JP2001051760A - 編集対象選択可能範囲設定装置および方法ならびに編集対象選択可能範囲設定プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

編集対象選択可能範囲設定装置および方法ならびに編集対象選択可能範囲設定プログラムを記録した記録媒体

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JP2001051760A
JP2001051760A JP22761399A JP22761399A JP2001051760A JP 2001051760 A JP2001051760 A JP 2001051760A JP 22761399 A JP22761399 A JP 22761399A JP 22761399 A JP22761399 A JP 22761399A JP 2001051760 A JP2001051760 A JP 2001051760A
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Haruhisa Hoshino
治久 星野
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザによる編集対象オブジェクトの選択操
作が容易な編集対象選択可能範囲設定装置等を提供す
る。 【解決手段】 本装置10は、オブジェクト状態判断手
段11および選択可能範囲設定手段12を備えており、
ポインティングデバイス30を用いて表示装置20の表
示画面21上の編集対象オブジェクトを選択する際の選
択可能範囲23を設定する。オブジェクト状態判断手段
11は、表示画面21に表示された表示イメージ22が
表す編集対象オブジェクトの状態を判断する。選択可能
範囲設定手段12は、表示画面21上の表示イメージ2
2より広い選択可能範囲23を該表示イメージ22の近
傍に設定する。このとき、選択可能範囲設定手段12
は、オブジェクト状態判断手段11により判断された編
集対象オブジェクトの状態に基づいて選択可能範囲23
を適切に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポインティングデ
バイスを用いて表示画面上の編集対象オブジェクトを選
択する際の選択可能範囲を設定する編集対象選択可能範
囲設定装置および方法ならびに編集対象選択可能範囲設
定プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ上で動作する画像編集アプ
リケーションや文書編集アプリケーション等における編
集対象オブジェクトは、表示画面上において表示イメー
ジとして表示される。編集対象オブジェクトは、図形や
文字だけでなく、アイコン、ウィンドウ、編集用カーソ
ルおよび領域指定枠などであり、編集対象オブジェクト
の表示イメージは、表示画面上において所定の面積をも
って表示されて、GUI(Graphical User Interface)
によりポインティングデバイス(マウス、タブレット、
ライトペンなど)を用いて編集(選択、移動、拡大/縮
小など)が可能である。
【0003】表示画面上において、多数の編集対象オブ
ジェクトの表示イメージが表示される場合や、複数の編
集対象オブジェクトの表示イメージが相互に重なって表
示される場合がある。このような場合に、各々の編集対
象オブジェクトの表示イメージのサイズを大きなものと
すると、下地の編集対象オブジェクトが見えなくなる等
の要因により、ポインティングデバイスを用いた編集対
象オブジェクトの編集が困難となる。一方、各々の編集
対象オブジェクトの表示イメージのサイズを小さなもの
とすると、その小さな表示イメージをポインティングデ
バイスで選択するのが困難となる。
【0004】このような問題を解決する為に、ポインテ
ィングデバイスを用いて表示画面上の編集対象オブジェ
クトを容易に選択することを目的とする技術が幾つか知
られている。例えば、特開平5−298028号公報に
開示された技術(以下では「第1の従来技術」と言
う。)は、編集対象オブジェクトの表示イメージより広
い選択可能範囲を表示画面上に設定し、その選択可能範
囲内の任意位置をポインティングデバイスにより選択す
ることで、その編集対象オブジェクトの選択操作の容易
化を図るものである。また、この第1の従来技術では、
ポインティングデバイスのカーソルが表示イメージ上で
なくとも、ポインティングデバイスのカーソルが表示イ
メージの近傍に達すると、その選択可能範囲を示す枠が
表示される。しかし、この第1の従来技術では、複数の
編集対象オブジェクトの表示イメージが互いに接近して
表示されている場合、選択可能範囲を示す枠内の位置を
ポインティングデバイスで選択したときに、上記複数の
編集対象オブジェクトのうち何れの編集対象オブジェク
トが選択されるか明確ではなく、ユーザが混乱すること
となる。
【0005】また、特開平8−152971号公報や特
開平10−240445号公報に開示された技術(以下
では「第2の従来技術」と言う。)は、或る編集対象オ
ブジェクトの表示イメージとポインティングデバイスの
カーソルとが一定距離以下となったときに、その表示イ
メージ上までポインティングデバイスのカーソルを強制
的に移動させることで、表示イメージが小さい場合にも
編集対象オブジェクトの選択操作の容易化を図るもので
