JPH10266144A - 自発光式道路鋲 - Google Patents
自発光式道路鋲Info
- Publication number
- JPH10266144A JPH10266144A JP9071010A JP7101097A JPH10266144A JP H10266144 A JPH10266144 A JP H10266144A JP 9071010 A JP9071010 A JP 9071010A JP 7101097 A JP7101097 A JP 7101097A JP H10266144 A JPH10266144 A JP H10266144A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- luminous
- road
- incident
- self
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
- Led Device Packages (AREA)
Abstract
組立てが容易であり、また小型化できる自発光式道路鋲
を提供する。 【解決手段】発光体3を透光体2の下部に水平に配置
し、透光体2には、発光体3の光軸にほぼ垂直な入射面
22を発光体3と対向して形成すると共に、光軸に対し
て傾斜する反射面23を前記入射面22の背面側に形成
し、入射面22より透光体2内に水平に入射された発光
体3の光Lを、反射面23により斜め上向きに反射させ
て透光体2の表面21に導くようにする。
Description
イン、交差点中央、横断歩道等の路面に設置され、電源
装置により発光ダイオード等の発光体を発光させて車両
運転手や歩行者に警告や視線誘導等を行い、交通事故の
防止を図る自発光式道路鋲に関するものである。
の発光体を発光させる自発光式道路鋲としては、一般に
路面より突出された四角錐台形状の鋲本体の傾斜側面に
発光窓が穿設されると共に、該発光窓内に発光ダイオー
ドが外方に向けて取り付けられ、電源装置により発光さ
れた発光ダイオードの光が直接車両運転手等に視認され
るようになされているものがある。
き自発光式道路鋲は、次のような問題があった。すなわ
ち発光ダイオードが、路面より突出された四角錐台形状
の鋲本体の傾斜側面に取付られているため、構造上、路
面から突出される鋲本体の高さは、発光ダイオードの直
径以上の高さが最低限必要であり、通常は20〜30m
m程度路面より突出することとなり、車両や歩行者に対
しては障害物となっていた。
の透光体の下部に発光ダイオードをその光軸が斜め上方
に向くように所定の角度で配置することにより、発光ダ
イオードの光が透光体を通ってその表面から斜め上向き
に出射されるようになされたものがある。この自発光式
道路鋲では発光ダイオードを透光体の下部に配置してい
るので、前者のように発光ダイオードの直径以上の高さ
を突出させる必要がなくなり、路面よりの突出を抑える
ことができる。
は、指向性の高い発光ダイオードを斜めにしかも正確な
角度で透光体の下部に配置する必要があるために、組立
てに非常に手間がかかり、また斜めに配置する分だけ発
光ダイオードの占める空間を大きくする必要があるため
に、小型化にも限度がある、等の問題点を有している。
し、路面からの突出を抑えることができると共に、組立
てが容易であり、また小型化できる自発光式道路鋲を提
供せんとするものである。
に、本発明は次のような構成としている。すなわち本発
明に係る自発光式道路鋲は、電源装置により発光された
発光体の光が、路面に埋設された鋲本体の上部に取付け
られた透光体の表面から出射されるようになされた自発
光式道路鋲であって、発光体は透光体の下部に水平に配
置され、透光体は、発光体の光軸にほぼ垂直な入射面が
発光体と対向して形成されると共に、光軸に対して傾斜
する反射面が前記入射面の背面側に形成され、入射面よ
り透光体内に水平に入射された発光体の光が、反射面に
より斜め上向きに反射されて透光体の表面に導かれるよ
うになされたことを特徴とするものである。
配置しているので、路面よりの突出を抑えることができ
る。しかも発光体は透光体の下部に水平に配置されてい
るので、発光体を斜めに配置するよりも、組立てが非常
に容易であり、また発光体の占める空間も小さくするこ
とができるために、小型化もできる。
面に基づき具体的に説明する。図1は本発明の実施の一
形態を示す平面図、図2は図1の断面図、図3は図1の
主要部の断面図、図4は本発明の実施の他の形態を示す
主要部の断面図である。
本体、2は前記鋲本体1の上部に取付けられた透光体、
3は前記透光体2の下部に水平に配置された発光体、4
は発光体3を発光させる電源装置である。
常、強度、耐蝕性及び成型性に優れたアルミニウムダイ
カスト等の金属で作製される。透光体2は、その上を車
両等が乗り上げても破損しないように、また発光体3の
光が透過されるように、耐衝撃性、耐擦傷性、耐候性等
に優れた硬質の透明ガラスやポリカーボネート、アクリ
ル樹脂等の如き透光性を有する合成樹脂等から一般に作
製されるものであって、表面21は平滑な平面状となさ
れ、鋲本体1の上部に取付られた状態で、その表面21
は路面Gとほぼ面一になるように取付けられている。
ンプ、メタルハライドランプ、陰極管、エレクトロルミ
ネッセンス等が適宜使用されるが、一般には指向性が強
く且つ高輝度の発光ダイオードが好適に使用される。ま
た発光ダイオードが使用される他の理由は、発光ダイオ
ードを発光させるに必要な電源電圧は直流30ボルト以
下の低圧であり、かかる低圧では人体への影響は少な
く、また電気設備技術基準により専門家なしで電源埋設
工事が容易且つ可能であるためである。従って直流低圧
の使用から、本形態の如く電源装置4としては太陽電池
41が一般に使用される。すなわち本形態では地中に埋
設された鋲本体1内に、透光体2の下面中央部に太陽電
池41が納められ、透光体2の表面21から入射される
昼間の太陽光線により太陽電池41に電力を発生させて
いる。そして太陽電池41下方には該太陽電池41の発
生電力を蓄える蓄電装置42、その他発光体3の発光を
