Bのみを聞いてその訳bを練習トラックに録音する、
といったことを要素Eまで繰り返す。その後、自分の訳のaからeまでを詰めた形で連結再生してその内容を確認する。
【0022】
STEP2の学習モードでは教材トラックの再生単位が「要素A,B」,「要素C,D」,「要素E」となり、最終STEPの学習モードでは教材のセンテンス全体が再生単位となる。
【0023】
なお、各STEPにおいて、ポーズマークの検出後のポーズ状態(学習者の訳の録音状態)の解除は、学習者の録音信号が所定時間途切れたことを検出することにより自動的に行われる。
【0024】
次のSTEPへの移行を、例えば要素Eまでの自分の訳を連結再生の終了を自動検出して行うようにするか、それとも学習者の操作に基づいて行うようにするかは任意である。
【0025】
図3は、図1の教材に対応したマニュアルポーズ方式の学習作業を示す説明図である。
【0026】
図2のそれとの違いは、学習者が訳の録音モードであるポーズ状態をボタン操作により自ら解除することである。これにより、いま聞いた要素部分の訳が最後まで続かなくてその入力が中断したときなどに次の単位の再生に移行することなどを防止できる。
【0027】
図4乃至図7はSTEP1からSTEP4の学習例を示す説明図である。
【0028】
STEP1の教材文例はその8箇所にのポーズが挿入されている。ポーズの個数はSTEP2では「5」,STEP3では「3」となり、最終STEPのSTEP4では「1」となっている。
【0029】
すなわち、
・STEP1の再生単位(=学習単位)は「Today 」から「at school 」までの8個
・STEP2の再生単位は「Today 」から「my life at school 」までの5個
・STEP3の再生単位は「Today 」から「something about my life at school 」までの3個
・STEP4の再生単位はセンテンス全体
である。
【0030】
学生は、各STEPにおいて、当該学習単位ごとの英文要素をヒアリングしてその訳を録音することを繰り返した上ですべての学習単位の訳の録音後にそれまでの訳をつなげた内容を聞き取る。
【0031】
図8は、教師側の教材作成装置を示す説明図である。
【0032】
図8において、
11は、教師の指示に基づいて英文センテンス(教材)のポーズ位置を学習用のSTEPごとに確定する教材作成手段,
11aは、後述のヘッドセット12などとの間の入出力インタフェース部,
11bは、英文センテンスの録音・再生や模範訳文の録音などの各モードを設定する動作制御部,
11cは、教師が後述のヘッドセット12(マイクロホン)から入力した英文センテンスの無音部分にポーズ信号を自動的に挿入して後述のソフトレコーダ部11fに録音する機能と、録音済みの当該英文を再生する機能を備えた英文録音・再生部,
11dは、教師が後述のヘッドセット12(マイクロホン)から入力した模範訳文(日本語)をそのまま後述のソフトレコーダ部11fに録音する模範訳文録音部,
11eは、教師が学習用の各STEPについて後述のモニタ画面13および入力手段14により設定したポーズ位置や英文終端などを後述のソフトレコーダ部11fに記録するポーズ設定部,
11fは、英文センテンス,模範訳文や、各STEPのポーズデータなどを格納(図10参照)した例えばメモリからなるソフトレコーダ部,
11gは、ソフトレコーダ部11fの格納データを学生側の教材学習装置(図12参照)のそれぞれに配信する配信制御部,
12は、教師が英文センテンスや模範訳文などを入力するためのマイクロホンと、教師がソフトレコーダ部11fの英文センテンスを聞き取る(モニタする)ためのヘッドホンとを備えたヘッドセット,
13は、ソフトレコーダ部11fに記録された英文音声の波形やポーズ位置などを画面表示するモニタ画面,
14は、マウスやキーボードなどの入力手段,
をそれぞれ示している。
【0033】