ある。しかしながら、本来、ポインティングデバイスの
カーソルは、ユーザの指示に従って移動すべきものであ
って、ユーザの意図と異なる移動をすべきではない。す
なわち、この第2の従来技術では、ポインティングデバ
イスの操作がユーザにとって違和感があり、GUI操作
におけるユーザの信頼を損ないかねない。
【0006】さらに、特開平7−129311号公報や
特開平8−305874号公報に開示された技術(以下
では「第3の従来技術」と言う。)は、ポインティング
デバイスのカーソルの位置から一定距離以下にある編集
対象オブジェクトの全てを選択候補とし、選択候補が複
数ある場合には、その複数の選択候補のうちの何れか1
つの編集対象オブジェクトを選択することで、複数の編
集対象オブジェクトの表示イメージが互いに近い位置に
ある場合にも、編集対象オブジェクトの選択操作の容易
化を図るものである。しかし、この第3の従来技術で
は、編集対象オブジェクトの選択という単純な操作を行
うにも拘わらず、ユーザに対して2段階の選択操作を強
いることから、操作が煩雑であり、直感的操作性が劣
り、また、複数の選択候補を表示することから表示情報
の多量化に因りユーザの混乱を招きかねない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、上記の
第1〜第3の従来技術は何れも、表示イメージのサイズ
を小さくせざるを得ない編集対象オブジェクトの選択の
容易化を図ったものではあるが、複数の編集対象オブジ
ェクトの表示イメージが存在する場合等においては、ユ
ーザによる編集対象オブジェクトの選択操作の際に混乱
が生じ易かったり、或いは、その選択操作が複雑であっ
たりするものである。
【0008】本発明は、上記問題点を解消する為になさ
れたものであり、ユーザによる編集対象オブジェクトの
選択操作が容易な編集対象選択可能範囲設定装置、編集
対象選択可能範囲設定方法、および、編集対象選択可能
範囲設定プログラムを記録した記録媒体を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る編集対象選
択可能範囲設定装置は、ポインティングデバイスを用い
て表示画面上の編集対象オブジェクトを選択する際の選
択可能範囲を設定する編集対象選択可能範囲設定装置で
あって、(1) 編集対象オブジェクトの状態を判断するオ
ブジェクト状態判断手段と、(2) オブジェクト状態判断
手段により判断された状態に基づいて表示画面上の編集
対象オブジェクトの表示イメージより広い選択可能範囲
を該表示イメージの近傍に設定する選択可能範囲設定手
段と、を備えることを特徴とする。
【0010】本発明に係る編集対象選択可能範囲設定方
法は、ポインティングデバイスを用いて表示画面上の編
集対象オブジェクトを選択する際の選択可能範囲を設定
する編集対象選択可能範囲設定方法であって、(1) 編集
対象オブジェクトの状態を判断するオブジェクト状態判
断ステップと、(2) オブジェクト状態判断ステップによ
り判断された状態に基づいて表示画面上の編集対象オブ
ジェクトの表示イメージより広い選択可能範囲を該表示
イメージの近傍に設定する選択可能範囲設定ステップ
と、を備えることを特徴とする。
【0011】本発明に係る編集対象選択可能範囲設定プ
ログラムを記録した記録媒体は、ポインティングデバイ
スを用いて表示画面上の編集対象オブジェクトを選択す
る際の選択可能範囲を設定する編集対象選択可能範囲設
定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体であって、(1) 編集対象オブジェクトの状態を判
断するオブジェクト状態判断機能と、(2) オブジェクト
状態判断機能により判断された状態に基づいて表示画面
上の編集対象オブジェクトの表示イメージより広い選択
可能範囲を該表示イメージの近傍に設定する選択可能範
囲設定機能と、を実現させるためのものである。
【0012】これら本発明に係る編集対象選択可能範囲
設定装置、編集対象選択可能範囲設定方法、および、編
集対象選択可能範囲設定プログラムを記録した記録媒体
それぞれによれば、先ず、オブジェクト状態判断手段
(ステップ、機能)により編集対象オブジェクトの状態
が判断される。そして、選択可能範囲設定手段(ステッ
プ、機能)により、ポインティングデバイスを用いて表
示画面上の編集対象オブジェクトを選択する際の選択可
能範囲が、表示画面上の編集対象オブジェクトの表示イ
メージより広く該表示イメージの近傍に設定される。こ
のとき、選択可能範囲は、オブジェクト状態判断手段
(ステップ、機能)により判断された編集対象オブジェ
クトの状態に基づいて適切に設定される。このようにす
ることで、ユーザによる編集対象オブジェクトの選択操
作が容易となる。
【0013】上記の編集対象選択可能範囲設定装置、編
集対象選択可能範囲設定方法、および、編集対象選択可
能範囲設定プログラムを記録した記録媒体それぞれにお
いて、上記の選択可能範囲設定手段(ステップ、機能)
は、オブジェクト状態判断手段(ステップ、機能)によ
り判断された状態に基づいて選択可能範囲を平行移動す
るのが好適である。この場合には、各々の編集対象オブ
ジェクトの選択可能範囲の重なりを回避しつつ、選択可
能範囲の面積を充分に確保することができるので、ユー
ザによる編集対象オブジェクトの選択操作が容易とな
る。
【0014】また、選択可能範囲設定手段(ステップ、
機能)は、オブジェクト状態判断手段(ステップ、機
