JP2009258817A - タッチパネル型操作装置及び表示制御方法 - Google Patents

タッチパネル型操作装置及び表示制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009258817A
JP2009258817A JP2008104354A JP2008104354A JP2009258817A JP 2009258817 A JP2009258817 A JP 2009258817A JP 2008104354 A JP2008104354 A JP 2008104354A JP 2008104354 A JP2008104354 A JP 2008104354A JP 2009258817 A JP2009258817 A JP 2009258817A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
display
control key
key
display mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008104354A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Okawara
宏治 大川原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
Priority to JP2008104354A priority Critical patent/JP2009258817A/ja
Publication of JP2009258817A publication Critical patent/JP2009258817A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】制御キーごとの時間帯ごとの操作頻度に基づいて制御キーの大きさを自由に切り替える。
【解決手段】複数の制御キーを表示する表示部と、制御キーに対する接触を検出する検出部と、検出部により検出されるそれぞれの制御キーの接触回数を、時間帯ごとに記憶する記憶部と、記憶部により記憶されている、現在時刻を含む時間帯におけるそれぞれの制御キーの接触回数に基づいて、表示部におけるそれぞれの制御キーの表示態様を切り換える制御部と、を備えることにより、制御キーごとの時間帯ごとの操作頻度に基づいて制御キーの大きさを自由に切り替えることができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、液晶タッチパネルを用いたタッチパネル型操作装置及び表示制御方法に関する。
近年、プッシュボタン型のリモコンに代わり、液晶タッチパネルを用いたリモコンが知られている(以下、液晶タッチパネルリモコンと称する)。液晶タッチパネルは、液晶パネル上にタッチパネルが載置されたものであり、タッチパネルを透過する形でタッチ位置目標及び制御内容を示す制御キーを表示する。
液晶タッチパネルリモコンに表示された制御キーを手指やタッチペン等で押下することで、当該制御キーに対応する制御信号を送出し、目的機器の遠隔制御を行うことができる。つまり、制御キーのそれぞれには、目的機器を遠隔制御するための機能が割り当てられている。
液晶タッチパネルリモコンを用いることにより、制御キーの種類や大きさ、配置等を自由に変更することができるので、制御キーのパターンを複数用意し、適宜切り替えることができる。
例えば、特許文献1には、表示部の表示をユーザにわかりやすい表示に変更することが可能な技術が開示されている。また、例えば、特許文献2には、外部メモリから読み込んだ表示データに基づいて複数の電子機器のリモコンそれぞれに対応したキーを表示させることで、複数の電子機器の操作を単一のリモコンで行うことが可能な技術が開示されている。
また、例えば、特許文献3には、ユーザの使用状況に応じて自動的に操作パネルの表示形態を変更することが可能な技術が開示されている。具体的には、ユーザのキー操作回数に応じてキーを拡大、変形、変色する等表示形態の変更を行う。
特開2007−28136号公報 特開平6−6872号公報 特開2003−280782号公報
上述したように、従来の液晶タッチパネルリモコンの中には、制御キーのパターンを複数用意し自由に切り替え可能なものが存在するが、当該キーパターンの切り替え作業は、ユーザが用意されたハードキーや特別なメニューを操作する必要があり、煩わしかった。
また、ユーザや制御対象によってタッチ位置が偏り、特にタッチ検出領域が小さい場合には、高頻度な使用位置に対しパネルの劣化(例えば、パネルコーティング剥げや傷等)や汚れが集中しがちである。
また、キー操作回数に応じて自動的にキー表示の変更を行うものがあるが、時間帯によってユーザが頻繁に使用するキーは異なる可能性があり、必ずしも最適なキー表示が行われているとはいえない。
本発明は、制御キーごとの時間帯ごとの操作頻度に基づいて制御キーの大きさを自由に切り替えることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、タッチパネル型操作装置において、複数の制御キーを表示する表示部と、前記制御キーに対する接触を検出する検出部と、前記検出部により検出されるそれぞれの制御キーの接触回数を、時間帯ごとに記憶する記憶部と、前記記憶部により記憶されている、現在時刻を含む時間帯におけるそれぞれの制御キーの接触回数に基づいて、前記表示部におけるそれぞれの制御キーの表示態様を切り換える制御部と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のタッチパネル型操作装置において、前記制御部は、現在時刻を含む時間帯における前記接触回数が第1接触回数以上である制御キーについては第1表示態様で前記表示部に表示させる一方、前記接触回数が前記第1接触回数未満である制御キーについては前記第1表示態様よりも表示領域の小さい第2表示態様で前記表示部に表示させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のタッチパネル型操作装置において、前記制御部は、現在時刻を含む時間帯における前記接触回数が前記第1接触回数より少ない第2接触回数未満である制御キーについては前記第2表示態様よりも表示領域が小さい第3表示態様で前記表示部に表示させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載のタッチパネル型操作装置において、前記制御部は、現在時刻を含む時間帯において、最も前記接触回数が多い前記制御キーを、前記表示部の所定の領域に表示させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載のタッチパネル型操作装置において、前記制御部は、全時間帯で最も前記接触回数が多い前記制御キーを、前記表示部の所定の領域に表示させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、表示部に複数の制御キーを表示する操作装置における表示制御方法であって、前記制御キーの接触を検出し、検出した制御キーの接触回数を時間帯ごとに計数し、現在時刻を含む時間帯における前記接触回数に基づいてそれぞれの制御キーの表示態様を決定し、前記表示部に表示することを特徴とする。
