JPS62154008A - 自走ロボツトの走行制御方法 - Google Patents

自走ロボツトの走行制御方法

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JPS62154008A
JPS62154008A JP60293095A JP29309585A JPS62154008A JP S62154008 A JPS62154008 A JP S62154008A JP 60293095 A JP60293095 A JP 60293095A JP 29309585 A JP29309585 A JP 29309585A JP S62154008 A JPS62154008 A JP S62154008A
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wall
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野〕 本発明は、自律走行して掃除を行なう自動掃除機などに
用いて好適な自走ロボットの走行制御方法に関する。
〔従来の技術〕
室内を自動掃除機によって掃除する方法として、自動掃
除機を、通常は直進走行させ、前方に壁や障害物があっ
て直進走行不能となった場合には、Uターンさせ、直進
とUターンとを繰り返して室内全体を同一ピッチで往復
走行させるのが一般である。そして、自動掃除機が壁ぎ
わや障害物のきねに達してUターンができなくなると、
掃除が終了したと判定する。
しかしながら、自動掃除機がUターンするためにはそれ
だけの空間が必要であるから、自動掃除機が壁や障害物
に近づいてUターンができず、掃除が終ったと判定して
も、壁ぎわあるいは障害物のきわには、掃除されない部
分がかなり残る場合がある。すなわち、自動掃除機を同
一ピッチで往復走行させて掃除を行なうと、壁ぎわや障
害物のきわまで充分には掃除ができないことになる。
かかる問題を解消する方法として、たとえば特開昭55
−97608号公報に開示されるように、自動掃除機の
走行方向に対して左右に移動可能な塵芥の吸引口ブラシ
を設け、横方向へ1ピツチ移動するためのUターンがで
きないときは、吸引口ブラシのみ横方向に必要な距離だ
け移動させる方法が知られている。この方法によると、
自動掃除機が壁や障害物の近くに達してUターンができ
なくなると、吸引口ブラシのみを壁ぎわや障害物のきわ
まで移動させ、自動掃除機を逆走行させることによって
室内の隅々まで掃除できる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、かかる従来技術によると、吸引口ブラシの位
置および駆動タイミングを考慮した直進行、Uターンの
走行制御と吸引口ブラシの駆動制御とが必要となり、制
御が複雑になるとともに、制御に時間がかかるという問
題があった。また、吸引口ブラシの駆動装置が必要とな
るために、掃除機を搭載した自走ロボット本体が大型化
1重量化し、機動性が損なわれて掃除時間が長くなって
しまうし、この大型化1重量化と吸引口ブラシの駆動を
必要とすることから、消費電力が増大化するという問題
があった。
本発明の目的は、かかる従来技術の問題点を解消し、壁
ぎわや障害物のきわの作業残りを失くし、迅速かつ簡単
な自走ロボットの走行制御方法を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
自走ロボットが直進走行とUターンとの交互の動作によ
る一定ピッチの往復動作ができなくなったときに、該自
走ロボットの自己位置から該自走ロボットの直進走行方
向に垂直な方向での壁あるいは障害物までの距離に応じ
たピッチで、該自走ロボットをUターンあるいは後退さ
せる。
〔作 用〕
自走ロボット自体を壁あるいは障害物に充分近接して走
行させる。
〔実施例〕
以下、本発明の対象となる自走ロボットを掃除機を搭載
した自走ロボット(以下、自走掃除ロボットという)と
し、本発明の詳細な説明するが、まず、自走掃除ロボッ
トの構成について説明する。
第2図はこの自走掃除ロボットの一具体例を示す斜視図
であって、1は左車輪、2は左車輪駆動モータ、3は左
車輪エンコーダ、4は歯車ケース、5は右車輪、6は右
車輪駆動モータ、7は右車輪エンコーダ、8は歯車ケー
ス、9は超音波送受信器、10は回転円板、11は回転
軸、12はパラボラアンテナ、I3は超音波レーダ回転
モータ、工4は超音波レーダエンコーダ、15は歯車ケ
ース、16はジャイロ、17は掃除機、18はごみ吸口
、19は測定回路部、20は走行制御部、21は操作部
、22は制御用電源、23は駆動用電源、24はロボッ
