JP2531077Y2 - 光コネクタ装置 - Google Patents

光コネクタ装置

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JP2531077Y2
JP2531077Y2 JP1990031977U JP3197790U JP2531077Y2 JP 2531077 Y2 JP2531077 Y2 JP 2531077Y2 JP 1990031977 U JP1990031977 U JP 1990031977U JP 3197790 U JP3197790 U JP 3197790U JP 2531077 Y2 JP2531077 Y2 JP 2531077Y2
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義晴 佐々木
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、光コネクタ装置に関し特に異種コネクタ
を接続しても精度よく取り付けられる構造に関するもの
である。
【従来の技術】
光ケーブルと例えば光測定器等の光機器とを接続する
光コネクタ装置において異種又は同種の光コネクタを接
続する場合、従来、例えば第3図に示すように構成され
ている。 すなわち、第3図は、光軸を含む面を断面とする断面
図で、光機器1の光入力部の透孔2に面して受光素子3
が配置されると共に、この受光素子3の前方に集光レン
ズ4が設けられている。 また、光機器1の光入力部には、ネジ14によってスペ
ーサ13が固定されている。この場合、スペーサ13は貫通
孔を有し、その貫通孔の中心位置が受光素子3及びレン
ズ4の光軸に一致するように取り付けられている。ま
た、スペーサ13は光軸方向に凸部が形成された嵌合段部
15を有する。 また、10は光コネクタジャックを示し、取付台11とコ
ネクタジャック本体12とからなる。取付台11はスペーサ
の嵌合段部15と嵌合する貫通孔を有する。また、コネク
タジャック本体12は、後述するフェルールが挿入される
貫通孔を有すると共に、このフェルールの突き当て部18
を有する。さらに、円筒外周に後述するプラグのネジと
螺合するネジ部が形成されている。 そして、取付台11にコネクタジャック本体12がネジ16
で取り付けられる。この場合、取付台11の貫通孔の中心
位置とコネクタジャック本体12の貫通孔の中心位置とは
一致するように、例えば治具によって調整されている。
こうして、コネクタジャック本体12が取り付けられた取
付台11は、その貫通孔がスペーサ13の嵌合段部15に嵌合
させられ、ネジ17でスペーサ13を光機器1にネジ締めす
ることによってスペーサ13に固定される。 また、20は光コネクタプラグを示すが、この図におい
ては、このプラグ20が光コネクタジャック10に取り付け
られている状態にある。すなわち、プラグ本体21の先端
が、円筒状の取り付けリング22のネジ部23によりコネク
タジャック本体12の凸部に形成されたネジ部に取り付け
られている。 プラグ本体21の中心には、光ケーブル24が通されてい
るとともに、図の状態では光ケーブル24の光ファイバ25
の先端が、コネクタジャック本体12の貫通孔を通じてレ
ンズ4に対向している。 この場合、光ファイバ25の先端の周囲は、フェルール
26で覆われるとともに、このフェルール26先端及び光フ
ァイバ25の先端が、面一に研磨されている。そして、フ
ェルールの先端が、コネクタジャック本体12の突き当て
部18に、光軸方向から突き当てられて、光ファイバ25の
先端とレンズ4との距離が規正されている。 このような光コネクタ装置によれば、光ファイバ25及
びフェルール26の先端が、コネクタジャック本体の突き
当て部18に突き当てられて、その先端とレンズ4との距
離が所定値に規正され、光ファイバ25からの信号光Li
は、レンズ4により受光素子3に焦点を結び、電気信号
に変換される。 なお、光ケーブル24を同種類の他の光ケーブルと交換
するときには、リング22をまわしてプラグ20をコネクタ
ジャック10から引き抜けばよい。 異種の光コネクタを接続する場合には、コネクタジャ
ック本体12及び取付台11を、ネジ17により光機器1に取
り付けられいるスペーサ13からはずし、改めて目的とす
る規格のコネクタジャック本体12及び取り付け台11を同
様に取り付けることにより行なう。
【考案が解決しようとする課題】
上述のコネクタ装置において、異種の光コネクタを接
続する場合、光ファイバ25の先端と、レンズ4との距離
は、コネクタジャック本体12の突き当て部18とコネクタ
ジャック本体12の取付台11との接触面との厚さBと、取
付台11の厚さCとを含んでいるので、厚さB、Cのばら
