JP2000306750A - チョークコイル - Google Patents

チョークコイル

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JP2000306750A
JP2000306750A JP11113555A JP11355599A JP2000306750A JP 2000306750 A JP2000306750 A JP 2000306750A JP 11113555 A JP11113555 A JP 11113555A JP 11355599 A JP11355599 A JP 11355599A JP 2000306750 A JP2000306750 A JP 2000306750A
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JP
Japan
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coil
ferrite core
winding
choke coil
copper wire
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Withdrawn
Application number
JP11113555A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Matsuo
英治 松尾
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Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻線占積率を向上させた、小型で、低直流抵
抗のチョークコイルを得る。 【解決手段】 第1のフェライトコア1a、コイル2
a、第2のフェライトコア1bを組み合わせて構成され
るチョークコイルであって、前記コイル2aは、断面が
四角状の平角銅線をスパイラル状に1層目に巻線し、内
周側のリード部を1層目の巻線上に内周側から外周側へ
重ねて、2層目になるようにスパイラル状に巻線して構
成され、第1のフェライトコア1aには、中央部に突起
部7aを有するコの字型形状であり、第2のフェライト
コア1bも同様に、中央部に突起部7bを有するコの字
型形状であって、前記コイル2aは、その空芯部分を、
第2のフェライトコア1bと突起部7bを介して合体さ
れ、ついで第1のフェライトコア1aが組合わされたチ
ョークコイルとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の電源機器、
映像機器、音響機器、産業機器、通信・情報関連機器等
に使用されるチョークコイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のチョークコイルの例を図4に示
す。図4(a)は、チョークコイル13の正面図であ
り、図4(b)は、コイルの平面図である。コイル9
は、丸銅線を巻芯部に対し、スパイラル状に1層に巻線
し融着して形成されている。前記丸銅線の巻き始めの端
部は9a、巻き終りの端部は9bである[図4(b)参
照]。前記コイル9が、フェライトコア11a、フェラ
イトコア11b内に装着されて、チョークコイル13が
形成されている。
【0003】従来のチョークコイルの他の例の正面図を
図5に示す。基板10の両面にパターン状のコイル91
a、91bが形成されており、基板10とパターン状の
コイル91a、91bとの組み合せた全体が、フェライ
トコア11a、フェライトコア11b内に装着されて、
チョークコイル14が形成されている。
【0004】従来のチョークコイルの、更に他の例を図
6に示す。図6(a)は、全体の正面図であり、図6
(b)は、平角銅線をエッジワイズ巻したコイルの外観
図を示し、図6(c)は、コイルの平面図を示す。
【0005】図6(a)に示すごとく、コイル92が、
フェライトコア11a、フェライトコア11b内に装着
されて、チョークコイル15が形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のチョー
クコイルについては、以下の問題点がある。
【0007】図4(a)に示したチョークコイル13に
おいては、丸銅線のコイル9においては、丸銅線のため
に隙間が生じ、また、内周側より引き出される巻始めの
端部9aが1層分の厚さを有するため、占積率が悪くな
ってしまう。
【0008】また、図5に示したチョークコイル14に
おいては、パターン状のコイル91a、91bについ
て、基板10の厚みのために、占積率が悪くなるという
問題点がある。
【0009】また、図6(a)に示したチョークコイル
15においては、平角銅線をエッジワイズ巻きしたコイ
ル92は、巻始めの平角巻き線9c、巻終わりの平角巻
