JP2002327851A - バルブ - Google Patents

バルブ

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JP2002327851A
JP2002327851A JP2001132310A JP2001132310A JP2002327851A JP 2002327851 A JP2002327851 A JP 2002327851A JP 2001132310 A JP2001132310 A JP 2001132310A JP 2001132310 A JP2001132310 A JP 2001132310A JP 2002327851 A JP2002327851 A JP 2002327851A
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JP
Japan
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valve
hole
valve body
communication hole
casing
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JP2001132310A
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English (en)
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Masaki Nakamoto
正樹 中元
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルブ本体やケーシングの外形を大きくしな
くとも、流量並びにバルブ本体の閉鎖閉鎖範囲を十分確
保出来るバルブを提供する。 【解決手段】 流体の流入側流通孔及び流出側流通孔を
有するケーシング内の弁室に、前記両流通孔に連通可能
な連通孔を備えたバルブ本体を回動自在に設けて成るバ
ルブにおいて、弁室の内周面及びバルブ本体の外周面を
円周面から形成すると共に、前記連通孔の開口を、バル
ブ本体の回動軸線方向が長軸で回動軸線と直交する方向
が短軸である楕円形とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体が流れる流路
の途中に介装されて、流路の開閉制御を行なうバルブに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種のバルブは、例えば実開平
7−41149号公報にも開示されているように、流体
の流入側流通孔及び流出側流通孔を有するケーシング
と、このケーシング内に設けた弁室に回動自由に挿嵌さ
れるボール状の弁本体とを備え、弁本体には、前記両流
通孔に連通可能な連通孔が形成されている。
【0003】以上のバルブは、既知のごとく、弁本体の
所定方向への回動操作により、連通孔をケーシングの流
入側流通孔及び流出側流通孔に連通させることで、流入
側流通孔を流出側流通孔流入孔に連通させ、またこの状
態から弁本体を逆方向に90度回動させることで、弁本
体により流入側流通孔及と流出側流通孔との連通を遮断
するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで以上のバルブ
では、流体の流量を増大すべく連通孔や流通孔の口径を
大きくすると、ボール状のバルブ本体やケーシングの外
形も大きくする必要があり、そのためバルブ全体が大型
となって、狭いスペースにバルブを収めるのが困難とな
る。
【0005】一方、バルブ本体やケーシングの外形が大
きくなるのを極力抑えて、連通孔や流入側流通孔及び流
出側流通孔の口径だけを大きくすると、バルブの閉鎖範
囲が非常に狭くなり、そのためバルブの閉鎖時における
気密性の点において問題が生じ、バルブの閉鎖が確実に
行なえなくなるなどの不具合が生じる。
【0006】本発明は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とするところは、バルブ本体やケーシン
グの外形を大きくしなくとも、流量並びにバルブ本体の
閉鎖閉鎖範囲を十分確保出来るバルブを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、流体の流入側流通孔及
び流出側流通孔を有するケーシング内の弁室に、前記両
