JPH0213833Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0213833Y2 JPH0213833Y2 JP7889283U JP7889283U JPH0213833Y2 JP H0213833 Y2 JPH0213833 Y2 JP H0213833Y2 JP 7889283 U JP7889283 U JP 7889283U JP 7889283 U JP7889283 U JP 7889283U JP H0213833 Y2 JPH0213833 Y2 JP H0213833Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- fluid pipe
- lever
- pipe
- valve mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 47
- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims description 21
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 14
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 13
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 11
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は例えば自動車などの車両内の空調用
の冷風や暖風を分配制御して噴出する場合に用い
られる流体分配弁機構に関する。
の冷風や暖風を分配制御して噴出する場合に用い
られる流体分配弁機構に関する。
従来のこの種の流体分配弁機構は第1図に示す
ように流体本管11に対して分岐管12,13,
14がその下流側に分岐接続されており、これら
本管と分岐管との間にそれぞれの連結部に弁1
5,16,17が開閉自在に取付けられている。
図において弁15は開いており、弁16は閉じ、
弁17は開いており、従つて本管11よりの例え
ば空気は分岐管12と14とに分配されて分岐管
13には流れないで阻止される。この弁15,1
6,17の開閉状態を制御することによつて分岐
管12乃至14のすべて或は何れか一つ乃至複数
に流体を分配することができる。
ように流体本管11に対して分岐管12,13,
14がその下流側に分岐接続されており、これら
本管と分岐管との間にそれぞれの連結部に弁1
5,16,17が開閉自在に取付けられている。
図において弁15は開いており、弁16は閉じ、
弁17は開いており、従つて本管11よりの例え
ば空気は分岐管12と14とに分配されて分岐管
13には流れないで阻止される。この弁15,1
6,17の開閉状態を制御することによつて分岐
管12乃至14のすべて或は何れか一つ乃至複数
に流体を分配することができる。
従来のこの種の弁機構は分岐管に対応して弁1
5,16,17を設け、その弁の開閉機構が比較
的複雑となり、価格が高くなり、信頼性に欠け、
また流体の流れに対して弁が直角に開閉されるた
め閉じた状態で大きな風損となり、つまり流体の
流れ損失が大きくなる。
5,16,17を設け、その弁の開閉機構が比較
的複雑となり、価格が高くなり、信頼性に欠け、
また流体の流れに対して弁が直角に開閉されるた
め閉じた状態で大きな風損となり、つまり流体の
流れ損失が大きくなる。
この考案は比較的簡単な構造で流体の流れの分
配を円滑に変化させることができる流体分配弁機
構を提供するものである。
配を円滑に変化させることができる流体分配弁機
構を提供するものである。
この考案によれば、流体管の管内のほゞ軸心位
置に沿つて、レバーの一端が流体管の下流側に固
定され、上流側の他端がその軸心に対して放射方
向に移動可能とされてる。そのレバー及び流体管
の内周面間にわたつて弾性材よりなる仕切り膜が
取付けられており、この膜により流体管内を放射
状に複数に分割するように構成したものである。
置に沿つて、レバーの一端が流体管の下流側に固
定され、上流側の他端がその軸心に対して放射方
向に移動可能とされてる。そのレバー及び流体管
の内周面間にわたつて弾性材よりなる仕切り膜が
取付けられており、この膜により流体管内を放射
状に複数に分割するように構成したものである。
従つて、このレバーを放射方向に移動すること
によつて、流体管内の流体の流れの分配を円滑に
行うことができる。
によつて、流体管内の流体の流れの分配を円滑に
行うことができる。
以下この考案による流体分配弁機構の実施例を
第2図以下の図面を参照して説明しよう。第2図
に示すように流体管21は例えばこの例では三角
筒状をしており、その流体管の軸心位置にレバー
22が配されている。レバー22は流体管21の
下流側の一端22aが流体管21内に固定されて
いる。例えば支持アーム23a,23b,23c
の各一端が各流体管21の断面の各コーナー部と
の間に連結され、支持アーム23a,23b,2
3cの各他端は固定具24で互に固定される。固
定具24に図に示していないがユニバーサルジヨ
イントが取付けられてそのユニバーザルジヨイン
トにレバー22の一端22aが取付けられ、この
ようにして回動自在に流体管21の軸心位置にレ
バー22の一端22aが固定される。第6図に示
