JPH10261256A - 光ディスク装置及び光ディスク装置の制御方法 - Google Patents

光ディスク装置及び光ディスク装置の制御方法

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JPH10261256A
JPH10261256A JP6407297A JP6407297A JPH10261256A JP H10261256 A JPH10261256 A JP H10261256A JP 6407297 A JP6407297 A JP 6407297A JP 6407297 A JP6407297 A JP 6407297A JP H10261256 A JPH10261256 A JP H10261256A
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JP
Japan
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clock
circuit
rotation control
data
reference clock
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JP6407297A
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English (en)
Inventor
Yoshiro Kashiwabara
芳郎 柏原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 線速度一定の光ディスクを回転速度一定で読
み出し得る光ディスク装置を提供する。 【解決手段】 基準クロックセレクト回路13により基
準クロックをデータ再生系基準クロックとし、また、回
転制御セレクト回路11をCLV回転制御回路7側と
し、データ再生を行い、次に基準クロックセレクト回路
13により基準クロックをデータ転送同期クロック発生
器12側にし、回転制御セレクト回路11をCAV回転
制御回路10側にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(Compact Di
sk)等の光ディスクの情報再生を行う光ディスク装置、
特に、線速度一定で記録された光ディスクを角速度一定
でデータ読出しを行う光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクは、オーディオ用CDをはじ
めとして、CD−ROM(Read OnlyMemory:読出し専
用メモリ)、追記型光ディスク、書換え可能型光磁気光
ディスクなどがすでに実用化されており、各方面への応
用と高性能化への開発が活発に行われている。
【0003】最近では、パーソナルコンピュータ用のデ
ータ再生装置としてCD−ROM再生装置がマルチメデ
ィアの中心的存在として注目をあびている。CD−RO
Mは、従来そのデータ再生速度が音楽用CDの再生速度
と同一であり、ハード光ディスク等に比べるとかなり遅
いものであった。しかし、CD−ROMは、データ容量
が大きく、画像データのような大量データを扱うアプリ
ケーションソフトの増加に応じて需要が増え、さらなる
高速化のニーズが高まっている。
【0004】高速化(高速データ転送)の手法として
は、CPU(Central Processing Unit :中央演算処理
装置)やDSP(Digital Signal Processor)等の内部
の動作クロックを増加させることのほか、信号処理系の
サーボ帯域を高帯域化させること、さらには光ディスク
を高速回転させること等の対策を講じられてきた。
【0005】また、高速化を行うにつれ、スピンドルモ
ータへの負荷はますます大きくなってくる。このため、
線速度一定で記録された光ディスクを線速度一定の条件
で再生する場合(CLV:Constant Linear Velocity)
には、内周側と外周側で約2.5倍もの加減速を行う必
要があった。
【0006】そのために、データ再生系のPLL(Phas
e Locked Loop )のロックレンジを広げ、モータの回転
速度が整定する前にデータ読出しが可能となる可変速再
生技術等の対策を講じ、スピンドルモータの小型化や、
低消費電力化を図っている。
【0007】ここで、従来の可変速再生技術を使用した
光ディスク装置の構成及び作用について、図3を参照し
つつ説明する。
【0008】図に示すように、この光ディスク装置20
0は、光ピックアップ1と、増幅器であるRFアンプ2
と、二値化回路3と、EFM(Eight to Fourteen Modu
