JPH10258894A - 浄化槽用マンホール - Google Patents
浄化槽用マンホールInfo
- Publication number
- JPH10258894A JPH10258894A JP9060244A JP6024497A JPH10258894A JP H10258894 A JPH10258894 A JP H10258894A JP 9060244 A JP9060244 A JP 9060244A JP 6024497 A JP6024497 A JP 6024497A JP H10258894 A JPH10258894 A JP H10258894A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manhole
- septic tank
- inner cylinder
- manhole lid
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 浄化槽に設けられるマンホールの高さを、容
易に調整可能な浄化槽用マンホールを提供する。 【解決手段】 内壁に螺旋状の溝6を有した外筒5と、
外壁に螺旋状の溝14を有し、且つ、内壁に蓋受け部7
を設けた内筒4と、マンホール蓋3とからなり、前記内
筒4を前記外筒5に螺合させ、内筒4に設けた蓋受け部
7にマンホール蓋3を載置する。
易に調整可能な浄化槽用マンホールを提供する。 【解決手段】 内壁に螺旋状の溝6を有した外筒5と、
外壁に螺旋状の溝14を有し、且つ、内壁に蓋受け部7
を設けた内筒4と、マンホール蓋3とからなり、前記内
筒4を前記外筒5に螺合させ、内筒4に設けた蓋受け部
7にマンホール蓋3を載置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浄化槽に取り付け
られるマンホールに関する。
られるマンホールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の浄化槽に取り付けられるマンホー
ルは、図4に示されるように、浄化槽8上部の立上り部
1にマンホール枠2を設置し、該マンホール枠2にマン
ホール蓋3を載置したものであり、浄化槽8の高さHは
固定されたものであった。
ルは、図4に示されるように、浄化槽8上部の立上り部
1にマンホール枠2を設置し、該マンホール枠2にマン
ホール蓋3を載置したものであり、浄化槽8の高さHは
固定されたものであった。
【0003】前述したマンホールを有する浄化槽8を地
下に埋設する際には、図5に示すように浄化槽8の上部
にコンクリートスラブ9を打設することが多い。コンク
リートは、水はけを良好にするために、水勾配を設ける
ものの、浄化槽8は前述したように高さHが固定されて
いるために、そのまま埋設したのでは複数のマンホール
を有した浄化槽8では、コンクリート上面とマンホール
蓋3の間に段差がαだけ生じてしまう。
下に埋設する際には、図5に示すように浄化槽8の上部
にコンクリートスラブ9を打設することが多い。コンク
リートは、水はけを良好にするために、水勾配を設ける
ものの、浄化槽8は前述したように高さHが固定されて
いるために、そのまま埋設したのでは複数のマンホール
を有した浄化槽8では、コンクリート上面とマンホール
蓋3の間に段差がαだけ生じてしまう。
【0004】そのため、図6に示すように、立上り部1
とマンホール枠2の間にスペーサ10を挿入し、マンホ
ール蓋3の高さを調整することにより段差をなくす作業
を行なっていた。
とマンホール枠2の間にスペーサ10を挿入し、マンホ
ール蓋3の高さを調整することにより段差をなくす作業
を行なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したような作業
は、全て浄化槽8の設置現場にて行なわれるものであ
り、一度設置されているマンホール枠2を浄化槽8から
取外し、高さ調整を行なった後にもう一度設置するとい
う煩雑な作業を行なわなければならず、作業時間も余分
にかかるといった課題があった。
は、全て浄化槽8の設置現場にて行なわれるものであ
り、一度設置されているマンホール枠2を浄化槽8から
取外し、高さ調整を行なった後にもう一度設置するとい
う煩雑な作業を行なわなければならず、作業時間も余分
にかかるといった課題があった。
【0006】本発明では、以上のような課題に鑑みて成
されたものであり、高さ調整用のスペーサ10の製作及
び挿入、マンホール枠2の脱着等を行なうことなく、容
易にマンホール蓋3の高さ調整を行なえる浄化槽用マン
ホールを提供することを目的とする。
されたものであり、高さ調整用のスペーサ10の製作及
び挿入、マンホール枠2の脱着等を行なうことなく、容
易にマンホール蓋3の高さ調整を行なえる浄化槽用マン
ホールを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1及び図2
に示すように、内壁に螺旋状の溝6を有した外筒5と、
外壁に螺旋状の溝14を有し、且つ、内壁に蓋受け部7
を設けた内筒4と、マンホール蓋3とからなり、前記内
筒4を前記外筒5に螺合させ、内筒4に設けた蓋受け部
7にマンホール蓋3を載置させたことを特徴とする。
に示すように、内壁に螺旋状の溝6を有した外筒5と、
外壁に螺旋状の溝14を有し、且つ、内壁に蓋受け部7
を設けた内筒4と、マンホール蓋3とからなり、前記内
筒4を前記外筒5に螺合させ、内筒4に設けた蓋受け部
7にマンホール蓋3を載置させたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に用いるマンホール蓋3の
材質は、マンホール蓋3上部かかる荷重に耐えうるもの
であれば特に制限はなく、合成樹脂製でも金属製のもの
でも使用可能である。
材質は、マンホール蓋3上部かかる荷重に耐えうるもの
