JPH0749446Y2 - 光ファイバへの入射レーザ光の光軸調整装置 - Google Patents
光ファイバへの入射レーザ光の光軸調整装置Info
- Publication number
- JPH0749446Y2 JPH0749446Y2 JP1992055600U JP5560092U JPH0749446Y2 JP H0749446 Y2 JPH0749446 Y2 JP H0749446Y2 JP 1992055600 U JP1992055600 U JP 1992055600U JP 5560092 U JP5560092 U JP 5560092U JP H0749446 Y2 JPH0749446 Y2 JP H0749446Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- laser light
- cylindrical portion
- diameter cylindrical
- spherical
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- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、レーザ出力管等のレー
ザ光源から出射されたレーザ光をレンズ系を介して光フ
ァイバに入射させるに際し、レーザ光の光軸と光ファイ
バの端面中心とを一致させるための光軸調整装置に関す
るものである。
ザ光源から出射されたレーザ光をレンズ系を介して光フ
ァイバに入射させるに際し、レーザ光の光軸と光ファイ
バの端面中心とを一致させるための光軸調整装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】周知のように、レーザ光源
から出射されたレーザ光を光ファイバに入射させる際、
あおり調整等によってレーザ光の光軸を合わせるが、従
来より提案されているこの種装置においては、あおり調
整機構に特段の配慮がなされていないためにその光軸調
整が容易ではなくて、相当の労力と時間を要するという
問題点があった。
から出射されたレーザ光を光ファイバに入射させる際、
あおり調整等によってレーザ光の光軸を合わせるが、従
来より提案されているこの種装置においては、あおり調
整機構に特段の配慮がなされていないためにその光軸調
整が容易ではなくて、相当の労力と時間を要するという
問題点があった。
【0003】本考案の目的は、これ等の問題点をすべて
除去しょうとするにあり、あおり調整機構とXY軸調整
機構を備え、これら両機構を理想的に独特な方法で関連
させ、以って光軸調整を簡易になし得る光ファイバへの
入射レーザ光の光軸調整装置を提供することにある。
除去しょうとするにあり、あおり調整機構とXY軸調整
機構を備え、これら両機構を理想的に独特な方法で関連
させ、以って光軸調整を簡易になし得る光ファイバへの
入射レーザ光の光軸調整装置を提供することにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本考案においては、レーザ光源を装着する外側円筒
状本体と、2つの平坦面を含むフランジ部と円筒部を有
し、かつフランジ部側の開口面には球状凹面が形成さ
れ、該フランジ部が前記外側円筒状本体の内周径方向に
設けられた凹部内に可動的に挿入せられた状態で該本体
内に同軸状に配置された内側円筒体と、同心状の大径筒
部とやや小径筒部および2つの一部平坦面を含む小径筒
部を有し、かつ大径筒部と小径筒部とで形成される外周
段部には、前記球状凹面に適合する球状凸面が形成さ
れ、該球状凸面を球状凹面に適合させ、かつ小径筒部を
前記内側円筒体内に同軸状に位置して配置された光ファ
イバ接続筒と、該光ファイバ接続筒の大径筒部内にし
て、かつ前記球状凸面の中心とレンズ系中心とを合致さ
せて軸方向に可動的に設けられたレンズ系とを備え、前
記外側円筒状本体に設けられたあおり調整ねじとXY軸
調整ねじとの調整操作を介して前記レーザ光源に対する
光ファイバ接続筒のあおり調整とXY軸調整がなされ、