lation)同期クロック生成回路4と、発振周波数帯域制
御回路6と、CLV回転制御回路7と、データデコード
回路8と、CPU9bと、CAV(Constant AngularVe
locity :角速度一定)回転制御装置10と、回転制御
セレクト回路11と、スピンドルモータドライバ(SP
D)18と、スピンドルモータ21を備えて構成されて
いる。
【0009】また、上記したEFM同期クロック生成回
路4は、ラフ周波数制御部14aと、位相制御部15a
と、VCO(Voltage Controlled Oscillator)5aを
有している。また、上記した発振周波数帯域制御回路6
は、分周回路17a,17bと、位相制御部15bと、
VCO5bと、基準電圧制御回路16を有している。ま
た、CLV回転制御回路7は、ラフ周波数制御部14b
と位相制御部15cを有している。そして、CAV回転
制御回路10は、FG(Frequency Generator:周波数発
電機)20とスピンドルスピードコントロール回路19
を有している。
【0010】上記したスピンドルモータ21は、光ディ
スクDを回転駆動する。光ピックアップ1は、半導体レ
ーザ等の光源(図示せず)と光学系(図示せず)と追随
用サーボ機構(図示せず)等を有しており、回転する光
ディスクD上のトラック等に記録された情報を光学的に
読み取る。また、RFアンプ2は、ピックアップ1から
読み出された情報を含む信号を増幅する。次に、二値化
回路3は、RFアンプ2から出力されるRF信号を二値
化しEFM信号に変換する。
【0011】また、EFM同期クロック生成回路4内に
おいて、ラフ周波数制御部14aは、ラフに周波数を合
わせる。そして、位相制御部15aは、ラフ周波数制御
部14aでラフに合ったクロックを正確に同期させる。
また、VCO5aは、広い周波数帯域特性を有し、ラフ
周波数制御部14aと位相制御部15aとで、データ再
生系基準クロックに対し広範囲でデータ再生を行うこと
ができる。このように構成することにより、EFM同期
クロック生成回路4は、全体として、EFM同期クロッ
クとEFM信号と同期したクロックを生成することがで
きる。
【0012】また、発振周波数帯域制御回路6内におい
て、基準電圧制御回路16は、データ再生系基準クロッ
クと同じ発振周波数でVCO5aが発振した場合の入力
電圧が基準電圧と等しくなるように制御を行う。このよ
うに設定することにより、VCO5aの発振周波数特性
を安定させることができる。また、発振周波数帯域制御
回路6内に設けられたVCO5bは、上記したEFM同
期クロック生成回路4内の広帯域型VCO5aと同様の
構成及び作用を有している。また、発振周波数帯域制御
回路6内に設けられた位相制御部15bは、上記したE
FM同期クロック生成回路4内の位相制御部15aと同
様の構成及び作用を有している。
【0013】上記のように構成することにより、発振周
波数帯域制御回路6は、全体として、EFM同期クロッ
ク生成回路4に含まれるVCO5aと同特性を有し、V
CO5aの入力電圧が基準電圧に等しくなった場合のV
CO5aの発振周波数がデータ再生系基準クロックとな
るようにVCO5aの発振周波数帯域の制御を行う。
【0014】また、CLV回転制御回路7内において、
ラフ周波数制御14bは、上記したEFM同期クロック
生成回路4内のラフ周波数制御部14aと同様の構成及
び作用を有している。また、位相制御部15cは、上記
したEFM同期クロック生成回路4内の位相制御部15
aと同様の構成及び作用を有している。
【0015】また、データデコード回路8は、EFM同
期クロック生成回路4より出力されるクロックとEFM
信号をもとにデータ変換を行う。
【0016】そして、CPU9bは、上記した光ディス
ク装置200内の各回路要素や各ブロック4,6,7等
を統括制御する。
【0017】以上のように構成することにより、この光
ディスク装置200においては、常に、データ再生系ク
ロックで決定されるデータ再生速度を中心として広帯域
型VCO5aの動作する範囲内でデータ再生を行うこと
が可能となり、可変速再生を行うことが可能となる。
【0018】一方、光ディスク装置200には、上記し
た構成要素のほかに、回転制御セレクト回路11とCA
V回転制御回路10が設けられている。CAV回転制御
回路10は、光ディスクDをCPU9bの制御により、
光ディスクDを任意の回転速度(回転数)で回転させる
制御信号を出力する。また、回転制御セレクト回路11
は、CLV回転制御回路7からの制御信号とCAV回転
制御回路10からの制御信号のいずれかを選択すること
ができる。
【0019】このような構成により、この光ディスク装
置200は、CLV回転制御回路7による光ディスクD