すように、流体管21の軸心に対応する外壁側に
支点31を設け、この支点31に回動するリンク
レバー40が取付けられ、このリンクレバー40
とレバー22の上流側の他端22bとが回動自在
に結合ピン30で結合されている。リンクレバー
40の回動によりレバー22bは流体管21の軸
心に対し放射方向に流体管21内を移動すること
ができるようにされている。
第2図以下の図面を参照して説明しよう。第2図
に示すように流体管21は例えばこの例では三角
筒状をしており、その流体管の軸心位置にレバー
22が配されている。レバー22は流体管21の
下流側の一端22aが流体管21内に固定されて
いる。例えば支持アーム23a,23b,23c
の各一端が各流体管21の断面の各コーナー部と
の間に連結され、支持アーム23a,23b,2
3cの各他端は固定具24で互に固定される。固
定具24に図に示していないがユニバーサルジヨ
イントが取付けられてそのユニバーザルジヨイン
トにレバー22の一端22aが取付けられ、この
ようにして回動自在に流体管21の軸心位置にレ
バー22の一端22aが固定される。第6図に示
すように、流体管21の軸心に対応する外壁側に
支点31を設け、この支点31に回動するリンク
レバー40が取付けられ、このリンクレバー40
とレバー22の上流側の他端22bとが回動自在
に結合ピン30で結合されている。リンクレバー
40の回動によりレバー22bは流体管21の軸
心に対し放射方向に流体管21内を移動すること
ができるようにされている。
このレバー22と流体管21の内面との間にわ
たつて仕切り膜25a,25b,25cが張り渡
されている。この例においては仕切り膜25a,
25b,25cは三角筒状流体管21のその三角
の頂点に一側縁が固定され、他側縁がレバー22
に固定される。仕切り膜25a乃至25cはそれ
ぞれ弾性を持ち伸び縮みできるようなものであ
り、ある程度の張りを持たされて取付けられてい
る。仕切り膜25a乃至25cによつて流体管2
1内はこの例では三つの流路26a,26b,2
6cに分割されている。
たつて仕切り膜25a,25b,25cが張り渡
されている。この例においては仕切り膜25a,
25b,25cは三角筒状流体管21のその三角
の頂点に一側縁が固定され、他側縁がレバー22
に固定される。仕切り膜25a乃至25cはそれ
ぞれ弾性を持ち伸び縮みできるようなものであ
り、ある程度の張りを持たされて取付けられてい
る。仕切り膜25a乃至25cによつて流体管2
1内はこの例では三つの流路26a,26b,2
6cに分割されている。
この構成の流体分配弁機構によれば、その上流
側よりの流体は第2図においては流路26a,2
6b,26cの三つに分配されて、この状態より
例えば第3図に示すようにレバー22の上流側端
22bを図において上方、つまり三角筒の上側の
コーナー部にレバーを回動すると仕切り膜25a
はその張られたものが弾性で縮まると共に仕切り
膜25b,25cが引き伸ばされて第3図に示す
ように上側のコーナー部を作る両側壁21a,2
1bの内面に対接され、流路26bの上流側が上
側に拡大され、その上流側よりの流体は一つの流
路26bにのみ流れ、流路26a,26cに対し
ては遮断される。
側よりの流体は第2図においては流路26a,2
6b,26cの三つに分配されて、この状態より
例えば第3図に示すようにレバー22の上流側端
22bを図において上方、つまり三角筒の上側の
コーナー部にレバーを回動すると仕切り膜25a
はその張られたものが弾性で縮まると共に仕切り
膜25b,25cが引き伸ばされて第3図に示す
ように上側のコーナー部を作る両側壁21a,2
1bの内面に対接され、流路26bの上流側が上
側に拡大され、その上流側よりの流体は一つの流
路26bにのみ流れ、流路26a,26cに対し
ては遮断される。
また第4図に示すようにレバー22の上流側端
22bを図において下側に移動させて仕切り膜2
5b,25cを下に図において流体管21の下側
の側壁21cの内面に付けて仕切り膜25aを引
き伸ばすと流路26a,26cの上流側が拡大さ
れてその上流側よりの流体は流路26a,26c
に分配されて流路26bは遮断される。
22bを図において下側に移動させて仕切り膜2
5b,25cを下に図において流体管21の下側
の側壁21cの内面に付けて仕切り膜25aを引
き伸ばすと流路26a,26cの上流側が拡大さ
れてその上流側よりの流体は流路26a,26c
に分配されて流路26bは遮断される。
このようにこの例においてはレバー22の上流
側端22bを単に上下に移動し、その中立点にお
いて三つの分配状態とし、上側の位置においては
一つのみの流路とし、下側の位置においては二つ
の流路に分配し、一つのレバーを制御することに
よつて三つの状態に分配制御することができ、そ
の操作は頗る簡単で構造も簡単であり、かつ流路
を遮断する際にその流路に対して直角に弁を閉じ
るのではなく、その流路が自然に拡大して下流側
が絞られる状態となり、流体の流れが円滑に行な
われ、流れの損失が少ない。
側端22bを単に上下に移動し、その中立点にお
いて三つの分配状態とし、上側の位置においては
一つのみの流路とし、下側の位置においては二つ
の流路に分配し、一つのレバーを制御することに
よつて三つの状態に分配制御することができ、そ
の操作は頗る簡単で構造も簡単であり、かつ流路
を遮断する際にその流路に対して直角に弁を閉じ
るのではなく、その流路が自然に拡大して下流側
