JPH10268750A - 二輪車のシミュレータ - Google Patents

二輪車のシミュレータ

Info

Publication number
JPH10268750A
JPH10268750A JP9310397A JP9310397A JPH10268750A JP H10268750 A JPH10268750 A JP H10268750A JP 9310397 A JP9310397 A JP 9310397A JP 9310397 A JP9310397 A JP 9310397A JP H10268750 A JPH10268750 A JP H10268750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
simulator
motorcycle
reaction force
virtual
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9310397A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Wakayama
高志 若山
Junichi Ikuta
純一 生田
Kenji Hori
憲二 堀
Junichiro Tamura
純一郎 田村
Takafumi Shirai
崇文 白井
Susumu Yamaoka
将 山岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Namco Ltd
Original Assignee
Namco Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Namco Ltd filed Critical Namco Ltd
Priority to JP9310397A priority Critical patent/JPH10268750A/ja
Publication of JPH10268750A publication Critical patent/JPH10268750A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本物の二輪車と同様の操作を可能にする二輪
車のシミュレータを提供することにある。 【解決手段】 二輪車のシミュレータであって、傾動可
能に支持される車体10と、車体10の傾斜角度を検出
するボリューム29と、回動可能に支持されるハンドル
14と、ハンドル14の切れ角を検出するボリューム1
6と、を有し、ボリューム29、16で検出された情報
に従って、仮想空間における仮想二輪車が操作されるこ
とを特徴とする。車体10を倒すこととハンドル14を
切ることの両方の操作を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二輪車のシミュレ
ータに関し、特に、入力手段に特徴を有する二輪車のシ
ミュレータに関する。
【0002】
【発明の背景】近年、体感ゲームや教習のためにシミュ
レータが広く用いられている。シミュレータは、現実の
乗り物と同じ体感をさせるものであるから、実際のもの
と同じ動きが要求される。例えば、バイクゲーム機は、
本物のバイクと同様に、バイクを倒し込むこと及びハン
ドルを切ることの両方の操作を行えることが好ましい。
【0003】しかしながら、従来のバイクゲーム機は、
バイクを倒し込むこと又はハンドルを切ることのどちら
か一方の操作だけで、仮想空間のバイクを操作するよう
になっていた。したがって、本物のバイクとは、かけ離
れた操作しか行うことができず、特に、バイクを倒しな
がら逆ハンドルを切るカウンター走行をシミュレートす
ることは不可能であった。
【0004】本発明は、この従来技術の問題を解決する
ためになされたもので、その目的は、本物の二輪車と同
様の操作を可能にする二輪車のシミュレータを提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、二輪車のシミュレータにお
いて、傾動可能に支持される車体と、該車体の傾斜角度
を検出する傾斜角検出手段と、回動可能に支持されるハ
ンドルと、該ハンドルの切れ角を検出する切れ角検出手
段と、を有し、前記傾斜角検出手段及び前記切れ角検出
手段で検出された情報に従って、仮想空間における仮想
二輪車が操作されることを特徴とする。
【0006】本発明によれば、車体を倒すこととハンド
ルを切ることの両方の操作を行うことができる。したが
って、実車と同様の操作を行うことができる。また、車
体の傾斜角度及びハンドルの切れ角のそれぞれを別個に
検出するので、それぞれの情報に応じて、仮想空間の二
輪車を走行させることができる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の二
輪車のシミュレータにおいて、前記車体を中立状態に戻
すように反力を与える車体反力手段と、前記ハンドルを
直進時の状態に戻す反力を与えるハンドル反力手段と、
を有し、前記車体反力手段及びハンドル反力手段は、前
記仮想空間における環境及び仮想二輪車の走行状態に応
じて、反力の大きさが制御されることを特徴とする。
【0008】本発明によれば、実車と同様に、車体が中
立状態に戻り、ハンドルが直進時の状態に戻るようにな
る。しかも、そのときの反力の大きさは、仮想空間にお
ける環境及び仮想二輪車の走行状態に対応しているの
で、感覚的にも実車に近い操作を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図を参照して説明する。図1は、実施形態に係るシミュ
レータの全体を示す図である。詳しくは、本実施形態
は、本発明をバイクゲーム機に適用したものである。ま
た、図2は、実施形態に係るシミュレータの正面図であ
る。図3は、実施形態に係るシミュレータの平面図であ
る。
【0010】本実施形態に係るバイクゲーム機は、ディ
スプレイ1及び車体10を含む。ディスプレイ1には、
所定の情報に従って、プレーヤPが操作するバイクや、
このバイクが走行するコースや周囲の景色等の仮想空間
が表示される。
【0011】車体10は、実際のバイクの車体を模した
もので、プレーヤPがシート12に座ってハンドル14
を回動操作できるようになっている(図3参照)。ま
た、ハンドル14の回転軸14aには、回転式抵抗器1
6が設けられており、ハンドル14の操作による回転軸
14aの回転角度を、電圧の変化として検出できるよう
になっている。さらに、ハンドル14の回転軸14aに
は、ベルト18を介して、モータ20の回転力を伝達で
きるようになっている。したがって、モータ20を駆動
