JPH1026712A - 高エネルギ用光コネクタ - Google Patents
高エネルギ用光コネクタInfo
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- JPH1026712A JPH1026712A JP8201251A JP20125196A JPH1026712A JP H1026712 A JPH1026712 A JP H1026712A JP 8201251 A JP8201251 A JP 8201251A JP 20125196 A JP20125196 A JP 20125196A JP H1026712 A JPH1026712 A JP H1026712A
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- G02B6/4296—Coupling light guides with opto-electronic elements coupling with sources of high radiant energy, e.g. high power lasers, high temperature light sources
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- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
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- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3833—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
- G02B6/3834—Means for centering or aligning the light guide within the ferrule
- G02B6/3843—Means for centering or aligning the light guide within the ferrule with auxiliary facilities for movably aligning or adjusting the fibre within its ferrule, e.g. measuring position or eccentricity
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- Optics & Photonics (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Abstract
先端の中心の偏心円周位置を一定とする。 【解決手段】 キーリング18を有し、このキーリング18
には、切れ目19を有する取付用円環部20、それから突設
したキー部11及び脚部21とを、有する。コネクタ本体の
フランジの位置決め凹溝に脚部21を差込んで位置決めす
る。
Description
高エネルギ用の高精度光コネクタに関する。
られる光ファイバの入射端には、レーザー装置に付設の
(レンズを内蔵した)レセプタクルに接続されるよう光
コネクタが、固着されている。
レセプタクルには、軸心孔部と雄ネジ部とキー溝を備え
た被接続円筒部が形成されると共に、これに着脱可能に
取付けられる光コネクタ側には、この被接続円筒部の軸
心孔部に挿入されるフェルール部と、上記雄ネジ部に螺
着される袋ナットと、上記キー溝に差込まれる位置決め
用キー部とが、設けられており、光コネクタ側のこの位
置決め用キー部は、フェルール部に対し円周方向位置が
一定となるよう、フェルール部に(直接又は間接に)固
定されていた。例えば、コネクタ本体の先端から突出状
にかつ一体にキー部が形成され、コネクタ本体(即ちフ
ェルール部)の軸心廻りの一定の円周方向位置にキー部
が位置する。
ザ等の高エネルギのレーザーをレセプタクル側レンズで
集光して、コネクタに挿入されてフェルールの先端面に
臨んだ光ファイバ(先端面)に、高い効率で、入射させ
