JPH10261606A - 基板カセット洗浄装置及び基板カセット洗浄方法 - Google Patents

基板カセット洗浄装置及び基板カセット洗浄方法

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Publication number
JPH10261606A
JPH10261606A JP6690197A JP6690197A JPH10261606A JP H10261606 A JPH10261606 A JP H10261606A JP 6690197 A JP6690197 A JP 6690197A JP 6690197 A JP6690197 A JP 6690197A JP H10261606 A JPH10261606 A JP H10261606A
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JP
Japan
Prior art keywords
cassette
substrate cassette
nozzle
substrate
dry gas
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6690197A
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English (en)
Inventor
Masahiro Nishi
正博 西
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウェーハ等の基板を収納するカセット
を、パーティクルを残さないように洗浄する。 【解決手段】 鉛直軸の周りを回転する回転フレーム11
と、回転フレーム11に水平軸周りの回転自在に装着され
たカセット保持具14と、カセット保持具14を回転させる
駆動手段15と、カセット保持具14が保持する基板カセッ
ト1に向けて洗浄液と乾燥気体とを順次噴射するノズル
17とを有する基板カセット洗浄装置とする。この装置を
使用して、基板カセット1をカセット保持具14に固定し
てノズル17の周りを回転させながらノズル17から洗浄液
と乾燥気体とを順次吹き付ける。その際、洗浄液吹き付
け時と乾燥気体吹き付け時それぞれの中途で、基板カセ
ット1を上下反転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェーハ等
の基板を収納する基板カセットの洗浄装置及び洗浄方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の一例を図4を参照しながら説
明する。図4は従来例の洗浄装置の概略側断面図であ
る。同図において、1は被処理物の基板カセットであ
り、多数の基板(例えば半導体ウェーハ)を平行且つ等
ピッチで収納するように、内面に多数の案内溝を備えて
いる。21は回転フレームであり、メインフレーム22
と、その周辺部に固着されたサブフレーム23からな
る。各サブフレーム23にはそれぞれカセット保持具2
4が装着されている。
【0003】16は回転軸であり、その上端に回転フレ
ーム21がそのメインフレーム22中央部で固着されて
おり、モーター等からなる回転手段(図示は省略)によ
り回転して回転フレーム21を回転させる。17はノズ
ルであり、洗浄液と乾燥気体を順次噴射する。
【0004】このような装置により、次のようにして基
板カセット1を洗浄する。即ち、基板カセット1をカセ
ット保持具24により回転フレーム21に固定し、回転
フレーム21をノズル17の周りを回転させながら、ノ
ズル17から先ず洗浄液を、引き続き乾燥気体(例えば
乾燥N2 )を回転する基板カセット1に向けて噴射す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体装置の微
細化が進むに従い、ウェーハ等が直接接する基板カセッ
トは高い清浄度が求められている。ところが、前述のよ
うな従来の洗浄装置で基板カセットを洗浄すると、特に
基板カセットの形状が複雑な場合、局部的にパーティク
ルや洗浄液が残留することがある、という問題があっ
た。
【0006】本発明は、このような問題を解決して、局
部的にパーティクルや洗浄液が残留することのない基板
カセット洗浄装置及び基板カセット洗浄方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は請求項1では、鉛直軸の周りを回転する回
転フレームと、該回転フレームに水平軸周りの回転若し
くは回動自在に装着されたカセット保持具と、該カセッ
ト保持具を回転若しくは回動させる駆動手段と、該カセ
ット保持具が保持する基板カセットに向けて洗浄液と乾
燥気体を噴射するノズルと、を有する基板カセット洗浄
装置としている。
【0008】また、請求項2では、基板カセットをノズ
ルの周りを回転させながら該基板カセットに該ノズルか
ら洗浄液を吹き付ける工程と、該基板カセットを該ノズ
ルの周りを回転させながら該基板カセットに該ノズルか
ら乾燥気体を吹き付ける工程とを有し、該洗浄液を吹き
付ける工程及び該乾燥気体を吹き付ける工程はそれぞれ
該基板カセットの姿勢を変える工程を伴う基板カセット
洗浄方法としている。
【0009】即ち、洗浄液と乾燥気体を一方向から吹き
付ける場合にパーティクルや洗浄液が残留し易い複雑な
形状の基板カセットであっても、洗浄途中で基板カセッ
トの姿勢を変えるから、パーティクルや洗浄液の除去が
容易となる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の洗浄装置の実施の形態を
図1及び図2を参照しながら説明する。図1は本発明の
洗浄装置の概略側断面図、図2は図1の装置の上面一部