本発明によれば、制御キーごとの時間帯ごとの操作頻度に基づいて制御キーの大きさを自由に切り替えることができる。
これにより、時間帯ごとに操作頻度の高い制御キーの操作目標(タッチ位置目標)の範囲面積が広がり、実際の押下ポイントを分散させることができるので、タッチ位置の偏りを解消し、パネルの劣化や汚れの集中を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、本発明に係るタッチパネル型操作装置を液晶タッチパネルリモコンに適用した場合について例示する。
図1は、本実施形態に係る液晶タッチパネルリモコン100の一例を示す外観図である。また、図2は、図1に示した液晶タッチパネルリモコン100のタッチ検出領域について示した説明図である。
図1に示すように、液晶タッチパネルリモコン100は、表示部1を備える。表示部1上には、例えば、電源キー(POWERキー)、音量キー(VOL.キー)、チャンネルキー(「1」キー、「2」キー、・・・)等の制御キー、現在時刻等が表示される。本実施形態では、詳しくは後述するが、表示部1に表示される文字や図形、及びタッチ位置目標(枠)の表示は、ドットマトリクス式で行われる(図5参照)。
また、図2に示すように、表示部1は、AR0、AR1、といったタッチ検出領域を備える。タッチ検出領域とは、ユーザによる操作(接触)に伴い検出された位置に基づいて、操作された制御キーを特定することが可能な範囲のことである。なお、タッチ検出領域は、各制御キーのタッチ位置目標に一致するように設定されるのが望ましい。
図3は、本実施形態に係る液晶タッチパネルリモコン100の概略構成を示すブロック図である。なお、本実施形態に係る液晶タッチパネルリモコン100は、従来の液晶タッチパネルリモコン100と同様の構成で実施することが可能である。
図3に示すように、液晶タッチパネルリモコン100は、表示部1と、表示処理部2と、制御部3と、発信部4と、メモリ5と、を備えて構成される。
表示部1は、例えば、液晶パネル12上にタッチパネル11が載置された液晶タッチパネルである。表示部1の液晶パネル12は、タッチ位置目標及び制御内容を示す制御キー等を表示する。また、表示部1のタッチパネル11は、ユーザによる制御キーの操作(例えば、手指やタッチペン等による押下)を検出する。すなわち、表示部1は、ユーザのキー操作に対応して制御対象機器の制御を行うための操作部としての機能を有する。
ユーザによる制御キーの操作が検出されると、検出位置情報(タッチ座標情報)が制御部3に入力され、当該検出位置情報に対応した制御キーに割り当てられている制御信号が発信部4に送信されることとなる。
なお、本実施形態では、液晶パネル12の表示方式をドットマトリクス式としている。ドットマトリクス式とは、細分化した画点(ドット)を集合させて並べ、任意箇所を点灯できる「ドットマトリクス」を構成し、データ化した図案(ドットマップ、表示用データ)に従い、ドット画を表示する方法のことである。
表示処理部2は、メモリ5から制御部3を介して読み出された表示用データ(制御キーの画像データ)に基づいて、液晶パネル12に制御キー等を表示させるための制御を行う。液晶パネル12の表示方式(例えば、ドットマトリクス式)に対応した表示を行うことができるように液晶表示ドライバの設定が行われる。
発信部4は、制御部3から送信された制御信号(リモコン信号)を発信する。本実施形態では、赤外線信号をリモコン信号としている。
メモリ5は、例えば、半導体メモリ等で構成され、表示部1で表示される表示用データや、時間帯ごとに各制御キーの累積押下回数(接触回数)と表示モードを対応付けた制御キーテーブル等を記憶する。メモリ5は、例えば、図4に示す制御キーテーブルを記憶している。
図4は、各制御キーの時間帯ごとの累積押下回数及び表示モードについて示した制御キーテーブルである。表示モードとは、表示部1における制御キーの表示態様を示すものである。液晶タッチパネルリモコン100は、例えば、通常表示モード、制御キーを通常表示モードよりも大きく表示する拡大表示モード、制御キーを通常表示モードよりも小さく表示する縮小表示モードを備えている。
なお、図4には、「1」キーに関するデータだけ抜粋して示しているが、他の制御キーに対しても同様に時間帯ごとの累積押下回数及び表示モードのデータが記憶されている。
本実施形態では、0:44を開始時刻として、1時間間隔で1日を24の時間帯に分割している。そして、ユーザによって操作された制御キーの押下回数を時間帯ごとに計数するようにしている。
図4に示すように、「1」キーは、6:44〜、7:44〜、8:44〜の間に100回以上押下されている。また、「1」キーについて、累積押下回数が100回以上の時間帯では表示モードが「拡大」に設定され(拡大表示モード)、それ以外の時間帯では表示モードが「通常」に設定されている(通常表示モード)。
制御部3は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備えて構成され、液晶タッチパネルリモコン100の各部を制御する。
RAMは、CPUにより実行された処理プログラム等を、RAM内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
ROMは、例えば、半導体メモリ等で構成され、処理プログラムやデータ等が予め記憶されている。ROMには、例えば、制御キーごとの累積押下回数に応じて表示モードの切り替えを行う頻度判定プログラム等が記憶されている。
CPUは、ROMに格納された処理プログラム等を読み出して、RAMに展開して実行することにより、液晶タッチパネルリモコン100全体の制御を行う。
CPUは、例えば、メモリ5に記憶されている時間帯ごとの各制御キーの累積押下回数(図4の制御キーテーブル参照)に応じて当該制御キーの大きさを拡大したり、縮小したりする処理を行う。すなわち、時間帯ごとの各制御キーの累積押下回数に応じて、それぞれの制御キーの表示モードを、通常表示モード、拡大表示モード、縮小表示モードの何れかに切り換える。
なお、表示部1に表示する制御キー画像の拡大/縮小に伴い、これに対応するタッチ検出領域は拡大/縮小されるものとする。
例えば、図4に示す制御キーテーブルに従って「1」キーの表示制御を行うと、6:44〜、7:44〜、8:44〜の時間帯は表示モードが「拡大」に設定されているので、現在時刻がこれらの時間帯に含まれる場合には「1」キーの拡大表示を行う。また、それ以外の時間帯では表示モードが「通常」に設定されているので、現在時刻がこれらの時間帯に含まれる場合には「1」キーの通常表示を行う。
