JPH10262305A - 電気車両用充電装置 - Google Patents

電気車両用充電装置

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JPH10262305A
JPH10262305A JP9064927A JP6492797A JPH10262305A JP H10262305 A JPH10262305 A JP H10262305A JP 9064927 A JP9064927 A JP 9064927A JP 6492797 A JP6492797 A JP 6492797A JP H10262305 A JPH10262305 A JP H10262305A
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JP
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vehicle
charging
time
battery
card
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JP9064927A
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English (en)
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Hiroaki Makino
宏明 牧野
Masaki Saka
正樹 坂
Yoshikatsu Ukawa
佳克 宇川
Masaki Suzuki
雅城 鈴木
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気車両の利用開始時刻までに確実に充電が
完了し、複数の車両への充電開始の集中を防止できる充
電装置を提供する。 【解決手段】ICカードから利用者の車両の使用開始予
定時刻を含む情報を読み取り、読み取られた使用開始予
定時刻から車両のバッテリの充電に要する時間を引いた
充電開始時刻を算出し、充電開始時刻の到来に応答して
車両のバッテリの充電を開始させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気車両用の充
電装置に関し、より具体的には充電開始時刻を制御する
ことができる電気車両用の充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車を複数の利用者が利用する形態と
してレンタカーがある。一般的にレンタカーは貸出し手
続きが煩雑であり、貸出し手続きを簡略化し迅速化する
ことが望まれている。特開平1-100671号公報には、利用
者が利用者固有のICカードを予約装置に挿入して自動
手続きでレンタカーの貸出し予約を行い、利用当日自動
車を借りる場所に設置されているターミナルのカードリ
ーダにICカードを挿入すると、事前の予約手続きに応
じてこの利用者に割り当てられた自動車の識別情報が表
示パネルに表示されるとともに、ICカードに所定のプ
ロトコルが書き込まれることが記載されている。このプ
ロトコルを書き込まれたICカードが割り当てられた自
動車のドアの開閉キーになるとともに自動車の始動キー
になる。このシステムでは予約および貸出し手続きが自
動化されたセルフサービスで行われるが、予約手続きを
したうえで貸出しをする必要があり、たとえば毎日の通
勤手段としての利用など日常的な利用には適さない。
【0003】また、ICカードを利用したセルフサービ
スによるレンタカーの貸出し方法として、特開平6-3610
0号公報には、契約利用者にICカードを交付してお
き、このICカードを、建設機械、車両などの置き場の
ゲートのキーとし、貸出し車両等の電源スイッチのキー
とすることが記載されている。このシステムでは利用者
は完全にセルフサービスでいつでも任意の機械または車
両を選んで利用することができるが、小数の利用者を対
象としてこのようなシステムを構成することができて
も、多数の利用者を対象とし、任意の時間に任意の機械
または車両をセルフサービスで貸し出すためには、大き
な駐車場を用意し、多数の機械または車両を待機させる
必要がある。
【0004】さらにレンタカーの貸出し手続きの効率を
向上させるものとして、特開平8-101993号公報には、利
用者が使用者証カードを停車場のカード読み取り機に挿
入してコンピュータ化された配車センタと通信してレン
タカーの予約を行い、予約の完了した使用者カードを停
車場の自動機に挿入すると、貸し出されるレンタカー特
有にコード化されたチップカードが発行されるレンタカ
ー・システムが記載されている。このシステムでは、こ
のチップカードが車両のドア・キーとなり、盗難防止装
置の解除キーとなっている。このチップカードには、最
大レンタル利用時間が記憶されており、利用時間を超過
した後は、そのチップカードでは車両が開かれないよう
にするなど、チップカードを利用した管理がなされてい
る。このシステムも、他の従来のレンタカー・システム
と同様に、レンタカーを旅行など特別なときに一時的に
利用するためのシステムにすぎない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術のレン
タカー・システムは、レンタカーを旅行その他の特別な
ときに臨時ないし一時的な交通手段として利用するため
のもので、それぞれの利用者との関係でレンタカーを日
常的な生活の中での交通手段として利用するものではな
かった。車両の日常的な利用形態として通勤の手段の一
部としての利用がある。特に都市近郊の住宅地に住み都
市に通勤する会社員の場合、鉄道のなどの交通ターミナ
ルまでの行き来に車を使えれば便利であるが、交通ター
ミナル近辺の駐車場は数が限られているため利用するこ
とができないことが多い。また、仮に駐車場が使えて
も、通勤者の車が朝から夕刻まで駐車場のスペースを占
有することになり、ショッピングその他の用事で昼間交
通ターミナル近辺に車で出かける人は、駐車場不足に悩
まされることになる。
【0006】したがって、利用者が日常生活の中で定常
的に車両を使用することができ、しかもその車両が駐車
場のスペースを長時間占有しない車両共用システムの実
現が望まれている。さらに、環境への配慮から電池を動
力の少なくとも一部とする電気車両の利用増大が望まれ
ている。
【0007】このような電気車両のバッテリへの充電が
完了するまでの時間は、従来のガソリン自動車やディー
ゼル自動車の給油時間と比べて、急速充電の場合でも比
較的長時間を必要とする。従って、電気車両を共用車両
として利用する上述のような車両共用システムにおいて
は、比較的長時間を要する電気車両のバッテリの充電を
いかに効果的に行っていくかが大切である。そこで本発
