JPH1026836A - 電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体Info
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- JPH1026836A JPH1026836A JP18082196A JP18082196A JPH1026836A JP H1026836 A JPH1026836 A JP H1026836A JP 18082196 A JP18082196 A JP 18082196A JP 18082196 A JP18082196 A JP 18082196A JP H1026836 A JPH1026836 A JP H1026836A
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Abstract
感光体であって、前記感光層が一般式(1) および/また
は(2) : 【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は同一または異な
って、水素原子、アルキル基、アリール基またはアルコ
キシ基を示す。)で表されるキノン誘導体を含有する。
Description
ーザープリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に用い
られる電子写真感光体に関する。
該装置に用いられる光源の波長領域に感度を有する種々
の感光体が使用されている。その1つはセレンのような
無機材料を感光層に用いた無機感光体であり、他は有機
材料を感光層に用いた有機感光体(OPC)である。有
機感光体は、無機感光体に比べて製造が容易であるとと
もに、電荷輸送剤、電荷発生剤、結着樹脂等の感光体材
料の選択肢が多様で、機能設計の自由度が高いことか
ら、広範な研究が進められている。
とを同一の感光層中に分散させた単層型感光体と、電荷
発生剤を含有する電荷発生層と電荷輸送剤を含有する電
荷輸送層とを積層した積層型感光体とがあり、このうち
積層型感光体が一般的である。積層型感光体は、機械的
強度の観点から、通常、電荷発生層よりも膜厚の厚い電
荷輸送層が最外層に配置される。
ャリヤ移動度が高いことが要求されるが、キャリヤ移動
度の高い電荷輸送剤のほとんどが正孔輸送性である。こ
のため、現在実用化されている有機感光体は、最外層に
電荷輸送層を配置した負帯電型の積層型感光体となる。
しかし、負帯電型の有機感光体は、オゾンの発生量が多
い負極性コロナ放電によって帯電させる必要があり、オ
ゾンによる環境への影響や、感光体自体の劣化が問題と
なる。
輸送剤として電子輸送剤を使用することが検討されてお
り、例えば特開平1−206349号公報には、ジフェ
ノキノン誘導体を電子輸送剤として用いた電子写真感光
体が開示されている。
ノキノン誘導体は一般に結着樹脂との相溶性が乏しく、
感光層中に均一に分散されないため、電子のホッピング
距離が長くなり、とりわけ低電界での電子移動が生じに
くい。従って、ジフェノキノン誘導体自体は高いキャリ
ヤ移動度を有するものの、これを電子輸送剤として感光
体に使用した際にその特性が十分に発揮されず、感光体
の残留電位が高くなり、感度が不十分になるという問題
がある。
孔輸送剤とを併用することで、1つの感光体を正帯電型
および負帯電型の両方に使用できるという利点を有する
ものの、前記ジフェノキノン誘導体を電子輸送剤として
用いた場合には、正孔輸送剤との相互作用によって電荷
移動錯体が形成され、電子および正孔の輸送が阻害され
るという問題が生じる。
題を解決し、高感度な電子写真感光体を提供することで
ある。
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、導電性基体上
に感光層を設けた電子写真感光体であって、前記感光層
が一般式(1) および/または(2) :
一または異なって、水素原子、アルキル基、アリール基
またはアルコキシ基を示す。)で表されるキノン誘導体
を含有するときは、残留電位が低く、高い感度を有する
電子写真感光体が得られるという新たな事実を見出し、
本発明を完成するに至った。
れるキノン誘導体は、高い電子輸送能を有するととも
に、電荷発生剤で発生した電荷(電子)を引き抜く作用
が強く、電子受容性に優れている。また、分子内でのπ
電子の広がりが大きく、分子の平面性が高いことから、
従来のジフェノキノン誘導体に比べて安定性が大きく、
