JP2005146571A - マンホールブロックとこれを用いたマンホール受け枠の据え付け構造 - Google Patents

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Naoki Yoneda
尚記 米田
Toru Moriya
徹 森谷
Masahiro Tsukamoto
正弘 塚本
Yoshikazu Hirota
義和 廣田
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Ito Yogyo Co Ltd
株式会社イトーヨーギョー
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Abstract

【課題】 マンホール受け枠の上方への引き抜き抵抗を大幅に増大させることにより、マンホール内の圧力によりマンホール受け枠がマンホールブロックから離脱するのを確実に防止することができるマンホールブロックを提供する。
【解決手段】 このマンホールブロック1は、上方に開口する開口縁部を有するプレキャストコンクリート製の筒状のブロック本体15と、ブロック本体15の開口縁部に沿うように湾曲して当該開口縁部に埋設された複数のアンカーフレーム16と、ねじ込み方向が上下方向に揃うようにアンカーフレーム16のそれぞれに固定されたアンカー部材17とを設けている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、主として下水道施設の構築に使用する、コンクリート製のマンホールブロックとこれを用いたマンホール受け枠の据え付け構造に関するものである。
マンホールは地中の下水管やケーブル配線用の横孔に繋がる縦孔であって、その縦孔の上端にはマンホール蓋が地表面と面一に設けられる。この縦孔はコンクリート製のマンホールブロックによって形成され、マンホールブロックの上端に通常は鋳鉄製のマンホール受け枠が固定され、マンホール蓋はこの受け枠のテーパー内面に嵌め込んだ状態で固定されている。
かかるマンホール蓋は重量物であり、しかも、受け枠のテーパー内面に嵌合されているため、通常はがたついたり外れたりすることはないが、マンホール内に充満したガスや排水による圧力、或いは、部外者のいたずらによってマンホール蓋が受け枠から外れることがある。このようにしてマンホール蓋が外れると、マンホール内に人や車両等が落下したり、横孔内のケーブルが損傷する事故に繋がるため、施解錠自在なロック装置をマンホール蓋に設けることによって自然に又は人為的にその蓋が開放されないようになっている(特許文献1参照)。
一方、上記マンホール蓋を受けるマンホール受け枠の据え付け構造は、通常、プレキャストコンクリート製のマンホールブロックと、このマンホールブロックの開口縁部上に当該マンホールブロックと同心状に配置された高さ調整のためのリング部材と、このリング部材上にマンホールブラケットと同心状に配置されたマンホール受け枠とから構成されている。上記マンホールブロックの開口縁部の天端面には複数個のアンカーナットが埋設されており、この各ナットに螺合したアンカーボルトをマンホール受け枠のフランジ部に挿通するとともに、このアンカーボルトの突出端部に螺合したロックナットを締め付けることにより、前記マンホール受け枠をマンホールブロックに固定するようにしている(特許文献2及び3参照)。
特開2001−26938号公報 特開平9−296466号公報 特開平10−121501号公報
上記従来のマンホール受け枠の据え付け構造では、複数個のアンカーナットをそれぞれ個別にマンホールブロックの開口縁部に埋設しているので、上方への引き抜きに対する抵抗はマンホールブロックに対する各アンカーナットの付着力のみに依存した構造になっている。