の線速度一定での回転制御のほかに、回転速度一定(角
速度一定)での光ディスク回転制御も可能となってい
る。
【0020】上記したように2つの回転方式が可能な光
ディスク装置200において、線速度一定方式で記録さ
れた光ディスクDに対して、回転速度一定方式でデータ
読出しを行う場合の制御について以下に説明を行う。こ
のような場合の対処方法として、以下に説明するI及び
IIの2つの制御方式が可能である。
【0021】制御方式Iは、光ディスクDを回転速度一
定で回転させ、EFM同期クロック生成回路4のロック
レンジが許す範囲内でデータ再生を行う方式である。
【0022】一方、制御方式IIは、光ディスクDの内
周側においてはN倍速となり、光ディスクDの外周側に
おいては約(2.5×N)倍速となるように、データ再
生系基準クロックを光ディスクDの位置により変化させ
る方式である。
【0023】すなわち、図4に示すように、光ディスク
DがCD−ROMの場合には、内周側を2倍速、外周側
を5.1倍速と設定することにより、回転速度一定(角
速度一定)で、データ読出しが可能となる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の光ディスク装置200では、制御方式Iにおい
ては、EFM同期クロック生成回路4のロックレンジが
かなり広いものが必要(最低でも±50%以上)とな
り、光ディスクDの全ての範囲でロックレンジの中に入
るように、データ再生系基準クロックや、光ディスクの
回転速度を決定する必要があり、また、ロックレンジぎ
りぎりでデータ再生を行っている場合に、データデコー
ドミスが発生する、という問題があった。
【0025】一方、上記した制御方式IIにおいては、
光ディスクDの位置により、データ再生系基準クロック
を変化させる必要があり、常に、CPU9bで、光ディ
スクDの位置を認識し、その位置での最適なクロックを
計算し、データ再生系基準クロック周波数を制御する必
要があり、CPU9bでの制御が複雑となる、という問
題があった。
【0026】本発明は、線速度一定の光ディスクを回転
速度一定で読み出すことのできる光ディスク装置を提供
することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の光ディスク装置は、光ディスク上の記録情報
を光学的に読み取る光ピックアップと、読み取った信号
を増幅し二値化してEFM信号に変換する二値化回路
と、EFM信号と同期したクロックを生成するEFM同
期クロック生成回路と、EFM同期クロック生成回路よ
り出力されるクロックとEFM信号とをもとにデータ変
換を行うデータデコード回路と、入力電圧が基準電圧と
なった場合の発振周波数がデータ再生系基準クロックと
なるようにEFM同期クロック生成回路内部のVCOの
発振周波数帯域の制御を行う発振周波数帯域制御回路
と、光ディスクの回転速度を線速度一定に制御するCL
V回転制御回路と、光ディスクの回転速度を任意の回転
に回転させることのできるCAV回転制御回路と、CL
V回転制御回路とCAV回転制御回路からの制御信号の
うちのいずれかの回転制御を行うかを選択することので
きる回転制御セレクト回路と各ブロックを制御するため
の中央演算処理装置とを有する光ディスク装置及びその
制御方法であって、データデコード回路からデータ転送
速度に同期したクロックを生成するデータ転送同期クロ
ック発生器と、発振周波数帯域制御回路の基準クロック
として、外部より供給されるデータ再生系基準クロック
とデータ転送同期クロック発生器より生成されるクロッ
クとを選択することのできる基準クロックセレクト回路
とを有し、基準クロックセレクト回路により基準クロッ
クをデータ再生系基準クロックとし、回転制御セレクト
回路をCLV回転制御回路側として、データ再生を行
い、基準クロックセレクト回路により基準クロックをデ
ータ転送同期クロック発生器側にし、回転制御セレクト
回路をCAV回転制御回路側にして線速度一定で記録さ
れた光ディスクを任意の回転数においてデータ転送を行
うことを特徴とするものである。
【0028】本発明によれば、光ディスクの位置によっ
てデータ転送速度が変化するが、それにあわせて、基準
クロックが変化するため、常に安定した領域でデータ再
生を行うことが可能となるものである。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1及び請求項2に
記載の発明は、光ディスク上の記録情報を光学的に読み
取る光ピックアップと、読み取った信号を増幅し二値化
してEFM信号に変換する二値化回路と、EFM信号と
同期したクロックを生成するEFM同期クロック生成回
路と、EFM同期クロック生成回路より出力されるクロ