以って前記レーザ光源から出射されたレーザ光の光軸と
前記レンズ系を介して該レーザ光が入射せられる光ファ
イバの端面中心とが一致せられるようにされた構成を特
徴とするものである。
め、本考案においては、レーザ光源を装着する外側円筒
状本体と、2つの平坦面を含むフランジ部と円筒部を有
し、かつフランジ部側の開口面には球状凹面が形成さ
れ、該フランジ部が前記外側円筒状本体の内周径方向に
設けられた凹部内に可動的に挿入せられた状態で該本体
内に同軸状に配置された内側円筒体と、同心状の大径筒
部とやや小径筒部および2つの一部平坦面を含む小径筒
部を有し、かつ大径筒部と小径筒部とで形成される外周
段部には、前記球状凹面に適合する球状凸面が形成さ
れ、該球状凸面を球状凹面に適合させ、かつ小径筒部を
前記内側円筒体内に同軸状に位置して配置された光ファ
イバ接続筒と、該光ファイバ接続筒の大径筒部内にし
て、かつ前記球状凸面の中心とレンズ系中心とを合致さ
せて軸方向に可動的に設けられたレンズ系とを備え、前
記外側円筒状本体に設けられたあおり調整ねじとXY軸
調整ねじとの調整操作を介して前記レーザ光源に対する
光ファイバ接続筒のあおり調整とXY軸調整がなされ、
以って前記レーザ光源から出射されたレーザ光の光軸と
前記レンズ系を介して該レーザ光が入射せられる光ファ
イバの端面中心とが一致せられるようにされた構成を特
徴とするものである。
【0005】
【実施例】実施例について図面を参照し、その作用と共
に説明する。図1は縦断面図、図2は図1のA−A線に
沿った断面図、図3は図1のB−B線に沿った断面図
で、これら図において、外側円筒状本体10は、同心状
の大径部11と段部12を介しての小径部13とから成
る貫通孔14を有し、該本体10の小径部側端部にはこ
れにねじ着の取付マウント15、取付ねじ16等の部材
を介してレーザ光源17を有するレーザ光出射管18が
取り付けられている。
に説明する。図1は縦断面図、図2は図1のA−A線に
沿った断面図、図3は図1のB−B線に沿った断面図
で、これら図において、外側円筒状本体10は、同心状
の大径部11と段部12を介しての小径部13とから成
る貫通孔14を有し、該本体10の小径部側端部にはこ
れにねじ着の取付マウント15、取付ねじ16等の部材
を介してレーザ光源17を有するレーザ光出射管18が
取り付けられている。
【0006】本体10の貫通孔14には内側円筒体19
が同軸状に配置されている。該円筒体19は、図2に示
されているように、2つの平坦面21、22を有するフ
ランジ部20と円筒部23を一体に有する略倒T字形で
あって、そのフランジ部20側の開口面には球状凹面2
4を有すると共に、円筒部23の後端面にはスプリング
受部25を有している。そして、該円筒体19は、その
フランジ部20が本体10の内周段部12に係止せしめ
て設けられた縦断面円筒状の環状体26の凹部27内に
可動的にして、かつその上端面と本体大径部11の内周
面との間に間隙28を有して設けられている。環状体2
6は板バネ29によって押圧支持されると共に、該板バ
ネ29は本体大径部11のねじ孔にねじ込み固着された
押えねじ30によって支持されている。
が同軸状に配置されている。該円筒体19は、図2に示
されているように、2つの平坦面21、22を有するフ
ランジ部20と円筒部23を一体に有する略倒T字形で
あって、そのフランジ部20側の開口面には球状凹面2
4を有すると共に、円筒部23の後端面にはスプリング
受部25を有している。そして、該円筒体19は、その
フランジ部20が本体10の内周段部12に係止せしめ
て設けられた縦断面円筒状の環状体26の凹部27内に
可動的にして、かつその上端面と本体大径部11の内周
面との間に間隙28を有して設けられている。環状体2
6は板バネ29によって押圧支持されると共に、該板バ
ネ29は本体大径部11のねじ孔にねじ込み固着された
押えねじ30によって支持されている。
【0007】内側円筒体19内には光ファイバ接続筒3
1が同軸状に配置されている。該接続筒31は同心状の
大径筒部32とやや小径筒部33、図3に示されている
