JPH10256751A - 電気部品のシール構造 - Google Patents

電気部品のシール構造

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JPH10256751A
JPH10256751A JP6123897A JP6123897A JPH10256751A JP H10256751 A JPH10256751 A JP H10256751A JP 6123897 A JP6123897 A JP 6123897A JP 6123897 A JP6123897 A JP 6123897A JP H10256751 A JPH10256751 A JP H10256751A
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JP
Japan
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case
closing plate
opening
base
edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP6123897A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Yamazaki
弘章 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Publication of JPH10256751A publication Critical patent/JPH10256751A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/02Bases; Casings; Covers
    • H01H50/023Details concerning sealing, e.g. sealing casing with resin

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 経済的かつ確実にシール作業を行う。 【解決手段】 ケース10の開口部を板状の閉塞板13
で閉塞し、該閉塞板13の外縁と前記ケース10の開口
部内縁とで継ぎ目11を形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気部品のシール
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気部品、例えば電磁継電器のシ
ール構造では、ベースにコイルブロック等の内部構成部
品を搭載し、ケースで被覆した後、ケースの開口部に露
出する継ぎ目(ベースの外縁とケースの開口部内縁とで
形成される継ぎ目)をシール剤でシールしたものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、小型リ
レー、特に縦長の薄型リレーの場合、ケースの開口部か
ら露出する部分を全てシールしているため、シール剤の
使用量が増大し、経済的でない。また、シール剤の使用
量が増大すればする程、固化に要する時間が長くなり、
作業性が悪化する。
【0004】特に、前記ベースを側方から組み合わされ
る2部材で構成しようとすれば(例えば、特願平9―1
897号参照)、前記継ぎ目以外にも新たに継ぎ目が形
成される。このため、継ぎ目のみをシールしても、シー
ル剤の使用量を抑制できない。また、ケース内の前記継
ぎ目近傍には、可動鉄片等の駆動部品が配設されている
ため、シール剤が侵入して前記駆動部品に付着すると、
所望の製品特性が得られなくなる恐れがある。
【0005】そこで、本発明は、経済的で、確実かつ迅
速にシールできる電気部品のシール構造を提供すること
を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するた
め、本発明では、ケースの開口部に露出する継ぎ目をシ
ール剤によりシールする電気部品のシール構造におい
て、前記ケースの開口部を板状の閉塞板で閉塞し、該閉
塞板の外縁と前記ケースの開口部内縁とで継ぎ目を形成
したものである。
【0007】この構成により、たとえ継ぎ目がケースの
開口部内縁部分以外に形成されたとしても、閉塞板で覆
うことにより、シール剤の侵入位置をケースの開口部内
縁部分のみに規制することができる。
【0008】この場合、前記閉塞板の外縁に、段部を形
成することにより、又は、前記閉塞板の外縁を切り欠く
ことにより、前記ケースの開口部内縁との間に所定幅の
シール溝を形成するのが好ましい。
【0009】この構成により、シール剤を前記シール溝
に充填すれば、このシール剤は、シール溝を満たす量だ
けで、継ぎ目のシールを行うことができる。
【0010】特に、前記閉塞板を、ケースの開口縁部に