制御するコントローラー43等が適宜納められ、電力が
太陽電池41から直接、または蓄電装置42から供給さ
れると共に、コントローラー43により制御されて発光
体3が点灯または点滅するようになされている。なお勿
論商用電源の使用も可能である。
説明すると、発光体3は透光体2の下部に水平に配置さ
れ、すなわち本形態では平滑な平面状の表面21と発光
体3の光軸とが並行になるように側方に向けて水平に配
置されている。一方の透光体2には前記発光体3の光軸
にほぼ垂直な入射面22が発光体3と対向して形成され
ており、発光体3の光Lがこの入射面22より透光体2
内にほぼ水平に入射されるようになされている。
面側に発光体3の光軸に対して傾斜する反射面23が形
成されており、前記の如く入射面22より透光体2内に
ほぼ水平に入射された発光体3の光Lが、この反射面2
3により斜め上向きに反射されて透光体2の表面21に
導かれるようになされている。そして透光体2の表面2
1に導かれた光Lは、さらにこの透光体2の表面21で
屈折されて所定の仰角αでこの透光体2の表面21より
出射される。
傾斜角度βは、発光体3の光Lが臨界角以上で反射面2
3に入射するような角度、すなわち発光体3の光Lが反
射面23により全反射する角度とし、透光体2内に入射
した発光体3の光Lを反射面23で洩らすことなく、効
果的に発光体3の表面21に導くようにするのが好まし
い。
2を形成する材質の屈折率とにより、透光体2の表面2
1から出射される光Lの仰角αが決定されるが、通常、
仰角αを3〜5度として出射されるようにすれば、50
m以上離れた車両運転手から見た場合の視線角度と略一
致し、効果的に視認されることから、かかる仰角αを3
〜5度として出射されるように、反射面23の傾斜角度
βを決定するのが好ましいが、特に限定されるものでは
ない。
は十字路の交差点中央等に設置されて、十字方向に発光
体3の光が出射されるように、各十字方向にそれぞれ発
光体3を水平に配置すると共に、その各発光体3に対向
して入射面22がそれぞれ透光体2に形成されるが、セ
ンターラインや横断歩道等に沿って設置される場合等
は、1方向や2方向にのみ発光体3の光が出射されるよ
うに発光体3が配置されていてもよい。なお透光体2の
各入射面22に対向して配置する発光体3の数は、一個
でもよいし、複数個を入射面22に沿って並べて配置し
てもよい。
体で形成され、鋲本体1で透光体2を強度的に保護する
と共に鋲本体1により路面Gへの取付を確実且つ容易に
しているが、強度的に可能であれば、鋲本体1と透光体
2とを前記硬質の透明ガラスやポリカーボネートやアク
リル樹脂の如き透明の合成樹脂等で一体で形成してもよ
い。
障害物とならないように、表面の突出を抑え、透光体2
の表面21は平面状となされ、路面Gとほぼ面一に埋設
されているが、車両や歩行者に対して支障のない程度に
路面Gより突出されていてもよく、また透光体2の表面
21は凸球面状等、平面状以外になされていてもよく、
また図4の如く、透光体2の表面に傾斜面24を形成し
て、その傾斜面24より光Lを下方に屈折させて出射さ
せることにより、所定の仰角αで出射されるようにして
もよい。
鋲は、発光体を透光体の下部に配置しているので、路面
よりの突出を抑えることができ、車両や歩行者に対して
障害物になることがない。しかも発光体は透光体の下部
に水平に配置されているので、発光体を斜めに配置する
よりも、組立てが非常に容易であり、また発光体の占め
る空間も小さくすることができるために、小型化もでき
る。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 電源装置により発光された発光体の光
が、路面に埋設された鋲本体の上部に取付けられた透光
体の表面から出射されるようになされた自発光式道路鋲
であって、発光体は透光体の下部に水平に配置され、透
光体は、発光体の光軸にほぼ垂直な入射面が発光体と対
向して形成されると共に、光軸に対して傾斜する反射面
が前記入射面の背面側に形成され、入射面より透光体内
に水平に入射された発光体の光が、反射面により斜め上
向きに反射されて透光体の表面に導かれるようになされ
たことを特徴とする自発光式道路鋲。 - 【請求項2】 反射面の傾斜角度は、入射面より水平に
入射された発光体の光が全反射する角度であることを特
徴とする請求項1記載の自発光式道路鋲。 - 【請求項3】 発光体の光が出射される透光体の表面は
平面状となされ、路面とほぼ面一に埋設されていること
を特徴とする請求項1または2記載の自発光式道路鋲。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07101097A JP3615641B2 (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 自発光式道路鋲 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07101097A JP3615641B2 (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 自発光式道路鋲 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10266144A true JPH10266144A (ja) | 1998-10-06 |
JP3615641B2 JP3615641B2 (ja) | 2005-02-02 |
Family
ID=13448112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07101097A Expired - Fee Related JP3615641B2 (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 自発光式道路鋲 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3615641B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6210017B1 (en) | 1999-05-28 | 2001-04-03 | Minolta Co., Ltd. | Self-emission road device for straight or curved road surface |