ように、2つの一部平坦面35、36を含む小径筒部3
4を一体に有すると共に、大径筒部32と小径筒部34
とで形成される外周段部には、内側円筒体19の球状凹
面24に適合した球状凸面37を有し、更にやや小径筒
部33の前端部外周と小径筒部34の後端部外周にはね
じ部38、39を有している。また、光ファイバ接続筒
31はやや小径筒部33から大径筒部32に亘る大径部
40と段部41を介してのやや小径部42と段部43を
介しての小径部44とから成る貫通孔45を有し、更に
やや小径部42には長孔46と前端内周面にはねじ部4
7を有している。そして、該接続筒31は、その球状凸
面37が円筒体球状凹面24に適合せられると共に、小
径筒部34が円筒体円筒部23内に同軸状に位置せられ
て設けられている。接続筒31における小径筒部34の
ねじ部39にはスプリング受ナット48がねじ着され
て、該ナット48と内側円筒体19のスプリング受部2
5との間にはスプリング49が弾装され、該スプリング
49により内側円筒体19が常時光ファイバ接続側に押
圧弾持されると共に、接続筒31が常時レーザ光源17
側に押圧弾持されて、内側円筒体19の球状凹面24と
接続筒31の球状凸面37とが常時良好なる球面接触状
態をもって保持されるようになっている。
1が同軸状に配置されている。該接続筒31は同心状の
大径筒部32とやや小径筒部33、図3に示されている
ように、2つの一部平坦面35、36を含む小径筒部3
4を一体に有すると共に、大径筒部32と小径筒部34
とで形成される外周段部には、内側円筒体19の球状凹
面24に適合した球状凸面37を有し、更にやや小径筒
部33の前端部外周と小径筒部34の後端部外周にはね
じ部38、39を有している。また、光ファイバ接続筒
31はやや小径筒部33から大径筒部32に亘る大径部
40と段部41を介してのやや小径部42と段部43を
介しての小径部44とから成る貫通孔45を有し、更に
やや小径部42には長孔46と前端内周面にはねじ部4
7を有している。そして、該接続筒31は、その球状凸
面37が円筒体球状凹面24に適合せられると共に、小
径筒部34が円筒体円筒部23内に同軸状に位置せられ
て設けられている。接続筒31における小径筒部34の
ねじ部39にはスプリング受ナット48がねじ着され
て、該ナット48と内側円筒体19のスプリング受部2
5との間にはスプリング49が弾装され、該スプリング
49により内側円筒体19が常時光ファイバ接続側に押
圧弾持されると共に、接続筒31が常時レーザ光源17
側に押圧弾持されて、内側円筒体19の球状凹面24と
接続筒31の球状凸面37とが常時良好なる球面接触状
態をもって保持されるようになっている。
【0008】光ファイバ接続筒31における大径部40
には、レンズ系50がレンズホルダ51を介し、かつそ
の中心Cを接続筒球状凸面37の中心cと一致させて設
けられると共に、レンズ系50はレンズホルダ51内に
おいて押え筒52を介して押えナット53により固定的
に支持され、更に押えナット53と接続筒31の内周段
部43との間にはスプリング54が弾装されて、該スプ
リング54によって常時レンズホルダ51は光ファイバ
接続側に押圧弾持され、バックラッシュ止めがなされて
いる。
には、レンズ系50がレンズホルダ51を介し、かつそ
の中心Cを接続筒球状凸面37の中心cと一致させて設
けられると共に、レンズ系50はレンズホルダ51内に
おいて押え筒52を介して押えナット53により固定的
に支持され、更に押えナット53と接続筒31の内周段
部43との間にはスプリング54が弾装されて、該スプ
リング54によって常時レンズホルダ51は光ファイバ
接続側に押圧弾持され、バックラッシュ止めがなされて
いる。
【0009】光ファイバ接続筒31のやや小径筒部33
の外側には中間リング55を介してピント調整リング5
6がねじ着されると共に、やや小径筒部33の外周ねじ
部38にはセットナット57がねじ着固定され、また、
中間リング55とレンズホルダ51は光ファイバ接続筒
31の長孔46を介して植設の中間リングとレンズホル
ダとの回り止めを兼ねた止めピン58によって連結さ