明では、正パターンの利用者が帰宅している間、正パタ
ーンの利用者の自宅の駐車場で、車を使用していない夜
間の時間を利用し、また、夜間の料金の安い電力で、電
気車両の充電を行わせることとする。
【0008】正パターンの利用者は、通勤のため、夜間
に充電された電気車両に乗って、朝に交通ターミナル付
近に位置するポート端末が設置されている駐車場に向か
うこととなる。従って、車両への充電は、朝の正パター
ンの利用者の車両の利用開始時刻までに完了している必
要がある。
【0009】また、電気車両の場合、バッテリに充電が
完了してから車両を使用する前に、充電装置の電源を使
用してエアコンやシートヒータ等の車両空間の環境を調
節する装置を使用することも可能である。
【0010】従って、本発明の目的は、電気車両の利用
開始時刻までに確実に充電が完了し、同一地域内に正パ
ターンの利用者が集中していても、車両への充電開始の
集中を防止できる電気車両用の充電装置を提供すること
である。
【0011】また、本発明の目的は、車両使用前に車内
の環境を調節することができる電気車両用の充電装置を
提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、利用者に
固有のICカードをキーとし、バッテリを動力の少なく
とも一部とする電気車両のための充電装置であって、I
Cカードから利用者の車両の使用開始予定時刻を含む情
報を読み取るリード・ライト手段と、リード・ライト手
段から読み取られた使用開始予定時刻から車両のバッテ
リの充電に要する時間を引いた充電開始時刻を算出する
算出手段と、充電開始時刻の到来に応答して車両のバッ
テリの充電を開始させる手段と、を備える充電装置によ
って解決される。使用開始予定時刻は、利用者が申告タ
イマを手動でセットしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
1. システム概念 この発明が利用される車両共用システムにおいては、複
数の車両を複数の登録された利用者がそれぞれの利用時
間帯に応じて車両を共同利用する。図1は、このような
システムの全体的概念を示す。利用者は、朝、住居3か
ら鉄道などの通勤に利用する交通ターミナル付近の駐車
場1まで貸出し車両を利用し、夕刻駐車場1から住居3
に帰る正パターンの利用者すなわち正利用者と、朝、交
通ターミナル付近の駐車場1から車両を借り出して勤務
先5に向かい、夕刻勤務先5などから交通ターミナル付
近の駐車場1に帰る逆パターンの利用者すなわち逆利用
者とに大きく分けられるが、これに限定される訳ではな
く、昼間は定期利用者と不定期に一時的に利用する一見
利用者もこのシステムを利用することができる。逆利用
者の代表的なものは、その地域の企業で、貸出し車両を
従業員の交通ターミナルからの交通手段として使用し、
昼間は業務用に使用する利用者である。
【0014】駐車場は、交通ターミナル付近のショッピ
ングセンター、ショッピングモールなどの駐車場を利用
するのがよい。このような施設は、買い物客のために大
きな駐車場を備えているが、朝夕の通勤時間には閉じら
れていて利用されていないのが普通である。このような
施設と契約を結び朝夕の通勤時間帯に利用することがで
きるようにし、この発明のシステムのポート端末を設置
する。このシステムでは、典型的にはこれらの駐車場に
貸出し車両が駐車するのは、正パターンの利用者が朝出
勤に車を使用して駐車場のポート端末装置で返却手続き
をした後、逆パターンの利用者が車を借り出すまでの時
間である。この他に昼間は、貸出し車両を昼間借出して
利用する利用者のための駐車スペースが必要である。
【0015】例として、小都市Xの郊外の住宅街に住み
都心Yの企業に勤務する正パターンの利用者Aは、勤務
先に朝9時に到着するため朝8時の電車に乗らなければ
ならない。利用者Aは、毎朝、駅付近のショッピングセ
ンターの駐車場に7時45分に着き、車を所定の位置に
駐車し、ポート端末装置で自動返却手続きを行った後、
駅に向かう。この小都市Xの企業に勤務し、遠方から電
車で通勤する逆パターンの利用者Bは、朝9時に出社す
るためこの小都市Xの駅に朝8時30分に到着し、ショ
ッピングセンターの駐車場のポート端末装置で自動貸出
し手続きを行い、8時40分に車両を借り出して勤務先
に向かう。仮に、利用者Aが返却した車両を利用者Bが
借りるとすると、この車両が駐車場にとめられていた時
間は、7時45分から8時40分までの55分間であ
る。
【0016】このシステムにおいて、正パターンの利用
者数と逆パターンの利用者数は、同程度であるのが好ま
しいが、通常は正パターンの利用者の数が逆利用者の数
を上回ると予測される。その場合、その差の数の車両が
昼間も駐車場に残され、昼間定期利用者と一見利用客に
よる利用のため提供される。したがって、このシステム
の車両が昼間占める駐車場のスペースは、正パターン利
用者の数と逆パターン利用者の数の差に相当する数の車
両分以下である。
【0017】使用する貸出し車両は、環境への配慮から
電池を動力の少なくとも一部とする電気自動車であるこ
とが好ましいが、これに限定される訳ではなく、通常の
ガソリン自動車であってもよい。電気自動車を使用する
場合には、正利用者の自宅車庫で夜間電気料金を使った
充電器4により電池の充電を行うようにすると経済的で
ある。正利用者は、夜間にフルに充電された自動車を朝
の出勤に使用し、通勤に使用する電車などの交通ターミ
ナルの近くの駐車場1まで乗ってくる。ここで正利用者
は、この自動車を駐車場のポート端末装置2を利用し自
動手続きで返却する。以下の説明においては、貸出し車
両は、電池を動力の少なくとも一部とする電気車両とす
る。電池を動力の一部とする車両とは、完全に電池だけ
で走行する自動車ばかりでなく、ガソリン・エンジンお
よびモータを搭載し状況に応じてエンジンとモータを切
り替える自動車を含む、広い意味での電気自動車を意味
する。以後、このような車両を電気車両または電気自動
車と呼ぶ。
【0018】このようにこのシステムで使用する貸出し
車両の大部分は、朝夕の比較的短時間の間駐車場1に置
かれるだけで、ほとんどの時間は正利用者または逆利用
者および昼間利用者によって使われているか、正利用者
の車庫に置かれているので、長時間駐車場を占有するこ
とがない。また、正利用者および逆利用者による駐車場
1の利用時間は通勤時間帯であり、ショッピング客によ
る駐車場1の利用時間帯とずれているので、このシステ
ムの導入のために駐車場を拡張する必要性は低い。この
ようにこのシステムによると駐車場の空き時間を有効に
利用することができる。
【0019】逆利用者の1つの形態として、その地区の
企業による業務用の昼間利用がある。この場合、企業
は、一人の登録された従業員が法人用のICカードを使
