JPH1026250A - 排他制御回路及びこれを用いた電磁弁駆動回路 - Google Patents
排他制御回路及びこれを用いた電磁弁駆動回路Info
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- JPH1026250A JPH1026250A JP19521496A JP19521496A JPH1026250A JP H1026250 A JPH1026250 A JP H1026250A JP 19521496 A JP19521496 A JP 19521496A JP 19521496 A JP19521496 A JP 19521496A JP H1026250 A JPH1026250 A JP H1026250A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の入力信号が同時にアクティブとなって
も出力側の複数の出力信号を同時にアクティブとさせる
ことのない回路構成が簡単な排他制御回路、及びこの排
他制御回路を用いた電磁弁駆動回路を提供すること。 【解決手段】 入力信号S1 、S4 のうち一番最初にア
クティブ状態となった1つの入力信号に対応した出力信
号のみを排他的に得るための排他制御回路70として、
NORゲート回路71、72によるR−Sフリップ・フ
ロップ回路を用いた。共用駆動回路5により駆動時期の
重ならない電磁弁1、4を駆動パルス信号S1 、S4 に
応答して駆動するための電磁弁駆動回路100におい
て、駆動パルス信号S1 、S4 のうちアクティブ状態と
なっている1つの入力信号に対応した出力信号のみを排
他制御回路70によって排他的に得て共用駆動回路5に
与える。
も出力側の複数の出力信号を同時にアクティブとさせる
ことのない回路構成が簡単な排他制御回路、及びこの排
他制御回路を用いた電磁弁駆動回路を提供すること。 【解決手段】 入力信号S1 、S4 のうち一番最初にア
クティブ状態となった1つの入力信号に対応した出力信
号のみを排他的に得るための排他制御回路70として、
NORゲート回路71、72によるR−Sフリップ・フ
ロップ回路を用いた。共用駆動回路5により駆動時期の
重ならない電磁弁1、4を駆動パルス信号S1 、S4 に
応答して駆動するための電磁弁駆動回路100におい
て、駆動パルス信号S1 、S4 のうちアクティブ状態と
なっている1つの入力信号に対応した出力信号のみを排
他制御回路70によって排他的に得て共用駆動回路5に
与える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排他制御回路及び
これを用いた電磁弁駆動回路に関するものである。
これを用いた電磁弁駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、燃料噴射をソレノイドの駆動に
よって調節する燃料噴射弁を内燃機関の各気筒に設け、
各燃料噴射弁に対応する駆動パルス信号に基づいて各燃
料噴射弁のソレノイドを駆動する電磁弁駆動回路におい
ては、噴射時期が重ならない2つの燃料噴射弁のそれぞ
れのソレノイドの駆動に関して回路を共有することが可
能であり、これにより回路部品を少なくし、コスト低減
を図る構成が公知である。
よって調節する燃料噴射弁を内燃機関の各気筒に設け、
各燃料噴射弁に対応する駆動パルス信号に基づいて各燃
料噴射弁のソレノイドを駆動する電磁弁駆動回路におい
ては、噴射時期が重ならない2つの燃料噴射弁のそれぞ
れのソレノイドの駆動に関して回路を共有することが可
能であり、これにより回路部品を少なくし、コスト低減
を図る構成が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような回路構成を
採用する場合、一方の燃料噴射弁のソレノイドが駆動さ
れている最中に、他方の燃料噴射弁のソレノイドが駆動
パルス信号に乗ったノイズによって駆動されると、双方
が同時に共用回路を使うことになるので、共用回路及び
その動作等に支障を来すおそれがあり、そのため、駆動
パルス信号に乗ったノイズによる誤動作防止を図ること
が望まれる。
採用する場合、一方の燃料噴射弁のソレノイドが駆動さ
れている最中に、他方の燃料噴射弁のソレノイドが駆動
パルス信号に乗ったノイズによって駆動されると、双方
が同時に共用回路を使うことになるので、共用回路及び
その動作等に支障を来すおそれがあり、そのため、駆動
パルス信号に乗ったノイズによる誤動作防止を図ること
が望まれる。
【0004】特に、燃料噴射弁の駆動終了時間を短くす
るという観点から、保持期間の終了に続いて駆動時とは
逆極性の電圧をソレノイドに印加してソレノイドを所定
時間の間逆励磁し、ステータ及びアーマチュアがもつ渦
電流に起因する残留磁束を消磁し、リターンスプリング
によるアーマチュアの復帰を促進する構成が採用される
場合にあっては、ソレノイドを逆励磁している最中にソ
レノイドに高電圧の印加を許容する始動期間信号が駆動
パルス信号に乗ったノイズによって発生すると、ソレノ
イドの駆動回路に高電圧と逆電圧とが同時に印加されて
回路及び回路動作に支障を来すことがある。
るという観点から、保持期間の終了に続いて駆動時とは
逆極性の電圧をソレノイドに印加してソレノイドを所定
時間の間逆励磁し、ステータ及びアーマチュアがもつ渦
電流に起因する残留磁束を消磁し、リターンスプリング
によるアーマチュアの復帰を促進する構成が採用される
場合にあっては、ソレノイドを逆励磁している最中にソ
レノイドに高電圧の印加を許容する始動期間信号が駆動
パルス信号に乗ったノイズによって発生すると、ソレノ
イドの駆動回路に高電圧と逆電圧とが同時に印加されて
回路及び回路動作に支障を来すことがある。
【0005】このような問題を解決するため、2つのソ
レノイドの駆動に関して共用回路部分を有する電磁弁駆
動回路の入力側に一方の駆動パルス信号に基づいて一方
のソレノイドを駆動している場合に他方の駆動パルス信
号の入力を受けつけないようにするための排他制御回路
を設ける構成が考えられる。
レノイドの駆動に関して共用回路部分を有する電磁弁駆
動回路の入力側に一方の駆動パルス信号に基づいて一方
のソレノイドを駆動している場合に他方の駆動パルス信
号の入力を受けつけないようにするための排他制御回路
を設ける構成が考えられる。
【0006】しかしながら、このような目的を達成する
ための排他制御回路は、複雑な構成の論理回路を必要と
する上、目的とする機能を充分に達成させることが困難
であるという問題点を有している。
ための排他制御回路は、複雑な構成の論理回路を必要と
する上、目的とする機能を充分に達成させることが困難
であるという問題点を有している。
【0007】例えば、図11に示すように、Dフリップ
・フロップを2つ用いた回路構成が考えられるが、2つ
の入力駆動信号S1とS2とが直に同時に入力された場
合、一方のDフリップ・フロップの反転Q出力が他方の
Dフリップ・フロップのD入力に与えられるタイミング
においては、すでにクロックパルスとしての駆動信号S
2は有意変化してしまっている構成であるから、その出
力駆動信号S1’とS2’とが両方アクティブとなって
しまうという問題を生じる。
・フロップを2つ用いた回路構成が考えられるが、2つ
の入力駆動信号S1とS2とが直に同時に入力された場
合、一方のDフリップ・フロップの反転Q出力が他方の
Dフリップ・フロップのD入力に与えられるタイミング
においては、すでにクロックパルスとしての駆動信号S
2は有意変化してしまっている構成であるから、その出
力駆動信号S1’とS2’とが両方アクティブとなって
しまうという問題を生じる。
【0008】すなわち、図11に示す構成では、Dフリ
ップ・フロップのクロックパルスの入力立上りから反転
Q出力が「L」レベルになるまでの遅延時間よりも長い
時間だけ入力駆動信号S1、S2間におけるアクティブ
になるタイミングのずれがないと、排他制御が不可能と
なってしまうことになる。また、回路を初期化するため
に外部からクリア信号を供給しなければならないという
不便さをも有している。
ップ・フロップのクロックパルスの入力立上りから反転
Q出力が「L」レベルになるまでの遅延時間よりも長い
時間だけ入力駆動信号S1、S2間におけるアクティブ
になるタイミングのずれがないと、排他制御が不可能と
なってしまうことになる。また、回路を初期化するため
に外部からクリア信号を供給しなければならないという
不便さをも有している。
【0009】本発明の目的は、回路構成が簡単で、且つ
複数の入力信号が同時にアクティブとなっても出力側の
複数の出力信号を同時にアクティブとさせることのない
排他制御回路、及びこの排他制御回路を用いた電磁弁駆
動回路を提供することにある。
複数の入力信号が同時にアクティブとなっても出力側の
複数の出力信号を同時にアクティブとさせることのない
排他制御回路、及びこの排他制御回路を用いた電磁弁駆
動回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1の発明の特徴は、N(≧2)個の入力信号に
応答しこれらの入力信号のうち一番最初にアクティブ状
態となった1つの入力信号に対応した出力信号のみを排
他的に得るための排他制御回路であって、前記入力信号
に対応して設けられたそれぞれがN個の入力を有するN
個の論理ゲート回路を有し、前記論理ゲート回路のそれ
ぞれが、対応する入力信号を1つの入力に印加し、残り
のN−1個の入力には他の論理ゲート回路の出力をそれ
ぞれ入力するようにしてR−Sフリップ・フロップ回路
を構成し、前記論理ゲート回路の各出力から前記入力信
号に対応する出力信号を得るようにした点にある。
の請求項1の発明の特徴は、N(≧2)個の入力信号に
応答しこれらの入力信号のうち一番最初にアクティブ状
態となった1つの入力信号に対応した出力信号のみを排
他的に得るための排他制御回路であって、前記入力信号
に対応して設けられたそれぞれがN個の入力を有するN
個の論理ゲート回路を有し、前記論理ゲート回路のそれ
ぞれが、対応する入力信号を1つの入力に印加し、残り
のN−1個の入力には他の論理ゲート回路の出力をそれ
ぞれ入力するようにしてR−Sフリップ・フロップ回路
を構成し、前記論理ゲート回路の各出力から前記入力信
号に対応する出力信号を得るようにした点にある。
【0011】この構成によれば、N個の論理ゲート回路
によってR−Sフリップ・フロップ回路が構成されるの
で、2つの入力が同時にアクティブ状態となった場合、
一番早くアクティブになった入力に対する出力がアクテ
ィブになり、その入力がアクティブであるかぎり、その
状態は保持される。
によってR−Sフリップ・フロップ回路が構成されるの
で、2つの入力が同時にアクティブ状態となった場合、
一番早くアクティブになった入力に対する出力がアクテ
ィブになり、その入力がアクティブであるかぎり、その
状態は保持される。
【0012】請求項2の発明の特徴は、駆動時期が重な
らない複数の電磁弁ごとに設けられた共用駆動回路によ
り前記複数の電磁弁を各電磁弁に対応して入力される複
数の駆動パルス信号に応答して駆動するための電磁弁駆
動回路であって、前記複数の駆動パルス信号のうちアク
ティブ状態となっている1つの入力信号に対応した出力
信号のみを排他的に得て前記共用駆動回路に与えるため
の排他制御回路を有し、該排他制御回路が、前記入力信
号に対応して設けられたそれぞれがN個の入力を有する
N個の論理ゲート回路を有し、前記論理ゲート回路のそ
れぞれが、対応する入力信号を1つの入力に印加し、残
りのN−1個の入力には他の論理ゲート回路の出力をそ
れぞれ入力するようにしてR−Sフリップ・フロップ回
路を構成し、前記論理ゲート回路の各出力から前記入力
信号に対応する出力信号を前記共用駆動回路のために得
るようにした点にある。
らない複数の電磁弁ごとに設けられた共用駆動回路によ
り前記複数の電磁弁を各電磁弁に対応して入力される複
数の駆動パルス信号に応答して駆動するための電磁弁駆
動回路であって、前記複数の駆動パルス信号のうちアク
ティブ状態となっている1つの入力信号に対応した出力
信号のみを排他的に得て前記共用駆動回路に与えるため
の排他制御回路を有し、該排他制御回路が、前記入力信
号に対応して設けられたそれぞれがN個の入力を有する
N個の論理ゲート回路を有し、前記論理ゲート回路のそ
れぞれが、対応する入力信号を1つの入力に印加し、残
りのN−1個の入力には他の論理ゲート回路の出力をそ
れぞれ入力するようにしてR−Sフリップ・フロップ回
路を構成し、前記論理ゲート回路の各出力から前記入力
信号に対応する出力信号を前記共用駆動回路のために得
るようにした点にある。
【0013】この構成によれば、排他制御回路によっ
て、複数の駆動パルス信号のうちのアクティブ状態にな
っている1つの駆動パルス信号に対する出力信号のみが
共用駆動回路に入力される。したがって、1つの駆動パ
ルス信号がアクティブ状態になって対応する電磁弁を駆
動しているにも拘らず雑音パルスが他の駆動パルス信号
に重畳するなどして別の電磁弁が作動してしまうのを確
実に防止することができる。
て、複数の駆動パルス信号のうちのアクティブ状態にな
っている1つの駆動パルス信号に対する出力信号のみが
共用駆動回路に入力される。したがって、1つの駆動パ
ルス信号がアクティブ状態になって対応する電磁弁を駆
動しているにも拘らず雑音パルスが他の駆動パルス信号
に重畳するなどして別の電磁弁が作動してしまうのを確
実に防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。
施の形態の一例につき詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明による排他制御回路を適用
した、電磁弁駆動回路100の構成図である。電磁弁駆
動回路100は、4気筒内燃機関への各気筒へ燃料を噴
射供給するための4つの燃料噴射弁をそれぞれ駆動する
電磁弁を駆動するためのものである。図1において1、
2、3及び4はそれぞれ第1、第2、第3及び第4燃料
噴射を駆動するための電磁弁、5及び6はそれぞれ第1
及び第2共用駆動回路、7は信号発生回路、8は昇圧回
路である。
した、電磁弁駆動回路100の構成図である。電磁弁駆
動回路100は、4気筒内燃機関への各気筒へ燃料を噴
射供給するための4つの燃料噴射弁をそれぞれ駆動する
電磁弁を駆動するためのものである。図1において1、
2、3及び4はそれぞれ第1、第2、第3及び第4燃料
噴射を駆動するための電磁弁、5及び6はそれぞれ第1
及び第2共用駆動回路、7は信号発生回路、8は昇圧回
路である。
【0016】電磁弁1を有する第1燃料噴射弁は図示し
ない内燃機関の第1気筒に、電磁弁2を有する第2燃料
噴射弁は第2気筒に、電磁弁3を有する第3燃料噴射弁
は第3気筒に電磁弁4を有する第4燃料噴射弁は第4気
筒にそれぞれ設けられている。なお、内燃機関の各気筒
に燃料を噴射供給するための燃料噴射弁の機構それ自体
は公知の構成のものであるから、ここではその詳細を図
示して説明するのを省略する。
ない内燃機関の第1気筒に、電磁弁2を有する第2燃料
噴射弁は第2気筒に、電磁弁3を有する第3燃料噴射弁
は第3気筒に電磁弁4を有する第4燃料噴射弁は第4気
筒にそれぞれ設けられている。なお、内燃機関の各気筒
に燃料を噴射供給するための燃料噴射弁の機構それ自体
は公知の構成のものであるから、ここではその詳細を図
示して説明するのを省略する。
【0017】第1共用駆動回路5は第1燃料噴射弁の電
磁弁1及び第4燃料噴射弁の電磁弁4を駆動し、第2共
用駆動回路6は第2燃料噴射弁の電磁弁2及び第3燃料
噴射弁の電磁弁3を駆動するようになっている。電磁弁
1を有する第1燃料噴射弁と電磁弁4を有する第4燃料
噴射弁とは第1気筒及び第4気筒に設けられているので
噴射時期が重ならず、また、電磁弁2を有する第2燃料
噴射弁と電磁弁3を有する第3燃料噴射弁とは第2気筒
及び第3気筒に設けられているので噴射時期が重ならな
いので駆動回路を共用することが可能となっている。
磁弁1及び第4燃料噴射弁の電磁弁4を駆動し、第2共
用駆動回路6は第2燃料噴射弁の電磁弁2及び第3燃料
噴射弁の電磁弁3を駆動するようになっている。電磁弁
1を有する第1燃料噴射弁と電磁弁4を有する第4燃料
噴射弁とは第1気筒及び第4気筒に設けられているので
噴射時期が重ならず、また、電磁弁2を有する第2燃料
噴射弁と電磁弁3を有する第3燃料噴射弁とは第2気筒
及び第3気筒に設けられているので噴射時期が重ならな
いので駆動回路を共用することが可能となっている。
【0018】第1共用駆動回路5は第1燃料噴射弁の電
磁弁1及び第4燃料噴射弁の電磁弁4に流れる電流を検
出する電流検出回路30と、電流検出回路30の検出電
流が所定値になるように定電流制御した保持電流IH を
与える定電流回路31と、駆動時とは逆の極性の逆電圧
VR (例えば−100V)を発生する逆電圧回路32を
有すると共に、第1高圧分配スイッチ33、第1低圧分
配スイッチ34、第1逆励磁スイッチ35、第4高圧分
配スイッチ36、第4低圧分配スイッチ37及び第4逆
励磁スイッチ38を有している。
磁弁1及び第4燃料噴射弁の電磁弁4に流れる電流を検
出する電流検出回路30と、電流検出回路30の検出電
流が所定値になるように定電流制御した保持電流IH を
与える定電流回路31と、駆動時とは逆の極性の逆電圧
VR (例えば−100V)を発生する逆電圧回路32を
有すると共に、第1高圧分配スイッチ33、第1低圧分
配スイッチ34、第1逆励磁スイッチ35、第4高圧分
配スイッチ36、第4低圧分配スイッチ37及び第4逆
励磁スイッチ38を有している。
【0019】電流検出回路30、定電流回路31及び逆
電圧回路32は第1及び第4燃料噴射弁の電磁弁1、4
の駆動に共用されている。第1高圧分配スイッチ33
は、昇圧回路8の高電圧VH (例えば150V)及び信
号発生回路7の第1始動期間信号PP1を入力し、第1始
動期間信号PP1が与えられている間、高電圧VH を第1
燃料噴射弁の電磁弁1に与える。第1低圧分配スイッチ
34は、定電流回路31の保持電流IH 及び信号発生回
路7の第1保持期間信号PH1を入力し、第1保持期間信
号PH1が与えられている間、保持電流IH を第1燃料噴
射弁の電磁弁1に与える。第1逆励磁スイッチ35は、
逆電圧回路32の逆電圧VR 及び信号発生回路7の第1
逆励磁信号PR1を入力し、第1逆励磁信号PR1が与えら
れている間、逆電圧VR を第1燃料噴射弁の電磁弁1に
与える。
電圧回路32は第1及び第4燃料噴射弁の電磁弁1、4
の駆動に共用されている。第1高圧分配スイッチ33
は、昇圧回路8の高電圧VH (例えば150V)及び信
号発生回路7の第1始動期間信号PP1を入力し、第1始
動期間信号PP1が与えられている間、高電圧VH を第1
燃料噴射弁の電磁弁1に与える。第1低圧分配スイッチ
34は、定電流回路31の保持電流IH 及び信号発生回
路7の第1保持期間信号PH1を入力し、第1保持期間信
号PH1が与えられている間、保持電流IH を第1燃料噴
射弁の電磁弁1に与える。第1逆励磁スイッチ35は、
逆電圧回路32の逆電圧VR 及び信号発生回路7の第1
逆励磁信号PR1を入力し、第1逆励磁信号PR1が与えら
れている間、逆電圧VR を第1燃料噴射弁の電磁弁1に
与える。
【0020】第4高圧分配スイッチ36は、昇圧回路8
の高電圧VH 及び信号発生回路7の第4始動期間信号P
P4を入力し、第4始動期間信号PP4が与えられている間
高電圧VH を第4燃料噴射弁の電磁弁4に与える。第4
低圧分配スイッチ37は、定電流回路31の保持電流I
H 及び信号発生回路7の第4保持期間信号PH4入力し、
第4保持期間信号PH4が与えられている間保持電流IH
を第4燃料噴射弁の電磁弁4に与える。第4逆励磁スイ
ッチ38は、逆電圧回路32の逆電圧VR 及び信号発生
回路7の第4逆励磁信号PR4を入力し、第4逆励磁信号
PR4が与えられている間逆電圧VR を第4燃料噴射弁の
電磁弁4に与える。
の高電圧VH 及び信号発生回路7の第4始動期間信号P
P4を入力し、第4始動期間信号PP4が与えられている間
高電圧VH を第4燃料噴射弁の電磁弁4に与える。第4
低圧分配スイッチ37は、定電流回路31の保持電流I
H 及び信号発生回路7の第4保持期間信号PH4入力し、
第4保持期間信号PH4が与えられている間保持電流IH
を第4燃料噴射弁の電磁弁4に与える。第4逆励磁スイ
ッチ38は、逆電圧回路32の逆電圧VR 及び信号発生
回路7の第4逆励磁信号PR4を入力し、第4逆励磁信号
PR4が与えられている間逆電圧VR を第4燃料噴射弁の
電磁弁4に与える。
【0021】第2共用駆動回路6は、昇圧回路8の高電
圧VH 及び信号発生回路7の第2始動期間信号PP2、第
2保持期間信号PH2、第2逆励磁信号PR2、第3始動期
間信号PP3、第3保持期間信号PH3、第3逆励磁信号P
R3を入力し、第2及び第3燃料噴射弁の電磁弁2、3に
関して、第1共用駆動回路5と同様に構成されている。
圧VH 及び信号発生回路7の第2始動期間信号PP2、第
2保持期間信号PH2、第2逆励磁信号PR2、第3始動期
間信号PP3、第3保持期間信号PH3、第3逆励磁信号P
R3を入力し、第2及び第3燃料噴射弁の電磁弁2、3に
関して、第1共用駆動回路5と同様に構成されている。
【0022】信号発生回路7は、第1信号発生回路3
9、第2信号発生回路40、第3信号発生回路41及び
第4信号発生回路42を有している。第1信号発生回路
39は、第1駆動パルス信号S1 を入力して、第1始動
期間信号PP1、第1保持期間信号PH1及び第1逆励磁信
号PR1を与える。第2信号発生回路40は、第2駆動パ
ルス信号S2 を入力して、第2始動期間信号PP2、第2
保持期間信号PH2及び第2逆励磁信号PR2を与える。第
3信号発生回路41は、第3駆動パルス信号S3を入力
して、第3始動期間信号PP3、第3保持期間信号PH3及
び第3逆励磁信号PR3を与える。第4信号発生回路42
は、第4駆動パルス信号S4 を入力して、第4始動期間
信号PP4、第4保持期間信号PH4及び第4逆励磁信号P
R4を与える。
9、第2信号発生回路40、第3信号発生回路41及び
第4信号発生回路42を有している。第1信号発生回路
39は、第1駆動パルス信号S1 を入力して、第1始動
期間信号PP1、第1保持期間信号PH1及び第1逆励磁信
号PR1を与える。第2信号発生回路40は、第2駆動パ
ルス信号S2 を入力して、第2始動期間信号PP2、第2
保持期間信号PH2及び第2逆励磁信号PR2を与える。第
3信号発生回路41は、第3駆動パルス信号S3を入力
して、第3始動期間信号PP3、第3保持期間信号PH3及
び第3逆励磁信号PR3を与える。第4信号発生回路42
は、第4駆動パルス信号S4 を入力して、第4始動期間
信号PP4、第4保持期間信号PH4及び第4逆励磁信号P
R4を与える。
【0023】図2は第1〜第4駆動パルス信号S1 〜S
4 の波形図で、第1〜第4駆動パルス信号S1 〜S4 の
Lレベル部分は第1〜第4燃料噴射弁の電磁弁1〜4の
駆動期間すなわち噴射期間であり、Hレベル部分は電磁
弁1〜4の非駆動期間すなわち無噴射期間である。上記
説明から判るように、本実施の形態においては、第1〜
第4駆動パルス信号S1 〜S4 は、ローアクティブの信
号となっている。図2から明らかなように、第1燃料噴
射弁と第4燃料噴射弁とは噴射時期が重ならず、また、
第2燃料噴射弁と第3燃料噴射弁とは噴射時期が重なら
ない。そのため、前述したように、第1及び第2共用駆
動回路5、6において電流検出回路30、定電流回路3
1及び逆電圧回路32を共用することが可能となる。
4 の波形図で、第1〜第4駆動パルス信号S1 〜S4 の
Lレベル部分は第1〜第4燃料噴射弁の電磁弁1〜4の
駆動期間すなわち噴射期間であり、Hレベル部分は電磁
弁1〜4の非駆動期間すなわち無噴射期間である。上記
説明から判るように、本実施の形態においては、第1〜
第4駆動パルス信号S1 〜S4 は、ローアクティブの信
号となっている。図2から明らかなように、第1燃料噴
射弁と第4燃料噴射弁とは噴射時期が重ならず、また、
第2燃料噴射弁と第3燃料噴射弁とは噴射時期が重なら
ない。そのため、前述したように、第1及び第2共用駆
動回路5、6において電流検出回路30、定電流回路3
1及び逆電圧回路32を共用することが可能となる。
【0024】図3は駆動パルス信号と始動期間信号、保
持期間信号、逆励磁信号との関係を説明するための説明
図で、第1信号発生回路39を例として、始動期間信
号、保持期間信号及び逆励磁信号の発生を説明する。第
1始動期間信号PP1は、第1駆動パルス信号S1 の立下
りで第1の所定時間T1 の間、Hレベルになる。第1保
持期間信号PH1は、第1駆動パルス信号S1 の立下りか
ら第2の所定時間T2 の経過でHレベルに立上り、第1
駆動パルス信号S1 の立下りでLレベルに立下る。第2
の所定時間T2 は第1の所定時間T1 よりも僅かに長く
設定されている。第1逆励磁信号PR1は、第1駆動パル
ス信号S1 の立上りで第3の所定時間T3の間Hレベル
になる。後述するように、第1始動期間信号PP1が与え
られている間高電圧VH が第1燃料噴射弁の電磁弁1に
印加され、第1保持期間信号PH1が与えられている間電
磁弁1に保持電流IH が与えられ、第1逆励磁信号PR1
が与えられている間電磁弁1に逆電圧VR が印加され
る。第2、第3及び第4信号発生回路40〜42も対応
する駆動パルス信号S2 〜S4 に従って上述と同様に各
信号を発生する。
持期間信号、逆励磁信号との関係を説明するための説明
図で、第1信号発生回路39を例として、始動期間信
号、保持期間信号及び逆励磁信号の発生を説明する。第
1始動期間信号PP1は、第1駆動パルス信号S1 の立下
りで第1の所定時間T1 の間、Hレベルになる。第1保
持期間信号PH1は、第1駆動パルス信号S1 の立下りか
ら第2の所定時間T2 の経過でHレベルに立上り、第1
駆動パルス信号S1 の立下りでLレベルに立下る。第2
の所定時間T2 は第1の所定時間T1 よりも僅かに長く
設定されている。第1逆励磁信号PR1は、第1駆動パル
ス信号S1 の立上りで第3の所定時間T3の間Hレベル
になる。後述するように、第1始動期間信号PP1が与え
られている間高電圧VH が第1燃料噴射弁の電磁弁1に
印加され、第1保持期間信号PH1が与えられている間電
磁弁1に保持電流IH が与えられ、第1逆励磁信号PR1
が与えられている間電磁弁1に逆電圧VR が印加され
る。第2、第3及び第4信号発生回路40〜42も対応
する駆動パルス信号S2 〜S4 に従って上述と同様に各
信号を発生する。
【0025】図1に示した電磁弁駆動回路100は、第
1信号発生回路39と第4信号発生回路42との間、及
び第2信号発生回路40と第3信号発生回路41との間
では、一方が駆動パルス信号に基づいて電磁弁を駆動し
ている場合に、他方が駆動パルス信号の入力を受けつけ
ない排他制御が行われるように構成されている。
1信号発生回路39と第4信号発生回路42との間、及
び第2信号発生回路40と第3信号発生回路41との間
では、一方が駆動パルス信号に基づいて電磁弁を駆動し
ている場合に、他方が駆動パルス信号の入力を受けつけ
ない排他制御が行われるように構成されている。
【0026】したがって、第1信号発生回路39と第2
信号発生回路42との間を例にすれば、第1駆動パルス
信号S1 のLレベルに基づいて第1燃料噴射弁の電磁弁
1が駆動されている場合に、図2に破線で示すようにノ
イズNによって第4駆動パルス信号S4 がLレベルにな
っても、第4信号発生回路42はこれを受けつけず、従
って第4信号発生回路42から第1駆動手段5に信号が
与えられることはない。また逆に、第4駆動パルス信号
S4 のLレベルに基づいて第4燃料噴射弁の電磁弁4が
駆動されている場合に、ノイズによって第1駆動パルス
信号S1 がLレベルになっても、第1信号発生回路39
はこれを受けつけない。第2信号発生回路40と第3信
号発生回路41との間でも同様である。
信号発生回路42との間を例にすれば、第1駆動パルス
信号S1 のLレベルに基づいて第1燃料噴射弁の電磁弁
1が駆動されている場合に、図2に破線で示すようにノ
イズNによって第4駆動パルス信号S4 がLレベルにな
っても、第4信号発生回路42はこれを受けつけず、従
って第4信号発生回路42から第1駆動手段5に信号が
与えられることはない。また逆に、第4駆動パルス信号
S4 のLレベルに基づいて第4燃料噴射弁の電磁弁4が
駆動されている場合に、ノイズによって第1駆動パルス
信号S1 がLレベルになっても、第1信号発生回路39
はこれを受けつけない。第2信号発生回路40と第3信
号発生回路41との間でも同様である。
【0027】図4は、上述の如き排他制御を実行するた
め、本発明に従って構成された排他制御回路70を備え
た図1における第1信号発生回路39及び第4信号発生
回路42の一例を示す回路図である。
め、本発明に従って構成された排他制御回路70を備え
た図1における第1信号発生回路39及び第4信号発生
回路42の一例を示す回路図である。
【0028】排他制御回路70は、同時にアクティブ状
態(本実施の形態では低レベル状態)となることのない
2つの入力信号として入力される第1及び第4駆動パル
ス信号S1 、S4 に応答し、第1及び第4駆動パルス信
号S1 、S4 のうち低レベル状態となったいずれかの駆
動パルス信号に対応した出力信号のみを排他的に得るた
めの回路である。排他制御回路70は、第1及び第4駆
動パルス信号S1 、S4 に対応して設けられた第1のN
ORゲート回路71と第2のNORゲート回路72とを
有している。第1のNORゲート回路71及び第2のN
ORゲート回路72は、それぞれが対応する入力信号を
各一方の入力に印加し、各他方の入力には相手側のNO
Rゲート回路の出力を入力するように接続されている。
すなわち、第1のNORゲート回路71と第2のNOR
ゲート回路72とによってR−Sフリップ・フロップが
構成されている。そして、第1のNORゲート回路71
の出力が第1駆動パルス信号S1 に対応する第1排他制
御出力信号SA として取り出され、第2のNORゲート
回路72の出力が第4駆動パルス信号S4 に対応する第
4排他制御出力信号SD として取り出される。
態(本実施の形態では低レベル状態)となることのない
2つの入力信号として入力される第1及び第4駆動パル
ス信号S1 、S4 に応答し、第1及び第4駆動パルス信
号S1 、S4 のうち低レベル状態となったいずれかの駆
動パルス信号に対応した出力信号のみを排他的に得るた
めの回路である。排他制御回路70は、第1及び第4駆
動パルス信号S1 、S4 に対応して設けられた第1のN
ORゲート回路71と第2のNORゲート回路72とを
有している。第1のNORゲート回路71及び第2のN
ORゲート回路72は、それぞれが対応する入力信号を
各一方の入力に印加し、各他方の入力には相手側のNO
Rゲート回路の出力を入力するように接続されている。
すなわち、第1のNORゲート回路71と第2のNOR
ゲート回路72とによってR−Sフリップ・フロップが
構成されている。そして、第1のNORゲート回路71
の出力が第1駆動パルス信号S1 に対応する第1排他制
御出力信号SA として取り出され、第2のNORゲート
回路72の出力が第4駆動パルス信号S4 に対応する第
4排他制御出力信号SD として取り出される。
【0029】次に、排他制御回路70によって第1及び
第4駆動パルス信号S1 、S4 に対する所要の第1及び
第4排他制御出力信号SA 、SD がどのようにして得ら
れるかにつき説明する。
第4駆動パルス信号S1 、S4 に対する所要の第1及び
第4排他制御出力信号SA 、SD がどのようにして得ら
れるかにつき説明する。
【0030】図5には、排他制御回路70において構成
されているR−Sフリップ・フロップの真理値表が示さ
れている。図5では第1のNORゲート回路71への入
力を*(Ain)(ここで、記号*( )は論理否定記号
を示すものであり、通常の論理否定の表記であるオーバ
ーバーの代わりの用いられている。)、第2のNORゲ
ート回路72への入力を*(Bin)とし、第1のNOR
ゲート回路71の出力をAout 、第2のNORゲート回
路72の出力をBout とし、且つ入力側をローアクティ
ブ、出力側をハイアクティブと見なしている。図6はそ
の状態遷移図である。図5及び図6から判るように、*
(Ain)、*(Bin)のどのような入力状態に対して
も、Aout 、Bout の出力が両方アクティブに決してな
らないことが判る。また、先にアクティブになった入力
に対する出力が優先的にアクティブになり、後からもう
片方の入力がアクティブになったとしても、その出力状
態は変化しないことも判る。したがって、図4に示した
実施の形態の回路構成に限らず、適宜のR−Sフリップ
・フロップを用いることにより、第1駆動パルス信号S
1 と第4駆動パルス信号S4 とに対して、所要の排他制
御を行ない、一方の入力がローアクティブの場合には他
方の入力が何らかの理由でローアクティブ状態となって
も両出力が同時にアクティブ状態となるのを禁止するこ
とができる。
されているR−Sフリップ・フロップの真理値表が示さ
れている。図5では第1のNORゲート回路71への入
力を*(Ain)(ここで、記号*( )は論理否定記号
を示すものであり、通常の論理否定の表記であるオーバ
ーバーの代わりの用いられている。)、第2のNORゲ
ート回路72への入力を*(Bin)とし、第1のNOR
ゲート回路71の出力をAout 、第2のNORゲート回
路72の出力をBout とし、且つ入力側をローアクティ
ブ、出力側をハイアクティブと見なしている。図6はそ
の状態遷移図である。図5及び図6から判るように、*
(Ain)、*(Bin)のどのような入力状態に対して
も、Aout 、Bout の出力が両方アクティブに決してな
らないことが判る。また、先にアクティブになった入力
に対する出力が優先的にアクティブになり、後からもう
片方の入力がアクティブになったとしても、その出力状
態は変化しないことも判る。したがって、図4に示した
実施の形態の回路構成に限らず、適宜のR−Sフリップ
・フロップを用いることにより、第1駆動パルス信号S
1 と第4駆動パルス信号S4 とに対して、所要の排他制
御を行ない、一方の入力がローアクティブの場合には他
方の入力が何らかの理由でローアクティブ状態となって
も両出力が同時にアクティブ状態となるのを禁止するこ
とができる。
【0031】つまり、第1のNORゲート回路71と第
2のNORゲート回路72とで構成されるR−Sフリッ
プ・フロップの「禁止状態」を入力信号に対する「待機
状態」、「リセット状態」を「Aout アクティブ状
態」、「セット状態」を「Boutアクティブ状態」と考
えると、排他制御回路70に対して求められる所要の動
作を、今まで使用されていなかった禁止状態を使用する
ことによりR−Sフリップ・フロップによって完全に満
たすことができる。
2のNORゲート回路72とで構成されるR−Sフリッ
プ・フロップの「禁止状態」を入力信号に対する「待機
状態」、「リセット状態」を「Aout アクティブ状
態」、「セット状態」を「Boutアクティブ状態」と考
えると、排他制御回路70に対して求められる所要の動
作を、今まで使用されていなかった禁止状態を使用する
ことによりR−Sフリップ・フロップによって完全に満
たすことができる。
【0032】この結果、第1駆動パルス信号S1 がアク
ティブ状態の場合において第4駆動パルス信号S4 が雑
音の発生その他の理由でアクティブ状態となっても第1
排他制御出力信号SA と第4排他制御出力信号SD とが
同時にアクティブ状態となることがないのは勿論のこ
と、第1駆動パルス信号S1 と第2駆動パルス信号S2
とが真に同時にアクティブとなっても第1排他制御出力
信号SA と第4排他制御出力信号SD とが同時にアクテ
ィブ状態となることが確実に禁止される。
ティブ状態の場合において第4駆動パルス信号S4 が雑
音の発生その他の理由でアクティブ状態となっても第1
排他制御出力信号SA と第4排他制御出力信号SD とが
同時にアクティブ状態となることがないのは勿論のこ
と、第1駆動パルス信号S1 と第2駆動パルス信号S2
とが真に同時にアクティブとなっても第1排他制御出力
信号SA と第4排他制御出力信号SD とが同時にアクテ
ィブ状態となることが確実に禁止される。
【0033】図4に戻ると、第1排他制御出力信号SA
は、第1始動期間信号出力用ANDゲート51、第1の
ORゲート52、第1保持期間信号出力用ANDゲート
53、第2のORゲート54、第1逆励磁信号出力用N
ORゲート55及び第3のORゲート56に与えられる
ようになっている。第4排他制御出力信号SD は、第4
始動期間信号出力用ANDゲート57、第1のORゲー
ト52、第4保持期間信号出力用ANDゲート58、第
2のORゲート54、第4逆励磁信号出力用NORゲー
ト59及び第3のORゲート56に与えられるようにな
っている。
は、第1始動期間信号出力用ANDゲート51、第1の
ORゲート52、第1保持期間信号出力用ANDゲート
53、第2のORゲート54、第1逆励磁信号出力用N
ORゲート55及び第3のORゲート56に与えられる
ようになっている。第4排他制御出力信号SD は、第4
始動期間信号出力用ANDゲート57、第1のORゲー
ト52、第4保持期間信号出力用ANDゲート58、第
2のORゲート54、第4逆励磁信号出力用NORゲー
ト59及び第3のORゲート56に与えられるようにな
っている。
【0034】第1のORゲート52の出力は、T1 遅延
回路60及びインバータ61を介して、第1始動期間信
号出力用ANDゲート51及び第4始動期間信号用AN
Dゲート57に与えられる。T1 遅延回路60は図3に
おける第1の所定時間T1 の遅延を与える。第2のOR
ゲート54の出力は、T2 遅延回路62を介して第1保
持期間信号出力用ANDゲート53及び第4保持期間信
号出力用ANDゲート58に与えられる。第3のORゲ
ート56の出力は、図3における第3の所定時間T3 の
遅延を与えるT3 遅延回路63及びインバータ64を介
して第1逆励磁信号出力用NORゲート55及び第4逆
励磁信号出力用NORゲート59に与えられる。
回路60及びインバータ61を介して、第1始動期間信
号出力用ANDゲート51及び第4始動期間信号用AN
Dゲート57に与えられる。T1 遅延回路60は図3に
おける第1の所定時間T1 の遅延を与える。第2のOR
ゲート54の出力は、T2 遅延回路62を介して第1保
持期間信号出力用ANDゲート53及び第4保持期間信
号出力用ANDゲート58に与えられる。第3のORゲ
ート56の出力は、図3における第3の所定時間T3 の
遅延を与えるT3 遅延回路63及びインバータ64を介
して第1逆励磁信号出力用NORゲート55及び第4逆
励磁信号出力用NORゲート59に与えられる。
【0035】図7は図4の第1駆動パルス信号S1 に関
する動作タイミングチャートで、第4駆動パルス信号S
4 についても同様である。第1駆動パルス信号S1 がH
レベルのとき、すなわち無噴射時では、第1排他制御出
力信号SA は”0”である。第1駆動パルス信号S1 が
Lレベルすなわち噴射状態となると、第1排他制御出力
信号SA が”1”になる。この状態においては、第4駆
動パルス信号S4 が”0”となってもこのLレベル信号
が受け付けられることがないことは既述の通りである。
する動作タイミングチャートで、第4駆動パルス信号S
4 についても同様である。第1駆動パルス信号S1 がH
レベルのとき、すなわち無噴射時では、第1排他制御出
力信号SA は”0”である。第1駆動パルス信号S1 が
Lレベルすなわち噴射状態となると、第1排他制御出力
信号SA が”1”になる。この状態においては、第4駆
動パルス信号S4 が”0”となってもこのLレベル信号
が受け付けられることがないことは既述の通りである。
【0036】第1始動期間信号出力用ANDゲート51
は、第1排他制御出力信号SA と、この第1排他制御出
力信号SA を第1の所定時間T1 遅延した後反転させた
インバータ61の出力とを入力し、第1の駆動パルス信
号S1 の立上りから第1の所定時間T1 の間Hレベルと
なる第1始動期間信号PP1を出力する。なお、T1 遅延
回路60は入力信号の立上りのみを遅延するようになっ
ている。第1保持期間信号出力用ANDゲート53は、
第1排他制御出力信号SA と、この第1排他制御出力信
号SA を第2の所定時間T2 遅延させたT2 遅延回路6
2の出力と、第1排他制御出力信号SA とを入力し、第
1駆動パルス信号S1 の立下りから第2の所定時間T2
の経過でHレベルとなり、第1駆動パルス信号S1 の立
上りでLレベルとなる第1保持期間信号PH1を出力す
る。なお、T2 遅延回路68は入力信号の立上りのみを
遅延するようになっている。
は、第1排他制御出力信号SA と、この第1排他制御出
力信号SA を第1の所定時間T1 遅延した後反転させた
インバータ61の出力とを入力し、第1の駆動パルス信
号S1 の立上りから第1の所定時間T1 の間Hレベルと
なる第1始動期間信号PP1を出力する。なお、T1 遅延
回路60は入力信号の立上りのみを遅延するようになっ
ている。第1保持期間信号出力用ANDゲート53は、
第1排他制御出力信号SA と、この第1排他制御出力信
号SA を第2の所定時間T2 遅延させたT2 遅延回路6
2の出力と、第1排他制御出力信号SA とを入力し、第
1駆動パルス信号S1 の立下りから第2の所定時間T2
の経過でHレベルとなり、第1駆動パルス信号S1 の立
上りでLレベルとなる第1保持期間信号PH1を出力す
る。なお、T2 遅延回路68は入力信号の立上りのみを
遅延するようになっている。
【0037】第1励磁信号出力用NORゲート55は、
第1排他制御出力信号SA と、この第1排他制御出力信
号SA を第3の所定時間T3 遅延した後反転させたイン
バータ64の出力とを入力し、第1駆動パルス信号S1
の立上りでHレベルとなり、第3の所定時間T3 の経過
でLレベルになる第1逆励磁信号PR1を出力する。第1
排他制御出力信号SA は第1逆励磁信号PR1の立上りま
で”1”となるので、その間においてノイズにより第4
駆動パルス信号S4 がLレベルになっても、そのLレベ
ル信号を受けつけない。したがって、第1始動期間信号
PP1、第1保持期間信号PH1及び第1逆励磁信号PR1の
出力中に、第4始動期間信号出力用ANDゲート57、
第4保持期間信号出力用ANDゲート58及び第4逆励
磁信号出力用NORゲート59が、第4始動期間信号P
P4、第4保持期間信号PH4及び第4逆励磁信号PR4を出
力を出力することはない。第4駆動パルス信号S4 が与
えられた場合には対応する回路が上述と同様に機能す
る。また、第2信号発生回路40及び第3信号発生回路
41も上述と同様に構成されている。
第1排他制御出力信号SA と、この第1排他制御出力信
号SA を第3の所定時間T3 遅延した後反転させたイン
バータ64の出力とを入力し、第1駆動パルス信号S1
の立上りでHレベルとなり、第3の所定時間T3 の経過
でLレベルになる第1逆励磁信号PR1を出力する。第1
排他制御出力信号SA は第1逆励磁信号PR1の立上りま
で”1”となるので、その間においてノイズにより第4
駆動パルス信号S4 がLレベルになっても、そのLレベ
ル信号を受けつけない。したがって、第1始動期間信号
PP1、第1保持期間信号PH1及び第1逆励磁信号PR1の
出力中に、第4始動期間信号出力用ANDゲート57、
第4保持期間信号出力用ANDゲート58及び第4逆励
磁信号出力用NORゲート59が、第4始動期間信号P
P4、第4保持期間信号PH4及び第4逆励磁信号PR4を出
力を出力することはない。第4駆動パルス信号S4 が与
えられた場合には対応する回路が上述と同様に機能す
る。また、第2信号発生回路40及び第3信号発生回路
41も上述と同様に構成されている。
【0038】以上の如き構成で、第1駆動パルス信号S
1 がLレベルになると、第1信号発生回路39から、先
ず、第1始動期間信号PP1が第1高圧分配スイッチ33
に与えられ、第1の所定時間T1 の間、高電圧VH が第
1燃料噴射弁の電磁弁1に印加される。次いで、第1駆
動パルス信号S1 がLレベルに立下った後第2の所定時
間T2 が経過することで、第1保持期間信号PH1が第1
低圧分配スイッチ34に与えられ、電磁弁1への保持電
流IH の供給が開始される。第1駆動パルス信号S1 が
立上ると、第1保持期間信号PH1の出力が停止して保持
電流IH の供給が終了すると共に、第1逆励磁信号PR1
が第1逆励磁スイッチ35に与えられ、第3の所定時間
T3 の間逆電圧VR が電磁弁1に印加される。この逆電
圧VR の印加により、ステータ10及びアーマチュア1
6がもつ過電流に起因する残留磁束が消磁され、スプリ
ング20によるアーマチュア16の復帰を促進するこ
と、すなわち、燃料噴射弁の駆動終了時間を短くするこ
とができる。
1 がLレベルになると、第1信号発生回路39から、先
ず、第1始動期間信号PP1が第1高圧分配スイッチ33
に与えられ、第1の所定時間T1 の間、高電圧VH が第
1燃料噴射弁の電磁弁1に印加される。次いで、第1駆
動パルス信号S1 がLレベルに立下った後第2の所定時
間T2 が経過することで、第1保持期間信号PH1が第1
低圧分配スイッチ34に与えられ、電磁弁1への保持電
流IH の供給が開始される。第1駆動パルス信号S1 が
立上ると、第1保持期間信号PH1の出力が停止して保持
電流IH の供給が終了すると共に、第1逆励磁信号PR1
が第1逆励磁スイッチ35に与えられ、第3の所定時間
T3 の間逆電圧VR が電磁弁1に印加される。この逆電
圧VR の印加により、ステータ10及びアーマチュア1
6がもつ過電流に起因する残留磁束が消磁され、スプリ
ング20によるアーマチュア16の復帰を促進するこ
と、すなわち、燃料噴射弁の駆動終了時間を短くするこ
とができる。
【0039】また、第1信号発生回路39の第1始動期
間信号PP1、第1保持期間信号PH1及び第1逆励磁信号
PR1によって第1燃料噴射弁の電磁弁1が駆動されてい
る間、前述したように第4信号発生回路42は第4駆動
パルス信号S4 の入力を受けつけないので、第1燃料噴
射弁の電磁弁1の駆動中に図3に示すようにノイズNに
よって第4駆動パルス信号S4 がLレベルになっても、
第4信号発生回路42は第4始動期間信号PP4、第4保
持期間信号PH4及び第4逆励磁信号PR4を発生しない。
したがって、共用している電流検出回路30、定電流回
路31及び逆電圧回路32が同時に使用されることはな
く、共用回路及びその動作等に支障を来すことはない。
第4駆動パルス信号S4 が与えられれば第4信号発生回
路42が対応するスイッチに第4始動期間信号PP4、第
4保持期間信号PH4及び第4逆励磁信号PR4を与え、上
述と同様の動作が行われる。また、第2駆動パルス信号
S2 及び第3駆動パルス信号S3 との間でも同様の動作
が行われる。
間信号PP1、第1保持期間信号PH1及び第1逆励磁信号
PR1によって第1燃料噴射弁の電磁弁1が駆動されてい
る間、前述したように第4信号発生回路42は第4駆動
パルス信号S4 の入力を受けつけないので、第1燃料噴
射弁の電磁弁1の駆動中に図3に示すようにノイズNに
よって第4駆動パルス信号S4 がLレベルになっても、
第4信号発生回路42は第4始動期間信号PP4、第4保
持期間信号PH4及び第4逆励磁信号PR4を発生しない。
したがって、共用している電流検出回路30、定電流回
路31及び逆電圧回路32が同時に使用されることはな
く、共用回路及びその動作等に支障を来すことはない。
第4駆動パルス信号S4 が与えられれば第4信号発生回
路42が対応するスイッチに第4始動期間信号PP4、第
4保持期間信号PH4及び第4逆励磁信号PR4を与え、上
述と同様の動作が行われる。また、第2駆動パルス信号
S2 及び第3駆動パルス信号S3 との間でも同様の動作
が行われる。
【0040】なお、上記実施の形態では、排他制御回路
を構成するためのR−Sフリップ・プロップをNORゲ
ートを2つ用いて構成したが、入出力論理を反転する場
合には、NANDゲートを用いて構成することもでき
る。
を構成するためのR−Sフリップ・プロップをNORゲ
ートを2つ用いて構成したが、入出力論理を反転する場
合には、NANDゲートを用いて構成することもでき
る。
【0041】図8は、3入力の場合における、本発明に
よる排他制御回路の実施の形態の一例を示す回路図であ
る。図8に示した排他制御回路80では、3入力NOR
ゲート81〜83を用いて構成した回路例が示されてい
る。
よる排他制御回路の実施の形態の一例を示す回路図であ
る。図8に示した排他制御回路80では、3入力NOR
ゲート81〜83を用いて構成した回路例が示されてい
る。
【0042】一般に多数の入力を扱う場合には、図9に
示すように、ダイオードを並設した多入力NORゲート
回路を用いてもよい。図10にはダイオードを並設した
多入力NANDゲート回路の構成例が示されている。
示すように、ダイオードを並設した多入力NORゲート
回路を用いてもよい。図10にはダイオードを並設した
多入力NANDゲート回路の構成例が示されている。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、複数の入力に対する排
他制御を簡単な回路で確実におこなうことができる上
に、真に同時入力があってもこれを排除し、いかなる場
合においても複数の出力を同時にアクティブ状態にする
のを確実に防止することができる
他制御を簡単な回路で確実におこなうことができる上
に、真に同時入力があってもこれを排除し、いかなる場
合においても複数の出力を同時にアクティブ状態にする
のを確実に防止することができる
【0044】また、このような排他制御回路を用いて共
用駆動回路に駆動信号を与えるようにしたので、一方の
電磁弁の駆動中においては他方の駆動パルス信号の入力
を受けつけるのを確実に防止でき、他方の駆動パルス信
号に乗ったノイズによって共用回路部分が同時に使用さ
れることに起因する動作を確実に防止することができる
と共に回路保護を図ることができる。
用駆動回路に駆動信号を与えるようにしたので、一方の
電磁弁の駆動中においては他方の駆動パルス信号の入力
を受けつけるのを確実に防止でき、他方の駆動パルス信
号に乗ったノイズによって共用回路部分が同時に使用さ
れることに起因する動作を確実に防止することができる
と共に回路保護を図ることができる。
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す構成図。
【図2】図1における第1〜第4駆動パルス信号の波形
図。
図。
【図3】図1における駆動パルス信号と始動期間信号、
逆励磁信号との関係を説明するための説明図。
逆励磁信号との関係を説明するための説明図。
【図4】図1における第1信号発生回路及び第4信号発
生回路の詳細回路図。
生回路の詳細回路図。
【図5】図4に示す排他制御回路内に構成されるR−S
フリップ・フロップの真理値表を示す図。
フリップ・フロップの真理値表を示す図。
【図6】図4に示す排他制御回路内に構成されるR−S
フリップ・フロップの状態遷移図。
フリップ・フロップの状態遷移図。
【図7】図4の第1駆動パルス信号に関する動作タイミ
ングチャート、
ングチャート、
【図8】多入力の場合の本発明による排他制御回路の実
施の形態の一例を示す回路図。
施の形態の一例を示す回路図。
【図9】多入力の場合に使用できるNORゲートの構成
の一例を示す回路図。
の一例を示す回路図。
【図10】多入力の場合に使用できるNANDゲートの
構成の一例を示す回路図。
構成の一例を示す回路図。
【図11】本発明によらない排他制御回路の構成例を示
す回路図。
す回路図。
1、2、3、4 電磁弁 5 第1共用駆動回路 6 第2共用駆動回路 70 排他制御回路 71 第1のNORゲート回路 72 第2のNORゲート回路 100 電磁弁駆動回路 S1 第1駆動パルス信号 S2 第2駆動パルス信号 S3 第3駆動パルス信号 S4 第4駆動パルス信号 SA 第1排他制御出力信号 SD 第4排他制御出力信号
Claims (2)
- 【請求項1】 N(≧2)個の入力信号に応答しこれら
の入力信号のうち一番最初にアクティブ状態となった1
つの入力信号に対応した出力信号のみを排他的に得るた
めの排他制御回路であって、前記入力信号に対応して設
けられたそれぞれがN個の入力を有するN個の論理ゲー
ト回路を有し、前記論理ゲート回路のそれぞれが、対応
する入力信号を1つの入力に印加し、残りのN−1個の
入力には他の論理ゲート回路の出力をそれぞれ入力する
ようにしてR−Sフリップ・フロップ回路を構成し、前
記論理ゲート回路の各出力から前記入力信号に対応する
出力信号を得るようにしたことを特徴とする排他制御回
路。 - 【請求項2】 駆動時期が重ならない複数の電磁弁ごと
に設けられた共用駆動回路により前記複数の電磁弁を各
電磁弁に対応して入力される複数の駆動パルス信号に応
答して駆動するための電磁弁駆動回路であって、前記複
数の駆動パルス信号のうちアクティブ状態となっている
1つの入力信号に対応した出力信号のみを排他的に得て
前記共用駆動回路に与えるための排他制御回路を有し、
該排他制御回路が、前記入力信号に対応して設けられた
それぞれがN個の入力を有するN個の論理ゲート回路を
有し、前記論理ゲート回路のそれぞれが、対応する入力
信号を1つの入力に印加し、残りのN−1個の入力には
他の論理ゲート回路の出力をそれぞれ入力するようにし
てR−Sフリップ・フロップ回路を構成し、前記論理ゲ
ート回路の各出力から前記入力信号に対応する出力信号
を前記共用駆動回路のために得るようにしたことを特徴
とする電磁弁駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19521496A JPH1026250A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 排他制御回路及びこれを用いた電磁弁駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19521496A JPH1026250A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 排他制御回路及びこれを用いた電磁弁駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1026250A true JPH1026250A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16337369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19521496A Pending JPH1026250A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 排他制御回路及びこれを用いた電磁弁駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1026250A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100828834B1 (ko) * | 2007-07-06 | 2008-05-09 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 트렁크 리드 |
-
1996
- 1996-07-08 JP JP19521496A patent/JPH1026250A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100828834B1 (ko) * | 2007-07-06 | 2008-05-09 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 트렁크 리드 |
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