JPH01127133A - 中空ギアの製造方法 - Google Patents

中空ギアの製造方法

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JPH01127133A
JPH01127133A JP28114287A JP28114287A JPH01127133A JP H01127133 A JPH01127133 A JP H01127133A JP 28114287 A JP28114287 A JP 28114287A JP 28114287 A JP28114287 A JP 28114287A JP H01127133 A JPH01127133 A JP H01127133A
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JP
Japan
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punch
die
hollow
hole
solid material
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JP28114287A
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Toshio Maeda
真枝 俊雄
Chiyoji Miura
三浦 千代志
Michitoshi Kouno
通敏 河野
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Priority to CA000571907A priority patent/CA1294463C/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は中空ギアの製造方法に関する。
(従来技術) 従来、中空ギアを製造する方法としては、中実素材を直
接押出成形する方法と、−旦中実素材によって中空素材
を形成し、その後押出成形する方法が知られている。
前者の方法は成形の工程が少ないという利点を存するが
、反面、成形する形状が薄肉で複雑になると、押出成形
の断面減少率が高くなり、金型に無理が生ずる。
一方、後者の方法は前者の方法に比べ中空素材を形成す
る手間を余計に要するが、前者の方法よりも低い断面減
少率で押出成形することができ、金型に無理なく、例え
ば自動車用トランスミッションギア等の複雑で薄肉の形
状のギアの押出成形に好適である。
後者の中空素材を介する中空ギアの製造方法としては、
通常、第7図示の如き形状の中実素材W1′を形成し、
該素材W1′の中央部aを孔開けし、さらに周縁部すに
歯部を形成する方法が知られている。なお該素材Wl’
の凹部H1’は孔開けによる金型の負荷を低減するため
必要に応じて設けたものである。− しかしながら、該中空素材Wl’の中央部aが第7図示
の如く平坦面であり、さらに角部R1’及びR2’が略
直角の角度に設けられていると、第8図の如く、パンチ
1′及びダイ2′で孔開けをして第9図示の中空素材W
2’を形成する時に、8亥パンチ1′及びグイ2′のク
リアランスXI’に該素材Wl’の肉が引込まれて第9
図示のCで示すようなパリが生ずる。
さらに、角部R2’は略直角に近く第8図示の如く、グ
イ2′の角部と略密着する為、孔開は時に該角部R2’
とグイ2′との摺接部に施された潤滑油(図示せず)が
外部に押しやられ、該角部R2’がグイ2′の内面をか
じる懸念がある。
また、第9図示の中空素材W2’のパリCをそのままに
して第10図示の如く、中空のパンチ3′とマンドレル
4′によって歯形成部53′を有するグイ5′に押出成
形して第11図示の歯部d′を有する中空ギアを成形す
ると、該ギアの中空部の下端周縁部eにパリが食込んで
製品の外観を損うとともに、巻込み欠陥となり、またマ
ンドレルの表面を傷つけてしまう。
さらに前記角部R2’は前記と同様にグイ5′の内面を
かじり、歯部形成部5a′を損傷する懸念が高い。
また、素材W2’の角部R1’は略直角に近い形状であ
る為に、第10図示のようにパンチ3′により押圧され
た時に、該角部R1’がパンチ3′及びグイ5′に略密
着する為に、該パンチ3′及びグイ5′のクリアランス
X2’に該角部R1’の肉が引き込まれて、第11図示
のようなパリfを生ずる傾向がある。
このようなパリfは前記パリの食込み部eと同様にギア
の製品価値を著しく下げるものであり、その為に前記第
9図示のパリCあるいは第11図示のパリfを除去する
ことは大変に手間がかかる。
(解決すべき問題点) かかる不都合に対処すべく、本発明はパリを抑制でき、
金型の損傷の少ない中空ギアの製造方法を提供すること
を目的とする。
(問題を解決する為の手段) かかる目的を達成すべく、本発明による中空ギアの製造
方法は、中実素材をパンチ及びダイにより孔開けして中
空素材を形成する孔開工程と、マンドレルに該中空素材
を装着し、パンチによって該中空素材を押圧変形し、該
中空素材の外周に配設した歯部形成部を有するダイに押
出すことにより歯部を形成する歯部形成工程とから成る
中空ギアの製造方法において、前記中実素材がパンチと
反対側の端面部に外側最大径がパンチの外径より大であ
りパンチ側にむかって縮径する凹部が設けられ、前記孔
開工程及び歯部形成工程において金型と摺接することと
なる角部を曲率部に形成され、さらに前記中空素材が前
記孔開工程において前記中実素材の凹部の最小径部と同
心に該最小径部より僅に大径に孔開けして形成されるこ
とを特徴とする。
(作 用) かかる手段において、前記中実素材の凹部は前記孔開工
程において生ずるパリとなる該素材の南部を予め除去し
た形状となっているので該凹部の設けられた側の素材端
面より外方にパリが延出することを抑制する。
前記中実素材に形成された曲率部のうち、前記孔開工程
及び歯部形成工程において、前記ダイの内面に挾まれる
部分は該ダイの内面との間に間隙を設けて潤滑油を留保
することを可能とするとともに、該ダイ内面との摺接を
滑らかにする。
さらに前記歯部形成工程においてパンチとダイの内面に
挟まれる前記中実素材の曲率部は該パンチ及びダイのク
リアランスとの間に間隙を設けて、該中実素材が該クリ
アランスに引込まれることによるパリの発生を抑制する
(実施例) 以下、図面に基き本発明の一実施例について詳説する。
第1図示のWlは本発明のギアの製造方法に用いる中実
素材の一例である。
該素材W1は両端面から内側に食込む凹部H1゜H2が
設けられている。
該凹部H1は前記孔開工程においてパンチにかかる負荷
を低減する為に必要に応じて設けられたものであり、凹
部H2は前記凹部H1が設けられた端面と反対側の端面
に設けられ、孔開工程で用いるパンチの外径により外側