このように、本実施形態に係る液晶タッチパネルリモコン100は、複数の制御キーを表示する表示部(表示部1)と、前記制御キーに対する接触を検出する検出部(タッチパネル11)と、前記検出部により検出されるそれぞれの制御キーの接触回数を、時間帯ごとに記憶する記憶部(メモリ5)と、前記記憶部により記憶されている、現在時刻を含む時間帯におけるそれぞれの制御キーの接触回数に基づいて、前記表示部におけるそれぞれの制御キーの表示態様(表示モード)を切り替える制御部(制御部3)と、を備える。
液晶タッチパネルリモコン100は、上記構成を備えることにより、制御キーごとの操作頻度に基づいて制御キーの大きさを自由に切り替えることができる。
以下、液晶タッチパネルリモコン100における制御キーの大きさの切り替え方法について、第1実施形態から第4実施形態を例に用いて説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態では、液晶タッチパネルリモコン100において、時間帯ごとに操作頻度の高い制御キーを拡大表示させる場合について説明する。
図5は、第1実施形態で用いる制御キーの表示用データの一例について示した説明図である。図5には、液晶タッチパネルリモコン100と、POWERキーを含む範囲Pの拡大図が示されている。この表示用データは、メモリ5に記憶されている。
本実施形態では、図5に示すように、制御キーのタッチ位置目標(枠)とその機能を示す文字についてそれぞれ通常のものと大きいものが用意されている。
図5(A)は、通常表示モードにおいて使用されるPOWERキーの表示用データである。また、図5(B)は、拡大表示モードにおいて使用されるPOWERキーの表示用データである。図5(B)は図5(A)に比べ、枠と文字(POWER)が大きくなっている。
制御部3は、制御キーごとに時間帯ごとの累積押下回数を管理し、通常表示モードと拡大表示モードを制御キーごとに独立して設定して切り替える。第1実施形態では、累積押下回数がn回未満だった場合は通常表示モードによる表示を行い、累積押下回数がn回に達した場合は拡大表示モードによる表示に切り替えるようにしている。
具体的には、当該切り替えは、累積押下回数に基づいて表示モードの変更を行う頻度判定処理(後述する図9)、及び当該頻度判定処理の結果設定された表示モードに基づいて各制御キーの大きさを切り替える表示制御処理(後述する図10)により行われる。
なお、本実施形態では、n=100とする。つまり、現在時刻を含む時間帯における累積押下回数が100回以上となっている制御キーについては、拡大表示モードによる表示が行われる。
図6は、「6:44〜」の時間帯の各制御キーの累積押下回数及び表示モードについて示した制御キーテーブルである。
図6に示すように、「1」キー、「8」キーは100回以上押下されているので、「6:44〜」の時間帯に拡大表示されるよう表示モードが「拡大」に設定されている。つまり、当該時間帯になると、「1」キー、「8」キーは自動的に拡大表示されることとなる。
例えば、現在時刻がAM7:00の場合には、制御キーの大きさは図7,8に示すようになる。
図7は、図6で示された制御キーテーブルに従う制御キーの表示例について示した説明図である。また、図8は、図7に示した液晶タッチパネルリモコン100のタッチ検出領域について示した説明図である。
図7に示すように、AM7:00の時点(6:44〜の時間帯)では「1」キー、「8」キーの表示モードが「拡大」に設定され、その他の制御キーの表示モードは「通常」に設定されている。したがって、図7に示すように、「1」キー、「8」キーだけが拡大表示され、その他の制御キーは通常表示とされている。また、図8では、それに合わせて上記制御キーのタッチ検出領域が拡大設定されている。例えば、「7」キーが表示されているタッチ検出領域AR11は通常の大きさであるが、「1」キーが表示されているタッチ検出領域AR01は拡大されていることがわかる。
図9は、本実施形態に係る液晶タッチパネルリモコン100内で行われる頻度判定処理の一例について示したフローチャートである。この頻度判定処理Aは、ユーザによる制御キー操作が検出されたことを契機に、CPUがROMに格納されている頻度判定処理プログラムを実行することにより実現される。
図9に示すように、ステップS11では、ユーザにより押下された制御キー及び押下時刻が判別される。ユーザにより制御キーが押下された場合、当該制御キーに該当する部分のタッチ検出領域がタッチを検出し、当該検出位置情報を制御部3に送信する。制御部3は、当該検出位置情報に対応した制御信号を発信部4に入力し、当該制御信号は各制御機器に向けて発信されることとなる。
また、押下時刻は制御部3のタイマ(図示せず)により取得され、取得された時刻(検出位置情報を受信した時刻)に応じて次のステップ以降で参照されるカウンタ(累積押下カウンタ)が選択される。
ステップS12では、ステップS11で判別された制御キーの押下時間帯の累積押下回数カウンタの値が1加算される。
ステップS13では、ステップS11で判別された制御キーの押下時間帯の累積押下回数カウンタの値がn以上であるか否かが判定される。nの値は、ユーザの好みで自由に設定することができる。カウンタの値がn以上であった場合は、次のステップS14へと移行し、カウンタの値がn未満であった場合は、当該頻度判定処理を終了する。
ステップS14では、ステップS11で判別された制御キーの当該時間帯の表示モード設定が「拡大」に変更される。そして、後述する表示制御処理において、当該制御キーの表示・検出領域が「拡大表示モード」に切り替えられることとなる。なお、ステップS14の処理が行われる前に、既に表示モードが「拡大」に設定されていた場合は、そのまま「拡大表示モード」が維持される。
この頻度判定処理によって設定された累積押下回数及び表示モードは、メモリ5に記憶されている制御キーテーブル(図4、図6参照)に格納される。
図10は、本実施形態に係る液晶タッチパネルリモコン100内で行われる制御キーの表示制御処理の一例について示したフローチャートである。ここで、各制御キーは、初期状態として全て通常表示モードで表示されているものとする。
図10に示すように、ステップS101では、現在時刻を含む時間帯の制御キーテーブルが参照される。例えば、AM7:00の時点では、図6のような制御キーテーブルが参照されることとなる。
ステップS102では、ステップS101で参照された制御キーテーブルの表示モード欄に変更があるか否かが判定される。当該判定は、制御キーごとに、現在表示されている画面の表示モードと、制御キーテーブルの表示モード欄とを比較することにより行われる。例えば、図9のステップS14により表示モードが変更される場合と、時間帯が変化したことにより表示モードが変更される場合がある。そして、表示モードに変更があった場合は、次のステップS103へと移行し、表示モードに変更がなかった場合は、ステップS101へと移行し、当該表示制御処理が繰り返されることとなる。