電荷の輸送を阻害する正孔輸送剤との相互作用が生じな
い。従って、上記キノン誘導体(1),(2) を感光層中に含
有することにより、高感度な電子写真感光体を得ること
ができる。
フタロシアニン系顔料を含有するときには、前記一般式
(1) および/または(2) で表されるキノン誘導体ととも
に、酸化還元電位が−0.8〜−1.4Vである電子受
容性化合物を含有することにより、より感度が向上した
感光体が得られる。
れるキノン誘導体において、R1 〜R4 に相当する基と
しては、水素原子のほか、例えばメチル、エチル、n−
プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、s
−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル等
の炭素数が1〜6のアルキル基;フェニル、ナフチル、
アントリル、フェナントリル、フルオレニル、ビフェニ
リル、o−テルフェニル等のアリール基;メトキシ、エ
トキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、t−ブトキ
シ、n−ペンチルオキシ、n−ヘキシルオキシ等の炭素
数が1〜6のアルコキシ基があげられる。上記例示のア
リール基およびアルコキシ基は、さらにアルキル基等が
置換してもよく、これらの基の置換位置については特に
限定されない。
ン誘導体の具体例としては、例えば下記式(1-1) 〜(1-
3) 、(2-1) 〜(2-3) で表される化合物があげられる。
ピリジン等の溶媒中にて、2,3−ジクロロ−1,4−
ナフトキノンとβ−ナフトールとを縮合させることによ
って得られる。なお、上記式(1-2),(1-3) で表されるキ
ノン誘導体は、2,3−ジクロロ−1,4−ナフトキノ
ンやβ−ナフトールが所定の置換基を有するほかは、上
記と同様にして合成できる。
ピリジン等の溶媒中に、クロラニルと2当量のβ−ナフ
トールとを加え、加熱還流して縮合させることによって
得られる。なお、上記式(2-2),(2-3) で表されるキノン
誘導体は、β−ナフトールが所定の置換基を有するほか
は、上記と同様にして合成できる。次に、本発明の電子
写真感光体について詳細に説明する。
(1) および/または(2) で表されるキノン誘導体の1種
または2種以上を電子輸送剤として含有する感光層を、
導電性基体上に設けたものである。感光層には、いわゆ
る単層型と積層型とがある。本発明の感光体は、この単
層型および積層型のいずれにも適用できる。単層型感光
体は、導電性基体上に、電子輸送剤であるキノン誘導体
(1),(2) と電荷発生剤とを含有する単一の感光層を設け
たものである。かかる単層型の感光層は、単独の構成で
正負いずれの帯電にも対応できるが、負極性コロナ放電
を用いる必要のない正帯電型で使用するのが好ましい。
単層型感光体は、層構成が簡単で生産性に優れているこ
と、感光層の被膜欠陥が発生するのを抑制できること、
層間の界面が少ないので光学的特性を向上できること等
の利点を有する。
(1),(2) を、正孔輸送性に優れた正孔輸送剤と併用した
単層型の感光体は、前述のように、キノン誘導体(1),
(2) と正孔輸送剤との相互作用が生じないため、両輸送
剤を高濃度で同一の感光層中に含有させても、電子輸送
および正孔輸送がそれぞれ効率よく行うことができ、高
感度の感光体を得ることができる。
電荷発生剤を含有する電荷発生層と、電荷輸送剤を含有
する電荷輸送層とをこの順で、あるいは逆の順で積層し
たものである。但し、電荷発生層は電荷輸送層に比べて
膜厚がごく薄いため、その保護のためには、導電性基体
上に電荷発生層を形成し、その上に電荷輸送層を形成す
るのが好ましい。
送層との形成順序と、電荷輸送層中で使用する電荷輸送
剤の種類とによって、正負いずれの帯電型となるかが選
択される。例えば、導電性基体上に電荷発生層を形成
し、その上に電荷輸送層を形成した層構成において、電
荷輸送層中の電荷輸送剤として上記キノン誘導体(1),
(2) のような電子輸送剤を使用したときは、正帯電型の
感光体になる。この場合、電荷発生層には正孔輸送剤を
含有させてもよい。一方、上記の層構成において、電荷
輸送層中の電荷輸送剤として正孔輸送剤を使用したとき
は、負帯電型の感光体になる。この場合、電荷発生層に
は電子輸送剤を含有させてもよい。
(1) および/または(2) で表されるキノン誘導体(電子
