JPH10262882A - 床清掃ロボットの制御方法 - Google Patents

床清掃ロボットの制御方法

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JPH10262882A
JPH10262882A JP9090213A JP9021397A JPH10262882A JP H10262882 A JPH10262882 A JP H10262882A JP 9090213 A JP9090213 A JP 9090213A JP 9021397 A JP9021397 A JP 9021397A JP H10262882 A JPH10262882 A JP H10262882A
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JP
Japan
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speed
setting
cleaning
low
traveling
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JP9090213A
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English (en)
Inventor
Tetsuto Osawa
哲人 大沢
Akira Horibe
明 堀部
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の領域を連続して清掃走行する場合、各
領域の汚れに応じた清掃走行を行い、清掃の品質向上を
図る。 【解決手段】 床清掃ロボットの操作パネル部13は複
数の領域を順に連続して清掃可能とするために次の領域
移行設定する左折スイッチおよび右折スイッチを複数個
有し、かつ前記複数の領域での走行速度を設定する低速
スイッチおよび高速スイッチを有している。主制御部1
6は最初の領域については現にオンされている低速スイ
ッチあるいは高速スイッチにしたがって速度設定バッフ
ァの0ビット目をH(低速)あるいはL(高速)に設定
する。しかる後、各左折スイッチあるいは右折スイッチ
による操作後の低速スイッチあるいは高速スイッチによ
る操作により、速度設定バッファの1ビット目から順に
1ビット毎にH(低速)あるいはL(高速)に設定を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は所定場所(複数の
領域(通路))の床面を自動的に清掃走行する床清掃ロ
ボットの走行制御技術に係り、特に詳しくは各領域の汚
れに応じた走行速度を設定し、清掃の品質向上、清掃効
率の向上を図るようにした床清掃ロボットの制御方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この床清掃ロボットは、例えば所定場所
(建物)の複数通路の床面を清掃しながら往復走行する
ため、図6に示すように、少なくとも本体1の前面に前
方の壁面等を検知する超音波センサ2およびその両側面
に両側壁等を検知する超音波センサ3と備えている。本
体1を走行させるために左右車輪の駆動用モータ4,5
にはロータリーエンコーダ6,7が付いており、このロ
ータリーエンコーダ6,7を用いて少なくとも走行距離
を検知する。なお、図示しないが、本体1は床を清掃す
る手段として散水装置、吸引装置、ブラシやスクイジィ
等を備えている。
【0003】また、例えば図7に示す場所(複数の通路
等)を清掃する場合各通路の床面の清掃を指示する必要
がある。そのために、図8に示すように、運転モード切
替スイッチ部8、場所のコース設定スイッチ部9および
自動清掃の内容設定スイッチ部10を有する操作パネル
部11を本体1の所定位置に備えている。
【0004】簡単に説明すると、運転モード設定部8は
自動清掃スイッチ8aおよび手動清掃スイッチ8bを有
し、自動的に清掃を行い、あるいは手動によって清掃を
行うことができる。
【0005】場所のコース設定部9は、例えば建物の一
通路のみを清掃する場合に設定するスイッチ9a、建物
の複数通路を連続して清掃する場合に通路から通路への
移行を設定する左折スイッチ9b11ない9b15およ
び右折スイッチ9b21ないし9b25を有し、複数の
