JPH10263737A - クラッチドラムの製造方法および歯形成形装置 - Google Patents
クラッチドラムの製造方法および歯形成形装置Info
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- JPH10263737A JPH10263737A JP9072050A JP7205097A JPH10263737A JP H10263737 A JPH10263737 A JP H10263737A JP 9072050 A JP9072050 A JP 9072050A JP 7205097 A JP7205097 A JP 7205097A JP H10263737 A JPH10263737 A JP H10263737A
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転伝達に必要な歯形形状を確保しつつ、内
側歯山部の開口端よりの部分に貫通箇所を生じさせるこ
となくスナップリング取付け溝を形成する。 【解決手段】 カップ状をなし、周壁２が歯車形状に形
成されていると共に内側歯山部３の開口端よりの部分に
円周方向のスナップリング取付け溝４を有するクラッチ
ドラム１を製造するに際して、カップ状をなすクラッチ
ドラム下地材の周壁を所定の歯車形状に成形する段階
で、内側歯山部３の開口端よりの部分の外径φＲをスナ
ップリング取付け溝４の所定溝径φＤよりも大きくする
べく成形した後、内側歯山部３の開口端よりの部分に切
削加工を行って、円周方向のスナップリング取付け溝４
を形成する。
側歯山部の開口端よりの部分に貫通箇所を生じさせるこ
となくスナップリング取付け溝を形成する。 【解決手段】 カップ状をなし、周壁２が歯車形状に形
成されていると共に内側歯山部３の開口端よりの部分に
円周方向のスナップリング取付け溝４を有するクラッチ
ドラム１を製造するに際して、カップ状をなすクラッチ
ドラム下地材の周壁を所定の歯車形状に成形する段階
で、内側歯山部３の開口端よりの部分の外径φＲをスナ
ップリング取付け溝４の所定溝径φＤよりも大きくする
べく成形した後、内側歯山部３の開口端よりの部分に切
削加工を行って、円周方向のスナップリング取付け溝４
を形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速器のクラ
ッチドラムを製造するのに利用されるクラッチドラムの
製造方法および歯形成形装置に関するものである。
ッチドラムを製造するのに利用されるクラッチドラムの
製造方法および歯形成形装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】上記した自動変速器のクラッチドラム
は、カップ状をなし、周壁が歯車形状に形成されている
と共に内側歯山部の開口端よりの部分に円周方向のスナ
ップリング取付け溝を有するもの（図１参照）であっ
て、従来、このようなクラッチドラムを製造する際に
は、歯形成形装置の歯車状をなすポンチにカップ状をな
すクラッチドラム下地材を嵌合し、このクラッチドラム
下地材を被せたポンチと内歯車状のダイスとを嵌合して
両者間においてクラッチドラム下地材の周壁を所定の歯
車形状に成形するようにしている。
は、カップ状をなし、周壁が歯車形状に形成されている
と共に内側歯山部の開口端よりの部分に円周方向のスナ
ップリング取付け溝を有するもの（図１参照）であっ
て、従来、このようなクラッチドラムを製造する際に
は、歯形成形装置の歯車状をなすポンチにカップ状をな
すクラッチドラム下地材を嵌合し、このクラッチドラム
下地材を被せたポンチと内歯車状のダイスとを嵌合して
両者間においてクラッチドラム下地材の周壁を所定の歯
車形状に成形するようにしている。
【０００３】この際、図４（ａ）に示すように、歯形成
形装置のダイス１００は、互いに略等しい軸方向長さＬ
の下地材開口端側（図示下側）のテーパ部分１１１と、
下地材閉塞端側（図示上側）のテーパ部分１１２と、両
テーパ部分の間に位置する小径部分１１３とからなる歯
谷部１１０を有していると共に、この歯谷部１１０と同
じく互いに略等しい軸方向長さＬの下地材開口端側（図
示下側）のテーパ部分１２１と、下地材閉塞端側（図示
上側）のテーパ部分１２２と、両テーパ部分の間に位置
する小径部分１２３とからなる歯山部１２０を有してお
り、このダイス１００を用いることにより、図４（ｂ）
に示すように、クラッチドラム下地材Ｃｐの周壁Ｃｗ
は、その開口端から閉塞端よりの部分に至るまで断面形
状が変化しない歯車形状に成形されるようになってい
る。
形装置のダイス１００は、互いに略等しい軸方向長さＬ
の下地材開口端側（図示下側）のテーパ部分１１１と、
下地材閉塞端側（図示上側）のテーパ部分１１２と、両
テーパ部分の間に位置する小径部分１１３とからなる歯
谷部１１０を有していると共に、この歯谷部１１０と同
じく互いに略等しい軸方向長さＬの下地材開口端側（図
示下側）のテーパ部分１２１と、下地材閉塞端側（図示
上側）のテーパ部分１２２と、両テーパ部分の間に位置
する小径部分１２３とからなる歯山部１２０を有してお
り、このダイス１００を用いることにより、図４（ｂ）
に示すように、クラッチドラム下地材Ｃｐの周壁Ｃｗ
は、その開口端から閉塞端よりの部分に至るまで断面形
状が変化しない歯車形状に成形されるようになってい