ステップS103では、ステップS101で参照された制御キーテーブルの表示モード(変更後の表示モード)に基づいて、該当する制御キーの表示態様が変更される。
このように、第1実施形態では、各制御キーの時間帯ごとの累積押下回数をカウントし記憶しておき、当該累積押下回数が所定の回数に達した場合に当該時間帯において拡大表示を行うようにしている。
すなわち、制御部3は、現在時刻を含む時間帯における接触回数が第1接触回数(例えば、100回)以上である制御キー(図6に示す制御キーテーブルでは「1」、「8」キー)については第1表示態様(拡大表示モード)で表示部1に表示させる。一方、接触回数が第1接触回数未満である制御キーについては第1表示態様よりも表示領域の小さい第2表示態様(通常表示モード)で表示部1に表示させる。
これにより、制御キーごとの時間帯ごとの操作頻度に基づいて制御キーの大きさを切り替えることができるので、ユーザにとって最適なキー表示を行うと同時に、パネルの劣化や汚れを防ぐことができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、時間帯ごとに操作頻度の高い制御キーを拡大表示するようにしているが、時間帯ごとに操作頻度の低い制御キーを縮小表示させることで、誤操作を防止するよう設定することも可能である。
第2実施形態では、液晶タッチパネルリモコン100において、第1実施形態と同様に、時間帯ごとに操作頻度の高い制御キーを拡大表示させるとともに、時間帯ごとに操作頻度の低い制御キーについては縮小表示させる場合について説明する。
図11は、第2実施形態で用いる制御キーの表示用データの一例について示した説明図である。図11には、液晶タッチパネルリモコン100と、POWERキーを含む範囲Pの拡大図が示されている。この表示用データは、メモリ5に記憶されている。
第2実施形態では、図11に示すように、制御キーのタッチ位置目標(枠)とその機能を示す文字について通常で用意されるものの他に、大きいものと小さいものが用意されている。第1実施形態で用いられる表示用データ(図5参照)に加えて、縮小表示モードにおいて使用されるPOWERキーの表示用データ(図11(C))が用意されている。
図11(B)は図11(A)に比べ、枠と文字(POWER)が大きくなっており、図11(C)は図11(A)に比べ、枠と文字(POWER)が小さくなっている。
制御部3は、制御キーごとに時間帯ごとの累積押下回数を管理し、通常表示モード、拡大表示モード、縮小表示モードを制御キーごとに独立して設定して切り替える。第2実施形態では、累積押下回数がm回未満だった場合は縮小表示モードによる表示を行い、累積押下回数がn回に達した場合は拡大表示モードによる表示を行う。そして、累積押下回数がm回以上n回未満だった場合は通常表示モードによる表示を行う。
なお、第2実施形態では、n=100、m=20とする。つまり、現在時刻を含む時間帯における累積押下回数が100回以上となっている制御キーについては拡大表示モードによる表示が行われ、累積押下回数が20回未満となっている制御キーについては、縮小表示モードによる表示が行われる。
図12は、「6:44〜」の時間帯の各制御キーの累積押下回数及び表示モードについて示した制御キーテーブルである。
図12に示すように、「1」キー、「8」キーは100回以上押下されているので、「6:44〜」の時間帯に拡大表示されるよう表示モードが「拡大」に設定されている。また、「2」キー、「5」キー、「11」キーは20回未満しか押下されていないので、当該時間帯に縮小表示されるよう表示モードが「縮小」に設定されている。つまり、当該時間帯になると、「1」キー、「8」キーは自動的に拡大表示され、「2」キー、「5」キー、「11」キーは自動的に縮小表示されることとなる。
例えば、現在時刻がAM7:00の場合には、制御キーの大きさは、図13,14に示すようになる。
図13は、図12で示された制御キーテーブルに従う制御キーの表示例について示した説明図である。また、図14は、図13に示した液晶タッチパネルリモコン100のタッチ検出領域について示した説明図である。
図13に示すように、AM7:00の時点(6:44〜の時間帯)では「1」キー、「8」キーが拡大表示され、「2」キー、「5」キー、「11」キーが縮小表示されている。また、図14では、それに合わせて上記制御キーのタッチ検出領域が拡大及び縮小設定されている。
なお、図13,14では、「1」キー、「8」キーの大きさは、第1実施形態(図7,8参照)と比較して大きくなっている。つまり、第2実施形態では、拡大表示モードで表示される制御キーの上下左右に隣接する制御キーが縮小表示モードで表示される場合には、拡大しうる領域が拡がるので、さらに大きな表示とするようにしている。図11(B)に示す拡大表示モードの表示用データを複数用意しておき、隣接する制御キーの表示モードに応じて適宜選択することで実現できる。これにより、操作頻度の高い制御キーの表示領域はさらに大きくなるので、押下ポイントをいっそう分散させることができる。
図15は、本実施形態に係る液晶タッチパネルリモコン100内で行われる頻度判定処理の一例について示したフローチャートである。この頻度判定処理Bは、ユーザによる制御キー操作が検出されたことを契機に、CPUがROMに格納されている頻度判定処理プログラムを実行することにより実現される。
図15に示すように、ステップS21では、ユーザにより押下された制御キー及び押下時刻が判別される。ユーザにより制御キーが押下された場合、当該制御キーに該当する部分のタッチ検出領域がタッチを検出し、当該検出位置情報を制御部3に送信する。制御部3は、当該検出位置情報に対応した制御信号を発信部4に入力し、当該制御信号は各制御機器に向けて発信されることとなる。
また、押下時刻は制御部3のタイマ(図示せず)により取得され、取得された時刻(検出位置情報を受信した時刻)に応じて次のステップ以降で参照されるカウンタ(累積押下カウンタ)が選択される。
ステップS22では、ステップS21で判別された制御キーの押下時間帯の累積押下回数カウンタの値が1加算される。
ステップS23では、ステップS21で判別された制御キーの押下時間帯の累積押下回数カウンタの値がn以上であるか否かが判定される。nの値は、ユーザの好みで自由に設定することができる。カウンタの値がn以上であった場合は、次のステップS24へと移行し、カウンタの値がn未満であった場合は、ステップS25へと移行する。
ステップS24では、ステップS21で判別された制御キーの当該時間帯の表示モード設定が「拡大」に変更される。そして、当該制御キーの表示・検出領域が「拡大表示モード」に切り替えられることとなる。なお、ステップS24の処理が行われる前に、既に表示モードが「拡大」に設定されていた場合は、そのまま「拡大表示モード」が維持される。
