JP2017194839A - 表示制御装置、情報処理端末、および制御プログラム - Google Patents

表示制御装置、情報処理端末、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像の閲覧におけるユーザの利便性を向上させる。
【解決手段】ディスプレイ40に表示させる画像の少なくとも一部分を、タッチパネル20に対する押圧力に応じて変更する表示制御装置(制御部10)であって、圧力検出部30は、押圧力が第1閾値以上である状態において、所定の条件が満たされたか否かを判定し制御部に押圧力の値と位置情報を出力する。モード切替部11が、押圧力がかかった状態で所定の条件が満たされたと判定した場合に、オブジェクト決定部12は、押圧力に応じて変更する部分の画像について、押圧力の変化に関わらず条件を満たす直前の押圧力に対応する画像を表示部に表示させる画像として決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、押圧力に応じた画像を表示部に表示させる表示制御装置等に関する。
従来から、表示面に対して垂直な方向に関する操作(表示面に圧力をかける操作)に応じて、表示する画像を変更する電子機器が開発されている。例えば、特許文献1には、圧力検出部の検出した圧力に応じて、表示部の表示面に対して垂直な方向に関する情報を決定し、当該情報に応じた画像を表示部に表示させる電子機器が開示されている。
特開2015−49564号公報(2015年3月16日公開)
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術を用いた場合、同じ画像を継続して画面に表示させておくためには、ユーザは、一定の圧力で表示面を押し続ける必要があり、画像の閲覧に不便であった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、画像の閲覧におけるユーザの利便性を向上させる表示制御装置等を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示制御装置は、表示部に表示させる画像の少なくとも一部分を、入力面に対する押圧力に応じて変更する表示制御装置であって、上記押圧力が第1閾値以上である状態において、所定の条件が満たされたか否かを判定する判定部と、上記判定部が、上記押圧力がかかった状態で上記所定の条件が満たされたと判定した場合に、上記押圧力に応じて変更する部分の画像について、上記押圧力の変化に関わらず上記条件を満たす直前の押圧力に対応する画像を上記表示部に表示させる画像として決定する画像決定部を備えることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、画像の閲覧におけるユーザの利便性を向上させることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る情報処理端末の要部構成を示すブロック図である。 図2の(a)は上記情報処理端末の外観の一例を示しており、図2の(b)は、同図の(a)に示す破線の箇所を、表示面に垂直な方向に切断した断面図である。 図3の(a)および(b)は押圧力の値と、表示変更モードにおいて当該押圧力に対応する階層との対応関係の一例を表したデータテーブルおよび模式図である。 図4の(a)および(b)は、上記情報処理端末のディスプレイに表示される画像の一例を示す図である。 図5の(a)および(b)は、上記情報処理端末のディスプレイに表示される画像の他の一例を示す図である。 図6の(a)および(b)は、上記情報処理端末のディスプレイに表示される画像の他の一例を示す図である。 図7の(a)は、表示固定モードにおける処理の流れを示すフローチャートである。図7の(b)は、表示変更モードにおける処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る情報処理端末の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係る情報処理端末における処理の流れを示すフローチャートである。 図10の(a)および(b)は、本発明の実施形態3に係る情報処理端末のディスプレイに表示される画像の一例を示す図である。 上記情報処理端末の表示変更モードにおける処理の流れを示すフローチャートである。 図12の(a)〜(c)は、各実施形態に係る情報処理端末における合成オブジェクトの他の例を示す図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。まず始めに、本発明に係る情報処理端末1の要部構成を、図1を用いて説明する。図1は情報処理端末1の要部構成を示すブロック図である。
≪要部構成≫
情報処理端末1は、自端末の入力面にかかる圧力に応じた画像を表示する端末装置である。情報処理端末1は、例えばスマートフォン、電子辞書、タブレット型端末などで実現することができる。情報処理端末1は、制御部(表示制御装置)10と、タッチパネル20と、ディスプレイ(表示部)40と、圧力検出部30と、記憶部50とを備えている。なお、情報処理端末1は列挙した構成以外に、通信部、スピーカ、およびキーボードなど情報処理端末1の各種機能を実現するための構成を含んでいてもよい。
タッチパネル20は、入力面に対するユーザのタッチ入力を受付け、タッチ位置を検出する。タッチパネル20は検出したタッチ位置を示す位置情報を制御部10に出力する。