能)により判断された状態に基づいて選択可能範囲を拡
大または縮小するのも好適である。この場合には、各々
の編集対象オブジェクトの選択可能範囲の重なりを回避
しつつ、選択可能範囲の面積を確保するとともに、編集
対象オブジェクトの表示イメージに対する選択可能範囲
の対称性を確保することができるので、ユーザによる編
集対象オブジェクトの選択操作が容易となる。
【0015】また、選択可能範囲設定手段(ステップ、
機能)は、オブジェクト状態判断手段(ステップ、機
能)により判断された状態に基づいて選択可能範囲を平
行移動するとともに拡大または縮小するのも好適であ
る。この場合には、各々の編集対象オブジェクトの選択
可能範囲の重なりを回避しつつ、編集対象オブジェクト
の表示イメージに対して少なくとも一方の側で選択可能
範囲の面積を充分に確保することができるので、ユーザ
による編集対象オブジェクトの選択操作が容易となる。
【0016】上記の編集対象選択可能範囲設定装置、編
集対象選択可能範囲設定方法、および、編集対象選択可
能範囲設定プログラムを記録した記録媒体それぞれにお
いて、オブジェクト状態判断手段(ステップ、機能)
は、編集対象オブジェクトの表示イメージの表示が可能
な範囲の外枠と該表示イメージとの相対的位置関係を編
集対象オブジェクトの状態として判断するのが好適であ
る。この場合には、編集対象オブジェクトの表示イメー
ジの表示が可能な範囲でのみ、その編集対象オブジェク
トの選択操作が可能であって、その外枠より外側にある
他のオブジェクトや他のアプリケーションに影響を与え
ることがないので、ユーザ操作の混乱を防止でき、ユー
ザによる編集対象オブジェクトの選択操作が容易とな
る。
【0017】また、オブジェクト状態判断手段(ステッ
プ、機能)は、他の編集対象オブジェクトとの相対的位
置関係を編集対象オブジェクトの状態として判断するの
が好適である。この場合には、各々の編集対象オブジェ
クトの表示イメージが互いに近い場合であっても、各々
の編集対象オブジェクトの選択可能範囲の重なりを回避
しつつ、選択可能範囲の面積を確保することができるの
で、ユーザによる編集対象オブジェクトの選択操作が容
易となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を詳細に説明する。先ず、本実施形態に係
る編集対象選択可能範囲設定装置(以下では「本装置」
とも言う。)の概略構成、および、本実施形態に係る編
集対象選択可能範囲設定方法(以下では「本方法」とも
言う。)における概略処理について説明する。
【0019】図1は、本実施形態に係る編集対象選択可
能範囲設定装置10の概略構成を説明するブロック図で
ある。本装置10は、オブジェクト状態判断手段11お
よび選択可能範囲設定手段12を備えており、ポインテ
ィングデバイス30を用いて表示装置20の表示画面2
1上の編集対象オブジェクトを選択する際の選択可能範
囲23を設定するものである。オブジェクト状態判断手
段11は、表示画面21に表示された表示イメージ22
が表す編集対象オブジェクトの状態を判断する。選択可
能範囲設定手段12は、表示画面21上の表示イメージ
22より広い選択可能範囲23を該表示イメージ22の
近傍に設定する。このとき、選択可能範囲設定手段12
は、オブジェクト状態判断手段11により判断された編
集対象オブジェクトの状態に基づいて選択可能範囲23
を適切に設定する。
【0020】なお、この図では、選択可能範囲23を表
示する枠が表示画面21上に表示されているが、この枠
は必ずしも表示されなくてもよい。編集対象オブジェク
トの表示イメージ22は、図形や文字だけでなく、アイ
コン、ウィンドウ、編集用カーソルおよび領域指定枠な
どである。ポインティングデバイス30は、例えば、マ
ウス、タブレット、ライトペンなどである。本装置1
0、表示装置20およびポインティングデバイス30を
含んでコンピュータシステムが構成される。また、以下
では、表示画面21上の編集対象オブジェクトの表示イ
メージ22を編集対象オブジェクト22と表す場合があ
る。
【0021】図2は、本実施形態に係る編集対象選択可
能範囲設定方法の概略処理を説明するフローチャートで
ある。本方法は、オブジェクト状態判断ステップS1お
よび選択可能範囲設定ステップS2を備えており、ポイ
ンティングデバイス30を用いて表示装置20の表示画
面21上の編集対象オブジェクト22を選択する際の選
択可能範囲23を設定するものである。オブジェクト状
態判断ステップS1では、表示画面21に表示された表
示イメージ22が表す編集対象オブジェクトの状態を判
断する。続く選択可能範囲設定ステップS2では、表示
画面21上の表示イメージ22より広い選択可能範囲を
該表示イメージ22の近傍に設定する。このとき、選択
可能範囲設定ステップS2では、オブジェクト状態判断
ステップS1において判断された編集対象オブジェクト
22の状態に基づいて選択可能範囲を適切に設定する。
なお、オブジェクト状態判断ステップS1および選択可
能範囲設定ステップS2は、何れかの編集対象オブジェ
クトが編集(移動、拡大/縮小など)される度に、表示
画面21上の全ての編集対象オブジェクトそれぞれにつ
いて行われる。
【0022】本実施形態に係る編集対象選択可能範囲設
定プログラムを記録した記録媒体(以下では「本記録媒
体」とも言う。)は、本装置のオブジェクト状態判断手