ト本体フレーム、25はキャスタ、26はロボットボデ
ィである。
同図において、ロボット本体フレーム24には、左右に
左車輪l、右右車5が、また、前部中央にキャスタ25
が設けられている。左車輪1は、歯車ケース4に収納さ
れた歯車を介し、左車輪駆動モータ2と左車輪用エンコ
ーダ3とに連結され、同様にして、右車輪5も、歯車ケ
ース8に収納された歯車を介し、右車輪駆動モータ6と
右車輪用エンコーダ7とに連結されている。これにより
、左車輪1と右車輪5とは別々のモータによって駆動さ
れ、夫々の車輪の回転数が別々のエンコーダで測定され
る。
また、ロボット本体フレーム24には、超音波レーダが
搭載されている。これは、歯車ケース15に収納された
歯車を介して超音波レーダ回転モータエ3と回転軸11
とが連結され、この回転軸11に、パラボラアンテナ1
2が一体となり、かつ超音波送受信器9が搭載された回
転円板10とからなり、超音波レーダ回転モータ13に
よって回転円板10(シたがって、パラボラアンテナ1
2)を回転軸11を中心に回転させながら、超音波送受
信器9で破線で示す指向性の鋭い超音波の送受信を行な
う、また、回転軸11は歯車ケース15に収納された歯
車を介して超音波レーダエンコーダ14に連結されてお
り、この超音波レーダエンコーダ14によって回転軸1
1の回転角、したがって、超音波の発射方向が検出され
る、なお、歯車ケース15は回転軸11を支えるフレー
ムともなっている。
超音波送受信器9から発射された超音波は壁や障害物な
どに当たると反射され、反射超音波のうちのパラボラア
ンテナ12に帰ってきたものが超音波送受信器9で受信
されるが、超音波が発射されてから受信されるまでの時
間と超音波レーダエンコーダ14によって検出される超
音波の発射方向とから、壁や障害物の位置が測定される
さらに、ロボット本体フレーム24には、自走掃除ロボ
ットの進行方向の角度変化を計測するためのジャイロ1
6、掃除機17、測定回路部19、走行制御部20、操
作部21、走行制御部20のための制御用電源22、駆
動用電源23なども搭載されており、超音波レーダの超
音波送受信器9、回転円板10、パラボラアンテナ12
や操作部21以外がロボットボディ26で覆われている
。掃除機17には、ロボット本□ 体フレーム24の幅にほぼ等しい幅のごみ吸口18が設
けられ、自走掃除ロボットの走行とともに、床面(図示
せず)でのこのロボット本体フレーム24の幅にほぼし
い幅にわたって塵芥を吸収する。測定回路部19は超音
波レーダのデータ検出回路・ジャイロ16のデータ測定
回路および左車輪エンコーダ3.右車輪エンコーダ7の
データ測定回路からなり、測定回路19からのデータを
用いて走行制御部20は自走掃除ロボットの自己位置、
壁や障害物の位置を計算し、計算結果にもとづいて自走
掃除ロボットの走行を制御するものである。これら測定
回路部19および走行制御部20の電源として制御用電
源22が用いられる。左車輪駆動モータ2、右車輪駆動
モータ6、超音波レーダ回転モータ13および掃除機1
7のモータなどの電源としては、駆動用電源23が用い
られる。操作部21では、走行方法の切換え、自動走行
と手動走行との切換えなどの操作を行なうことができる
第3図は、第2図における走行制御系の全体を示すシス
テムブロック図であって、27aはCPU(中央処理部
) 、27bはメモリ、28は超音波レーダ検出回路、
29はレーダエンコーダ測定回路、30はジャイロ測定
回路、31は車輪エンコーダ測定回路であり、第2図に
対応する部分には同一符号をつけている。
第3図において、測定回路部19は超音波送受信器9の
出力信号を検出する超音波レーダ検出回路28と、超音
波レーダエンコーダ14からのデータを測定するレーダ
エンコーダ測定回路29と、ジャイロ16からのデータ
を測定するジャイロ測定回路30と、左車輪エンコーダ
3および右車輪エンコーダ7のデータを測定する車輪エ
ンコーダ測定回路31とからなる。
一方、走行制御部20はCP U27aとメモリ27b
とからなる。CP U27aは、測定回路部19の超音
波レーダ検出回路28、レーダエンコーダ測定回路29
、ジャイロ測定回路30および車輪エンコーダ測定回路
31の出力データを周期的に取り込んで自走掃除ロボッ
トの自己位置、壁や障害物の位置などを計算し、この結
果をメモリ27bに格納するとともに、この結果に応じ
て左車輪駆動モータ2.右車輪駆動モータ6、超音波レ
ーダ回転モータ13および掃除機17のモータの制御信
号を形成する。
自走掃除ロボットは以上の構成をなすものである。
次に、かかる自走掃除ロボットを対象とした本発明の実
施例を図面によって説明する。