が絞られる状態となり、流体の流れが円滑に行な
われ、流れの損失が少ない。
上述においては流体管21を三角筒状とした
が、必ずしも三角筒状である必要はなく、例えば
2分配と1分配とに制御する場合は第5図Aに示
すように四角筒状に対してレバー22を互に対向
する頂点方向に移動させると共に、これと異なる
頂点方向において仕切り膜25a,25bを張れ
ばよい。また4分配制御においては第5図Bに示
すようにレバー22に対して仕切り膜25a乃至
25dを四角筒流体管の各四つのコーナーにわた
つて張り渡せばよい。第5図Cに示すように流体
管21は必ずしもその断面を角筒状とする必要は
なく、断面円形のものでもよく、その場合この例
においてレバー22の制御によつて分配流路に対
して完全な遮断を行うことができず多少漏れが生
じるような状態となるが、流体を大きく分配制御
する上では何ら差し支えない。また分配する流体
としては気体のみならず液体の分配にもこの考案
の流体分配弁機構を適用することができる。
が、必ずしも三角筒状である必要はなく、例えば
2分配と1分配とに制御する場合は第5図Aに示
すように四角筒状に対してレバー22を互に対向
する頂点方向に移動させると共に、これと異なる
頂点方向において仕切り膜25a,25bを張れ
ばよい。また4分配制御においては第5図Bに示
すようにレバー22に対して仕切り膜25a乃至
25dを四角筒流体管の各四つのコーナーにわた
つて張り渡せばよい。第5図Cに示すように流体
管21は必ずしもその断面を角筒状とする必要は
なく、断面円形のものでもよく、その場合この例
においてレバー22の制御によつて分配流路に対
して完全な遮断を行うことができず多少漏れが生
じるような状態となるが、流体を大きく分配制御
する上では何ら差し支えない。また分配する流体
としては気体のみならず液体の分配にもこの考案
の流体分配弁機構を適用することができる。
第1図は従来の分配弁機構を示す断面図、第2
図はこの考案による流体分配弁機構の一例を示す
斜視図、第3図及び第4図は第2図に示した分配
弁機構における他の分配状態をそれぞれ示す斜視
図、第5図はこの考案による流体分配弁機構のそ
れぞれ他の例を示す断面図、第6図はこの考案に
よる流体分配弁機構におけるリンクレバーの接続
機構の一例を示す斜視図である。 21:流体管、22:レバー、23a乃至23
c:支持アーム、25a乃至25d:仕切り膜、
26a乃至26c:通路。
図はこの考案による流体分配弁機構の一例を示す
斜視図、第3図及び第4図は第2図に示した分配
弁機構における他の分配状態をそれぞれ示す斜視
図、第5図はこの考案による流体分配弁機構のそ
れぞれ他の例を示す断面図、第6図はこの考案に
よる流体分配弁機構におけるリンクレバーの接続
機構の一例を示す斜視図である。 21:流体管、22:レバー、23a乃至23
c:支持アーム、25a乃至25d:仕切り膜、
26a乃至26c:通路。
Claims (1)
- 流体管と、その流体管の管内のほゞ軸心位置に
これに沿つて配され、下流側の一端がその流体管
に対して固定れ、上流側の他端がその軸心に対し
て放射方向に移動可能とされたレバーと、そのレ
バー及び流体管の内周面間にわたつて取付けら
れ、その流体管内を放射状に複数に分割している
弾性材よりなる仕切り膜とを具備する流体分配弁
機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7889283U JPS59183588U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 流体分配弁機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7889283U JPS59183588U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 流体分配弁機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59183588U JPS59183588U (ja) | 1984-12-06 |
JPH0213833Y2 true JPH0213833Y2 (ja) | 1990-04-16 |
Family
ID=30208895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7889283U Granted JPS59183588U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 流体分配弁機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59183588U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2540364B2 (ja) * | 1989-06-10 | 1996-10-02 | 帝菱産業株式会社 | 粉粒体用切替バルブ |
-
1983
- 1983-05-25 JP JP7889283U patent/JPS59183588U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59183588U (ja) | 1984-12-06 |
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