段または本方法のオブジェクト状態判断ステップの機能
をオブジェクト状態判断機能とし、本装置の選択可能範
囲設定手段または本方法の選択可能範囲設定ステップの
機能を選択可能範囲設定機能として、これらオブジェク
ト状態判断機能および選択可能範囲設定機能を実現させ
るための編集対象選択可能範囲設定プログラムを記録し
た、コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0023】以下では、本装置、本方法および本記録媒
体のより具体的な実施形態について説明する。以下の具
体的な実施形態においても、本記録媒体は、本装置およ
び本方法におけるオブジェクト状態判断機能および選択
可能範囲設定機能を実現させるための編集対象選択可能
範囲設定プログラムを記録したものである。
【0024】(第1の実施形態)第1の実施形態は、画
像のトリミング等の際に領域を指定する矩形枠を編集対
象オブジェクトとするものである。図3は、第1の実施
形態における編集対象オブジェクトの表示イメージおよ
び選択可能範囲を説明する図である。
【0025】本実施形態では、図3(a)に示すよう
に、編集対象オブジェクトの表示イメージ22は、見か
け上は1つの矩形の枠であるが、実際上は9つのものか
らなる。すなわち、編集対象オブジェクトは、左右方向
への移動が可能な左辺オブジェクト221および右辺オ
ブジェクト222、上下方向への移動が可能な上辺オブ
ジェクト223および下辺オブジェクト224、任意方向
への移動が可能な左上角オブジェクト225、右上角オ
ブジェクト226、右下角オブジェクト227および左下
角オブジェクト228、ならびに、平行移動が可能な矩
形枠全体オブジェクトを含む。
【0026】これら9つの編集対象オブジェクトそれぞ
れに対応する選択可能範囲として、左辺変更用選択可能
範囲231、右辺変更用選択可能範囲232、上辺変更用
選択可能範囲233、下辺変更用選択可能範囲234、左
上角変更用選択可能範囲23 5、右上角変更用選択可能
範囲236、右下角変更用選択可能範囲237、左下角変
更用選択可能範囲238、および、矩形枠移動用選択可
能範囲239が含まれる。これらの選択可能範囲231
238それぞれは、対応する編集対象オブジェクトの表
示イメージより幅が広い。
【0027】例えば、左上角変更用選択可能範囲235
内をポインティングデバイス30の操作で選択して任意
方向に移動することにより、矩形枠の右下角を固定点と
して矩形枠を変形させることができる。また、矩形枠移
動用選択可能範囲239内をポインティングデバイス3
0の操作で選択して任意方向に移動することにより、矩
形枠の形状を維持したまま矩形枠を平行移動させること
ができる。
【0028】また、左辺変更用選択可能範囲231内を
ポインティングデバイス30の操作で選択することによ
り、左辺オブジェクト221を左方向または右方向へ移
動することができる。図3(b)〜(d)それぞれは、
左辺オブジェクト221を右方向に移動することで編集
対象オブジェクトの表示イメージ22の左右方向の幅を
狭くしたものを示している。また、図3(b)〜(d)
それぞれは、右辺変更用選択可能範囲232をも示して
いる。
【0029】図3(a)に示すように、左辺オブジェク
ト221と右辺オブジェクト222との間の距離Aが充分
に大きければ、選択可能範囲231〜238それぞれを通
常幅で通常位置とすることができる。例えば、右辺オブ
ジェクト222の右辺変更用選択可能範囲232は、通常
値Bであって、右辺オブジェクト222を挟んで対称に
設定される。
【0030】しかし、左辺オブジェクト221を右方向
に移動したことにより距離Aが所定値より小さくなった
場合には、その状態にある旨をオブジェクト状態判断手
段11が判断して、選択可能範囲設定手段12が選択可
能範囲231〜238それぞれの幅を適切に設定する。以
下では、右辺変更用選択可能範囲232の設定について
説明するが、他の選択可能範囲の設定についても同様で
ある。
【0031】図3(b)では、選択可能範囲設定手段1
2は、図3(a)に示す通常位置から右辺変更用選択可
能範囲232を右方向に平行移動している。図4は、こ
の場合における選択可能範囲の設定方法を説明するフロ
ーチャートであり、図2に示したフローチャートをより
詳細に表したものである。オブジェクト状態判断手段1
1は、ステップS11で、左辺オブジェクト221と右
辺オブジェクト222との間の距離Aを取得し、続くス
テップS12で、ステップS11で取得された距離Aが
規定値(2×B)以上であるか否かを判断する。そし
て、ステップS12で距離Aが規定値(2×B)以上で
あると判断されたときには、ステップS13で、選択可
能範囲設定手段12は、右辺変更用選択可能範囲232
をシフトさせることなく通常位置のままとする。一方、
ステップS12で距離Aが規定値(2×B)未満である
と判断されたときには、ステップS14で、選択可能範
囲設定手段12は、右辺変更用選択可能範囲232を距
離(B/2−A/4)だけ通常位置から右へシフトさせ
る。このようにすることで、選択可能範囲231〜238
の相互の重なりを回避しつつ、選択可能範囲231〜2
8それぞれの幅Bを維持することができるので、ユー
ザによる編集対象オブジェクトの選択操作が容易とな
る。
【0032】図3(c)では、選択可能範囲設定手段1
2は、図3(a)に示す通常幅Bから右辺変更用選択可
能範囲232を縮小している。図5は、この場合におけ