き線9dには、外側に膨らみが生じるために、占積率が
悪くなってしまう。
【0010】図7(c)に示すごとく、膨らみ後の外径
寸法Bは、コイル92自体の外径寸法Aより大となって
しまう。
【0011】従って、本発明は、コイルの占積率を向上
させた、小型で、低直流抵抗のチョークコイルを提供す
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明でのチョークコイ
ルにおいて、コイルは、断面が四角状の銅線をスパイラ
ル状に密着させて2層巻きする構造であって、断面が四
角状の平角銅線をスパイラル状に1層目に巻線し、内周
側の平角銅線を1層目の巻線上に内周側から外周側へ重
ねて、2層目になるようにスパイラル状に巻線して構成
されるものである。そして、前記コイルを、第1のフェ
ライトコアと、第2のフェライトコア内に装着して、チ
ョークコイルとするものである。
【0013】本発明のチョークコイルは、コイルの外形
が小さくなるため、チョークコイル全体の小型化が実現
でき、また第1および第2のフェライトコアとの窓枠内
スペースも無駄なく使用できる。その結果、小型化され
た、低直流抵抗、高インダクタンスのチョークコイルが
実現できる。
【0014】即ち、本発明は、第1のフェライトコア、
コイル、端子台、第2のフェライトコアを 組み合わせ
て構成されるチョークコイルであって、前記コイルは、
断面が四角状の平角銅線をスパイラル状に1層目に巻線
し、内周側の平角銅線を1層目の巻線上に内周側から外
周側へ重ねて、2層目になるようにスパイラル状に巻線
して構成され、第1のフェライトコアには、中央部に突
起部を有するコの字型形状であり、第2のフェライトコ
アも同様に、中央部に突起部を有するコの字型形状であ
って、前記コイルは、空芯部分を、第2のフェライトコ
アと突起部を介して合体され、ついで端子台、第1のフ
ェライトコアが組合わされたチョークコイルである。
【0015】また、本発明は、前記コイルの巻始めの平
角銅線の端部、及び巻終わりの平角銅線の端部は、曲げ
加工されていて、前記曲げ加工部分を、外部端子とする
チョークコイルである。
【0016】また、本発明は、前記コイルの巻始めの平
角銅線の端部、及び巻終わりの平角銅線の端部は、プレ
スによりつぶし端子として形成するチョークコイルであ
る。
【0017】また、本発明は、上記コイルを、複数個設
置して、第1のフェライトコア、第2のフェライトコア
に組み込んだチョークコイルである。
【0018】また、本発明は、前記コイルを、絶縁樹脂
でモールドし、第1のフェライトコア、第2のフェライ
トコアに組み込んだチョークコイルである。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態によるチョー
クコイルについて、以下、実施例によって説明する。
【0020】
【実施例】(実施例1)本発明の実施の形態によるチョ
ークコイルを図1に示す。図1(a)は、全体の断面図
であり、図1(b)は、コイルの斜視図、図1(c)
は、コィルの巻き方の手順を示す図であり、図1(d)
は、コイルの正面図である。
【0021】図1(b)より、コイル2aは、平角銅線
をスパイラル状に巻線して形成されたものである。コイ
ル2aの中心部は、空芯部分となっている。
【0022】図1(c)は、コィル2aの巻き方の手順
を示す図である。
【0023】図のごとく、断面が四角状の平角銅線をス
パイラル状に1層目に巻線し、内周側の平角銅線を1層
目の巻線上に内周側から外周側へ重ねて、2層目になる
ようにスパイラル状に巻線して構成される。
【0024】一方、第1のフェライトコア1aには、中
央部に突起部7aを有するコの字型形状であり、同じ
く、第2のフェライトコア1bも同様に、中央部に突起
部7bを有するコの字型形状である。
【0025】前記コイル2aは、その空芯部分を、第2
のフェライトコア1bと突起部7bを介して合体され、
ついで第1のフェライトコア1aが組合わされて、チョ
ークコイル10aが構成される。
【0026】(実施例2)本発明の他の実施の形態によ
るチョークコイルについて、その分解した斜視図を図2
に示す。
【0027】コイル2bは、先の図1の場合と同様の巻
き方によって平角銅線を巻いて形成したものである。但
し、前記コイル2bの巻始めの平角銅線の端部、及び巻
終わりの平角銅線の端部は、プレスによりつぶし端子2
1a、21bとして形成されている。
【0028】フェライトコア1aと、フェライトコア1
bは、先の図1と同様の寸法であって、それぞれ中央部
に突起部7a、7bを有している。本発明では、さら
に、端子台5を導入して、コイル2aの保持の安定化
と、外部端子への接続の信頼性を確保している。
【0029】(実施例3)本発明の他の実施の形態によ
るチョークコイルの外観図を図3に示す。図3にて、チ
ョークコイル10bは、コイルを先の図1(b)のコイ