るには、光ファイバと上記レンズの光軸を一致させる光
軸調整作業(光軸合わせ作業)が極めて重要である。
400μmの場合、上述の光軸調整作業にて数10μm以内
に光軸を合わせる必要があり、その精度が高ければ高い
程、高い伝送効率が達成できることとなる。
前記被接続円筒部と内蔵レンズとの相対的な軸直交平面
方向の微動によって、レセプタクルに接続されたフェル
ール内の光ファイバの光軸(軸心)と、レンズの光軸と
を、一致させる。そして、所定期間使用後に、(損傷を
受けた)光ファイバを交換する際、新しい光ファイバの
端部に取付けたコネクタについて、同様の光軸調整作業
を行う必要がある。
ては、コネクタの(固定された)キー部に対して、フェ
ルール先端に臨んだ光ファイバの軸心の偏心位置は、ば
らばらであって、全く特定されていなかったため、光フ
ァイバとコネクタの交換時毎に、面倒な上記光軸調整作
業を要した。
エネルギ用光コネクタは、軸心孔部と雄ネジ部とキー溝
を備えた被接続円筒部を有する相手部材の該被接続円筒
部に着脱可能に取付けられる高エネルギ用光コネクタに
於て、上記軸心孔部に挿入されるフェルール部と、上記
雄ネジ部に螺着される袋ナットと、上記キー溝に差込ま
れる位置決め用キー部とを、備え、該キー部を、上記フ
ェルール部の所定の円周方向位置に、有段階乃至無段階
に、変更自在に設けたものである。
環部から突設され、かつ、該円環部には位置決め脚部が
突出状に形成され、該円環部とキー部と脚部から成るキ
ーリングを備え、さらに、上記フェルール部又は該フェ
ルール部に連設されるコネクタ本体であって袋ナットの
内部に対応する部位に、凹周溝及び円周等ピッチの位置
決め用凹溝を形成して、該凹周溝に上記キーリングの円
環部を外嵌し、かつ、該凹溝に上記キーリングの位置決
め脚部を選択的に差込んで、キー部をフェルール部の所
定の円周方向位置に、有段階に変更自在としたものであ
る。
本発明を詳説する。
コネクタ1が一端に固着された光ファイバコード2、及
び、YAGレーザ等の高エネルギレーザー装置に付設の
レセプタクル3の接続部位を例示する。
る相手部材Aとしてのレセプタクル3には、レンズ4が
内蔵されると共に、外周に雄ネジ部5を有する被接続円
筒部6が突出状に設けられている。
部5)には1本のキー溝7が凹設され、この円筒部6の
軸心孔部8に、挿入されるフェルール部9と、雄ネジ部
5に螺着される袋ナット10と、上記キー溝7に差込まれ
る位置決め用キー部11とを、コネクタ1は備えている。
うに、先端にフェルール部9の基端部が圧入固着される
と共に、基端にチャック部12を有するコネクタ本体13を
有し、チャック部12の外周ネジ部にはチャックナット14
が螺進退可能に外嵌される。
が大きい径とした段付孔が軸心に沿って形成され、光フ
ァイバが挿入される極めて小径の軸心孔15を有するサフ
ァイア製等の耐熱材のキャピラリ16が、フェルール部9
の先端側から上記段付孔の段付部まで挿入されている。
このキャピラリ16の先端面は、フェルール部9の先端面
より僅かに内部に位置し、薄肉リング17にてキャピラリ
16は抜け止めされる。
ドは、外被層、ケブラ、ジャケットを夫々所定長さに切
除して、ジャケット、ケブラ、光ファイバを段階状に剥
き出して、これを図2の左方から挿入して、光ファイバ
先端部が、キャピラリ16よりも先端へ僅かに突出した位
置で、チャックナット14の締付けでコネクタ1に連結
(接続)固定される。
ール部9を、相手部材Aとしてのレセプタクル3の軸心
孔部8へ挿入しつつある途中の状態を示し、2点鎖線の
位置までフェルール部9の先端を挿入すると共にキー部
11をキー溝7に差込んで、フェルール部9と円筒部6の
円周方向位置を一定に保ち、その後、袋ナット10を雄ネ
ジ部5に螺進して、接続する。
11は、フェルール部9の所定円周方向位置に有段階に変
更自在に設けられている。即ち、キー部11は、図4に示
すようなキーリング18の一部として構成されており、こ
のキーリング18は、切れ目19を有する取付用円環部20
と、この円環部20から軸心と平行な方向(先端方向)へ
突設されたキー部11と、この円環部20から軸心と平行な
方向(基端方向)へ突設された一対の位置決め脚部21,
21とから、構成される。
は、低フランジ部22と、凹溝付きフランジ部23が並んで