ディスプレイ40は、制御部10の表示画像作成部13(後述)から入力された画像を表示する。ディスプレイ40は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で実現できる。
圧力検出部30は、入力面に対しかけられた圧力(押圧力)を検出する。圧力検出部30は検出した押圧力の値を制御部10に出力する。なお、本実施形態では、圧力検出部30は押圧力の値をデジタル値で出力することとして説明を行うが、圧力検出部30は圧力変化を示す電気信号を制御部10に出力し、制御部10の方で当該電気信号から押圧力のデジタル値を算出してもよい。また、圧力検出部30は押圧力の大きさを検出できるセンサであればよく、その構造や検出方式は特に限定されない。
なお、情報処理端末1は、タッチパネル20の代わりに圧力検出部30でタッチ位置を検出してもよい。より具体的には、圧力検出部30が入力面において押圧力がかけられた位置まで特定できるセンサである場合、圧力検出部30が、入力面に対し0より大きい所定値以上の押圧力を検出した場合に、当該押圧力の値と、当該押圧力を検出した位置を示す位置情報とを制御部10に出力してもよい。
記憶部50は、情報処理端末1の処理制御に必要なデータを格納する。本実施形態では、記憶部50は、ディスプレイ40が表示面全体に背景として表示する画像(背景画像)と、当該背景画像に重畳して表示される(背景画像に合成される)画像オブジェクト(以下、単にオブジェクトと称する)群とを格納している。オブジェクト群は、空間的または時間的に関連した1つ以上のオブジェクトから成り、背景画像の少なくとも一部に重畳して合成される。上記オブジェクト群は、背景画像または背景画像に示された他のオブジェクトと関連付けられた状態で記憶部50に格納されている。記憶部50に格納された背景画像およびオブジェクトは、制御部10の表示画像作成部13(後述)により読み出される。
なお、情報処理端末1は通信部を備えておき、記憶部50に格納された背景画像およびオブジェクトを読み出す代わりに、インターネット通信網を介し背景画像およびオブジェクトを取得してもよい。
制御部10は、情報処理端末1のCPU(Central Processing Unit)であり、情報処理端末1を統括的に制御する。具体的には、制御部10はタッチパネル20および圧力検出部30からそれぞれ入力された位置情報と押圧力とに応じて、ディスプレイ40に表示させる画像を作成しディスプレイ40に出力する。
(情報処理端末の各部の位置関係)
ここで、情報処理端末1における各部の位置関係について、図2を用いて説明する。図2の(a)は情報処理端末1の外観の一例を示しており、図2の(b)は、情報処理端末1の同図の(a)に示す破線の箇所を、タッチパネル20の入力面およびディスプレイ40の表示面に垂直な方向に切断した断面図である。図2の(a)において画像を表示する面(表示面)およびユーザが入力操作を行う面(入力面)が設けられた表面を、以下では「表側の面」と称する。
図2の(b)に示す通り、情報処理端末1の各部は、表側の面に近い方から、タッチパネル20、ディスプレイ40、圧力検出部30、制御部10および記憶部50の順で配置される。なお、同図に示す各部の大きさ、厚み等の形状、および配置順序はあくまで模式的なものであり、本願発明は同図に示した形状、および配置順序には限定されない。タッチパネル20および圧力検出部30は、ディスプレイ40の表示面全体を覆うように入力面を形成する。換言すると、本実施形態に係る情報処理端末1では、表示面と入力面は略同一の形状および大きさである。
なお、図2の(b)に示す例ではタッチパネル20、圧力検出部30、およびディスプレイ40は別個に設けられているが、情報処理端末1においてタッチパネル20、圧力検出部30、およびディスプレイ40(特にタッチパネル20およびディスプレイ40)は一体のタッチパネルディスプレイとして設けられていてもよい。
(制御部10の詳細構成)
制御部10は機能ブロックとして、表示画像作成部13と、モード切替部(判定部、入力操作判定部)11と、オブジェクト決定部(画像決定部)12とを含む。以下、制御部10の詳細な構成について再び図1を用いて説明する。
表示画像作成部13は、記憶部50に格納された種々の画像データを用いて、ディスプレイ40に表示させる画像(表示画像)を作成するものである。表示画像作成部13は、オブジェクト決定部12から合成オブジェクトが指定されていない場合、記憶部50から背景画像を読み出し、表示画像としてディスプレイ40に出力する。一方、表示画像作成部13は、オブジェクト決定部12から合成オブジェクトを指定された場合、記憶部50から背景画像と、オブジェクト決定部12が指定したオブジェクトとを読み出し、上記背景画像に上記オブジェクトを合成した(重畳表示した)画像を、表示画像としてディスプレイ40に出力する。
モード切替部11は、情報処理端末1の表示モードを切替えるものである。ここで、表示モードとは、表示画像に含める(背景画像に合成する)オブジェクト(合成オブジェクト)を決定する方法を規定するものである。表示モードには、表示変更モードと、表示固定モードとがある。表示変更モードは、圧力検出部30により検出された押圧力に応じて、ディスプレイ40の表示画像に含める(背景画像に合成する)オブジェクト(合成オブジェクト)を変更するための表示モードである。
また、表示固定モードとは、ディスプレイ40に表示中の表示画像に含まれる合成オブジェクトを継続して表示させる(オブジェクトの表示を固定する)ための表示モードである。情報処理端末1の表示モードは、制御部10または記憶部50に記憶され、制御部10のモード切替部11およびオブジェクト決定部12は適宜これを参照する。