ステップS25では、ステップS21で判別された制御キーの押下時間帯の累積押下回数カウンタの値がm未満であるか否かが判定される。mの値は、ユーザの好みで自由に設定することができる。カウンタの値がm未満であった場合は、次のステップS26へと移行し、カウンタの値がm以上であった場合は、ステップS27へと移行する。
ステップS26では、ステップS21で判別された制御キーの当該時間帯の表示モード設定が「縮小」に変更される。そして、当該制御キーの表示・検出領域が「縮小表示モード」に切り替えられる。なお、ステップS26の処理が行われる前に、既に表示モードが「縮小」に設定されていた場合は、そのまま「縮小表示モード」が維持される。
ステップS27では、ステップS21で判別された制御キーの当該時間帯の表示モード設定が「通常」のまま維持される。なお、ステップS27の処理が行われる前に、表示モードが「縮小」に設定されていた場合は、「通常」に切り替えられる。
この頻度判定処理によって設定された累積押下回数及び表示モードは、メモリ5に記憶されている制御キーテーブル(図4、図12参照)に格納される。
なお、制御キーの表示制御処理については、第2実施形態においても第1実施形態と同様に行われる。すなわち、図10に示す表示制御処理に従って、制御キーの表示制御が行われる。
このように、第2実施形態では、時間帯ごとの操作頻度により制御キーを自動的に拡大表示又は縮小表示させるようにしている。
すなわち、制御部3は、現在時刻を含む時間帯における接触回数が第1接触回数(例えば、100回)より少ない第2接触回数(例えば、20回)未満である制御キーについては第2表示態様(通常表示モード)よりも表示領域が小さい第3表示態様(縮小表示モード)で表示部1に表示させる。
これにより、制御キーごとの時間帯ごとの操作頻度に基づいて制御キーの大きさを切り替えることができるので、ユーザにとって最適なキー表示を行うと同時に、パネルの劣化や汚れを防ぐことができる。
なお、第2実施形態に従って縮小表示モードによる制御キーの表示を行う場合、初期状態(全ての制御キーが未使用)において全ての制御キーが縮小表示とされてしまうのを回避するため、縮小表示モードによる表示は所定期間(例えば、1日)経過ごとに有効とするのが望ましい。
(第3実施形態)
第3実施形態では、液晶タッチパネルリモコン100において、時間帯ごとに操作頻度が最も高い制御キーを特定の領域に拡大表示させる場合について説明する。
なお、第3実施形態では、数字キーのみを特定の領域(特定領域S)に拡大表示させるものとし、リモコン操作時に必ず使用するPOWERキーやVOL.キー等の数字以外のキーは、必然的に操作頻度が高くなるので、特定領域Sに拡大表示させないものとする。また、各制御キーの表示用データとしては、第1実施形態又は第2実施形態と同様の表示用データ(図5,図11参照)を利用できる。
図16は、「6:44〜」の時間帯の各制御キーの累積押下回数及び表示モードについて示したテーブルである。第1実施形態に係る図6の制御キーテーブルと比較して、当該時間帯における累積押下回数が最も多い制御キーについて、累積押下回数が最大であることを示す情報が付加されている点が異なる。すなわち、第3実施形態では、時間帯ごとに、一つの制御キーに対して表示モードとして「拡大(最大)」が設定される。
図16では、当該時間帯において「8」キーの累積押下回数が最大であることを示している。この場合、「6:44〜」の時間帯では、「8」キーが、表示部1の特定領域Sに表示されることとなる。
図17は、図16で示された制御キーテーブルに従う制御キーの表示例について示した説明図である。また、図18は、図17に示した液晶タッチパネルリモコン100のタッチ検出領域について示した説明図である。なお、第3実施形態では、「SELECT」キーと時刻表示で挟まれた領域を特定領域Sとしている。
図17に示すように、AM7:00の時点(6:44〜の時間帯)では「1」キー、「8」キーが拡大表示され、特定領域Sには、当該時間帯の累積押下回数が最大の「8」キーが拡大表示されている。また、図18に示すように、「1」キー、「8」キーの拡大表示に合わせて対応するタッチ検出領域が拡大設定されるとともに、特定領域Sにもタッチ検出領域が設定される。
図19は、本実施形態に係る液晶タッチパネルリモコン100内で行われる最高頻度判定処理の一例について示したフローチャートである。この最高頻度判定処理Aは、ユーザによる制御キー操作が検出されたことを契機に、CPUがROMに格納されている最高頻度判定処理プログラムを実行することにより実現される。
図19に示すように、ステップS31では、ユーザにより押下された制御キー及び押下時刻が判別される。ユーザにより制御キーが押下された場合、当該制御キーに該当する部分のタッチ検出領域がタッチを検出し、当該検出位置情報を制御部3に送信する。制御部3は、当該検出位置情報に対応した制御信号を発信部4に入力し、当該制御信号は各制御機器に向けて発信されることとなる。
また、押下時刻は制御部3のタイマ(図示せず)により取得され、取得された時刻(検出位置情報を受信した時刻)に応じて次のステップ以降で参照されるカウンタ(累積押下カウンタ)が選択される。
ステップS32では、ステップS31で判別された制御キーの押下時間帯の累積押下回数カウンタの値が1加算される。
ステップS33では、ステップS31で判別された制御キーの押下時間帯の累積押下回数カウンタの値がn以上であるか否かが判定される。nの値は、ユーザの好みで自由に設定することができる。カウンタの値がn以上であった場合は、次のステップS34へと移行し、カウンタの値がn未満であった場合は、S35へと移行する。
ステップS34では、ステップS31で判別された制御キーの当該時間帯の表示モード設定が「拡大」に変更される。そして、当該制御キーの表示・検出領域が「拡大表示モード」に切り替えられる。なお、ステップS34の処理が行われる前に、既に表示モードが「拡大」に設定されていた場合は、そのまま「拡大表示モード」が維持される。
ステップS35では、当該押下時間帯の中で当該制御キーの累積押下回数が最大であるか否かが判定される。累積押下回数が最大であった場合は、次のステップS36へと移行し、累積押下回数が最大でなかった場合は、当該最高頻度判定処理を終了する。
ステップS36では、当該キーの当該時間帯の表示モード設定が「拡大(最大)」に変更される。そして、当該押下時間帯に当該キーが特定領域Sに拡大表示されることとなる。なお、ステップS36の処理が行われる前に、既に表示モードが「拡大(最大)」に設定されていた場合は、そのまま維持される。
この頻度判定処理によって設定された累積押下回数及び表示モードは、メモリ5に記憶されている制御キーテーブル(図4、図16参照)に格納される。