形成され、両フランジ部22,23間に、凹周溝24が形成さ
れる。この両フランジ部22,23とその間の凹周溝24は、
コネクタ組立状態で、袋ナット10の内部に対応する部位
であり、この凹周溝に上記キーリング18の円環部20が巻
付状(外嵌状)に取付けられる。
──中心角度60°───にて、6個の位置決め用凹溝25
…が切欠形成され、この凹溝25にキーリング18の位置決
め脚部21,21を、中心角60°毎に変更可能として選択的
に差込んで、キー部11を、フェルール部9の所定の円周
方向位置に、中心角60°毎の有段階に変更自在に構成さ
れる。
る直前の状態を示し、取付用円環部20の塑性変形又は弾
性変形を利用して、外嵌する。この外嵌の際に、同時に
選択的に位置決め脚部21,21が位置決め用凹溝25,25に
差込まれる(係止する)。
の円周方向位置に選択的に決定(選定)するか、その方
法について説明する。図7は、図3の右方向から見た拡
大説明図であって、特に小円形にて光ファイバ先端26a
を示し、極端に誇張してその偏心量ΔE1 ,ΔE2 ,Δ
E3 を描いた図である。
ァイバ26を挿入した場合、フェルール部9の軸心孔15の
中心Oと、光ファイバ先端26aの軸心(中心Of )と
は、一致せず、例えば、拡大鏡,拡大投影器機等で観察
すると、大小さまざまな偏心量をもっていずれかの方向
へ偏心している。
キー部11が偏心している側に最も近づくようにキーリン
グ18をフェルール部9に取付ける。そのようにすれば、
光ファイバ先端26aの中心Of は、図7の(イ)又は
(ロ)のように、(キー部11を中心とする径方向線に対
して左右へ各々30°の)合計60°のエリア27(斜線にて
示した)に存在することとなる。
の中心Of とを、対応させた状態のコネクタ1を、図2
に示す如く、相手部材A(レセプタクル3)の被接続円
筒部6の軸心孔部8内へ挿入し、キー溝7にキー部11を
差込み、その後、レンズ4又は円筒部6を光軸と直交す
る平面内で微調整する等によって、光ファイバ先端26a
の光軸と、レンズ4の光軸とを、一致させる(光軸調整
作業)。これにより、レンズ4にて集光されたレーザ光
が、光ファイバ先端26aの中心Of に一致し、高効率に
て光ファイバ26内への入射が行われる。
新しい光ファイバコード(光ファイバ)と新しいコネク
タに交換する必要が生じたとき、上述の図7の(イ)又
は(ロ)のように、キー部11を中心とする中心角度60°
のエリア27内に中心Of のあるようにキー部11を変更調
整した新しい光ファイバ26とコネクタ1を、相手部材A
(レセプタクル3)の円筒部6へ挿入すれば、再度、面
倒な光軸調整作業を行う必要がない。
ァイバ26を挿入した場合に、(単体での)偏心量が20μ
mであると仮定する───図7に於て、ΔE1 ,ΔE2
又はΔE3 が20μmであると仮定する───と、図7の
(イ)と(ロ)とを比較して、その相対的偏心量は最大
で20μmに抑え得ることが判る。ところが、従来の固定
キー部のあるコネクタでは、図7の(イ)と(ハ)とを
交換する場合、相対的偏心量が20μm×2倍=40μmに
も達することが判る。従って、従来は再度の光軸調整作
業を行う必要があったのに対し、本発明に係るコネクタ
1を用いて、図7の(イ)又は(ロ)の如くキー部11と
光ファイバ中心Of とを対応させれば、約半分以下の相
対的偏心量に改善できて、再度の光軸調整作業を省略で
きる。言い換えると、YAGレーザー装置等と光ファイ
バとの結合がメンテフリーとなる。
の接続部にも応用自由である。即ち、コネクタとコネク
タとを(中間)連結部材───相手部材Aに該当する─
──を介して相互に接続する場合もある。この場合、図
7に於て説明すれば、従来のコネクタ相互の接続にあっ
ては、図7の(イ)と(ハ)とが組合わされる場合も生
じ、上述のように例えば通常の偏心量ΔE1 ,ΔE3 が
最大で20μmであるとすると、図7の(イ)と(ハ)の
偏心量の合計(ΔE1 +ΔE3 )の40μmが、最大相対
的偏心量となることが判る。ところが、本発明では、キ
ー部11がフェルール部9の円周方向に変更自在であるか
ら、図7の(イ)と(ロ)との相互の接続となり、最大
相対的偏心量はΔE1 ,ΔE2 を越えることがない(20
μm以下となる)。