図9は、モニタ画面上でのポーズ位置の修正(確定)状態を示す説明図であり、(a)はポーズ自動挿入後の初期状態を示し、(b)は教師がマウス入力により当該初期状態を修正した「STEP1」のポーズ位置を示している。
【0034】
モニタ画面13には、(英文録音・再生部11cが)ソフトレコーダ部11fから読み出した英文の音声波形が再生時間軸で表示されている。
【0035】
また、ヘッドセット(ヘッドホン)12に英文録音・再生部11cから英文再生信号が順次供給される各タイミングと同期する形で、再生位置表示線13aが画面上を右方向に移動する。なお、この同期は、例えばソフトレコーダ部11fが出力する再生時間データ(英文センテンスのスタート部を基準としたときの再生時刻)とその時刻の英文再生データとの組み合わせによって担保される。
【0036】
そのため、教師は、ヘッドセット(ヘッドホン)12で再生英文を繰り返して聞きながらモニタ画面13の再生位置表示線13aの位置を確認することにより、自動挿入されたポーズ位置P1′,P2′,P3′・・・がそれぞれ英文センテンス上のどの箇所に対応しているかを容易に把握することができる。
【0037】
図示(a)の場合は、説明の便宜上、例えば図4の英文「Today I am going to tell you something about my life at school」に対して、英文録音・再生部11cの作用により、
・「Today 」と「I」との間(=P1′)
・「I」と「am」との間(=P2′)
・「to」と「tell」との間(=P3′)
のそれぞれにポーズが自動挿入されたことを示している。
【0038】
この自動挿入ポーズ位置は、本来の学習教材に比べ、P1′とP3′が合致し、P2′が合致していない。P2′を「am」と「going 」との間に移動させれば予定の学習教材(STEP1)となる。
【0039】
そこで、教師は、モニタ画面13でのマウス操作により、ポーズP2′を解除するとともに「am」と「going 」との間にポーズP2を設定して「STEP1」のポーズP1(=P1′),P2,P3(=P3′)を設定する。
【0040】
また、図示するのを省略しているが、P3′より後の自動挿入ポーズに対してもそれぞれの正誤を確認した上で、不要なポーズを解除し、欠落しているポーズを設定する。
【0041】
このようにして「STEP1」のポーズP1〜P7を示す各データが、それぞれ英文センテンスの対応位置を特定する形で確定される。なお、最後のポーズP7は英文のエンドデータとしても取り扱われる。
【0042】
このポーズP1〜P7は(b)に示すようにモニタ画面13に表示され、教師はこれを確認することができる。
【0043】
以後、教師は、モニタ画面13でのマウス操作により、このP1〜P7に対する所定のポーズ解除を実行して「STEP2」から「最終STEP(図4の英文の場合はSTEP4」までの各STEPのポーズを確定する。
【0044】
これらの各STEPのポーズデータは教材作成手段11に送られ、ポーズ設定部11eが当該ポーズデータをソフトレコーダ部11fに格納する。
【0045】
図10は、ソフトレコーダ部11fに格納された英文およびポーズ位置などのデータ構造例を示す説明図である。ここでは図4〜図7の各STEPの場合を示している。
【0046】
図11は、図8の教材作成装置での処理手順を示す説明図であり、その内容は次のようになっている。
(s1)教師は、入力手段14の操作により教材作成手段11を動作状態にした上で、ヘッドセット12のマイクロホンから教材英文(センテンス)およびその模範訳文を個々に入力する。この入力信号は入出力インタフェース部11aを介して英文録音・再生部11cまたは模範訳文録音部11dに選択的に送られる。
(s2)模範訳文録音部11dは、この模範訳文をソフトレコーダ部11fに録音する。
(s3)英文録音・再生部11cは、音声レベル検出機能によりこの教材英文中のポーズを自動検出して、その部分に初期ポーズ信号を挿入する。この挿入後の英文データは例えばワーク領域(図示省略)に保持される。