流通孔に連通可能な連通孔を備えたバルブ本体を回動自
在に設けて成るバルブにおいて、弁室の内周面及びバル
ブ本体の外周面を円周面から形成すると共に、前記連通
孔の開口とこの連通孔の開口に対向する前記流通孔の開
口の少なくともいずれか一方を、バルブ本体の回動軸線
方向が長軸で回動軸線と直交する方向が短軸である楕円
形としたのである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図6において符号Bで示す
バルブは、写真処理装置の現像処理部に搭載された廃液
タンクの廃液ホースに取り付けるためのものであって、
このバルブBは、ケーシング1と、このケーシング1内
の弁室10に回動自由に挿嵌されるバルブ本体2とを備
えている。
【0009】ケーシング1は、内部に弁室10が設けら
れた有底円筒状のケーシング本体3と、このケーシング
本体3から径方向に突出して流体の流入側流通孔40a
を画成する円筒状の流入側配管4aと、ケーシング本体
3から前記した流入側配管4aとは逆方向に突出して流
体の流出側流通孔40bを画成する円筒状の流出側配管
4bとから構成されている。
【0010】そしてケーシング本体3の上端部には、平
面視略U字状に形成された抜け止めクリップ5を挿入す
るための挿入孔31と、挿入孔31に挿入した抜け止め
クリップ5の挿入端部を係止するための係止孔32とが
形成されている。
【0011】ケーシング本体3おける弁室10の内周面
には、流入側流通孔40a及び流出側流通孔40bの開
口縁に装着される各パッキング部材6の嵌合溝33が設
けられている。
【0012】またバルブ本体2は弁室10の内周面に沿
うように円筒状に形成されており、その上端には、円板
状の鍔部24とハンドル25が一体形成されており、鍔
部24とバルブ本体2とのコーナー部位には、Oリング
26が嵌め込まれている。
【0013】鍔部24の上面には、後記する抜け止めク
リップ5の脚部51に当接して、バルブ本体2の回動範
囲を90度に規制するための回動規制部27が突設され
ている。
【0014】嵌合溝33に嵌合されるパッキング部材6
には、図8にも示すように、流入側流通孔40a及び流
出側流通孔40bに連通する貫通孔60が形成されてい
る。
【0015】また弁室10内に回動自由に挿嵌されるバ
ルブ本体2には、流入側流通孔40a及び流出側流通孔
40bに連通可能な連通孔20が設けられている。
【0016】抜け止めクリップ5は、弁室10に挿嵌し
たバルブ本体2が弁室10から抜け出るのを防止するた
めのものであって、一対の脚部51を備え、この脚部5
1の自由端には、係止孔32に係合可能な係合爪52が
設けられている。
【0017】以上の構成から成るバルブにおいて、図に
示す実施形態では、バルブ本体2に形成した連通孔20
の開口の形状、並びに弁室10の内周面に装着した際の
パッキング部材6における貫通孔60の開口の形状を、
バルブ本体2の回動軸線方向が長軸で回動軸線と直交す
る方向が短軸となる楕円形にそれぞれ形成すると共に、
長軸側の長さを、流入側流通孔40a及び流出側流通孔
40bの内径φと同一寸法にしたのである。
【0018】具体的には、流入側流通孔40a及び流出
側流通孔40bの内径φ、楕円形である連通孔20の開
口における長軸側の長さL1、弁室10の内周面に装着
した際の楕円形であるパッキング部材6の貫通孔60に
おける長軸側の長さL2をそれぞれ13mmとすると共
に、連通孔20の開口における短軸側の長さL3並びに
弁室10の内周面に装着した際のパッキング部材6の貫
通孔60における短軸側の長さL4をそれぞれ11mm
として、バルブ本体を図6に示す全閉位置から開方向に
15度回動させる間で閉鎖領域となるようにしている。
【0019】次に以上の構成からなるバルブの開閉動作
を説明する。
【0020】図2、図4及び図5は、バルブが開かれた
状態を示し、この状態から、バルブを閉じるには、ハン
ドル25を図2において反時計方向に90度回動させる
のであって、この時、ハンドル25は回動規制部27の
規制により90度以上回動することがない。
【0021】そして、ハンドル25を図2に示す状態か
ら図3に示す状態に回動させるに伴い、図6に示すよう
に、バルブ本体2の連通孔20がケーシング1の流入側
流通孔40a及び流出側流通孔40bに対して直交する
方向を向いて、流入側流通孔40aから流出側流通孔4
0bへの流体の流通がバルブ本体2により遮断されるの
である。