輸送剤)とともに、酸化還元電位が−0.8〜−1.4
Vである電子受容性化合物を感光層中に含有させること
により、残留電位が大きく低下して、感光体の感度がよ
り向上するという効果が得られる。上記電子受容性化合
物は、そのLUMO(Lowest Unoccupied Molecular Or
bital 、最低空軌道)のエネルギー準拠が電荷発生剤の
それよりも低いため、光照射による電荷発生剤での電子
(−)と正孔(+)とのイオン対の生成時に、電荷発生
剤から効率よく電子を引き抜く。このため、電子と正孔
の再結合によるイオン対の消失の割合が減少して、電荷
発生効率が向上する。また、上記電子受容性化合物は、
電荷発生剤から引き抜いた電子を、電子輸送剤であるキ
ノン誘導体(1),(2) に効率よく伝達する働きもする。こ
のため、キノン誘導体(1),(2) と電子受容性化合物との
併用系では、電荷発生剤からの電子の注入と輸送がスム
ーズに行われ、感光体の感度がさらに向上する。
囲内に限定されるのは、以下の理由による。すなわち、
酸化還元電位が−0.8Vよりも大きい電子受容性化合
物は、トラップ−脱トラップを繰り返しながら移動する
電子を脱トラップが不可能なレベルに落とし込み、キャ
リヤトラップを生じさせる。このキャリヤトラップは電
子輸送の妨げとなるため、感光体の感度が低下する。逆
に、酸化還元電位が−1.4Vより小さい電子受容性化
合物は、LUMOのエネルギー準位が電荷発生剤よりも
高くなり、前記イオン対の生成時に電子が電子受容性化
合物に移動しないため、電荷発生効率の向上につながら
ない。なお、電子受容性化合物の酸化還元電位は、上記
範囲内でも特に−0.85〜−1.00Vであるのが好
ましい。
電圧(V)と電流(μA)との関係から同図に示すE1
とE2 を求め、次式を用いて算出した。 酸化還元電位(V)=(E1 +E2 )/2 上記牽引電圧(V)および電流(μA)は、以下の材料
を調合した測定溶液を用い、3電極式のサイクリックボ
ルターメトリーにて測定した。
で表されるジフェノキノン誘導体、下記一般式(4) で表
されるベンゾキノン誘導体、ナフトキノン誘導体、アン
トラキノン誘導体、マロノニトリル誘導体、チオピラン
誘導体、トリニトロチオキサントン誘導体、3,4,
5,7−テトラニトロ−9−フルオレノン等のフルオレ
ノン誘導体、ジニトロアントラセン誘導体、ジニトロア
クリジン誘導体、ニトロアントアラキノン誘導体、ジニ
トロアントラキノン誘導体等の電子受容性を有する化合
物の中から、酸化還元電位が前記範囲内にある化合物を
使用できる。
RF 、RG およびRH は同一または異なって、水素原
子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、シクロア
ルキル基、アルコキシ基または置換基を有してもよいア
ミノ基を示す。) 上記例示の電子受容性化合物のなかでも、上記一般式
(3) で表されるジフェノキノン誘導体および上記一般式
(4) で表されるベンゾキノン誘導体に属し、かつ酸化還
元電位が前記範囲内にある化合物を用いるのが好まし
い。
キル基、アリール基およびアルコキシ基としては、前記
と同様な基があげられる。また、アラルキル基として
は、例えばベンジル、ベンズヒドリル、トリチル、フェ
ネチル等の基があげられる。シクロアルキル基として
は、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペン
チル、シクロヘキシル等の炭素数が3〜6の基があげら
れる。置換基を有してもよいアミノ基としては、例えば
アミノ基のほか、モノメチルアミノ、ジメチルアミノ、
モノエチルアミノ、ジエチルアミノ等の基があげられ
る。
式(3) で表されるジフェノキノン誘導体の具体例として
は、例えば下記式(3-1) で表される3,5−ジメチル−
3’,5’−ジ(t−ブチル)−4,4’−ジフェノキ
ノン(酸化還元電位−0.86V)、下記式(3-2) で表
される3,3’,5,5’−テトラ(t−ブチル)−
4,4’−ジフェノキノン(酸化還元電位−0.94
V)のほか、3,3’−ジメチル−5,5’−ジ(t−
ブチル)−4,4’−ジフェノキノン、3,5’−ジメ
チル−3’,5−ジ(t−ブチル)−4,4’−ジフェ
ノキノン等があげられる。
誘導体の具体例としては、例えば式(4-1) で表されるp
−ベンゾキノン(酸化還元電位−0.81V)、式(4-
2) で表される2,6−ジ(t−ブチル)−p−ベンゾ
キノン(酸化還元電位−1.31V)等があげられる。