(s4)英文録音・再生部11cは、この挿入後の教材英文をソフトレコーダ部11fに格納する。
(s5)英文録音・再生部11cは、この格納データを読み出してヘッドセット12およびモニタ画面13に送る。
(s6)モニタ画面13は、図9(a)に示すように、教材英文の波形および(自動挿入された)初期ポーズ位置を表示する。このとき、再生位置表示線13aが、ヘッドセット12に流される英文の刻々の位置と同期する形で画面横方向に移動する。
(s7)教師は、モニタ画面13の表示内容およびヘッドセット12の出力内容に基づいて学習用の各STEPのポーズ位置(および英文エンド)を、上述のようにして確定する。この確定データは、入出力インタフェース部11aを介してポーズ設定部11eに送られる。
(s8)ポーズ設定部11eは、このポーズデータおよびエンドデータを元々の教材英文と対応付ける形でSTEPごとにソフトレコーダ部11fに格納する(図10参照)。このとき、ステップ(s4)で格納した初期ポーズ信号付きの英文を削除してもよい。
(s9)配信制御部11gは、ソフトレコーダ部11fのデータ(英文データ,各STEPのポーズデータ,模範訳文データ)を教材学習手段21のそれぞれに転送する。
【0047】
ステップ(s7)におけるポーズ設定部11eへの送付データとしては、
・モニタ画面側で保持している表示英文データにSTEP1の各ポーズデータP1〜P7を付加した形の英文データ、および残りのSTEPそれぞれのポーズデータ(STEP2はP1,P3,P4,P5,P7など)
・各STEPのポーズ位置を示すSTEPごとの時間データ(図9参照)
などを用いる。
【0048】
図12は、学生側の教材学習装置を示す説明図である。
【0049】
図12において、
21は、教材作成手段11から転送された英文教材などを用いて学生が同時通訳などの練習を行うための教材学習手段,
21aは、後述のヘッドセット22などとの間の入出力インタフェース部,
21bは、教材作成手段11から転送されるデータ(英文データ,各STEPのポーズデータ,模範訳文データ)を受けるデータ受信部,
21cは、この転送データや、学生が教材英文を聞いてそのポーズ位置で後述のヘッドセット22(マイクロホン)から入力する訳文などを格納した例えばメモリからなるソフトレコーダ部,
21dは、ソフトレコーダ部21cの英文を再生し、また、その中のポーズ(エンド)データを検出する機能を備えた英文再生部,
21eは、ソフトレコーダ部21cの訳文(教師の模範訳文および学生の練習訳文)を連結再生、すなわち再生信号のレベルを検出することにより訳文中の無録音部分をスキップしながら再生する機能を備えた訳文再生部,
21fは、学生がヘッドセット22(マイクロホン)から入力する訳文を録音し、当該入力訳文中の無音部分が所定時間以上継続することを検出する機能を備えた録音部,
21gは、学生がキーボード入力などにより指定する学習レベルに応じたSTEPの英文再生モードおよびこれに基づく訳文録音・再生モード(模範訳文については再生モードのみ)を設定する動作制御部,
21hは、教材作成手段11から転送された各STEPのポーズデータを保持したテーブル,
21jは、学生が指定する学習レベル(例えば初級レベル,中級レベル,上級レベルなど)とそれの学習開始STEPとの対応関係を保持したテーブル,
22は、マイクロホンとヘッドホンの機能を備えたヘッドセット,
23は、学生に対して学習レベル(例えば初級レベル,中級レベル,上級レベルどの段階から始めるか)やSTEP間隔(次の学習STEPへ移行するときの間隔)の初期設定をどのようにするか、などの各種事項を表示するモニタ画面,
24は、この学習レベルやSTEP間隔などを指定するマウスやキーボードなどの入力手段,
をそれぞれ示している。
【0050】
テーブル21jには、例えば、
・初級レベル−STEP1
・中級レベル−STEP2