このため、例えば計画を大きく上回る降雨のために下水道施設の流水処理能力以上の下水の流入が発生すると、マンホール内の水圧の上昇や管路内に滞留した被圧空気の急浮上による下方からの圧力によって、アンカーボルトの付着力を超える浮力がマンホール蓋とそのロック装置を介してマンホール受け枠に作用し、これにより、アンカーボルトの周囲のコンクリート部分にいわゆるコーン破壊が発生し、マンホール受け枠が上方に浮上してマンホールブロックから離脱してしまうことがあった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、マンホール受け枠の上方への引き抜き抵抗を大幅に増大させることにより、マンホール内の圧力によりマンホール受け枠がマンホールブロックから離脱するのを確実に防止することができるマンホールブロックを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は次の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明に係るマンホールブロックは、上方に開口する開口縁部を有するプレキャストコンクリート製の筒状のブロック本体と、前記ブロック本体の開口縁部に沿うように湾曲して当該開口縁部に埋設された複数のアンカーフレームと、ねじ込み方向が上下方向に揃うように前記アンカーフレームのそれぞれに固定されたアンカー部材とを備えていることを特徴としている。
本発明のマンホールブロックによれば、ブロック本体の開口縁部に沿うように湾曲した複数のアンカーフレームが、当該開口縁部に埋設されているので、各アンカーフレームの内周及び外周がコンクリートに付着することによって上方への引き抜き抵抗が大幅に増大する。
また、本発明に係るマンホールブロックは、上方に開口する開口縁部を有するプレキャストコンクリート製の筒状のブロック本体と、前記ブロック本体の開口縁部をその径方向両側から挟持状に覆う被覆部材と、前記ブロック本体の開口縁部に埋設されたアンカー部材とを備えることを特徴としている。
本発明のマンホールブロックによれば、ブロック本体の開口縁部を被覆部材がその径方向両側から挟持状に覆うので、当該開口縁部が補強される。従って、アンカー部材の周囲のコンクリート部分にコーン破壊が発生するのを防止することができる。
また、本発明に係るマンホールブロックは、上方に開口する開口縁部を有するプレキャストコンクリート製の筒状のブロック本体と、前記ブロック本体に埋設された配筋と、前記配筋に緊結されかつ前記ブロック本体の開口縁部に埋設されたアンカー部材とを備えることを特徴としている。
本発明のマンホールブロックによれば、アンカー部材がコンクリートに付着することによる上方への引き抜き抵抗に、アンカー部材が配筋に緊結されることによる引き抜き抵抗が加えられるので、マンホール受け枠の上方への引き抜き抵抗が大幅に増大する。
また、本発明に係るマンホール受け枠の据え付け構造は、上記構成のマンホールブロックと、このマンホールブロックの開口縁部上に当該マンホールブロックと同心状に配置された高さ調整のためのリング部材と、このリング部材上に前記マンホールブロックと同心状に配置されたマンホール受け枠とを備えており、このマンホール受け枠が、前記アンカー部材を介して当該マンホールブロックに固定されていることを特徴としている。
本発明のマンホール受け枠の据え付け構造によれば、マンホール内の水圧の上昇や管路内に滞留した被圧空気の急浮上による下方からの圧力によって、アンカー部材単体の付着力では耐えきれない浮力がマンホール蓋とそのロック装置を介してマンホール受け枠に作用しても、アンカー部材の周囲のコンクリート部分にコーン破壊が発生することがなく、マンホール受け枠が上方に浮上してマンホールブロックから離脱するのを未然に防止することができる。
また、本発明において、マンホールブロックは、上方に開口する開口縁部を有するプレキャストコンクリート製の筒状のブロック本体と、マンホール受け枠を前記開口縁部に載置して周方向に回転させることで同受け枠を前記ブロック本体に固定するための複数の被係合部とを備えたマンホールブロックであって、前記各被係合部は、前記マンホール受け枠に周方向に間隔をおいて設けられた複数の固定フランジが上下方向に挿脱可能となるように周方向に間隔をおいて配置され、かつ、その各固定フランジがそれぞれ係合可能となるように前記開口縁部から径方向に突出して形成されていることを特徴としている。
