JPH10265103A - シート巻取軸 - Google Patents
シート巻取軸Info
- Publication number
- JPH10265103A JPH10265103A JP9068376A JP6837697A JPH10265103A JP H10265103 A JPH10265103 A JP H10265103A JP 9068376 A JP9068376 A JP 9068376A JP 6837697 A JP6837697 A JP 6837697A JP H10265103 A JPH10265103 A JP H10265103A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- shaft
- winding
- collar
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H75/00—Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
- B65H75/02—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
- B65H75/18—Constructional details
- B65H75/24—Constructional details adjustable in configuration, e.g. expansible
- B65H75/242—Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages
- B65H75/246—Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages expansion caused by relative rotation around the supporting spindle or core axis
- B65H75/247—Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages expansion caused by relative rotation around the supporting spindle or core axis using rollers or rods moving relative to a wedge or cam surface
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/50—Auxiliary process performed during handling process
- B65H2301/51—Modifying a characteristic of handled material
- B65H2301/513—Modifying electric properties
- B65H2301/5133—Removing electrostatic charge
Landscapes
- Winding Of Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】広幅シートをスリットした複数の細幅シートを
巻芯で巻き取る巻取軸において、細幅の巻芯を装着可能
で、巻取中は巻芯が駆動軸に堅固に固定され、巻取終了
時には巻芯が駆動軸から解放されるようにし、各巻芯が
所定の巻取張力で巻取可能となるようにする。 【解決手段】カラー38を軸芯36の周囲を速度差を有
しながら周回可能に取り付け、カラー38の少なくとも
3箇所に設けられた開孔部46に凸没自在のエッジ50
を有する巻芯係止部材40を配置し、軸芯36の回転力
を巻芯係止部材40に伝達させて回動させ、軸芯36の
回転開始とともにエッジ50を突出して巻芯42を固定
し、軸芯36の回転停止とともにエッジ50を退没させ
て巻芯42をカラー38の拘束から解放させるようにし
た。
巻芯で巻き取る巻取軸において、細幅の巻芯を装着可能
で、巻取中は巻芯が駆動軸に堅固に固定され、巻取終了
時には巻芯が駆動軸から解放されるようにし、各巻芯が
所定の巻取張力で巻取可能となるようにする。 【解決手段】カラー38を軸芯36の周囲を速度差を有
しながら周回可能に取り付け、カラー38の少なくとも
3箇所に設けられた開孔部46に凸没自在のエッジ50
を有する巻芯係止部材40を配置し、軸芯36の回転力
を巻芯係止部材40に伝達させて回動させ、軸芯36の
回転開始とともにエッジ50を突出して巻芯42を固定
し、軸芯36の回転停止とともにエッジ50を退没させ
て巻芯42をカラー38の拘束から解放させるようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻芯を巻取軸に装
着してシートを巻取るシート巻取軸に関する。
着してシートを巻取るシート巻取軸に関する。
【0002】
【従来の技術】スリッター巻取機は、紙やプラスチック
フィルム等の広幅シートを縦にスリットして、スリット
された細幅シートを2本の巻取軸に振り分けて各細幅シ
ート毎に巻き取る装置である。このような巻取装置にお
ける巻取軸は、多数の巻芯(通常は紙管)を巻取軸に装
着し、その上に細幅シートを巻取り巻芯ごと抜き取る作
業を繰り返すものである。したがって、巻芯を装着した
り、抜き取ったりするときは巻芯は巻取軸に対してフリ
ーであり、巻取中は巻芯は巻取軸に固定されていなけれ
ばならない。
フィルム等の広幅シートを縦にスリットして、スリット
された細幅シートを2本の巻取軸に振り分けて各細幅シ
ート毎に巻き取る装置である。このような巻取装置にお
ける巻取軸は、多数の巻芯(通常は紙管)を巻取軸に装
着し、その上に細幅シートを巻取り巻芯ごと抜き取る作
業を繰り返すものである。したがって、巻芯を装着した
り、抜き取ったりするときは巻芯は巻取軸に対してフリ
ーであり、巻取中は巻芯は巻取軸に固定されていなけれ
ばならない。
【0003】従来の巻芯装着方法としては、巻取軸の外
周に装着した巻芯を両端部から押圧して巻取軸に固定し
て組込み、一回の巻取終了後は巻取軸を解体して巻芯ご
と抜き取る方法があるが、作業に手間取るなど作業性が
劣るという問題もあった。また、各巻芯の隣接面を摩擦
伝動面とし、次々と隣接伝動するようにして各巻芯に速
度差を付して巻取張力を調整したものがあるが、この方
法では、軸端部と中央部では巻取力が異なるなどの欠点
があった。
周に装着した巻芯を両端部から押圧して巻取軸に固定し
て組込み、一回の巻取終了後は巻取軸を解体して巻芯ご
と抜き取る方法があるが、作業に手間取るなど作業性が
劣るという問題もあった。また、各巻芯の隣接面を摩擦
伝動面とし、次々と隣接伝動するようにして各巻芯に速
度差を付して巻取張力を調整したものがあるが、この方
法では、軸端部と中央部では巻取力が異なるなどの欠点
があった。
【0004】他の方法としては、巻取軸に設けられた多
数のカラーの周面に凹陥部を設け、凹陥部に鋼球または
小ローラを配置して、カラーとカラーに装着された巻芯
とが相対回転すると、鋼球または小ローラが摩擦力によ