第1図は本発明による自走ロボットの制御方法の一実施
施例を示すフローチャートである。
この実施例は、後に説明する第9図に示すように、基本
的には直進とUターンとを操り返えし、自走掃除ロボッ
トを走行経路32に沿って移動させるものである。
第1図において、自走掃除ロボットの動作開始時には、
CP U27aはメモリ27b(第3図)の内容をクリ
アし、掃除機17(第2図)のモータを起動させて掃除
を開始させ、ステップ1に進む。
ステップ1では、自走掃除ロボットがUターン中である
ことを表わすフラグ(以下、Uターン中フラグという)
をリセットする。
ステップ2では、室内での自走掃除ロボットの自己位置
が検出される。ここで、自走掃除ロボットの自己位置の
測定方法について説明する。
この自己位置は、左車輪エンコーダ3.右車輪、  エ
ンコーダ7およびジャイロ16の出力信号をもとに測定
される。すなわち、左車輪エンコーダ3がらは左車輪1
 (第2図)の回転速度を表わすデータ(パルス数)が
出力され、車輪エンコーダ測定回路31でこのデータか
ら左車輸工の回転数が測定されて、その結果、左車輪1
の走行距離ΔL、が測定される。同様にして、右車輪エ
ンコーダ7からは右車輪5(第2図)の回転速度を表わ
すデータが出力され、車輪エンコーダ測定回路31で右
車輪5の走行距離ΔL2が測定される。また、ジャイロ
16からは自走掃除ロボットの回転角度を表わす角度デ
ータが出力され、このデータからジャイロ測定回路30
で、一定時間間隔Δtおきに、自走掃除ロボットの進行
方向の角度変化量Δθが測定される。この一定時間間隔
おきに、これらデータΔLl+ ΔL2.ΔθがCPU
に取り込まれ、これらデータを計算処理して自走掃除ロ
ボットの自己位置データが得られる。
ここで、自己位置データを得るための計算方法について
、第4図を用いて説明する。同図に示すように、自己位
置データはX−Y座標系の座標として得られる。このX
−Y座標は自走掃除ロボットが作業を行なうために部屋
の床面に置かれたときに決まり、その置かれた位置を原
点Oとし、そのときの直進走行すべき方向をY軸、これ
に垂直な方向をX軸とする。
同図において、いま、現時点t、での自走掃除ロボット
の自己位置を座標(xm、ya)の点aとし、この点a
からY軸に対して角度θ1の方向に移動したところ、こ
れより上記一定時間Δを後には、自走掃除ロボットの左
車輪1の走行距離がΔL1、右車輪5の走行距離がΔL
t、進行方向の角度変化量がΔθであったとすると、こ
の一定時間Δtにおける自走掃除ロボットの走行距離Δ
Lは、 ■ ΔL−□ (ΔL+ +ΔLx)   ・・・(1)で
表わされ、時点tb(−tm +Δt)における自走掃
除ロボットの進行方向θ1は、 θb4θa+Δθ         ・Φ―(2)とな
る。時点t、における自走掃除ロボットの自己位置を点
すとすると、この点すの座標(X、。
yb)は次のように表わされる。
xbm x、−ΔL−sin(θ、 + −)   ・
・・(3)ここで、式(3)の右辺のΔLの前の符号を
マイナスとし、弐(4)の右辺のΔLの前の符号をプラ
スとしたのは、Y軸に対する角度は時計方向をマイナス
、反時計方向をプラスとしたためである。自走掃除ロボ
ットが原点Oにあるときの位置座標は(Q、0)であっ
て進行方向は0″であり、一定時間Δを毎に式(1)〜
(4)の計算を行なって順次の自己位置とそこでの進行
方向が得られる。
ステップ3では、壁や障害物の位置が検出される。ここ
で、壁や障害物の位置の測定方法について、同じく第4
図を用いて説明する。
この測定は第2図で示した超音波レーダのデータを用い
て行なわれる。いま、第4図において、自走掃除ロボッ
トが点aにあるものとすると、パラボラアンテナ12(
第2図)が壁や障害物Sの超音波発射方向に垂直な面(
以下、単に垂直面という)に向いたとき、超音波送受信
器9(第2図)で反射された超音波はこの垂直面で反射
されてこの超音波送受信器9で受信される。そこで、超
音波が超音波送受信器9から発射されてから壁や障害物
Sの垂直面で反射されてこの超音波送受信器9で受信さ
れるまでの往復時間をΔTとし、超音波の速度をVとす
ると、点aから壁もしくは障害物Sまでの距離り、は、 Ls”     V・ΔT          ・・・
(5)で表わされる。
また、超音波レーダエンコーダ14では、パラボラアン
テナ12からの超音波の発射および受波方向θ、が測定
される。この方向は自走掃除ロボットの進行方向からみ
たものであり、時計方向をマイナス、反時計方向をプラ
スとしている。
以上のデータLl+  θ、と点aの座標(xl。
xb)および点aでの自走掃除ロボットの進行方向θ、