単独で使用できるほか、2種以上を併用することもでき
る。次に、本発明の電子写真感光体に用いられる種々の
材料について説明する。 〈電荷発生剤〉本発明に用いられる電荷発生剤として
は、例えばセレン、セレン−テルル、セレン−ヒ素、硫
化カドミウム、アモルファスシリコン等の無機光導電材
料の粉末や、フタロシアニン系顔料、ナフタロシアニン
系顔料、ペリレン系顔料、ビスアゾ系顔料、ジチオケト
ピロロピロール系顔料、スクアライン系顔料、アゾ系顔
料、トリスアゾ系顔料、インジゴ系顔料、アズレニウム
系顔料、シアニン系顔料、アンサンスロン系顔料、トリ
フェニルメタン系顔料、スレン系顔料、トルイジン系顔
料、ピラゾリン系顔料、キナクリドン系顔料等があげら
れる。上記例示の電荷発生剤は、感光体が所望の領域に
吸収波長を有するように、単独でまたは2種以上を混合
して用いられる。
レーザーなどの光源を使用したレーザービームプリンタ
やファクシミリ等のデジタル光学系の画像形成装置に
は、700nm以上の波長領域に感度を有する感光体が
必要となるため、例えば無金属フタロシアニンやチタニ
ルフタロシアニン等のフタロシアニン系顔料が好適に用
いられる。
用した静電式複写機等のアナログ光学系の画像形成装置
には、可視領域に感度を有する感光体が必要となるた
め、例えば一般式:
って、炭素数が18以下の置換または未置換のアルキル
基、シクロアルキル基、アリール基、アルカノイル基ま
たはアラルキル基を示す。)で表されるペリレン系顔料
やビスアゾ系顔料等が好適に用いられる。なお、上記一
般式中、炭素数が18以下の置換または未置換のアルキ
ル基としては、前述の炭素数が1〜6のアルキル基に加
えて、オクチル、ノニル、デシル、ドデシル、トリデシ
ル、ペンタデシル、オクタデシル等の基があげられる。
シクロアルキル基、アリール基およびアラルキル基とし
ては、前述と同様な基があげられる。アルカノイル基と
しては、例えばホルミル、アセチル、プロピオニル、ブ
チリル、ペンタノイル、ヘキサノイル等の基があげられ
る。また、前記アルキル基、シクロアルキル基、アリー
ル基およびアラルキル基は、その任意の位置にアルキル
基などの置換基を有してもよい。
送剤としては、例えばベンジジン誘導体、フェニレンジ
アミン誘導体、ナフチレンジアミン誘導体、フェナント
リレンジアミン誘導体、2,5−ジ(4−メチルアミノ
フェニル)−1,3,4−オキサジアゾール等のオキサ
ジアゾール誘導体、9−(4−ジエチルアミノスチリ
ル)アントラセン等のスチリル誘導体、ポリビニルカル
バゾール等のカルバゾール誘導体、有機ポリシラン化合
物、1−フェニル−3−(p−ジメチルアミノフェニ
ル)ピラゾリン等のピラゾリン誘導体、ヒドラゾン誘導
体、トリフェニルアミン誘導体、インドール誘導体、オ
キサゾール誘導体、イソオキサゾール誘導体、チアゾー
ル誘導体、チアジアゾール誘導体、イミダゾール誘導
体、ピラゾール誘導体、トリアゾール誘導体等を用いる
ことができる。
は、一般式(1) または(2) で表されるキノン誘導体とと
もに種々の電子輸送剤を併用してもよい。かかる電子輸
送剤としては、例えばベンゾキノン誘導体、ジフェノキ
ノン誘導体、ナフトキノン誘導体、アントラキノン誘導
体、マロノニトリル誘導体、チオピラン誘導体、テトラ
シアノエチレン、2,4,8−トリニトロチオキサント
ン、2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン等のフ
ルオレノン誘導体、ジニトロベンゼン、ジニトロアント
ラセン、ジニトロアクリジン、ニトロアントラキノン、
ジニトロアントラキノン、無水コハク酸、無水マレイン
酸、ジブロモ無水マレイン酸等の種々の電子吸引性化合
物があげられる。
の結着樹脂は、従来より感光層に使用されている種々の
樹脂を使用することができる。例えばスチレン−ブタジ
エン共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、
スチレン−マレイン酸共重合体、アクリル共重合体、ス
チレン−アクリル酸共重合体、ポリエチレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリエチレン、ポリ塩化
ビニル、ポリプロピレン、アイオノマー、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、アルキド樹脂、ポ