モード切替部11は、情報処理端末1の表示モードが表示変更モードのときであって、制御部10に入力された押圧力が、0より大きい所定の閾値(第1閾値)以上であって(すなわち押圧力がかかった状態であって)、かつ上記押圧力が所定範囲内である状態が所定時間継続した場合、表示モードを表示変更モードから表示固定モードに切替える。なお、本実施形態では一例として、上記所定時間は一定とする(一定時間)が、情報処理端末1は、押圧力の強さ(の範囲)等に応じて、上記所定の時間を適宜変更してもよい。なお、詳しくは他の実施形態にて説明するが、情報処理端末1は、「上記押圧力が所定範囲内である状態が所定時間継続した場合」以外にも、所定の条件を満たした場合に表示モードを表示変更モードから表示固定モードに切替えてもよい。
一方、モード切替部11は、情報処理端末1の表示モードが表示固定モードの場合で、入力面に対し新たなタッチ入力がなされた場合(すなわち、ユーザが一度指や指示体を入力面から離してから、再度タッチした場合)、表示モードを表示固定モードから表示変更モードに切替える。モード切替部11によるモード切替えの処理手順については後で詳述する。
オブジェクト決定部12は、情報処理端末1の表示モードに応じた処理手順で合成オブジェクトを決定する。オブジェクト決定部12は、決定した合成オブジェクトを示す情報を表示画像作成部13に送信する。
制御部10にはタッチパネル20の位置情報と、圧力検出部30の押圧力とが入力される。オブジェクト決定部12は、制御部10に入力された押圧力の大きさに応じて合成オブジェクトを決定する。なお、オブジェクト決定部12は制御部10に入力された位置情報も考慮して合成オブジェクトを決定してもよい。例えば、オブジェクト決定部12は、表示画像において上記位置情報が示すタッチ位置に関連する複数のオブジェクトから、上記押圧力に応じたオブジェクトを選択し、合成オブジェクトと決定してもよい。
一方、オブジェクト決定部12は、表示モードが表示固定モードの場合、上記押圧力の変化に関わらず、直前の押圧力に対応するオブジェクト、すなわち前回合成オブジェクトに決定したオブジェクトと同一のオブジェクトを合成オブジェクトに決定し、当該合成オブジェクトを示す情報を表示画像作成部13に送信する。なお、オブジェクト決定部12による合成オブジェクトの決定処理は、制御部10に押圧力の値が入力される(すなわち圧力検出部30が押圧力を検出する)タイミングに合わせて行われてもよいし、ディスプレイ40の表示画面の更新タイミング、すなわち表示画像作成部13が表示画像を作成するタイミングに合わせて行われてもよい。
また、オブジェクト決定部12は、表示固定モードの場合は合成オブジェクトを決定しない(表示画像作成部13に合成オブジェクトを示す情報を送信しない)こととしてもよい。この場合、表示固定モードのとき、表示画像作成部13は前回オブジェクト決定部12から示された合成オブジェクトを背景画像に合成し、ディスプレイ40に出力すればよい。
また、記憶部50に、表示画像に対応したオブジェクトが1つしか格納されていない場合、オブジェクト決定部12は表示モードに関わらず、上記1つのオブジェクトを合成オブジェクトと決定してよい。例えば、表示画像が地図画像であって、オブジェクトは地図内の各場所のフロアマップであるような場合、地図画像中で表示可能な(地図画像と対応づけられている)フロアマップ、または地図画像中でタッチ位置が示す場所に対応付けられているフロアマップが1つしかなければ、オブジェクト決定部12は当該1つのフロアマップを合成オブジェクトとすればよい。
≪情報処理端末における表示制御の具体例≫
続いて、制御部10が行うディスプレイ40の表示制御の具体例について、図3〜6を用いて説明する。以下で説明する具体例では、記憶部50は、背景画像として地図の画像データ(以下、単に地図と記載する)を格納していることとする。また記憶部50は、背景画像に対応する一連のオブジェクトとして、上記地図に表示された各種スポット(ビル、駅、地下街など)に対応するフロアマップの階層ごとの画像データを格納していることとする。
(押圧力と合成オブジェクトとの関係)
まず始めに、圧力検出部30が検出する押圧力の強さと、フロアマップの階層との対応付けについて、図3を用いて説明する。図3の(a)は圧力検出部30が検出する押圧力の値(0<P<P<P<P<…<P、Nは任意の自然数)と、表示変更モードにおいて当該押圧力に対応する階層を示す情報(F〜F)との対応関係の一例を表したデータテーブルである。一方、図3の(b)は、上記階層を示す情報と、上記スポットの実際の階層構造との関係を模式的に示した図である。図3の(b)では一例として、地下2階(B2F)から地上8階(8F)までの階層が存在するビルのフロアマップ群を示しており、同図の(a)のFがB2Fのフロアマップに対応しており、F10が8Fのフロアマップに対応している。
このように、本実施形態では押圧力の強さをN段階に分類し、それぞれに各階層に応じたフロアマップを割り当てている。図3に示した例では、押圧力が強くなるごとに、上の階層のフロアマップを表示することとなる。例えば、押圧力がP以上P未満である場合はFに対応するB2Fのフロアマップが表示され、押圧力がP以上P未満である場合はFに対応するB1Fのフロアマップが表示される。
しかしながら、本実施形態に係る情報処理端末1における押圧力とフロアマップとの割り当ては、上述の割り当て方に限定されない。例えば、Fを最上階のフロアマップに対応させ、押圧力が強くなるごとに、下の階層のフロアマップを表示させるようにしてもよい。