・上級レベル−STEP3
の対応関係が保持されている。
【0051】
これによれば、学生(学習者)が入力手段24で指定するレベルに応じて、
・初級レベルの場合はSTEP1の英文再生モード、すなわちポーズP1〜P7の各挿入位置で英文再生動作を一時停止させるモードからスタートし、
・中級レベルの場合はSTEP2の英文再生モードからスタートし、
・上級レベルの場合はSTEP3の英文再生モードからスタートする、
ことになる。
【0052】
そして、例えば中級レベルおよび「STEP間隔=1」が指定された場合には、「STEP2−STEP3−・・・−最終STEP」の各モードの順に英文が再生される。
【0053】
また、初級レベルおよび「STEP間隔=2」が指定された場合には、「STEP1−STEP3−・・・−最終STEP」の各モードの順に英文が再生される。なお、図4〜図7で示した学習例の場合はSTEP5が存在しないので「STEP1−STEP3−STEP4(最終STEP)」となる。
【0054】
図13は、図12の教材学習装置での処理手順を示す説明図であり、その内容は次のようになっている。教材学習装置は動作初期状態に設定済みとする。
(s11) データ受信部21bは、教材作成手段11から転送されたデータ(英文データ,各STEPのポーズデータ,模範訳文データ)をソフトレコーダ部21cに格納する。
(s12) 学生(=学習者)は、モニタ画面23を見ながら入力手段24を操作して学習レベルおよびSTEP間隔を指定する。この指定データは入出力インタフェース部21aを介して動作制御部21gに送られる。
(s13) 動作制御部21gは、テーブル21jを参照してこの学習レベルに対応の学習開始STEPを選択する。なお、学生側からの指定データ(学習レベルおよびSTEP間隔)はワーク領域に保持される。
(s14) 動作制御部21gは、テーブル21hを参照してこの学習開始STEPまたは学習STEPの最初のポーズデータP1(今回のポーズデータ)を選択し、これを英文再生部21dに送る。また、今回のポーズデータに当該ポーズデータを設定する。
(s15) 英文再生部21dは、前回のポーズデータから今回の当該ポーズデータまでの英文範囲をソフトレコーダ部21cから読み出す。なお、今回のポーズデータがP1の場合は、センテンス始端部から当該ポーズデータまでの範囲が読出対象である。学生はこの読出内容をヘッドセット22で聞き取る。また、当該範囲の読出終了後、動作制御部21gは録音部21fを作動状態に設定する。
(s16) 学生は、聞き取った英文範囲の訳文を考えてヘッドセット22から音声入力する。この入力データは録音部21fを介してソフトレコーダ部21cにSTEPごとに録音される。
(s17) 録音部21fは、学生が音声入力する訳文データが所定時間途切れる無音部を自動検出し、すなわち訳文の音声入力が終わったことを自動検出して動作制御部21gに通知する。
(s18) 動作制御部21gは、今回のポーズデータが英文のエンドデータ(=最終ポーズデータ)であるかどうかを判断して、「Yes」の場合はステップ(s20) に進み、「No」の場合は次のステップに進む。
(s19) 動作制御部21gは、テーブル21hを参照して次のポーズデータを選択し、これを前回のポーズデータ(=これまでの今回のポーズデータ)とともに英文再生部21dに送る。また、今回のポーズデータを当該ポーズデータで更新する。この後はステップ(s15) に戻る。
(s20) 動作制御部21gは、訳文再生部21eに学生の自訳文をソフトレコーダ部21cから連結再生させる。このとき、訳文再生部21eは、図2,図3で示すように学生の自訳文の録音部分を順に詰めた形で連続再生する。
(s21) 動作制御部21gは、テーブル21hを参照して最終STEPまで学習済みかどうかを判断して、「Yes」の場合はステップ(s23) に進み、「No」の場合は次のステップに進む。
