JPH10261101A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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Publication number
JPH10261101A
JPH10261101A JP9061594A JP6159497A JPH10261101A JP H10261101 A JPH10261101 A JP H10261101A JP 9061594 A JP9061594 A JP 9061594A JP 6159497 A JP6159497 A JP 6159497A JP H10261101 A JPH10261101 A JP H10261101A
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JP
Japan
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display
size
time
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multimedia information
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9061594A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Uchida
慎一郎 内田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH10261101A publication Critical patent/JPH10261101A/ja
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像処理装置において、情報提供の表示を工
夫することで利便性を向上する。 【解決手段】 画像,文字等のマルチメディア情報を表
示するための画像処理装置であって、情報を表示する表
示時間を認識するための認識処理手段と、前記表示時間
に合わせて、表示データの大きさを可変して表示する可
変表示処理手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像,文字等のマ
ルチメディア情報を表示部上に表示する画像処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、表示装置上に画像や文字などのマ
ルチメディア情報を表示する場合、各情報が表示される
領域の大きさを変更するには、ユーザが領域の大きさを
指示することによって変更するという手段があった。
【0003】また、特開平5−197509号公報にあ
るように、表示するものがユーザが作業を行なうウイン
ドウであった場合、ユーザからの入力が一定時間無かっ
た場合はウインドウの大きさを自動的に変更するという
方法もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ユーザが自分
で領域の大きさを変更するというのは煩雑な動作であ
り、大きさを調整することが本来の目的ではない場合は
本来の作業が中断されることとなる。
【0005】また、特開平5−197509号公報の方
式では、利用者が位置や大きさを指定できるウインドウ
単位でしか大きさの正業を行なうことはできず、ウイン
ドウ内部の個々の要素について大きさを制御することは
できない。
【0006】本発明の目的は、ユーザが操作を行なえる
領域、行なわない領域に関わらず、表示されている情報
の表示領域の大きさを自動的に変更することで、情報の
一覧性を高めることができる手段を提供することにあ
る。
【0007】例えば本発明は、マルチメディア情報を閲
覧する情報機器に適用することができる。
【0008】該情報機器がウインドウシステムを採用せ
ず、例えば表示装置全体にマルチメディア情報を表示し
て表示領域全体のスクロールや画面切替えによって別の
情報を表示するような方式を採っていた場合、特開平5
−197509号公報の方式を用いることはできない。
【0009】しかし、本発明を適用することによって、
利用者が表示している情報のその表示時間に応じて自動
的に大きさを変更し、重要な情報をより大きく、重要で
ない情報は小さくして限られた表示領域を有効に利用で
きる見やすい表示を提供することができる。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像処理
装置は、画像,文字等のマルチメディア情報を表示する
ための画像処理装置であって、情報を表示する表示時間
を認識するための認識処理手段と、前記表示時間に合わ
せて、表示データの大きさを可変して表示する可変表示
処理手段とを有することを特徴とする画像処理装置であ
る。
【0011】請求項2記載の画像処理装置は、前記可変
表示処理手段は、表示時間に合わせて次回の表示時の表
示データの大きさを変更する表示変更手段を有すること