本発明のマンホールブロックによれば、複数の固定フランジに係合するブロック本体の被係合部が、ブロック本体の開口縁部から径方向に突出して形成され、当該被係合部がブロック本体の開口縁部と一体でマンホール受け枠を固定する。従って、マンホール受け枠の上方への引き抜き抵抗を大幅に増大することができる。
また、本発明に係るマンホール受け枠の据え付け構造は、上方に開口する開口縁部を有するプレキャスト製の筒状のブロック本体と、前記開口縁部に同心状に載置可能なマンホール受け枠と、このマンホール受け枠を前記開口縁部に載置して周方向に回転させることで同受け枠を前記ブロック本体に固定するための固定手段とを備えたマンホール受け枠の据え付け構造であって、前記固定手段は、前記マンホール受け枠の下面側に周方向に間隔をおいて配置された複数の固定フランジと、この各固定フランジが上下方向に挿脱可能となるように周方向に間隔をおいて配置されかつその各固定フランジがそれぞれ係合可能となるように前記開口縁部から径方向に突出する複数の被係合部とから構成されていることを特徴としている。
本発明のマンホール受け枠の据え付け構造によれば、マンホール内の水圧の上昇や管路内に滞留した被圧空気の急浮上による下方からの圧力がマンホール蓋とそのロック装置を介してマンホール受け枠に作用しても、ブロック本体の被係合部が、マンホール受け枠の各固定フランジにそれぞれ係合し、当該被係合部がブロック本体の開口縁部と一体でマンホール受け枠を固定する。従って、マンホール受け枠が上方に浮上してマンホールブロックから離脱するのを未然に防止することができる。
以上説明したように、本発明によれば、マンホール受け枠の上方への引き抜き抵抗を増大させることができるので、マンホール内の圧力によりマンホール受け枠がマンホールブロックから離脱するのを確実に防止することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係るマンホールブロックを用いたマンホール受け枠の据え付け構造を示している。同図に示すように、この場合の据え付け構造は、下水道施設としてのマンホール設備の上部構造を構成するものである。なお、このマンホール設備は、複数のマンホールブロックを同心状に上下に積み上げることによって構成されており、実際には地中数メートルまで達していて、底部は例えば現場打ちのインバートコンクリートで閉塞されている。また、同マンホール設備の側壁下部には下水管が接続されている。
本実施形態の据え付け構造は、プレキャストコンクリートよりなるマンホールブロック1と、このブロック1の開口縁部上に当該ブロック1と同心状に配置された高さ調整のためのリング部材2と、このリング部材2上にマンホールブロック1と同心状に配置された鋳鉄製のマンホール受け枠3とを備えている。
このうち、マンホール受け枠3は、鋳鉄製のマンホール蓋4が内部に嵌め込まれる円形短筒状に形成された嵌合フレーム5と、この嵌合フレーム5の下端から径外方向に張り出した取付フランジ6と、そのフレーム5の外周面と取付フランジ6の上面との間を繋ぐ多数の補強リブ7(図3参照)とを備えており、取付フランジ6には、後述するアンカーボルト8が挿通されるボルト挿通孔9(図3参照)が形成されている。なお、図示していないが、本実施形態のマンホール受け枠3には、マンホール蓋4が自然に又は人為的に開放されるのを防止するロック装置が設けられている。
上記リング部材2は、マンホールブロック1の開口縁部と同じ幅の断面幅を有する、平面視で円形リング状に形成されたプレキャストコンクリートよりなり、そのブロック1の開口縁部の天端面10に載置されることで、マンホール受け枠3の設置高さを調整するための台座となるものである。なお、このリング部材2には、後述するアンカーボルト8が貫通されるアンカー孔11が形成されている。
なお、図3には図示されていないが、リング部材2とマンホール受け枠3との間に、ゴム製のスペーサや調整モルタルを介在させることがある。また、当該リング部材2そのものを現場打ちの早強コンクリートで構築することにしてもよい。