示す。つまり、キーリング18は、切れ目19を有する取付
用円環部20を有することは前述の実施の形態と同様であ
るが、その円環部20の軸方向一側縁にのみ突片部30が1
本形成され、位置決め脚部21とキー部11とが、兼用され
る。
端側に凹溝付きフランジ部23を配設し、凹周溝24に円環
部20を外嵌すると共に、突片部30は図9に示すように、
択一的に位置決め用凹溝25に差込まれ、この突片部30の
基部が位置決め脚部21の機能をなし、先端へ突出状の先
端部はキー部11の機能をなす。
周等ピッチにて有段階的にキー部11を変更自在とした
が、さらに小さな円周ピッチにて変更自在とすることも
自由である。例えば、小凹凸歯をコネクタ本体13又はフ
ェルール部9の外周面に形成し、キーリング18の内周面
にはこれに対応する小凹凸歯を(内ギア式に)形成した
り、又は、この内周面に1個乃至数個の係止小突部を形
成して、微小角度の有段階的変更を可能としても良い
(図示省略)。
の取付用円環部20を、内周面にテーパ部を有する締付具
にて締付自在なチャック構造として、フェルール部の軸
心廻りに、無段階に回転位置固定可能として、キー部を
無段階変更自在に設けるも好ましいことがある。つま
り、相対的偏心量をさらに高精度に低減可能となる。な
お、図3・図8のフランジ部22,23、凹周溝24等を、フ
ェルール部9自体に形成しても良い(図示省略)。
・切断等に用いる高エネルギのYAGレーザ等を送る光
ファイバに用いられるもので、相対的偏心量を低減でき
ることにより、入射端面付近の異常発熱や部品溶融等の
事故を防止でき、伝送効率も当然に向上できて、その効
果は著大なものといえる。
大な効果を奏する。 キー部11を、光ファイバ先端26aの中心Of の偏心
位置に対応させて簡単に一定の関係位置に変更可能とな
った。これに伴って、レセプタクル3へのコネクタ・光
ファイバの交換時に、光軸調整作業が省略できる。 光ファイバ相互を接続する場合、キー部11とキー部
11が対応するようにコネクタとコネクタを接続すれば、
相対的偏心量が低減でき、高精密接続が実現できる。 (請求項2によれば、)構造が簡単であって、か
つ、光ファイバ先端26aの偏心位置に応じて、キー部11
を容易に円周方向位置に変更できる。
図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 軸心孔部と雄ネジ部とキー溝を備えた被
接続円筒部を有する相手部材の該被接続円筒部に着脱可
能に取付けられる高エネルギ用光コネクタに於て、上記
軸心孔部に挿入されるフェルール部と、上記雄ネジ部に
螺着される袋ナットと、上記キー溝に差込まれる位置決
め用キー部とを、備え、該キー部を、上記フェルール部
の所定の円周方向位置に、有段階乃至無段階に、変更自
在に設けたことを特徴とする高エネルギ用光コネクタ。 - 【請求項2】 キー部が、切れ目を有する取付用円環部
から突設され、かつ、該円環部には位置決め脚部が突出
状に形成され、該円環部とキー部と脚部から成るキーリ
ングを備え、さらに、上記フェルール部又は該フェルー
ル部に連設されるコネクタ本体であって袋ナットの内部
に対応する部位に、凹周溝及び円周等ピッチの位置決め
用凹溝を形成して、該凹周溝に上記キーリングの円環部
を外嵌し、かつ、該凹溝に上記キーリングの位置決め脚
部を選択的に差込んで、キー部をフェルール部の所定の
円周方向位置に、有段階に変更自在とした請求項1記載
の高エネルギ用光コネクタ。
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JP20125196A JP3145639B2 (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 高エネルギ用光コネクタ |
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ID=16437850
Family Applications (1)
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-
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