通路(5つの通路)を連続して清掃可能とする。
【0006】自動清掃の内容設定部10は、既に記憶し
ている走行パターンにしたがって所定場所の自動清掃を
再現するためのスイッチ10a、所定場所を清掃しなら
走行パターンを記憶するスイッチ10b,所定場所を記
憶せずに清掃走行のみとするためのスイッチ10cと、
前記走行パターンを記憶したときに当該場所に番号を付
し、再現時に当該場所を番号で読み出し可能とするため
のスイッチ10dとを有している。
【0007】なお、運転モード設定部8は、自動清掃ス
イッチ8aの操作により点灯するランプ(LED)8
c、手動清掃スイッチ8bの操作により点灯するランプ
(LED)8dを備えている。場所のコース設定部9は
1通路のみを設定するスイッチ9a、左折スイッチ9b
11ない9b15および右折スイッチ9b21ないし9
b25の操作により点灯するランプ(LED)9c,9
dを備えている。自動清掃の内容設定部10は、各スイ
ッチ10a,10b,10cの操作による点灯するラン
プ(LED)10e,10f,10g、所定場所の記憶
番号を表示する記憶番号表示器(セグメント表示器)1
0hを備えている。
【0008】例えば、図7に示す複数通路(例えば第1
ないし第3の通路)を清掃する場合、第1の通路から第
3の通路までのコースを場所のコース設定部9で設定す
る。この場合、第1の通路から第2の通路への移行が左
へ曲がる必要があるために左折スイッチ9b11をオン
とし、第2の通路から第3の通路への移行が右に曲がる
必要があるために右折スイッチ9b22をオンとする。
なお、左折スイッチ9b11、右折スイッチ9b22に
対応しているランプ9dが点灯する。
【0009】また、運転モード設定部8の自動清掃スイ
ッチ8aをオンとする一方、自動清掃の内容設定部10
で今回の清掃走行パターンを記憶するか、記憶せずに清
掃走行するかを選択する。なお、既に記憶されている走
行パターンにしたがって自動清掃する場合には、場所の
コース設定部9を操作せずに、自動清掃スイッチ8aを
オンとし、かつ場所選択スイッチ10dで登録されてる
場所の番号を指定する。そして、図示しないスタートス
イッチをオンにすると、前述したように、本体1を走行
させるとともに、清掃手段を所定に制御し、また各超音
波センサ2,3によって本体1の周囲を監視する。
【0010】前方の壁面を検知した場合、それまでの走
行距離を算出し、本体1を反転して再び初列同様に走行
を開始する。走行距離が初列時と同じになったら、本体
1を反転して再び走行を開始する。前記往復走行によ
り、第1の通路の床面清掃が終了すると、図8の波線矢
印に示すように、前方の壁面手前で本体1を停止し、第
2の通路への移行処理(90度回転等の処理)を行う。
【0011】しかる後、前述同様に、本体1を走行しな
がら床面を清掃し、第2の通路の床面清掃が終了する
と、前方の壁面手前で本体1を停止し、第3の通路へ移
行処理を行う。この移行処理後、前述同様に本体1を往
復走行しながら床面を清掃し、第3の通路の床面清掃が
終了すると、本体1を停止する。
【0012】なお、記憶走行の場合には、前記コースの
設定を記憶するだけなく、通路の幅や長さも記憶し、こ
れら情報を走行パターンとし、かつ場所選択スイッチ1
0dで選択された番号を付してその走行パターンを登録
する。また、再現走行の場合には、その場所選択スイッ
チ10で選択された番号の走行パターンにしたがって本
体1を走行し、かつ清掃手段を制御する。
【0013】このようにして、所定場所の複数領域(通
路)を人手を煩わせることなく、自動的各通路を順に清
掃することができ、また設定したコースにしたがって清
掃走行し、あるいはそのコースを清掃しながら走行パタ
ーンを記憶し、もしくは既に記憶した走行パターンにし
たがって清掃走行することができ、清掃目的に適用して
選択することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記床清掃
ロボットによる清掃に際して、所定場所(複数の領域)
の汚れ具合いが異なる場合が多々あり、例えば人がよく
通る通路(通行の頻度が高い通路)では極めて汚れがひ
どいが、人がそれほど通らない通路では汚れが少ない。
【0015】例えば、図7に示す第1ないし第3の通路
の汚れ具合いが同程度であればよいが、第1および第3
