JPH10260281A - 燃料集合体および燃料棒スペーサ - Google Patents

燃料集合体および燃料棒スペーサ

Info

Publication number
JPH10260281A
JPH10260281A JP9065648A JP6564897A JPH10260281A JP H10260281 A JPH10260281 A JP H10260281A JP 9065648 A JP9065648 A JP 9065648A JP 6564897 A JP6564897 A JP 6564897A JP H10260281 A JPH10260281 A JP H10260281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
spacer
rod
rods
fuel assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9065648A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Goto
大輔 後藤
Kazutaka Hida
和毅 肥田
Akira Tanabe
朗 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9065648A priority Critical patent/JPH10260281A/ja
Publication of JPH10260281A publication Critical patent/JPH10260281A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】短尺燃料棒を有する燃料集合体において過度の
出力ピーキングを生起させないよう出力分布を平坦化し
て、燃料集合体の熱的余裕を改善し安全性を確保すると
ともに、製造性が良く経済的な燃料集合体を提供する。 【解決手段】長さが異なる2種類以上の燃料棒2,3
と、内部に冷却材の一部が流れる水棒6を、複数の燃料
棒スペーサ8a,8bを用いて9行9列の正方格子状に
束ね、この燃料束をチャンネルボックス7で包囲して構
成された燃料集合体1において、水棒6が格子中央の3
行3列の領域の少なくとも一部の格子位置を占め、かつ
短尺燃料棒3が、(5,2)を含み(2,2)を含まな
い最外周から3層目以内の1/8対称の8個所を含む格
子位置に配置させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は沸騰水型原子炉に用
いられる燃料集合体および燃料棒スペーサに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、沸騰水型原子炉で用いられている
燃料集合体の一例を図18に示す。図18において、燃
料集合体1は、長尺燃料棒2、短尺燃料棒3及び太径ウ
ォータロッド6を複数のスペーサ8で正方格子状に束ね
て上部タイプレート4及び下部タイプレート5に固定し
て燃料棒束とし、この燃料棒束をチャンネルボックス7
で包囲して構成されている。また図18(C)の燃料集
合体断面図において、短尺燃料棒3は2重の円で示され
ている。
【0003】ここで、短尺燃料棒3は圧力損失の低減、
限界出力の向上、炉停止余裕の増大等の効果を有するた
め、通常の9×9正方配列の燃料集合体で短尺燃料棒3
を用いる場合は、図18(B)(C)に示すように燃料
集合体断面内に分散させた配置としている。これは、各
燃料棒への冷却材配分をなるべく一定にすることを目的
としたものである。
【0004】図19はこの燃料集合体1に用いられるス
ペーサ8を示したもので、図19(A) の上部スペーサ
8bおよび図19(B)の下部スペーサ8aは、それぞ
れ図18(B)および図18(C)の断面に用いられる
スペーサ8を上方より俯瞰したものである。ここで下部
スペーサ8aでは、各燃料棒2,3を略円筒形のセル1
2で囲み、1〜3層目以外の少数の例外、すなわち
(4,4)と(6,6)位置のセルを除き、2つのセル
12にまたがる1個のスプリング13で一対の燃料棒を
接触端14(セルストップとも呼ぶ)に押し付けて保持
している。この他に八角形のセルを用いるものや直交す
る格子板で燃料棒間を区切ったスペーサについても、こ
の様な保持方法を用いることができる。上部スペーサ8
bは、部材量を減らし、また圧損を低減するために、短
尺燃料棒3に対応する位置のセル12が削除されてる
が、やはり下部スペーサ8aと同様に1〜3層目は一対
の燃料棒2を1個のスプリング13で保持している。
【0005】通常、このような構成の燃料集合体1の場
合、燃焼初期の反応度を抑えるため可燃性毒物を含む燃
料棒が用いられており、図20はその燃料集合体内配置
を示したものである。図中、可燃性毒物を含む燃料棒を
Gで示し、以下可燃性毒物入り燃料棒という。この可燃
性毒物入り燃料棒が燃料集合体最外周にあると、制御棒