リアミド、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリアリ
レート、ポリスルホン、ジアリルフタレート樹脂、ケト
ン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエーテル樹
脂、ポリエステル樹脂等の熱可塑性樹脂;シリコーン樹
脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミ
ン樹脂、その他架橋性の熱硬化性樹脂;エポキシアクリ
レート、ウレタン−アクリレート等の光硬化型樹脂等の
樹脂が使用可能である。
真特性に悪影響を与えない範囲で、従来公知の種々の添
加剤、例えば酸化防止剤、ラジカル捕捉剤、一重項クエ
ンチャー、紫外線吸収剤等の劣化防止剤、軟化剤、可塑
剤、表面改質剤、増量剤、増粘剤、分散安定剤、ワック
ス、アクセプター、ドナー等を配合することができる。
また、感光層の感度を向上させるために、例えばテルフ
ェニル、ハロナフトキノン類、アセナフチレン等の公知
の増感剤を電荷発生剤と併用してもよい。
に感光層を設けた電子写真感光体であって、前記感光層
が、フタロシアニン系顔料と、前記一般式(1) および/
または(2) で表されるキノン誘導体とともに、酸化還元
電位が−0.8〜−1.4Vである電子受容性化合物を
含有する、単一の感光層であることを特徴とするデジタ
ル光源用の単層型電子写真感光体があげられる。
電荷発生剤であるフタロシアニン系顔料から効率よく電
子を引き抜くとともに、その電子を、高い電子輸送能を
有するキノン誘導体(1),(2) に効率よく伝達する。従っ
て、上記の電子写真感光体は、従来のデジタル光源用の
単層型電子写真感光体よりも高感度である。本発明の他
の好適な例としては、導電性基体上に感光層を設けた電
子写真感光体であって、前記感光層が、フタロシアニン
系顔料を有する電荷発生層と、前記一般式(1) および/
または(2) で表されるキノン誘導体を有する電荷輸送層
とからなることを特徴とする、デジタル光源用の積層型
電子写真感光体があげられる。
するキノン誘導体(1),(2) を電荷輸送層に含有すること
から、従来のデジタル光源用の積層型感光体よりも高感
度である。さらに本発明の他の好適な例としては、導電
性基体上に感光層を設けた電子写真感光体であって、前
記感光層が、ペリレン系顔料と、前記一般式(1) および
/または(2) で表されるキノン誘導体とを含有すること
を特徴とするアナログ光源用の電子写真感光体があげら
れる。
であるペリレン系顔料、特に前記例示のペリレン系顔料
と組み合わせて用いることにより、残留電位を低下さ
せ、感光体の感度を向上させることについて大きな効果
が得られる。従って、上記電子写真感光体は、従来のア
ナログ光源用の電子写真感光体よりも高感度である。本
発明における単層型感光体は、一般式(1) および/また
は(2) で表されるキノン誘導体(電子輸送剤)、電荷発
生剤、結着樹脂、さらに必要に応じて正孔輸送剤を適当
な溶媒に溶解または分散させ、得られた塗布液を導電性
基体上に塗布し、乾燥させることで形成される。
は、結着樹脂100重量部に対して0.1〜50重量
部、好ましくは0.5〜30重量部の割合で配合すれば
よい。電子輸送剤は、結着樹脂100重量部に対して5
〜100重量部、好ましくは10〜80重量部の割合で
配合すればよい。また、正孔輸送剤は、結着樹脂100
重量部に対して5〜500重量部、好ましくは25〜2
00重量部の割合で配合すればよい。なお、電子輸送剤
と正孔輸送剤とを併用する場合において、電子輸送剤と
正孔輸送剤との総量は、結着樹脂100重量部に対して
20〜500重量部、好ましくは30〜200重量部で
あるのが適当である。単層型の感光層に電子受容性化合
物を含有させる場合は、電子受容性化合物を結着樹脂1
00重量部に対して0.1〜40重量部、好ましくは
0.5〜20重量部で配合するのが適当である。
100μm、好ましくは10〜50μmである。本発明
における積層型感光体は、まず導電性基体上に、蒸着ま
たは塗布などの手段によって、電荷発生剤を含有する電
荷発生層を形成し、次いでこの電荷発生層上に、一般式
(1) および/または(2) で表されるキノン誘導体(電子
輸送剤)と結着樹脂とを含む塗布液を塗布し、乾燥させ
て電荷輸送層を形成することによって作製される。
構成する電荷発生剤と結着樹脂とは、種々の割合で使用
することができるが、結着樹脂100重量部に対して電