上記マンホールブロック1は、上方に開口する開口縁部を有するプレキャストコンクリート製の筒状のブロック本体15と、ブロック本体15の開口縁部に沿うように湾曲して当該開口縁部に埋設された複数のアンカーフレーム16と、ねじ込み方向が上下方向に揃うようにアンカーフレーム16のそれぞれに固定されたアンカー部材17とを備えている。
ブロック本体15は、超硬練りのコンクリート材料を振動させながら締め固めて即時に脱型することでコンクリート製品として成型するいわゆる即時脱型工法によって製造されたものである。また、本実施形態のマンホールブロック1は、マンホール設備の最上部分に配置されるため、ブロック本体15の側壁が上方に向かうに従って先細り状に形成されている。
図2及び図3に示すように、アンカーフレーム16は、周方向に並設された、例えば3枚の鋼製の円弧状のプレートからなり、各アンカーフレーム16の周方向中央部には、上記アンカー部材17が固定されている。なお、アンカーフレーム16は鋳鉄製であっても良く、FRP製であってもよい。
本実施形態のアンカー部材17は、内部にアンカーボルト8を螺入可能な上下方向に長い長ナットよりなり、この各アンカー部材17は、アンカーボルト8のねじ込み方向が上下方向に揃うように、各アンカーフレーム16の上縁に溶接によって固定されている。
図1〜図3に示すように、上記長ナットよりなるアンカー部材17は、その中心孔部分が各アンカーフレーム16の径外側にくるように偏心した位置に固定されている。また、アンカーフレーム16は、アンカー部材17の上端がブロック本体15の開口縁部の天端面10と一致するように、当該開口縁部の幅方向ほぼ中央部に埋め込まれている。
上記構成に係るマンホールブロック1を用いてマンホール受け枠3を路面GLと面一に据え付けるには、まず、そのブロック1の開口縁部の天端面10にリング部材2を載置したあと、このリング部材2の上にマンホール受け枠3を載置して、これらを互いに同軸心状に位置合わせする。その後、前記ボルト挿通孔9及びアンカー孔11にアンカーボルト8を挿入してその下端部をアンカー部材17に螺合させてから、このボルト8の上端部にワッシャ20を介してロックナット21を螺合させ、図示しない回動工具でこのロックナット21を締め付ければよい。
本実施形態のマンホールブロック1によれば、ブロック本体15の開口縁部に沿うように湾曲した複数の円弧状のアンカーフレーム16が、ブロック本体15の開口縁部に埋設されているので、各アンカーフレーム16の内周及び外周がコンクリートに付着することによって上方への引き抜き抵抗が大幅に増大する。
このため、マンホール内の水圧の上昇や管路内に滞留した被圧空気の急浮上による下方からの圧力によって、アンカー部材17単体の付着力では耐えきれない浮力がマンホール蓋4とそのロック装置を介してマンホール受け枠3に作用しても、アンカー部材17の周囲のコンクリート部分にコーン破壊が発生することがなく、マンホール受け枠3が上方に浮上してマンホールブロック1から離脱するのを未然に防止することができる。
図4,5に、本発明の第二実施形態に係るマンホールブロック1を示す。なお、リング部材2は、設置高さ調整のために使用するものであるため、図示を省略している。
図に示すように、本実施形態が第一実施形態と異なる点は、アンカーフレーム16の代わりとして、ブロック本体15の開口縁部に、その径方向両側から挟持状に覆う被覆部材25が設けられている点であり、その他の点は、第一実施形態の場合と同様である。
すなわち、被覆部材25は、例えば鋼板を切断又は折り曲げ加工して環状に形成したもので、ブロック本体15の天端面10を覆うリング状の天板25uと、天板25uの幅方向両端部から下方へ垂れる一対の側板25sとを有している。
天板25uには、上記アンカーボルト8が挿通されるボルト挿通孔26が周方向に所定の間隔をおいて形成されている。
上記構成に係るマンホールブロック1を用いてマンホール受け枠3を路面GLと面一に据え付けるには、まず、この被覆部材25の側板25sがブロック本体15の開口縁部を径方向両側から挟持するように当接させつつ、被覆部材25の天板25uがブロック1の天端面10に当接するようにして被せる。被覆部材25の上にマンホール受け枠3を載置して、これらを互いに同軸心状に位置合わせする。その後、ボルト挿通孔9,26にアンカーボルト8を挿入してその下端部をアンカー部材17に螺合させてから、このボルト8の上端部にワッシャ20を介してロックナット21を螺合させ、図示しない回動工具でこのロックナット21を締め付ければよい。