の通路はそれほど汚れていないが、第2の通路が極めて
汚れている場合、第2の通路の汚れに合わせて清掃走行
速度を低速に設定して当該床清掃ロボットを自動運転し
ていた。すなわち、清掃走行を高速に設定した場合、汚
れのひどい第2の通路の清掃が十分に行えず、つまり汚
れを十分に落とすことができないからである。その結
果、第1ないし第3の通路の清掃に時間がかかるため、
清掃作業効率の低下を招くだけなく、それほど汚れてい
ない第1および第3の通路を必要以上に清掃することに
なり、洗浄水(洗剤等)を無駄に使うことになり、不経
済でもある。
【0016】この発明は前記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は所定場所の複数の領域(複数の通路)
の清掃走行時に各領域の汚れに応じた清掃走行を行うこ
とができ、清掃の品質向上、清掃効率の向上を図ること
ができ、また経済性に優れた床清掃ロボットの制御方法
を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は所定領域を床面を清掃しながら往復走行
した後に他の領域へ移行し、複数の領域を順に連続して
自動的に清掃可能とする床清掃ロボットの制御方法であ
って、前記移行の設定を行う毎に少なくとも高速あるい
は低速の速度設定を有効とする速度設定手段を有し、該
速度設定手段の操作により現に設定されている移行先領
域における走行速度を設定し、前記移行設定したコース
の走行に際し、前記設定された走行速度にしたがって走
行可能としたことを特徴としている。
【0018】この発明の床清掃ロボットの制御方法は、
当該本体を左折あるいは右折するための移行の設定を行
う毎に少なくとも低速あるいは高速の速度設定を有効と
し、かつ該速度設定を所定ビット数の速度設定バッファ
にHあるいはLとして記憶とする速度設定手段を有し、
該速度設定手段の操作により現に設定された移行先領域
における走行速度として各領域毎の走行速度を前記速度
設定バッファの各ビットに設定し、前記移行設定したコ
ースの走行に際し、前記速度設定バッファに設定された
走行速度にしたがって走行可能としたことを特徴として
いる。
【0019】この場合、前記移行設定手段の操作により
高速点灯手段を点灯し、前記速度設定手段によって低速
設定が行われない限り、高速設定とするとよい。
【0020】また、前記速度設定手段によって速度設定
を行ったときには、該設定に応じて低速点灯手段あるい
は高速点灯手段を点灯するとよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1ないし図5を参照して詳細に説明する。なお、図中、
図6および図8同一部分および相当部分には同一符号を
付して重複説明を省略する。また、この発明の床清掃ロ
ボットの本体については図6を参照されたい。
【0022】図1および図2において、この床清掃ロボ
ットの制御装置は、図8に示す操作パネル部11に、本
体1を高速走行あるいは低速走行に設定するための速度
設定部12を有する操作パネル部13と、超音波センサ
2,3等の超音波センサ部14と、その検出信号により
所定地区(所定領域;通路)の前方壁面や両側壁面まで
の距離等を測定する副制御部(CPUボード)15と、
操作パネル部13の操作、副制御部15の測定結果およ
びロータリーエンコーダ6,7からのエンコーダパルス
等をもとにして走行(速度を含む)、停止および反転
(移行を含む)等の制御指示を出す一方、本体1の走行
路を記憶し、かつ操作パネル部13のランプや記憶番号
表示器等の表示制御を行う主制御部(CPUボード)1
6、この主制御部16からの制御指示にしたがって駆動
用モータ4,5の駆動信号を出力する駆動輪制御回路1
7と、この駆動信号により駆動用モータ4,5を駆動す
る駆動回路18とを備えている。
【0023】速度設定部12は高速スイッチ12aおよ
び低速スイッチ12bと、高速スイッチ12aの操作に
より点灯するランプ(LED)12cおよび低速スイッ
チ12bの操作により点灯するランプ(LED)12d
とを有しており、各ランプ12c,12dは主制御部1
6の制御によって点灯する。
【0024】主制御部16は、場所のコース設定部9の
移行設定操作(右方向移行あるいは左方向移行設定)を
記憶するとともに、速度設定部12を操作すると、その
移行設定先の領域の走行速度(高速の場合L(0)、低