荷発生剤を5〜1000重量部、好ましくは30〜50
0重量部の割合で配合するのが適当である。電荷発生層
に正孔輸送剤を含有させる場合は、正孔輸送剤の割合を
結着樹脂100重量部に対して10〜500重量部、好
ましくは50〜200重量部とするのが適当である。
脂とは、電荷の輸送を阻害しない範囲および結晶化しな
い範囲で種々の割合で使用することができるが、光照射
により電荷発生層で生じた電荷が容易に輸送できるよう
に、結着樹脂100重量部に対して、電子輸送剤を10
〜500重量部、好ましくは25〜200樹脂の割合で
配合するのが適当である。電荷輸送層に電子受容性化合
物を含有させる場合は、電子受容性化合物の割合を結着
樹脂100重量部に対して0.1〜40重量部、好まし
くは0.5〜20重量部とするのが適当である。
荷発生層が0.01〜5μm程度、好ましくは0.1〜
3μm程度であり、電荷輸送層が2〜100μm、好ま
しくは5〜50μm程度である。単層型感光体において
は、導電性基体と感光層との間に、また積層型感光体に
おいては、導電性基体と電荷発生層との間、導電性基体
と電荷輸送層との間または電荷発生層と電荷輸送層との
間に、感光体の特性を阻害しない範囲でバリア層が形成
されていてもよい。また、感光体の表面には、保護層が
形成されていてもよい。
は、導電性を有する種々の材料を使用することができ、
例えば鉄、アルミニウム、銅、スズ、白金、銀、バナジ
ウム、モリブデン、クロム、カドミウム、チタン、ニッ
ケル、パラジウム、インジウム、ステンレス鋼、真鍮等
の金属単体や、上記金属が蒸着またはラミネートされた
プラスチック材料、ヨウ化アルミニウム、酸化スズ、酸
化インジウム等で被覆されたガラス等があげられる。
置の構造に合わせて、シート状、ドラム状等のいずれで
あってもよく、基体自体が導電性を有するか、あるいは
基体の表面が導電性を有していればよい。また、導電性
基体は、使用に際して十分な機械的強度を有するものが
好ましい。前記感光層を塗布の方法により形成する場合
には、前記例示の電荷発生剤、電荷輸送剤、結着樹脂等
を適当な溶剤とともに、公知の方法、例えばロールミ
ル、ボールミル、アトライタ、ペイントシェーカーある
いは超音波分散機等を用いて分散混合して分散液を調整
し、これを公知の手段により塗布して乾燥させればよ
い。
々の有機溶剤が使用可能であり、例えばメタノール、エ
タノール、イソプロパノール、ブタノール等のアルコー
ル類;n−ヘキサン、オクタン、シクロヘキサン等の脂
肪族系炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳
香族系炭化水素、ジクロロメタン、ジクロロエタン、ク
ロロホルム、四塩化炭素、クロロベンゼン等のハロゲン
化炭化水素;ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールジメチルエーテル等のエーテ
ル類;アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノ
ン等のケトン類;酢酸エチル、酢酸メチルなどのエステ
ル類;ジメチルホルムアルデヒド、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド等があげられる。これらの溶
剤は単独でまたは2種以上を混合して用いられる。
性、感光層表面の平滑性を良くするために界面活性剤、
レベリング剤等を使用してもよい。
て説明する。 (キノン誘導体の合成) 参考例1 β−ナフトール4.32g(30ミリモル)とピリジン
15mlとを反応容器に加えて溶解させた。次いで、
2,3−ジクロロ−1,4−ナフトキノン6.81g
(30ミリモル)をピリジン15mlに溶解させて反応
容器に加え、1時間還流した。反応溶液を放冷後、吸引
ろ過を行って、橙色の固体である、前記式(1-1) で表さ
れるキノン誘導体6.2g(収率62%)を得た。
1に示す。 参考例2 β−ナフトール4.8g(33.3ミリモル)とピリジ
ン10mlとを反応容器に加えて溶解させた。次いで、
クロラニル3.0g(12.2ミリモル)をピリジン1
0mlに溶解させて反応容器に加え、1時間還流した。
反応溶液を放冷後、吸引ろ過を行って、暗赤色の固体で
ある、前記式(1-2) で表されるキノン誘導体2.3g
(収率48.6%)を得た。
2に示す。 (電子写真感光体の作製) 実施例1 電荷発生剤5重量部、正孔輸送剤50重量部、電子輸送
剤30重量部および結着樹脂(ポリカーボネート)10