る。
【０００４】そして、クラッチドラム下地材Ｃｐの周壁
Ｃｗを歯車形状に成形した後、内側歯山部Ｃｍの開口端
よりの部分に切削加工による円周方向のスナップリング
取付け溝Ｃｄを形成するようにしていた。
Ｃｗを歯車形状に成形した後、内側歯山部Ｃｍの開口端
よりの部分に切削加工による円周方向のスナップリング
取付け溝Ｃｄを形成するようにしていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記クラッチドラム
は、歯車形状に成形された周壁Ｃｗの内外で回転伝達を
行う都合上、歯車形状を確保するために周壁Ｃｗの肉厚
を薄くすることが要求されるが、従来において、クラッ
チドラム下地材Ｃｐの周壁Ｃｗは、その開口端から閉塞
端よりの部分に至るまで断面形状が変化しない歯車形状
に成形されるので、内側歯山部Ｃｍの開口端よりの部分
に切削加工を行って円周方向のスナップリング取付け溝
Ｃｄを形成する際には、図４（ｃ）に示すように、溝Ｃ
ｄの溝径φｄ１が内側歯山部Ｃｍの外径φｒ１を越えて
溝Ｃｄの底に部分的に貫通箇所ｐが生じてしまい、その
結果、強度の低下を招くのに加えて、貫通箇所ｐで生じ
るばりの除去作業が必要になるという問題があった。
は、歯車形状に成形された周壁Ｃｗの内外で回転伝達を
行う都合上、歯車形状を確保するために周壁Ｃｗの肉厚
を薄くすることが要求されるが、従来において、クラッ
チドラム下地材Ｃｐの周壁Ｃｗは、その開口端から閉塞
端よりの部分に至るまで断面形状が変化しない歯車形状
に成形されるので、内側歯山部Ｃｍの開口端よりの部分
に切削加工を行って円周方向のスナップリング取付け溝
Ｃｄを形成する際には、図４（ｃ）に示すように、溝Ｃ
ｄの溝径φｄ１が内側歯山部Ｃｍの外径φｒ１を越えて
溝Ｃｄの底に部分的に貫通箇所ｐが生じてしまい、その
結果、強度の低下を招くのに加えて、貫通箇所ｐで生じ
るばりの除去作業が必要になるという問題があった。
【０００６】また、これに対処するために、クラッチド
ラム全体の肉厚を厚くすると、重量が大幅に増加すると
共に、このクラッチドラムとの間で回転伝達がなされる
相手部品の形状を変更しなくてはならないため、コスト
高となり、さらに、クラッチドラムの材質を高強度のも
のに変更すると、それだけでコストが上昇してしまうと
いう問題を有しており、これらの問題を解決することが
従来の課題となっていた。
ラム全体の肉厚を厚くすると、重量が大幅に増加すると
共に、このクラッチドラムとの間で回転伝達がなされる
相手部品の形状を変更しなくてはならないため、コスト
高となり、さらに、クラッチドラムの材質を高強度のも
のに変更すると、それだけでコストが上昇してしまうと
いう問題を有しており、これらの問題を解決することが
従来の課題となっていた。
【０００７】
【発明の目的】本発明は、上記した従来の課題に着目し
てなされたもので、回転伝達に必要な歯形形状を確保し
つつ、内側歯山部の開口端よりの部分に貫通箇所を生じ
させることなくスナップリング取付け溝を形成すること
ができるクラッチドラムの製造方法および歯形成形装置
を提供することを目的としている。
てなされたもので、回転伝達に必要な歯形形状を確保し
つつ、内側歯山部の開口端よりの部分に貫通箇所を生じ
させることなくスナップリング取付け溝を形成すること
ができるクラッチドラムの製造方法および歯形成形装置
を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に係わ
る発明は、カップ状をなし、周壁が歯車形状に形成され
ていると共に内側歯山部の開口端よりの部分に円周方向
のスナップリング取付け溝を有するクラッチドラムを製
造するに際して、カップ状をなすクラッチドラム下地材
の周壁を所定の歯車形状に成形する段階で、内側歯山部
の開口端よりの部分の外径をスナップリング取付け溝の
所定溝径よりも大きくするべく成形した後、前記内側歯
山部の開口端よりの部分に切削加工を行って、円周方向
のスナップリング取付け溝を形成する構成としており、
このクラッチドラムの製造方法の構成を前述した従来の
課題を解決するための手段としている。
る発明は、カップ状をなし、周壁が歯車形状に形成され
ていると共に内側歯山部の開口端よりの部分に円周方向
のスナップリング取付け溝を有するクラッチドラムを製
造するに際して、カップ状をなすクラッチドラム下地材
の周壁を所定の歯車形状に成形する段階で、内側歯山部
の開口端よりの部分の外径をスナップリング取付け溝の
所定溝径よりも大きくするべく成形した後、前記内側歯
山部の開口端よりの部分に切削加工を行って、円周方向
のスナップリング取付け溝を形成する構成としており、
このクラッチドラムの製造方法の構成を前述した従来の
課題を解決するための手段としている。
【０００９】本発明の請求項２に係わる発明は、カップ
状をなし、周壁が歯車形状に形成されていると共に内側
歯山部の開口端よりの部分に円周方向のスナップリング
取付け溝を有するクラッチドラムを製造するに際して、
カップ状をなしかつ周壁の開口端よりの部分を厚肉にし
たクラッチドラム下地材の周壁を所定の歯車形状に成形
した後、外径がスナップリング取付け溝の所定溝径より
も大きく形成された内側歯山部の開口端よりの部分に切
削加工を行って、円周方向のスナップリング取付け溝を
形成する構成としている。
状をなし、周壁が歯車形状に形成されていると共に内側