り移動し巻芯を固定または解放する方法なども開示され
ている。(特開昭57ー175646号公報、特開昭5
8ー6863号公報)しかしながら、これらの方法では
巻芯の着脱の際に鋼球または小ローラが脱落しないよう
な複雑な機構が必要であり、満足できるものではなかっ
た。
数のカラーの周面に凹陥部を設け、凹陥部に鋼球または
小ローラを配置して、カラーとカラーに装着された巻芯
とが相対回転すると、鋼球または小ローラが摩擦力によ
り移動し巻芯を固定または解放する方法なども開示され
ている。(特開昭57ー175646号公報、特開昭5
8ー6863号公報)しかしながら、これらの方法では
巻芯の着脱の際に鋼球または小ローラが脱落しないよう
な複雑な機構が必要であり、満足できるものではなかっ
た。
【0005】また、巻取軸の軸芯部を中空にし、そこに
エア供給孔を設け、軸芯の径方向に設けられたピストン
状部材または膨張材を巻芯内面の押し付けて巻芯を固定
する方法も示されている。(特開昭58ー11454号
公報)この形式はシリンダを設けるために構造的にある
程度の大きさを必要とするので30mm幅以下の細幅シ
ートに対応する巻芯を用いる構造は取り難いなどの問題
もあり、また、エア圧が限定されるためにピストン部材
と巻芯内面との摩擦駆動力があまり大きくとれないため
厚物シートなどでは充分な巻取駆動力が得られないなど
の不都合もあった。
エア供給孔を設け、軸芯の径方向に設けられたピストン
状部材または膨張材を巻芯内面の押し付けて巻芯を固定
する方法も示されている。(特開昭58ー11454号
公報)この形式はシリンダを設けるために構造的にある
程度の大きさを必要とするので30mm幅以下の細幅シ
ートに対応する巻芯を用いる構造は取り難いなどの問題
もあり、また、エア圧が限定されるためにピストン部材
と巻芯内面との摩擦駆動力があまり大きくとれないため
厚物シートなどでは充分な巻取駆動力が得られないなど
の不都合もあった。
【0006】さらに、このような共通の巻取軸で多数の
細幅シートを巻取るとき、原反側から繰り出されてくる
広幅シートの幅方向の厚みが製造上の厚みムラなどから
一定でないため、細幅シート毎の巻取径が異なり、その
結果各細幅シートごとの巻取張力が異なってくるという
問題もある。
細幅シートを巻取るとき、原反側から繰り出されてくる
広幅シートの幅方向の厚みが製造上の厚みムラなどから
一定でないため、細幅シート毎の巻取径が異なり、その
結果各細幅シートごとの巻取張力が異なってくるという
問題もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
技術的に解決するために、巻芯を巻取軸に装着してシー
トを巻取る巻取装置において、細幅の巻芯を装着可能
で、巻取中は巻芯が駆動軸に堅固に固定され、巻取終了
時には巻芯が駆動軸から解放される着脱容易な構造を有
するとともに、各巻芯が所定の巻取張力で巻取可能なシ
ート巻取軸を提供することを目的とする。
技術的に解決するために、巻芯を巻取軸に装着してシー
トを巻取る巻取装置において、細幅の巻芯を装着可能
で、巻取中は巻芯が駆動軸に堅固に固定され、巻取終了
時には巻芯が駆動軸から解放される着脱容易な構造を有
するとともに、各巻芯が所定の巻取張力で巻取可能なシ
ート巻取軸を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明は、巻芯
を巻取軸に装着してシートを巻取る巻取装置において、
軸芯と、該軸芯に装着され軸方向に並んで配置された複
数のカラーとを備え、各カラーが軸芯の周囲を速度差を
有しながら周回可能に取り付けられ、各カラーにおける
周方向の少なくとも3箇所に設けられた開孔部に凸没自
在のエッジを有する巻芯係止部材が配置されていること
を特徴とするシート巻取軸を要旨とする。また、本願の
第2発明は、巻芯を巻取軸に装着してシートを巻取る巻
取装置において、軸芯と、該軸芯の周囲を周回可能に取
り付けられたカラーとを備え、該カラーの少なくとも3
箇所に設けられた開孔部に凸没自在のエッジを有する巻
芯係止部材が配置されて、該軸芯側に設けられた駆動側
ギヤと巻芯係止部材に設けられた従動側ギヤが噛合して
軸芯から巻芯係止部材側へと回転力が伝達可能となさ
れ、前記巻芯係止部材は、軸芯と直角方向に回動自在に
してカラーに支持され、回転力の伝達により傾斜する前
記巻芯形成部材に対して前記エッヂを没しさせる方向に
付勢力を付与するスプリング部材を備え、軸芯の回転開
始時に噛合関係にある上記駆動側ギヤと従動側ギヤとを
介して伝達された回転力により巻芯係止部材のエッジが
突出し、軸芯の回転停止時に上記スプリング部材の付勢
力により巻芯係止部材のエッジが退没する構成としたこ
とを特徴とするシート巻取軸を要旨とするものである。
を巻取軸に装着してシートを巻取る巻取装置において、
軸芯と、該軸芯に装着され軸方向に並んで配置された複
数のカラーとを備え、各カラーが軸芯の周囲を速度差を
有しながら周回可能に取り付けられ、各カラーにおける
周方向の少なくとも3箇所に設けられた開孔部に凸没自
在のエッジを有する巻芯係止部材が配置されていること
を特徴とするシート巻取軸を要旨とする。また、本願の
第2発明は、巻芯を巻取軸に装着してシートを巻取る巻
取装置において、軸芯と、該軸芯の周囲を周回可能に取
り付けられたカラーとを備え、該カラーの少なくとも3
箇所に設けられた開孔部に凸没自在のエッジを有する巻
芯係止部材が配置されて、該軸芯側に設けられた駆動側
ギヤと巻芯係止部材に設けられた従動側ギヤが噛合して
軸芯から巻芯係止部材側へと回転力が伝達可能となさ
れ、前記巻芯係止部材は、軸芯と直角方向に回動自在に
してカラーに支持され、回転力の伝達により傾斜する前
記巻芯形成部材に対して前記エッヂを没しさせる方向に
付勢力を付与するスプリング部材を備え、軸芯の回転開
始時に噛合関係にある上記駆動側ギヤと従動側ギヤとを
介して伝達された回転力により巻芯係止部材のエッジが
突出し、軸芯の回転停止時に上記スプリング部材の付勢
力により巻芯係止部材のエッジが退没する構成としたこ
とを特徴とするシート巻取軸を要旨とするものである。
【0009】上記発明にあっては、上記軸芯と上記カラ
ーとの間に、軸芯の周囲を摺動回転可能な回転力伝達部
材を配置して、該回転力伝達部材の外周に設けられた駆
動側ギヤと上記巻芯係止部材に設けられた従動側ギヤが
噛合して回転力伝達部材から巻芯係止部材側へと回転力
が伝達可能となされ、前記巻芯係止部材は、軸芯と直角
方向に回動自在にして前記カラーに支持され、回転力の
伝達により傾斜する前記巻芯形成部材に対して前記エッ
ヂを没しさせる方向に付勢力を付与するスプリング部材
を備えるものとすることができるものである。
ーとの間に、軸芯の周囲を摺動回転可能な回転力伝達部
材を配置して、該回転力伝達部材の外周に設けられた駆
動側ギヤと上記巻芯係止部材に設けられた従動側ギヤが
噛合して回転力伝達部材から巻芯係止部材側へと回転力
が伝達可能となされ、前記巻芯係止部材は、軸芯と直角
方向に回動自在にして前記カラーに支持され、回転力の
伝達により傾斜する前記巻芯形成部材に対して前記エッ
ヂを没しさせる方向に付勢力を付与するスプリング部材
を備えるものとすることができるものである。