折り曲げ可能に一体成形するのが好ましい。閉塞板はケ
ースの成形加工時に同時に、かつ、容易に形成すること
ができる。
【0011】また、前記ケースの開口縁部に、前記閉塞
板を折り曲げた際、該閉塞板の表面よりも突出するスタ
ンドオフを形成するのが好ましい。
【0012】さらに、前記閉塞板に、反り防止用のリブ
を形成するのが好ましい。このリブは、前記スタンドオ
フを兼用するように形成してもよいし、その数や形状も
自由に設計することが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
【0014】(第1実施形態) 図1は、第1実施形態
に係るシール構造を備えた電気部品の一例である電磁継
電器の底面側から見た分解斜視図である。この電磁継電
器では、ベース1は、側方から係合一体化される第1ベ
ース2と第2ベース3とで構成されている。また、ベー
ス1には、種々の構成部品が装着されている。そして、
ベース1と、構成部品の1つである電磁石ブロック4と
で、底部5が形成されている。この底部5の底面は面一
で、ベース1と電磁石ブロック4の境界部分、及び、第
1ベース2と第2ベース3の境界部分に第1継ぎ目6が
それぞれ形成されている。また、前記底部5の側縁から
は、コイル端子7、固定接触片8及び可動接触片9の端
子部がそれぞれ突出している。
【0015】前記ベース1及び構成部品はケース10に
よって被覆されている。すなわち、ケース10の開口部
に前記底部5が嵌合し、ケース10の開口部内縁と底部
5の外縁との境界部分に第2継ぎ目11が形成されてい
る。また、底部5の底面は、ケース10の開口端部10
aから所定寸法低いところに位置している。ケース10
の開口縁部には、各長縁の両端部あるいは中央部にスタ
ンドオフ12がそれぞれ突設されている。スタンドオフ
12は、電磁継電器を例えばプリント基板に実装する
際、プリント基板から所定の間隙を維持し、自動半田付
け作業時にフラックス等がケース10内に侵入すること
を防止する。
【0016】前記ケース10の開口部は閉塞板13で閉
塞されるようになっている。閉塞板13は、前記コイル
端子7、固定接触片8及び可動接触片9の端子部が干渉
しないように、外縁4箇所に切欠き14がそれぞれ形成
されている。また、閉塞板13の底面には外縁に所定深
さ及び所定幅の環状の段部15が形成されている。そし
て、ケース10の開口部を閉塞板13で閉塞した状態で
は、図2に示すように、前記第1継ぎ目6は覆われ、前
記段部15とケース10の開口部内縁とでシール溝16
が形成される。
【0017】そして、前記シール溝16に沿って図示し
ないノズルを移動させながら、あるいは、シール溝16
の複数箇所にノズルを配設して、シール溝16内にシー
ル剤17を充填する。この場合、シール剤17は、シー
ル溝16によって他の部分に流出しないため、シール剤
の使用量を抑制できる。充填されたシール剤17は、前
記第2継ぎ目をシールする。このとき、たとえ第2継ぎ
目11からシール剤17が侵入しても、このシール剤1
7はケース10の内面に沿って流れるだけであり、その
後固化しても駆動部品に悪影響を与えることはない。
【0018】(第2実施形態) 図3ないし図5は、第
2実施形態に係るシール構造を備えた電磁継電器の底面
側から見た斜視図である。この電磁継電器では、ケース
10の開口縁部10aに閉塞板13が一体成形されてい
る。詳しくは、閉塞板13が、ケース10の一方の長辺
側開口縁部10aの両端部に突設されたスタンドオフ1
2の間に折り曲げ可能に一体成形されている。閉塞板1
3は、ケース10に接続された部分以外の外縁に段部1
5が形成されている。また、その肉厚は、ケース10の
開口縁部10aから底部5の底面までの深さとほぼ同一
に形成されている。なお、この閉塞板13は、ケース1
0の成形加工と同時に、簡単に形成可能である。
【0019】前記閉塞板13は、前述のように外縁に段
部15を形成され、所定の肉厚に形成されているので、
図4に示すように、ケース10の開口部を閉塞するよう
に折り曲げることにより、段部15とケース10の開口
部内縁とでシール溝16を形成する。また、閉塞板13
を折り曲げた状態で、ケース10の開口縁部10aから
スタンドオフ12が突出する。そこで、前記第1実施形
態同様、シール溝16にシール剤17を充填して固化さ
せることによりシールする。
【0020】なお、前記第2実施形態では、閉塞板13
の外縁に段部15を形成するようにしたが、この外縁を
切り欠くことにより、ケース10の開口部を閉塞した
際、閉塞板13の外縁と、ケース10の開口部内縁、及
び、底部5の底面とで前記シール溝16を形成するよう
にしてもよい。
【0021】また、前記閉塞板13には反り防止用のリ
ブを設けるようにしてもよい。この場合、リブでスタン
ドオフを兼用できるように、その突出寸法や配置位置を
決定すればよい。
【0022】さらに、前記各実施形態では、電気部品と