つきにより、光ファイバ25の先端と、レンズ4との距離
がばらついてしまい、この結果、信号光Liが受光素子3
に正しく焦点を結ばなくなり、光/電気信号変換にロス
を生じるとともに、そのロスがばらついてしまう。 あるいは、そのロスのため、信号光Liの強度を測定す
るような場合、正しい測定ができなくなってしまう。 そして、厚さB、Cに、例えば10μmのオーダーの精
度が要求される光学系の場合、この精度を満足するよう
にばらつきを抑えることは出来ないのが現状である。 このため、上述のようなコネクタの構造の場合、上述
の精度でコネクタジャックの交換を可能にすることは、
きわめて困難である。 なお、以上は光機器の内部に受光部がある場合である。
内部に発光部品があり、これよりの出射光がレンズを介
して光ファイバ先端に集光するようにする場合にも、光
ファイバ先端位置に光軸方向のばらつき、換言すれば光
ファイバの先端と発光部との距離のばらつきがある場合
にも、光ファイバへの光結合損失が変化し、同様の問題
が生じる。 この考案は、以上のような問題を解決しようとするも
のである。
【課題を解決するための手段】
このため、この考案においては光ファイバ(25)を同
心状に覆うフェルールが挿入され、かつ、光機器の光軸
に中心が一致する貫通孔(33)を有し、プラグに適合し
た形状を備えたジャック本体(32)と、該ジャック本体
を固着するための取付台(31)と、光機器(1)の光入
出力部に設けられ、かつ、ジャック本体と取付台とから
なる光コネクタジャックの嵌合段部(43)と嵌合し、嵌
合状態においては、前記貫通孔に挿入された光ファイバ
の光軸位置と光機器内部の光学系の光軸位置とが一致す
るように形成されたスペーサ(41)とを備え、光機器に
光コネクタジャックを介して各種のプラグが接続可能な
光コネクタ装置において、 前記スペーサが前記ジャック本体の貫通孔に挿入され
た前記フェルールの先端が突き当てられる突き当て部
(45)を有することを特徴とする。
【作用】
前記のように構成したこの考案においては、光機器に
取り付けられる光コネクタジャック装着部にフェルール
突き当て部が設けられているので、異種の光コネクタを
交換するときに、光コネクタジャックを交換しても、フ
ェルール先端したがって光ファイバの先端と光機器の受
光部又は発光部との距離が所定値に規正され、光結合損
失が変化することを防止できる。
【実施例】
以下、この考案の一実施例を、前述の光測定器の光コ
ネクタ装置に適用した場合を例にとって図を参照しなが
ら説明する。 第1図及び第2図は、この考案の一実施例を示し、第
1図は光軸を含む面を断面とする断面図、第2図はコネ
クタプラグをはずした状態における正面図である。 同図で、光コネクタプラグ20は、第4図と全く同様で
あるので、その説明は省略する。 30は光コネクタジャックを示し、取付台31とコネクタ
ジャック本体32とからなる。 コネクタジャック本体32は、光コネクタプラグ20のフ
ェールール26が挿入される貫通孔33を有すると共に、プ
ラグ20のネジ部23と螺合するネジ部34を有する。しか
し、このコネクタジャック本体32は、従来と異なりフェ
ルールの突き当て部は持たない。 取付台31は、従来と同様に環状形状を有し、その貫通孔
はコネクタジャック本体32の貫通孔33の径より大とされ
る。そして、コネクタジャック本体32は、この取付第31
に調整治具を用いて互いの貫通孔の中心が一致するよう
にしてネジ53により固定される。 ネジ止めされた状態では、取付台31の貫通孔部が、後
述のスペーサ41の嵌合段部43と嵌合する嵌合段部を形成
することになる。 なお、取付第31とコネクタジャック本体32とは一体物
として構成するようにしても良い。 また、光機器1の光入力部には、ネジ51によってスペ
ーサ41が取り付けられて、光コネクタジャック30の装着
部が構成されている。 この場合、スペーサ41の中央に、入力信号光Liが通過
するための透孔35が形成されている。また、スペーサ41
は、その中央に前方に向かう凸部42を有し、これにより
取付台31の貫通孔と嵌合する嵌合段部43が形成されると
ともに、この凸部42に、さらに凸部44が形成されてい
る。この凸部44の前面が、コネクタプラグ20に対する突
き当て部45とされている。 また、スペーサ41の凸部42の周囲の嵌合段部43に、環
状の取付台31が嵌合された状態でネジ52により固定され
ている。このとき、凸部42と取付台31とは、精度の良い
嵌め合いとされ、取付台31は、信号光Liの光軸と直交す
る方向の位置が、再現性よく規正されている。 そして、この取付台31にはコネクタジャック本体32が
ネジ53により固定されているので、このコネクタジャッ
ク本体32も、信号光Liの光軸と直交する方向の位置が、