速の場合H(1)を所定ビット数の速度設定バッファ
(図5参照;あるいはレジスタ)に1ビット毎に設定す
る。また、主制御部16は清掃手段(散水装置、吸引装
置、ブラシおよびスクイジィ等)を所定に制御する。
【0025】次に、前記構成の床清掃ロボットに適用さ
れる制御方法の作用を図3の清掃走行路図および図4の
フローチャート図を参照して説明する。なお、図3は図
7に示す清掃走行路図に対応している。
【0026】まず、図3に示す各領域(例えば第1ない
し第3の通路)について、第1の通路および第3の通路
がそれほど汚れていないが、第2の通路が極めて汚れて
いるめに、第1および第3の通路における走行速度を高
速とし、第2の通路における走行速度を低速にするもの
とする。この場合、第1ないし第3の通路を順に連続し
て清掃走行とするために、例えば当該場所のコースを記
憶する場合自動の内容である記憶するスイッチ10bを
操作し、あるいは記憶せずに1回のみである場合記憶せ
ずのスイッチ10cを操作する。
【0027】すると、主制御部16は当該床清掃ロボッ
トのスタートスイッチが操作されるまで、図4に示すル
ーチンを一定時間毎に繰り返し実行し、スイッチ10d
が操作されている場合(記憶モードの場合)、図4に示
すルーチンを含む移行設定ルーチンを実行する。
【0028】図4のルーチン実行に際し、最初の通路
(第1の通路)の速度設定については予め設定する。こ
の場合、第1の通路の汚れが少ないことから高速スイッ
チ12aがオン操作されると、ランプ12cを点灯する
とともに、図5に示す速度設定バッファの0ビット目の
フラグをLに設定する。なお、第1の通路の汚れがひど
い場合には、低速スイッチ12bをオン操作すれば、ラ
ンプ12dを点灯するとともに、図5に示す速度設定バ
ッファの0ビット目のフラグをHに設定する。前記述し
た最初の通路の速度設定については、移行設定ルーチン
の初期化処理で行うようにしてもよい。
【0029】しかる後、図4のルーチンを実行し、まず
場所のコース設定部9の操作、つまり場所のコース設定
部9のスイッチが操作されたか否かを判断する(ステッ
プST1)。最初は第1の通路から第2の通路へ移行さ
せるためには本体1を左に曲げる必要があるために、左
折スイッチ9b11がオンにされると、ステップST1
からST2に進み、高速のランプ12cを点灯する。な
お、前記左折スイッチ9b11の操作にしたがって1回
目の移行を左折に設定、記憶する。また、その逆の場合
には、右折スイッチ9b21をオンにすることになるた
め、1回目の移行を右折に設定する。
【0030】続いて、現設定通路(現に設定された移行
先の通路)が何番目の通路であるかを判断し、この判断
した通路(この場合第2の通路)に対応する速度設定バ
ッファの1ビット目(図5参照)のフラグを一旦Lに設
定する(ステップST3)。前記場所のコース設定部9
のスイッチ操作から所定時間の間に低速のスイッチ12
bが操作されたか否かを判断する(ステップST4)。
この場合、第2の通路の汚れがひどいことから、低速で
清掃走行させる必要があるために、所定時間の間に低速
スイッチ12bがオン操作されると、前記ステップST
3と同じ処理を実行するが、速度設定バッファの1ビッ
ト目(図5参照)のフラグをHに書き換える(ステップ
ST5)。
【0031】続いて、前記低速スイッチ12bの操作に
伴って、ランプ12cを消灯して低速のランプ12dを
点灯し、当該ルーチンを終了する。なお、第2の通路が
それほど汚れていない場合には前記所定時間の間に低速
スイッチ12bが操作されることがなく、所定時間経過
後に当該ルーチンを終了する。続いて、第2の通路から
第3の通路への移行設定(2回目の移行設定)、速度設
定を行うために、右折スイッチ9b22がオン操作され
ると、ステップST1からST2に進み、低速のランプ
12dを消灯して高速のランプ12cを点灯する。
【0032】続いて、現設定通路(現に設定された移行
先の通路)が何番目の通路であるかを判断し、この判断
した通路(この場合第3の通路)に対応する速度設定バ
ッファの2ビット目(図5参照)のフラグを一旦Lに設
定する(ステップST3)。前記場所のコース設定部9
のスイッチ操作から所定時間の間に低速スイッチ12b
が操作されたか否かを判断する(ステップST4)。こ
の場合、第3の通路の汚れがひどくないことから、高速
