JPH10261533A - 非接触電源装置 - Google Patents
非接触電源装置Info
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- JPH10261533A JPH10261533A JP9065810A JP6581097A JPH10261533A JP H10261533 A JPH10261533 A JP H10261533A JP 9065810 A JP9065810 A JP 9065810A JP 6581097 A JP6581097 A JP 6581097A JP H10261533 A JPH10261533 A JP H10261533A
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- Japan
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- coil
- housing
- primary
- power supply
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- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Abstract
触電源装置に関するものであり、小型化,薄型化,高効
率化を目的とするものである。 【解決手段】 円柱状の一次側磁芯2あるいは二次側磁
芯6に直接一次側巻線1あるいは二次側巻線5を巻回
し、一次側コイル3あるいは二次側コイル7を構成した
ものの間に一次側筐体4,二次側筐体8を挟むように対
向させた構成とする。
Description
それぞれ独立した一次側コイルと二次側コイルとの間で
電力伝達を行う非接触電源装置に関し、特に小型化を必
要とされる携帯電話機、PHS、PDA、またはポータ
ブルラジカセ、ポータブルCDプレーヤー等の小型携帯
端末機器用の非接触電源装置に関するものである。
回路がそれぞれ独立した筐体内に実装されており、一次
側から二次側に効率良く電力の伝達を行うためには一次
側コイルと二次側コイルの磁気結合効率が極めて重要で
ある。
て、二次側コイルの磁心にE型磁心を採用したり、一次
側コイルと二次側コイルの対向面間の距離を小さくした
り、一次側コイルと二次側コイルの対向面積を広くした
り、または、一次側コイルと二次側コイルを対向するコ
イルの中心に位置決めすることが一般的であった。
ず、図3は、一次側コイル16a,二次側コイル21a
ともに、一次側ボビン14a,二次側ボビン19aに一
次側巻線13a,二次側巻線18aを巻回し中心に一次
側磁心15a,二次側磁心20aを有するものを一次側
筐体17a,二次側筐体22aを挟むように対向させた
構造の断面図である。一次側巻線13aと一次側磁心1
5aにて発生した磁束を二次側巻線18aと二次側磁心
20aにて拾うことにより電力の伝達を行う。
E型磁心20bに置き換えたもので、二次側コイル21
bの磁気回路が閉磁路に近づくことで磁気結合効率を良
くしたものである。
筐体22aを一次側薄型筐体17cと二次側薄型筐体2
2cに置き換えたもので、一次側コイル16cと二次側
コイル21cの対向面間距離23cを小さくし磁気結合
効率を良くしたものである。
巻線18a、および一次側磁心15a,二次側磁心20
aを一次側コイル16dと二次側コイル21dの対向面
積を広くすることができる一次側巻線13d,二次側巻
線18d、および一次側磁心15d,二次側磁心20d
に置き換えたもので、磁気結合効率を良くしたものであ
る。
イルまたは二次側コイルを一次側筐体または二次側筐体
に位置決めさせたもので、一次側コイルと二次側コイル
を対向するコイルの中心に位置決めし磁気結合効率を良
くするための従来の手段の断面図である。
にスライドさせて位置決めさせたもので、磁気結合効率
を良くするものである。
の爪にはめ込み位置決めさせたもので、磁気結合効率を
良くするものである。
をビス締めにて位置決めさせたもので、磁気結合効率を
良くするものである。
のガイドにて位置決めを行い前記と異なる筐体29dを
はめ込み押さえ込んだもので、磁気結合効率を良くする
ものである。
成では、一次側コイル16a,二次側コイル21aはと
もに一次側ボビン14a,二次側ボビン19aを使用し
ている。しかし、ボビンは直接磁気結合に関係している
ものではなく、さらに機械強度または難燃性、成型性な
どの制約があるため小型化に限界がある。従って、磁気
結合に不可欠な巻線および磁心を小さくしても各コイル
に占めるボビンの体積比が増加するため、各コイルを内
蔵する機器の小型化,薄型化を阻害する原因となってい
た。
と二次側巻線18aとの間に一次側筐体17aおよび二
次側筐体22aの厚みに加えてさらに一次側ボビン14
a,二次側ボビン19aの鍔部分の厚みが存在する。従
って、巻線対向面間の距離がその分大きくなっており磁
気伝達効率を低下させる欠点があった。
二次側E型磁心20bを使用している。しかし、磁心を
E型にすると形状が複雑になりまた体積を大きくしてし
まうため磁心の単価を高くしてしまう原因であった。さ
らに磁心の体積が大きくなることは二次側コイル21b
の小型化,薄型化を阻害する原因でもあった。
次側コイル21cの間に一次側薄型筐体17c,二次側
薄型筐体22cを使用している。しかし、筐体は機械強
度または難燃性,成型性などはもちろんのこと表面の外
観についても制約があるため薄くすることが困難であっ
た。従って、一次側コイル16cと二次側コイル21c