この被覆部材25が設けられたマンホールブロック1によれば、ブロック本体15の開口縁部を被覆部材25がその径方向両側から挟持状に覆うので、当該開口縁部が補強される。従って、アンカー部材17の周囲のコンクリート部分にコーン破壊が発生するのを防止することができる。
なお、本実施形態におけるマンホールブロック1は、アンカー部材17にアンカーフレーム16が設けられてもよい。
また、図4において破線で示すように、被覆部材25が設けられたブロック本体15の開口縁部に、ボルトなどの締結部材Tが径方向に貫通して設けられ、被覆部材25の側板25sがこの締結部材Tによって当該開口縁部に固定されてもよい。この場合には、被覆部材25とブロック本体15の開口縁部とを一体化することができるので、当該開口縁部がより一層補強される。
図6に、本発明の第三実施形態に係るマンホールブロック1を示す。なお、リング部材2は、設置高さ調整のために使用するものであるため、図示を省略している。
図に示すように、本実施形態が第一実施形態と異なる点は、アンカーフレーム16の代わりに、ブロック本体15に埋設された配筋27にアンカー部材17が緊結されている点であり、その他の点は、第一実施形態の場合と同様である。
すなわち、配筋27は、例えば複数本の針金材からなるもので、ブロック本体15を構成するコンクリートを打設する前に組み付けられる。これらの配筋27は、ブロック本体15の形状に沿って縦方向及び周方向に配設され、互いに結束線によって緊結されている。本実施形態における各アンカー部材17は、ブロック本体15の開口縁部側に配設された配筋27に、各アンカー部材17の胴体部が結束線28で仮止めされた状態で溶接によって固定されている。
本実施形態のマンホールブロック1によれば、アンカー部材17がコンクリートに付着することによる上方への引き抜き抵抗に、アンカー部材17が配筋27に緊結されることによる引き抜き抵抗が加えられるので、マンホール受け枠3の上方への引き抜き抵抗が大幅に増大する。
なお、本実施形態におけるマンホールブロック1は、アンカー部材17にアンカーフレーム16が設けられてもよい。
図7及び図8に、本発明の第四実施形態に係るマンホールブロック1を示す。なお、リング部材2は、設置高さ調整のために使用するものであるため、図示を省略している。
図に示すように、本実施形態のマンホール受け枠3の据え付け構造は、上方に開口する開口縁部を有するプレキャスト製の筒状のブロック本体15と、ブロック本体15の開口縁部に同心状に載置可能なマンホール受け枠3と、このマンホール受け枠3をブロック本体15の開口縁部に載置して周方向に回転させることで同受け枠3をブロック本体15に固定するための固定手段30とを備えている。
上記固定手段30は、マンホール受け枠3の下面側に周方向に間隔をおいて配置された複数の固定フランジ31と、この各固定フランジ31が上下方向に挿脱可能となるように周方向に間隔をおいて配置されかつその各固定フランジ31がそれぞれ係合可能となるようにブロック本体15の開口縁部から径方向に突出する複数の被係合部32とから構成されている。
上記固定フランジ31は、マンホール受け枠3の周方向に、例えば2箇所設けられており、互いに対向して配置されている。各固定フランジ31は、マンホール受け枠3の取付フランジ6の内径側端部から下方に延設された延設部33と、延設部33の下端部から径方向外方に延びるフランジ本体34とを有している。
上記被係合部32は、ブロック本体15の開口縁部の周方向に、例えば2箇所設けられており、互いに対向して配置されている。各被係合部32は、ブロック本体15の開口縁部から径方向内方へ突出する内方突起35と、内方突起35の内周面及び下面を保護する保護部材36とを有している。保護部材36は、断面L字状の鋼板からなるもので、固定フランジ31が接触することによってコンクリートからなる内方突起35が損傷するのを防止している。