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置である。
【0012】請求項3記載の画像処理装置は、前記可変
表示処理手段は、予め定めた表示時間のテーブルに基づ
き、自動的に表示データの大きさを選択することを特徴
とする請求項1記載の画像処理装置である。
【0013】請求項4記載の画像処理装置は、前記可変
表示処理手段は、前記表示時間に合わせて、表示データ
のレイアウトを変更して表示する処理を実行することを
特徴とする請求項1記載の画像処理装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1〜図13に
基づいて、以下に説明する。
【0015】(実施例1)本発明の実施例を図面を用い
て説明する。
【0016】図1はこの発明の一実施例のシステム構成
を示している。
【0017】同図の情報処理装置は、制御部11、表示
部12、入力部13、時間認識部14を有している。同
図において制御部11は、入力部13からの入力を受け
てマルチメディア情報に関する処理を行ない、表示部1
2に内容を出力する。また、時間認識部14に対して時
間計測の制御を行なう。
【0018】この実施例において、マルチメディア情報
を再度表示する際に、それ以前に表示した際の表示時間
に合わせて表示する領域の大きさを変更する方式の詳細
な説明を以下に示す。
【0019】図2は本方式の概略フローチャートであ
り、図3は領域の大きさを変更する方式の詳細フローチ
ャートである。
【0020】図2において、まずステップS21におい
て制御部11が時間認識部14に対して全体の経過時間
を問い合わせる。その結果を元に、ステップS22にお
いて各マルチメディア情報の大きさを更新する。
【0021】そして、ステップS23において表示を更
新するかどうか判定する。
【0022】表示を更新するのは、利用者がスクロール
指示や画面切替え指示など、表示内容を変更するように
明示的に指示した場合である。
【0023】表示を更新する場合は、ステップS24に
おいて更新された各マルチメディア情報の大きさを元に
して表示位置をレイアウトし直し、ステップS25にお
いて表示部12に表示を行なう。表示を更新しない場合
は何も行なわない。
【0024】以上の処理を繰り返して行なう。
【0025】ステップS22における、マルチメディア
情報の大きさ更新処理の詳細は以下のようになる。
【0026】まずステップS31において、該マルチメ
ディア情報が表示部12に表示中かどうかが判定され
る。
【0027】表示中であった場合は、ステップS321
において該マルチメディア情報の表示時間と全体経過時
間との比較が行なわれる。
【0028】そこで大きさを変更すると判断された場合
は、ステップS332において大きさを変更する。
【0029】この場合は大きさを大きくする処理を行な
う。
【0030】また、ステップS31において該マルチメ
ディア情報が表示中でなかった場合は、ステップS33
1において該マルチメディア情報の過去の表示時間の累
計と全体の経過時間との比較が行なわれる。
【0031】その結果、大きさを変更すると判断した場
合はステップS332において大きさを変更する。
【0032】この場合は大きさを小さくする処理を行な
う。
【0033】図4はマルチメディア情報の大きさを更新
のためのデータ構造の例を示している。
【0034】図5は図4の構造のデータの実例である。
【0035】識別子41はマルチメディア情報の識別子
を示し、X座標42とY座標43は該情報が表示されて
いる座標を示す。また幅44及び高さ45は該情報の幅
と高さを示し、累計表示時間46は該情報が表示部12
に表示された時間の累計を示す。
【0036】閾値47は、該情報の大きさを変更するか
どうかを判断するための、全体経過時間と累計表示時間
46の比の値を示している。
【0037】標準幅48及び標準高さ49は、該情報の
大きさを変更する際に用いられる、該情報の標準の大き
さを示している。
【0038】ステップS321における表示時間の比較
と、ステップS322における大きさを変更する手順は
以下のようになる。
【0039】まず、ステップS321において、全体経
過時間と累計表示時間56の比を取る。
【0040】例として全体経過時間が400であった場
合、全体経過時間に対して累計表示時間56の比は0.
5となる。
【0041】ここで、閾値57の値が0.5であり、比
が閾値57以上の値になったので、条件が満たされ、大
きさの変更を行なうことが決定される。
【0042】次にステップS322において、領域をど
の程度大きくするかを決定する。
【0043】図6は、閾値の値に対応して、領域を標準
値に対してどの程度の大きさにするかを示す比率を示す
表の例である。
【0044】本実施例では閾値が0.5を越えたため、
0.5の次の値を採用する。
【0045】図6において、閾値0.5の次の閾値は
0.6であり、閾値0.6における比率は0.9となっ
ている。
【0046】そこで、該情報の大きさは、標準値に対し
て0.9の比の値とする。標準幅58の値は200、標
準高さ49の値は150であるので、幅は200×0.