WO2013032143A2 (ko) * | 2011-08-30 | 2013-03-07 | 주식회사 지앤아이 | 전 방향 투사 매립형 태양광 도로 표지병 |
JP2018062756A (ja) * | 2016-10-12 | 2018-04-19 | 株式会社京三製作所 | 床面式表示器 |
JP2018062767A (ja) * | 2016-10-12 | 2018-04-19 | 株式会社京三製作所 | 面発光表示器 |
WO2023249181A1 (ko) * | 2022-06-20 | 2023-12-28 | 주식회사 지앤아이테크 | 시인성을 향상시킨 발광형 도로 표지병 |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP07101097A patent/JP3615641B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6210017B1 (en) | 1999-05-28 | 2001-04-03 | Minolta Co., Ltd. | Self-emission road device for straight or curved road surface |
WO2013032143A2 (ko) * | 2011-08-30 | 2013-03-07 | 주식회사 지앤아이 | 전 방향 투사 매립형 태양광 도로 표지병 |
WO2013032143A3 (ko) * | 2011-08-30 | 2013-04-25 | 주식회사 지앤아이 | 전 방향 투사 매립형 태양광 도로 표지병 |
KR101303313B1 (ko) * | 2011-08-30 | 2013-09-03 | 주식회사 지앤아이 | 전 방향 투사 매립형 태양광 도로 표지병 |
JP2018062756A (ja) * | 2016-10-12 | 2018-04-19 | 株式会社京三製作所 | 床面式表示器 |
JP2018062767A (ja) * | 2016-10-12 | 2018-04-19 | 株式会社京三製作所 | 面発光表示器 |
WO2023249181A1 (ko) * | 2022-06-20 | 2023-12-28 | 주식회사 지앤아이테크 | 시인성을 향상시킨 발광형 도로 표지병 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3615641B2 (ja) | 2005-02-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6210017B1 (en) | Self-emission road device for straight or curved road surface | |
JP3982174B2 (ja) | 光照射装置 | |
JP4143074B2 (ja) | 発光ダイオード | |
JPH10266144A (ja) | 自発光式道路鋲 | |
JPS6333878A (ja) | 発光ダイオ−ド構造物 | |
JP4099403B2 (ja) | 自発光視線誘導標 | |
JPH10280339A (ja) | 自発光式道路鋲 | |
JP4191618B2 (ja) | 自発光式道路鋲 | |
JPH11158825A (ja) | 自発光式道路鋲 | |
JP3256092B2 (ja) | 自発光式道路鋲 | |
JPH10317332A (ja) | 自発光式道路標識 | |
JPH10266145A (ja) | 自発光式道路鋲 | |
JP3582759B2 (ja) | 自発光式道路鋲 | |
JP3634581B2 (ja) | 自発光式道路鋲 | |
JP4087073B2 (ja) | 自発光式道路鋲 | |
JP2519650B2 (ja) | 平面自発光鋲 | |
JP2987764B2 (ja) | 自発光鋲 | |
KR102520607B1 (ko) | 중앙 전반사형 도로표지병 | |
JP2857974B2 (ja) | 道路用発光標識装置 | |
JP3665455B2 (ja) | 自発光式道路鋲 | |
KR102435282B1 (ko) | 도로 표지병에 사용되는 렌즈 | |
JP2006045939A (ja) | 発光式警告灯 | |
JPH08311829A (ja) | 交差点用自発光式道路鋲 | |
JP3013738U (ja) | 埋設式道路標識装置 | |
JP4193668B2 (ja) | ライセンスプレート照明装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040511 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040624 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041005 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041101 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071112 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081112 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091112 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |