JPH1026242A - 両流れ対応型逆止弁 - Google Patents
両流れ対応型逆止弁Info
- Publication number
- JPH1026242A JPH1026242A JP18040796A JP18040796A JPH1026242A JP H1026242 A JPH1026242 A JP H1026242A JP 18040796 A JP18040796 A JP 18040796A JP 18040796 A JP18040796 A JP 18040796A JP H1026242 A JPH1026242 A JP H1026242A
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- JP
- Japan
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- valve
- passage
- fluid
- port
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 流体の順方向の流れが反転される場合、逆止
弁の交換を省略して、きわめて簡単な作業により、反転
された順方向流体の通過を瞬時に許容し、逆方向流体の
通過を阻止する。 【解決手段】 弁箱11内にインナーボディ13を回転
自在に収容し、このインナーボディ13を貫通して1次
側通路13Aと2次側通路13Bを形成し、両通路の境
界部に2次側通路13Bに指向する弁座13Cを設け、
1次側通路13Aを一方のポート11Aに対応させて、
一方のポート11Aから他方のポート11Bに向かう順
方向流体P1で弁体14を弁開させ、逆方向流体で弁体
14を弁閉するとともに、順方向の流れが反転される場
合には、弁棒12およびインナーボディ13を180゜
回転させ、他方のポート11Bから一方のポート11A
に向かう順方向流体で弁体14を弁開させ、逆方向流体
で弁体14を弁閉するようにしてある。
弁の交換を省略して、きわめて簡単な作業により、反転
された順方向流体の通過を瞬時に許容し、逆方向流体の
通過を阻止する。 【解決手段】 弁箱11内にインナーボディ13を回転
自在に収容し、このインナーボディ13を貫通して1次
側通路13Aと2次側通路13Bを形成し、両通路の境
界部に2次側通路13Bに指向する弁座13Cを設け、
1次側通路13Aを一方のポート11Aに対応させて、
一方のポート11Aから他方のポート11Bに向かう順
方向流体P1で弁体14を弁開させ、逆方向流体で弁体
14を弁閉するとともに、順方向の流れが反転される場
合には、弁棒12およびインナーボディ13を180゜
回転させ、他方のポート11Bから一方のポート11A
に向かう順方向流体で弁体14を弁開させ、逆方向流体
で弁体14を弁閉するようにしてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管系内の流体の
順方向の流れが反転される場合、反転された順方向流体
の通過を許容し、逆方向流体の通過を阻止することがで
きるようにした両流れ対応型逆止弁に関する。
順方向の流れが反転される場合、反転された順方向流体
の通過を許容し、逆方向流体の通過を阻止することがで
きるようにした両流れ対応型逆止弁に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示す配管系1に介設した逆止弁2
Aは、実線矢印P1で示す順方向に流れる流体の通過を
許容し、実線矢印P2で示す逆方向流体の通過を阻止す
るように働く。このため、逆止弁2Aを介設した配管系
1において、何等かの都合により流体の順方向の流れを
破線矢印P1で示すように反転したい場合には、逆止弁
2Aを配管系1から取り外して、図8に示すように実線
矢印P1で示す順方向に流れる流体の通過を許容し、実
線矢印P2で示す逆方向流体の通過を阻止するように働
く逆止弁2Bに交換することが要求される。
Aは、実線矢印P1で示す順方向に流れる流体の通過を
許容し、実線矢印P2で示す逆方向流体の通過を阻止す
るように働く。このため、逆止弁2Aを介設した配管系
1において、何等かの都合により流体の順方向の流れを
破線矢印P1で示すように反転したい場合には、逆止弁
2Aを配管系1から取り外して、図8に示すように実線
矢印P1で示す順方向に流れる流体の通過を許容し、実
線矢印P2で示す逆方向流体の通過を阻止するように働
く逆止弁2Bに交換することが要求される。
【0003】しかし、逆止弁2Aと逆止弁2Bを交換す
る業は煩雑であるとともに、交換開始から交換完了に至
る比較的長時間にわたって配管系への通液もしくは通気
を遮断しなければならず、この間の通液もしくは通気が
制限される欠点を有している。
る業は煩雑であるとともに、交換開始から交換完了に至
る比較的長時間にわたって配管系への通液もしくは通気
を遮断しなければならず、この間の通液もしくは通気が
制限される欠点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の逆止
弁では、配管系内の流体の順方向の流れが反転される場
合、反転された順方向流体の通過を許容し、逆方向流体
の通過を阻止することができる逆止弁に交換する煩雑な
作業が必要であるとともに、交換開始から交換完了に至
る比較的長時間にわたって流体の供給が制限される欠点
を有している。
弁では、配管系内の流体の順方向の流れが反転される場
合、反転された順方向流体の通過を許容し、逆方向流体
の通過を阻止することができる逆止弁に交換する煩雑な
作業が必要であるとともに、交換開始から交換完了に至
る比較的長時間にわたって流体の供給が制限される欠点
を有している。
【0005】そこで、本発明は、流体の順方向の流れが
何等かの理由で反転される場合、逆止弁の交換を省略し
て、きわめて簡単な作業により、反転された順方向流体
の通過を瞬時に許容し、逆方向流体の通過を阻止するこ
とができる両流れ対応型逆止弁を提供することを目的と
している。
何等かの理由で反転される場合、逆止弁の交換を省略し
て、きわめて簡単な作業により、反転された順方向流体
の通過を瞬時に許容し、逆方向流体の通過を阻止するこ
とができる両流れ対応型逆止弁を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、配管系に連通する2つのポートを軸方向
の両側に設けた弁箱と、前記軸方向に交差して弁箱内に
挿入され該弁箱に設けた軸支部に回転自在に軸支されて
いる弁棒と、前記2つのポートを連通させる1次側通路
と2次側通路が貫通して形成され、該1次側通路と2次
側通路の境界部に2次側通路に指向する弁座が設けら
れ、かつ前記弁棒に固着されて該弁棒とともに弁箱内で
弁棒の軸まわりに回転するインナーボディと、前記2次
側通路内で前記弁棒に該弁棒の軸まわりに回転自在に取
付けられ、1次側通路から2次側通路に向かう順方向流
体の付勢により前記弁座から離れて弁開し、2次側通路
に流入した逆方向流体の付勢により前記弁座に密着して
弁閉する弁体とを具備していることを特徴としたもので
ある。
に、本発明は、配管系に連通する2つのポートを軸方向
の両側に設けた弁箱と、前記軸方向に交差して弁箱内に
挿入され該弁箱に設けた軸支部に回転自在に軸支されて
いる弁棒と、前記2つのポートを連通させる1次側通路
と2次側通路が貫通して形成され、該1次側通路と2次
側通路の境界部に2次側通路に指向する弁座が設けら
れ、かつ前記弁棒に固着されて該弁棒とともに弁箱内で
弁棒の軸まわりに回転するインナーボディと、前記2次
側通路内で前記弁棒に該弁棒の軸まわりに回転自在に取
付けられ、1次側通路から2次側通路に向かう順方向流
体の付勢により前記弁座から離れて弁開し、2次側通路
に流入した逆方向流体の付勢により前記弁座に密着して
弁閉する弁体とを具備していることを特徴としたもので
ある。
【0007】本発明によれば、弁箱の一方のポートにイ
ンナーボディの1次側通路を対応させ、弁箱の他方のポ
ートにインナーボディの2次側通路を対応させること
で、一方のポートに連通する上流側の配管から1次側通
路に流入して2次側通路に向かう順方向流体の付勢によ
り、弁体は弁座から離れて弁開し、2次側通路を経て他
方のポートおよび該他方のポートに連通する下流側の配
管への順方向流体の通過を許容する。また、他方のポー
トに連通する下流側の配管から2次側通路に流入する逆
方向流体の付勢により、弁体は弁座に密着して弁閉し、
逆方向流体の通過を阻止することができる。
ンナーボディの1次側通路を対応させ、弁箱の他方のポ
ートにインナーボディの2次側通路を対応させること
で、一方のポートに連通する上流側の配管から1次側通
路に流入して2次側通路に向かう順方向流体の付勢によ
り、弁体は弁座から離れて弁開し、2次側通路を経て他
方のポートおよび該他方のポートに連通する下流側の配
管への順方向流体の通過を許容する。また、他方のポー
トに連通する下流側の配管から2次側通路に流入する逆
方向流体の付勢により、弁体は弁座に密着して弁閉し、
逆方向流体の通過を阻止することができる。
【0008】一方、配管系内の流体の順方向の流れが反
転される場合には、弁棒における弁箱の外部への突出部
分に負荷をかけて、弁棒を軸まわりに180゜回転させ
る。これにより、弁箱の一方のポートにインナーボディ
の2次側通路が対応し、弁箱の他方のポートにインナー
ボディの1次側通路が対応する。その結果、他方のポー
トに連通する上流側の配管から1次側通路に流入して2
次側通路に向かう順方向流体の付勢により、弁体は弁座
から離れて弁開し、2次側通路を経て一方のポートおよ
び該一方のポートに連通する下流側の配管への順方向流
体の通過を許容する。また、一方のポートに連通する下
流側の配管から2次側通路に流入する逆方向流体の付勢
により、弁体は弁座に密着して弁閉し、逆方向流体の通
過を阻止することができる。
転される場合には、弁棒における弁箱の外部への突出部
分に負荷をかけて、弁棒を軸まわりに180゜回転させ
る。これにより、弁箱の一方のポートにインナーボディ
の2次側通路が対応し、弁箱の他方のポートにインナー
ボディの1次側通路が対応する。その結果、他方のポー
トに連通する上流側の配管から1次側通路に流入して2
次側通路に向かう順方向流体の付勢により、弁体は弁座
から離れて弁開し、2次側通路を経て一方のポートおよ
び該一方のポートに連通する下流側の配管への順方向流
体の通過を許容する。また、一方のポートに連通する下
流側の配管から2次側通路に流入する逆方向流体の付勢
により、弁体は弁座に密着して弁閉し、逆方向流体の通
過を阻止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態を
示す縦断面図、図2は図1のA−A線断面図である。こ
れらの図において、両流れ対応型逆止弁10は、弁箱1
1と、弁棒12と、インナーボディ13および弁体14
を備えている。
面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態を
示す縦断面図、図2は図1のA−A線断面図である。こ
れらの図において、両流れ対応型逆止弁10は、弁箱1
1と、弁棒12と、インナーボディ13および弁体14
を備えている。
【0010】弁箱11は、分解可能に軸方向に2分割し
て一体に結合されており、一方側の軸方向一端部に配管
系2のたとえば上流側配管2Aに連通する一方のポート
11Aが設けられ、他方側の軸方向他端部には配管系2
のたとえば下流側配管2Bに連通する他方のポート11
Bが設けられている。なお、これらポート11A,11
Bは弁箱11の軸方向の中心線C上で互いに対向してい
る。
て一体に結合されており、一方側の軸方向一端部に配管
系2のたとえば上流側配管2Aに連通する一方のポート
11Aが設けられ、他方側の軸方向他端部には配管系2
のたとえば下流側配管2Bに連通する他方のポート11
Bが設けられている。なお、これらポート11A,11
Bは弁箱11の軸方向の中心線C上で互いに対向してい
る。
【0011】弁棒12は、弁箱11の軸方向の中心部に
おいて軸方向の中心線Cに直交する縦軸線C1上に位置
して弁箱内11に挿入され、弁箱11に組込まれた上下
1対の軸支部15A,15Bにより軸回りの回転自在に
軸支されている。また、上端側は液密もしくは気密に弁
箱11の外部に突出されており、ここに操作ハンドル1
6が着脱可能に取付けられている。
おいて軸方向の中心線Cに直交する縦軸線C1上に位置
して弁箱内11に挿入され、弁箱11に組込まれた上下
1対の軸支部15A,15Bにより軸回りの回転自在に
軸支されている。また、上端側は液密もしくは気密に弁
箱11の外部に突出されており、ここに操作ハンドル1
6が着脱可能に取付けられている。
【0012】インナーボディ13は、軸方向および上下
方向それぞれの両端部を切欠した略球形のもので、軸方
向の中心位置において弁棒12を上下方向に貫通させ、
軸方向上端に取付けた連結板17を介して弁棒12に固
着することで、弁棒12とともに該弁棒12の軸まわり
に回転できるように弁箱11に収容されている。また、
弁箱11の一方のポート11Aに連通する1次側通路1
3Aと、他方のポート11Bに連通する2次側通路13
Bが軸方向に貫通して形成され、1次側通路13Aと2
次側通路13Bの境界部を前記軸方向の中心位置近くに
設け、この境界部に2次側通路13Bに指向する弁座1
3Cが設けられている。
方向それぞれの両端部を切欠した略球形のもので、軸方
向の中心位置において弁棒12を上下方向に貫通させ、
軸方向上端に取付けた連結板17を介して弁棒12に固
着することで、弁棒12とともに該弁棒12の軸まわり
に回転できるように弁箱11に収容されている。また、
弁箱11の一方のポート11Aに連通する1次側通路1
3Aと、他方のポート11Bに連通する2次側通路13
Bが軸方向に貫通して形成され、1次側通路13Aと2
次側通路13Bの境界部を前記軸方向の中心位置近くに
設け、この境界部に2次側通路13Bに指向する弁座1
3Cが設けられている。
【0013】弁体14は、1対のフラップ14A,14
Bによって構成され、2次側通路13B内で弁棒12に
対して該弁棒12の軸まわりに回転自在に取付けられて
いる。すなわち、図3に示すように、フラップ14A,
14Bそれぞれの基部に形成した上下方向の貫通孔14
a,14bに弁棒12を挿通することによって、フラッ
プ14A,14Bが弁棒12に取付けられている。
Bによって構成され、2次側通路13B内で弁棒12に
対して該弁棒12の軸まわりに回転自在に取付けられて
いる。すなわち、図3に示すように、フラップ14A,
14Bそれぞれの基部に形成した上下方向の貫通孔14
a,14bに弁棒12を挿通することによって、フラッ
プ14A,14Bが弁棒12に取付けられている。
【0014】前記構成において、弁箱11の一方のポー
ト11Aに連通する上流側の配管2Aからインナーボデ
ィ13の1次側通路13Aに流入して2次側通路13B
に向かう順方向流体P1の付勢により、弁体14を構成
しているフラップ14A,14Bは、図1および図2に
示すように、弁座13Cから離れて弁開し、2次側通路
13Bを経て他方のポート11Bおよびこのポート11
Bに連通する下流側の配管2Bへの順方向流体P1の通
過を許容する。また、図4に示すように、他方のポート
11Bに連通する下流側の配管2Bから2次側通路13
Bに流入する逆方向流体P2の付勢により、弁体14を
構成しているフラップ14A,14Bは弁座13Cに密
着して弁閉し、逆方向流体P2の通過を阻止することが
できる。
ト11Aに連通する上流側の配管2Aからインナーボデ
ィ13の1次側通路13Aに流入して2次側通路13B
に向かう順方向流体P1の付勢により、弁体14を構成
しているフラップ14A,14Bは、図1および図2に
示すように、弁座13Cから離れて弁開し、2次側通路
13Bを経て他方のポート11Bおよびこのポート11
Bに連通する下流側の配管2Bへの順方向流体P1の通
過を許容する。また、図4に示すように、他方のポート
11Bに連通する下流側の配管2Bから2次側通路13
Bに流入する逆方向流体P2の付勢により、弁体14を
構成しているフラップ14A,14Bは弁座13Cに密
着して弁閉し、逆方向流体P2の通過を阻止することが
できる。
【0015】一方、配管系2内の流体の順方向の流れが
反転される場合には、図1に示す操作ハンドル16を回
動操作して、弁棒12を軸まわりに180゜回転させ
る。これにより、図5に示すように、弁箱11の一方の
ポート11Aにインナーボディ13の2次側通路13B
が対応し、弁箱11の他方のポート11Bにインナーボ
ディ13の1次側通路13Aが対応する。その結果、他
方のポート11Bに連通する上流側の配管2Bから1次
側通路13Aに流入して2次側通路13Bに向かう順方
向流体P1の付勢により、弁体14を構成しているフラ
ップ14A,14Bは弁座13Cから離れて弁開し、2
次側通路13Bを経て一方のポート11Aおよび該一方
のポート11Aに連通する下流側の配管2Aへの順方向
流体P1の通過を許容する。また、図6に示すように、
一方のポート11Aに連通する下流側の配管2Aから2
次側通路13Bに流入する逆方向流体P2の付勢によ
り、弁体14を構成しているフラップ14A,14Bは
弁座13Cに密着して弁閉し、逆方向流体P2の通過を
阻止することができる。
反転される場合には、図1に示す操作ハンドル16を回
動操作して、弁棒12を軸まわりに180゜回転させ
る。これにより、図5に示すように、弁箱11の一方の
ポート11Aにインナーボディ13の2次側通路13B
が対応し、弁箱11の他方のポート11Bにインナーボ
ディ13の1次側通路13Aが対応する。その結果、他
方のポート11Bに連通する上流側の配管2Bから1次
側通路13Aに流入して2次側通路13Bに向かう順方
向流体P1の付勢により、弁体14を構成しているフラ
ップ14A,14Bは弁座13Cから離れて弁開し、2
次側通路13Bを経て一方のポート11Aおよび該一方
のポート11Aに連通する下流側の配管2Aへの順方向
流体P1の通過を許容する。また、図6に示すように、
一方のポート11Aに連通する下流側の配管2Aから2
次側通路13Bに流入する逆方向流体P2の付勢によ
り、弁体14を構成しているフラップ14A,14Bは
弁座13Cに密着して弁閉し、逆方向流体P2の通過を
阻止することができる。
【0016】このように、配管系2内の流体の順方向の
流れが何等かの理由により反転される場合、従来のよう
に逆止弁を交換することなく、操作ハンドル16を回動
操作する簡単な作業により、反転された順方向流体の通
過を瞬時に許容し、逆方向流体の通過を阻止することが
できる。このため、従来のように流体の供給が制限され
ることはない。
流れが何等かの理由により反転される場合、従来のよう
に逆止弁を交換することなく、操作ハンドル16を回動
操作する簡単な作業により、反転された順方向流体の通
過を瞬時に許容し、逆方向流体の通過を阻止することが
できる。このため、従来のように流体の供給が制限され
ることはない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、配管系
内の流体の順方向の流れが何等かの理由により反転され
る場合、従来のように逆止弁を交換することなく、簡単
な作業により反転された順方向流体の通過を瞬時に許容
し、逆方向流体の通過を阻止することができる。このた
め、従来のように流体の供給が制限されることはない。
内の流体の順方向の流れが何等かの理由により反転され
る場合、従来のように逆止弁を交換することなく、簡単
な作業により反転された順方向流体の通過を瞬時に許容
し、逆方向流体の通過を阻止することができる。このた
め、従来のように流体の供給が制限されることはない。
【図1】本発明の一実施の形態を示す垂直断面図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】弁体の一例を示す正面図である。
【図4】本発明の一実施の形態における弁閉状態を示す
水平断面図である。
水平断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示す水平断面図であ
る。
る。
【図6】本発明の他の実施の形態における弁閉状態を示
す水平断面図である。
す水平断面図である。
【図7】従来の逆止弁を介設した配管系の一例を示す構
成図である。
成図である。
【図8】従来の逆止弁を介設した配管系の他の例を示す
構成図である。
構成図である。
2 配管系 10 両流れ対応型逆止弁 11 弁箱 11A 一方のポート 11B 他方のポート 12 弁棒 13 インナーボディ 13A 1次側通路 13B 2次側通路 13C 弁座 14 弁体 15A 軸支部 15B 軸支部
Claims (1)
- 【請求項1】 配管系に連通する2つのポートを軸方向
の両側に設けた弁箱と、前記軸方向に交差して弁箱内に
挿入され該弁箱に設けた軸支部に回転自在に軸支されて
いる弁棒と、前記2つのポートを連通させる1次側通路
と2次側通路が貫通して形成され、該1次側通路と2次
側通路の境界部に2次側通路に指向する弁座が設けら
れ、かつ前記弁棒に固着されて該弁棒とともに弁箱内で
弁棒の軸まわりに回転するインナーボディと、前記2次
側通路内で前記弁棒に該弁棒の軸まわりに回転自在に取
付けられ、1次側通路から2次側通路に向かう順方向流
体の付勢により前記弁座から離れて弁開し、2次側通路
に流入した逆方向流体の付勢により前記弁座に密着して
弁閉する弁体とを具備していることを特徴とする両流れ
対応型逆止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18040796A JPH1026242A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 両流れ対応型逆止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18040796A JPH1026242A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 両流れ対応型逆止弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1026242A true JPH1026242A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16082713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18040796A Pending JPH1026242A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 両流れ対応型逆止弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1026242A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007135744A1 (ja) * | 2006-05-24 | 2007-11-29 | Tomoe Technical Research Company Ltd. | 逆止弁 |
-
1996
- 1996-07-10 JP JP18040796A patent/JPH1026242A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007135744A1 (ja) * | 2006-05-24 | 2007-11-29 | Tomoe Technical Research Company Ltd. | 逆止弁 |
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