る選択可能範囲の設定方法を説明するフローチャートで
あり、図2に示したフローチャートをより詳細に表した
ものである。オブジェクト状態判断手段11は、ステッ
プS21で、左辺オブジェクト221と右辺オブジェク
ト222との間の距離Aを取得し、続くステップS22
で、ステップS21で取得された距離Aが規定値(2×
B)以上であるか否かを判断する。そして、ステップS
22で距離Aが規定値(2×B)以上であると判断され
たときには、ステップS23で、選択可能範囲設定手段
12は、右辺変更用選択可能範囲232の幅を拡大/縮
小させることなく通常幅Bのままとする。一方、ステッ
プS22で距離Aが規定値(2×B)未満であると判断
されたときには、ステップS24で、選択可能範囲設定
手段12は、右辺変更用選択可能範囲232の幅をA/
2とする。このようにすることで、選択可能範囲231
〜238の相互の重なりを回避しつつ、選択可能範囲2
1〜238それぞれの面積を選択可能範囲の面積を確保
するとともに、右辺オブジェクト222に対して右辺変
更用選択可能範囲232を左右対称とすることができる
ので、ユーザによる編集対象オブジェクトの選択操作が
容易となる。
【0033】図3(d)では、選択可能範囲設定手段1
2は、図3(a)に示す通常位置から右辺変更用選択可
能範囲232を右方向に平行移動するとともに、図3
(a)に示す通常幅Bから右辺変更用選択可能範囲23
2を縮小している。このようにすることで、各々の編集
対象オブジェクトの選択可能範囲の重なりを回避しつ
つ、右辺オブジェクト222に対して右側(すなわち矩
形枠に対して外側)の選択可能範囲の領域の幅をB/2
に維持することができるので、ユーザによる編集対象オ
ブジェクトの選択操作が容易となる。
【0034】なお、図3(b)〜(d)の何れかの状態
から例えば右辺オブジェクト222が右方向に移動し
て、左辺オブジェクト221と右辺オブジェクト222
の間の距離Aが規定値(2×B)以上となった場合に
は、その状態にある旨をオブジェクト状態判断手段11
が判断して、選択可能範囲設定手段12は右辺変更用選
択可能範囲232を通常幅Bで通常位置に設定する。
【0035】(第2の実施形態)第2の実施形態は、円
形形状の表示イメージを有する編集対象オブジェクトの
選択に関するものである。図6は、第2の実施形態にお
ける編集対象オブジェクトの表示イメージおよび選択可
能範囲を説明する図である。本実施形態では、各々円形
形状の表示イメージを有する2つの編集対象オブジェク
ト221および編集対象オブジェクト222を考える。
【0036】図6(a)に示すように、編集対象オブジ
ェクト221および編集対象オブジェクト222が互いに
充分に離れていて両者間の距離Aが規定値(2×B)以
上であれば、その状態にある旨をオブジェクト状態判断
手段11が判断して、選択可能範囲設定手段12は、編
集対象オブジェクト221の周囲に半径Bの選択可能範
囲231を設定し、編集対象オブジェクト222の周囲に
半径Bの選択可能範囲232を設定する。
【0037】一方、図6(b)に示すように、編集対象
オブジェクト221および編集対象オブジェクト222
互いに近づいて両者間の距離Aが規定値(2×B)未満
であれば、その状態にある旨をオブジェクト状態判断手
段11が判断して、選択可能範囲設定手段12は、選択
可能範囲231の中心点と選択可能範囲232の中心点と
の間の距離Cを距離Aより長くする。また、選択可能範
囲設定手段12は、編集対象オブジェクト221と編集
対象オブジェクト222との中心位置を通る直線を、選
択可能範囲231と選択可能範囲232との境界とする。
【0038】このように、本実施形態では、編集対象オ
ブジェクト221および編集対象オブジェクト222が互
いに近づいたときに、左にある編集対象オブジェクト2
1より左方に選択可能範囲231の中心点をシフトし、
右にある編集対象オブジェクト221より右方に選択可
能範囲232の中心点をシフトして、距離Cを距離Aよ
り長くするとともに、選択可能範囲231と選択可能範
囲232との境界を両者間の中央に明確に定める。この
ようにすることにより、選択可能範囲231および選択
可能範囲232の相互の重なりを回避しつつ、選択可能
範囲231および選択可能範囲232それぞれの面積を確
保することができるので、ユーザによる編集対象オブジ
ェクトの選択操作が容易となる。また、このように選択
可能範囲231および選択可能範囲232それぞれを設定
することは、人間工学に基づく曖昧さを考慮したもので
もあり、ユーザが選択可能範囲を直感的に把握し易いこ
とから、この点でも、ユーザによる編集対象オブジェク
トの選択操作が容易となる。
【0039】(第3の実施形態)第3の実施形態は、ウ
ィンドウ内にある編集対象オブジェクトの選択に関する
ものである。図7は、第3の実施形態における編集対象
オブジェクトの表示イメージおよび選択可能範囲を説明
する図である。本実施形態では、各々矩形形状の表示イ
メージを有する2つの編集対象オブジェクト221およ
び編集対象オブジェクト222を考える。また、これら
が表示画面21上のウィンドウ外枠24の内側でのみ表
示可能であるとする。
【0040】一方の編集対象オブジェクト221および
ウィンドウ外枠24が充分に互いに離れていて両者間の
間隔が規定値B以上であれば、その状態にある旨をオブ
ジェクト状態判断手段11が判断して、選択可能範囲設