10に到達する中性子が減少して制御棒価値が低下する
ため、これらは最外周を除く位置に分散的に配置するの
が一般的である。また、短尺燃料棒3に可燃性毒物を混
入しても燃料集合体上部の反応度は抑えられないこと
や、製造上の煩雑さから、可燃性毒物は長尺燃料棒2に
混入されることが多い。さらに、可燃性毒物の濃度は通
常新燃料が装荷された最初の運転サイクルの末期に燃え
尽きるよう調整されるので、近年のサイクル長さの増加
とともに可燃性毒物の濃度も増加する傾向にある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、燃料集合体
はその周囲を非沸騰水で囲まれており、そこで減速され
て発生する熱中性子が多いために、燃料集合体周辺に近
い燃料棒の出力が高くなる傾向がある。特に、燃料集合
体四隅の近傍は2方向で非沸騰水領域に隣接している上
に、図18のような燃料集合体1では(2,2)及びそ
の対称位置が短尺燃料棒3であり、燃料集合体1の軸方
向上部ではこの付近に存在する水が多いため、特に中性
子減速が進み燃料棒出力が増大して熱的余裕が減少す
る。また一般に、運転時にボイド率が高くプルトニウム
が多く蓄積されている燃料集合体上部は、原子炉停止時
や起動時等の非沸騰状態での反応度が高くなるので、原
子炉起動時に制御棒の急速引抜などによる反応度投入事
象に至った場合、燃料集合体上部での出力上昇が著し
く、主にこの部分で燃料棒2の破裂が生じる。
【0007】従って、非沸騰状態における燃料集合体上
部の出力ピーキングをなるべく低く抑えることは原子炉
の安全性上非常に重要である。ところが非沸騰状態では
短尺燃料棒3の上方は非沸騰水であるため、前述の運転
時における効果が更に強くなり、燃料集合体四隅の近傍
の燃料棒2の出力ピーキングは甚だしく大きなものとな
る。
【0008】このような傾向を軽減するための対策の1
つとして、四隅付近に可燃性毒物を配置して少しでも出
力を抑えようとする試みがなされているが、(2,2)
位置が短尺燃料棒3であるために、集合体上部では、
(1,1)や(1,2)といったピーキングが高くなり
やすい位置の燃料棒に可燃性毒物入り燃料棒を直接隣接
させることができない。また可燃性毒物を含む燃料ペレ
ットは熱伝導率が低いため、あまり濃度の高いものを出
力が高くなりやすい部分に配置すると、熱膨張による被
覆管破損や、ペレット溶融といった事象に対する余裕が
減少するという課題があった。
【0009】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、短尺燃料棒を有する燃料集合体において過度
の出力ピーキングを生起させないよう出力分布を平坦化
して、燃料集合体の熱的余裕を改善し安全性を確保する
とともに、製造性が良く経済的な燃料集合体を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、長さが異なる2種類以上の
燃料棒と、内部に冷却材の一部が流れる水棒を、複数の
燃料棒スペーサを用いて9行9列の正方格子状に束ね、
この燃料束をチャンネルボックスで包囲して構成された
燃料集合体において、前記水棒が格子中央の3行3列の
領域の少なくとも一部の格子位置を占め、かつ短尺燃料
棒が、(5,2)を含み(2,2)を含まない最外周か
ら3層目以内の1/8対称の8個所を含む格子位置に配
置させることを特徴とする。
【0011】この構成により、燃料集合体四隅近傍の燃
料棒出力を過度に大きくすることなく短尺燃料棒を適切
に配置することができるとともに、請求項5ないし請求
項8に記載するような、製造性が良く、コストの低いス
ペーサを利用することができる。
【0012】請求項2に係る発明は、請求項1記載の発
明において、水棒は燃料棒より断面積の大きな2本から
なり、かつ燃料棒7本分の格子位置を占めることを特徴
とする。
【0013】この構成により、必要な減速材量のもとで
燃料棒数を最大化できるので、1体に装荷できるウラン
量が増加し燃料経済性を向上することができる。請求項
3に係る発明は、請求項2記載の発明において、格子中
央の3行3列の領域に2本の短尺燃料棒が含まれること
を特徴とする。
【0014】この構成により、沸騰状態と非沸騰状態の
燃料の反応度差が小さくなるので、炉停止余裕を向上す
ることができる。請求項4に係る発明は、請求項1記載
の発明において、燃料棒より断面積の大きな1本の水棒
が格子中央の3行3列の領域を占めることを特徴とす
る。
【0015】この構成により、燃料集合体内部の非沸騰
水領域が増大するので、燃料集合体断面方向の出力分布
を平坦化し熱的余裕を高めるとともに、炉停止余裕も向
上することができる。
【0016】請求項5に係る発明は、請求項1ないし4
記載の発明において、(2,2)及びその3つの対称位
置の少なくとも一部に可燃性毒物を含む燃料棒を配置し
たことを特徴とする。
【0017】この構成により、特に反応度が高く熱的に
厳しい燃焼初期において、燃料集合体の四隅近傍の燃料