なお、制御キーの表示制御処理については、第2実施形態においても第1実施形態と同様に行われる。すなわち、図10に示す表示制御処理に従って、制御キーの表示制御が行われる。
このように、第3実施形態では、時間帯ごとの操作頻度により制御キーが自動的に拡大表示されると同時に、当該時間帯に最も操作頻度の高い制御キーを特定の領域に設けるようにしている。
すなわち、制御部3は、現在時刻を含む時間帯において、最も接触回数が多い制御キーを、表示部1の所定の領域Sに表示させる。
このように特定領域に新たに最高頻度の制御キーを設けることで、最高頻度のキーが2つ表示されることになり、ユーザによる押下を分散することができる。
なお、第2実施形態と組み合わせて、操作頻度の低い制御キーについては縮小表示モードにより表示するようにしてもよい。
(第4実施形態)
第4実施形態では、液晶タッチパネルリモコン100において、全時間帯で最も操作頻度の高い制御キーを特定の領域に拡大表示させる場合について説明する。
なお、第4実施形態では、数字キーのみを特定の領域に拡大表示させるものとし、必ず使用するPOWERキーやVOL.キー等の数字以外のキーは特定の領域に拡大表示させないものとする。また、各制御キーの表示用データとしては、第1実施形態又は第2実施形態と同様の表示用データ(図5,図11参照)を利用できる。
図20は、「6:44〜」の時間帯の各制御キーの累積押下回数、表示モード及び全時間帯累積押下回数について示した制御キーテーブルである。図19に示すように、第4実施形態では、時間帯ごとの制御キーの累積押下回数とともに、全時間帯にわたる累積押下回数(全時間帯累積押下回数)が制御キーテーブルに格納され、これに基づいて表示モードを設定するようにしている。
図20に示すように、「1」キーは100回以上押下されているので、「6:44〜」の時間帯に拡大表示されるよう表示モードが「拡大」に設定されている。つまり、当該時間帯になると、「1」キーは自動的に拡大表示されることとなる。
また、「8」キーは100回以上押下されており、全時間帯累積押下回数が最大となっているので、「6:44〜」の時間帯に拡大表示されるとともに、特定領域Sに表示されるように表示モードが「拡大(最大)」に設定されている。つまり、当該時間帯になると、「8」キーは自動的に拡大表示され、特定領域Sに「8」キーが表示されることとなる。
なお、全時間帯累積押下回数が最大であっても、時間帯ごとの累積押下回数が100回未満である場合は、表示モードは「通常(最大)」とされる。この場合、制御キーは通常表示モードにより表示されるが、特定領域Sにも表示されることとなる。
図21は、図20で示された制御キーテーブルに従う制御キーの表示例について示した説明図である。また、図22は、図21に示した液晶タッチパネルリモコン100のタッチ検出領域について示した説明図である。
図21に示すように、AM7:00の時点(6:44〜の時間帯)では「1」キー、「8」キーが拡大表示され、特定領域Sには、全時間帯の累積押下回数が最大の「8」キーが拡大表示されている。また、図21に示すように、「1」キー、「8」キーの拡大表示にあわせて対応するタッチ検出領域が拡大設定されるとともに、特定領域Sにもタッチ検出領域が設定される。
図23は、本実施形態に係る液晶タッチパネルリモコン100内で行われる最高頻度判定処理の一例について示したフローチャートである。この最高頻度判定処理Bは、ユーザによる制御キー操作が検出されたことを契機に、CPUがROMに格納されている最高頻度判定処理プログラムを実行することにより実現される。
図23に示すように、ステップS41では、ユーザにより押下された制御キー及び押下時刻が判別される。ユーザにより制御キーが押下された場合、当該制御キーに該当する部分のタッチ検出領域がタッチを検出し、当該検出位置情報を制御部3に送信する。制御部3は、当該検出位置情報に対応した制御信号を発信部4に入力し、当該制御信号は各制御機器に向けて発信されることとなる。
また、押下時刻は制御部3のタイマ(図示せず)により取得され、取得された時刻(検出位置情報を受信した時刻)に応じて次のステップ以降で参照されるカウンタ(累積押下カウンタ)が選択される。
ステップS42では、ステップS41で判別された制御キーの押下時間帯の累積押下回数カウンタの値が1加算される。
ステップS43では、ステップS41で判別された制御キーの押下時間帯の累積押下回数カウンタの値がn以上であるか否かが判定される。nの値は、ユーザの好みで自由に設定することができる。カウンタの値がn以上であった場合は、次のステップS44へと移行し、カウンタの値がn未満であった場合は、S45へと移行する。
ステップS44では、ステップS41で判別された制御キーの当該時間帯の表示モード設定が「拡大」に変更される。そして、当該制御キーの表示・検出領域が「拡大表示モード」に切り替えられる。なお、ステップS44の処理が行われる前に、既に表示モードが「拡大」に設定されていた場合は、そのまま「拡大表示モード」が維持される。
ステップS45では、全時間帯の中で当該制御キーの累積押下回数が最大であるか否かが判定される。累積押下回数が最大であった場合は、次のステップS46へと移行し、累積押下回数が最大でなかった場合は、当該最高頻度判定処理を終了する。
ステップS46では、当該キーの全時間帯の表示モード設定が「拡大(最大)」又は「通常(最大)」に変更される。そして、当該キーが特定領域Sに拡大表示されることとなる。なお、ステップS46の処理が行われる前に、既に当該キーが特定領域Sに拡大表示されていた場合は、そのまま維持される。
この頻度判定処理によって設定された累積押下回数及び表示モードは、メモリ5に記憶されている制御テーブル(図20参照)に格納される。
なお、制御キーの表示制御処理については、第4実施形態においても第1実施形態と同様に行われる。すなわち、図10に示す表示制御処理に従って、制御キーの表示制御が行われる。
このように、第4実施形態では、時間帯ごとの操作頻度により制御キーが自動的に拡大表示されると同時に、全時間帯で最も操作頻度の高い制御キーを特定の領域に設けるようにしている。
すなわち、制御部3は、全時間帯で最も前記接触回数が多い制御キーを、表示部1の所定の領域Sに表示させる。
このように特定領域に新たに最高頻度の制御キーを設けることで、最高頻度のキーが2つ表示されることになり、ユーザによる押下を分散することができる。
なお、第2実施形態と組み合わせて、操作頻度の低い制御キーについては縮小表示モードにより表示するようにしてもよい。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、本発明をリモコン装置に適用した場合について説明しているが、タッチパネルを表示画面(液晶パネル等)に重ねる構造を持ち、画面上で操作を行うことができる他の装置(タッチパネル型操作装置)においても本発明を適用可能である。つまり、例えば、携帯電話、携帯TV、デジタルカメラ、カーナビゲーション等でも実施可能である。