【0010】さらに、上記軸芯と一体回転する径方向に
立設されたフリクションプレートを上記回転力伝達部材
と摺接可能にして交互に配置して、該フリクションプレ
ートが前記回転力伝達部材を軸長手方向側から挟持し、
フリクションプレートと回転力伝達部材との間の摩擦力
で前記回転力伝達部材に回転力を付与するものとするこ
とが可能である。
立設されたフリクションプレートを上記回転力伝達部材
と摺接可能にして交互に配置して、該フリクションプレ
ートが前記回転力伝達部材を軸長手方向側から挟持し、
フリクションプレートと回転力伝達部材との間の摩擦力
で前記回転力伝達部材に回転力を付与するものとするこ
とが可能である。
【0011】これらの構成において、巻取開始前には各
カラー表面の少なくとも3箇所に設けられた巻芯係止部
材のエッジは退没状態となっている。そのため巻芯は巻
取軸のカラーとはフリーの状態で容易に装着することが
できる。巻芯を装着した状態において、巻取軸が回転し
始めるとエッジが突出して巻芯の内面に当接して巻芯を
固定し、巻芯は軸芯に追随して巻取を開始する。そし
て、巻取が終了し回転が停止するとエッジは退没するの
で、巻芯は再びカラーとはフリーとなり容易に脱着する
ことができる。また、軸芯と一体に回転するフリクショ
ンプレートを立てるとともに、前記軸芯に摺動回転可能
にして回転力伝達部材を設けて、フリクションプレート
からこのフリクションプレートど摺接可能とした前記回
転力伝達部材に回転力を伝達するようにしたことで、シ
ートの厚みムラにより巻径が他のものより相対的に大き
くなったシートロールにあっては、回転力伝達部材がフ
リクションプレートとスリップしてより低速で巻取るこ
とになり、各シートロールは均等な張力で巻取ることが
可能となっている。
カラー表面の少なくとも3箇所に設けられた巻芯係止部
材のエッジは退没状態となっている。そのため巻芯は巻
取軸のカラーとはフリーの状態で容易に装着することが
できる。巻芯を装着した状態において、巻取軸が回転し
始めるとエッジが突出して巻芯の内面に当接して巻芯を
固定し、巻芯は軸芯に追随して巻取を開始する。そし
て、巻取が終了し回転が停止するとエッジは退没するの
で、巻芯は再びカラーとはフリーとなり容易に脱着する
ことができる。また、軸芯と一体に回転するフリクショ
ンプレートを立てるとともに、前記軸芯に摺動回転可能
にして回転力伝達部材を設けて、フリクションプレート
からこのフリクションプレートど摺接可能とした前記回
転力伝達部材に回転力を伝達するようにしたことで、シ
ートの厚みムラにより巻径が他のものより相対的に大き
くなったシートロールにあっては、回転力伝達部材がフ
リクションプレートとスリップしてより低速で巻取るこ
とになり、各シートロールは均等な張力で巻取ることが
可能となっている。
【0012】上記構成において、軸芯が回転し始める
と、回転力は軸芯と一体回転するフリクションプレート
から回転力伝達部材に伝達され、回転力伝達部材が軸芯
と同一方向に回転し始める。回転力伝達部材が回転し始
めると回転力伝達部材外周に設けられた駆動側ギヤと巻
芯係止部材に設けられた従動側ギヤが噛合し、巻芯係止
部材は回転力伝達部材と逆方向に回動しようとする。巻
芯係止部材が回動すると巻芯係止部材に設けられたエッ
ジがカラー外周面から突出し、巻芯の内面に当接して巻
芯を固定し、巻芯は軸芯と同一方向に回転し始める。軸
芯が停止すると、軸芯から回転力伝達部材に伝達されて
いた回転力は消失し、したがって、回転力伝達部材から
巻芯係止部材に伝達されていた逆回転力も消失する。巻
芯係止部材に伝達されていた逆回転力が消失すると、ス
プリング部材の付勢力により巻芯係止部材はエッジが退
没する位置に戻り、エッジは巻芯から離れて巻芯はカラ
ーに対してフリーとなるものである。
と、回転力は軸芯と一体回転するフリクションプレート
から回転力伝達部材に伝達され、回転力伝達部材が軸芯
と同一方向に回転し始める。回転力伝達部材が回転し始
めると回転力伝達部材外周に設けられた駆動側ギヤと巻
芯係止部材に設けられた従動側ギヤが噛合し、巻芯係止
部材は回転力伝達部材と逆方向に回動しようとする。巻
芯係止部材が回動すると巻芯係止部材に設けられたエッ
ジがカラー外周面から突出し、巻芯の内面に当接して巻
芯を固定し、巻芯は軸芯と同一方向に回転し始める。軸
芯が停止すると、軸芯から回転力伝達部材に伝達されて
いた回転力は消失し、したがって、回転力伝達部材から
巻芯係止部材に伝達されていた逆回転力も消失する。巻
芯係止部材に伝達されていた逆回転力が消失すると、ス
プリング部材の付勢力により巻芯係止部材はエッジが退
没する位置に戻り、エッジは巻芯から離れて巻芯はカラ
ーに対してフリーとなるものである。
【0013】上記の過程において、軸芯の回転力が回転
力伝達部材に伝達される手段は、回転力伝達部材と交互
に摺接して配置されて回転力伝達部材を両側から軸方向
に挟持して立設されたフリクションプレートに摩擦力で
回転力を付与するものであり、各シートロールの巻径の
差により張力が異なってきた場合にはフリクションプレ
ートと回転力伝達部材が摺動して各巻芯が速度差を有し
ながら均等な張力で巻取可能となされているものであ
る。
力伝達部材に伝達される手段は、回転力伝達部材と交互
に摺接して配置されて回転力伝達部材を両側から軸方向
に挟持して立設されたフリクションプレートに摩擦力で
回転力を付与するものであり、各シートロールの巻径の
差により張力が異なってきた場合にはフリクションプレ
ートと回転力伝達部材が摺動して各巻芯が速度差を有し
ながら均等な張力で巻取可能となされているものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例について図面
を参照して説明する。図1および図2において、本発明
の実施例によるスリッター巻取機10は、プラスチック
フィルムからなる広幅シート12の供給軸14と、繰り
出されてきた広幅シート12を縦方向(広幅シートの長
手方向)にスリットするカッター装置16と、該カッタ
ー装置16でスリットされた細幅シート18を巻き取る
ための第1及び第2の巻取軸20、22と、各巻取軸2
0、22に巻取られたシートロール24、26を押圧す
る押さえロール28、30とからなる。広幅シート12
および細幅シート18はこれらの各部材及びガイドロー
ル32a〜32f及び張力調整ロール34を通る。
を参照して説明する。図1および図2において、本発明
の実施例によるスリッター巻取機10は、プラスチック
フィルムからなる広幅シート12の供給軸14と、繰り
出されてきた広幅シート12を縦方向(広幅シートの長
手方向)にスリットするカッター装置16と、該カッタ
ー装置16でスリットされた細幅シート18を巻き取る
ための第1及び第2の巻取軸20、22と、各巻取軸2
0、22に巻取られたシートロール24、26を押圧す
る押さえロール28、30とからなる。広幅シート12
および細幅シート18はこれらの各部材及びガイドロー
ル32a〜32f及び張力調整ロール34を通る。
【0015】上記構成のスリッター巻取機1における第
1および第2の巻取軸20、22それぞれには、水平に
延びる軸芯36に細幅シート数に見合った複数のカラー