の対向面間距離23cを小さくし磁気結合効率を良くす
ることは非常に困難であり限界があった。
次側コイル21dには対向面積を広くするために形状を
大きくした一次側ボビン14d,二次側ボビン19dお
よび一次側磁心15d,二次側磁心20dを使用してい
る。しかし、形状を大きくすることは一次側コイル16
dと二次側コイル21dの小型化,薄型化を阻害する原
因となってしまった。
ボビンと筐体の嵌合を利用して一次側コイルまたは二次
側コイルの位置決めを行っている。しかし、ボビンある
いは筐体に複雑な構造の嵌合部分を設けなければならな
かった。従って、筐体の機械強度の低下または成型性の
悪化が課題であった。
の構成にて述べた課題も同様に含んでいる。
に本発明は、電力の供給を行う筐体の内側に密着させた
一次側コイルと、供給された電力の需要を行う前記と異
なる筐体の内側に密着させた二次側コイルとを対向させ
て電力伝達を行う非接触電源装置において、一次側コイ
ルと二次側コイルの両方またはいずれか片方のコイルを
磁心に直接電線を巻回しボビンをなくした構成にするこ
とによって、コイルの小型化、薄型化を可能とし磁気伝
達効率を良くさせることができるものである。
またはいずれか片方が磁心と筐体の密着面の嵌合にて対
向するコイルの中心に位置決めすることによって、筐体
に複雑な構造の嵌合部分を設けなくても位置決めでき、
筐体の機械強度の向上または成型性を良くすることがで
きるものである。しかも、前記のボビンをなくしたコイ
ル構造にすることによりボビンによる位置決めが不可能
となった場合でも簡単にコイルの位置決めができるた
め、コイルの小型化,薄型化を可能とし磁気伝達効率を
良くさせることができるものである。
は、電力の供給を行う筐体の内側に密着させた一次側コ
イルと、供給された電力の需要を行う前記と異なる筐体
の内側に密着させた二次側コイルとを対向させて電力伝
達を行う非接触電源装置において、一次側コイルと二次
側コイルの両方またはいずれか片方のコイルを磁心に直
接電線を巻回しボビンをなくした構成にすることによっ
て、コイルの小型化,薄型化を可能とし、また磁気伝達
効率を向上させることにより、機器の小型化,薄型化,
高効率化が実現できる非接触電源装置である。
に加えて、一次側コイルと二次側コイルの両方またはい
ずれか片方が磁心と筐体の密着面の嵌合にて対向するコ
イルの中心に位置決めすることにより筐体に複雑な構造
の嵌合部分を設けなくても位置決めでき、筐体の機械強
度の向上または成型性を良くすることができるものであ
る。しかも、前記請求項1の構成におけるボビンをなく
したコイル構造にすることにより、ボビンにて位置決め
が不可能となった場合でも簡単にコイルの位置決めがで
きるため、コイルの小型化,薄型化を可能とし磁気伝達
効率を良くさせることができ、機器の小型化,薄型化,
高効率化が実現できる非接触電源装置である。
において磁心に凹部を設け、筐体に凸部を設け嵌合させ
ることにより対向するコイルの中心に位置決めすること
ができ、機器の小型化,薄型化,高効率化が実現できる
非接触電源装置である。
において磁心に凸部を設け、筐体に凹部を設け嵌合させ
ることにより対向するコイルの中心に位置決めすること
ができ、機器の小型化,薄型化,高効率化が実現できる
非接触電源装置である。
において磁心に貫通穴を設け、筐体に突起状の爪を設け
嵌合させることにより対向するコイルの中心に位置決め
することができ、機器の小型化,薄型化,高効率化が実
現できる非接触電源装置である。
において磁心に貫通穴を設け、筐体に突起を設けつぶし
て嵌合させることにより対向するコイルの中心に位置決
めすることができ、機器の小型化,薄型化,高効率化が
実現できる非接触電源装置である。
1,図2にて説明する。 (実施の形態1)図1(a)は、一次側コイル3あるい
は二次側コイル7の構成図である。円柱状の一次側磁心
2あるいは二次側磁心6に直接一次側巻線1あるいは二
次側巻線5を巻回し、一次側コイル3あるいは二次側コ
イル7を構成している。
イル7ともに図1(a)の構成にしたものの間に一次側
筐体4,二次側筐体8を挟むように対向させた構造の断
面図である。一次側コイル3にて発生した磁束を二次側
コイル7にて拾うことにより電力の伝達を行っている
が、このとき、一次側巻線1と二次側巻線5の間には一
次側筐体4と二次側筐体8しかなく理想的な状態で磁気
結合することで、一次側コイル3から二次側コイル7へ
の磁気伝達効率を良くすることができ非接触電源装置の
高効率化が実現できるものである。また同時に、ボビン
を使用していないため一次側コイル3、二次側コイル7
の小型化,薄型化が可能となり非接触電源装置の小型
化,薄型化が実現できるものである。
いずれも一次側コイルあるいは二次側コイルのいずれか
であるコイル11a〜11dが磁心10a〜10dと筐
体12a〜12dの密着面の嵌合によって対向するコイ
ルの中心に位置決めできる構造の断面図である。このと
き、筐体12a〜12dには複雑な構造の嵌合部分を必
要とせず、前記の実施の形態1のようなボビンを使用し
ない構成でも簡単にコイル11a〜11dの位置決めが
できるため、一次側コイルから二次側コイルへの磁気伝
達効率を良くすることができコイルの小型化,薄型化が
可能となり、非接触電源装置の小型化,薄型化,高効率
化が実現できるものである。
筐体12aに凸部を設けて嵌合させることにより、非接
触電源装置の小型化,薄型化,高効率化が実現できるも
のである。
筐体12bに凹部を設けて嵌合させることにより、非接
触電源装置の小型化,薄型化,高効率化が実現できるも
のである。