また、押圧力の大きさの区分分け(P、P2、…Pの具体的な値)は均等であっても、片寄りがあっても構わない。例えば、P〜Pの押圧力の大きさの差が、P〜Pの押圧力の大きさの差と異なるように設定されていても構わない。
また、この例では、押圧力がP未満の場合、制御部10のモード切替部11はタッチ入力自体が行われていないと判断する。換言すると、モード切替部11は押圧力Pを第1閾値とし、押圧力P未満の場合は押圧力がかかっていない状態であると判定する。したがって押圧力P未満に対応する階層およびフロアマップは「なし」としている。なお、特段の記載が無い限り、以下で説明する各図面については、図3の(a)および(b)に示す押圧力と階層との対応関係とを利用しているものとする。
また、以下の説明では押圧力Pは、ユーザの手指(例えば、情報処理端末1を把持している手指)が単に入力面に触れているだけの場合に検出される押圧力よりも、大きい値であるとする。これにより、ユーザが意図せずして入力面に触れてしまっている場合に、押圧力が所定時間継続してかかったと誤検出し、表示固定モードに移行してしまうことを防ぐことができる。
(表示モードと表示画像の変化)
次に、ディスプレイ40における具体的な表示例に基づき、情報処理端末1の表示制御を説明する。図4の(a)および(b)は、情報処理端末1の表示画像の一例を示す図である。なお、図4の(a)をはじめ、以降の地図では画像の左上に現在の表示モードを枠囲みで示しているが、このような表示は必須ではない。また、以降の地図では、ユーザのタッチ位置を視覚的に示すポインタxが表示されているが、当該ポインタxの表示も必須ではない。
図4の(a)において、丸で囲んだ建物(地図における当該建物の位置)には、図3の(a)および(b)に示す階層のフロアマップが対応づけられている。ここで、同図に示すように、ユーザがポインタxの示す1点を押圧力P以上でタッチすると、図4の(b)に示すように、モード切替部11は表示モードを表示固定モードから表示変更モードへと切替える。そして、例えば押圧力がP以上P未満であった場合、オブジェクト決定部12は図3の(a)のテータテーブルに基づき、押圧力に応じて地下2階(B2F)のフロアマップを合成オブジェクトと特定し、表示画像作成部13にB2Fのフロアマップy1を、地図と合成させた表示画像を作成させる。結果、ディスプレイ40には、フロアマップy1が合成された地図が表示される。
図5の(a)および(b)は、情報処理端末1の表示画像の他の一例を示す図である。図5の(a)および(b)に示すように、表示変更モードの場合、オブジェクト決定部12は、押圧力に応じたフロアマップを合成オブジェクトと特定し、表示画像作成部13に地図と合成させる。例えば図5の(a)に示すように、押圧力がP以上P未満の場合、オブジェクト決定部12は6Fのフロアマップy2を地図と合成させて表示させる。一方、図5の(b)に示すように、押圧力がP以上P未満の場合、オブジェクト決定部12は3Fのフロアマップy3を地図と合成させて表示させる。なお、図5の(a)および(b)に示すように、複数ある(複数階ある)フロアマップが押圧力に応じて順に変化していることを示すため、全階層のフロアマップをずらして表示し、かつ、押圧力に応じたフロアマップを一番前面に表示させてもよい。
図6の(a)および(b)は、情報処理端末1の表示画像の他の一例を示す図である。図6の(a)に示すように、表示変更モードにおいて、ユーザが一定範囲内の押圧力(同図ではP以上P未満)で一定時間タッチし続けると、図4の(b)に示すように、モード切替部11は表示モードを表示変更モードから表示固定モードへと切替える。そして、オブジェクト決定部12は図6の(b)に示すように、表示固定モードに遷移する直前に表示させていたフロアマップ(3Fのフロアマップ)y3を表示画像作成部13に合成させ、ディスプレイ40はフロアマップy3を含む表示画像を表示する。したがって、表示固定モードに遷移する直前に表示されていたフロアマップy3が固定で表示されることとなる。
なお、図6の(a)および(b)に示すように、表示固定モードに遷移した場合、全階層のフロアマップをずらして表示し、かつ、押圧力に応じたフロアマップy3を一番前面に表示していたものを、フロアマップy3単一の表示に変更してもよい。
(表示固定モードにおける処理の流れ)
次に、図7を用いて、情報処理端末1の処理の流れを説明する。図7の(a)は、表示固定モードにおける処理の流れを示すフローチャートである。表示固定モードに遷移すると、オブジェクト決定部12は、押圧力の変化に関わらず、前回地図に合成表示するフロアマップ(オブジェクト)として決定したフロアマップ(表示固定モードに移行する直前の押圧力に対応するフロアマップ)を合成表示すべきフロアマップ(合成オブジェクト)と決定する(S10)。一方、圧力検出部30は表示モードに関わらず、所定の時間間隔で押圧力を検出し、制御部10に出力している。表示固定モードに遷移した後、最初の圧力検出部30の押圧力の検出結果が制御部10に入力されると(S11)、モード切替部11は、押圧力がP未満であるか否かを判定する(S12)。
押圧力がP未満でない場合(S12でNO)、ユーザが表示変更モードのときからタッチし、押圧力をかけている指がまだ入力面から離れていないといえる。この場合、モード切替部11は表示モードの変更に係る処理を行わず、オブジェクト決定部12は引き続き、直前に検出された押圧力に対応するフロアマップを表示画像作成部13に合成させる(S10)。そしてモード切替部11は圧力検出部30の次の押圧力の検出(S11)が入力されると、再び押圧力がP未満か否かを判定する(S12)。