から、壁もしくは障害物Sの位置(正確には、超音波の
反射面の位置)の座標(Xs、)’s)は次のように表
わされる。
X @ ” X @  L @ ’ $11(θ、+θ
m )  −+a+)’I −y* +Ls・cos 
(θ、十〇、) ・・・(7)以上のようにして、設定
されたX−Y座標系における自走掃除ロボットの自己位
置座標と壁もしくは障害物の位置座標が求まる。
ステップ4では、ステップ2,3で以上のようにして得
られた自走掃除ロボットと壁もしくは障害物の位置座標
をメモリ27b(第3図)に格納し、壁や障害物の位置
関係を表わす情景地図を作成し、そこに、自走掃除ロボ
ットの走行経路を画く。
ステップ5では、Uターン中フラグがセットされている
か否かを判定し、セットされていなければ、次のステッ
プ6に進む。
ステップ6では、自走掃除ロボットの進行方向に直進走
行を阻げる壁もしくは障害物があるか否かを判定する。
先にも説明したよに、この実施例においても、自走掃除
ロボットを直進走行とUターンとを繰り返しながら走行
させるのであるが、CP U27a  (第3図)は、
自走掃除ロボットとその進行方向での壁もしくは障害物
との間隔を計算して常時監視しており、この間隔が自走
掃除ロボットのUターン可能な最初のものとなったとき
、ステップ6で前方に壁もしくは障害物有りと判定する
ステップ7では、ステップ6で前方に壁もしくは障害物
がないと判定されたとき、自走掃除ロボットを直進走行
させる。この直進走行は、左車輪駆動モータ2と右車輪
駆動モータ6 (第2図)とを同時に回転させ、左車輪
1と右車輪5 (第2図)とを駆動することによって行
なわれる。
ステップ7からはステップ2に戻るが、ステップ6で前
方に壁もしくは障害物有りと判定されない限り、ステッ
プ2. 3. 4. 5. 6. 7の一連の動作が繰
り返えされ、自走掃除ロボットを直進走行させる。この
直進走行中自走掃除ロボットと壁もしくは障害物の位置
が検出され、夫々の位置座標が順次メモ1J27b  
(第3図)に格納される。
これによってメモリ27bでは、情景地図が次第に詳し
くなり、そこに自走掃除ロボットの走行経路が画かれる
ここで、第5図により、障害物がない室内において、ス
テップ6で前方に壁ありと判定するまでの自走掃除ロボ
ットの動作を説明する。
まず、自走掃除ロボットは走行開始する前の原点0にあ
るときに、超音波レーダによって壁の位置を検出する。
ここで、説明を簡単にするために、壁33.34.35
.36はY軸、Y軸のいずれかに平行であるとする。自
走掃除ロボットが原点Oにあるときに超音波レーダによ
って検出されるのは、壁のY軸、Y軸上の部分(点33
a、 34a、 35a、 36a)と壁の角の部分(
点33b、 34b、 35b、 36b)である。
自走掃除ロボットは原点Oから常にY軸の正方向に直進
走行開始するものであり、この場合、上記のようにして
、自走掃除ロボットの進行方向の壁の位置は点34aと
して予じめ検出されているから、CP U27aによっ
て壁の点34aと自走掃除ロボットとの間の距離を監視
している。
自走掃除ロボットのCP U27aは、かかる直進走行
の間も自己位置電標と壁の位置座標とを計算してメモリ
27bに格納しており、壁33.34.35゜36が順
次検出されてメモリ27bで前景地図が次第に出来上っ
ており、その情景地図内で自走掃除ロボットの走行経路
32が画かれている。
直進走行中、ステップ6で前方に壁もしくは障害物有り
と判定すると、ステップ8に進む。
ステップ8では、自走掃除ロボットを停止させる。
ステップ9では、Uターン中フラグをセットする。
ステップ10では、Uターン方向の切換えを行なう。
先にも説明したように、自走掃除ロボットは直進走行と
Uターンとを繰り返し行なわせるが、第5図では、軌跡
32で示すように、最初のUターンの方向は右方向であ
るが、次のUターンは左方向に行なわれる。つまり、U
ターンする毎にその方向は右、左と交互に変わり、これ
によって自走掃除ロボットはY軸方向に往復走行をしつ
つX軸方向に進むことになる。ステップ10では、この
ようにUターンの方向を設定する0通常、最初のUター
ンの方向は右方向に設定されるが、この方向のUターン
が不可能な場合には、Uターンの方向を左方向とし、以
下、右、左、右・・・と交互に方向を切換える。
第1図に戻って、ステップ11〜20では、第5図で示
すX軸方向での自走掃除ロボットと壁33との間隔lが
いかなる範囲に入るかを判定する。かかる範囲は・l>
1.(ステップ11)、it≧l>It2(ステップ1
2)、  z、≧Z>ZS(ステップ13)。
13≧l>1.(ステップ14)、  14≧l>1.