9=180、高さは150×0.9=135となり、幅
54は180に、高さ55は135に更新される。
【0047】また、次に大きさ変更を行なうための閾値
として、図6における閾値0.5の次の値である0.6
が閾値57の値となる。
【0048】ステップS331における表示時間の比較
と、ステップS332における大きさを変更する手順は
以下のようになる。
【0049】ステップS331はステップS321と同
様である。
【0050】ただしステップS321では比が閾値57
以上の値になることが条件であったが、ステップS32
2においては比が閾値57未満の値になることが条件と
なる。
【0051】例として全体経過時間が401の場合、比
は0.49となり0.5未満で条件が満たされ、大きさ
の変更を行なうことが決定される。
【0052】ステップS332においては、比が0.5
未満となったため、図6における閾値0.5の上の値、
すなわち0.4の値を参照する。
【0053】図6において閾値0.4における比率は
0.6である。そこで、該情報の大きさは、標準値に対
して0.6の大きさとなる。標準幅58の値は、20
0、標準高さ49の値は150であるので、幅は200
×0.6=120、高さは150×0.6=90とな
り、幅54は120に、高さ55は90に更新される。
【0054】また、次に大きさ変更を行なうための閾値
として、図6における閾値0.5の上の値である0.4
が閾値57の値となる。
【0055】図12は本実施例の表示例を示している。
【0056】状態121は大きさを変更する前の状態を
示しており、状態122は大きさ変更後の状態を示して
いる。
【0057】状態122では状態121より表示部分が
ずれており、状態121で表示されていた要素CとDが
表示されなくなり、逆に状態121で表示されていなか
った要素EとFが表示されるようになっている。
【0058】状態121において、全体経過時間が35
0、要素Aの累計表示時間が220、要素Bの累計表示
時間が300、要素Eと要素Fの累計表示時間が170
であるとする。
【0059】そして、時間100が経過して状態122
に移行したとする。
【0060】状態121における要素Aの表示時間の比
は220/350=0.63であり、状態122におけ
る要素Aの表示時間の比は(220+100)/(35
0+100)=0.71である。
【0061】従って図6より、要素Aは大きさを大きく
する条件を満たしており、そのため状態122では大き
く表示されている。
【0062】要素Bは状態121において、表示時間の
比が300/350=0.86であり、図6より既に標
準の大きさとなっているため、状態122においても大
きさは変更されていない。
【0063】また、状態121において表示されていな
かった要素EとFは、状態121における表示時間の比
が170/350=0.49、状態122における表示
時間の比が170/(350+100)=0.38とな
り、図6より標準に対して0.4の大きさで表示されて
いる。
【0064】状態123は、状態122において全ての
要素を標準の大きさで表示すると仮定した場合の表示状
態である。状態123においては、要素EとFが表示領
域からはみ出ており、一部が見えなくなっている。
【0065】しかし、状態122においては、大きさを
小さくすることによって全体が表示領域内に収まるよう
になっており、一覧性が良くなっている。
【0066】また、表示時間の長い要素AとBは大きさ
が標準の大きさになっており、見やすくなっている。
【0067】(実施例2)図1のシステム構成を持つ画
像処理装置において、マルチメディア情報を表示してい
る際、その表示時間に合わせて表示する領域の大きさを
動的に変更する方式の詳細な説明を以下に示す。
【0068】図7は本方式の概略フローチャートであ
る。
【0069】図7において、まずステップS71では制
御部11が時間認識部14に対して全体の経過時間を問
い合わせる。次にステップS72において、該経過時間
を元にして大きさ更新を行なうかどうかを決定する。
【0070】これは、本方式が利用者からの表示操作指
示が全くなくても自動的に大きさを変更する方式である
ため、大きさ変更のタイミングを内部で決定するための
処理である。
【0071】具体的には、例えば1秒毎に大きさを更新
するという設定がなされており、一度大きさを更新する
と次に1秒経過するまで、ステップS72において大き
さを更新する時間ではないとの判断がなされて大きさ更
新処理が実行されない。