一方、押圧力がP未満である場合(S12でYES)、ユーザが入力面から指を離した(押圧力が略0)、または単に端末を把持する指が入力面に触れているだけの状態であるといえる。換言すると、押圧力がP未満である場合とは、ユーザが意図してタッチおよび押圧力をかける操作を行っていない状態を示す。この状態において、所定の時間間隔の後に圧力検出部30が再び押圧力を検出すると(S13)、モード切替部11は圧力検出部30から入力された押圧力がP以上であるか否かを判定する(S14)。押圧力がP以上でない場合(S14でNO)、上述のように、ユーザが意図してタッチおよび押圧力をかける操作を行っていない状態であるといえる。この場合、モード切替部11は圧力検出部30が検出する押圧力がP以上となるまで表示モードを変更しない。
一方、押圧力がP以上の場合(S14でYES)、入力面に対し押圧力がかかる新たなタッチ入力がなされたといえる。この場合、モード切替部11は情報処理端末1の表示モードを表示変更モードに遷移させる(S15)。
(表示変更モードにおける処理の流れ)
図7の(b)は、表示変更モードにおける処理の流れを示すフローチャートである。表示変更モードに遷移すると、モード切替部11は、モード切替部11に内蔵された、あるいは制御部10に備えられたタイマーで、押圧力が変化していない時間の計測を開始する(S20)。なお、以降の説明では、押圧力が、図3の(a)に示した押圧力の値の範囲の区切りをまたいで変化した場合に「押圧力が変化した」と称する。オブジェクト決定部12は押圧力の値に応じて、表示画像作成部13に地図と合成させるフロアマップを決定する(S21)。
表示変更モードにおいて圧力検出部30の押圧力の検出結果が制御部10に入力されると(S22)、モード切替部11は入力された押圧力の値が、前回入力された押圧力の値から変化したか否かを判定する(S23)。押圧力が変化した場合(S23でYES)、モード切替部11は表示モードを切替えず、タイマーの計測時間をリセットする(S24)。なお、表示変更モードになってから初めて押圧力の値が入力された場合も、モード切替部11は押圧力が変化した(S23でYES)と判定してよい。以降の図でも同様である。
一方、モード切替部11は押圧力が変化していないと判定した場合(S23でNO)、さらにタイマーの計測時間が、一定時間を超えているか否かを判定する(S25)。タイマーの計測時間が一定時間を超えていない場合(S25でNO)、モード切替部11は表示モードの変更を行わず、オブジェクト決定部12はS21と同様に、押圧力(S22で検出された押圧力)の値に応じて、地図と合成させるフロアマップを決定する(S21)。
一方、タイマーの計測時間が一定時間を超えている場合(S25でYES)、モード切替部11は表示モードを表示変更モードから表示固定モードに遷移させる(S26)。情報処理端末1は、表示固定モードに遷移すると、図4の(a)にて説明した処理を再び行う。なお、S23の判定処理と、S25の判定処理とは順序が逆でも構わない。
以上の構成および処理の流れによると、情報処理端末1は、入力面に対し一定の押圧力がかかった状態で一定時間が経過した場合、表示画像に含まれるオブジェクト(合成オブジェクト)、すなわち地図上に表示されたフロアマップを固定化する(同じ階層を表示し続ける)。そのため、ユーザは同じ階層のフロアマップを見続ける場合に、入力面に対しずっと押圧力をかけ続けなくても、表示される階層を固定して閲覧することができる。したがって、情報処理端末1は画像を閲覧する際のユーザの利便性を向上させることができる。
また、上述のように一定時間だけ一定の押圧力をかければ表示を固定でき、その後は入力面を押しておく必要がなくなるため、単に押圧力に応じて表示するフロアマップを変えるだけの場合に比べ、押圧力を一定に保たなければならない時間を非常に短くできる。
〔実施形態2〕
本発明に係る情報処理端末は、押圧力がかかった状態で、加速度が所定の閾値(第2閾値)を超えた場合に表示変更モードから表示固定モードに遷移してもよい。以下、本発明の実施形態2について、図8および図9を用いて説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図8は、本実施形態に係る情報処理端末2の要部構成を示すブロック図である。情報処理端末2は、加速度検出部60を備える点で情報処理端末1と異なる。加速度検出部60は、情報処理端末2の筐体の加速度を検出するセンサである。なお、加速度検出部60は情報処理端末2の筐体を入力面から見た場合に圧力検出部よりも裏側に配置される。より具体的に言えば、加速度検出部60は、図2の(b)に示した情報処理端末1の断面図における、制御部10および記憶部50と略同じ位置に設けられる。加速度検出部60は加速度の検出結果をモード切替部14に送信する。
モード切替部14は、制御部10に入力された押圧力が第1閾値以上である状態で、かつ加速度検出部60から入力された加速度が第2閾値以上である場合に、表示モードを表示変更モードから表示固定モードに切替える点で、モード切替部11と異なる。なお、加速度の第2閾値は適宜定めればよいが、例えば情報処理端末2の筐体を軽く振った場合の加速度が、第2閾値を上回るように設定すればよい。これにより、ユーザは情報処理端末1の筐体を振るという簡単な操作でモード切替えを指示することができる。
図9は、情報処理端末2の表示変更モードにおける処理の流れを示す図である。なお、情報処理端末2が表示固定モードの場合の処理の流れは、情報処理端末1の処理の流れ(図7の(a))と同様であるため、図示および説明を省略する。