(ステップ15)、  ti、≧l>1.(ステップ1
6)、  Rh≧It>1.(ステップ17)、  j
2.≧1>1.(ステップ18)、  l、≧1>1.
(ステップ19)、  !、≧1>It、o(ステップ
20)がある。
第5図において、間隔lが充分大きいときには、自走掃
除ロボットがUターンする前とUターンした後との直進
走行経路のピッチはAであるとすると、このピッチAで
自走掃除ロボットのUターンが可能な自走掃除ロボット
と壁33との間隔lの最小値がステップ11におけるl
Iである。
かかるUターンの方法を第6図で説明する。同図におい
て、1′はUターン前の左車輪、1#はUターン後の左
車輪、2は右車輪、33は壁、26′はUターン前のロ
ボットボディ、26“はUターン後のロボットボディ、
37’、37“は夫々ロボットボディ26’、26“の
左前先端部、38’、38”は夫々ロボットボディ26
’、26“の左後先端部である。
同図において、自走掃除ロボットは右方向にUターンす
るものとする。この場合のUターンは、右車輪5を停止
させて左車輪1′を前進方向に駆動し、ロボットボディ
26′を右車輪5を中心に180 ”旋回させる。かか
るUターンを行なうことにより、ロボットボディ26’
、26’の直進方向の中心線の間隔がピッチAであり、
これは左車輪1′と右車輪5との間隔Wに等しい。掃除
機17のごみ吸口18(第2図)の幅はロボットボディ
26’、26“の幅にほぼ等しいから、Uターン前後の
掃除範囲は図示する量Eだけオーバラップする。
かかるUターンは、ロボットボディ26′の先端から車
輪軸までの距離、右車輪5からロボットボディ26′の
左前先端部37′までの距離および右車輪5からロボッ
トボディ26′の左後先端部38′までの距離で決まる
領域al+ bl、 CI+ dl内に壁や障害物がな
いときに可能である。第6図によると、このようにUタ
ーンするために必要なロボットボディ26′の中心線R
−Rから右方向の空間の最小幅E1は、左車輪1′と右
車輪5との間隔をW、右車輪5とロボットボディ26′
の左前先端部37′との間隔をdとすると、 1、−− W+d        ・・・(8)となる
、したがって、自走掃除ロボットと壁33との間隔(厳
密には、ロボットボディ26′の中心線R−Rと壁33
との間隔)lが式(8)で表わされる間隔j!1 より
も大きいとき、Uターン時に自走掃除ロボットが壁33
に当たることはとない。
ステップ11は、l>1.の判定とともに、第6図の範
囲at+ tl++ CI+ dlにおいて、壁や障害
物が存在するか否かの判定も行なう。
自走掃除ロボットと壁33との間隔lが11以下になる
と、上記のようなUターンができなくなり、壁33のき
わに掃除残りが生ずる。
ステップ12.13.14.15から始まる一連の動作
はUターン前後のピッチを小さくしてこの掃除残りを少
なくするものである。この場合のUターン方法を第7図
によって説明する。同図において、5′はUターン前の
右車輪、5“はUターン後の右車軸、26°はUターン
途中のロボットボディ、37′#はロボットボディ26
9の左前先端部であり、第6図に対応する部分には同一
符号をつけている。
第7図において、まず、左車輪1′を停止させて右車輪
5′を後進方向に駆動し、ロボットボディ26′を左車
輪1′を中心にして右方向に旋回させる。この動作は右
車輪5′を右後方に引くものである。ロボットボディ2
6′の中心線R−Rに垂直な方向での右車輪5′の移動
IIDを車輪引き幅という。第6図に示したUターンの
場合には、右車軸5は停止しているから、車輪引き幅り
は零で□ ある。
次に、右車輪が引かれたロボットボディ26′に対し、
第6図の場合と同様に、右車軸5“を停止させて左車輪
1′を前進方向に駆動する。これにより、ロボットボデ
ィ26′は右車輪5“を中心に右方向に旋回する。ロボ
ットボディ26“の中心線R’−R’がロボットボディ
26′の中心線R−Hに平行となったとき、すなわち自
走掃除ロボットが180 ”旋回したとき、左車輪1′
の駆動を停止させてUターンを終了する。この場合での
Uターン前後の自走掃除ロボットの間隔、すなわちピッ
チBは、左車輪1′と右車輪5′との間隔をWとすると
、 B−W−D     ・・・(9) となる。したがって、第6図の場合よりも狭いピッチで
Uターンされることになる。このために、Uターン前後
の掃除範囲のオーバラップ量は第6図の場合の量Eより
も大きくなることはいうまでもない。
この場合には、左車輪1′と左後先端部38′との間の
距離、右車輪5′と左前先端部37′、左後先端部38
′との間の距離、ロボットボディ26′の長さ、ロボッ
トボディ26′に対する右車輪5′。
左車輪1′の位置、車輪引き幅りなどによって決まる範
囲at+ bt+ C!+ dt内に壁や障害物がない
ときにUターンが可能となる。
また、第7図から明らかなように、右車輪5′と左前先
端部37′との距離をdとすると、ロボットボディ26
の中心IR−Rから右方向の空間幅2と車輪引き幅りと
の関係が、 (但し、Wは左車輪1′と右車輪5′との間隔)である
とき、第7図で示すUターンを行なっても自走掃除ロボ
ットは壁33に当たることはない。
そこで、自走掃除ロボットと壁33との間隔でが式(8
)で表わされる値!、以下となったとき、弐〇のを満す
ようにこの間[1に応じて車輪引き幅りを設定し、第7
図に示したようにUターンを行なうことにより、ピッチ
を小さくしてUターンができ、壁33のきわまで掃除出
来る。
この実施例では、第1図のステップ12〜15に示すよ
うに、値11以下で自走掃除ロボットと壁33との間隔
lがとる範囲を4つに区分しくすなわち、ll≧1>l
x、1g≧1>lx、A3≧l>la。
14≧l>IS、)、各区分毎に、夫々12+  1!