って交通ターミナル付近の駐車場1で借り出して乗って
きた自動車を複数の従業員による業務利用に供し、夕刻
従業員が帰宅する際に駐車場1に返却させる。
【0020】2. システム構成 図2は、この発明が利用されるシステムのハードウェア
構成を示す。システムは、複数の駐車場1に設置された
複数のポート端末装置2、2’サーバ21、サーバ2
2、事務用端末装置23、24、および保守員用端末装
置26、27を接続するローカルエリア・ネットワーク
として構成される。サーバ21、22は、たとえばWind
ows NT(商標)上で走るオラクル(商標)データベース
・プログラムを用いて開発されたデータベース・ファイ
ルをディスク記憶装置に格納している。事務用端末装置
23、24、ポート端末装置2、2’保守員端末装置2
6、27は、それぞれネットワークを介してこのデータ
ベースにアクセスすることができ、サーバ21に接続さ
れたプリンタ25に出力を印刷することができる。ルー
タ28は、事業体拠点の構内LANと広域通信ネットワ
ーク20に接続される複数のポート端末装置および複数
の保守員端末装置との間の接続を制御する装置である。
【0021】ポート端末装置2、2’、保守員端末装置
26、27、および事務用端末装置23、24は、それ
ぞれがデータベース・システムの端末装置として機能
し、サーバ21、22を介してデータベース・ファイル
にアクセスすることができる。アクセスは、予め設定さ
れメニュー化されたマクロ・ボタンにマウスを合わせて
クリックするか、タッチパネルを用いるポート端末装置
の場合、パネルに表示されるボタンに触れることにより
行われ、回答は予め設定されたフォームで出力される。
【0022】図3は、この発明が利用される車両共用シ
ステムのリレーショナル・データベース・システム10
の構成の一例を示す。システム10は、会員の情報およ
び利用状況などを管理する会員管理サブシステム30、
会員の車両の貸出し/返却の実績および請求のための各
種の実績を管理する会員実績サブシステム50、それぞ
れの車両の情報およびその利用状況などを管理する車両
管理サブシステム40、および車両の保守情報や利用実
績を管理する車両実績サブシステム60で構成されてい
る。
【0023】システム10は、会員および保守員の情報
を保持する会員マスターテーブル31、会員単位に車の
利用実績を保持する会員実績テーブル32、事業体の利
用パターンごとに入会可能な人数などを保持する定員テ
ーブル33、車両の基本情報を保持する車両マスターテ
ーブル41、車両単位にその車の利用実績を保持する車
両実績テーブル42、車両の保守情報を保持する保守実
績テーブル43、課金のためのルールを保持する課金テ
ーブル44、請求の明細情報を月単位に保持する請求サ
マリーテーブル45、および各種コードの意味を保持す
るジェネラル・テーブル46をディスク記憶装置の記憶
領域に備えている。さらに、図には示されていないが、
会員単位に請求の明細を保持する請求明細テーブルも備
えている。これらのテーブルおよび後述の各種のテーブ
ルの間にはリレーションが設定されており、1つのテー
ブルのデータを変更すると、他のテーブルの関連するデ
ータも変更される。情報をどのようなテーブル構成で記
憶装置に格納するかは、システムの目的にそって設計す
る事項であり、この発明は、ここで例示するテーブル構
成に限定されるものではない。会員マスターテーブルの
一部を表1に示す。
【0024】
【表1】 氏名 生年月日 性別 住所 利用者ID カードID 0001 AAAA ・・・ ・・ ・・・ ・・・ ・・・・ 0002 0003 0004 0005 0006・・・・・・・・・
【0025】表1の第1行目は、会員に関する情報を示
すフィールド(列)名を示し、第2行目以下の0001, 00
02, ・・・・の各行がそれぞれの会員に対応するレコ
ードを記録する領域である。会員番号0004の会員に関す
る情報は、0004の行の「氏名」フィールド、「生年月
日」フィールド、「性別」フィールド、・・・・に記録
される。表1には6つのフィールドだけが示されている
が、このほかに「事業体」、「漢字氏名」、「カナ氏
名」、「自宅住所」、「自宅TEL」、「免許証N
o.」、「口座番号」、「引落し金融機関コード」、
「勤務先名称」、「勤務先TEL」、「FLEX区
分」、「休日パターン」、「利用パターン(申告)」、
「利用パターン(実績)」、「利用時間帯(借出
し)」、「利用時間帯(返却)」、「暗唱番号」その他
システムの運用管理に必要な項目のフィールドがある。
1つの行の複数のフィールドに記録される情報を総称し
てレコードという。同様に、車両マスターテーブルの一
部を表2に示す。
【0026】
【表2】 車両キーNo. 所属事業体 利用可能状況 バッテリ残容量 0001 ・・・・ ・・・・ ・・・・・ ・・・・・ 0002 0003 0004 0005 0006・・・・・・・・・
【0027】表2の1行目は、車両に関する情報を記録
するフィールドを示す。第1列の001、0002、・・・
は、それぞれの車両のデータベース上のシリアル・ナン
バである。車両毎の情報がそれぞれの行のフィールドに
記録される。表2には4つのフィールドだけが示されて
いるが、この他に「車両状況」、「利用開始日」、「総
利用回数」、「通算走行距離」、「最終定期点検後走行
距離」、「最新バッテリ交換年月日」、「最新ボデー交
換年月日」、「バッテリNo.」、「車両診断情報」、
「フルバッテリ容量」、「充電バッテリ比率」、「保守
区分」その他車両の運用および管理に必要な項目のフィ
ールドが設けられる。
【0028】「バッテリ残容量」および「フルバッテリ
容量」はAH(アンペア・アワー)またはそのバッテリ
容量に相当する走行距離(km)で表示する。車のタイ
プによって電費(単位充電容量あたり走行可能な距離)
が異なるが、走行可能距離を用いて表示すれば、共通の
指標になる。
【0029】データベース・システム10は、1つまた
は複数のテーブルにアクセスして、設定された抽出条件
に従って必要な情報を取り出すクエリー(質問式)と呼
ばれるオブジェクトを有する。また、システム10は、
独自のレイアウトでデータを入力、変更、表示するため
のフォーム・オブジェクトを持っている。フォームはレ
コードを画面上に表示したり、印刷したりするのに使用
される。また、システム10は、独自のレイアウトでデ
ータを印刷するために使うレポート・オブジェクトを持
っており、このオブジェクトは、レコードをグループに
分け、各グループの合計やレコード全体の総計を表示す
るために使われる。クエリーによりテーブルの所定のフ
ィールドから取り出した値に所定の計数を掛けるなどの
算術またはフィールド間の論理演算を実行させてレポー
トに出力することができる。
【0030】データベース・システム10には、必要と