棒出力を低く抑え、燃料の熱的余裕を向上することがで
きる。
【0018】請求項6に係る発明は、請求項5記載の発
明において、可燃性毒物を含む燃料棒に隣接する最外周
から2層目の燃料棒の少なくとも一部が可燃性毒物を含
むことを特徴とする。
【0019】この構成により、燃料集合体の四隅近傍の
燃料棒出力をより効果的に抑えることができるととも
に、隣接によって可燃性毒物の燃焼速度が抑制されるた
めに、同じ可燃性毒物濃度でより長期間にわたって効果
を持続することができる。
【0020】請求項7に係る発明は、各々の燃料棒を、
それぞれ1個のスプリングにより反対側の接触端に押し
付けて保持するスペーサにおいて、(5,2)を含み
(2,2)を含まない最外周から3層目以内の1/8対
称の8個所を含む格子位置には、対応するスプリングを
設けないことを特徴とする。
【0021】請求項8に係る発明は、前記8個所を含む
格子位置には対応する接触端を設けないことを特徴とす
る。請求項9に係る発明は、請求項7または8記載の発
明において、各々の燃料棒をそれぞれ円形又は多角形等
の形状の単位セルで包囲して保持し、かつ前記8個所を
含む格子位置には単位セルを設けないことを特徴とす
る。
【0022】請求項7ないし請求項9に係る発明の構成
により、スペーサの部材量が減り、圧力損失を低減でき
るとともに、最外周から1〜3層目の全ての燃料棒を2
本一対にして1つのスプリングで保持することができる
ので、スペーサ部品の種類数が削減され、製造性が向上
し、製造コストを低くすることができる。
【0023】請求項10に係る発明は、請求項7ないし
9記載の発明において、格子中央の3行3列の領域に、
7つの格子位置を占める燃料棒より断面積の大きな2本
の水棒を保持する機構を有することを特徴とする。
【0024】請求項11に係る発明は、請求項10記載
の発明において、格子中央の3行3列の領域内で水棒が
占めない2格子位置には、対応するスプリング、接触
端、単位セルのいずれか1つないし全部を設けないこと
を特徴とする。
【0025】請求項10ないし請求項11に係る発明の
構成により、請求項2または請求項3に記載の燃料集合
体に最適な燃料棒スペーサを提供することができる。請
求項12に係る発明は、請求項7ないし9記載の発明に
おいて、格子中央の3行3列の領域に燃料棒より断面積
の大きな1本の水棒を保持する機構を有することを特徴
とする。
【0026】この構成により、請求項4に記載の燃料集
合体に最適な燃料棒スペーサを提供することができる。
請求項13に係る発明は、請求項1ないし6記載の発明
において、前記短尺燃料棒上端より上方には請求項7な
いし請求項12に記載の燃料棒スペーサが用いられ、か
つ前記短尺燃料棒のうち最も長いものの上端に最近接す
るスペーサから燃料集合体最下部スペーサまでの平均ス
ペーサ間隔L1、前記短尺燃料棒のうち最も長いものの
上端に最近接するスペーサから最上部スペーサまでの平
均スペーサ間隔L2が、L1>L2であることを特徴と
する。この構成により、圧力損失を過度に増加させるこ
となく、限界出力が高く、燃料健全性に優れた燃料集合
体を提供することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)(請求項1ないし3,5,6,7
ないし11に対応) 本発明の第1の実施の形態の燃料集合体1の全体構造に
ついて図面を用いて説明する。図1は本発明の第1の実
施の形態の燃料集合体1を示したものである。なお、図
中、従来の技術と同一部分は同一符号を附し、重複する
説明は省略する。
【0028】図1では、2本の水棒6が格子中央3行3
列の領域の燃料棒7本に相当する部分を占めている。ま
た、短尺燃料棒3は(1,5),(2,5)及びこれら
の1/8対称位置、計8個所に配置されている。ここで
燃料集合体四隅近傍、すなわち(2,2)には短尺燃料
棒3が配置されていないため、燃料集合体上部でこの部
分の水面積は可能な限り小さく抑えられている。燃料棒
2,3は核分裂により高速中性子を発生するが、熱中性
子領域では中性子吸収体として働くため、本実施例では
四隅近傍の熱中性子束が低下し、それによって引き起こ
される核分裂量が減り、四隅部の燃料棒出力を低く抑え
ることができる。
【0029】ところで、9×9格子の燃料集合体の場
合、短尺燃料棒数は0〜14の範囲が実用的と考えられ
ている。この短尺燃料棒の特性を十分に生かしすために
は、上述のように(2,2)以外の位置に短尺燃料棒を
配置する必要があるが、この配置位置には多くのパター
ンが考えられる。一方で燃料集合体を構成する部品の1
つであり、この短尺燃料棒配置によって構成が変更され
るものとして、スペーサがる。このスペーサは単に燃料
棒を支持するだけでなく、冷却材の圧損に影響を与える
ものでもある。冷却材の圧損は低く押さえることが好ま
しく、このためスペーサはできる限り少ない部品点数で
構成されることが好ましい。
【0030】本願発明者は、これらのことを十分検討し