再現性よく規正されている。 このジャック本体32の貫通孔33内に光ファイバ25及び
フェルール26が挿入され、コネクタジャック本体32のネ
ジ部34に、光コネクタプラグ20のネジ部23が螺合される
ことにより、コネクタジャック本体32にプラグ20が装着
される。この際に、コネクタジャック本体32の貫通孔33
内にプラグ20の光ファイバ25及びフェルール26が挿入さ
れたとき、その先端がスペーサ41の突部44の突き当て部
45に突き当たるようにされ、フェルール先端したがって
光ファイバの先端の位置がこのスペーサ41の突き当て部
45によって位置規正されている。 このような構成によれば、同種のプラグ20は、リング
22をまわすことにより、従来と同様にして光コネクタジ
ャック30に対して着脱できる。 そして、プラグ20を接続したときには、スペーサ41の
突き当て部45によって光軸方向の位置が規正された光フ
ァイバ25の先端からの信号光Liが、スペーサ41の中央の
透孔を通じてレンズ4に供給され、さらに、受光素子3
に供給される。 一方、異種のコネクタプラグ20を接続するときには、
ネジ52により、取付台31及びコネクタジャック本体32を
取り外して該当するものに交換すればよい。 そして、このとき、光ファイバ25及びフェルール26の
先端は、スペーサ41の凸部44の前面の突き当て部45に突
き当てられているので、レンズ4との間の距離が常に一
定に規正され、信号光Liは、コネクタ交換後も受光素子
3に正しく焦点を結ぶことになる。 なお、上述において、受光素子3の代わりに発光素子
であってもよい。また、スペーサ41は設けず、光コネク
タジャック装着部は、光機器の光入力部又は光出力部に
光機器の筺体に一体的に形成しても良い。 また、以上の例では、スペーサ41の凸部42にさらに凸
部44を設け、この凸部44の前面を突き当て部45とした
が、凸部44は設けず、凸部42の前面を突き当て部として
も,あるいは凸部42に凹部を設け、その凹部の面を突き
当て部とするようにしても良い。
【考案の効果】
こうして、この考案によれば、光コネクタプラグを、
光コネクタジャックに接続したとき、そのプラグの光フ
ァイバの先端は、フェルールが光機器に固定された光コ
ネクタジャック装着部に設けられた突き当て部に突き当
てられて位置規制され、これによりレンズ等の光学系と
の距離が規正されるので、光ファイバの先端の位置はコ
ネクタ交換後も一定に定まる。したがって、たとえ異種
コネクタプラグの接続のために光コネクタジャックを交
換しても、光ファイバの先端と、受光部や発光部の光学
系との光軸方向の位置関係、すなわち、光ファイバの先
端部とレンズ等の光学系との距離が変化したり、ばらつ
くことがない。 以上のように、この考案によれば、コネクタ交換時
に、特別の治具や組み立て技術を必要とせずに、光ファ
イバの先端の光軸方向の位置を高い精度で容易に位置規
正することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の一実施例の断面図、第2図は第1図
例のコネクタプラグをはずした状態における正面図、第
3図は従来例の断面図である。 1:光機器 3:受光素子(発光素子) 4:レンズ 20:光コネクタプラグ 21:プラグ本体 22:リング 23:ネジ部 24:光ケーブル 25:光ファイバ 26:フェルール 30:光コネクタジャック 31:取付台 32:光コネクタジャック本体 33:貫通孔 41:スペーサ 42:凸部 43:嵌合段部 44:凸部 45:フェルールの突き当て部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバ(25)を同心状に覆うフェルー
    ルが挿入され、かつ、光機器の光軸に中心が一致する貫
    通孔(33)を有し、プラグに適合した形状を備えたジャ
    ック本体(32)と、該ジャック本体を固着するための取
    付台(31)と、光機器(1)の光入出力部に設けられ、
    かつ、ジャック本体と取付台とからなる光コネクタジャ
    ックの嵌合段部(43)と嵌合し、嵌合状態においては、
    前記貫通孔に挿入された光ファイバの光軸位置と光機器
    内部の光学系の光軸位置とが一致するように形成された
    スペーサ(41)とを備え、光機器に光コネクタジャック
    を介して各種のプラグが接続可能な光コネクタ装置にお
    いて、 前記スペーサが前記ジャック本体の貫通孔に挿入された
    前記フェルールの先端が突き当てられる突き当て部(4
    5)を有することを特徴とする光コネクタ装置。
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