定手段12は、編集対象オブジェクト221の周囲の一
定距離Bの範囲までを選択可能範囲231として設定す
る。
【0041】他方の編集対象オブジェクト222とウィ
ンドウ外枠24の左辺および上辺とが互いに近く、両者
間の間隔が規定値B未満であれば、その状態にある旨を
オブジェクト状態判断手段11が判断して、選択可能範
囲設定手段12は、編集対象オブジェクト222の右方
および下方については一定距離Bの範囲までを、編集対
象オブジェクト222の左方についてはウィンドウ外枠
24の左辺までを、また、編集対象オブジェクト222
の上方についてはウィンドウ外枠24の上辺までを、選
択可能範囲232とする。
【0042】このように、本実施形態では、編集対象オ
ブジェクトの表示イメージの表示が可能なウィンドウ外
枠24の内側でのみ、その編集対象オブジェクトの選択
操作が可能であって、そのウィンドウ外枠24より外側
にある他のオブジェクトや他のアプリケーションに影響
を与えることがないので、ユーザ操作の混乱を防止で
き、ユーザによる編集対象オブジェクトの選択操作が容
易となる。
【0043】(第4の実施形態)第4の実施形態は、矩
形形状の表示イメージを有する編集対象オブジェクトの
選択に関するものである。図8は、第4の実施形態にお
ける編集対象オブジェクトの表示イメージおよび選択可
能範囲を説明する図である。本実施形態では、各々矩形
形状の表示イメージを有する2つの編集対象オブジェク
ト221および編集対象オブジェクト222を考える。
【0044】図8(a)に示すように、編集対象オブジ
ェクト221および編集対象オブジェクト222が充分に
互いに離れていて両者間の間隔Aが規定値(2×B)以
上であれば、その状態にある旨をオブジェクト状態判断
手段11が判断して、選択可能範囲設定手段12は、編
集対象オブジェクト221の周囲の一定距離Bの範囲ま
でを選択可能範囲231として設定し、また、編集対象
オブジェクト222の周囲の一定距離Bの範囲までを選
択可能範囲232として設定する。
【0045】図8(b)に示すように、編集対象オブジ
ェクト221および編集対象オブジェクト222が互いに
近づいて両者間の間隔Aが規定値(2×B)未満であれ
ば、その状態にある旨をオブジェクト状態判断手段11
が判断して、選択可能範囲設定手段12は、左側にある
編集対象オブジェクト221の左方、上方および下方に
ついては一定距離Bの範囲までを選択可能範囲231
する。選択可能範囲設定手段12は、右側にある編集対
象オブジェクト222の右方、上方および下方について
は一定距離Bの範囲までを選択可能範囲232とする。
また、選択可能範囲設定手段12は、編集対象オブジェ
クト221の右辺と編集対象オブジェクト222の左辺と
が対向する範囲では両者の中間を通る線分を、選択可能
範囲231および選択可能範囲232それぞれの枠が交差
する点と上記線分の端点とを結ぶ線分を、選択可能範囲
231と選択可能範囲232との境界とする。
【0046】また、図8(c)に示すように、編集対象
オブジェクト221および編集対象オブジェクト222
互いに更に近づいて両者が重なった場合には、その状態
にある旨をオブジェクト状態判断手段11が判断して、
選択可能範囲設定手段12は、選択可能範囲231およ
び選択可能範囲232それぞれの枠が交差する点と、編
集対象オブジェクト221および編集対象オブジェクト
222それぞれの枠が交差する点とを結ぶ線分を、選択
可能範囲231と選択可能範囲232との境界とする。
【0047】以上のようにすることにより、編集対象オ
ブジェクト221および編集対象オブジェクト222が互
いに近づき或いは重なった場合でも、選択可能範囲23
1および選択可能範囲232の相互の重なりを回避しつ
つ、選択可能範囲231および選択可能範囲232それぞ
れの面積を確保することができるので、ユーザによる編
集対象オブジェクトの選択操作が容易となる。
【0048】次に、図9に示すフローチャートを用い
て、第3および第4の実施形態における選択可能範囲の
設定方法を説明する。この図9に示したフローチャート
も、図2に示したフローチャートをより詳細に表したも
のである。
【0049】初めに、ステップS41で、オブジェクト
状態判断手段11は、編集対象オブジェクトがウィンド
ウ外枠24と近いか又は重なっている否かを判断する。
もし、そうであれば、ステップS42で、選択可能範囲
設定手段12は、編集対象オブジェクトとウィンドウ外
枠24との位置関係等に基づいて、その編集対象オブジ
ェクトの選択可能範囲変更パラメータを作成する。続い
て、ステップS43で、オブジェクト状態判断手段11
は、編集対象オブジェクトが他の編集対象オブジェクト
と近いか又は重なっている否かを判断する。もし、そう
であれば、ステップS43で、選択可能範囲設定手段1
2は、編集対象オブジェクトと他の編集対象オブジェク
トとの位置関係等に基づいて、その編集対象オブジェク
トの選択可能範囲変更パラメータを作成する。なお、他
の編集対象オブジェクトの状態が変更となった場合に
は、ステップS41およびステップS42を経ることな
く、ステップS43から開始すればよい。そして、ステ
ップS45で、選択可能範囲変更パラメータが作成され
たか否かが判断され、もし、そうであれば、ステップS
46で、選択可能範囲設定手段12は、作成された選択
可能範囲変更パラメータに基づいて選択可能範囲を設定
する。そうでなければ、ステップS47で、選択可能範