することで、直進状態に戻るようにハンドル14に反力
を与えたり、振動を与えたりすることができる。
【0012】また、車体10は、図2に示すように、左
右に倒せるようになっている。すなわち、車体10は、
揺動体22に固定された揺動軸22aが、基台24に回
動自在に支持されることで、左右に揺動するようになっ
ている。揺動体22には、空気圧シリンダ26のピスト
ンロッド26aが連結されており、車体10を中立状態
に戻すように反力を与えられるようになっている。これ
に加えて、揺動軸22aには、弾性体を利用したモータ
28からも反力が与えられるようになっている。
【0013】そして、揺動軸22aにも回転式抵抗器2
9が設けられており、揺動軸22aの回転角度を検出で
きるようになっている。
【0014】さらに、揺動体22とシート12との間に
は、昇降機構30が設けられている。昇降機構30は、
空気圧による一対のアクチュエータ32が前後に並べら
れて構成され、それぞれのアクチュエータ32はシート
12を多少昇降させられるようになっている。したがっ
て、前後のアクチュエータ32を異なる方向に駆動する
か、あるいは一方のアクチュエータ32のみを駆動すれ
ば、シート12を前後すなわちピッチング方向に傾ける
ことができ、両方のアクチュエータ32を同じ方向に小
刻みに駆動すれば、シート12に振動を与えることがで
きる。
【0015】本実施形態は、上記のように構成されてお
り、以下その作用について説明する。まず、プレーヤP
は、車体10にまたがってシート12に座り、ディスプ
レイ1にゲームの開始が表示されるのを待つ。ゲームが
開始されると、ディスプレイ1には、プレーヤPが操作
する仮想バイクが走行するコースや周りの景色が表示さ
れる。プレーヤPは、コースに従って仮想バイクを操作
する。
【0016】例えば、プレーヤPは、車体10を傾ける
ことで仮想バイクをコーナーに沿って操作することがで
きる。詳しくは、車体10を傾けると回転式抵抗器29
によってその角度が検出され、検出された情報に応じた
走行状態の仮想バイク又はその仮想バイクを操作する仮
想のライダーからの光景がディスプレイ1に表示され
る。
【0017】この操作を行うときには、アクセル開度な
どに応じて、車体10には中立状態に戻ろうとする反力
が働くようになっている。したがって、旋回中の仮想バ
イクが立ち上がってくる感覚をプレーヤPに与えること
ができる。また、この反力を急になくすことで、リアタ
イヤが滑りはじめた感覚をプレーヤPに与えることがで
きる。そのときには、ハンドル14をコーナーの曲がる
方向とは逆方向に切ることで、仮想バイクの体勢を立て
直すことができる。このときには、ハンドル14の切り
角は、回転式抵抗器16によって検出される。そして、
仮想バイクは、検出された情報に応じた走行状態とな
る。
【0018】本実施形態では、ハンドル14にも反力を
与えることができるので、スピードとバンク角に応じた
切れ角を保持するように制御すれば操作感を損なわない
ようにすることができる。
【0019】また、昇降機構30を、例えばピッチング
方向にシート12を傾けるように駆動して加減速の感覚
を与えたり、振動を与えるように駆動して悪路を走行し
ている感覚を与えることができる。
【0020】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、いわゆる逆ハン・カウンター走行をシミュレートす
ることができる。また、車体10を倒したまま、反対方
向に多少ハンドル14を曲げることで、進行方向の微修
正も容易である。しかも、相克スピードとバンク角を変
えることなく、進行方向の修正も可能である。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施形態に係るシミュレータの全体を
示す図である。
【図2】図2は、実施形態に係るシミュレータの正面図
である。
【図3】図3は、実施形態に係るシミュレータの平面図
である。
【符号の説明】
10 車体 14 ハンドル 16 回転式抵抗器(切れ角検出手段) 20 モータ(車体反力手段) 26 空気圧シリンダ(車体反力手段) 29 回転式抵抗器(傾斜角検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 純一郎 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内 (72)発明者 白井 崇文 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内 (72)発明者 山岡 将 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二輪車のシミュレータにおいて、 傾動可能に支持される車体と、該車体の傾斜角度を検出
    する傾斜角検出手段と、回動可能に支持されるハンドル
    と、該ハンドルの切れ角を検出する切れ角検出手段と、
    を有し、 前記傾斜角検出手段及び前記切れ角検出手段で検出され
    た情報に従って、仮想空間における仮想二輪車が操作さ
    れることを特徴とする二輪車のシミュレータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の二輪車のシミュレータに
    おいて、 前記車体を中立状態に戻すように反力を与える車体反力
    手段と、前記ハンドルを直進時の状態に戻す反力を与え
    るハンドル反力手段と、を有し、 前記車体反力手段及びハンドル反力手段は、前記仮想空
    間における環境及び仮想二輪車の走行状態に応じて、反
    力の大きさが制御されることを特徴とする二輪車のシミ
    ュレータ。
JP9310397A 1997-03-27 1997-03-27 二輪車のシミュレータ Pending JPH10268750A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9310397A JPH10268750A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 二輪車のシミュレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9310397A JPH10268750A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 二輪車のシミュレータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10268750A true JPH10268750A (ja) 1998-10-09