た結果、(2,2)位置に短尺燃料棒を配置させない場
合には、(5,2)を含む最外周から3層目以内の1/
8対称の8個所を含む格子位置に配置することにより、
スペーサの部品点数を少なくでき、短尺燃料棒の特性を
十分に活用できることがわかった。
【0031】図1に示す燃料集合体1に用いられるスペ
ーサ8を図2に示し説明する。図2(A)に示す上部ス
ペーサ8b、および図8(B)に示す下部スペーサ8a
は、それぞれ図1(B)および図1(C)に示す燃料集
合体の断面図の部位に用いられるスペーサ8a,8bを
上方より俯瞰したものである。ここで下部スペーサ8a
は、従来の図19(B)と全く同一形状であるが、上部
スペーサ8bは本実施の形態の短尺燃料棒位置に対応し
て、(5,1),(5,2)及びその対称位置のセル1
2が削除されており、かつ1〜3層目の全てのセル12
が、2個のセル12を組にして1個のスプリング13で
1対の燃料棒2を保持(これをペアリングと呼ぶ)して
いる。また上部スペーサ8bのセル12は、それぞれ全
て同一の形状で構成されている。
【0032】このように構成された(5,2)を含み
(2,2)を含まない最外周から3層目以内の1/8対
称の8個所の格子位置のセル12を削除する場合に限
り、9×9格子で実用的と考えられる短尺燃料棒数の範
囲内で1〜3層目の全セルについてペアリングが可能と
なる。なお、本実施の形態に類した水棒形状の場合、
(4,4),(6,6)の2つの位置を含めてペアリン
グすることはできないので、この2つの位置については
水棒支持板15を用いてスプリング13を設置してい
る。
【0033】上述した位置以外に短尺燃料棒3を配置す
る場合には、燃料棒2を保持しないダミーセルを残す
か、ペアを形成せず単独で燃料棒2を保持できる構造の
特殊セルを採用することで上部スペーサを構成すること
ができるが、いずれもスペーサ8bを構成する部品点数
が増すだけでなく、上方から俯瞰した時のスペーサ投影
面積が増加するのでスペーサ8bの圧力損失が増大し、
冷却材を循環させるポンプ動力や炉心の熱水力的安定性
上不利となる。
【0034】また、短尺燃料棒本数は、あまり数が少な
いと圧力損失が大きく、多すぎると燃料集合体に充填で
きるウラン量が減ってしまい燃料経済性が悪くなる。一
方、燃料棒配置は1/8対称とするのが、燃料集合体内
での冷却材流量や燃焼度合いを均等にする上で基本とな
っている。これらのことから、上述の如くセルのペアを
作るとすれば、(4,4)(6,6)以外の1〜3列目
では、8本未満では0本、8本より多い場合は16本以
上短尺燃料棒がある場合に限られるため、これらの位置
では、短尺燃料棒の本数は8本が最適である。
【0035】したがって、(5,2)を含み(2,2)
を含まない最外周から3層目以内の1/8対称の8個所
の格子位置に短尺燃料棒を配置することにより、四隅部
の燃料棒出力を低く抑えられるので、運転時(沸騰状
態)において熱的余裕を改善し、また停止時(非沸騰状
態)においても燃料棒の中性子束ピーキングを低下させ
ることで、反応度投入事象に至った場合でも熱的余裕が
十分に得ることができ、さらにスペーサの部品点数や部
材量、スペーサ投影面積を低減することができるので、
製造性が良く、製造コスト及び運転コストが安く、安定
性の良い燃料集合体を提供することができる。
【0036】次に、本実施の形態における、可燃性毒物
入り燃料棒の配置について説明する。図3は本実施の形
態における、可燃性毒物入り燃料棒2の配置例について
示したものである。本実施の形態では、(2,2)位置
に短尺燃料棒3が配置されていないことを利用し、可燃
性毒物入り長尺燃料棒Gが(2,2),(3,2),
(2,3)及びその対称位置に配置されている。
【0037】この構成により、可燃性毒物は非常に強力
な中性子吸収物質であることから、前述の効果がさらに
強められ、燃料集合体全長にわたって四隅部の燃料棒出
力を抑えられ、燃料集合体内の断面方向出力分布は可燃
性毒物が燃え尽きるまでの期間(燃焼初期)において平
坦化される。また、出力が高くなりやすいということは
その部分の反応度に寄与する割合が高いということであ
り、こうした燃料棒の出力を抑えて核分裂性物質をより
多く残存させることで、燃焼中期以降の燃料の反応度を
高めることができる。このことは、通常燃焼中期以降の
燃料は熱的に厳しくないため、燃料経済性の観点から有
効である。
【0038】さらに、本実施の形態では可燃性毒物を含
む燃料棒Gが2列目で隣接しているが、それ以外に
(3,3)にも配置してあるため、相互に熱中性子束を
吸収し合って燃焼が遅れ、同じ可燃性毒物濃度でより長
期間にわたって反応度を抑制することができる。
【0039】このように本実施の形態により、燃焼初期
においては燃料集合体全長にわたって断面の出力分布を
平坦化して、熱的余裕と反応度投入時の安全性を確保で
き、燃焼中期以降においては燃料の反応度を高めて燃料
経済性を改善することができるとともに、可燃性毒物の