【0072】大きさを更新する時間であると判断される
と、ステップS73において各マルチメディア情報の大
きさを更新する。そして、ステップS74において更新
された各マルチメディアの情報の大きさを元にして表示
位置をレイアウトし直し、ステップS75において表示
部12に表示を行なう。
【0073】ステップS73における、マルチメディア
情報の大きさ更新処理の詳細は図3のものとなり、実施
例1と同様である。
【0074】(実施例3)図1のシステム構成を持つ画
像処理装置において、マルチメディア情報を再度表示す
る際に、それ以前に表示した際の表示時間に合わせて表
示する領域のレイアウトを変更する方式の詳細な説明を
以下に示す。
【0075】図8は本方式の概略フローチャートであ
り、図9はレイアウトを変更する方式の詳細フローチャ
ートである。
【0076】図8において、まずステップS81におい
て表示を更新するかどうかの判定を行なう。
【0077】これは、例えば該マルチメディア情報がア
イコン状態になっており、それを表示状態に戻した場合
などに表示を更新すると判定される。表示を更新すると
判定されると、ステップS82において制御部11が時
間認識部14に対して全体の経過時間を問い合わせる。
【0078】そして、ステップS83においてレイアウ
トの変更を行ない、ステップS84において表示部12
に表示を行なう。
【0079】以上の処理を繰り返して行なう。
【0080】ステップS83における、レイアウト変更
処理の詳細は以下のようになる。この実施例では、マル
チメディア情報が水平方向においては表示領域左から右
方向へ配置され、また垂直方向では上方向から下方向に
向かって配置される規則があるとする。
【0081】また、水平方向への配置規則は垂直方向の
規則より優先されて適用されるものとする。
【0082】まずステップS901において、最初のマ
ルチメディア要素の情報を取り出す。この情報には、レ
イアウトを行なうための情報が含まれている。
【0083】次にステップS902において該マルチメ
ディア情報を表示用にレイアウトする。
【0084】次に、残り要素数の分だけステップS90
3〜S912を繰り返す。
【0085】繰り返される処理は以下のようになる。ま
ずステップS903において、次のマルチメディア情報
要素があるかどうかを判定する。
【0086】もし次の要素が無ければ処理を終了する。
次の要素がある場合、ステップS904において次の要
素の情報を取り出す。
【0087】次にステップS905〜S908におい
て、該マルチメディア情報に関して水平方向のレイアウ
ト変更を行なう。
【0088】まずステップS905において、該マルチ
メディア情報の左側に別の要素があるかどうかをチェッ
クする。要素がない場合はステップS909に移る。
【0089】要素がある場合はステップS906におい
て、表示優先度が該マルチメディア情報より高いかどう
かを判定する。表示優先度は全体経過時間及び累計表示
時間によって算出される。
【0090】表示優先度を算出する処理のフローチャー
トを図10に示す。
【0091】図10において、ステップS101におい
てまず全体経過時間と累計表示時間の比を取る。
【0092】そして、ステップS102において比が一
定の閾値以上かどうかを判定する。この閾値は、比が非
常に小さい場合は隣の要素と交換可能であっても交換し
ないようにするためのものである。ステップS102に
おいて比が閾値以下であると判定されると、表示優先度
は低いと判定される。
【0093】閾値の値はあらかじめ制御部11に設定さ
れており、例えば閾値が0.5と設定されていると、累
計表示時間が全体経過時間の0.5に満たない要素はレ
イアウトが変更されないことになる。
【0094】また、この閾値は、制御部11にあらかじ
め設定されているだけでなく、利用者が設定を変更でき
るようになっていても良い。
【0095】次にステップS103において、交換対象
となっている左側の要素(以下交換対象要素)との比較
を行なう。該マルチメディア情報要素の比の方が交換対
象要素の比よりある程度大きい場合、優先度が高いと判
定される。
【0096】この際の比較には、例えば比の差分が取ら
れて、該差分が0.1以上であれば優先度が高いと判定
される。そうでない場合は優先度が低いと判定される。
以上のように優先度が判定される。
【0097】ステップS906において該マルチメディ
ア情報の方が表示優先度が低いと判定された場合はステ
ップS903に移る。該マルチメディア情報の方が表示