け、筐体12cに突起状の爪を設けて嵌合させることに
より、非接触電源装置の小型化,薄型化,高効率化が実
現できるものである。
け、筐体12dに突起を設け、突起の先端をつぶして嵌
合させることにより、非接触電源装置の小型化,薄型
化,高効率化が実現できるものである。
態2において、磁心の断面の形状は円柱状のものに限ら
ず楕円、四角形、他の多角形のいずれの形状でもよく、
また一次側コイルと二次側コイルのいずれか片方でも、
実施した方のコイルに同様の効果が得られるものであ
る。
う筐体の内側に密着させた一次側コイルと、供給された
電力の需要を行う前記と異なる筐体の内側に密着させた
二次側コイルとを対向させて電力伝達を行う非接触電源
装置において、一次側コイルと二次側コイルの両方また
はいずれか片方のコイルを磁心に直接電線を巻回しボビ
ンをなくした構成にすることによって、小型化,薄型
化,高効率化が実現できる非接触電源装置を提供できる
ものである。
二次側コイルの両方またはいずれか片方が磁心と筐体の
密着面の嵌合にて対向するコイルの中心に位置決めする
ことにより簡単にコイルの位置決めができるため、同様
に小型化,薄型化,高効率化が実現できる非接触電源装
置を提供できるものである。
ンをなくしてさらに各磁心および各巻線を小型化できる
ため材料、コストの低減が可能になり工業的価値を高め
ることができるものである。
面図 (b)同コイルを一次側コイルと二次側コイルとした構
成の断面図
め構成の断面図 (b)同コイルの他の位置決め構成の断面図 (c)同コイルの他の位置決め構成の断面図 (d)同コイルの他の位置決め構成の断面図
面図
面図
面図
面図
Claims (6)
- 【請求項1】 電力の供給を行う筐体の内側に密着させ
た一次側コイルと、供給された電力の需要を行う前記と
異なる筐体の内側に密着させた二次側コイルとを対向さ
せて電力伝達を行う非接触電源装置において、一次側コ
イルと二次側コイルの両方またはいずれか片方が磁心に
直接電線を巻回した構成としたコイルである非接触電源
装置。 - 【請求項2】 一次側コイルと二次側コイルの両方また
はいずれか片方が磁心と筐体の密着面の嵌合にて対向す
るコイルの中心に位置決めできる構成とした請求項1に
記載の非接触電源装置。 - 【請求項3】 磁心に凹部を設け、筐体に凸部を設け嵌
合させた請求項2に記載の非接触電源装置。 - 【請求項4】 磁心に凸部を設け、筐体に凹部を設け嵌
合させた請求項2に記載の非接触電源装置。 - 【請求項5】 磁心に貫通穴を設け、筐体に突起状の爪
を設け嵌合させた請求項2に記載の非接触電源装置。 - 【請求項6】 磁心に貫通穴を設け、筐体に突起を設け
つぶして嵌合させた請求項2に記載の非接触電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9065810A JPH10261533A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 非接触電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9065810A JPH10261533A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 非接触電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10261533A true JPH10261533A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13297764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9065810A Pending JPH10261533A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 非接触電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10261533A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000004549A (ja) * | 1998-06-12 | 2000-01-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 非接触電源装置 |
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JP2020098919A (ja) * | 2015-09-24 | 2020-06-25 | 株式会社Fuji | 受電コイルおよび非接触給電システム |
-
1997
- 1997-03-19 JP JP9065810A patent/JPH10261533A/ja active Pending
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US11437852B2 (en) | 2007-01-29 | 2022-09-06 | Powermat Technologies Ltd. | Pinless power coupling |
US11611240B2 (en) | 2007-01-29 | 2023-03-21 | Powermat Technologies Ltd. | Pinless power coupling |
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