れ、ピント調整リング56の正、逆回転操作により中間
リング55と共にレンズホルダ51が長孔46の範囲内
において図1に示されている実線矢印方向に前後動し
て、これによりレンズ系50のピント合わせができるよ
うになっており、また、ピント調整後においては、ピン
ト調整リング56のねじ孔よりのロックねじ59の中間
リング55に対する締着によって調整状態が保持される
ようになっている。
の外側には中間リング55を介してピント調整リング5
6がねじ着されると共に、やや小径筒部33の外周ねじ
部38にはセットナット57がねじ着固定され、また、
中間リング55とレンズホルダ51は光ファイバ接続筒
31の長孔46を介して植設の中間リングとレンズホル
ダとの回り止めを兼ねた止めピン58によって連結さ
れ、ピント調整リング56の正、逆回転操作により中間
リング55と共にレンズホルダ51が長孔46の範囲内
において図1に示されている実線矢印方向に前後動し
て、これによりレンズ系50のピント合わせができるよ
うになっており、また、ピント調整後においては、ピン
ト調整リング56のねじ孔よりのロックねじ59の中間
リング55に対する締着によって調整状態が保持される
ようになっている。
【0010】図1におよび図2に示されているように、
外側円筒状本体10のねじ孔を介して内側円筒体19の
フランジ部20の平坦面21、22にそのねじ先を臨ま
せた2つのXY軸調整ねじ60、61と円周面にそのね
じ先を臨ませたバネ部ロックねじ62が設けられ、該ロ
ックねじ62をゆるめ、調整ねじ60の回転を介してそ
の先端でフランジ部平坦面21が押されて、環状体26
の凹部間隙28内で、内側円筒体19と一体的に光ファ
イバ接続筒31がY軸方向に移動調整されて、レンズ系
50が同方向に調整されると共に、調整ねじ61の回転
を介してその先端でフランジ部平坦面22が押され、同
様にレンズ系50がX軸方向に移動調整され、これら2
つの調整ねじ60、61によるレンズ系50のXY軸方
向の調整が済んだら、バネ部ロックねじ62の締着によ
り調整状態が保持されるようになっている。
外側円筒状本体10のねじ孔を介して内側円筒体19の
フランジ部20の平坦面21、22にそのねじ先を臨ま
せた2つのXY軸調整ねじ60、61と円周面にそのね
じ先を臨ませたバネ部ロックねじ62が設けられ、該ロ
ックねじ62をゆるめ、調整ねじ60の回転を介してそ
の先端でフランジ部平坦面21が押されて、環状体26
の凹部間隙28内で、内側円筒体19と一体的に光ファ
イバ接続筒31がY軸方向に移動調整されて、レンズ系
50が同方向に調整されると共に、調整ねじ61の回転
を介してその先端でフランジ部平坦面22が押され、同
様にレンズ系50がX軸方向に移動調整され、これら2
つの調整ねじ60、61によるレンズ系50のXY軸方
向の調整が済んだら、バネ部ロックねじ62の締着によ
り調整状態が保持されるようになっている。
【0011】また、図1および図3に示されているよう
に、外側円筒状本体10と内側円筒体19の円筒部23
のねじ孔を介して光ファイバ接続筒31における小径筒
部34の一部平坦面35、36にそのねじ先を臨ませた
2つのあおり調整ねじ63、64と円周面にそのねじ先
を臨ませたバネ部ロックねじ65が設けられ、該ロック
ねじ65をゆるめ、あおり調整ねじ63の回転を介して
その先端で一部平坦面35がY軸方向に押され、これと
共動して光ファイバ接続筒31はその球状凹面24と球
状凸面37との接触面を支点として時計方向に回動せら
れ、また、調整ねじ64の回転を介してその先端で一部
平坦面36がX軸方向に押され、これと共動して光ファ
イバ接続筒31はその球面接触面を支点として反時計方
向に回動せられ、これら2つの調整ねじ63、64の回
転操作によってレンズ系50のあおり調整がなされ、こ
のあおり調整状態はバネ部ロックねじ65の締着により
保持されるようになっている。
に、外側円筒状本体10と内側円筒体19の円筒部23
のねじ孔を介して光ファイバ接続筒31における小径筒
部34の一部平坦面35、36にそのねじ先を臨ませた