0重量部を溶媒(テトラヒドロフラン)800重量部と
ともにボールミルにて50時間混合分散して、単層型感
光層用の塗布液を作製した。次いでこの塗布液を導電性
基材(アルミニウム素管)上にディップコート法にて塗
布し、100℃で60分間熱風乾燥して、感光層の膜厚
が15〜20μmの単層型感光体を製造した。
式(Pe)で表されるペリレン顔料を、正孔輸送剤には下記
式(B) で表されるベンジジン誘導体をそれぞれ使用し
た。
れるキノン誘導体を使用した。 比較例1 電子輸送剤として前記式(3-1) で表されるジフェノキノ
ン誘導体を用いたほかは、実施例1と同様にして、単層
型感光体を製造した。 比較例2 電子輸送剤を配合しなかったほかは、実施例1と同様に
して、単層型感光体を製造した。
チラール)100重量部を溶媒(テトラヒドロフラン)
2000重量部とともにボールミルにて50時間混合分
散して、電荷発生層用の塗布液を作製した。次いで、こ
の塗布液を導電性基材(アルミニウム素管)上にディッ
プコート法にて塗布し、100℃で60分間熱風乾燥し
て、膜厚1μmの電荷発生層を形成した。
樹脂(ポリカーボネート)100重量部を溶媒(トルエ
ン)800重量部とともにボールミルにて50時間混合
分散して、電荷輸送層用の塗布液を作製した。次いで、
この塗布液を上記電荷発生層上にディップコート法にて
塗布し、100℃で60分間熱風乾燥して、膜厚20μ
mの電荷発生層を形成し、積層型感光体を得た。
子輸送剤は、実施例1と同じであった。 比較例3 電子輸送剤として前記式(3-1) で表されるジフェノキノ
ン誘導体を用いたほかは、実施例2と同様にして、積層
型感光体を製造した。
剤30重量部、電子受容性化合物10重量部および結着
樹脂(ポリカーボネート)100重量部を溶媒(テトラ
ヒドロフラン)800重量部とともにボールミルにて5
0時間混合分散して、単層型感光層用の塗布液を作製し
た。次いでこの塗布液を導電性基材(アルミニウム素
管)上にディップコート法にて塗布し、100℃で60
分間熱風乾燥して、感光層の膜厚が15〜20μmの単
層型感光体を製造した。
属フタロシアニン(PcH2)を、正孔輸送剤には前記式(B)
で表されるベンジジン誘導体を、電子輸送剤には前記式
(1-1) で表されるキノン誘導体をそれぞれ使用した。ま
た、電子受容性化合物には、前記式(4-1),(4-2) で表さ
れるベンゾキノン誘導体または前記式(3-1),(3-2) で表
されるジフェノキノン誘導体を使用した。
体に代えて前記式(3-1) で表されるジフェノキノン誘導
体を使用し、さらに電子受容性化合物を配合しなかった
ほかは、実施例3と同様にして、単層型感光体を製造し
た。 比較例5 電子輸送剤および電子受容性化合物を配合しなかったほ
かは、実施例3と同様にして、単層型感光体を製造し
た。
いたほかは、実施例2と同様にして、積層型感光体を製
造した。 比較例6 電子輸送剤として前記式(3-1) で表されるジフェノキノ
ン誘導体を用いたほかは、実施例7と同様にして、積層
型感光体を製造した。
いて下記の電気特性試験(A) を行い、上記実施例1〜2
および比較例1〜3について下記の電気特性試験(B) を
行って、各感光体の電気特性を評価した。 電気特性試験(A) (デジタル光源用感光体の電気特性試
験) ジェンテック(GENTEC)社製のドラム感度試験機を用い
て感光体の表面に印加電圧を加え、その表面を+700
に帯電させた。次いで、露光光源として、ハロゲンラン
プの白色光からバンドパスフィルタを用いて取り出した
波長780nm(半値幅20nm、光強度16μW/c
m2 )の単色光を使用し、かかる単色光を感光体の表面
に照射(照射時間80ミリ秒)して露光させ、露光開始
から330ミリ秒経過した時点での表面電位を残留電位
VL (単位:V)として測定した。
の電気特性試験) 露光光源としてハロゲンランプの白色光(光強度147
μW/cm2 )を使用し、照射時間を50ミリ秒とした
ほかは、上記電気特性試験(A) と同様にして、残留電位
VL (単位:V)を測定した。なお、残留電位VL は、
その値が小さいほど感度が優れていることを示す。
た電荷発生剤、正孔輸送剤、電子輸送剤および電子受容
性化合物の種類を、電気特性の試験結果とともに表1に
示す。なお、以下の表において、電荷発生剤、正孔輸送
剤、電子輸送剤および電子受容性化合物の種類はそれぞ
れの化合物に付した番号で示す。
を用いたほかは、実施例1と同様にして単層型感光体を