囲設定手段12は、選択可能範囲を通常位置で通常幅と
して設定する。
【0050】以上のように、本装置、本方法および本記
録媒体を用いれば、編集対象オブジェクトの表示イメー
ジより広い面積または広い幅で選択可能範囲を設定する
ことにより、表示イメージが小さくでもユーザが容易に
その編集対象オブジェクトを選択することができる。ユ
ーザによるポインティングデバイスの動きと表示画面上
のカーソルの動きとは完全に一致していることから、ユ
ーザによる選択動作が直感的であって容易である。複数
の編集対象オブジェクトの表示イメージが互いに近くに
あったり或いは互いに重なったりしていても、選択可能
範囲の位置や形状を変化させることにより、複数の編集
対象オブジェクトそれぞれの選択可能範囲が互いに重な
ることはなく、表示画面上の各位置が何れか1つの選択
可能範囲内に限定されるので、複数の編集対象オブジェ
クトのうちから1つの編集対象オブジェクトを1度の選
択操作により選択することができる。
【0051】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり、本発明に
よれば、オブジェクト状態判断手段(ステップ、機能)
により編集対象オブジェクトの状態が判断され、選択可
能範囲設定手段(ステップ、機能)により、ポインティ
ングデバイスを用いて表示画面上の編集対象オブジェク
トを選択する際の選択可能範囲が、表示画面上の編集対
象オブジェクトの表示イメージより広く該表示イメージ
の近傍に設定される。このとき、選択可能範囲は、オブ
ジェクト状態判断手段(ステップ、機能)により判断さ
れた編集対象オブジェクトの状態に基づいて適切に設定
される。このようにすることで、ユーザによる編集対象
オブジェクトの選択操作が容易となる。すなわち、表示
イメージのサイズを小さくせざるを得ない編集対象オブ
ジェクトの選択が容易であるだけでなく、複数の編集対
象オブジェクトの表示イメージが存在する場合等におい
ても、ユーザによる編集対象オブジェクトの選択操作の
際に混乱が生じることなく、その選択操作が容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る編集対象選択可能範囲設定装
置の概略構成を説明するブロック図である。
【図2】本実施形態に係る編集対象選択可能範囲設定方
法における概略処理を説明するフローチャートである。
【図3】第1の実施形態における編集対象オブジェクト
の表示イメージおよび選択可能範囲を説明する図であ
る。
【図4】第1の実施形態における選択可能範囲の設定方
法を説明するフローチャートである。
【図5】第1の実施形態における選択可能範囲の設定方
法を説明するフローチャートである。
【図6】第2の実施形態における編集対象オブジェクト
の表示イメージおよび選択可能範囲を説明する図であ
る。
【図7】第3の実施形態における編集対象オブジェクト
の表示イメージおよび選択可能範囲を説明する図であ
る。
【図8】第4の実施形態における編集対象オブジェクト
の表示イメージおよび選択可能範囲を説明する図であ
る。
【図9】第3および第4の実施形態における選択可能範
囲の設定方法を説明するフローチャートである。
【符号の説明】 10…編集対象選択可能範囲設定装置(本装置)、11
…オブジェクト状態判断手段、12…選択可能範囲設定
手段、20…表示装置、21…表示画面、22…編集対
象オブジェクト(表示イメージ)、23…選択可能範
囲、24…ウィンドウ外枠、30…ポインティングデバ
イス。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポインティングデバイスを用いて表示画
    面上の編集対象オブジェクトを選択する際の選択可能範
    囲を設定する編集対象選択可能範囲設定装置であって、 前記編集対象オブジェクトの状態を判断するオブジェク
    ト状態判断手段と、 前記オブジェクト状態判断手段により判断された状態に
    基づいて前記表示画面上の編集対象オブジェクトの表示
    イメージより広い選択可能範囲を該表示イメージの近傍
    に設定する選択可能範囲設定手段と、 を備えることを特徴とする編集対象選択可能範囲設定装
    置。
  2. 【請求項2】 前記選択可能範囲設定手段は、前記オブ
    ジェクト状態判断手段により判断された状態に基づいて
    前記選択可能範囲を平行移動する、ことを特徴とする請
    求項1記載の編集対象選択可能範囲設定装置。
  3. 【請求項3】 前記選択可能範囲設定手段は、前記オブ
    ジェクト状態判断手段により判断された状態に基づいて
    前記選択可能範囲を拡大または縮小する、ことを特徴と
    する請求項1記載の編集対象選択可能範囲設定装置。
  4. 【請求項4】 前記選択可能範囲設定手段は、前記オブ
    ジェクト状態判断手段により判断された状態に基づいて
    前記選択可能範囲を平行移動するとともに拡大または縮
    小する、ことを特徴とする請求項1記載の編集対象選択
    可能範囲設定装置。
  5. 【請求項5】 前記オブジェクト状態判断手段は、前記
    編集対象オブジェクトの表示イメージの表示が可能な範
    囲の外枠と該表示イメージとの相対的位置関係を前記編
    集対象オブジェクトの状態として判断する、ことを特徴
    とする請求項1記載の編集対象選択可能範囲設定装置。