2つのあおり調整ねじ63、64と円周面にそのねじ先
を臨ませたバネ部ロックねじ65が設けられ、該ロック
ねじ65をゆるめ、あおり調整ねじ63の回転を介して
その先端で一部平坦面35がY軸方向に押され、これと
共動して光ファイバ接続筒31はその球状凹面24と球
状凸面37との接触面を支点として時計方向に回動せら
れ、また、調整ねじ64の回転を介してその先端で一部
平坦面36がX軸方向に押され、これと共動して光ファ
イバ接続筒31はその球面接触面を支点として反時計方
向に回動せられ、これら2つの調整ねじ63、64の回
転操作によってレンズ系50のあおり調整がなされ、こ
のあおり調整状態はバネ部ロックねじ65の締着により
保持されるようになっている。
【0012】以上の構成において、光ファイバ66は光
ファイバ接続筒31におけるやや小径部34の内周ねじ
部47にねじ着のコネクタ67を介して調整可能として
接続されると共に、該光ファイバ66の端部にはパワー
メータ68が接続される。そして、この状態からピント
ロックねじ59、バネ部ロックねじ62、65をゆる
め、XY軸調整ねじ60、61、ピントリング56、あ
おり調整ねじ63、64の調整でそれぞれパワーメータ
68の値が最大になる位置を求め、レーザ光源17の出
力ワット数とパワーメータ68のワット数が一致するよ
うに全てのねじ60、61、63、64を調整し、一致
して調整が済んだら、ロックねじ59の締着でピントリ
ング56をロックし、バネ部ロックねじ62、63の締
着で内側円筒体19、光ファイバ接続筒31をそれぞれ
ロックし、このレーザ光の光軸とレンズ系50を介して
の光ファイバ66の端面中心とが一致した状態におい
て、レーザ光源17より出射のレーザ光はレンズ系50
を通して光ファイバ66に入射される。
ファイバ接続筒31におけるやや小径部34の内周ねじ
部47にねじ着のコネクタ67を介して調整可能として
接続されると共に、該光ファイバ66の端部にはパワー
メータ68が接続される。そして、この状態からピント
ロックねじ59、バネ部ロックねじ62、65をゆる
め、XY軸調整ねじ60、61、ピントリング56、あ
おり調整ねじ63、64の調整でそれぞれパワーメータ
68の値が最大になる位置を求め、レーザ光源17の出
力ワット数とパワーメータ68のワット数が一致するよ
うに全てのねじ60、61、63、64を調整し、一致
して調整が済んだら、ロックねじ59の締着でピントリ
ング56をロックし、バネ部ロックねじ62、63の締
着で内側円筒体19、光ファイバ接続筒31をそれぞれ
ロックし、このレーザ光の光軸とレンズ系50を介して
の光ファイバ66の端面中心とが一致した状態におい
て、レーザ光源17より出射のレーザ光はレンズ系50
を通して光ファイバ66に入射される。
【0013】
【考案の効果】しかして、本考案によれば、内側円筒体
19に球状凹面24が設けられ、一方、光ファイバ接続
筒31には球状凹面24に適合した球状凸面37が設け
られて、これら球状凹面24と球状凸面37との係合状
態をもって内側円筒体19と光ファイバ接続筒31が設
けられると共に、光ファイバ接続筒31内には、そのレ
ンズ中心を球状凸面37の中心と一致させてレンズ系5
0が設けられているから、あおり調整ねじ63、64に
よるあおり調整時においては、光ファイバ接続筒31は
その球面接触により円滑に回動し、しかもぶれることな
く、簡易かつ確実にレーザ光の光軸とレンズ系50を介
しての光フアイバ66の端面中心とを一致させることが
できるものであ。
19に球状凹面24が設けられ、一方、光ファイバ接続
筒31には球状凹面24に適合した球状凸面37が設け
られて、これら球状凹面24と球状凸面37との係合状
態をもって内側円筒体19と光ファイバ接続筒31が設
けられると共に、光ファイバ接続筒31内には、そのレ
ンズ中心を球状凸面37の中心と一致させてレンズ系5
0が設けられているから、あおり調整ねじ63、64に
よるあおり調整時においては、光ファイバ接続筒31は
その球面接触により円滑に回動し、しかもぶれることな
く、簡易かつ確実にレーザ光の光軸とレンズ系50を介