優先度が高いと判定されると、ステップS907におい
て左側の要素と位置を交換してレイアウトすることが可
能かどうか判定される。
【0098】この判定は、該画像表示装置のレイアウト
規則によって判定される。
【0099】位置の交換が不可能と判定された場合は、
ステップS903に移る。位置の交換が可能と判定され
ると、ステップS908において、まず該マルチメディ
ア情報を左側の要素があった位置にレイアウトし、左側
にあった要素は該位置の右隣にレイアウトする。そし
て、ステップS903に戻る。
【0100】ステップS905において左側に要素が無
かった場合は、ステップS909〜ステップS912に
おいて、該マルチメディア情報に関して垂直方向のレイ
アウト変更を行なう。
【0101】まずステップS909において該マルチメ
ディア情報の上側の右側に別の要素があるかどうかをチ
ェックする。要素が無い場合はステップS903に移
る。
【0102】要素がある場合はステップS910におい
て、表示優先度が該マルチメディア情報より高いかどう
かを判定する。表示優先度の算出方法はステップS90
6と同様である。
【0103】該マルチメディア情報の方が表示優先度が
低いと判定された場合はステップS903に移る。
【0104】該マルチメディア情報の方が表示優先度が
高いと判定されると、ステップS911において上側の
要素と位置を交換してレイアウトすることが可能かどう
か判定される。
【0105】この判定は、該画像表示装置のレイアウト
規則によって判定される。位置の交換が不可能と判定さ
れた場合は、ステップS903に移る。位置の交換が可
能と判定されると、ステップS912において、まず該
マルチメディア情報を左側の要素があった位置にレイア
ウトし、左側にあった要素は該位置の右隣にレイアウト
する。そして、ステップS903に戻る。
【0106】図13は本実施例の表示例を示している。
【0107】マルチメディア要素として要素A・B・C
・D・E・F・Gが存在し、全ての要素は他の要素と位
置を交換可能であるとする。各状態において要素名の下
に示している数値は、左側が該要素の累計表示時間であ
り、右側は該累計表示時間と全体経過時間との比を表し
ている。
【0108】最初は状態131であり、要素A・B・C
・Dが表示領域内に表示されており、要素E・F・Gが
表示領域外に配置されている。
【0109】ここで、状態131においては、全体経過
時間が500であり、各表示要素に関しては、要素E・
F・Gがそれぞれ要素B・C・Dよりも累計表示時間が
長い。
【0110】まず要素Eに関して、上の右端の要素であ
る要素Dよりも比の値が大きいため、要素DとEの交換
が行なわれる。
【0111】同様に、要素Fに関して、交換された要素
Dと比の比較が行なわれ、要素DとFの交換が行なわれ
る。要素Gに関しても同様であり、結果として状態13
2の配置に変更される。
【0112】状態132において、全体経過時間が60
0となった時点でレイアウト変更が行なわれるとする
と、状態131からの遷移と同様に、要素Cに対して要
E・F・Gの交換が行なわれる。その結果、状態133
の配置に変更される。
【0113】なお、要素F・Gは要素Eよりも比の値が
大きいが、その差が小さいために要素F・Gは要素Eと
交換されない。
【0114】状態133において、全体経過時間が70
0となった時点でレイアウト変更が行なわれるとする
と、以前の遷移と同様に、要素Bに対して要素E・F・
Gの交換が行なわれる。その結果、状態134の配置に
変更される。
【0115】結果として、状態131の配置と比較し
て、状態134においては累計表示時間の長い要素A・
E・F・Gが表示領域の上部に集中して配置されてお
り、より注目時間が長い情報を表示領域内部に集中して
表示させることができる。
【0116】(実施例4)図1のシステム構成を持つ画
像処理装置において、マルチメディア情報を表示してい
る際、その表示時間に合わせて表示情報のレイアウトを
動的に変更する方式の詳細な説明を以下に示す。
【0117】図11は本方式の概略フローチャートであ
る。
【0118】図11において、まずステップS111で
は制御部11が時間認識部14に対して全体の経過時間
を問い合わせる。次にステップS112において、該経
過時間を元にして大きさ更新を行なうかどうかを決定す
る。
【0119】これは実施例2におけるステップS72と
同様の処理である。
【0120】大きさを更新すね時間であると判断される
と、ステップS113においてレイアウトを変更する。