断面図である。同図において、1は被処理物の基板カセ
ットであり、多数の基板(例えば半導体ウェーハ)を平
行且つ等ピッチで収納するように、内面に多数の案内溝
を備えている。11は回転フレームであり、メインフレ
ーム12と、その周辺部に固着された複数個(図の例で
は四個)のサブフレーム13からなる。各サブフレーム
13にはそれぞれ複数個(図の例では三個)のカセット
保持具14が装着されている。
【0011】カセット保持具14は基板カセット1を上
下又は左右から挟み込む形でこれを保持する。このカセ
ット保持具14は、その両側面に突出する軸14aを備
えており、この軸14aによりサブフレーム13に軸着
している。15は駆動手段であり、例えばモーターとベ
ルト等からなり、これが軸14aを回転(又は回動)す
ることによりカセット保持具14とカセット保持具14
に保持された基板カセット1の姿勢を変える(例えば、
上下反転させる)。尚、この軸14aをカセット保持具
14両側面のそれぞれ中央部に設けることで回転半径を
小さくし、装置の大型化を防いでいる。
【0012】16は回転軸であり、その上端に回転フレ
ーム11がそのメインフレーム12中央で固着されてお
り、モーター等からなる回転手段(図示は省略)により
回転して回転フレーム11を回転させる。17はノズル
であり、洗浄液と乾燥気体(例えば乾燥N2 )を管路
(図示省略)を切り換えて順次、カセット保持具14に
保持された基板カセット1に向けて噴射する。ノズル1
7を、洗浄液用と乾燥気体用とで分けてもよい。
【0013】次に、本発明の洗浄方法の実施の形態を図
3他を参照して説明する。図3は本発明の洗浄方法の説
明図である。同図において、図1及び図2と同じものに
は同一の符号を付与した。基板カセット1は、この例で
は側面にカードを挿入保持するカードホルダ1aを備え
ている。
【0014】先ず、この基板カセット1を前記洗浄装置
の回転フレーム(図1の11)に装着されているカセッ
ト保持具14に固定する。次に、この回転フレーム11
を回転させるとともにノズル17から洗浄液を噴出させ
ると、ノズル17の周りを回転する基板カセット1に洗
浄液が吹き付けられる(図の(a)参照)。一定時間
後、カセット保持具14を軸14aの周りを 180°回転
させて、基板カセット1を上下反転させる(図の(b)
参照)。
【0015】更に一定時間後、ノズル17から洗浄液に
代えて乾燥気体(例えば、乾燥N2)を噴出させる。一
定時間後、再びカセット保持具14を 180°(又は、−
180°)回転させて、基板カセット1を再び上下反転さ
せる(図の(a)参照)。一定時間後、乾燥気体の噴射
を止め、回転フレーム11の回転を停止して、基板カセ
ット1の洗浄を終了する。
【0016】本発明は以上の例に限定されることなく、
更に種々変形して実施することができる。例えば、カセ
ット保持具14を連続的に回転させながら、洗浄液と乾
燥気体を吹き付ける場合でも、本発明は有効である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
局部的にパーティクルや洗浄液が残留することのない基
板カセット洗浄装置及び基板カセット洗浄方法を提供す
ることができ、この基板カセットに収納した基板の処理
歩留り向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の洗浄装置の概略側断面図である。
【図2】 図1の装置の上面一部断面図である。
【図3】 本発明の洗浄方法の説明図である。
【図4】 従来例の洗浄装置の概略側断面図である。
【符号の説明】
1 基板カセット 11,21 回転フレーム 12,22 メインフレーム 13,23 サブフレーム 14,24 カセット保持具 15 駆動手段 16 回転軸 17 ノズル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛直軸の周りを回転する回転フレーム
    と、該回転フレームに水平軸周りの回転若しくは回動自
    在に装着されたカセット保持具と、該カセット保持具を
    回転若しくは回動させる駆動手段と、該カセット保持具
    が保持する基板カセットに向けて洗浄液と乾燥気体とを
    順次噴射するノズルと、を有することを特徴とする基板
    カセット洗浄装置。
  2. 【請求項2】 基板カセットをノズルの周りを回転させ
    ながら該基板カセットに該ノズルから洗浄液を吹き付け
    る工程と、該基板カセットを該ノズルの周りを回転させ
    ながら該基板カセットに該ノズルから乾燥気体を吹き付
    ける工程とを有し、該洗浄液を吹き付ける工程及び該乾
    燥気体を吹き付ける工程はそれぞれ該基板カセットの姿
    勢を変える工程を伴うことを特徴とする基板カセット洗
    浄方法。
JP6690197A 1997-03-19 1997-03-19 基板カセット洗浄装置及び基板カセット洗浄方法 Withdrawn JPH10261606A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011518989A (ja) * 2008-04-30 2011-06-30 アーベーベー ターボ システムズ アクチエンゲゼルシャフト 噴射装置
CN112713083A (zh) * 2020-12-29 2021-04-27 杭州中欣晶圆半导体股份有限公司 减少运输途中片盒对硅片表面颗粒的清洗方法
CN115870265A (zh) * 2022-12-14 2023-03-31 杭州中欣晶圆半导体股份有限公司 一种硅晶片片盒的清洗装置及其方法

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Effective date: 20040601