38を挿着して並べその各カラー38に巻芯係止部材4
0を設置してなる複数の巻取部が設定されており、その
巻取部個々に巻芯42(通常は紙管)を取り付けプラス
チックフィルムからなる細幅シート18を巻き付けるよ
うにしている(図3参照)。そして、巻芯に細幅シート
を巻き付けてなる各シートロールは繰り出される広幅シ
ートの厚みムラによって巻径が相違して各シートロール
の巻取張力が異なってくるので、後述するように各巻取
部はその張力調整機能を含むものとされている。
1および第2の巻取軸20、22それぞれには、水平に
延びる軸芯36に細幅シート数に見合った複数のカラー
38を挿着して並べその各カラー38に巻芯係止部材4
0を設置してなる複数の巻取部が設定されており、その
巻取部個々に巻芯42(通常は紙管)を取り付けプラス
チックフィルムからなる細幅シート18を巻き付けるよ
うにしている(図3参照)。そして、巻芯に細幅シート
を巻き付けてなる各シートロールは繰り出される広幅シ
ートの厚みムラによって巻径が相違して各シートロール
の巻取張力が異なってくるので、後述するように各巻取
部はその張力調整機能を含むものとされている。
【0016】図示された例では、例えば円形回転刃など
からなるカッター装置16は原反の広幅シート12を3
2条の等しい幅の細幅シート18にスリットする。スリ
ットされた細幅シート18はガイドロール32dで上下
に分かれ、図2に示すように、第1及び第2の巻取軸2
0、22においてそれぞれ間隔をあけて16列ずつとさ
れた巻取部に巻き取られる。そして、上段側の第1の巻
取軸20において水平に配置された16列の巻取部に対
し、上下方向で位置が重ならないようにして下段側の第
2の巻取軸22における16列の巻取部が水平に配置さ
れている。このような構成は、巻取った細幅シート18
のシートロール24、26の端部同士が干渉しないで巻
き取られるために従来から行われている。
からなるカッター装置16は原反の広幅シート12を3
2条の等しい幅の細幅シート18にスリットする。スリ
ットされた細幅シート18はガイドロール32dで上下
に分かれ、図2に示すように、第1及び第2の巻取軸2
0、22においてそれぞれ間隔をあけて16列ずつとさ
れた巻取部に巻き取られる。そして、上段側の第1の巻
取軸20において水平に配置された16列の巻取部に対
し、上下方向で位置が重ならないようにして下段側の第
2の巻取軸22における16列の巻取部が水平に配置さ
れている。このような構成は、巻取った細幅シート18
のシートロール24、26の端部同士が干渉しないで巻
き取られるために従来から行われている。
【0017】図3および図4は、第1及び第2の巻取軸
の詳細を示す図である。なお、図においては一方のみの
巻取軸を部分的に示しているが、他方の巻取軸も同一の
構成である。図示されているように巻取軸20、22を
回転させる軸芯36はこの軸芯36の外周に多数のカラ
ー38を並べて配置している。そのカラー38の周面
に、細幅シート18を巻き取るための巻芯42を装着
し、その上に細幅シート18を巻取るようにしている。
巻取回転力は軸芯36から後述するように巻芯42を支
持するカラー38へ伝達され、カラー38に設置された
巻芯係止部材40により巻芯42が固定されて回転力が
伝達されるものである。
の詳細を示す図である。なお、図においては一方のみの
巻取軸を部分的に示しているが、他方の巻取軸も同一の
構成である。図示されているように巻取軸20、22を
回転させる軸芯36はこの軸芯36の外周に多数のカラ
ー38を並べて配置している。そのカラー38の周面
に、細幅シート18を巻き取るための巻芯42を装着
し、その上に細幅シート18を巻取るようにしている。
巻取回転力は軸芯36から後述するように巻芯42を支
持するカラー38へ伝達され、カラー38に設置された
巻芯係止部材40により巻芯42が固定されて回転力が
伝達されるものである。
【0018】図4に示すように、巻取軸20、22にお
ける巻取部個々の主な構成部品は、軸芯36と、軸芯3
6の外周に摺動可能な回転力伝達部材44と、巻芯係止
部材40を取り付けるための開孔部46を少なくとも3
個有し、かつ、表面の周方向の溝48が設けられたカラ
ー38と、エッジ50を備えた巻芯係止部材40と、軸
芯36に突起52が嵌合し、径方向に立設されたフリク
ションプレート54と、巻芯係止部材のエッヂを退没さ
せる方向に作用するスプリング部材56である。
ける巻取部個々の主な構成部品は、軸芯36と、軸芯3
6の外周に摺動可能な回転力伝達部材44と、巻芯係止
部材40を取り付けるための開孔部46を少なくとも3
個有し、かつ、表面の周方向の溝48が設けられたカラ
ー38と、エッジ50を備えた巻芯係止部材40と、軸
芯36に突起52が嵌合し、径方向に立設されたフリク
ションプレート54と、巻芯係止部材のエッヂを退没さ
せる方向に作用するスプリング部材56である。
【0019】上記回転力伝達部材44は、図6に示すよ
うに、その外周面に駆動側ギヤ58が設けられ、巻芯係
止部材40に設けられた従動側ギヤ60に噛合してい
る。摺動可能な関係にある軸芯36からこの回転力伝達
部材44に回転力が伝達されると、巻芯係止部材40は
回転力伝達部材44の回転向きに対して逆回動する。こ
の逆回動によって巻芯係止部材40に設けられたエッジ
50が巻取軸周面から突出することになり、これが巻芯
42の内面に当接して巻芯42を巻取軸20、22に固
定するようになされている。
うに、その外周面に駆動側ギヤ58が設けられ、巻芯係
止部材40に設けられた従動側ギヤ60に噛合してい
る。摺動可能な関係にある軸芯36からこの回転力伝達
部材44に回転力が伝達されると、巻芯係止部材40は
回転力伝達部材44の回転向きに対して逆回動する。こ
の逆回動によって巻芯係止部材40に設けられたエッジ
50が巻取軸周面から突出することになり、これが巻芯
42の内面に当接して巻芯42を巻取軸20、22に固
定するようになされている。
【0020】上記カラー38は、図5(イ)および
(ロ)に示すように、巻芯係止部材40を取り付けるた
めにカラー38の周方向に対して少なくとも3箇所に設
けられた開孔部46は、巻芯係止部材40を取り付ける
ことができる大きさを有している。開孔部46の設置さ
れる位置は、3箇所の場合にはカラー38の断面上にお
いて120°間隔、つまりカラー38の回転中心から三
方向へ放射状に設けられるのが好ましく、4箇所以上の
場合にはそれぞれ断面上で対象的な位置に設けられるの
が好ましい。また、カラー38の幅は、製作精度の点か
ら10mm以上であることが好ましい。そして、上記カ
ラー38の表面の外周上には、周方向に亘る溝48が設
けられ、この溝48にスプリング部材56を通すことで
そのスプリング部材56をカラー38の周方向に沿って
配置している。カラー38自体の支持は3箇所にある開
孔部46の巻芯係止部材40が回転力伝達部材44に噛
合することで行われている。
(ロ)に示すように、巻芯係止部材40を取り付けるた
めにカラー38の周方向に対して少なくとも3箇所に設
けられた開孔部46は、巻芯係止部材40を取り付ける
ことができる大きさを有している。開孔部46の設置さ
れる位置は、3箇所の場合にはカラー38の断面上にお