  6. 【請求項6】 前記オブジェクト状態判断手段は、他の
    編集対象オブジェクトとの相対的位置関係を前記編集対
    象オブジェクトの状態として判断する、ことを特徴とす
    る請求項1記載の編集対象選択可能範囲設定装置。
  7. 【請求項7】 ポインティングデバイスを用いて表示画
    面上の編集対象オブジェクトを選択する際の選択可能範
    囲を設定する編集対象選択可能範囲設定方法であって、 前記編集対象オブジェクトの状態を判断するオブジェク
    ト状態判断ステップと、 前記オブジェクト状態判断ステップにより判断された状
    態に基づいて前記表示画面上の編集対象オブジェクトの
    表示イメージより広い選択可能範囲を該表示イメージの
    近傍に設定する選択可能範囲設定ステップと、 を備えることを特徴とする編集対象選択可能範囲設定方
    法。
  8. 【請求項8】 前記選択可能範囲設定ステップは、前記
    オブジェクト状態判断手段により判断された状態に基づ
    いて前記選択可能範囲を平行移動する、ことを特徴とす
    る請求項7記載の編集対象選択可能範囲設定方法。
  9. 【請求項9】 前記選択可能範囲設定ステップは、前記
    オブジェクト状態判断手段により判断された状態に基づ
    いて前記選択可能範囲を拡大または縮小する、ことを特
    徴とする請求項7記載の編集対象選択可能範囲設定方
    法。
  10. 【請求項10】 前記選択可能範囲設定ステップは、前
    記オブジェクト状態判断手段により判断された状態に基
    づいて前記選択可能範囲を平行移動するとともに拡大ま
    たは縮小する、ことを特徴とする請求項7記載の編集対
    象選択可能範囲設定方法。
  11. 【請求項11】 前記オブジェクト状態判断ステップ
    は、前記編集対象オブジェクトの表示イメージの表示が
    可能な範囲の外枠と該表示イメージとの相対的位置関係
    を前記編集対象オブジェクトの状態として判断する、こ
    とを特徴とする請求項7記載の編集対象選択可能範囲設
    定方法。
  12. 【請求項12】 前記オブジェクト状態判断ステップ
    は、他の編集対象オブジェクトとの相対的位置関係を前
    記編集対象オブジェクトの状態として判断する、ことを
    特徴とする請求項7記載の編集対象選択可能範囲設定方
    法。
  13. 【請求項13】 ポインティングデバイスを用いて表示
    画面上の編集対象オブジェクトを選択する際の選択可能
    範囲を設定する編集対象選択可能範囲設定プログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 前記編集対象オブジェクトの状態を判断するオブジェク
    ト状態判断機能と、 前記オブジェクト状態判断機能により判断された状態に
    基づいて前記表示画面上の編集対象オブジェクトの表示
    イメージより広い選択可能範囲を該表示イメージの近傍
    に設定する選択可能範囲設定機能と、 を実現させるための編集対象選択可能範囲設定プログラ
    ムを記録した記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記選択可能範囲設定機能は、前記オ
    ブジェクト状態判断手段により判断された状態に基づい
    て前記選択可能範囲を平行移動する、ことを特徴とする
    請求項13記載の編集対象選択可能範囲設定プログラム
    を記録した記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記選択可能範囲設定機能は、前記オ
    ブジェクト状態判断手段により判断された状態に基づい
    て前記選択可能範囲を拡大または縮小する、ことを特徴
    とする請求項13記載の編集対象選択可能範囲設定プロ
    グラムを記録した記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記選択可能範囲設定機能は、前記オ
    ブジェクト状態判断手段により判断された状態に基づい
    て前記選択可能範囲を平行移動するとともに拡大または
    縮小する、ことを特徴とする請求項13記載の編集対象
    選択可能範囲設定プログラムを記録した記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記オブジェクト状態判断機能は、前
    記編集対象オブジェクトの表示イメージの表示が可能な
    範囲の外枠と該表示イメージとの相対的位置関係を前記
    編集対象オブジェクトの状態として判断する、ことを特
    徴とする請求項13記載の編集対象選択可能範囲設定プ
    ログラムを記録した記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記オブジェクト状態判断機能は、他
    の編集対象オブジェクトとの相対的位置関係を前記編集
    対象オブジェクトの状態として判断する、ことを特徴と
    する請求項13記載の編集対象選択可能範囲設定プログ
    ラムを記録した記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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