表示変更モードに遷移すると、オブジェクト決定部12は押圧力の値に応じて、表示画像作成部13に地図と合成させるフロアマップを決定する(S40)。圧力検出部30および加速度検出部60はそれぞれ、押圧力の値と加速度とを検出する(S41)。モード切替部11は押圧力の値が、前回入力された押圧力の値から変化したか否かを判定する(S42)。押圧力が変化した場合(S42でYES)、モード切替部11は表示モードを切替えず、オブジェクト決定部12は押圧力の値に応じて、表示画像作成部13に地図と合成させるフロアマップを決定する(S40)。
一方、モード切替部11は押圧力が変化していないと判定した場合(S42でNO)、加速度が第2閾値を超えたか否か判定する(S43)。第2閾値を超えていない場合(S43でNO)、モード切替部11は表示モードの変更を行わない。一方、第2閾値を超えている場合(S43でYES)、モード切替部11は表示モードを表示変更モードから表示固定モードに遷移させる(S44)。なお、S42の判定とS43の判定とは、順序を逆にしてもよい。
以上の構成および処理の流れによると、情報処理端末2は、入力面に対し押圧力がかかった状態で、さらに加速度が検出された場合に、地図上に表示されたフロアマップを固定する(同じ階層を表示し続ける)。そのため、ユーザは同じ階層のフロアマップを見続ける場合に、入力面に対しずっと押圧力をかけ続けなくても、押圧力をかけた状態で情報処理端末2の筐体を振るなどして加速度をかけることにより、表示される階層を固定して閲覧することができる。したがって、情報処理端末2は画像を閲覧する際のユーザの利便性を向上させることができる。
〔実施形態3〕
本発明に係る情報処理端末は、入力面に対し押圧力がかかった状態で所定の入力操作が行われた場合に、表示モードを表示変更モードから表示固定モードに遷移させてもよい。以下、本発明の実施形態3について図10および図11を用いて説明する。
本実施形態において、モード切替部11または14は、タッチパネル20から制御部10に入力された位置情報から、ユーザが表示モードの切替えを指示する所定の操作を行ったか否かを判定する。そして、モード切替部11または14は、押圧力が所定の閾値(P)以上であり、かつ上記所定の操作が行われた場合に、表示モードを表示変更モードから表示固定モードへと変更する点で、上記各実施形態に係るモード切替部11または14と異なる。なお、本実施形態では一例として、上記所定の操作が表示画像に含まれるモード切替ボタンに対するタッチ操作である場合について説明するが、上記所定の操作は以下で説明する例に特に限定されない。例えば、情報処理端末1または2に別途備えられた物理キーを押下する操作や、タッチパネル20に対するジェスチャ操作などを受付け、上記所定の操作と見做してもよい。
図10の(a)および(b)は、本実施形態に係る情報処理端末1(または2)の表示画像の一例を示す図である。図10の(a)に示すように、ユーザがポインタxの示す位置に対し、P以上P未満の押圧力をかけているとき、図3の(a)および(b)に示した押圧力とフロアマップの対応関係から、表示画像には、少なくとも3Fのフロアマップが表示される。ここで、ユーザが押圧力をかけたまま、別の指などでモード切替ボタンzを押下する(タッチする)操作を行うと、タッチパネル20は当該タッチ操作を受付け、位置情報を制御部10に出力する。制御部10のモード切替部11は入力された位置情報から、ユーザがモード切替ボタンをタッチしたと判定し、表示モードを表示変更モードから表示固定モードに変更する。そして、オブジェクト決定部12は図10の(b)に示すように、表示固定モードにて、直前に表示させていたフロアマップ(3Fのフロアマップ)と同じフロアマップを表示画像作成部13に合成させ、ディスプレイ40は当該フロアマップを含む表示画像を表示する。したがって、モード切替ボタンにタッチしたときに表示されていたフロアマップが固定で表示されることとなる。
図11は、本実施形態に係る情報処理端末1または2の表示変更モードにおける処理の流れを示すフローチャートである。表示変更モードに遷移すると、オブジェクト決定部12は押圧力の値に応じて、表示画像作成部13に地図と合成させるフロアマップを決定する(S60)。そして、モード切替部11は、タッチパネル20から制御部10に位置情報が入力された場合、当該位置情報に係るタッチ操作が、モード切替ボタンがタッチされたことを示すか否かを判定する(S61)。モード切替ボタンがタッチされた場合(S61でYES)、モード切替部11は表示モードを表示変更モードから表示固定モードに切替える(S63)。一方、モード切替ボタンがタッチされていない場合(S61でNO)、モード切替部11は表示モードを切替えず、圧力検出部30により押圧力が検出され(S62)、制御部10に入力されると、オブジェクト決定部12は押圧力の値に応じて、地図と合成させるフロアマップを決定する(S60)。
上記の処理および構成によれば、情報処理端末1または2は、入力面に対し押圧力がかかった状態で、さらに所定の操作(本実施形態では、モード切替ボタンに対するタッチ)が検出された場合に、地図上に表示されたフロアマップを固定する(同じ階層を表示し続ける)。したがって、ユーザは地図の閲覧中ずっと押圧力をかけ続けなくても、押圧力をかけた状態で、モード切替ボタンに対するタッチを行うだけで、表示される階層を固定して閲覧することができる。したがって、情報処理端末2は画像を閲覧する際のユーザの利便性を向上させることができる。
〔変形例〕