して電磁継電器に本発明のシール構造を適用する場合に
ついて説明したが、スイッチ等の他の電気部品に適用し
てもよいことは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る電気部品のシール構造によれば、ケースの開口部
を板状の閉塞板で閉塞し、該閉塞板の外縁と前記ケース
の開口部内縁とで継ぎ目を形成したので、たとえケース
を2部材で構成し、複数箇所に継ぎ目が形成されたとし
ても、シール箇所を閉塞板によって新たに形成された継
ぎ目のみとすることができる。したがって、使用するシ
ール剤の量を抑えて経済的なシールを行うことができ
る。また、仮に継ぎ目からシール剤が侵入したとして
も、その位置はケースの開口部内縁にすぎず、内部の駆
動部品には何等不具合を生じさせることはない。
【0024】特に、前記閉塞板の外縁に、前記ケースの
開口部内縁との間に所定幅のシール溝を形成する段部を
形成したので、さらに使用するシール剤の量を抑えるこ
とができる。
【0025】また、前記閉塞板を、ケースの開口縁部に
折り曲げ可能に一体化したので、効率よくシール作業に
移行でき、閉塞板を別部材とする場合のような面倒な部
品管理が不要となる。
【0026】さらに、前記ケースの開口縁部に、前記閉
塞板を折り曲げた際、折り曲げ部分に閉塞板の平面から
突出するスタンドオフを形成するようにしたので、新た
な加工を必要とせず、経済的である。
【0027】さらにまた、前記閉塞板に、反り防止用の
リブを形成したので、閉塞板の成形あるいはシール作業
時に反り等の不具合が発生せず、良好なシール構造を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態に係るシール構造を備えた電磁
継電器の閉塞板を分解した状態を示す底面側の斜視図で
ある。
【図2】 図1の閉塞板を取り付けてシール剤を充填し
た状態を示す斜視図である。
【図3】 第2実施形態に係るシール構造を備えた電磁
継電器の閉塞板を開放した状態を示す底面側の斜視図で
ある。
【図4】 第2実施形態に係るシール構造を備えた電磁
継電器の閉塞板を閉塞した状態を示す底面側の斜視図で
ある。
【図5】 図3の反対側から見た斜視図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 第1ベース 3 第2ベース 6 第1継ぎ目 10 ケース 11 第2継ぎ目 13 閉塞板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの開口部に露出する継ぎ目をシー
    ル剤によりシールする電気部品のシール構造において、 前記ケースの開口部を閉塞板で閉塞し、該閉塞板の外縁
    と前記ケースの開口部内縁とで継ぎ目を形成したことを
    特徴とする電気部品のシール構造。
  2. 【請求項2】 前記閉塞板の外縁に、段部を形成するこ
    とにより、又は、前記閉塞板の外縁を切り欠くことによ
    り、前記ケースの開口部内縁との間に所定幅のシール溝
    を形成したことを特徴とする請求項1に記載の電気部品
    のシール構造。
  3. 【請求項3】 前記閉塞板を、ケースの開口縁部に折り
    曲げ可能に一体成形したことを特徴とする請求項1又は
    2に記載の電気部品のシール構造。
  4. 【請求項4】 前記ケースの開口縁部に、前記閉塞板を
    折り曲げた際、該閉塞板の表面よりも突出するスタンド
    オフを形成したことを特徴とする請求項3に記載の電気
    部品のシール構造。
  5. 【請求項5】 前記閉塞板に、反り防止用のリブを形成
    したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項
    に記載の電気部品のシール構造。
JP6123897A 1997-03-14 1997-03-14 電気部品のシール構造 Pending JPH10256751A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016042064A (ja) * 2014-08-19 2016-03-31 三菱電機株式会社 電力量計
CN105845507A (zh) * 2015-01-13 2016-08-10 泰科电子(深圳)有限公司 继电器
EP3462472A1 (en) * 2017-09-29 2019-04-03 Tyco Electronics Componentes Electromecanicos Lda Seal housing for an electrical device and sealed relay using the seal housing

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