含入量をより少なくすることによりペレット熱伝導度の
低下を防ぎ燃料棒Gの熱機械的健全性を向上することが
できる。
【0040】図4は本実施の形態に適用される、他の可
燃性毒物入り燃料棒の配置例について示したものであ
る。本例は、制御棒挿入側のチャンネル外の水ギャップ
が、反制御棒側の水ギャップより小さい、いわゆるD格
子と呼ばれる炉心に適用されることを念頭に置いてい
る。
【0041】D格子では水ギャップの幅に偏りがあるた
め、燃料集合体1の制御棒挿入側の隅の出力が反対側に
比べて高くなりやすい傾向がある。本例ではこれに対応
して、(2,2)及びその対称位置全てに可燃性毒物を
含む燃料棒Gを配置すると同時に、制御棒側については
最外周2列目の全ての長尺燃料棒に可燃性毒物を混入し
ているのに対し、反制御棒側については最外周2列目に
1本おきに可燃性毒物を含む燃料棒Gを配置している。
【0042】この構成により、前述した効果の他に、D
格子特有の中性子束の傾きを矯正して出力分布を平坦化
することができる。図5ないし図8は、短尺燃料棒3の
他の配置例を示したものであり、図9ないし図12は、
それぞれ図5ないし図8の短尺燃料棒配置に対応した上
部スペーサ8bの例を示したものである。いずれも1〜
3層目のセルについてペアリングが完成しており第1の
実施の形態と同様の作用、効果が得られる。
【0043】なお、図6の配置例では短尺燃料棒3を集
合体コーナに配置しており、一見上記説明と矛盾してい
るように見える。しかしながら本例では、270°にわ
たってチャンネル外の水領域に直に面するために燃料集
合体内で最も出力の出やすいコーナの燃料棒を、燃料集
合体上部において取り去ると同時に、四隅部の(1,
2)燃料棒より内側には短尺燃料棒3を配置していない
ため、やはり結果として四隅部の燃料棒出力は低く抑え
られる。
【0044】さらに、図8の配置例では短尺燃料棒は水
棒に隣接しており、短尺燃料棒本数は10本と多くなっ
ている。一般に、チャンネル外や水棒6などに短尺燃料
棒3を隣接させると炉停止余裕が改善されることが知ら
れている。これは燃料上部に部分的に大きな水領域がで
き、非沸騰時にこの部分で中性子がいわゆる過減速状態
となり水が中性子吸収体として作用し、停止時の非沸騰
状態と運転時の反応度差が小さくなるためである。ここ
で、運転時の反応度は適切になるよう濃縮度や可燃性毒
物で調整されているので、反応度差が小さくなれば非沸
騰状態の反応度があまり高くならない。
【0045】第1の実施の形態及びその他の短尺燃料棒
配置においてもこれに該当し、炉停止余裕は改善されて
いるが、図8に示す燃料集合体は短尺燃料棒3の本数が
多いため、圧損を更に低減できる効果がある。
【0046】このような図8に示す燃料集合体の短尺燃
料棒配置に対応した上部スペーサ8bの例を図12に示
す。本例ではスペーサ材の肉厚が薄いなどの理由で構造
上の強度を確保しなければならない場合を想定し、水棒
支持の目的も兼ねて6つのダミーセル17が設けられて
いる。もちろんペアリングは完成しており、これらのダ
ミーセル17にはスプリング13もセルストップ14も
取り付けられていないので、圧損への影響は最小限にと
どめることができる。
【0047】図13は、図1の燃料集合体1に適用でき
る、いわゆる八角セルを基本とするスペーサの例であ
り、図13(A)は上部スペーサ8b、図13(B)は
下部スペーサ8aを示しているが、構成、作用、効果と
もに上述した丸セルスペーサと全く同様である。
【0048】図14は、図1の燃料集合体1に適用でき
る、直交する格子板18で燃料棒間を区切った格子型ス
ペーサの例であり、図14(A)は上部スペーサ8b、
図14(B)は下部スペーサ8aを示している。格子型
スペーサの場合、単位セルの組み合わせによる構造では
ないので、セルを削除するといった概念は無い。しかし
図14に示すように、セルスペーサと同様に1対の燃料
棒2を1個のスプリング13で支持する構造の場合、や
はりペアリングできることが部品削減、投影面積低減の
観点から望ましいことは明らかである。
【0049】図14の例では、図1の短尺燃料棒3に対
応する位置以外でペアリングが完成しているので、これ
らの位置に対応するスプリング13やストップ14が一
切削除されている。
【0050】(第2の実施の形態)(請求項4,12に
対応) 図15は本発明の第2の実施の形態の燃料集合体1を示
したものであり、図16(A)はこれに装着する上部ス
ペーサ8b、図16(B)は下部スペーサ8aをそれぞ
れ示したものである。なお、第1の実施の形態と同一の
部分は同一の符号を付し重複する説明は省略する。
【0051】本実施の形態では、格子中央3行3列の領
域の燃料棒9本に相当する角型の水棒6が配されてお
り、第1の実施形態に比べて非沸騰水領域が大きくなっ
ているので、ボイド変化に対する反応度変化の割合(ボ
イド係数と呼ぶ)が小さく、圧力上昇などによりボイド
率が減少する過渡において、炉心の出力上昇割合が小さ