歯山部の開口端よりの部分に円周方向のスナップリング
取付け溝を有するクラッチドラムを製造するに際して、
カップ状をなしかつ周壁の開口端よりの部分を厚肉にし
たクラッチドラム下地材の周壁を所定の歯車形状に成形
した後、外径がスナップリング取付け溝の所定溝径より
も大きく形成された内側歯山部の開口端よりの部分に切
削加工を行って、円周方向のスナップリング取付け溝を
形成する構成としている。
【００１０】本発明の請求項３に係わる歯形成形装置
は、カップ状をなすクラッチドラム下地材と嵌合する歯
車状のポンチと、前記ポンチとの間でカップ状をなすク
ラッチドラム下地材の周壁を所定の歯車形状に成形する
内歯車状のダイスを備え、前記ダイスの歯山部には、ク
ラッチドラム下地材の周壁を所定量変形させる内側歯山
部成形部分と、クラッチドラム下地材の開口端よりの部
分を所定量よりも少なく変形させて外径がスナップリン
グ取付け溝の所定溝径よりも大きい内側歯山部を形成す
る変形量減少部分を設けた構成としており、この歯形成
形装置の構成を前述した従来の課題を解決するための手
段としている。
は、カップ状をなすクラッチドラム下地材と嵌合する歯
車状のポンチと、前記ポンチとの間でカップ状をなすク
ラッチドラム下地材の周壁を所定の歯車形状に成形する
内歯車状のダイスを備え、前記ダイスの歯山部には、ク
ラッチドラム下地材の周壁を所定量変形させる内側歯山
部成形部分と、クラッチドラム下地材の開口端よりの部
分を所定量よりも少なく変形させて外径がスナップリン
グ取付け溝の所定溝径よりも大きい内側歯山部を形成す
る変形量減少部分を設けた構成としており、この歯形成
形装置の構成を前述した従来の課題を解決するための手
段としている。
【００１１】本発明の請求項４に係わる歯形成形装置に
おいて、ダイスの歯谷部は、軸方向に略３等分された下
地材開口端側テーパ部分と、下地材閉塞端側テーパ部分
と、前記両テーパ部分の間に位置する小径部分とからな
り、ダイスの歯山部の変形量減少部分は、前記歯谷部の
下地材開口端側テーパ部分よりも軸方向距離が長いテー
パ状をなしていると共に、内側歯山部成形部分は、前記
歯谷部の下地材閉塞端側テーパ部分および小径部分より
もそれぞれ軸方向距離が短いテーパ部分および小径部分
からなっている構成としている。
おいて、ダイスの歯谷部は、軸方向に略３等分された下
地材開口端側テーパ部分と、下地材閉塞端側テーパ部分
と、前記両テーパ部分の間に位置する小径部分とからな
り、ダイスの歯山部の変形量減少部分は、前記歯谷部の
下地材開口端側テーパ部分よりも軸方向距離が長いテー
パ状をなしていると共に、内側歯山部成形部分は、前記
歯谷部の下地材閉塞端側テーパ部分および小径部分より
もそれぞれ軸方向距離が短いテーパ部分および小径部分
からなっている構成としている。
【００１２】
【発明の作用】本発明の請求項１に係わるクラッチドラ
ムの製造方法において、カップ状をなすクラッチドラム
下地材の周壁を所定の歯車形状に成形した状態では、回
転伝達に必要な歯形形状が確保されるうえ、内側歯山部
の開口端よりの部分の外径がスナップリング取付け溝の
所定溝径よりも大きくなっていることから、内側歯山部
の開口端よりの部分に切削加工を行って円周方向のスナ
ップリング取付け溝を形成しても、貫通箇所の発生が回
避されることとなる。
ムの製造方法において、カップ状をなすクラッチドラム
下地材の周壁を所定の歯車形状に成形した状態では、回
転伝達に必要な歯形形状が確保されるうえ、内側歯山部
の開口端よりの部分の外径がスナップリング取付け溝の
所定溝径よりも大きくなっていることから、内側歯山部
の開口端よりの部分に切削加工を行って円周方向のスナ
ップリング取付け溝を形成しても、貫通箇所の発生が回
避されることとなる。
【００１３】また、本発明の請求項２に係わるクラッチ
ドラムの製造方法では、カップ状をなすクラッチドラム
下地材の周壁を所定の歯車形状に成形すると、他の部分
よりも厚肉とした内側歯山部の開口端よりの部分の外径
がスナップリング取付け溝の所定溝径よりも大きくなっ
ているので、この内側歯山部の開口端よりの部分に切削
加工を行って円周方向のスナップリング取付け溝を形成
しても、請求項１に係わるクラッチドラムの製造方法と
同じく、回転伝達に必要な歯形形状が確保されつつ、貫
通箇所の発生が回避されることとなる。
ドラムの製造方法では、カップ状をなすクラッチドラム
下地材の周壁を所定の歯車形状に成形すると、他の部分
よりも厚肉とした内側歯山部の開口端よりの部分の外径
がスナップリング取付け溝の所定溝径よりも大きくなっ
ているので、この内側歯山部の開口端よりの部分に切削
加工を行って円周方向のスナップリング取付け溝を形成
しても、請求項１に係わるクラッチドラムの製造方法と
同じく、回転伝達に必要な歯形形状が確保されつつ、貫
通箇所の発生が回避されることとなる。
【００１４】本発明の請求項３および４に係わる歯形成
形装置では、ダイスとポンチとの間でカップ状をなすク
ラッチドラム下地材の周壁を歯車形状に成形する際に、
ダイスの歯山部における内側歯山部成形部分がクラッチ
ドラム下地材の周壁を所定量変形させるので、回転伝達
に必要な歯形形状が確保され、一方、ダイスの歯山部に
おける変形量減少部分がクラッチドラム下地材の開口端
よりの部分を所定量よりも少なく変形させて外径がスナ
ップリング取付け溝の所定溝径よりも大きい内側歯山部