(s22) 動作制御部21gは、学生が指定したSTEP間隔に基づいて次の学習STEPを決定する。なお、単純にSTEP間隔を加算した学習STEPが存在しない場合は、次の学習STEPとして最終STEPを選択する。この後はステップ(s14) に戻る。
(s23) 動作制御部21gは、訳文再生部21eに教師の模範訳文および学生の自訳文(最終STEP)をソフトレコーダ部21cから再生させる。通常、これらの訳文はともに連続録音されているので連結再生の必要はない。
(s24) 学生は、模範訳文と自訳文とをヘッドセット22で聞き比べた上で入力手段24の操作により同じ英文教材で再学習するかどうかを指定する。「再学習する」の場合はステップ(s12) に戻り、「再学習しない」の場合は当該英文教材についての学習を終了する。
【0055】
図11および図13の各処理は、学習者の操作に関する部分を除いてプログラムの走行によって実行される。
【0056】
以上の語学学習用のプログラムを格納する記録媒体としては、
・プログラム提供者側のデータベース(DASDなどの回線先メモリ)
・各種形式の可搬型記録媒体
・コンピュータ本体部側のRAMやハードディスク
などのいずれでもよい。当該プログラムはコンピュータ本体部にローディングされてその主メモリ上で実行される。
【0057】
以上の実施の形態において各種の変更をとりえることは勿論であり、例えば次のようにしてもよい。
(a) ソフトレコーダ部21cから読み出した英文中のポーズ(エンド)データの検出処理を動作制御部21gで実行する。この場合、英文再生部21dは英文データの再生処理のみを行えばよい。ポーズ検出機能は不要となる。
(b) 教師は、図9のポーズ位置の修正・確定作業を再生位置表示線13aが出力されなくてもできる。例えば、英文の再生音声を聞きながらモニタ画面上の英文波形をみて両者の対応性を観察することによって可能である。また、いったんポーズデータを設定した記録媒体を再生してその自動停止時の再生音を確認することによっても記録済みポーズデータの正誤をチェックできる。
(c) 学習者は学習パターンについて任意に指定する、例えば同じSTEPを繰り返すこともできる。この場合、図13の処理手順のステップ(s21) の後で「同じステップを再学習する」かどうかを学習者に聞き、その返事が「再学習する」場合はステップ(s14) に戻るようにする。また、任意の再生単位のヒアリングとその訳文の録音とのペア動作を繰り返してもよい。
(e) 作成済みの英文データおよびポーズデータ(図10参照)をディスク(DVD,MD,CDなど),テープ,メモリ,ICカードなどの任意の媒体に記録し、この記録媒体に対して図13で示すような学習処理を実行してもよい。
【0058】
(付記1)学習対象言語のセンテンスと、その所定のセンテンス要素間部分を順次示すポーズデータとを記録した記録部分から、当該センテンスを、次の当該ポーズデータまでの単位で最後まで区切って再生し、学習者はこの個々の再生内容に対する訳文を順に録音していく語学学習装置において、前記センテンスを再生するセンテンス再生手段と、前記訳文を録音する訳文録音手段と、録音された訳文を再生する訳文再生手段と、少なくとも前記センテンス再生手段および前記訳文再生手段を制御することにより、前記ポーズデータの検出に基づいて前記センテンスの再生動作を停止し、これに続く前記訳文の録音終了に基づいて前記センテンスの次の再生動作を開始する、ことを前記センテンスの最後まで繰り返した上で、録音された訳文全体を再生するといった一連の動作を実行させる動作制御手段とを有する、ことを特徴とする語学学習装置。
(付記2)前記訳文録音手段は無音検出機能を備え、前記動作制御手段は、前記訳文録音手段での無音部分の検出に基づいて前記センテンスの次の再生動作を開始する、ことを特徴とする付記1記載の語学学習装置。
(付記3)前記訳文再生手段は、前記訳文全体を連結した形で連続再生する、ことを特徴とする付記1記載の語学学習装置。