される作業に従って作成された複数クエリー・オブジェ
クト、必要とされる入力作業に従って作成された複数の
フォーム・オブジェクト、および必要とされる出力に従
って作成された複数のレポート・オブジェクトが含まれ
ている。システム10は、これらのオブジェクトをデー
タベース・プログラムに組み込まれているマクロを活用
し、またはデータベース・プログラムのプログラム言語
を使用して統合して構築されている。
【0031】会員管理サブシステム30は、データベー
ス・システム10のうち、会員の入会状況の把握、入会
申請書の登録、入会した会員に対してカードを発行する
などの入会処理、会員情報の照会、会員情報の修正、会
員情報の削除などの退会処理、利用可能か否かの判断、
および会員名簿の出力などの会員についての基本的デー
タの管理を行う部分である。
【0032】車両管理サブシステム40は、データベー
ス・システム10のうち、事業体ごとの車両の登録、廃
車などの車両の登録改廃、車両についての点検整備、仕
業点検などのサービス情報の更新など、貸出し車両につ
いての基本的データの管理を行う部分である。サブシス
テム40は、磁気ディスク記憶装置に格納された、車両
情報を保持する車両マスター・テーブル41、車両の利
用実績を保持する車両実績テーブル42および車両の保
守情報を保持する保守実績テーブル43を利用する。
【0033】会員実績管理サブシステム50は、データ
ベース・システム10のうち、会員の利用実績情報の記
録および更新、車の引当てを含む貸出し処理、返却処
理、会員実績の照会、請求明細の作成および出力、請求
明細のサマリー計算および照会、および入金管理簿の出
力など、車両共用システムの利用に伴って発生する会員
データの管理を行う部分である。サブシステム50は、
ディスク記憶装置に格納された前述の会員マスター・テ
ーブル31および車両マスター・テーブル41、ならび
に会員単位に車の利用実績を保持する会員実績テーブル
32、車両単位に車両の利用実績を保持する車両実績テ
ーブル42、請求の明細情報を月単位に保持する請求サ
マリー・テーブル45、および課金のためのルールを保
持する課金テーブル44を利用し、これらのテーブルか
ら必要な情報を抽出し、演算し、更新する。
【0034】車両実績管理サブシステム60は、データ
ベース・システム10のうち、車両の充電状況の記録お
よび更新、車両の利用実績情報の記録および更新、車両
実績の照会、充電量および走行距離の記録など、車両の
利用に伴って発生する車両データの管理を行う部分であ
る。
【0035】管理データへのアクセスは、事務用端末装
置から、メニュー画面で必要な項目を選択し、メニュー
の選択肢に沿って進むか、入力要求に応じてパラメータ
を入力することによって行われるようシステム10が設
定されている。例として、特定の車両のデータをアクセ
スするには、図4のメニュー画面から「車両情報画面」
を選ぶ。車両実績管理サブシステム60は、これに応じ
て予め設定されたクエリーにより車両実績テーブル42
および車両マスターテーブル41から必要なフィールド
のデータを抽出して、予め設定されたフォームに入れ
る。これに応じて図5の「車両情報一覧画面」が表示さ
れる。この一覧表の中から、車両管理No.835をマウ
スでクリックすると、これに応じてサブシステム60が
車両実績テーブル42および車両マスター・テーブル4
1から必要なフィールドのデータを抽出し、これが所定
のフォームに入れられて図6の「車両情報詳細画面」と
して表示される。
【0036】このようなプロセスに代えて、図4のメニ
ュー画面から「車両情報画面」が選択されることに応じ
て「車両管理No.」の入力をうながすプロンプトを表
示し、車両管理No.の入力に応じて、サブシステム6
0がその車両管理No.をキーとして車両実績テーブル
42および車両マスターテーブル41を照会し、この車
両管理No.のレコードの所定のフィールドからデータ
を抽出して所定のフォームに入れ、図6の画面を表示す
るようにすることもできる。
【0037】3. 入会管理 この発明の車両共用システムに加入を希望する人は、入
会申請書に必要事項を記入して申し込みを行う。入会申
請書には、その人の氏名、住所、勤務先などの一般的な
管理情報のほかに、土日が休日であるなどの休日パター
ン、正利用、逆利用などの利用パターン、ポート端末装
置で車両の貸出しを行う予定の時間帯、ポート端末装置
で車両の返却を行う予定の時間帯などが記入される。
【0038】入会申請書を受け取ったオペレータは、図
2の事務用端末23の表示装置に表示されるメニュー画
面(図4)から会員情報画面を選び、これに応じて表示
される会員情報一覧画面から「入会」を選ぶと、会員管
理サブシステム30が入会受付フォームのオブジェクト
を事務用端末装置23に送り、図7に示す入会受付画面
が表示される。オペレータが入会申請書の記載に基づい
てこの入会受付画面に入力する。利用パターンのフィー
ルドには、正利用/10k、逆利用/20k、昼間/2
0kなどのように共用車両の利用パターンと予定される
走行距離を記入する。入会希望者が法人の場合は、利用
パターンは、たとえば企業/10kのように入力され、
個人の昼間利用の場合は、昼間/20kのように入力さ
れる。入力を終え、実行キーを押すと入力内容が図2の
会員マスター・テーブルに入会希望者として記録され
る。
【0039】オペレータが端末23の表示装置の表示を
メニュー画面(図4)に戻し、「会員登録数確認画面」
を選択し、事業体名などのパラメータを入力ないしクリ
ックする。図8を参照すると、この入力に応答して会員
管理サブシステム30のクエリー手段34が「利用パタ
ーン」フィールドをキーとして会員マスターテーブル3
1を検索し、利用パターンごとの登録会員数を集計手段
35に入れる。会員管理サブシステム30は、同時に定
員テーブル32にアクセスし利用パターンごとの定員数
を読み出して、差算出手段36および表示制御手段37
に入れる。差算出手段36は、利用パターン集計手段で
集計された利用パターンごとの登録会員数と定員テーブ
ル32から読み出された利用パターンごとの定員との差
を算出する。定員テーブル32から読み出された利用パ
ターンごとの定員数、集計手段で集計された利用パター
ンごとの登録会員数および差算出手段36で算出された
差の値が表示制御手段37に送られる。表示制御手段3
7は、これらのデータを所定のフォームに入れ、図9に
示すような書式で表示装置38に表示する。
【0040】上に説明した集計、差算出および表示制御
は、会員管理サブシステム30のクエリー(質問式)・
オブジェクト、フォーム・オブジェクト、レポート・オ
ブジェクトを統合して実現することができる。
【0041】以上の説明では、オペレータの入力に応じ
て図9に示すように全ての利用パターンについての集計