レイアウトを行なった後、ステップS114において表
示部12に表示を行なう。
【0121】ステップS113における、レイアウト変
更処理の詳細は図9のものとなり、実施例3と同様であ
る。
【0122】
【発明の効果】請求項1記載の画像処理装置によれば、
表示時間の長さによって表示データの大きさを変更して
表示するため、表示時間の長い、利用者がよく見る情報
を大きくして、表示時間の短い、利用者があまり見ない
情報を小さくして表示することによって、重要な情報を
より大きく表示しつつ、かつ全体として表示領域を有効
に利用することができる。
【0123】請求項2記載の画像処理装置によれば、利
用者からの再表示要求に応じてデータの大きさを変更し
て表示することで、利用者の意志に応じた表示変更を行
なうことができる。
【0124】請求項3記載の画像処理装置によれば、表
示処理が利用者から特に指示を受けなくても、自動的に
データの大きさを変更するので、利用者が指示を行なう
必要がなく、表示変更をおこなうことができる。
【0125】請求項4記載の画像処理装置によれば、表
示時間の長さによって表示データのレイアウトを変更
し、より表示時間の長い利用者がよく見るデータを特定
の領域に集中させて表示することができる。
【0126】又、利用者からの再表示要求に応じてレイ
アウトを変更して表示することで、利用者の意志に応じ
たレイアウト変更を行なうことができる。
【0127】更に表示処理が利用者から特に指示を受け
なくても、自動的にレイアウトを変更するので、利用者
が指示を行なう必要がなく、よく見るデータを集中させ
て表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に示す画像処理装置のシステム構成を示
す図である。
【図2】実施例1の概略動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】実施例1の大きさ更新処理の詳細動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】マルチメディア情報の管理データ構造を示す図
である。
【図5】マルチメディア情報の管理データの例を示す図
である。
【図6】マルチメディア情報の大きさを決定するための
表を示す図である。
【図7】実施例2の概略動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】実施例3の概略動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】実施例3のレイアウト処理の動作を示すフロー
チャートである。
【図10】実施例3の優先度算出処理の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図11】実施例4の概略動作を示すフローチャートで
ある。
【図12】実施例1の表示例を示す図である。
【図13】実施例3の表示例を示す図である。
【符号の説明】
11 制御部 12 表示部 13 入力部 14 時間認識部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像,文字等のマルチメディア情報を表
    示するための画像処理装置であって、情報を表示する表
    示時間を認識するための認識処理手段と、前記表示時間
    に合わせて、表示データの大きさを可変して表示する可
    変表示処理手段とを有することを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記可変表示処理手段は、表示時間に合
    わせて次回の表示時の表示データの大きさを変更する表
    示変更手段を有することを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記可変表示処理手段は、予め定めた表
    示時間のテーブルに基づき、自動的に表示データの大き
    さを選択することを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記可変表示処理手段は、前記表示時間
    に合わせて、表示データのレイアウトを変更して表示す
    る処理を実行することを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
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