いて120°間隔、つまりカラー38の回転中心から三
方向へ放射状に設けられるのが好ましく、4箇所以上の
場合にはそれぞれ断面上で対象的な位置に設けられるの
が好ましい。また、カラー38の幅は、製作精度の点か
ら10mm以上であることが好ましい。そして、上記カ
ラー38の表面の外周上には、周方向に亘る溝48が設
けられ、この溝48にスプリング部材56を通すことで
そのスプリング部材56をカラー38の周方向に沿って
配置している。カラー38自体の支持は3箇所にある開
孔部46の巻芯係止部材40が回転力伝達部材44に噛
合することで行われている。
【0021】上記巻芯係止部材40の上記開孔部46に
おける支持は、開孔部46にカラー幅方向に渡した軸6
2によって行われているものであり、この軸62を回転
中心として回動可能に取り付けられている。また、巻芯
係止部材40にはカラー38側の溝48と通りを揃えた
貫通孔64が設けられていて、カラー38の外周を巡る
スプリング部材56が開孔部46にあってはこの貫通孔
64を通るようにしている。
おける支持は、開孔部46にカラー幅方向に渡した軸6
2によって行われているものであり、この軸62を回転
中心として回動可能に取り付けられている。また、巻芯
係止部材40にはカラー38側の溝48と通りを揃えた
貫通孔64が設けられていて、カラー38の外周を巡る
スプリング部材56が開孔部46にあってはこの貫通孔
64を通るようにしている。
【0022】上記フリクションプレート54は、図7に
示すような円形板で、内周面の突起52が軸芯36の外
周面の1箇所の軸方向に設けられた溝66に嵌合されて
おり、軸芯36に対しては軸方向には可動とされ、周方
向には拘束されるようにしている。
示すような円形板で、内周面の突起52が軸芯36の外
周面の1箇所の軸方向に設けられた溝66に嵌合されて
おり、軸芯36に対しては軸方向には可動とされ、周方
向には拘束されるようにしている。
【0023】上記スプリング部材56は例えばコイルス
プリングやゴム環などからなるものであり、上述したよ
うにカラー38の溝48に嵌まり込み、巻芯係止部材4
0に設けられた貫通孔64に挿通可能な太さを有してい
る。そして、巻芯係止部材40を通るスプリング部材5
6にあっては、この巻芯係止部材40に対して常時エッ
ヂ50が退没する方向に回動するように付勢力を付与し
ており、上述したように、軸芯36が回動してエッジ5
0が突起していた状態から軸芯36の回動が停止したと
きに、前記付勢力が傾いていた巻芯係止部材40を元の
状態に戻すように働き(このとき、回転力伝達部材も協
動した状態で回動することになる)、エッジ50を退没
させるように設けられている。
プリングやゴム環などからなるものであり、上述したよ
うにカラー38の溝48に嵌まり込み、巻芯係止部材4
0に設けられた貫通孔64に挿通可能な太さを有してい
る。そして、巻芯係止部材40を通るスプリング部材5
6にあっては、この巻芯係止部材40に対して常時エッ
ヂ50が退没する方向に回動するように付勢力を付与し
ており、上述したように、軸芯36が回動してエッジ5
0が突起していた状態から軸芯36の回動が停止したと
きに、前記付勢力が傾いていた巻芯係止部材40を元の
状態に戻すように働き(このとき、回転力伝達部材も協
動した状態で回動することになる)、エッジ50を退没
させるように設けられている。
【0024】次に、本発明に係るスリッター巻取機1の
巻取軸20、22の動作について図3〜図8を参照しな
がら説明する。最初に図3に示すように、軸芯36の外
周に軸方向に多数のカラー38とフリクションプレート
54を交互に配置し、両軸端部から押圧して図示しない
締め付けナットで組込んである。フリクションプレート
54は突起52が軸芯36の軸方向の溝66に嵌合され
ているが軸方向には可動なので、任意の幅のカラー38
に対しても対応して組み込むことができる。両軸端部か
らの押圧力は、巻取中の細幅シート18の張力により任
意に選択できるが、その押圧力はフリクションプレート
54から回転力伝達部材44に順次伝達され、フリクシ
ョンプレート54が摺接可能にして回転力伝達部材44
を押圧している状態の下で、軸芯36の回転力が回転力
伝達部材44とカラー38の巻芯係止部材40を経て巻
芯42に伝達されるようになっている。
巻取軸20、22の動作について図3〜図8を参照しな
がら説明する。最初に図3に示すように、軸芯36の外
周に軸方向に多数のカラー38とフリクションプレート
54を交互に配置し、両軸端部から押圧して図示しない
締め付けナットで組込んである。フリクションプレート
54は突起52が軸芯36の軸方向の溝66に嵌合され
ているが軸方向には可動なので、任意の幅のカラー38
に対しても対応して組み込むことができる。両軸端部か
らの押圧力は、巻取中の細幅シート18の張力により任
意に選択できるが、その押圧力はフリクションプレート
54から回転力伝達部材44に順次伝達され、フリクシ
ョンプレート54が摺接可能にして回転力伝達部材44
を押圧している状態の下で、軸芯36の回転力が回転力
伝達部材44とカラー38の巻芯係止部材40を経て巻
芯42に伝達されるようになっている。
【0025】次に、図3および図4に示すように、巻取
軸20、22のカラー38の外周に巻芯42を装着す
る。このとき、巻芯係止部材40それぞれはスプリング
部材56の緊縮力により傾くことなくに保持されている
ので、エッジ50は巻取軸20、22外周面から退没し
ていて、巻芯42はカラー38に対してフリーの状態で
あり、容易に巻芯42をカラー38に装着することがで
きる。
軸20、22のカラー38の外周に巻芯42を装着す
る。このとき、巻芯係止部材40それぞれはスプリング
部材56の緊縮力により傾くことなくに保持されている
ので、エッジ50は巻取軸20、22外周面から退没し
ていて、巻芯42はカラー38に対してフリーの状態で
あり、容易に巻芯42をカラー38に装着することがで
きる。
【0026】ついで、図8に示すように、巻芯42に細
幅シート18を巻き付けて軸芯36が回転を開始する
と、軸芯36の溝66に突起52が係合しているフリク
ションプレート54に回転力が伝達され、ついでフリク
ションプレート54から摩擦力により回転力伝達部材4
4に伝達される。回転力伝達部材44がA方向に回転す
ると、噛合関係にある回転力伝達部材44の外周に設け
られた駆動側ギヤ58と巻芯係止部材40に設けられた
従動側ギヤ60とを経て回転力が回転力伝達部材44か
らカラー38へと伝達され、この回転力の伝達初期時
に、巻芯係止部材40がB方向へ逆回動する。巻芯係止
部材40が逆回動すると巻芯係止部材40に設けられた
エッジ50がカラー38の外周面の高さ位置から外方へ
と突出して巻芯42の内面に当接し、その摩擦力で巻芯
42はカラー38に追随して軸芯36と同方向に回転し
始める。軸芯36の回転中は、回転力伝達部材40が一
方向に回動し続けようとすることから、図8に示すよう
に、巻芯係止部材40はカラー38の外周に亘って張ら
れているスプリング部材56の緊縮力に抗して傾斜した
状態(エッヂを突出させた状態)になっている。
幅シート18を巻き付けて軸芯36が回転を開始する