製造した。 実施例9 電子輸送剤として前記式(2-1) で表されるキノン誘導体
を用いたほかは、実施例2と同様にして積層型感光体を
製造した。
を用いたほかは、実施例3〜6と同様にして単層型感光
体を製造した。 実施例14 電子輸送剤として前記式(2-1) で表されるキノン誘導体
を用いたほかは、実施例7と同様にして積層型感光体を
製造した。
験(A) を行い、上記実施例10〜14について前記電気
特性試験(B) を行って、各感光体の電気特性を評価し
た。実施例8〜14で使用した電荷発生剤、正孔輸送
剤、電子輸送剤および電子受容性化合物の種類を、電気
特性の試験結果とともに表2に示す。
として一般式(1) または(2) で表されるキノン誘導体を
用いた実施例1〜14の電子写真感光体は、対応する比
較例1〜6の感光体に比べて残留電位VL が小さく、感
度が優れている。
および/または(2) で表されるキノン誘導体を含有する
感光層を備えているため、高感度である。従って、本発
明の電子写真感光体は、静電式複写機やレーザービーム
プリンタ等の各種画像形成装置の高速化、高性能化等に
寄与するという特有の作用効果を有する。
スペクトル図である。
スペクトル図である。
の、牽引電圧(V)と電流(μA)との関係を示すグラ
フである。
Claims (3)
- 【請求項1】導電性基体上に感光層を設けた電子写真感
光体であって、前記感光層が一般式(1) および/または
(2) : 【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は同一または異な
って、水素原子、アルキル基、アリール基またはアルコ
キシ基を示す。)で表されるキノン誘導体を含有するこ
とを特徴とする電子写真感光体。 - 【請求項2】前記感光層が、フタロシアニン系顔料と、
前記一般式(1) および/または(2)で表されるキノン誘
導体とともに、酸化還元電位が−0.8〜−1.4Vで
ある電子受容性化合物を含有する請求項1記載の電子写
真感光体。 - 【請求項3】前記感光層が、ペリレン系顔料と、前記一
般式(1) および/または(2) で表されるキノン誘導体と
を含有する請求項1記載の電子写真感光体。
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---|---|---|---|
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JP18082196A JP3589796B2 (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 電子写真感光体 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6828076B2 (en) | 2000-10-26 | 2004-12-07 | Kyocera Mita Corporation | Electrophotosensitive material and method of producing the same |
CN102224148A (zh) * | 2008-09-23 | 2011-10-19 | 株式会社Lg化学 | 新型化合物、及其制备方法和使用该化合物的有机电子元件 |
CN111454276A (zh) * | 2019-01-18 | 2020-07-28 | 北京夏禾科技有限公司 | 一种有机化合物及包含其的电致发光器件 |
-
1996
- 1996-07-10 JP JP18082196A patent/JP3589796B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US9028977B2 (en) | 2008-09-23 | 2015-05-12 | Lg Chem, Ltd. | Compound, method for preparing same and organic electronic device using same |
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CN114106007B (zh) * | 2019-01-18 | 2023-08-25 | 夏禾科技(江苏)有限公司 | 一种有机化合物及包含其的电致发光器件 |
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