を形成するので、周壁を歯車形状に成形した後に、内側
歯山部の開口端よりの部分に切削加工を行って円周方向
のスナップリング取付け溝を形成しても、貫通箇所の発
生が回避されることとなる。
形装置では、ダイスとポンチとの間でカップ状をなすク
ラッチドラム下地材の周壁を歯車形状に成形する際に、
ダイスの歯山部における内側歯山部成形部分がクラッチ
ドラム下地材の周壁を所定量変形させるので、回転伝達
に必要な歯形形状が確保され、一方、ダイスの歯山部に
おける変形量減少部分がクラッチドラム下地材の開口端
よりの部分を所定量よりも少なく変形させて外径がスナ
ップリング取付け溝の所定溝径よりも大きい内側歯山部
を形成するので、周壁を歯車形状に成形した後に、内側
歯山部の開口端よりの部分に切削加工を行って円周方向
のスナップリング取付け溝を形成しても、貫通箇所の発
生が回避されることとなる。
【００１５】
【発明の効果】本発明の請求項１に係わるクラッチドラ
ムの製造方法では、上記した構成としたから、回転伝達
に必要な歯形形状を確保したうえで、内側歯山部の開口
端よりの部分に貫通箇所を生じさせることなくスナップ
リング取付け溝を形成することができ、その結果、強度
の低下を防ぐことが可能であると共に、ばりの除去作業
を不要なものとすることができ、加えて、クラッチドラ
ムの軽量化および低コスト化をも実現可能であるという
極めて優れた効果がもたらされる。
ムの製造方法では、上記した構成としたから、回転伝達
に必要な歯形形状を確保したうえで、内側歯山部の開口
端よりの部分に貫通箇所を生じさせることなくスナップ
リング取付け溝を形成することができ、その結果、強度
の低下を防ぐことが可能であると共に、ばりの除去作業
を不要なものとすることができ、加えて、クラッチドラ
ムの軽量化および低コスト化をも実現可能であるという
極めて優れた効果がもたらされる。
【００１６】本発明の請求項２に係わるクラッチドラム
の製造方法では、上記した構成としたから、重量が若干
増すものの、スナップリング取付け溝が形成される内側
歯山部の開口端よりの部分を他の部分よりも厚肉とした
分だけ、高強度なクラッチドラムを製造することが可能
であるという極めて優れた効果がもたらされる。
の製造方法では、上記した構成としたから、重量が若干
増すものの、スナップリング取付け溝が形成される内側
歯山部の開口端よりの部分を他の部分よりも厚肉とした
分だけ、高強度なクラッチドラムを製造することが可能
であるという極めて優れた効果がもたらされる。
【００１７】一方、本発明の請求項３および４に係わる
歯形成形装置では、上記した構成としたから、クラッチ
ドラム下地材の周壁を回転伝達に必要な歯形形状に成形
することができるのは勿論のこと、内側歯山部の開口端
よりの部分をスナップリング取付け溝の形成時に貫通箇
所を生じさせない形状に成形することが可能であるとい
う極めて優れた効果がもたらされる。
歯形成形装置では、上記した構成としたから、クラッチ
ドラム下地材の周壁を回転伝達に必要な歯形形状に成形
することができるのは勿論のこと、内側歯山部の開口端
よりの部分をスナップリング取付け溝の形成時に貫通箇
所を生じさせない形状に成形することが可能であるとい
う極めて優れた効果がもたらされる。
【００１８】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【００１９】図１は本発明の一実施例によるクラッチド
ラムの製造方法により製造されたクラッチドラムを示し
ており、図２は本発明に係わる歯形成形装置の一実施例
を示している。
ラムの製造方法により製造されたクラッチドラムを示し
ており、図２は本発明に係わる歯形成形装置の一実施例
を示している。
【００２０】図１（ａ）に示すように、クラッチドラム
１は、カップ状をなすものであって、その周壁２は歯車
形状に形成されており、この歯車形状をなす周壁２にお
ける内側歯山部３の開口端よりの部分には、円周方向の
スナップリング取付け溝４がそれぞれ形成されている。
１は、カップ状をなすものであって、その周壁２は歯車
形状に形成されており、この歯車形状をなす周壁２にお
ける内側歯山部３の開口端よりの部分には、円周方向の
スナップリング取付け溝４がそれぞれ形成されている。
【００２１】このクラッチドラム１において、図１
（ｂ）に示すように、周壁２の歯車形状に形成された部
分のうちの閉塞端側区間Ｓ，中央区間Ｔおよび開口端側
区間Ｕはそれぞれ異なった断面形状を有し、閉塞端側区
間Ｓおよび中央区間Ｔにおいて、各々の内外で回転伝達
可能となっており、一方、開口端側区間Ｕにおいては、
図１（ｃ）の端面図にも示すように、内側歯山部３の外
径φＲがスナップリング取付け溝４の所定溝径φＤより
も大きくなるように成形されている。
（ｂ）に示すように、周壁２の歯車形状に形成された部
分のうちの閉塞端側区間Ｓ，中央区間Ｔおよび開口端側
区間Ｕはそれぞれ異なった断面形状を有し、閉塞端側区
間Ｓおよび中央区間Ｔにおいて、各々の内外で回転伝達
可能となっており、一方、開口端側区間Ｕにおいては、
図１（ｃ）の端面図にも示すように、内側歯山部３の外
径φＲがスナップリング取付け溝４の所定溝径φＤより
も大きくなるように成形されている。
【００２２】このクラッチドラム１を製造する際に用い
る歯形成形装置は、図２（ａ）に示すように、下型１１
と、この下型１１に固定された筒歯車状をなすポンチ１