なお、本発明に係る情報処理端末1または2において、オブジェクトは空間的または時間的に関連し、かつ、対応する押圧力毎に異なる一連のオブジェクトであれば、上記各実施形態にて説明した例に限られない。図12の(a)〜(c)は、上記各実施形態に係る情報処理端末1または2における、オブジェクトの他の例を示す図である。
図12の(a)は、人間の頭を縦方向かつ顔面に垂直な方向にCTスキャン(Computed Tomography)したときの、断面画像を示している。このように、情報処理端末1および2は、空間的にそれぞれ関連する一連の画像をオブジェクトとして記憶部50に格納しておき、押圧力に応じて表示する断面画像(合成オブジェクト)を変更してもよい。上記各実施形態にてオブジェクトの具体例として説明したフロアマップについても、空間的に関連する一連の画像であるといえる。また、MRI(Magnetic Resonance Imaging)画像等についても同様である。
一方、図12の(b)は、年代順に国境の推移を示した世界地図を示している。このように、情報処理端末1および2は時間的に(時系列で)関連する一連の画像をオブジェクトとして記憶部50に格納しておき、押圧力に応じて表示する世界地図(合成オブジェクト)を変更してもよい。さらに図12の(c)は、パラパラ漫画の一連の画像(1コマ毎の画像)を示している。同図の場合も、時間的に関連する一連の画像であるといえるため、情報処理端末1および2は押圧力に応じて表示する1コマ(合成オブジェクト)を変更してもよい。
このように、空間的または時間的に関連し、かつ、対応する押圧力毎に異なる一連のオブジェクトを、入力面に対する押圧力に応じて変更して(遷移させて)表示することにより、ユーザは押圧力を変えるという直観的かつ連続的な操作を行うだけで、空間的または時間的に関連するオブジェクトを連続的に閲覧することができる。したがって、画像閲覧におけるユーザの利便性が向上する。
なお、本発明に係る情報処理端末1および2は、上記各実施形態にて説明した表示モードの切替え方法(モード切替部11における、表示変更モードから表示固定モードに切替えるか否かの各種判定処理)を組み合わせて実行してもよい。また、当該切替え方法を実行するための構成(実施形態1のタイマー、実施形態2の加速度検出部60など)を併せて備えていてもよい。
例えば、モード切替部11(または14)は、一定の押圧力が一定時間かかった場合、または、押圧力がかかった状態で所定の閾値以上の加速度が検出された場合に、表示モードを表示変更モードから表示固定モードに切替えてもよい。また例えば、モード切替部11は、一定の押圧力が一定時間かかった場合、または、タッチパネル20に対し表示モードの切替えを指示する所定の操作がなされた場合に表示モードを表示変更モードから表示固定モードに切替えてもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
制御部10の制御ブロック(モード切替部11、オブジェクト決定部12、および表示画像作成部13)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、制御部10は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る表示制御装置(情報処理端末1または2)は、表示部(ディスプレイ40)に表示させる画像の少なくとも一部分(合成オブジェクト)を、入力面に対する押圧力に応じて変更する表示制御装置であって、上記押圧力が第1閾値以上である状態において、所定の条件が満たされたか否かを判定する判定部(モード切替部11または14)と、上記判定部が、上記押圧力がかかった状態で上記所定の条件が満たされたと判定した場合に、上記押圧力に応じて変更する部分の画像(合成オブジェクト)について、上記押圧力の変化に関わらず上記条件を満たす直前の押圧力に対応する画像を上記表示部に表示させる画像として決定する画像決定部(オブジェクト決定部12)を備えることを特徴としている。
上記構成によると、押圧力がかかった状態で所定の条件が満たされた場合、表示されている画像の少なくとも一部が、その後押圧力が変化したとしても変更されなくなる。そのため、ユーザは入力面に対し押圧力をかけ続けなくても、押圧力に応じて表示された画像の少なくとも一部を固定化して閲覧することができる。したがって、画像を閲覧する際のユーザの利便性が向上する。
本発明の態様2に係る表示制御装置は、上記態様1において、上記判定部は、上記押圧力が所定範囲内の大きさで所定時間継続してかけられた場合に、上記所定の条件を満たしたと判定することを特徴としている。
上記の構成によれば、入力面に対し所定範囲内の押圧力の付加が一定時間継続して行われた場合に、画像の少なくとも一部の表示を固定化する。したがって、ユーザは画像の閲覧中ずっと押圧力をかけ続けなくても、一定時間だけ意図的に概ね同じ押圧力をかけ続けることで、画像の一部を固定化することができる。したがって、画像を閲覧する際のユーザの利便性が向上する。
本発明の態様3に係る表示制御装置は、上記態様1または2において、上記判定部は、上記表示制御装置を含む筐体の加速度が第2閾値を超えたか否かを判定し、上記加速度が上記第2閾値を超えた場合に、上記所定の条件を満たしたと判定することを特徴としている。
上記の構成によれば、入力面に対し押圧力がかかった状態で、さらに加速度が検出された場合に、画像の少なくとも一部の表示を固定化する。したがって、ユーザは画像の閲覧中ずっと押圧力をかけ続けなくても、押圧力をかけた状態で表示制御装置を含む筐体を振るなどして加速度をかけることにより、画像の一部を固定化することができる。したがって、画像を閲覧する際のユーザの利便性が向上する。