また、上記実施形態では、液晶タッチパネルリモコン100の表示部1(液晶パネル12)の表示方式をドットマトリクス式としているが、例えば、セグメント式で行ってもよい。セグメント式とは、物理的に用意した固定図案を切り替え表示する方法のことである。
図24は、表示部1の表示方式をセグメント式とした場合に用いられる表示用データの一例について示した説明図である。
図24には、液晶タッチパネルリモコン100と、POWERキーを含む範囲Pの拡大図が示されている。図24(A)は、通常表示モードにおいて使用されるPOWERキーの表示用データである。また、図24(B)は、拡大表示モードにおいて使用されるPOWERキーの表示用データである。図24(B)は(A)に比べ、枠と文字(POWER)が大きくなっている。
セグメント式の場合、パターンを用意できる限りにおいて拡大表示又は縮小表示を行うことが可能である。例えば、表示内容を数字に限定し、かつ数字の大きさに変更を加えないならば、従来の電卓や時計の7セグ表示のように数字を変化させて表示することが可能である。
また、例えば、各制御キーの時間帯ごとの累積押下回数をカウントし記憶しておくと同時に押下時刻も記憶することで、累積押下回数を過去一定期間に限って集計する方法も実施可能である。このようにすることで、最終的に全ての制御キーの表示モードが拡大表示モードとなってしまう不具合を解消できる。
本実施形態に係る液晶タッチパネルリモコン100の一例を示す外観図である。 図1に示した液晶タッチパネルリモコン100のタッチ検出領域について示した説明図である。 本実施形態に係る液晶タッチパネルリモコン100の概略構成を示すブロック図である。 各制御キーの時間帯ごとの累積押下回数及び表示モードについて示した制御キーテーブルである。 第1実施形態で用いる制御キーの表示用データの一例について示した説明図である。 「6:44〜」の時間帯の各制御キーの累積押下回数及び表示モードについて示した制御キーテーブルである。 図6で示された制御キーテーブルに対応した表示例について示した説明図である。 図7に示した液晶タッチパネルリモコン100のタッチ検出領域について示した説明図である。 本実施形態に係る液晶タッチパネルリモコン100内で行われる頻度判定処理の一例について示したフローチャートである。 本実施形態に係る液晶タッチパネルリモコン100内で行われる表示制御処理の一例について示したフローチャートである。 第2実施形態で用いる制御キーの表示用データの一例について示した説明図である。 「6:44〜」の時間帯の各制御キーの累積押下回数及び表示モードについて示した制御キーテーブルである。 図12で示された制御キーテーブルに対応した表示例について示した説明図である。 図13に示した液晶タッチパネルリモコン100のタッチ検出領域について示した説明図である。 本実施形態に係る液晶タッチパネルリモコン100内で行われる頻度判定処理の一例について示したフローチャートである。 「6:44〜」の時間帯の各制御キーの累積押下回数、表示モード及び全時間帯累積押下回数について示した制御キーテーブルである。 図16で示された制御キーテーブルに対応した表示例について示した説明図である。 図17に示した液晶タッチパネルリモコン100のタッチ検出領域について示した説明図である。 本実施形態に係る液晶タッチパネルリモコン100内で行われる最高頻度判定処理の一例について示したフローチャートである。 「6:44〜」の時間帯の各制御キーの累積押下回数、表示モード及び全時間帯累積押下回数について示した制御キーテーブルである。 図20で示された制御キーテーブルに従う制御キーの表示例について示した説明図である。 図21に示した液晶タッチパネルリモコン100のタッチ検出領域について示した説明図である。 本実施形態に係る液晶タッチパネルリモコン100内で行われる最高頻度判定処理の一例について示したフローチャートである。 表示部1の表示方式をセグメント式とした場合に用いられる表示用データの一例について示した説明図である。
符号の説明
100 液晶タッチパネルリモコン
1 表示部
11 タッチパネル
12 液晶パネル
2 表示処理部
3 制御部
4 発信部
5 メモリ

Claims (6)

  1. 複数の制御キーを表示する表示部と、
    前記制御キーに対する接触を検出する検出部と、
    前記検出部により検出されるそれぞれの制御キーの接触回数を、時間帯ごとに記憶する記憶部と、
    前記記憶部により記憶されている、現在時刻を含む時間帯におけるそれぞれの制御キーの接触回数に基づいて、前記表示部におけるそれぞれの制御キーの表示態様を切り換える制御部と、を備えることを特徴とするタッチパネル型操作装置。
  2. 前記制御部は、現在時刻を含む時間帯における前記接触回数が第1接触回数以上である制御キーについては第1表示態様で前記表示部に表示させる一方、前記接触回数が前記第1接触回数未満である制御キーについては前記第1表示態様よりも表示領域の小さい第2表示態様で前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル型操作装置。
  3. 前記制御部は、現在時刻を含む時間帯における前記接触回数が前記第1接触回数より少ない第2接触回数未満である制御キーについては前記第2表示態様よりも表示領域が小さい第3表示態様で前記表示部に表示させることを特徴とする請求項2に記載のタッチパネル型操作装置。
  4. 前記制御部は、現在時刻を含む時間帯において、最も前記接触回数が多い前記制御キーを、前記表示部の所定の領域に表示させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のタッチパネル型操作装置。
  5. 前記制御部は、全時間帯で最も前記接触回数が多い前記制御キーを、前記表示部の所定の領域に表示させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のタッチパネル型操作装置。
  6. 表示部に複数の制御キーを表示する操作装置における表示制御方法であって、
    前記制御キーの接触を検出し、
    検出した制御キーの接触回数を時間帯ごとに計数し、
    現在時刻を含む時間帯における前記接触回数に基づいてそれぞれの制御キーの表示態様を決定し、前記表示部に表示することを特徴とする表示制御方法。
JP2008104354A 2008-04-14 2008-04-14 タッチパネル型操作装置及び表示制御方法 Pending JP2009258817A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008104354A JP2009258817A (ja) 2008-04-14 2008-04-14 タッチパネル型操作装置及び表示制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008104354A JP2009258817A (ja) 2008-04-14 2008-04-14 タッチパネル型操作装置及び表示制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009258817A true JP2009258817A (ja) 2009-11-05