+  14 +lS+ に対して式(至)を満足する車
輪引き幅Dt、D3.04.DSを設定している。
そこで、いま、自走掃除ロボットと壁33との間隔Eが
11≧1>11の範囲にあるとすると、これであること
がステップ12で判定され、ステップ22で車輪引き幅
りが値D2と設定される。この間隔lが値lI以下の他
の範囲にあってステップ13〜15のいずれかでこれで
あることが判定されると、これに応じた車輪引き幅り、
〜D、のいずれかがステップ23.24あるいは25で
設定される。弐〇〇から車輪引き幅りが大きくなるに従
い間隔lが小さくなり自走掃除ロボットが壁33により
近接した状態でUターンが可能であるがD=Wのときに
は、定径経路をもどることになるから、ステップ15で
のl、を d−W/2よりも若干大きく、かつステップ
25のり、をWよりも若干小さく設定する。
なお、1>I+の場合には、ステップ11でこれが判定
され、ステップ21で車輪引き幅りが(tl! 0のD
+と設定される。
もちろん、ステップ12〜15でも、ステップ11と同
様に、第7図における範囲a1+ bt+ C!+ d
l内に壁もしくは障害物があるか否かの判定も行なう。
なお、左方向にUターンする場合も同様である。
ところで、以上のようなUターンを行なう場合、ロボッ
トボディ26’、26“を旋回されることから、Uター
ン終了後には、第7図に示すように、ロボットボディ2
6“と壁33との間に幅Nの隙間が生じ、この部分が掃
除残りとなる。この幅Nは、ステップ11〜15のいず
れのUターンを行なうようにしても、 ’JJ + w N≧d−□     ・・・αυ となる。但し、d、Wは第6図で示される幅であり、ま
た、Wはロボットボディ26の幅である。
ステップ15〜20から始まる一連の動作は、この幅N
の隙間の掃除残しをも失くすようにするものである。こ
れは、ロボットボディ26を後進走行させながら壁33
のきわに寄せるものである。以下、この動作を後退旋回
と呼ぶことにする。
以下、第8図によって後退旋回動作を詳細に説明する。
ここでは、進行方向に対して右側にある壁33に自走掃
除ロボットをよせるものとする。
まず、ロボットボディ26′に対し、右車輪5′を停止
させて左車輪1′を後進駆動する。これにより、ロボッ
トボディ26′は右車輪5′を中心にして左方向に旋回
する。このとき、左車輪1′は右後方に引かれたことに
なる。次に、旋回したロボットボディ26“の左車輪1
“を停止させて右車輪5′を後進駆動させる。これによ
り、ロボットボディ26“は左車輪1“を中心にして右
方向に旋回する。この旋回はロボットボディ26“の中
心軸が旋回前の中心軸R−Rと平行になったときに停止
する。
かかる一連の旋回により、右車輪5′は左車輪1′と平
行な方向に同量だけ引かれている。かかる旋回後の左車
輪1′、右車輪5′の進行方向(中心軸R−R)に垂直
な方向の移動量Cを側車輪引き幅という。
ロボットボディ26′の長さ、ロボットボディ26′に
対する左車輪1′、右車輪5′の位置関係などで決まる
後進旋回に必要な空間範囲a3+ b2+ C2+d、
内に壁や障害物がないときに、後進旋回が可能となる。
また、左車輪1′とロボットボディ26′の右後先端部
39′との間隔をd′とし、側車輪1′5′の間隔をW
とすると、ロボットボディ26′の中心軸R−Rから壁
33までの間隔Eと側車輪引き幅Cとの関係が、 p >d ’ + (C−−)     ・・・C2)
であるとき、自走掃除ロボットは壁33に当たらない。
そこで、ロボットボディ26′と壁33との間隔がステ
ップ15での値l、よりも小さいとき、式(2)を満た
すように間隔lに応じて側車輪引き幅Cを設定し、第8
図に示すように後進旋回を行なった後、ロボットボディ
26′#を矢印方向に後進走行させることにより、壁3
3のきねの掃除残しをなくすことができる。
この実施例では、第1図のステップ16〜20に示すよ
うに、値2.以下のロボット本体26と壁33との間隔
lがとる範囲を!、≧1>26,1.≧2〉!、。
!、≧1>1..1.≧β〉β4,1.≧1!>l+6
の5つに区分し、各区分毎に+  16+  17.1
B+  IQ+1u1に対応して式@を満足する側車輪
引き幅C&+C7,C8,C9,CI。を設定している
そこで、いま、ロボットボディ26′と壁33との間隔