と、軸芯36の溝66に突起52が係合しているフリク
ションプレート54に回転力が伝達され、ついでフリク
ションプレート54から摩擦力により回転力伝達部材4
4に伝達される。回転力伝達部材44がA方向に回転す
ると、噛合関係にある回転力伝達部材44の外周に設け
られた駆動側ギヤ58と巻芯係止部材40に設けられた
従動側ギヤ60とを経て回転力が回転力伝達部材44か
らカラー38へと伝達され、この回転力の伝達初期時
に、巻芯係止部材40がB方向へ逆回動する。巻芯係止
部材40が逆回動すると巻芯係止部材40に設けられた
エッジ50がカラー38の外周面の高さ位置から外方へ
と突出して巻芯42の内面に当接し、その摩擦力で巻芯
42はカラー38に追随して軸芯36と同方向に回転し
始める。軸芯36の回転中は、回転力伝達部材40が一
方向に回動し続けようとすることから、図8に示すよう
に、巻芯係止部材40はカラー38の外周に亘って張ら
れているスプリング部材56の緊縮力に抗して傾斜した
状態(エッヂを突出させた状態)になっている。
【0027】巻取中に、巻芯に巻取られたひとつのシー
トロールの巻径が他のシートロールより大きくなり、そ
のシートロールに係る張力が他のシートロールより大き
くなる場合には、そのシートロールに係る回転力伝達部
材とそれを両側から設定された押圧力で挟圧しているフ
リクションプレートとの間でスリップが生じて回転力が
遅くなり、張力が均等になるように調節される。そし
て、他のシートロールの巻径と揃うなどの条件となった
場合には前記スリップは解消される。このように、フリ
クションプレート54が各カラー38に回転力を伝達す
る回転力伝達部材44を、得ようとする巻き張力に基づ
いた所要の押圧力で挟圧しているので、個々のカラー3
8は均一な張力となるように回転速度が調節されて巻取
ることが可能となっている。
トロールの巻径が他のシートロールより大きくなり、そ
のシートロールに係る張力が他のシートロールより大き
くなる場合には、そのシートロールに係る回転力伝達部
材とそれを両側から設定された押圧力で挟圧しているフ
リクションプレートとの間でスリップが生じて回転力が
遅くなり、張力が均等になるように調節される。そし
て、他のシートロールの巻径と揃うなどの条件となった
場合には前記スリップは解消される。このように、フリ
クションプレート54が各カラー38に回転力を伝達す
る回転力伝達部材44を、得ようとする巻き張力に基づ
いた所要の押圧力で挟圧しているので、個々のカラー3
8は均一な張力となるように回転速度が調節されて巻取
ることが可能となっている。
【0028】巻取が終了し巻取軸20、22が停止する
と、巻芯係止部材40を傾斜させていた回転力が消失
し、巻芯係止部材40はスプリング部材56の緊縮力に
よりエッジ50がカラー38の外周面の高さ位置から退
没した位置となり、巻芯42はカラー38からフリーと
なる(このとき回転力伝達部材も協動的に逆方向に動
く)。このような状態で細幅シート18を巻取ったシー
トロールを巻芯42ごと容易に取り外すことができ、つ
いで、次の巻芯42をカラー38に装着でき、順次巻芯
42の着脱ができるものである。
と、巻芯係止部材40を傾斜させていた回転力が消失
し、巻芯係止部材40はスプリング部材56の緊縮力に
よりエッジ50がカラー38の外周面の高さ位置から退
没した位置となり、巻芯42はカラー38からフリーと
なる(このとき回転力伝達部材も協動的に逆方向に動
く)。このような状態で細幅シート18を巻取ったシー
トロールを巻芯42ごと容易に取り外すことができ、つ
いで、次の巻芯42をカラー38に装着でき、順次巻芯
42の着脱ができるものである。
【0029】本発明に係る巻取軸20、22は、スリッ
ター巻取機10に用いられるだけでなく、あらゆる紙や
プラスチックフィルム等のシートを巻き取る装置に好適
に用いることができる。図9(イ)及び(ロ)は、他の
実施例を示す巻取軸の詳細を示す図である。図9におい
て示された例では、軸芯36の外周面に軸芯長手方向に
亘って直に駆動側ギヤ58が設けられている。そして、
この軸芯36を覆うようにして筒状のカラー38が装着
され、そのカラー38に上記実施例と同様の断面上での
レイアウトを同じにした状態で巻芯係止部材40を設け
ており、前記駆動側ギヤ58がその巻芯係止部材40の
従動側ギヤ60に噛合するようにしたものである。そし
て、軸芯36が回転を開始すると巻芯係止部材40は軸
芯36と逆回動をするように回転力が伝達される他は、
前記実施例と同様に動作可能となされているものであ
る。なお、軸芯36と巻芯係止部材40の間に回転力伝
達手段(図示せず)があってもよい。また、カラーは1
個であっても、複数であっても差し支えない。
ター巻取機10に用いられるだけでなく、あらゆる紙や
プラスチックフィルム等のシートを巻き取る装置に好適
に用いることができる。図9(イ)及び(ロ)は、他の
実施例を示す巻取軸の詳細を示す図である。図9におい
て示された例では、軸芯36の外周面に軸芯長手方向に
亘って直に駆動側ギヤ58が設けられている。そして、
この軸芯36を覆うようにして筒状のカラー38が装着
され、そのカラー38に上記実施例と同様の断面上での
レイアウトを同じにした状態で巻芯係止部材40を設け
ており、前記駆動側ギヤ58がその巻芯係止部材40の
従動側ギヤ60に噛合するようにしたものである。そし
て、軸芯36が回転を開始すると巻芯係止部材40は軸
芯36と逆回動をするように回転力が伝達される他は、
前記実施例と同様に動作可能となされているものであ
る。なお、軸芯36と巻芯係止部材40の間に回転力伝
達手段(図示せず)があってもよい。また、カラーは1
個であっても、複数であっても差し支えない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
巻取開始とともに巻芯はカラーに固定され、巻取停止と
ともに巻芯はカラーとフリーになるので、巻芯を容易に
巻取軸に着脱可能で作業性が著しく改善された。また、
巻芯を支える巻取部分個々の構造が頗る簡潔であるの
で、幅が10〜30mm程度の細幅の巻芯が装着可能と
なる。さらに、従来では広幅シートの幅方向における厚
みの変動によりシートロールそれぞれが巻径が変わって
それぞれの張力が異なる状態で細幅シートが巻き取られ
ていたが、本発明では、各シートロールにおけるシート
の張力が揃う形で各巻芯の回転速度が変動するようにな
り、各シートロールが均一の張力で巻取可能なシート巻
取軸となるなど、実用性に優れた効果を奏するものであ
る。。
巻取開始とともに巻芯はカラーに固定され、巻取停止と
ともに巻芯はカラーとフリーになるので、巻芯を容易に
巻取軸に着脱可能で作業性が著しく改善された。また、
巻芯を支える巻取部分個々の構造が頗る簡潔であるの
で、幅が10〜30mm程度の細幅の巻芯が装着可能と
なる。さらに、従来では広幅シートの幅方向における厚
みの変動によりシートロールそれぞれが巻径が変わって
それぞれの張力が異なる状態で細幅シートが巻き取られ
ていたが、本発明では、各シートロールにおけるシート
の張力が揃う形で各巻芯の回転速度が変動するようにな
り、各シートロールが均一の張力で巻取可能なシート巻