いという利点がある。
【0052】また燃料棒2,3が1〜3層目にしか無
く、第1の実施の形態のスペーサにおける(4,4),
(6,6)位置のようなペアを組めない独立セルが存在
しないので、よりスペーサ部品点数が削減されている。
【0053】なお、ここでは角型の水棒6の例を示した
が、同じく格子中央の3行3列の領域に太径丸型の水棒
を配置しても水棒支持板15の形状が変わるだけで同様
に構成することができる。また短尺燃料棒配置、スペー
サ構造についても、この他に、第1の実施の形態で説明
したような種々の配置、構造も明らかに可能である。
【0054】(第3の実施の形態)(請求項13に対
応) 図17は本発明の第3の実施の形態の燃料集合体1の一
部縦断面を示したものである。ここで短尺燃料棒配置や
スペーサ構造はこれまで説明したいずれについても適用
できるので、ここでは省略する。また水棒6の形状につ
いても、図17では第1の実施の形態に類したもののみ
ならず、第2の実施の形態で説明した水棒を含め、請求
項1に該当するような形状であれば全て適用可能であ
る。
【0055】第3の実施の形態では、前出の実施の形態
で説明したような請求項7ないし請求項12に記載のス
ペーサを上部スペーサ8bとして用い、かつ短尺燃料棒
上端に最近接するスペーサより上方において、下方より
スペーサの軸方向間隔が狭くなっており(図でL1>L
2)、その結果、図18で示した従来例や第1、第2の
実施形態よりもスペーサ数が多くなっている。
【0056】スペーサは冷却材の流れを攪拌し、燃料上
部のボイド率の高い環状流領域においては冷却材中の液
滴を燃料棒表面に付着させる働きがある。燃料棒2は表
面を流れる液膜によって冷却されるので、沸騰遷移の生
じ易い燃料上部にスペーサ8bを密に設置すれば燃料集
合体1の限界出力を高めることができる。しかも本実施
の形態では投影面積が小さく圧力損失の低い請求項7〜
12に係わるスペーサ8bを用いているので、燃料集合
体上部領域でスペーサ数を増加しても燃料集合体1の圧
力損失は過度に大きくなることがない。従って、原子炉
の安定性を損ねずに熱的余裕の高い燃料集合体1を提供
することができる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、燃料棒の熱機械的特
性、燃料の熱的余裕、事故時の安全性を改善して燃料健
全性を向上し、燃料の圧力損失を小さくすることにより
原子炉の安定性が向上するとともにポンプ動力費が削減
されるので運転性、運転コストが改善され、また燃料集
合体の部材量、部品点数が減少するので製造コストを低
減でき燃料経済性の良好な燃料集合体を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施の形態に係る燃料
集合体を一部断面で示す立面図、(B)は(A)のB−
B矢視断面図、(C)は(A)のC−C矢視断面図。
【図2】(A)は本発明の第1の実施の形態に係る燃料
集合体の上部スペーサ、(B)は下部スペーサの構造を
それぞれ示す図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る燃料集合体の
可燃性毒物入り燃料棒の配置例を示した図。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る燃料集合体の
可燃性毒物入り燃料棒の配置例を示した図。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る燃料集合体に
他の短尺燃料棒配置の例を示した図。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る燃料集合体に
他の短尺燃料棒配置の例を示した図。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る燃料集合体に
他の短尺燃料棒配置の例を示した図。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る燃料集合体に
他の短尺燃料棒配置の例を示した図。
【図9】図5の短尺燃料棒配置に対応する上部スペーサ
の構造を示す図。
【図10】図6の短尺燃料棒配置に対応する上部スペー
サの構造を示す図。
【図11】図7の短尺燃料棒配置に対応する上部スペー
サの構造を示す図。
【図12】図8の短尺燃料棒配置に対応する上部スペー
サの構造を示す図。
【図13】(A)は本発明の第1の実施の形態に係る燃
料集合体について、八角セルスペーサを適用した場合の
上部スペーサ、(B)は下部スペーサの構造をそれぞれ
示す図。
【図14】(A)は本発明の第1の実施の形態に係る燃
料集合体について、格子型スペーサを適用した場合の上
部スペーサ、(B)は下部スペーサの構造をそれぞれ示
す図。
【図15】(A)は本発明の第2の実施の形態に係る燃
料集合体の一部断面で示す立面図、(B)は(A)のB
−B矢視断面図、(C)は(A)のC−C矢視断面図。