(付記4)前記記録部分が、前記センテンス要素間部分の総数を異ならせた場合のそれぞれの学習レベルにおける前記ポーズデータを記録したものであり、前記動作制御手段は、ある学習レベルにおける前記一連の動作を実行させた後、次の学習レベルの前記ポーズデータに対する前記一連の動作への移行処理を実行する、ことを特徴とする付記1乃至3記載の語学学習装置。
(付記5)コンピュータ処理により、学習対象言語のセンテンスと、その所定のセンテンス要素間部分を順次示すポーズデータとを用いて、当該センテンスの訳の学習を行うためのプログラムにおいて、前記コンピュータに、前記ポーズデータの検出に基づいて前記センテンスの再生動作を停止させ、これに続く前記訳文の録音終了に基づいて前記センテンスの次の再生動作を開始させることを前記センテンスの最後まで繰り返す機能と、録音された訳文全体を再生する機能とを実現させる、ことを特徴とする語学学習用プログラム。
(付記6)前記コンピュータに、第1の前記ポーズデータに対する前記各機能を実現した後で、次の学習レベルに対応した第2の前記ポーズデータに対する前記各機能の実行へ移行する機能を実現させる、ことを特徴とする付記5記載の語学学習用プログラム。
(付記7)センテンスの訳の学習に用いられる語学学習用記録媒体において、学習対象言語のセンテンス、およびその所定のセンテンス要素間部分を順次示すポーズデータとを記録した記録領域と、学習者が、前記センテンスの次の前記ポーズデータまでの再生内容に対する訳文を順に録音していく録音領域とを備え、前記記録領域には、前記センテンス要素間部分の総数を異ならせた場合のそれぞれの学習レベルにおける前記ポーズデータが記録されている、ことを特徴とする語学学習用記録媒体。
【0059】
【発明の効果】
本発明は、このように、教材センテンスの所定の要素間部分を順次示すポーズデータを記録しておき、当該センテンスの学習の際には、当該ポーズデータの検出に基づいてセンテンスの再生動作を停止し、これに続く(学習者の)訳文の録音終了に基づいてセンテンスの次の再生動作を開始する、ことをセンテンスの最後まで繰り返した上で、録音された訳文全体を再生すると一連の動作を自動的に実行している。
【0060】
そのため、教材センテンスの「第1の要素単位のヒアリング−その訳文の録音−第2の要素単位のヒアリング−その訳文の録音−・・・−最後の要素単位のヒアリング−その訳文の録音−訳文全体の再生」を確実に行い、学習効率を高めることができる。
【0061】
また、センテンス再生時のポーズ位置を少なくしていった複数の学習ステップ(例えばSTEP1〜STEP4)を設け、学習内容を順次ステップアップさせているので、学習者の利便性を図るとともに学習効率をいっそう高めることができる。
【0062】
また、この複数の学習ステップを、学習者は自分に合った順番、例えばSTEP1−STEP3−STEP4で学習することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、教材作成作業を示す説明図である。
【図2】本発明の、図1の教材に対応した学習作業(リモートポーズ方式)を示す説明図である。
【図3】本発明の、図1の教材に対応した学習作業(マニュアルポーズ方式)を示す説明図である。
【図4】本発明の、STEP1の学習例を示す説明図である。
【図5】本発明の、STEP2の学習例を示す説明図である。
【図6】本発明の、STEP3の学習例を示す説明図である。
【図7】本発明の、STEP4(最終STEP)の学習例を示す説明図である。
【図8】本発明の、教師側の教材作成装置を示す説明図である。
【図9】本発明の、モニタ画面上でのポーズ位置の修正(確定)状態を示す説明図であり、(a)はポーズ自動挿入後の初期状態を示し、(b)は教師がマウス入力により当該初期状態を修正した「STEP1」のポーズ位置を示している。
【図10】本発明の、ソフトレコーダ部11fに格納された英文およびポーズ位置などのデータ構造例を示す説明図である。ここでは図4〜図7の各STEPの場合を示している。