ックとEFM信号とをもとにデータ変換を行うデータデ
コード回路と、入力電圧が基準電圧となった場合の発振
周波数がデータ再生系基準クロックとなるようにEFM
同期クロック生成回路内部のVCOの発振周波数帯域の
制御を行う発振周波数帯域制御回路と、光ディスクの回
転速度を線速度一定に制御するCLV回転制御回路と、
光ディスクの回転速度を任意の回転に回転させることの
できるCAV回転制御回路と、CLV回転制御回路とC
AV回転制御回路からの制御信号のうちのいずれかの回
転制御を行うかを選択することのできる回転制御セレク
ト回路と各ブロックを制御するための中央演算処理装置
とを有する光ディスク装置及びその制御方法であって、
データデコード回路からデータ転送速度に同期したクロ
ックを生成するデータ転送同期クロック発生器と、発振
周波数帯域制御回路の基準クロックとして、外部より供
給されるデータ再生系基準クロックとデータ転送同期ク
ロック発生器より生成されるクロックとを選択すること
のできる基準クロックセレクト回路とを有し、基準クロ
ックセレクト回路により基準クロックをデータ再生系基
準クロックとし、回転制御セレクト回路をCLV回転制
御回路側として、データ再生を行い、基準クロックセレ
クト回路により基準クロックをデータ転送同期クロック
発生器側にし、回転制御セレクト回路をCAV回転制御
回路側にして線速度一定で記録された光ディスクを任意
の回転数においてデータ転送を行うことを特徴とするも
のである。
【0030】本発明によれば、特徴とする光ディスク装
置としたものであり、光ディスクの位置によってデータ
転送速度が変化するが、それにあわせて、基準クロック
が変化するため、常に安定した領域でデータ再生を行う
ことが可能となるものである。
【0031】光ディスクの位置によってデータ転送速度
が変化するが、それにあわせて、基準クロックが変化す
るため、常に安定した領域でデータ再生を行うことが可
能となるものである。
【0032】以下、図を参照しつつ、本発明の実施の形
態を説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1である
光ディスク装置の構成を示すブロック図である。また、
図2は、図1に示す光ディスク装置における制御手順を
説明するフローチャート図である。
【0033】図に示すように、この光ディスク装置10
0は、光ピックアップ1と、RFアンプ2と、二値化回
路3と、EFM同期クロック生成回路4と、発振周波数
帯域制御回路6と、CLV回転制御回路7と、データデ
コード回路8と、CPU9aと、CAV回転制御回路1
0と、回転制御セレクト回路11と、データ転送同期ク
ロック発生器12と、基準クロックセレクト回路13
と、スピンドルモータドライバ18と、スピンドルモー
タ21を備えて構成されている。
【0034】上記した光ディスク装置100の各構成要
素のうち、光ピックアップ1と、RFアンプ2と、二値
化回路3と、EFM同期クロック生成回路4と、発振周
波数帯域制御回路6と、CLV回転制御回路7と、デー
タデコード回路8と、CAV回転制御回路10と、回転
制御セレクト回路11と、スピンドルモータドライバ1
8と、スピンドルモータ21は、上記した従来例の光デ
ィスク装置200における対応する各構成要素と同様の
構成及び作用を有している。
【0035】本発明の実施の形態1である光ディスク装
置100が、上記した従来例の光ディスク装置200と
異なる点は、光ディスク装置200におけるCPU9b
とは異なる制御を行うCPU9aを備え、かつ光ディス
ク装置200が備えていなかったデータ転送同期クロッ
ク発生器12及び基準クロックセレクト回路13を備え
た点である。
【0036】以下の説明においては、主として、CPU
9aと、データ転送同期クロック発生器12と、基準ク
ロックセレクト回路13の構成及び作用、並びに光ディ
スク装置100が光ディスク装置200と異なる構成及
び作用等について説明する。また、以下の説明において
は、光ディスクとしてCD−ROMを例に挙げ、データ
再生系基準クロックとしてF(MHz)を入力した場合
のデータデコード回路8からの出力信号(データ転送信
号)としてG(MHz)に同期してデータ転送が行われ
る例について説明を行う。
【0037】上記したデータ転送同期クロック発生器1
2は、VCO5cと、位相制御部15dと、分周回路1
7c,17dを有している。データ転送同期クロック発
生器12内に設けられたVCO5cは、上記した広帯域
型VCO5a又は5bと同様の構成及び作用を有してい
る。また、データ転送同期クロック発生器12内に設け
られた位相制御部15dは、上記した位相制御部15a
又は15b若しくは15cと同様の構成及び作用を有し