が画面に表示されるとして説明したが、入会申請のあっ
た特定の利用パターンをキーとして会員マスターテーブ
ル31を検索し、同じく特定の利用パターンをキーとし
て定員テーブル32をアクセスして、これらの情報を表
示するようにすることもできる。
【0042】4. 車両貸出しおよび返却管理 入会申請手続きを終えると、会員固有の識別コードをメ
モリに記録したICカードが発行される。ICカード
は、半導体メモリを組み込んだクレジット・カードと同
程度の大きさのプラスチック・カードであり、リード・
ライト装置を用いて各種の情報を書込み、または読み取
ることができる。ICカードには会員の識別コードが記
録されているほか、後に述べる情報が書き込まれてい
る。
【0043】ICカードをポート端末装置2(図2)の
ICカードの挿入口に挿入すると、ICカードから貸出
し車両に関する情報が読み取られて、先ず車両が貸出し
中であるか否かが判別される。車両が貸出し中でなけれ
ば車両の貸出し手続きをすすめるかどうかのプロンプ
ト、たとえば「貸出し手続きでよろしいですか」のメッ
セージと「はい」、「いいえ」の選択肢がポート端末装
置の表示画面に表示される。この表示画面はタッチパネ
ルであることが好ましく、その場合利用者が「はい」に
触れると車両の貸出し手続きが進められ、利用者が「い
いえ」に触れると、これに応じて発生される信号に応答
して端末装置は、操作を終了しICカードを送り出す。
または、操作終了に代えて、利用料金の累計照会などの
サービスに連絡するメニューを表示するようにしてもよ
い。表示画面は必ずしもタッチパネルである必要はな
く、通常のCRT表示装置とキー入力装置の組み合わせ
であってもよい。ポート端末装置2は、銀行などの自動
取引装置に類似した構造であるが、一般的なコンピュー
タ端末装置で構成することもできる。
【0044】利用者が「はい」に触れると、これに応じ
て発生される信号に応答して、ポート端末装置2は、表
示画面にテンキーと「パスワードを入力してください」
のメッセージを表示する。図10を参照すると、利用者
によってパスワードが入力されると、ポート端末装置2
は、このパスワードを会員管理サブシステム30に送
り、サブシステム30は、このパスワードを会員マスタ
ーテーブル31に記録されているパスワードと照合す
る。照合が一致すると、車両実績管理サブシステム60
は、ICカードから読み取られたこの会員の利用パター
ン情報を抽出条件として、車両マスターテーブル41お
よび車両実績テーブル42から、利用パターンに適した
車両を抽出し、貸出しに適した車両が複数あるときは後
述の車両引当てロジックにより1台を選んで、その車両
ナンバーおよびこの車両に付随する情報を予め設定され
たフォームに入れポート端末装置2に送る。ポート端末
装置2は、このフォーム・オブジェクトに従って車両ナ
ンバーをポート端末装置2の表示画面に表示するととも
に、ICカードに書き込む。その際、車両ナンバーに加
えて、車両キー・ナンバー、貸出日、貸出し時刻、貸出
し事業体、貸出しポート、利用開始走行距離、貸出し時
間、充電量、破損の有無などの貸出し車両に付随する情
報をもICカードに書き込む。
【0045】利用者は、ポート端末装置2の表示画面に
表示された車両ナンバーを記憶して、その車両の駐車位
置に行き、車を始動させて使用を開始する。あるいは、
ポート端末装置2にテーププリンタを備えておき、車両
ナンバーを印刷して利用者が持つようにしてもよい。プ
リンタを用いない場合であっても、利用者はポータブル
のICカードリーダにICカードの情報を表示させて見
ることができるので、車両ナンバーを忘れても支障はな
い。このように車両の貸出し手続きは、貸出し事業体の
係員の人手を介することなく、利用者による簡単なポー
ト端末装置2の操作によって自動的に行われるので、ス
ピーディな貸出し業務が実現される。
【0046】車にもICカードのリード・ライト装置が
装備されており、利用者が挿入するICカードに記録さ
れている特定の情報、たとえば車両ナンバーおよび車両
キー・ナンバーが自己と一致するとき、エンジンあるい
はモータの始動回路をオンにする。このようにすること
によって、機械的なキーを省くことができる。もちろ
ん、機械的なキーとICカードを組み合わせて使っても
よい。
【0047】車載リード・ライト装置は、ICカードに
車両運用情報として、利用開始時刻、利用終了時刻、利
用前充電残量、利用前走行距離、利用後走行距離、走行
距離などを書き込む。システムの設計に応じて、ICカ
ードにはこれらの情報の一部だけを書き込むようにして
もよく、またはさらに付加的な情報を書き込むようにし
てもよい。
【0048】車両の返却は、貸出し同様に利用者がポー
ト端末装置2を操作することによって迅速かつ自動的に
行われる。すなわち、利用者は返却する車両をポート端
末装置2のある駐車場1の所定の位置に止め、ICカー
ドを車載リード・ライト装置から抜いてポート端末装置
2のICカード・リード・ライト装置に挿入する。ポー
ト端末装置2は、ICカードから読み取られた会員情報
および車両情報に基づいて、この利用者が車両の貸出し
中であることを判断し、表示画面に「返却手続きでよろ
しいですね」のメッセージを「はい」、「いいえ」のプ
ロンプトと共に表示する。「はい」が選択されると、ポ
ート端末装置2は、ICカードから読み取った会員情報
および車両情報を通信ネットワーク20を介してデータ
ベースシステム10に転送する。図10を参照すると、
システム10の会員実績管理サブシステム50および車
両実績管理サブシステム60がこれに応答し、これらの
情報を会員実績テーブル32および車両実績テーブル4
2に記録し、所定のクエリーを実行して利用料金を算出
し、所定のフォームまたはレポート・オブジェクトに入
れてポート端末装置2に転送する。ポート端末装置2
は、これに応じて表示画面に利用料金を表示する。
【0049】5. 車両引当 車両の貸出に際して、データベース・システム10は、
ポート端末装置2に挿入されたICカードから読み取ら
れる会員情報をキーとして会員マスターテーブル31か
ら、その会員の利用パターン情報を抽出し、その利用パ
ターンに含まれる一回の貸出当たりの走行距離情報をキ
ーとして車両実績テーブル42からその走行距離に見合
う充電残量の残っている車両を抽出する。車両引当の際
のキーとなる会員の走行距離情報は、その会員の過去一
定期間の平均走行距離に余裕分を加算したものを使うよ
うデータベース・プログラムを設定してもよい。また、
逆利用または昼間利用の利用者に貸し出すときは、その
車両の返却後に同じ車両を正利用の会員に貸し出すこと
ができるよう、正利用会員の平均帰宅距離に相当する走
行距離を加算した走行距離をキーとして用いるようデー
タベース・システムを設定することができる。