【0022】一方、閉じられているバルブを開くには、
ハンドル25を図3に示す位置から図2に示す位置まで
時計方向に90度回動させるのであって、この時にあっ
てもハンドル25は、回動規制部27の規制により90
度以上回動することがない。
【0023】そして、ハンドル25を図3に示す状態か
ら図2に示す状態に回動させるに伴い、図4及び図5に
示すように、バルブ本体2の連通孔20が流入側流通孔
40a及び流出側流通孔40bに連通して、流入側流通
孔40aから流出側流通孔40bへの流体の流通が可能
となるのである。
【0024】ところで以上のバルブにあっては、バルブ
の小型化を図るべく、ケーシング本体3及びバルブ本体
2を円筒状に形成しているにもかかわらず、連通孔20
の開口の形状並びにパッキング部材6における貫通孔6
0の開口の形状を前述のごとく楕円形に形成して、図6
に示す全閉位置から全開方向に15度回動する間が閉鎖
領域として確保されるようにしたので、バルブの閉鎖時
における気密性が十分保たれて、バルブの閉鎖が確実に
行なわれるのであり、それでいながらバルブの開放時に
おける流量も十分確保出来るのである。
【0025】以上の実施形態では、バルブ本体2に形成
した連通孔20の開口の形状、並びに弁室10の内周面
に装着した際のパッキング部材6における貫通孔60の
開口の形状を、バルブ本体2の回動軸線方向が長軸で回
動軸線と直交する方向が短軸となる楕円形にそれぞれ形
成したが、これに限定されるものではなく、バルブ本体
2に形成した連通孔20若しくは弁室10の内周面に装
着した際のパッキング部材6における貫通孔60のいず
れか一方のみを、バルブ本体2の回動軸線方向が長軸で
回動軸線と直交する方向が短軸となる楕円形にしてもよ
い。この場合、バルブ本体の閉鎖領域は、前記した実施
形態の15度よりも若干狭くなる。
【0026】
【発明の効果】以上のごとく本発明によれば、流体の流
入側流通孔及び流出側流通孔を有するケーシング内の弁
室に、前記両流通孔に連通可能な連通孔を備えたバルブ
本体を回動自在に設けて成るバルブにおいて、弁室の内
周面及びバルブ本体の外周面を円周面から形成すると共
に、前記連通孔の開口とこの連通孔の開口に対向する前
記流通孔の開口の少なくともいずれか一方を、バルブ本
体の回動軸線方向が長軸で回動軸線と直交する方向が短
軸である楕円形としたことにより、バルブの外形を大き
くしなくとも、流量を十分確保することができながらバ
ルブ本体の閉鎖閉鎖範囲をも十分確保してバルブの閉鎖
時における気密性を十分保つことが出来て、バルブの閉
鎖を確実に行なうことが出来るに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるバルブの一実施形態を示す分解
斜視図である。
【図2】本発明にかかるバルブの一実施形態を示す平面
図であって、バルブが開かれた状態を示している。
【図3】本発明にかかるバルブの一実施形態を示す平面
図であって、バルブが閉じられた状態を示している。
【図4】本発明にかかるバルブの開かれた状態での縦断
面図である。
【図5】本発明にかかるバルブの開かれた状態での横断
面図である。
【図6】本発明にかかるバルブの閉じられた状態での横
断面図である。
【図7】バルブ本体の正面図である。
【図8】パッキング部材の正面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 10 弁室 2 バルブ本体 20 連通孔 40a 流入側流通孔 40b 流出側流通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体の流入側流通孔及び流出側流通孔を有
    するケーシング内の弁室に、前記両流通孔に連通可能な
    連通孔を備えたバルブ本体を回動自在に設けて成るバル
    ブにおいて、弁室の内周面及びバルブ本体の外周面を円
    周面から形成すると共に、前記連通孔の開口とこの連通
    孔の開口に対向する前記流通孔の開口の少なくともいず
    れか一方を、バルブ本体の回動軸線方向が長軸で回動軸
    線と直交する方向が短軸である楕円形としていることを
    特徴とするバルブ。
JP2001132310A 2001-04-27 2001-04-27 バルブ Pending JP2002327851A (ja)

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