なお、ブロック本体15の開口縁部において、内方突起35が形成される部分での最小内径は、マンホールブロック1としての所定の内径寸法が確保されている。また、ブロック本体15の開口縁部の肉厚は、強度計算によって決定されており、所定の強度が確保されている。
上記構成に係るマンホールブロック1を用いてマンホール受け枠3を路面GLと面一に据え付けるには、まず、固定フランジ31を被係合部32の形成されないブロック本体15の開口縁部から挿通し、ブロック本体15の天端面10にマンホール受け枠3の取付フランジ6を載置する。その後、マンホール受け枠3の固定フランジ31とブロック本体15の被係合部32とが径方向に重畳するように、マンホール受け枠3を時計回り若しくは反時計回りに略90度回転させるとよい。
図9に、第四実施形態に係るマンホールブロック1の変形例を示す。なお、リング部材2は、設置高さ調整のために使用するものであるため、図示を省略している。
図に示すように、本変形例は、マンホール受け枠3の固定フランジ31が周方向に6箇所設けられており、これらの固定フランジ31に係合する被係合部32がブロック本体15の開口縁部の周方向に6箇所設けられているのを特徴としている。
すなわち、各固定フランジ31は、それぞれ周方向に所定の間隔をおいて配置されており、各被係合部32は、マンホール受け枠3に周方向に各固定フランジ31と同じ間隔をおいて配置されている。
上記構成に係るマンホールブロック1を用いてマンホール受け枠3を路面GLと面一に据え付けるには、まず、固定フランジ31を被係合部32の形成されないブロック本体15の開口縁部から挿通し、ブロック本体15の天端面10にマンホール受け枠3の取付フランジ6を載置する。その後、マンホール受け枠3の固定フランジ31とブロック本体15の被係合部32とが径方向に重畳するように、マンホール受け枠3を時計回り若しくは反時計回りに略30度回転させるとよい。
上記変形例を含む本実施形態のマンホールブロック1によれば、複数の固定フランジ31に係合するブロック本体15の被係合部32が、ブロック本体15の開口縁部から径方向に突出して形成され、当該被係合部32がブロック本体15の開口縁部と一体でマンホール受け枠3を固定する。従って、マンホール受け枠3の上方への引き抜き抵抗を大幅に増大することができる。このため、マンホール内の水圧の上昇や管路内に滞留した被圧空気の急浮上による下方からの圧力がマンホール蓋4とそのロック装置を介してマンホール受け枠3に作用しても、ブロック本体15の被係合部32が、マンホール受け枠3の各固定フランジ31にそれぞれ係合し、当該被係合部32がブロック本体15の開口縁部と一体でマンホール受け枠3を固定する。従って、マンホール受け枠3が上方に浮上してマンホールブロック1から離脱するのを未然に防止することができる。
なお、上記実施形態は本発明の例示であってその範囲を制限するものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって規定され、そこに記載された構成と均等の範囲内のすべての変更も本発明に含まれるものである。
例えば、上記実施形態では、アンカー部材17を長ナットにより構成しているが、アンカー部材17はナットだけでなくボルトで構成することにしてもよい。また、被係合部32は、ブロック本体15の開口縁部から径方向外方に突出する外方突起を有し、この外方突起に固定フランジ31が係合するように構成してマンホール受け枠3を固定してもよい。
本発明の第一実施形態に係るマンホール受け枠の据え付け構造を示す断面図である。 アンカーフレームの斜視図である。 本発明の第一実施形態に係るマンホールブロックとマンホール受け枠との取り付け位置関係を示す組み立て斜視図である。 本発明の第二実施形態に係るマンホール受け枠の据え付け構造を示す断面図である。 本発明の第二実施形態に係るマンホールブロックとマンホール受け枠との取り付け位置関係を示す組み立て斜視図である。 本発明の第三実施形態に係るマンホール受け枠の据え付け構造を示す断面図である。 本発明の第四実施形態に係るマンホール受け枠の据え付け構造を示す断面図である。 本発明の第四実施形態に係るマンホールブロックとマンホール受け枠との取り付け位置関係を示す組み立て斜視図である。 本発明の第四実施形態に係るマンホールブロック及びマンホール受け枠の変形例を示す組み立て斜視図である。