【0050】会員実績テーブル32は、各会員について
1回の貸出し返却ごとにレコードを作成する。図11に
このテーブルに含まれる一部のフィールドの意義および
属性を示す。この図で下線を引いたフィールドは、1回
の利用(トリップ)ごと、すなわち車両のICカードリ
ード・ライト装置にICカードが挿入され引き抜かれる
ごとの実績を記録する。このようなデータは、車載IC
カードリード・ライト装置によってICカードに記録さ
れ、ポート端末装置2で読み取られる。「総走行距離」
フィールドは、1回の貸出し当たりの走行距離を示す。
図には示していないが、「平均走行距離」フィールドを
設け、過去の一定期間、たとえば1月間の1回当たりの
貸出しの総走行距離の平均値を記録するようにすること
ができる。このフィールドは、「総走行距離」フィール
ドと返却日の関数とし、「返却日」フィールドの日付が
システムの時計による現在から1月以内のレコードの
「総走行距離」フィールドの値の集計をこの期間のレコ
ードの数で割って算出する。すなわち、「平均走行距
離」フィールドは、その会員の実績レコードが追加され
る都度、この関数を実行して自動的に更新される。
【0051】図12を参照すると、システムは、車両引
き当て要求(101)に応じてその会員の会員実績テー
ブルを照会して「平均走行距離」フィールドの値を取り
出し(102)、この値に走行余裕分aを加えた値D
(しきい値D)を算出し(103)、Dをキーとして車
両テーブルの「残走行距離」フィールドを検索して検索
キーより大きな値を持つレコードの車両情報を取り出す
(104)。
【0052】なお、以上の説明では会員実績テーブル3
2に関数フィールドである「平均走行距離」フィールド
を設け、レコードが追加されるごとに自動的に平均走行
距離が算出されて「平均走行距離」フィールドに記録さ
れるとして説明したが、会員実績テーブル32をアクセ
スするクエリー(質問式)に演算コマンドを組み込ん
で、クエリー実行の際にその会員の平均走行距離を算出
するようにしてもよい。
【0053】このような抽出条件に適合する車両が複数
あるときは、データベースは、所定の選択ロジックによ
りそのうちの1台を選択して(105)貸出車両とし
て、その情報をポート端末装置2に出力する(10
6)。この選択ロジックは、1)次回点検満了日が一番遠
い車両を優先する、2)抽出キーである走行距離に最も近
い走行距離に相当する充電残量の車両を優先する、3)総
走行距離の短い車両を優先する、4)搭載するバッテリの
新しい車両を優先する、などのいずれのロジックでもよ
く、またはこれらのロジックの複数を用い、ロジックの
間にさらに優先順位をつけることができる。たとえば、
車両の総走行距離を平準化することを最優先し、総走行
距離の短い順に車両を選択し、その中に同じ総走行距離
の車両が複数あるときは、点検予定への影響を優先して
次回点検日が一番遠い車両を選択するようにすることが
できる。このような設定は、データベース・システム1
0の設計段階で設定することができ、また必要に応じて
変更することができる。
【0054】6. 電気車両 図13は、この発明が利用される車両共用システムで使
うことのできる電気自動車のシステム構成を示す。マネ
ージメントECU(Electronic Control Unit)81は、
電気自動車システムの管理を行う制御ユニットである。
ICカード・リード・ライト装置80は、挿入されたI
Cカードから読み取ったデータをECU81に送り、E
CU81から送られるデータをICカードに書き込む。
また、マネージメントECU81は、図示しない積算電
力計に接続されており、動力であるバッテリの電力消費
および残容量を検出し、運転席70のコンソール・パネ
ルに表示する。また、これらのバッテリの消費および残
容量に関するデータは、ICカードリード・ライト装置
80にも送られて、ICカードが抜き出されるとき、I
Cカードに記録される。
【0055】バッテリ・ボックス63は電気自動車の動
力となるバッテリ64を格納する。バッテリは、たとえ
ば288Vの電圧を得るよう複数の12Vニッケル・メ
タルハライド電池を接続して構成される。バッテリ64
とモータ・コントローラ72との接続は、コンタクター
・ボックス内のメイン・コンタクター67によって行わ
れる。プリチャージ68は、図示しないがバッテリ64
からの回線およびコントローラ72への回線に接続され
ており、メイン・コンタクター67の接続前に回線を充
電し、メイン・コンタクターが閉じる際に、スイッチに
アーク放電が生じるのを防止するためのものである。I
Cカードリード・ライト装置80にICカードが挿入さ
れて、いわゆる(内燃機関)ガソリン車で言うところの
イグニション・オン状態にされると、先ずプリチャージ
・スイッチ68が閉じて回線を予充電し、続いてメイン
・コンタクター67が閉じてバッテリ82がモータ73
に接続される。
【0056】イナーシャ・スイッチ61は、車両の衝突
事故の場合など、車両が大きな衝撃を受けたとき作動し
てメイン・コンタクター67をオフにして車両の安全を
図るためのものである。地烙検出装置62は、高電圧ラ
インが車体に接触したことを検出するためのものであ
る。
【0057】モータ73は、モータECU71からの指
令に基づいてコントローラ72によって制御される。モ
ータECU71は、運転席70からのアクセル情報、セ
レクタポジション情報およびブレーキ情報を、また、モ
ータ73からモータ回転情報を受け取り、コントローラ
72にトルク指令を出す。モータ73の回転がギアボッ
クスを介して車軸に伝えられて車輪を駆動する。
【0058】オンボードチャージャ76は、外部電源と
接続してバッテリ82を充電するための充電器である。
常に車外の充電器からバッテリ64の充電を行うことが
できる環境では、オンボードチャージャ76はなくても
よく、代わりに車外の充電器に接続するコネクタが備え
られる。12Vバッテリ77は、通常のガソリン・エン
ジン車のバッテリに相当するもので、それぞれのEC
U、ICカード・リード・ライト装置などの制御系の装
置の電源である。バッテリ77は、車の運転状態に応じ
て充電されるようになっている。エアコン79は、この
電気自動車のエアコンを構成する。
【0059】図14は、この電気自動車のコンソール・
パネル83を示す。残容量計84は、バッテリの残存容
量を示す。電力消費メータ85は、走行中の消費電力を
示す。残走行可能距離計86は、走行時の消費電力とバ
ッテリの残容量との関係で、その時点のバッテリ残容量
であとどれくらい走れるかを表す走行可能距離を表示す
る。チャージリクエストランプ87は、バッテリの残容
量がわずかになると点滅・点灯し、運転者にバッテリの
充電が必要なことを知らせる。マルチインフォメーショ
ン88は、ウオーニング表示が点灯しているとき、その