最大径が大であり素材W1内部に向って次第に縮径した
略円錐台の形状を呈している。
該凹部H2の斜面は所定の傾斜角度θを有しており、そ
の好適な範囲は30°〜45″である。
この傾斜角度θが30°より小さい場合は孔開工程によ
る前記した従来の方法と同様のパリが発生しやす(、ま
た45@以上になると、前記第8図示のような孔開工程
中に、パンチで該素材W1の中間部Aが押圧されると左
右の歯部B及びCが内側にたわみ、形成される中空素材
の形状が損われる虞れがある。
なお該中実素材W1は第2図示の如き周縁部6aを備え
たパンチ6とダイア、及びダイアの側壁部7aで構成さ
れる押出成形によって形成することができる。
該素材W1を第3図のように前記パンチ1及びダイ2に
よって孔開けすると、該素材W1の曲率部R2とダイ2
との間に間隙りができ、該間隙りの間に潤滑油(図示せ
ず)が留保されるので、該曲率部R2によってダイ2の
内面が損傷を受けることはほとんどなくなる。
また、パンチ1は該素材W1の凹部H2の斜面上端を打
抜いてパンチ1及びダイ2のクリアランスX1に引込ま
れる歯部が予め除去されているので第4図示の如く、孔
開けした中空素材W2に生ずるパリgは製品の外観を損
なわずまた後工程である歯部形成工程において金型を損
傷しない程度に小さく抑制することができる。
さらに該素材W2を第5図のように前記パンチ3、マン
ドレル4及び歯部形成部5aを有するダイ5で構成され
る金型で歯部が形成される。
この際前記曲率部R1はパンチ3及びダイ5のクリアラ
ンスX2と間隙Eを形成しているので、該クリアランス
X2に素材W2の肉が引込まれてパリが生ずる懸念がな
くなり、また他方の曲率部R2は前記と同様に作用する
ので、ダイ5の歯部形成部5aの近傍の部分にかじりが
生ずることを回避できる。
従って本発明の実施例の方法によれば、第6図の如き歯
部dを有する中空ギアをパリに煩うことなく、また金型
を損傷させることなく形成することができる。
(効 果) 従って本発明によれば、前記中実素材の凹部は前記孔開
工程において生ずるパリを抑制でき、該素材の曲率部は
前記孔開工程及び歯部形成工程においてダイ内面との間
に潤滑油を留保して該ダイ内面との摺接を滑らかにする
ことと、さらに前記歯部形成工程においてパンチ及びダ
イのクリアランスで生ずるパリを抑制することができる
ので、外観が良好で金型の損傷することの少ない中空ギ
アの製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の中空ギアの製造方法による中実素材の
一実施例の断面図、第2図は第1図示の中実素材の成形
方法を説明する為の説明的断面図、第3図は本発明の方
法における孔開工程を説明する為の説明的断面図、第4
図は本発明の方法により第1図示の中実素材から形成さ
れた中空素材の断面図、第5図は本発明の方法における
歯部形成工程を説明する為の説明的断面図、第6図は本
発明の方法による中空ギアの断面図、第7図は従来の中
空ギアの製造方法による中実素材の断面図、第8図は第
7図に基く孔開工程の説明的断面図、第9図は第7図及
び第8図に基く中空素材の断面図、第10図は第7図乃
至第9図に基く歯部形成工程の説明的断面図、また第1
1図は第7図乃至第10図に基く中空ギアの説明的断面
図である。 1.3・・・パンチ   2,5・・・ダイ4・・・マ
ンドレル    5a・・・歯部形成部d・・・歯部 
      H2・・・凹部Wl・・・中実素材   
 W2・・・中空素材R1,R2・・・曲率部 特許出願人 本田技研工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、中実素材をパンチ及びダイにより孔開けして中空素
    材を形成する孔開工程と、マンドレルに該中空素材を装
    着し、パンチによって該中空素材を押圧変形して該中空
    素材の外周に配設した歯部形成部を有するダイに押出す
    ことにより歯部を形成する歯部形成工程とから成る中空
    ギアの製造方法において、前記中実素材がパンチと反対
    側の端面部に外側最大径がパンチの外径より大でありパ
    ンチ側にむかって縮径する凹部が設けられ、前記孔開工
    程及び歯部形成工程において金型と摺接することとなる
    角部が曲率部に形成され、さらに前記中空素材が前記孔
    開工程において前記中実素材の凹部の最小径部と同心に
    該最小径部より僅に大径に孔開けして形成されることを
    特徴とする中空ギアの製造方法
JP28114287A 1987-07-13 1987-11-09 中空ギアの製造方法 Granted JPH01127133A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28114287A JPH01127133A (ja) 1987-11-09 1987-11-09 中空ギアの製造方法
CA000571907A CA1294463C (en) 1987-07-13 1988-07-13 Method of and apparatus for manufacturing a gear
US07/218,248 US4939829A (en) 1987-07-13 1988-07-13 Method of and apparatus for manufacturing a gear

Applications Claiming Priority (1)

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Publication Number Publication Date
JPH01127133A true JPH01127133A (ja) 1989-05-19
JPH0471618B2 JPH0471618B2 (ja) 1992-11-16

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110216232A (zh) * 2018-03-01 2019-09-10 上海汽车变速器有限公司 先冲孔后成形结合齿的整体式结合齿齿轮锻造工艺

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110216232A (zh) * 2018-03-01 2019-09-10 上海汽车变速器有限公司 先冲孔后成形结合齿的整体式结合齿齿轮锻造工艺

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JPH0471618B2 (ja) 1992-11-16

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