Family

ID=14073198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9310397A Pending JPH10268750A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 二輪車のシミュレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10268750A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3770341B2 (ja) 仮想移動体操縦装置
JP2828956B2 (ja) シミュレーション装置のシート支持装置
JPH09220363A (ja) 乗物遊技機
JP3711300B2 (ja) ドライビングシュミレータ
JPH10247056A (ja) 回転スライド装置及びこれを用いたシミュレータ
JPH10268750A (ja) 二輪車のシミュレータ
JP3331355B2 (ja) ゲーム装置及びゲーム制御方法
JP3233797B2 (ja) シミュレータの搭乗部駆動装置
JP3271324B2 (ja) 模擬ステアリング装置
JP2005025771A5 (ja)
JPH0822336B2 (ja) オートバイゲーム機
JP3048277B2 (ja) 画像表示遊戯機
JP3561071B2 (ja) 体重移動型操舵装置及びこれを用いたゲーム装置
JPH0463720B2 (ja)
JPH08254943A (ja) 走行シミュレーション装置
JPH05277258A (ja) ビデオゲーム装置用往復動アクチエータ式ステアリング装置
JP3042988U (ja) 家庭ゲーム機用の体感ステアリング装置
JP3793325B2 (ja) 二輪車のライディングシミュレーション装置
JPS59209925A (ja) 座席揺動機構
JP2585777Y2 (ja) 揺動遊戯装置
JPH064018A (ja) 二輪車のライディングシミュレーション装置
JPH064019A (ja) 二輪車のライディングシミュレーション装置
JP2001017737A (ja) バイクゲーム機
JPH08323039A (ja) ゲーム機
JPH10340041A (ja) 二輪車のライディングシミュレーション装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20051012

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060222

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02