【図11】本発明の、図8の教材作成装置での処理手順を示す説明図である。
【図12】本発明の、学生側の教材学習装置を示す説明図である。
【図13】本発明の、図12の教材学習装置での処理手順を示す説明図である。
【符号の説明】
11:教材作成手段
11a:入出力インタフェース部
11b:動作制御部
11c:英文録音・再生部
11d:模範訳文録音部
11e:ポーズ設定部
11f:ソフトレコーダ部
11g:配信制御部
12:ヘッドセット
13:モニタ画面
13a:再生位置表示線
14:入力手段
21:教材学習手段
21a:入出力インタフェース部
21b:データ受信部
21c:ソフトレコーダ部
21d:英文再生部
21e:訳文再生部
21f:録音部
21g:動作制御部
21h:各STEPのポーズデータを保持したテーブル
21j:学習レベルと学習開始STEPとの対応関係を保持したテーブル
22:ヘッドセット
23:モニタ画面
24:入力手段
Claims (2)
- 学習対象言語でまとまった意味内容からなる部分のセンテンスについてのあらかじめ区分けされた個々のセンテンス要素同士の間を示すポーズデータを用いることにより、当該センテンスを、単数または複数の当該センテンス要素からなる所定範囲を単位として順次再生し、学習者はこの個々の再生内容に対する訳文を順に録音していく語学学習装置において、
前記センテンスを再生するセンテンス再生手段と、
前記訳文を録音する訳文録音手段と、
録音された訳文を再生する訳文再生手段と、
学習者の学習レベルが入力される入力手段と、
複数の前記ポーズデータの中で順次の処理対象となるポーズデータを示すポーズ用データを、複数の学習レベルのそれぞれに関連させた形で保持するデータ保持部と、
前記入力手段により特定される学習レベルに応じた前記ポーズ用データを前記データ保持部から選択し、この選択ポーズ用データに係る前記ポーズデータに基づいて、前記センテンス再生手段に第1の前記所定範囲のセンテンス要素を再生させてから当該センテンス再生手段をポーズ状態に設定し、これに続く前記訳文録音手段による前記訳文の録音についての無音部の検出またはポーズ解除ボタンの操作に基づいて当該センテンス再生手段に次の第2の前記所定範囲のセンテンス要素を再生させることを、前記センテンスのエンドデータが検出されるまで繰り返し、かつ、当該エンドデータの検出に基づいて前記訳文再生手段を作動させる動作制御手段と、
を有することを特徴とする語学学習装置。 - 学習対象言語でまとまった意味内容からなる部分のセンテンスについてのあらかじめ区分けされた個々のセンテンス要素同士の間を示すポーズデータを用いることにより、当該センテンスを、単数または複数の当該センテンス要素からなる所定範囲を単位として順次再生し、学習者はこの個々の再生内容に対する訳文を順に録音していく語学学習装置に用いられるプログラムにおいて、
コンピュータに、
複数の前記ポーズデータの中で順次の処理対象となるポーズデータを示すポーズ用データを、複数の学習レベルのそれぞれに関連させた形で保持するデータ保持部から、入力手段により特定される学習レベルに応じた当該ポーズ用データを選択する機能と、
前記選択ポーズ用データに係る前記ポーズデータに基づいて、センテンス再生手段に第1の前記所定範囲のセンテンス要素を再生させてから当該センテンス再生手段をポーズ状態に設定し、これに続く訳文録音手段による前記訳文の録音についての無音部の検出またはポーズ解除ボタンの操作に基づいて当該センテンス再生手段に次の第2の前記所定範囲のセンテンス要素を再生させることを、前記センテンスのエンドデータが検出されるまで繰り返す機能と、
前記エンドデータの検出に基づいて訳文再生手段を作動させる機能と、
を実現させることを特徴とする語学学習用プログラム。
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