で清掃走行させるために、所定時間の間に低速スイッチ
12bが操作されないと、その所定時間経過で当該ルー
チンを終了し、第3の通路の速度が高速に確定する。
【0033】前記ステップST1からST6に示す処理
を繰り返し実行することにより、図2に示すように移行
設定が5回目までである場合、第1の通路から第6に通
路までのコースが設定でき、各通路の速度(高速、低
速)を速度設定バッファの0ビット目から5ビット目の
各ビットに設定することができる。そして、前述した処
理後、操作パネル部13のスタートスイッチ(図示せ
ず)がオン操作されると、本体1を例えば自動清掃モー
ドでスタートするが、第1の通路における走行速度は速
度設定バッファの0ビット目のフラグがLであるため高
速とされる。
【0034】以下同様にして、各通路での走行に際して
は図5に示す速度設定バッファを参照して走行速度での
走行が可能となり、各通路の汚れ状態に応じた走行速度
が実現できる。
【0035】したがって、所定場所の各領域(各通路)
の清掃に際して、汚れのひどい通路では十分時間をかけ
た清掃が行われ、汚れがそれほどでない通路では短時間
の清掃が行われ、しかも清掃のバラツキがないだけな
く、清掃作業効率や経済性の向上を図ることができる。
【0036】また、H(低速),L(高速)の2種類を
設定すればよいことから、設定速度バッファのビット数
がそれほど大きくならず、マイクロコンピュータのレジ
スタ等で兼用することができ、コストアップにならずに
済む。さらに、移行設定(左折あるいは右折設定)によ
り高速設定とし、低速スイッチ12bをオン操作しない
限り、低速設定とならないが、必ず速度設定が行われる
ために速度設定のし忘れてもなく、結果当該所定場所
(複数の領域)を確実に連続して自動的に清掃走行させ
ることができる。
【0037】さらにまた、低速および高速の速度設定に
際して、ランプ12c,12dを点灯することから、設
定操作に間違いがなく、正確な設定が可能である。
【0038】なお、前述した処理の最初の通路(第1の
通路)の速度設定については、移行設定後にスタートス
イッチをオン操作する時点で設定されている速度、つま
り現に高速スイッチ12aあるいは低速スイッチ12b
がオンになっている方の速度に設定するようにしてもよ
い。この場合、速度設定バッファには第2の通路以降に
ついてH,Lの何れかを設定することになるため、速度
設定バッファのビット数が1ビット少なくて済むことに
なる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、床清掃ロボットの
制御方法の請求項1の発明によると、複数の領域を連続
して自動的に清掃走行するための移行の設定を行う毎に
少なくとも高速あるいは低速の速度設定を有効とする速
度設定手段を有し、該速度設定手段の操作により現に設
定されている移行先領域における走行速度を設定し、前
記移行設定したコースの走行に際し、前記設定された走
行速度にしたがって走行可能としたので、各領域の汚れ
具合いに合わせた速度を設定することができ、つまり清
掃の品質の向上が図れ、かつそれほど汚れてない領域に
おける清掃を早く済ませることができ(清掃効率の向上
が図れ)、経済性の面でも有用であるという効果があ
る。
【0040】請求項2の発明によると、当該本体を左折
あるいは右折するための移行の設定を行う毎に少なくと
も低速あるいは高速の速度設定を有効とし、かつ該速度
設定を所定ビット数の速度設定バッファにHあるいはL
として記憶とする速度設定手段を有し、該速度設定手段
の操作により現に設定された移行先領域における走行速
度として各領域毎の走行速度を前記速度設定バッファの
各ビットに設定し、前記移行設定したコースの走行に際
し、前記速度設定バッファに設定された走行速度にした
がって走行可能としたので、請求項1と同じ効果を奏
し、かつ速度設定バッファを当該制御回路(マイクロコ
ンピュータ)のレジスタを利用すれば、新たなハードウ
ェア回路を設ける必要もなく、コストアップにならずに
済むという効果がある。
【0041】請求項3の発明によると、請求項1また2
において、前記移行設定により高速点灯手段を点灯し、
前記速度設定手段によって低速設定が行われない限り、
高速設定としたので、請求項1または2の効果に加え、
例えば設定し忘れたとしても、必ず高速設定がなされる