２と、下型１１に対して接近離間する上型１３と、この
上型１３にリテーナ１４およびリングプレート１５を介
して固定されポンチ１２との間でカップ状をなすクラッ
チドラム下地材ＣＰの周壁ＣＷを所定形状に成形する段
差付けダイス１６および内歯車状の歯形付けダイス２０
と、成形時にポンチ１２に嵌合させたクラッチドラム下
地材ＣＰをポンチ１２上で押さえ込むパッド１７を備え
ている。
る歯形成形装置は、図２（ａ）に示すように、下型１１
と、この下型１１に固定された筒歯車状をなすポンチ１
２と、下型１１に対して接近離間する上型１３と、この
上型１３にリテーナ１４およびリングプレート１５を介
して固定されポンチ１２との間でカップ状をなすクラッ
チドラム下地材ＣＰの周壁ＣＷを所定形状に成形する段
差付けダイス１６および内歯車状の歯形付けダイス２０
と、成形時にポンチ１２に嵌合させたクラッチドラム下
地材ＣＰをポンチ１２上で押さえ込むパッド１７を備え
ている。
【００２３】この場合、図２（ｂ）に示すように、歯形
付けダイス２０の歯山部２１は、クラッチドラム下地材
ＣＰの周壁ＣＷを所定量変形させる下地材閉塞端側（図
示上側）のテーパ部分（内側歯山部成形部分）２１ａお
よびこのテーパ部分２１ａに連続する小径部分（内側歯
山部成形部分）２１ｂと、クラッチドラム下地材ＣＰの
開口端よりの部分を所定量よりも少なく変形させる下地
材開口端側（図示下側）のテーパ部分（変形量減少部
分）２１ｃとからなり、一方、歯形付けダイス２０の歯
谷部２２は、互いに略等しい軸方向長さＭの下地材閉塞
端側（図示上側）のテーパ部分２２ａと、下地材開口端
側（図示下側）のテーパ部分２２ｃと、両テーパ部分２
２ａ，２２ｃの間に位置する小径部分２２ｂとからなっ
ている。
付けダイス２０の歯山部２１は、クラッチドラム下地材
ＣＰの周壁ＣＷを所定量変形させる下地材閉塞端側（図
示上側）のテーパ部分（内側歯山部成形部分）２１ａお
よびこのテーパ部分２１ａに連続する小径部分（内側歯
山部成形部分）２１ｂと、クラッチドラム下地材ＣＰの
開口端よりの部分を所定量よりも少なく変形させる下地
材開口端側（図示下側）のテーパ部分（変形量減少部
分）２１ｃとからなり、一方、歯形付けダイス２０の歯
谷部２２は、互いに略等しい軸方向長さＭの下地材閉塞
端側（図示上側）のテーパ部分２２ａと、下地材開口端
側（図示下側）のテーパ部分２２ｃと、両テーパ部分２
２ａ，２２ｃの間に位置する小径部分２２ｂとからなっ
ている。
【００２４】そして、歯山部２１の下地材開口端側のテ
ーパ部分２１ｃは、歯谷部２２の下地材開口端側のテー
パ部分２２ｃよりも大きい軸方向長さＮを有していると
共に、歯山部２１の下地材閉塞端側のテーパ部分２１ａ
および小径部分２１ｂは、歯谷部２２の下地材閉塞端側
のテーパ部分２２ａおよび小径部分２２ｂよりもそれぞ
れ小さい軸方向長さＯ，Ｐを有しており、この歯形付け
ダイス２０を用いることにより、クラッチドラム下地材
ＣＰの周壁ＣＷは、閉塞端側区間Ｓ，中央区間Ｔおよび
開口端側区間Ｕにおいてそれぞれ断面形状が異なる歯車
形状に成形されるようになっている。
ーパ部分２１ｃは、歯谷部２２の下地材開口端側のテー
パ部分２２ｃよりも大きい軸方向長さＮを有していると
共に、歯山部２１の下地材閉塞端側のテーパ部分２１ａ
および小径部分２１ｂは、歯谷部２２の下地材閉塞端側
のテーパ部分２２ａおよび小径部分２２ｂよりもそれぞ
れ小さい軸方向長さＯ，Ｐを有しており、この歯形付け
ダイス２０を用いることにより、クラッチドラム下地材
ＣＰの周壁ＣＷは、閉塞端側区間Ｓ，中央区間Ｔおよび
開口端側区間Ｕにおいてそれぞれ断面形状が異なる歯車
形状に成形されるようになっている。
【００２５】上記クラッチドラム１を製造するに際して
は、まず、上記した歯形成形装置のポンチ１２にカップ
状をなすクラッチドラム下地材ＣＰを嵌合し、このクラ
ッチドラム下地材ＣＰをパッド１７で押さえ込みつつ、
ダイス１６，２０を上型１３と共に下降させる。
は、まず、上記した歯形成形装置のポンチ１２にカップ
状をなすクラッチドラム下地材ＣＰを嵌合し、このクラ
ッチドラム下地材ＣＰをパッド１７で押さえ込みつつ、
ダイス１６，２０を上型１３と共に下降させる。
【００２６】この段階において、歯形付けダイス２０の
歯山部２１における内側歯山部成形部分としての下地材
閉塞端側のテーパ部分２１ａおよび小径部分２１ｂがク
ラッチドラム下地材ＣＰの周壁ＣＷを所定量変形させる
ので、閉塞端側区間Ｓおよび中央区間Ｔが形成されて回
転伝達に必要な歯形形状が確保され、一方、歯形付けダ
イス２０の歯山部２１における変形量減少部分としての
下地材開口端側のテーパ部分２１ｃがクラッチドラム下
地材ＣＰの開口端よりの部分を所定量よりも少なく変形
させるので、開口端側区間Ｕが形成されて、すなわち、
外径φＲがスナップリング取付け溝４の所定溝径φＤよ
りも大きい内側歯山部３が形成されることとなる。
歯山部２１における内側歯山部成形部分としての下地材
閉塞端側のテーパ部分２１ａおよび小径部分２１ｂがク
ラッチドラム下地材ＣＰの周壁ＣＷを所定量変形させる
ので、閉塞端側区間Ｓおよび中央区間Ｔが形成されて回
転伝達に必要な歯形形状が確保され、一方、歯形付けダ
イス２０の歯山部２１における変形量減少部分としての
下地材開口端側のテーパ部分２１ｃがクラッチドラム下
地材ＣＰの開口端よりの部分を所定量よりも少なく変形