ルと同様の形状であって、コイルの巻始めの平角銅線の
端部、及び巻終わりの平角銅線の端部を、曲げ加工し
て、曲げ加工部分23a、23bとし、前記コイル全体
を、絶縁樹脂でモールドし、モールド成形体6とし、第
1のフェライトコア8a、第2のフェライトコア8bに
組み込んだことを特徴とするチョークコイルである。
【0030】ここで、曲げ加工部分23a、23bは、
その表面は、モールド成形体6から露出しており、この
曲げ加工部分23a、23bが、直接、外部端子として
用いられる。
【0031】(実施例4)本発明の他の実施の形態によ
るチョークコイルは、図1(b)あるいは図2に示すコ
イルを、複数個設置して、第1のフェライトコア、第2
のフェライトコアに組み込んだチョークコイルとするも
のである(図示しない)。これによって、機能を拡充し
たチョークコイルを提供できる。
【0032】
【発明の効果】以上、本発明によれば、コイルの占積率
を向上させた、小型で、低直流抵抗のチョークコイルを
提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるチョークコイルを示
す説明図。図1(a)は、チョークコイルの正面図、図
1(b)は、コイルの斜視図、図1(c)は、コィルの
巻き方の手順を示す図、図(d)は、コイルの正面図。
【図2】本発明の他の実施の形態によるチョークコイル
の分解斜視図。
【図3】本発明の他の実施の形態によるチョークコイル
の外観図。
【図4】従来のチョークコイルを示す説明図、図4
(a)はチョークコイルの正面図、図4(b)はコイル
の平面図。
【図5】従来のチョークコイルの他の例を示す正面図。
【図6】従来のチョークコイルの、更に他の例を示す説
明図、図6(a)は、チョークコイルの正面図、図6
(b)は、平角銅線をエッジワイズ巻したコイルの外観
図、図6(c)は、コイルの平面図。
【符号の説明】
1a,8a,11a 第1のフェライトコア 1b,8b,11b 第2のフェライトコア 2a,2b,9,91a,91b,92 コイル 5 端子台 6 モールド成形体 7a,7b 突起部 9c,9d,22a,22b (平角銅線の)端部 9a,9b (丸銅線の)端部 10 基板 10a,10b,13,14,15 チョークコイル 21a,21b つぶし端子 23a,23b 曲げ加工部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01F 27/28 H01F 27/28 L 27/34 27/34

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のフェライトコア、コイル、端子
    台、第2のフェライトコアを組み合わせて構成されるチ
    ョークコイルであって、前記コイルは、断面が四角状の
    平角銅線をスパイラル状に1層目に巻線し、内周側の平
    角銅線を1層目の巻線上に内周側から外周側へ重ねて、
    2層目になるようにスパイラル状に巻線して構成され、
    第1のフェライトコアには、中央部に突起部を有するコ
    の字型形状であり、第2のフェライトコアも同様に、中
    央部に突起部を有するコの字型形状であって、前記コイ
    ルは、空芯部分を、第2のフェライトコアと突起部を介
    して合体され、ついで端子台、第1のフェライトコアが
    組合わされたことを特徴とするチョークコイル。
  2. 【請求項2】 前記コイルの巻始めの平角銅線の端部、
    及び巻終わりの平角銅線の端部は、曲げ加工されてい
    て、前記曲げ加工部分は、外部端子とすることを特徴と
    する請求項1記載のチョークコイル。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコイルの巻始めの平角銅
    線の端部、及び巻終わりの平角銅線の端部が、プレスに
    よりつぶし端子として形成されたことを特徴とする請求
    項1記載のチョークコイル。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のコ
    イルを複数個設置して、第1のフェライトコア、第2の
    フェライトコアに組み込んだことを特徴とするチョーク
    コイル。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載した
    コイルを、絶縁樹脂でモールドし、第1のフェライトコ
    ア、第2のフェライトコアに組み込んだことを特徴とす
    るチョークコイル。
JP11113555A 1999-04-21 1999-04-21 チョークコイル Withdrawn JP2000306750A (ja)

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