lが15≧1>16であるとすると(ステップ11〜1
5では「no」と判定している)、これであることがス
テップ16で判定され、ステップ26で側車輪引き幅C
が値C6と設定される。ステップ17〜20のいずれか
で「yeS」と判定された場合にも、それに応じてステ
ップ27〜30のいずれかで両車輪引き幅Cが値Ctt
 Cs、CqまたはC5゜に設定される。もちろんこの
とき、ステップ16〜20では、第8図で示した後退旋
回に必要な空間範囲a3+ b3. C3+ d3内に
壁もしくは障害物があるか否かの判定も行なう。
ここで、第6図〜第8図でのロボットボディ26′に対
し、長さを80cm、幅を50cm、各車輪1’、5’
の直径を10cm、車輪1’、5’の間隔を30cm、
ロボットボディ26′の前先端から車輪軸までの距離を
50cn、ロボットボディ26′の後先端から車輪軸ま
での距離を30c+mとしたときの第1図の間隔!。
〜j’lの値と車輪引き幅り、〜D、、Ch”’C,。
の値の一興体例を次表に示す。
(以下余白) □ 以上がステップ11〜30の説明である。なお、左方向
の壁に寄せる場合も同様である。
ステップ31では1、ステップ21〜25のいずれで設
定された車輪引き幅りに応じて第6図あるいは第7図に
示したようなUターンを開始させる。
ステップ32では、ステップ26〜30で設定された両
車輪引き幅に応じて第8図に示したような後進旋回を行
なわせる。
ステップ31.32の処理が終ると、ステップ2に戻る
以上のステップ8〜32の一連の処理は、ステップ6で
前方に壁もしくは障害物があって自走掃除ロボットが直
進走行できなくなったとき、Uターンあるいは後進旋回
を開始させるまでのものである。したがって、ステップ
6でryesJと判定されたときに、ステップ8〜32
の一連の処理は1回しか行なわれない。
ステップ31あるいは32の処理によって自走掃除ロボ
ットがUターンあるいは後進旋回を開始すると、ステッ
プ9で既にUターン中フラグがセットされているので、
ステップ5でこれが判定され、ステップ33に進む。
ステップ33では、ジャイロ16 (第2図)のデータ
をもとに、Uターンあるいは後進旋回が終ったか否かの
判定を行なう。この判定はジャイロ16(第2図)から
の角度情報をもとにして行なう。
Uターンのときには、自走掃除ロボットが180 ’方
向転換したときに、後進旋回のときには、ロボットボデ
ィ26の中心線が後進旋回前の中心線と平行になったと
きに夫々Uターンが終了したと判定する。
Uターン中あるいは後進旋回中では、ステップ2.3,
4.5.33の一連の処理が繰り返し行なわれ、これら
の動作中も自走掃除ロボットの自己位置座標と壁や障害
物の位置座標が作成されてメモリ27b(第3図)に格
納される。そして、Uターンあるいは後退旋回が終了す
ると、ステップ34でUターン中フラグがリセットされ
、再びステップ2から処理が始まって直進走行を開始さ
せる。
以上の処理により、自走掃除ロボットは第9図に示す走
行経路32に沿うように走行制御される。
すなわち、自走掃除ロボットは、壁33から充分離れて
いるときには、直進走行と第6図に示したUターンとの
交互の繰り返しにより、ピッチAでジグザグ走行し、壁
33に近づいてこのUターンができなくなる点40に達
すると、第7図に示したように、選択された車輪引き幅
りでピッチBのUタ−ンを行なう、そして、点41に達
して壁33との間に距離!、〜110がある場合には、
第8図に示した後退旋回を行ない、これらが終了した点
42から直進走行して壁33のきわまで掃除を行なう。
自走掃除ロボットは、点43に達すると、もはやUター
ンや後退旋回ができなくなる。この場合には、ステップ
11〜20では全てl”noJと判定され、ステップ3
5に進む。
このステップ35では、室内全体での掃除が終ったか否
かを判定する。この判定は、メモリ27b(第3図)で
形成された情景地図と自走掃除ロボットが走行した経路
とから未掃除エリアを探すことによって行なわれる。第
9図の場合には、掃除が終わったものと判定されるが、
室内に障害物がある場合には、その後の部分が未掃除エ
リアとなり、部屋が四角形でない場合などでは、未掃除
エリアが存在する場合がある。
ステップ36では、ステップ35で未掃除エリアが見つ
かると、自走掃除ロボットをその未掃除エリアに走行さ
せる。