取軸となるなど、実用性に優れた効果を奏するものであ
る。。
【図1】本発明に係るシート巻取軸を設けたスリッター
巻取機を概略的に示す説明図である。
巻取機を概略的に示す説明図である。
【図2】本発明に係るシート巻取軸の実施例の要部を示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】実施例を軸方向の断面で示す説明図である。
【図4】同じく実施例を軸に直交する断面で示す説明図
である。
である。
【図5】実施例におけるカラーを示すもので、(イ)は
開孔部の平面図、(ロ)はカラーを側方断面で示す説明
図である。
開孔部の平面図、(ロ)はカラーを側方断面で示す説明
図である。
【図6】実施例における回転力伝達部材および巻芯係止
部材を側方から示す説明図である。
部材を側方から示す説明図である。
【図7】実施例のフリクションプレートを示す説明図で
ある。
ある。
【図8】実施例による巻取り動作を示す説明図である。
【図9】他の実施例を示すもので、(イ)は軸に直交す
る断面で示す説明図、(ロ)は軸芯および巻芯係止部材
を示す説明図である。
る断面で示す説明図、(ロ)は軸芯および巻芯係止部材
を示す説明図である。
10…スリッター巻取軸 12…広幅シート 16…カッター装置 18…細幅シート 20,22…巻取軸 36…軸芯 38…カラー 40…巻芯係止部材 42…巻芯 44…回転力伝達部材 46…開孔部 48…溝 50…エッヂ 54…フリクションプレート 56…スプリング部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明は、巻芯
を巻取軸に装着してシートを巻取る巻取装置において、
軸芯と、該軸芯に装着され軸方向に並んで配置された複
数のカラーとを備え、各カラーが軸芯の周囲を速度差を
有しながら周回可能に取り付けられ、各カラーにおける
周方向の少なくとも3箇所に設けられた開孔部に凸没自
在のエッジを有する巻芯係止部材が配置されていること
を特徴とするシート巻取軸を要旨とする。また、本願の
第2発明は、巻芯を巻取軸に装着してシートを巻取る巻
取装置において、軸芯と、該軸芯の周囲を周回可能に取
り付けられたカラーとを備え、該カラーの少なくとも3
箇所に設けられた開孔部に凸没自在のエッジを有する巻
芯係止部材が配置されて、該軸芯側に設けられた駆動側
ギヤと巻芯係止部材に設けられた従動側ギヤが噛合して
軸芯から巻芯係止部材側へと回転力が伝達可能となさ
れ、前記巻芯係止部材は、軸芯と直角方向に回動自在に
してカラーに支持され、回転力の伝達により傾斜する前
記巻芯係止部材に対して前記エッヂを没しさせる方向に
付勢力を付与するスプリング部材を備え、軸芯の回転開
始時に噛合関係にある上記駆動側ギヤと従動側ギヤとを
介して伝達された回転力により巻芯係止部材のエッジが
突出し、軸芯の回転停止時に上記スプリング部材の付勢
力により巻芯係止部材のエッジが退没する構成としたこ
とを特徴とするシート巻取軸を要旨とするものである。
を巻取軸に装着してシートを巻取る巻取装置において、
軸芯と、該軸芯に装着され軸方向に並んで配置された複
数のカラーとを備え、各カラーが軸芯の周囲を速度差を
有しながら周回可能に取り付けられ、各カラーにおける
周方向の少なくとも3箇所に設けられた開孔部に凸没自
在のエッジを有する巻芯係止部材が配置されていること
を特徴とするシート巻取軸を要旨とする。また、本願の
第2発明は、巻芯を巻取軸に装着してシートを巻取る巻
取装置において、軸芯と、該軸芯の周囲を周回可能に取
り付けられたカラーとを備え、該カラーの少なくとも3
箇所に設けられた開孔部に凸没自在のエッジを有する巻
芯係止部材が配置されて、該軸芯側に設けられた駆動側
ギヤと巻芯係止部材に設けられた従動側ギヤが噛合して
軸芯から巻芯係止部材側へと回転力が伝達可能となさ
れ、前記巻芯係止部材は、軸芯と直角方向に回動自在に
してカラーに支持され、回転力の伝達により傾斜する前
記巻芯係止部材に対して前記エッヂを没しさせる方向に
付勢力を付与するスプリング部材を備え、軸芯の回転開
始時に噛合関係にある上記駆動側ギヤと従動側ギヤとを
介して伝達された回転力により巻芯係止部材のエッジが
突出し、軸芯の回転停止時に上記スプリング部材の付勢
力により巻芯係止部材のエッジが退没する構成としたこ
とを特徴とするシート巻取軸を要旨とするものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】上記発明にあっては、上記軸芯と上記カラ
ーとの間に、軸芯の周囲を摺動回転可能な回転力伝達部
材を配置して、該回転力伝達部材の外周に設けられた駆
動側ギヤと上記巻芯係止部材に設けられた従動側ギヤが
噛合して回転力伝達部材から巻芯係止部材側へと回転力
が伝達可能となされ、前記巻芯係止部材は、軸芯と直角
方向に回動自在にして前記カラーに支持され、回転力の
伝達により傾斜する前記巻芯係止部材に対して前記エッ
ヂを没しさせる方向に付勢力を付与するスプリング部材
を備えるものとすることができるものである。
ーとの間に、軸芯の周囲を摺動回転可能な回転力伝達部
材を配置して、該回転力伝達部材の外周に設けられた駆
動側ギヤと上記巻芯係止部材に設けられた従動側ギヤが
噛合して回転力伝達部材から巻芯係止部材側へと回転力
が伝達可能となされ、前記巻芯係止部材は、軸芯と直角
方向に回動自在にして前記カラーに支持され、回転力の
伝達により傾斜する前記巻芯係止部材に対して前記エッ
ヂを没しさせる方向に付勢力を付与するスプリング部材
を備えるものとすることができるものである。
Claims (4)
- 【請求項1】巻芯を巻取軸に装着してシートを巻取る巻
取装置において、軸芯と、該軸芯に装着され軸方向に並
んで配置された複数のカラーとを備え、各カラーが軸芯
の周囲を速度差を有しながら周回可能に取り付けられ、
各カラーにおける周方向の少なくとも3箇所に設けられ
た開孔部に凸没自在のエッジを有する巻芯係止部材が配
置されていることを特徴とするシート巻取軸。 - 【請求項2】上記軸芯と上記カラーとの間に、軸芯の周
囲を摺動回転可能な回転力伝達部材を配置して、該回転
力伝達部材の外周に設けられた駆動側ギヤと上記巻芯係
止部材に設けられた従動側ギヤが噛合して回転力伝達部
材から巻芯係止部材側へと回転力が伝達可能となされ、
前記巻芯係止部材は、軸芯と直角方向に回動自在にして
前記カラーに支持され、回転力の伝達により傾斜する前
記巻芯形成部材に対して前記エッヂを没しさせる方向に
付勢力を付与するスプリング部材を備えることを特徴と
する請求項1に記載のシート巻取軸。 - 【請求項3】上記軸芯と一体回転する径方向に立設され
たフリクションプレートを上記回転力伝達部材と摺接可
能にして交互に配置して、該フリクションプレートが前
記回転力伝達部材を軸長手方向側から挟持し、フリクシ
ョンプレートと回転力伝達部材との間の摩擦力で前記回
転力伝達部材に回転力を付与することを特徴とする請求
項1または2に記載のシート巻取軸。 - 【請求項4】 巻芯を巻取軸に装着してシートを巻取る
巻取装置において、軸芯と、該軸芯の周囲を周回可能に
取り付けられたカラーとを備え、該カラーの少なくとも
3箇所に設けられた開孔部に凸没自在のエッジを有する