【図16】(A)は本発明の第2の実施の形態に係る燃
料集合体の上部スペーサ、(B)は下部スペーサの構造
をそれぞれ示す図。
【図17】本発明の第3の実施の形態に係る燃料集合体
を一部断面で示す立面図。
【図18】(A)は従来の燃料集合体を一部断面で示す
立面図、(B)は(A)のB−B矢視断面図、(C)は
(A)のC−C矢視断面図。
【図19】(A)は従来の燃料集合体の上部スペーサ、
(B)は下部スペーサの構造をそれぞれ示す図。
【図20】従来の燃料集合体の可燃性毒物入り燃料棒の
配置例を示した図。
【符号の説明】
1…燃料集合体、2…長尺燃料棒、3…短尺燃料棒、4
…上部タイプレート、5…下部タイプレート、6…水
棒、7…チャンネルボックス、8a…下部スペーサ、8
b…上部スペーサ、9…燃料棒有効部、10…制御棒、
11…スペーサバンド、12…スペーサセル、13…セ
ルスプリング、14…セルストップ、15…水棒支持
板、16…水棒支持スプリング、17…ダミーセル、1
8…スペーサ格子板

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さが異なる2種類以上の燃料棒と、内
    部に冷却材の一部が流れる水棒を、複数の燃料棒スペー
    サを用いて9行9列の正方格子状に束ね、この燃料束を
    チャンネルボックスで包囲して構成された燃料集合体に
    おいて、制御棒に隣接する正方格子の角に位置する燃料
    棒位置を1行1列目((1,1)とする)としたとき、
    前記水棒が格子中央の3行3列の領域の少なくとも一部
    の格子位置を占め、かつ最も長い種類以外の燃料棒が、
    (5,2)を含み(2,2)を含まない最外周から3層
    目以内の1/8対称の8個所を含む格子位置に配置され
    ることを特徴とする燃料集合体。
  2. 【請求項2】 前記水棒は燃料棒より断面積の大きな2
    本からなり、かつ燃料棒7本分の格子位置を占めること
    を特徴とする請求項1に記載の燃料集合体。
  3. 【請求項3】 前記格子中央の3行3列の領域に2本の
    短尺燃料棒が含まれることを特徴とする請求項2に記載
    の燃料集合体。
  4. 【請求項4】 燃料棒より断面積の大きな1本の水棒が
    前記格子中央の3行3列の領域を占めることを特徴とす
    る請求項1に記載の燃料集合体。
  5. 【請求項5】 (2,2)及びその3つの対称位置の少
    なくとも一部に可燃性毒物を含む燃料棒を配置したこと
    を特徴とする請求項1ないし請求項4に記載の燃料集合
    体。
  6. 【請求項6】 前記可燃性毒物を含む燃料棒に隣接する
    最外周から2層目の燃料棒の少なくとも一部が可燃性毒
    物を含むことを特徴とする請求項5に記載の燃料集合
    体。
  7. 【請求項7】 各々の燃料棒を、それぞれ1個のスプリ
    ングにより反対側の接触端に押し付けて保持するスペー
    サにおいて、(5,2)を含み(2,2)を含まない最
    外周から3層目以内の1/8対称の8個所を含む格子位
    置には、対応するスプリングを設けないことを特徴とす
    る燃料棒スペーサ。
  8. 【請求項8】 前記8個所を含む格子位置には対応する
    接触端を設けないことを特徴とする請求項7に記載の燃
    料棒スペーサ。
  9. 【請求項9】 各々の燃料棒をそれぞれ円形又は多角形
    等の形状の単位セルで包囲して保持し、かつ前記8個所
    を含む格子位置には単位セルを設けないことを特徴とす
    る請求項7または請求項8に記載の燃料棒スペーサ。
  10. 【請求項10】 格子中央の3行3列の領域に、7つの
    格子位置を占める燃料棒より断面積の大きな2本の水棒
    を保持する機構を有することを特徴とする請求項7ない
    し請求項9に記載の燃料棒スペーサ。
  11. 【請求項11】 格子中央の3行3列の領域内で水棒が
    占めない2格子位置には、対応するスプリング、接触
    端、単位セルのうち少なくとも1つを設けないことを特
    徴とする請求項10に記載の燃料棒スペーサ。
  12. 【請求項12】 格子中央の3行3列の領域に燃料棒よ
    り断面積の大きな1本の水棒を保持する機構を有するこ
    とを特徴とする請求項7ないし請求項9に記載の燃料棒
    スペーサ。
  13. 【請求項13】 前記短尺燃料棒上端より上方には請求
    項7ないし請求項12に記載の燃料棒スペーサが用いら
    れ、かつ前記短尺燃料棒のうち最も長いものの上端に最
    近接するスペーサから燃料集合体最下部スペーサまでの
    平均スペーサ間隔L1、前記短尺燃料棒のうち最も長い
    ものの上端に最近接するスペーサから最上部スペーサま
    での平均スペーサ間隔L2が、L1>L2であることを
    特徴とする請求項1ないし請求項6に記載の燃料集合
    体。