符号の説明
1 マンホールブロック
2 リング部材
3 マンホール受け枠
15 ブロック本体
16 アンカーフレーム
17 アンカー部材
25 被覆部材
27 配筋
30 固定手段
31 固定フランジ
32 被係合部

Claims (6)

  1. 上方に開口する開口縁部を有するプレキャストコンクリート製の筒状のブロック本体と、前記ブロック本体の開口縁部に沿うように湾曲して当該開口縁部に埋設された複数のアンカーフレームと、ねじ込み方向が上下方向に揃うように前記アンカーフレームのそれぞれに固定されたアンカー部材とを備えていることを特徴とするマンホールブロック。
  2. 上方に開口する開口縁部を有するプレキャストコンクリート製の筒状のブロック本体と、前記ブロック本体の開口縁部をその径方向両側から挟持状に覆う被覆部材と、前記ブロック本体の開口縁部に埋設されたアンカー部材とを備えていることを特徴とするマンホールブロック。
  3. 上方に開口する開口縁部を有するプレキャストコンクリート製の筒状のブロック本体と、前記ブロック本体に埋設された配筋と、前記配筋に緊結されかつ前記ブロック本体の開口縁部に埋設されたアンカー部材とを備えていることを特徴とするマンホールブロック。
  4. 請求項1〜3に記載のマンホールブロックと、このマンホールブロックの開口縁部上に当該マンホールブロックと同心状に配置された高さ調整のためのリング部材と、このリング部材上に前記マンホールブロックと同心状に配置されたマンホール受け枠とを備えており、このマンホール受け枠が、前記アンカー部材を介して当該マンホールブロックに固定されていることを特徴とするマンホール受け枠の据え付け構造。
  5. 上方に開口する開口縁部を有するプレキャストコンクリート製の筒状のブロック本体と、マンホール受け枠を前記開口縁部に載置して周方向に回転させることで同受け枠を前記ブロック本体に固定するための複数の被係合部とを備えたマンホールブロックであって、
    前記各被係合部は、前記マンホール受け枠に周方向に間隔をおいて設けられた複数の固定フランジが上下方向に挿脱可能となるように周方向に間隔をおいて配置され、かつ、その各固定フランジがそれぞれ係合可能となるように前記開口縁部から径方向に突出して形成されていることを特徴とするマンホールブロック。
  6. 上方に開口する開口縁部を有するプレキャスト製の筒状のブロック本体と、前記開口縁部に同心状に載置可能なマンホール受け枠と、このマンホール受け枠を前記開口縁部に載置して周方向に回転させることで同受け枠を前記ブロック本体に固定するための固定手段とを備えたマンホール受け枠の据え付け構造であって、
    前記固定手段は、前記マンホール受け枠の下面側に周方向に間隔をおいて配置された複数の固定フランジと、この各固定フランジが上下方向に挿脱可能となるように周方向に間隔をおいて配置されかつその各固定フランジがそれぞれ係合可能となるように前記開口縁部から径方向に突出する複数の被係合部とから構成されていることを特徴とするマンホール受け枠の据え付け構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101203184B1 (ko) 2010-08-12 2012-11-20 한국건설기술연구원 조립식 콘크리트 맨홀 뚜껑
JP2015161114A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 株式会社イトーヨーギョー マンホールブロック、及びその製造方法
CN107604948A (zh) * 2017-09-11 2018-01-19 浙江大成工程项目管理有限公司 一种市政窨井防沉降结构及其施工方法

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