内容を表示する。ウオーニング表示89は、半ドア、サ
イドブレーキ、シートベルトなどに関するウオーニング
を表示する。スピードメータ90は、走行速度をデジタ
ル表示する。これらの構成は、あくまでも一例であり、
さまざまの変更が可能である。
【0060】表3は、ポート端末装置2が車両貸出しお
よび返却の際にICカードに書き込む情報の項目を示
す。
【0061】
【表3】 車両No. 車両キーNo. 貸出日 貸出し時刻 貸出し事業体 貸出しポート 返却日 返却時刻 返却事業体 返却ポート 利用開始走行距離 利用終了走行距離 総走行距離 貸出し時間 利用時間 充電量回数 充電量 破損有無 車両診断情報 使用可/不可区分 しきい値D
【0062】車載のICカードリード・ライト装置は、
このICカードから車両キーナンバを読み取り、マネー
ジメントECU81がその値をECU81のメモリに記
憶されている車両キーナンバと照合し、一致するとメイ
ン・コネクタ67を作動させる回路をオンにすることが
できる状態にし、イグニション・オン操作によりメイン
・コネクタ67を作動させる。このとき、上述のように
プリチャージ68が作動した後メイン・コネクタ67が
作動する。車両キーナンバが一致しないときは、ICカ
ードを拒絶し、メイン・コネクタ67が作動できない状
態、すなわちイグニション・オンにしてもメイン・コネ
クタ67を作動させる回路が働かない状態を維持する。
【0063】次の表4は、車両のICカード・リード・
ライト装置によりICカードに書き込まれる情報の項目
を示す。
【0064】
【表4】 利用開始日 利用開始時刻 利用終了日 利用終了時刻 利用前充電残量 利用後充電残量 利用後充電量 利用前走行距離 利用後走行距離 走行距離 利用終了時平均電費 利用開始時バッテリ温度 利用開始時ラジエータ温度 利用開始時外気温 車両診断情報 放電量
【0065】車両が返却されるとき、ポート端末装置2
がICカードからこれらの情報を読み取り、関係するテ
ーブルに新しいレコードとして追加する。これらのデー
タは、上述した車両の引当て管理などに使用される。
【0066】7. 充電装置 この共用車両システムでは、共用車両が電気車両の場
合、正パターンの利用者による夜間のバッテリの充電に
よって電気車両の燃料である電力を供給することとして
いるので、この正パターンの利用者によるバッテリの充
電が確実に行われていないと、昼間の車両の使用や正パ
ターンの利用者の自宅からポート端末の設置してある駐
車場までの移動ができなくなる場合が生じる。
【0067】従って、共用車両の充電を確実に行うこと
が、非常に重要なこととなる。図15は、正パターンの
利用者が自宅のガレージで共用の電気車両のバッテリを
充電している状態を示す概略図である。正パターンの利
用者は、帰宅後ガレージ401内で、電気車両420の
充電ソケットと充電装置410を充電コード412で接
続し、電気車両420のバッテリの充電を行う。このと
き、充電装置410から延びた電源コード411は、家
庭用の夜間料金電源(200V)に接続され、充電装置
410に電源を供給する。充電装置410は、汎用性の
高い入力電源AC100V/200V兼用の仕様とする
ことができ、昼間の電力でも使用することができるよう
にしておくことが好ましい。
【0068】図16は、充電装置の一例の概略を示す図
である。充電装置410は、上述の電源コード411及
び充電コード412のほか、ガレージ401内に車両4
20があるかどうかを検知するセンサ501と、充電開
始時刻や終了時刻などの情報を表示する表示装置502
と、充電状態を示すランプ504と、利用者のICカー
ド510の情報を読み書きするリード・ライト装置50
5と、ICカード510を取り出すイジェクトボタン5
06とを備えている。正パターンの利用者は、帰宅後バ
ッテリの充電時に自分のICカード510を車両から抜
き出して、充電装置410のリード・ライト装置505
に挿入する。これによって、車両420のバッテリの充
電が可能となる。
【0069】充電が終了し、正パターンの利用者が、充
電された車両420を朝の通勤に使用する場合には、リ
ード・ライト装置505からICカード510を取り出
して、その車両の始動キーとして使用する。また、充電
コード412は車両420の使用の際に車両420の充
電ソケットから外し、充電装置410に格納する。この
とき、充電コード412を充電装置410から外して、
電気車両420内に格納するようにしてもよい。
【0070】図17において、電気車両用の充電装置4
10は、家庭用電源から電気車両420の車載バッテリ
に直流を供給するための交直変換部601、ランプ50
4にランプ信号を発生するランプ回路603、及びこれ
ら各装置部を制御する制御部602を備えている。充電
装置410には必要に応じてテンキーなどの入力キー5
03が備えられていてもよい。
【0071】交直変換部601は、一般家庭の電源から
供給される電流を交流から直流に変換し、バッテリに供
給する。ここで、交直変換部601は、図17に示すよ
うに充電装置410の内部にあってもよく、また、電気
車両420に装備されていてもよい。車載の場合には、
充電コード412を車載の交直変換部に接続して、充電
装置420から家庭用の交流電源を車載の交直変換部
(チャージャ)に供給することになる。
【0072】制御部602は、バッテリへの電力供給の
開始及び終了を制御するとともに、充電電力量を計測す
る積算電力計、及びタイマを備えており、この充電され
るバッテリに関する充電情報がリード・ライト装置50
5へ転送されICカード510に記録される。尚、充電
量の測定は、前述の積算電力計によるものの他、充電中
のバッテリの電圧上昇変化を微分してその変化角度で充
電量を計測する電圧上昇角度方式等であってもよい。
【0073】リード・ライト装置505は、制御部60
2から与えられる充電情報をICカード510に書き込
む。また、リード・ライト装置505は、ICカード5
10から充電に関する情報などを読み取り、制御部60
2へ転送する。
【0074】制御部602は、車両の状態を検知し、車
両に対して各種の制御信号が送れるように、車両内の各
部を制御する車両制御部と接続することができる。これ
は、充電コード412内に制御用の制御線を含ませるよ
うにしてもよい。
【0075】8. 充電装置のタイマ・システム この車両共用システムの会員である正パターンの利用者
は、共用車両を夜間に夜間電気料金の時間帯を使って充
電しなければならない。このような正パターンの利用者
の数が増えると、夜間電気料金の開始する時刻に一斉に
共用電気車両の充電が開始され消費電力に大きなピーク
を生じる可能性がある。このような事態は好ましくな
く、電力会社による夜間電気料金の設定に影響しかねな