JP9065648A 1997-03-19 1997-03-19 燃料集合体および燃料棒スペーサ Withdrawn JPH10260281A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9065648A JPH10260281A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 燃料集合体および燃料棒スペーサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9065648A JPH10260281A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 燃料集合体および燃料棒スペーサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10260281A true JPH10260281A (ja) 1998-09-29

Family

ID=13293047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9065648A Withdrawn JPH10260281A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 燃料集合体および燃料棒スペーサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10260281A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002533689A (ja) * 1998-12-18 2002-10-08 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 沸騰水形原子炉用の燃料集合体
CN109416947A (zh) * 2016-06-22 2019-03-01 法马通公司 用于计算与核反应堆的加载模式相关联的pci裕量的方法,相关联的系统、计算机程序和介质

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002533689A (ja) * 1998-12-18 2002-10-08 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 沸騰水形原子炉用の燃料集合体
CN109416947A (zh) * 2016-06-22 2019-03-01 法马通公司 用于计算与核反应堆的加载模式相关联的pci裕量的方法,相关联的系统、计算机程序和介质
CN109416947B (zh) * 2016-06-22 2023-02-17 法马通公司 用于计算与核反应堆的加载模式相关联的pci裕量的方法和系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1123765A (ja) 原子炉の炉心
JPH0313556B2 (ja)
JPH0636046B2 (ja) 燃料集合体,燃料スペーサ及び原子炉の初装荷炉心
JP3788045B2 (ja) 燃料集合体
JPH10260281A (ja) 燃料集合体および燃料棒スペーサ
JP3514869B2 (ja) 沸騰水型原子炉用燃料集合体
JP4046870B2 (ja) Mox燃料集合体
JP2972177B2 (ja) 熱中性子炉用燃料要素及び燃料集合体
JP4101944B2 (ja) 燃料集合体
JP3036129B2 (ja) 燃料集合体
JP3958545B2 (ja) 燃料集合体
JP4313898B2 (ja) 燃料集合体
JP2563287B2 (ja) 原子炉用燃料集合体
JP3990013B2 (ja) 燃料集合体及び原子炉炉心
JP3852881B2 (ja) 原子炉の炉心
JP2547066B2 (ja) 沸騰水型原子炉用燃料集合体
JP3572048B2 (ja) 燃料集合体及び原子炉の炉心
JP2005265696A (ja) 沸騰水型原子炉用燃料集合体
JP3262612B2 (ja) 燃料集合体及び炉心
JP2965317B2 (ja) 燃料集合体
JP3262723B2 (ja) Mox燃料集合体及び原子炉の炉心
JP3314382B2 (ja) 燃料集合体
JP2632726B2 (ja) 沸騰水型原子炉用燃料集合体
JPS62150192A (ja) 燃料集合体
JP2005098924A (ja) Mox燃料集合体

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050414

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050902

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20051104