ため、当該所定場所(複数の領域)を確実に連続して自
動的に清掃走行させることができるという効果がある。
【0042】請求項4の発明によると、請求項1また2
において前記速度設定手段によって速度設定を行ったと
きには、この設定に応じて低速点灯手段あるいは高速点
灯手段を点灯するようにしたので、請求項1または2の
効果に加え、速度設定間違いを防止することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す床清掃ロボット
の制御装置の概略的ブロック線図。
【図2】図1に示す制御装置の操作パネル部を説明する
ための概略的配置図。
【図3】図1に示す制御装置の動作を説明するための概
略的清掃走行路図。
【図4】図1に示す制御装置の動作を説明するための概
略的フローチャート図。
【図5】図1に示す制御装置の動作を説明するための速
度設定バッファの概略的模式図。
【図6】従来の床清掃ロボットの概略的正面図。
【図7】図6に示す制御装置の動作を説明するための概
略的清掃走行路図。
【図8】図6に示す床清掃ロボットの操作パネル部を説
明するための概略的配置図。
【符号の説明】 1 本体(床清掃ロボットの) 9 場所のコース設定部 9b11,9b12,9b13,9b14,9b15
左折スイッチ 9b21,9b22,9b23,9b24,9b25
右折スイッチ 11,13 操作パネル部 12 速度設定部 12a 高速スイッチ 12b 低速スイッチ 12c ランプ(高速;点灯手段) 12d ランプ(低速;点灯手段) 16 主制御部(CPUボード)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定領域を床面を清掃しながら往復走行
    した後に他の領域へ移行し、複数の領域を順に連続して
    自動的に清掃可能とする床清掃ロボットの制御方法であ
    って、前記移行の設定を行う毎に少なくとも高速あるい
    は低速の速度設定を有効とする速度設定手段を有し、該
    速度設定手段の操作により現に設定されている移行先領
    域における走行速度を設定し、前記移行設定したコース
    の走行に際し、前記設定された走行速度にしたがって走
    行可能としたことを特徴とする床清掃ロボットの制御方
    法。
  2. 【請求項2】 所定領域の床面を清掃しながら往復走行
    した後に他の領域へ移行し、複数の領域を順に連続して
    自動的に清掃可能とする床清掃ロボットの制御方法であ
    って、当該本体を左折あるいは右折するための移行の設
    定を行う毎に少なくとも低速あるいは高速の速度設定を
    有効とし、かつ該速度設定を所定ビット数の速度設定バ
    ッファにHあるいはLとして記憶とする速度設定手段を
    有し、該速度設定手段の操作により現に設定された移行
    先領域における走行速度として各領域毎の走行速度を前
    記速度設定バッファの各ビットに設定し、前記移行設定
    したコースの走行に際し、前記速度設定バッファに設定
    された走行速度にしたがって走行可能としたことを特徴
    とする床清掃ロボットの制御方法。
  3. 【請求項3】 前記移行設定手段の操作により高速点灯
    手段を点灯し、前記速度設定手段によって低速設定が行
    われない限り、高速設定とする請求項1または2記載の
    床清掃ロボットの制御方法。
  4. 【請求項4】 前記速度設定手段によって速度設定を行
    ったときには、該設定に応じて低速点灯手段あるいは高
    速点灯手段を点灯する請求項1または2記載の床清掃ロ
    ボットの制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021235141A1 (ja) * 2020-05-20 2021-11-25 東京ロボティクス株式会社 移動体及びその制御装置、方法及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021235141A1 (ja) * 2020-05-20 2021-11-25 東京ロボティクス株式会社 移動体及びその制御装置、方法及びプログラム

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