本発明の態様4に係る表示制御装置は、上記態様1〜3のいずれか一態様において、上記判定部は、上記入力面に対し所定の入力操作が検出された場合に、上記所定の条件を満たしたと判定することを特徴としている。
上記の構成によれば、入力面に対し押圧力がかかった状態で、さらに所定の操作が行われたと判定された場合に、画像の少なくとも一部の表示を固定化する。したがって、ユーザは画像の閲覧中ずっと押圧力をかけ続けなくても、押圧力をかけた状態で、所定の操作(例えば入力面の所定位置をタッチする、または表示制御装置を含む装置に備えられた物理キーを押下するなど)を実行することにより、画像の一部を固定化することができる。したがって、画像を閲覧する際のユーザの利便性が向上する。
本発明の態様5に係る表示制御装置は、上記態様1〜4のいずれか一態様において、上記所定の条件が満たされた後、押圧力が上記第1閾値未満に低下した後に押圧力が上記第1閾値以上になると、押圧力に応じた上記画像の表示を再開させることを特徴としている。
上記の構成によれば、表示を固定化して、例えばユーザが指を離した後、再度押圧力をかけた場合に、再び押圧力に応じて表示させる画像を変化させることができる。したがって、ユーザは固定化した表示を変更したくなった場合、入力面に対し押圧力をかけるだけで再度表示の変更を行うことができる。したがって、画像を閲覧する際のユーザの利便性が向上する。
本発明の態様6に係る表示制御装置は、上記態様1〜5のいずれか一態様において、上記押圧力に応じて変更する部分の画像は、空間的または時間的に関連し、かつ、対応する押圧力毎に異なる一連のオブジェクトであることを特徴としている。
上記の構成によれば、ユーザは入力面に対する押圧力を変えるという直観的かつ連続的な操作を行うだけで、空間的または時間的に関連するオブジェクトを連続的に閲覧することができる。したがって、画像閲覧におけるユーザの利便性が向上する。
本発明の態様7に係る情報処理端末は、態様1〜6のいずれか一態様に記載の表示制御装置と、上記表示部と、上記入力面に対する押圧力を検出する圧力検出部と、を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、上記態様1〜6のいずれか1態様に記載の表示制御装置と同様の効果を奏する。
本発明の各態様に係る表示制御装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記表示制御装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記表示制御装置をコンピュータにて実現させる表示制御装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1、2 情報処理端末
10 制御部(表示制御装置)
11、14 モード切替部(判定部)
12 オブジェクト決定部(画像決定部)
13 表示画像作成部
20 タッチパネル
30 圧力検出部
40 ディスプレイ(表示部)
50 記憶部

Claims (8)

  1. 表示部に表示させる画像の少なくとも一部分を、入力面に対する押圧力に応じて変更する表示制御装置であって、
    上記押圧力が第1閾値以上である状態において、所定の条件が満たされたか否かを判定する判定部と、
    上記判定部が、上記押圧力がかかった状態で上記所定の条件が満たされたと判定した場合に、上記押圧力に応じて変更する部分の画像について、上記押圧力の変化に関わらず上記条件を満たす直前の押圧力に対応する画像を上記表示部に表示させる画像として決定する画像決定部を備えることを特徴とする表示制御装置。
  2. 上記判定部は、上記押圧力が所定範囲内の大きさで所定時間継続してかけられた場合に、上記所定の条件を満たしたと判定することを特徴とする、請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 上記判定部は、上記表示制御装置を含む筐体の加速度が第2閾値を超えたか否かを判定し、上記加速度が上記第2閾値を超えた場合に、上記所定の条件を満たしたと判定することを特徴とする、請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 上記判定部は、上記入力面に対し所定の入力操作が検出された場合に、上記所定の条件を満たしたと判定することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. 上記画像決定部は、上記所定の条件が満たされた後、押圧力が上記第1閾値未満に低下した後に押圧力が上記第1閾値以上になると、押圧力に応じた上記画像の表示を再開させることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  6. 上記押圧力に応じて変更する部分の画像は、空間的または時間的に関連し、かつ、対応する押圧力毎に異なる一連のオブジェクトであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示制御装置と、
    上記表示部と、
    上記入力面に対する押圧力を検出する圧力検出部と、を備えることを特徴とする情報処理端末。
  8. 請求項1に記載の表示制御装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記判定部および上記画像決定部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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