巻芯係止部材が配置されて、該軸芯側に設けられた駆動
側ギヤと巻芯係止部材に設けられた従動側ギヤが噛合し
て軸芯から巻芯係止部材側へと回転力が伝達可能となさ
れ、前記巻芯係止部材は、軸芯と直角方向に回動自在に
してカラーに支持され、回転力の伝達により傾斜する前
記巻芯形成部材に対して前記エッヂを没しさせる方向に
付勢力を付与するスプリング部材を備え、 軸芯の回転開始時に噛合関係にある上記駆動側ギヤと従
動側ギヤとを介して伝達された回転力により巻芯係止部
材のエッジが突出し、軸芯の回転停止時に上記スプリン
グ部材の付勢力により巻芯係止部材のエッジが退没する
構成としたことを特徴とするシート巻取軸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9068376A JPH10265103A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | シート巻取軸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9068376A JPH10265103A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | シート巻取軸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10265103A true JPH10265103A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13371976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9068376A Pending JPH10265103A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | シート巻取軸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10265103A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000069763A1 (fr) * | 1999-05-17 | 2000-11-23 | Nishimura Seisakusho Co., Ltd. | Dispositif de fixation d'un noyau d'enroulements |
CN1099989C (zh) * | 1999-05-17 | 2003-01-29 | 株式会社西村制作所 | 卷取型芯固定装置 |
CN109399276A (zh) * | 2018-12-25 | 2019-03-01 | 江苏国能合金科技有限公司 | 非晶薄带电磁卷取轴 |
-
1997
- 1997-03-21 JP JP9068376A patent/JPH10265103A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000069763A1 (fr) * | 1999-05-17 | 2000-11-23 | Nishimura Seisakusho Co., Ltd. | Dispositif de fixation d'un noyau d'enroulements |
US6409119B1 (en) * | 1999-05-17 | 2002-06-25 | Nishimura Seisakusho Co., Ltd. | Winding core fixing device |
CN1099989C (zh) * | 1999-05-17 | 2003-01-29 | 株式会社西村制作所 | 卷取型芯固定装置 |
CN109399276A (zh) * | 2018-12-25 | 2019-03-01 | 江苏国能合金科技有限公司 | 非晶薄带电磁卷取轴 |
CN109399276B (zh) * | 2018-12-25 | 2024-01-30 | 江苏国能合金科技有限公司 | 非晶薄带电磁卷取轴 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100547499B1 (ko) | 기록지 롤 홀더 장치 | |
US8844859B2 (en) | Expandable chuck for thermal printing ribbon reel | |
CN1127441C (zh) | 把膜从载带上转移到基层上的手动工具 | |
JP2019163167A (ja) | スリッター用フリクションシャフト | |
JPS6119529B2 (ja) | ||
US6690405B2 (en) | Thermal transfer printer, thermal transfer recording method and thermal transfer recording web roll | |
JP2597864Y2 (ja) | 帯状体の巻取機構 | |
JPH10265103A (ja) | シート巻取軸 | |
US6749147B2 (en) | Friction winding shaft for reversible rotation | |
JP3527769B2 (ja) | 校正刷り装置 | |
JPH1179482A (ja) | シート巻取軸 | |
JPH0840630A (ja) | 塗膜転写具 | |
US5605302A (en) | Shaft for supporting cut roll portions in a cutting-reeling machine | |
JPS5854986Y2 (ja) | スリッタ用巻取装置 | |
WO1999002442A1 (en) | An improved shaft for supporting cut sections of a reel in a cutting and winding machine | |
JP2005162414A (ja) | ウエブ巻付装置 | |
JP2005280060A (ja) | テープカセット | |
JP3663947B2 (ja) | 印字装置用リボンリフィル機構 | |
EP0767130B1 (en) | A shaft for supporting cut roll portions in a cutting-reeling machine | |
JPH09124192A (ja) | 巻取コア固定装置 | |
JPH0116615Y2 (ja) | ||
JPH0615936Y2 (ja) | 巻取りリール | |
JPH0752126Y2 (ja) | 帯状物巻取機の巻芯支持構造 | |
JPH1159981A (ja) | シート巻取軸 | |
GB2113149A (en) | Printing ribbon winding |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041026 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050308 |