させるので、開口端側区間Ｕが形成されて、すなわち、
外径φＲがスナップリング取付け溝４の所定溝径φＤよ
りも大きい内側歯山部３が形成されることとなる。
【００２７】そして、このように周壁ＣＷを所定の歯車
形状に成形した後に、内側歯山部３の開口端よりの部分
に切削加工を行って円周方向のスナップリング取付け溝
４を形成すると、上記クラッチドラム１が得られること
となり、この切削加工の際には、内側歯山部３の開口端
よりの部分の外径φＲがスナップリング取付け溝４の所
定溝径φＤよりも大きくなっていることから、スナップ
リング取付け溝４の底部分に貫通箇所が生じることが回
避されることとなる。
形状に成形した後に、内側歯山部３の開口端よりの部分
に切削加工を行って円周方向のスナップリング取付け溝
４を形成すると、上記クラッチドラム１が得られること
となり、この切削加工の際には、内側歯山部３の開口端
よりの部分の外径φＲがスナップリング取付け溝４の所
定溝径φＤよりも大きくなっていることから、スナップ
リング取付け溝４の底部分に貫通箇所が生じることが回
避されることとなる。
【００２８】図３は本発明の他の実施例によるクラッチ
ドラムの製造方法により製造されたクラッチドラムの端
面を示している。
ドラムの製造方法により製造されたクラッチドラムの端
面を示している。
【００２９】この実施例によるクラッチドラムの製造方
法では、クラッチドラム３１を製造するに際して、カッ
プ状をなすクラッチドラム下地材ＣＰａの周壁ＣＷａに
おける開口端よりの部分を他の部分よりも厚肉にして、
このクラッチドラム下地材ＣＰａの周壁ＣＷａを所定の
歯車形状に成形する段階で形成される内側歯山部３３の
開口端よりの部分の外径φＲがスナップリング取付け溝
３４の所定溝径φＤよりも大きくなるようにしており、
周壁ＣＷａを所定の歯車形状に成形した後に、内側歯山
部３３の開口端よりの部分に切削加工を行えば、貫通箇
所を生じさせることなく、円周方向のスナップリング取
付け溝３４が形成されることとなる。
法では、クラッチドラム３１を製造するに際して、カッ
プ状をなすクラッチドラム下地材ＣＰａの周壁ＣＷａに
おける開口端よりの部分を他の部分よりも厚肉にして、
このクラッチドラム下地材ＣＰａの周壁ＣＷａを所定の
歯車形状に成形する段階で形成される内側歯山部３３の
開口端よりの部分の外径φＲがスナップリング取付け溝
３４の所定溝径φＤよりも大きくなるようにしており、
周壁ＣＷａを所定の歯車形状に成形した後に、内側歯山
部３３の開口端よりの部分に切削加工を行えば、貫通箇
所を生じさせることなく、円周方向のスナップリング取
付け溝３４が形成されることとなる。
【００３０】この際、スナップリング取付け溝３４を形
成する部分のみが厚肉となっているので、回転伝達に必
要な歯形形状が確保されるうえ、重量が若干増すもの
の、スナップリング取付け溝３４が形成される内側歯山
部３３の開口端よりの部分を他の部分よりも厚肉とした
分だけ、クラッチドラム３１の高強度化が図られること
となる。
成する部分のみが厚肉となっているので、回転伝達に必
要な歯形形状が確保されるうえ、重量が若干増すもの
の、スナップリング取付け溝３４が形成される内側歯山
部３３の開口端よりの部分を他の部分よりも厚肉とした
分だけ、クラッチドラム３１の高強度化が図られること
となる。
【００３１】なお、本発明に係わるクラッチドラムの製
造方法および歯形成形装置の詳細な構成は、上記した実
施例の構成に限定されるものではない。
造方法および歯形成形装置の詳細な構成は、上記した実
施例の構成に限定されるものではない。
【図１】本発明の一実施例によるクラッチドラムの製造
方法により製造されたクラッチドラムを示す斜め下方向
からの斜視説明図（ａ），クラッチドラムの部分垂直断
面説明図（ｂ）およびクラッチドラムの部分端面説明図
（ｃ）である。
方法により製造されたクラッチドラムを示す斜め下方向
からの斜視説明図（ａ），クラッチドラムの部分垂直断
面説明図（ｂ）およびクラッチドラムの部分端面説明図
（ｃ）である。
【図２】本発明に係わる歯形成形装置の一実施例を示す
垂直断面説明図（ａ）および歯形付けダイスの部分垂直
断面説明図（ｂ）である。
垂直断面説明図（ａ）および歯形付けダイスの部分垂直
断面説明図（ｂ）である。
【図３】本発明の他の実施例によるクラッチドラムの製
造方法により製造されたクラッチドラムの部分端面説明
図である。
造方法により製造されたクラッチドラムの部分端面説明
図である。
【図４】従来の歯形成形装置におけるダイスの部分垂直
断面説明図（ａ），図４（ａ）のダイスを用いて成形さ
れたクラッチドラムの部分垂直断面説明図（ｂ）および
同じくクラッチドラムの部分端面説明図（ｃ）である。
断面説明図（ａ），図４（ａ）のダイスを用いて成形さ
れたクラッチドラムの部分垂直断面説明図（ｂ）および
同じくクラッチドラムの部分端面説明図（ｃ）である。
１，３１ クラッチドラム ２ クラッチドラムの周壁 ３，３３ 内側歯山部 ４，３４ スナップリング取付け溝 １２ ポンチ ２０ 歯形付けダイス ２１ ダイスの歯山部 ２１ａ 下地材閉塞端側テーパ部分（内側歯山部成形部
分） ２１ｂ 小径部分（内側歯山部成形部分） ２１ｃ 下地材開口端側テーパ部分（変形量減少部分） ２２ ダイスの歯谷部 ２２ａ 下地材閉塞端側テーパ部分 ２２ｂ 小径部分 ２２ｃ 下地材開口端側テーパ部分 ＣＰ，ＣＰａ クラッチドラム下地材 ＣＷ，ＣＷａ クラッチドラム下地材の周壁 φＲ 内側歯山部の開口端よりの部分の外径 φＤ スナップリング取付け溝の所定溝径