ている。
【0038】次に、この光ディスク装置100の作用
を、図1及び図2を参照しつつ以下に詳細に説明する。
【0039】まず、基準クロックセレクト回路13によ
り、基準クロックをデータ再生系基準クロックF(MH
z)とし、また、回転制御セレクト回路11をCLV回
転制御回路7側とする(図2におけるステップS1)。
【0040】次にデータ再生を行う(図2におけるステ
ップS2)。上記のように制御することにより、データ
デコード回路8からの出力信号(データ転送信号)とし
てG(MHz)に同期してデータ転送が行われる。ここ
で、データ転送同期クロック発生器12内部の分周回路
17c,17dのうち、データデコード回路8側の分周
回路17cをG分周、データ転送同期クロック発生器内
部12のVC05cへの出力側の分周回路17dをF分
周とすると、データ転送同期クロック発生器12の出力
は、データ再生系基準クロックと同じF(MHz)の発
振が行われる。
【0041】次に、基準クロックセレクト回路13によ
りクロックをデータ転送同期クロック発生器側とし(図
2におけるステップS3)、回転制御セレクト回路11
をCAV回転制御側とする(図2におけるステップS
4)。
【0042】次に、CPU9aにより回転制御を行う
(図2におけるステップS5)。ここで、例えば、光デ
ィスクD(CD−ROM)の回転速度を変化させる(H
倍)と、それに伴い、二値化回路3から出力されるEF
M信号がH倍となるため、EFM同期クロック生成回路
4から出力されるクロックもH倍となり、データデコー
ド回路8からの出力信号(データ転送信号)がG×H
(MHz)となる。この時点で、EFM同期クロック生
成回路4の内部のVCO5aは、中心周波数より約H倍
ずれた位置で発振しているために、不安定となる。
【0043】ここで、上記の構成より、データ転送同期
クロック発生器12からの出力は、G×H÷G×Fのよ
うに処理されるため、結局、F×H(MHz)となる。
したがって、VCO5aの入力電圧が基準電圧となった
場合の、VCO5aの発振周波数がF×H(MHz)と
なるように、発振周波数帯域制御回路6においてVCO
5bの発振周波数帯域の制御が行われる。これにより、
EFM同期クロック生成回路4内のVCO5aにおける
H倍ずれた位置での発振が、VCO5aに基準電圧が入
力された場合の発振周波数となり、EFM同期クロック
生成回路4は常に安定した領域で動作可能となる。
【0044】したがって、上記した光ディスク装置10
0によって線速度一定の光ディスクDの再生を行った場
合には、光ディスクDの位置によってデータ転送速度が
変化するが、それにあわせて、基準クロックが変化する
ため、常に安定した領域でデータ再生を行うことが可能
となる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、線速度一
定の光ディスクを回転速度一定(角速度一定)で読出し
た場合においても、常に安定したデータ読出しが可能と
なり、モータの加減速が必要としないために、小型化、
低消費電力化を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である光ディスク装置の
構成を示すブロック図
【図2】図1に示す光ディスク装置における制御手順を
説明するフローチャート
【図3】従来の光ディスク装置の構成を示すブロック図
【図4】図3に示す従来の光ディスク装置において、光
ディスクがCD−ROMである場合の光ディスク位置と
データ転送速度、光ディスク位置とデータ再生系基準ク
ロック、光ディスク位置と回転速度との関係を示す特性
【符号の説明】
1 光ピックアップ 2 RFアンプ 3 二値化回路 4 EFM同期クロック生成回路 5a〜5c VCO 6 発振周波数帯域制御回路 7 CLV回転制御回路 8 データデコード回路 9a,9b CPU 10 CAV回転制御回路 11 回転制御セレクト回路 12 データ転送同期クロック発生器 13 基準クロックセレクト回路 14a,14b ラフ周波数制御部 15a〜15d 位相制御部 16 基準電圧制御回路 17a〜17d 分周回路 18 スピンドルモータドライバ 19 スピンドルスピードコントロール回路 20 FG※ 21 スピンドルモータ 100,200 光ディスク装置 D 光ディスク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスク上の記録情報を光学的に読み取
    る光ピックアップと、読み取った信号を増幅し二値化し
    てEFM信号に変換する二値化回路と、前記EFM信号
    と同期したクロックを生成するEFM同期クロック生成
    回路と、前記EFM同期クロック生成回路より出力され