ステップ36からはステップlに戻り、未掃除エリアに
対して上記の動作が行われる。
以上のように、この実施例では、自走掃除ロボットを壁
ぎわや障害物のきわまで簡単かつ正確に接点させること
ができ、壁や障害物のきねの掃除のやり残しをなくすこ
とができる。また、従来技術のような進行方向に対して
横方向に動く吸引ロプラシなどの機構部が不要となり、
吸引口ブラシの位置や駆動のタイミングを考慮しなくて
よいので、走行方法の判断や決定に要する時間を短縮で
きるし、ロボットボディも小型化にできる。したがって
、超音波レーダで得られるまわりの壁や障害物の位置デ
ータ及び情景地図データの変化にすばやく対応できるこ
とになる。さらに、吸引口ブラシなどの駆動が不要なの
で、消費電力を削減できて経済的になる。
なお、第6図〜第8図で壁について説明したが、障害物
であっても同様である。また、上記実施例では、自走ロ
ボットとして掃除機を搭載したものとしたが、塗装を行
なうなど他の作業を行なうものであってよいことは明ら
かである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、自走ロボットを
壁ぎわや障害物のきわまで簡単かつ正確に接近させるこ
とができ、該自走ロボットに!3!置される掃除機など
の作業機器を制御することなく、壁ぎわや障害物のきね
までの作業が可能となるものであって、作業機器の機構
部や駆動部の簡略化が図かれて該自走ロボットの小型、
軽量化や消費電力の削減が達成できるし、作業機器の位
置や駆動タイミングを考慮することなしに自走ロボット
の制御が可能となるものであるから、自走ロボットの走
行方法の判断や決定を迅速に行なうことができるし、さ
らに、該自走ロボットの小型、軽量化にともない、部室
の壁や障害物に対応した該自走ロボットの動作変化を迅
速に行なえ、作業時間を大幅に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自走ロボットの走行制御方法の一
実施例を示すフローチャート、第2図は自走ロボットの
一興体例を示す構成図、第3図は第2図に示した自走ロ
ボットにおける走行制御系の全体を示すシステムブロッ
ク図、第4図は自走ロボットの自己位置座標および壁や
障害物の位置座標を得る方法を示す説明図、第5図は第
3図におけるメモリで画かれる情景地図と自走ロボット
の走行経路とを示す説明図、第6図および第7図は夫々
自走ロボットのUターン方法を示す説明図、第8図は自
走ロボットの後退旋回方法を示す説明図、第9図は自走
ロボットの走行方法の一例を示す説明図である。 1.1’、1“・・・左車輪、3・・・左車輪用エンコ
ーダ、5.5’、5“・・・右車輪、7・・・右車輪用
エンコーダ、9・・・超音波送受信器、12・・・パラ
ボラアンテナ、13・・・超音波レーダ回転モータ、1
4・・・超音波レーダエンコーダ、16・・・ジャイロ
、17・・・掃除機、20・・・走行制御部、26.2
6“、 26#′・・・ロボットボディ。 、−1,−1゛ ′・:ル一−二− 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 走行距離測定手段と、走行方向測定手段と、超音波によ
    って物体までの距離および方向を測定する超音波物体検
    知手段と、該走行距離測定手段と該走行方向測定手段と
    から得られる自己位置座標と該超音波物体検知手段から
    得られる該物体の位置座標とを記憶する記憶手段とを備
    えた自走ロボットを所定領域内を走行させるようにした
    走行制御方法において、該自走ロボットを、直進走行、
    Uターンを繰り返して第1のピッチでジグザグ走行させ
    るとともに、該直進走行方向に垂直な方向での前記所定
    領域の境界と該自走ロボットとの間の距離が前記第1の
    ピッチでのUターンが不能な値になったとき、該距離に
    応じたピッチでUターンもしくは後進旋回させて走行さ
    せることを特徴とする自走ロボットの走行制御方法。
JP60293095A 1985-12-27 1985-12-27 自走ロボツトの走行制御方法 Granted JPS62154008A (ja)

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