分） ２１ｂ 小径部分（内側歯山部成形部分） ２１ｃ 下地材開口端側テーパ部分（変形量減少部分） ２２ ダイスの歯谷部 ２２ａ 下地材閉塞端側テーパ部分 ２２ｂ 小径部分 ２２ｃ 下地材開口端側テーパ部分 ＣＰ，ＣＰａ クラッチドラム下地材 ＣＷ，ＣＷａ クラッチドラム下地材の周壁 φＲ 内側歯山部の開口端よりの部分の外径 φＤ スナップリング取付け溝の所定溝径
Claims (4)
- 【請求項１】 カップ状をなし、周壁が歯車形状に形成
されていると共に内側歯山部の開口端よりの部分に円周
方向のスナップリング取付け溝を有するクラッチドラム
を製造するに際して、カップ状をなすクラッチドラム下
地材の周壁を所定の歯車形状に成形する段階で、内側歯
山部の開口端よりの部分の外径をスナップリング取付け
溝の所定溝径よりも大きくするべく成形した後、前記内
側歯山部の開口端よりの部分に切削加工を行って、円周
方向のスナップリング取付け溝を形成することを特徴と
するクラッチドラムの製造方法。 - 【請求項２】 カップ状をなし、周壁が歯車形状に形成
されていると共に内側歯山部の開口端よりの部分に円周
方向のスナップリング取付け溝を有するクラッチドラム
を製造するに際して、カップ状をなしかつ周壁の開口端
よりの部分を厚肉にしたクラッチドラム下地材の周壁を
所定の歯車形状に成形した後、外径がスナップリング取
付け溝の所定溝径よりも大きく形成された内側歯山部の
開口端よりの部分に切削加工を行って、円周方向のスナ
ップリング取付け溝を形成することを特徴とするクラッ
チドラムの製造方法。 - 【請求項３】 カップ状をなすクラッチドラム下地材と
嵌合する歯車状のポンチと、前記ポンチとの間でカップ
状をなすクラッチドラム下地材の周壁を所定の歯車形状
に成形する内歯車状のダイスを備え、前記ダイスの歯山
部には、クラッチドラム下地材の周壁を所定量変形させ
る内側歯山部成形部分と、クラッチドラム下地材の開口
端よりの部分を所定量よりも少なく変形させて外径がス
ナップリング取付け溝の所定溝径よりも大きい内側歯山
部を形成する変形量減少部分を設けたことを特徴とする
歯形成形装置。 - 【請求項４】 ダイスの歯谷部は、軸方向に略３等分さ
れた下地材開口端側テーパ部分と、下地材閉塞端側テー
パ部分と、前記両テーパ部分の間に位置する小径部分と
からなり、ダイスの歯山部の変形量減少部分は、前記歯
谷部の下地材開口端側テーパ部分よりも軸方向距離が長
いテーパ状をなしていると共に、内側歯山部成形部分
は、前記歯谷部の下地材閉塞端側テーパ部分および小径
部分よりもそれぞれ軸方向距離が短いテーパ部分および
小径部分からなっている請求項３に記載の歯形成形装
置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07205097A JP3389593B2 (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | クラッチドラムの製造方法および歯形成形装置 |
| US09/040,930 US6095006A (en) | 1997-03-25 | 1998-03-19 | Clutch drum, method of manufacturing clutch drum and apparatus for forming tooth profile |
| KR1019980010360A KR100320708B1 (ko) | 1997-03-25 | 1998-03-25 | 클러치드럼과그제조방법및치형형성장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07205097A JP3389593B2 (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | クラッチドラムの製造方法および歯形成形装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10263737A true JPH10263737A (ja) | 1998-10-06 |
| JP3389593B2 JP3389593B2 (ja) | 2003-03-24 |
Family
ID=13478175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07205097A Expired - Fee Related JP3389593B2 (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | クラッチドラムの製造方法および歯形成形装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6095006A (ja) |
| JP (1) | JP3389593B2 (ja) |