であれば特に制限はなく、合成樹脂製でも金属製のもの
でも使用可能である。
【0009】マンホール蓋3の高さは、外筒5又は内筒
4を回転させることにより調整されるものであり、螺旋
状の溝6、14のピッチを変化させることにより、微調
整も可能である。
4を回転させることにより調整されるものであり、螺旋
状の溝6、14のピッチを変化させることにより、微調
整も可能である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明
する。図1は、本発明による浄化槽用マンホール12を
示した断面図であり、外筒5と内筒4が螺合している状
態を示している。内筒4には、その内壁に、マンホール
蓋3を載置するための蓋受け部7が周設されており、マ
ンホール蓋3が落下するのを防止している。
する。図1は、本発明による浄化槽用マンホール12を
示した断面図であり、外筒5と内筒4が螺合している状
態を示している。内筒4には、その内壁に、マンホール
蓋3を載置するための蓋受け部7が周設されており、マ
ンホール蓋3が落下するのを防止している。
【0011】図2は、図1のAを拡大した図であり、立
上り部1への接続を示している。浄化槽8に設けられた
立上り部1へは、外筒5下方に設けたボルト止部13に
ボルトを通し、ナットを使用して固定する。
上り部1への接続を示している。浄化槽8に設けられた
立上り部1へは、外筒5下方に設けたボルト止部13に
ボルトを通し、ナットを使用して固定する。
【0012】図3は、他の実施例であり、外筒5の螺旋
状の溝6下方に鍔11を設け、図1に示すよりも安定し
て浄化槽用マンホール12を設置できるようにしてい
る。
状の溝6下方に鍔11を設け、図1に示すよりも安定し
て浄化槽用マンホール12を設置できるようにしてい
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、螺
旋状の溝6、14を有した外筒5及び内筒4を使用した
ことにより、マンホール蓋3の高さを容易に調整可能と
なり、作業時間を短縮することが可能となった。
旋状の溝6、14を有した外筒5及び内筒4を使用した
ことにより、マンホール蓋3の高さを容易に調整可能と
なり、作業時間を短縮することが可能となった。
【図1】本発明の実施例を示す浄化槽用マンホールの断
面図である。
面図である。
【図2】図1に示すAの拡大図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す螺合部分の拡大断面
図である。
図である。
【図4】従来例を示す浄化槽の断面図である。
【図5】従来例の浄化槽の埋設状態を示す断面図であ
る。
る。
【図6】従来例のマンホール枠を示す拡大断面図であ
る。
る。
1.立上り部 2.マンホール枠 3.マンホール蓋
4.内筒 5.外筒 6.螺旋状の溝 7.蓋受け部
8.浄化槽 9.コンクリートスラブ 10.スペーサ
11.鍔 12.浄化槽用マンホール 13.ボルト
止部 14.螺旋状の溝
4.内筒 5.外筒 6.螺旋状の溝 7.蓋受け部
8.浄化槽 9.コンクリートスラブ 10.スペーサ
11.鍔 12.浄化槽用マンホール 13.ボルト
止部 14.螺旋状の溝
Claims (1)
- 【請求項1】 内壁に螺旋状の溝を有した外筒と、外壁
に螺旋状の溝を有し、且つ、内壁に蓋受け部を設けた内
筒と、マンホール蓋とからなり、前記内筒を前記外筒に
螺合させ、内筒に設けた蓋受け部にマンホール蓋を載置
させたことを特徴とする浄化槽用マンホール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9060244A JPH10258894A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 浄化槽用マンホール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9060244A JPH10258894A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 浄化槽用マンホール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10258894A true JPH10258894A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13136579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9060244A Pending JPH10258894A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 浄化槽用マンホール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10258894A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012061456A (ja) * | 2010-09-18 | 2012-03-29 | Fuji Clean Co Ltd | 排水処理装置 |
-
1997
- 1997-03-14 JP JP9060244A patent/JPH10258894A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012061456A (ja) * | 2010-09-18 | 2012-03-29 | Fuji Clean Co Ltd | 排水処理装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060302 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060706 |