い。従って、共用車両の充電開始時刻をばらつかせるこ
とが望まれる。
【0076】図17を参照すると、充電装置410は、
申告タイマを備えており、ICカードからリード・ライ
ト装置505で読み取られた利用者の申告した利用開始
時刻(これは、車両貸出しの際、図10の会員マスター
テーブル31から読み出されて車両貸出し返却用ポート
端末装置2によってICカードに書き込まれている)を
申告タイマにセットする(701)。申告タイマは、充
電装置410に備えられているテンキーのような入力キ
ー503を用いてセットすることができる。充電装置4
10の制御部602は、内蔵する時計装置により、この
使用開始予定時刻からバッテリのフル充電に要する時間
を引いた時刻の到来を検知し、この時刻にバッテリ充電
を開始させる(702)。この場合、充電開始時刻は、
フル充電に要する時間を一定時間として計算してもよ
く、または、ICカードから読み取られるバッテリ残容
量を基に計算してもよい。
【0077】電気車両においてはエアコン、ヒータなど
車両の環境設定装置によるバッテリ消費も考慮する必要
がある。車両が車庫にあるときは、充電装置からの電力
を利用して環境設定装置を運転して車両を乗車に適した
状態にすれば、始動時におけるエアコン等によるバッテ
リ消費を低減させることができる。
【0078】バッテリの充電が完了し(703)、入力さ
れた使用開始予定時刻になったら、充電装置410の制
御部602は、車両に信号を送って車両のエアコンなど
予め決められた装置のスイッチをオンにする(704)。
この信号は、充電コードに信号線を付加して設けてお
き、この信号線を使って送ってもよく、あるいは、特定
の周波数で充電電流に重畳させて送り、車載の検出装置
がこれを検出するようにすることもできる。
【0079】こうして予めセットされているエアコン等
の車両環境設定装置の電源がオンにされる(705)。こ
のようにバッテリが充電装置410に接続された状態で
環境設定装置が作動するから、車載バッテリの残容量を
減らすことなく、車載の環境設定装置を作動させること
ができ、バッテリの消耗が低減される。環境設定装置の
作動に十分な時間を与えるため、上記のバッテリ充電開
始時刻を、申告タイマにセットされた使用開始予定時刻
から充電に要する時間および環境設定装置の十分な作動
に必要な時間を差し引いた時刻としてもよい。
【0080】必要以上の長時間にわたって、環境設定装
置が作動するのを防止するため、オフタイマが設けられ
ており、例えば、環境設定装置の作動開始から30分で
環境設定装置の電源をオフする(706)。利用者がIC
カードで車両を始動する(エンジン車両でいうイグニッ
ション(IG)・オン)と、オフタイマがリセットされ
るよう構成されているので(707)、車両利用中にエア
コン等が利用者の意に反して自動的にオフされることは
ない。
【0081】ここで、車両環境調整用装置の電源をオフ
タイマによって制御する替わりに、充電装置410にオ
フタイマを持ち、充電装置410の制御部602からの
制御信号によって、車両内の装置のオフを行うようにし
てもよい。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、車
両の使用開始予定時刻を用いて、充電の開始時刻を決定
することとしたので、電気車両の利用開始時刻までに確
実に充電が完了し、同一地域内に正パターンの利用者が
集中していても、車両への充電開始の集中を防止でき
る。また、充電開始時刻を、電気車両の使用開始予定時
刻から求めて、それから所定時間分だけ繰り上げて充電
を開始するようにしたので、車両使用前に車内の環境を
調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が利用される車両共用システムの概念
を示す図。
【図2】この発明が利用されるシステムの構成を示す
図。
【図3】この発明が利用されるシステムのデータベース
・システムの構成を示す図。
【図4】この発明が利用されるシステムの事務用端末装
置にメニュー画面を示す図。
【図5】事務用端末装置に表示される車両情報一覧画面
を示す図。
【図6】事務用端末装置に表示される車両詳細画面を示
す図。
【図7】事務用端末装置に表示される入会受付画面を示
す図。
【図8】入会管理を行うシステムのブロック図。
【図9】事務用端末装置に表示される会員登録確認画面
を示す図。
【図10】車両の貸出し返却を管理するシステムのブロ
ック図。
【図11】会員実績テーブルの一部のフィールドおよび
属性を示す図。
【図12】車両引き当ての流れを示すブロック図。
【図13】電気自動車のシステム構成を示す図。
【図14】電気自動車のコンソール・パネルを示す図。
【図15】ガレージで電気車両のバッテリを充電してい
ることを示す概略図。
【図16】充電装置の構成を示すブロック図。
【図17】充電装置のタイマ・システムの処理を表すブ
ロック図。
【符号の説明】
410 充電装置 501 センサ 502 表示装置 503 入力キー 505 リード・ライト装置 601 交直変換部 602 制御部 603 ランプ回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者に固有の情報を記憶するICカード
    をキーとし、バッテリを動力の少なくとも一部とする電
    気車両のための充電装置であって、 前記ICカードから前記利用者の前記車両の使用開始予
    定時刻を含む情報を読み取るリード・ライト手段と、 前記リード・ライト手段から読み取られた前記使用開始
    予定時刻から前記車両のバッテリの充電に要する時間を
    引いた充電開始時刻を算出する算出手段と、 前記充電開始時刻の到来に応答して前記車両のバッテリ
    の充電を開始させる手段と、 を備える充電装置。
  2. 【請求項2】前記充電開始時刻は、前記使用開始予定時
    刻から前記車両のバッテリの充電に要する時間および前
    記車両の空調その他の環境設定装置を作動させて乗車に
    適した環境設定を行うに要する時間を引いた時刻である
    請求項1に記載の充電装置。
  3. 【請求項3】前記車両の前記使用開始予定時刻から前記
    車両の空調その他の環境設定装置を作動させて乗車に適
    した環境設定を行うに要する時間を引いた時刻にセット
    されるタイマを備え、該タイマにより前記車両の空調そ
    の他の環境設定装置の電源が入れられるようにした請求
    項1または2に記載の充電装置。
  4. 【請求項4】前記車両の空調その他の環境設定装置の電
    源を所定時間経過後にオフにするオフタイマを備える請
    求項3に記載の充電装置。
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