    るクロックと前記EFM信号とをもとにデータ変換を行
    うデータデコード回路と、入力電圧が基準電圧となった
    場合の発振周波数がデータ再生系基準クロックとなるよ
    うに前記EFM同期クロック生成回路内部のVCOの発
    振周波数帯域の制御を行う発振周波数帯域制御回路と、
    前記光ディスクの回転速度を線速度一定に制御するCL
    V回転制御回路と、前記光ディスクの回転速度を任意の
    回転に回転させることのできるCAV回転制御回路と、
    前記CLV回転制御回路と前記CAV回転制御回路から
    の制御信号のうちのいずれかの回転制御を行うかを選択
    することのできる回転制御セレクト回路と前記各ブロッ
    クを制御するための中央演算処理装置とを有する光ディ
    スク装置であって、 前記データデコード回路からデータ転送速度に同期した
    クロックを生成するデータ転送同期クロック発生器と、
    前記発振周波数帯域制御回路の基準クロックとして、外
    部より供給されるデータ再生系基準クロックと前記デー
    タ転送同期クロック発生器より生成されるクロックとを
    選択することのできる基準クロックセレクト回路とを有
    し、 前記基準クロックセレクト回路により基準クロックをデ
    ータ再生系基準クロックとし、前記回転制御セレクト回
    路を前記CLV回転制御回路側として、データ再生を行
    い、 前記基準クロックセレクト回路により基準クロックをデ
    ータ転送同期クロック発生器側にし、前記回転制御セレ
    クト回路を前記CAV回転制御回路側にして線速度一定
    で記録された光ディスクを任意の回転数においてデータ
    転送を行うことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】光ディスク上の記録情報を光学的に読み取
    り、読み取り信号を増幅し二値化してEFM信号に変換
    する二値化ステップと、前記EFM信号と同期したクロ
    ックを生成するEFM同期クロック生成ステップと、前
    記EFM信号と前記EFM同期クロック生成ステップで
    生成されるクロックとをもとにデータ変換を行うデータ
    デコードステップと、入力電圧が基準電圧となった場合
    の発振周波数がデータ再生系基準クロックとなるように
    前記EFM同期クロック生成ステップの発振周波数帯域
    の制御を行う発振周波数帯域制御ステップと、前記光デ
    ィスクの回転速度を線速度一定に制御するCLV回転制
    御ステップと、前記光ディスクの回転速度を任意の回転
    に回転させることのできるCAV回転制御ステップと、
    前記CLV回転制御ステップと前記CAV回転制御ステ
    ップのうちのいずれの回転制御ステップを選択する回転
    制御セレクトステップとを有する光ディスク装置であっ
    て、 前記データデコードステップからデータ転送速度に同期
    したクロックを生成するデータ転送同期クロック発生ス
    テップと、前記発振周波数帯域制御ステップの基準クロ
    ックとして、外部より供給されるデータ再生系基準クロ
    ックと前記データ転送同期クロック発生ステップより生
    成されるクロックとを選択することのできる基準クロッ
    クセレクトステップとを有し、 前記基準クロックセレクトステップにより基準クロック
    をデータ再生系基準クロックとし、前記回転制御セレク
    トステップを前記CLV回転制御回路側として、データ
    再生を行い、 前記基準クロックセレクトステップにより基準クロック
    をデータ転送同期クロック発生ステップ側にし、前記回
    転制御セレクトステップを前記CAV回転制御ステップ
    側にして線速度一定で記録された光ディスクを任意の回
    転数においてデータ転送を行うことを特徴とする光ディ
    スク装置の制御方法。
JP6407297A 1997-03-18 1997-03-18 光ディスク装置及び光ディスク装置の制御方法 Pending JPH10261256A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000042608A1 (fr) * 1999-01-18 2000-07-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif de reproduction d'un disque optique

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