Family

ID=41386180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008104354A Pending JP2009258817A (ja) 2008-04-14 2008-04-14 タッチパネル型操作装置及び表示制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009258817A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013025743A (ja) * 2011-07-26 2013-02-04 Kyocera Document Solutions Inc 文字入力装置およびそれを備えた画像形成装置
WO2013081423A1 (en) * 2011-12-01 2013-06-06 Lg Electronics Inc. Electronic device
JP2015005309A (ja) * 2014-09-22 2015-01-08 カシオ計算機株式会社 制御装置及びプログラム
JP2015532996A (ja) * 2012-10-26 2015-11-16 トムソン ライセンシングThomson Licensing 携帯型電子機器用のユーザインターフェース
JP2016198225A (ja) * 2015-04-09 2016-12-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003281604A (ja) * 2002-03-25 2003-10-03 Hitachi Ltd 自動取引装置における操作パネルの表示制御
JP2006146418A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Toshiba Tec Corp 業務処理装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003281604A (ja) * 2002-03-25 2003-10-03 Hitachi Ltd 自動取引装置における操作パネルの表示制御
JP2006146418A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Toshiba Tec Corp 業務処理装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013025743A (ja) * 2011-07-26 2013-02-04 Kyocera Document Solutions Inc 文字入力装置およびそれを備えた画像形成装置
WO2013081423A1 (en) * 2011-12-01 2013-06-06 Lg Electronics Inc. Electronic device
CN104145231A (zh) * 2011-12-01 2014-11-12 Lg电子株式会社 电子装置
US9372611B2 (en) 2011-12-01 2016-06-21 Lg Electronics Inc. Electronic device
JP2015532996A (ja) * 2012-10-26 2015-11-16 トムソン ライセンシングThomson Licensing 携帯型電子機器用のユーザインターフェース
JP2015005309A (ja) * 2014-09-22 2015-01-08 カシオ計算機株式会社 制御装置及びプログラム
JP2016198225A (ja) * 2015-04-09 2016-12-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5738413B2 (ja) 電子機器
JP6940353B2 (ja) 電子機器
JP2006268313A (ja) 表示制御装置およびその表示内容の配置方法
JP2009258817A (ja) タッチパネル型操作装置及び表示制御方法
US20110225535A1 (en) Information processing apparatus
JP2010079631A (ja) 入力装置
WO2011105061A1 (ja) 携帯端末、入力制御プログラム及び入力制御方法
CN100419653C (zh) 将信息输入到可移动数字装置中的方法
JP5151589B2 (ja) キー入力誤操作防止装置
US7835770B2 (en) Portable device with improved user interface
JP5104045B2 (ja) グラフ表示装置およびその制御プログラム
JP2007011862A (ja) 電子機器および電子機器の制御方法
CN105446678B (zh) 电子设备以及电子设备中的代码显示方法
KR20080077474A (ko) 단말기의 화면 설정 방법 및 이를 이용한 단말기
JP2009514119A (ja) ディスプレイ機能を有するボタンを具備した端末機及びこのためのディスプレイ方法
US10909346B2 (en) Electronic apparatus and control method
KR101330264B1 (ko) 이동통신 단말기의 화면출력 제어장치
JP6408641B2 (ja) 電子機器
JP2015225646A (ja) 情報処理装置
JP2018198096A (ja) 電子機器
JP6818959B1 (ja) 表示器
JP2008153732A (ja) リモコン装置、リモコンシステム及びプログラム
JP2011070600A (ja) 入力装置
JP2017194839A (ja) 表示制御装置、情報処理端末、および制御プログラム
JP2011041057A (ja) 遠隔制御システム、遠隔制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100922

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110825

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20111012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120522