| KR (1) | KR100320708B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014147961A (ja) * | 2013-02-01 | 2014-08-21 | Mazda Motor Corp | 金属製ワークの加工方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6868950B2 (en) * | 2001-06-14 | 2005-03-22 | Aisin Aw Co., Ltd. | Splined annular member and automatic transmission |
| JP3585868B2 (ja) * | 2001-08-24 | 2004-11-04 | 株式会社エフ・シー・シー | クラッチアウタ |
| DE60316693T2 (de) * | 2002-06-21 | 2008-07-17 | Metal Forming & Coining Corporation, Maumee | Keilverzahnte Kupplungsnabe und Verfahren zu deren Herstellung |
| US7024751B2 (en) * | 2003-03-25 | 2006-04-11 | Metaldyne Company Llc | Housing and method of manufacturing said housing |
| US7485044B2 (en) * | 2005-02-17 | 2009-02-03 | General Motors Corporation | Shaft assembly and method of manufacture thereof |
| US7530284B2 (en) * | 2006-06-08 | 2009-05-12 | Kabushiki Kaisha F.C.C. | Multiplate clutch outer part |
| WO2016117369A1 (ja) | 2015-01-21 | 2016-07-28 | 新日鐵住金株式会社 | 歯形部品の製造方法及び歯形部品 |
| CN106979313A (zh) * | 2016-01-18 | 2017-07-25 | 泰州里华齿轮制造有限公司 | 齿轮 |
| WO2019151149A1 (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 歯形部品の製造方法、歯形部品、および歯形部品の加工装置 |
| DE102018215162A1 (de) * | 2018-09-06 | 2020-03-12 | Zf Friedrichshafen Ag | Mehrscheibenkupplung |
| CN112916726A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-06-08 | 无锡仓佑汽车配件有限公司 | 一种自动变速箱离合器齿毂内外花键制备工艺 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2841452A (en) * | 1953-02-24 | 1958-07-01 | Patent Scaffolding Co Inc | Automatic brace locks for sectional scaffolding |
| US3992932A (en) * | 1974-10-24 | 1976-11-23 | Borg-Warner Corporation | Torque measuring system |
| US4014619A (en) * | 1975-09-29 | 1977-03-29 | Koppy Corporation | Retainer ring and splined member assembly |
| JPS58225225A (ja) * | 1982-06-21 | 1983-12-27 | Nissan Motor Co Ltd | クラツチドラム |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP07205097A patent/JP3389593B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-03-19 US US09/040,930 patent/US6095006A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-03-25 KR KR1019980010360A patent/KR100320708B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014147961A (ja) * | 2013-02-01 | 2014-08-21 | Mazda Motor Corp | 金属製ワークの加工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR19980080667A (ko) | 1998-11-25 |
| US6095006A (en) | 2000-08-01 |
| JP3389593B2 (ja) | 2003-03-24 |
| KR100320708B1 (ko) | 2002-12-05 |
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