しての光フアイバ66の端面中心とを一致させることが
できるものであ。
【図1】本考案に係る装置の一例での縦断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿った断面図である。
10 外側筒状本体 17 レーザ光源 19 内側円筒体 20 フランジ部 21、22 平坦面 23 円筒部 24 球状凹面 26 環状体 27 凹部 31 光ファイバ接続筒 32 大径筒部 33 やや小径筒部 34 小径筒部 35、36 一部平坦面 37 球状凸面 50 レンズ系 60、61 XY軸調整ねじ 62 バネ部ロックねじ 63、64 あおり調整ねじ 65 バネ部ロックねじ 66 光ファイバ C レンズの中心 c 球状凸面の中心
Claims (1)
- 【請求項1】 レーザ光源を装着する外側円筒状本体
と、2つの平坦面を含むフランジ部と円筒部を有し、か
つフランジ部側の開口面には球状凹面が形成され、該フ
ランジ部が前記外側円筒状本体の内周径方向に設けられ
た凹部内に可動的に挿入せられた状態で該本体内に同軸
状に配置された内側円筒体と、同心状の大径筒部とやや
小径筒部および2つの一部平坦面を含む小径筒部を有
し、かつ大径筒部と小径筒部とで形成される外周段部に
は、前記球状凹面に適合する球状凸面が形成され、該球
状凸面を球状凹面に適合させ、かつ小径筒部を前記内側
円筒体内に同軸状に位置して配置された光ファイバ接続
筒と、該光ファイバ接続筒の大径筒部内にして、かつ前
記球状凸面の中心とレンズ系中心とを合致させて軸方向
に可動的に設けられたレンズ系とを備え、前記外側円筒
状本体に設けられたあおり調整ねじとXY軸調整ねじと
の調整操作を介して前記レーザ光源に対する光ファイバ
接続筒のあおり調整とXY軸調整がなされ、以って前記
レーザ光源から出射されたレーザ光の光軸と前記レンズ
系を介して該レーザ光が入射せられる光ファイバの端面
中心とが一致せられるようにされた構成を特徴とする光
ファイバへの入射レーザ光の光軸調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992055600U JPH0749446Y2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 光ファイバへの入射レーザ光の光軸調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992055600U JPH0749446Y2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 光ファイバへの入射レーザ光の光軸調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610907U JPH0610907U (ja) | 1994-02-10 |
JPH0749446Y2 true JPH0749446Y2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=13003275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992055600U Expired - Lifetime JPH0749446Y2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 光ファイバへの入射レーザ光の光軸調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0749446Y2 (ja) |
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1992
- 1992-07-15 JP JP1992055600U patent/JPH0749446Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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