JPH10256697A - チップ型部品の実装構造 - Google Patents

チップ型部品の実装構造

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JPH10256697A
JPH10256697A JP6112197A JP6112197A JPH10256697A JP H10256697 A JPH10256697 A JP H10256697A JP 6112197 A JP6112197 A JP 6112197A JP 6112197 A JP6112197 A JP 6112197A JP H10256697 A JPH10256697 A JP H10256697A
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chip
electrode
type
component
printed wiring
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JP6112197A
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English (en)
Inventor
Norio Yabe
範夫 谷邉
Takeshi Oba
健 大庭
Hitoshi Ishida
等 石田
Yoichi Kawakami
用一 川上
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JISEDAI EISEI TSUSHIN HOSO SYS
JISEDAI EISEI TSUSHIN HOSO SYST KENKYUSHO KK
Fujitsu Ltd
Original Assignee
JISEDAI EISEI TSUSHIN HOSO SYS
JISEDAI EISEI TSUSHIN HOSO SYST KENKYUSHO KK
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/181Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with surface mounted components
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/301Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor by means of a mounting structure
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3431Leadless components
    • H05K3/3442Leadless components having edge contacts, e.g. leadless chip capacitors, chip carriers

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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ型部品の直列並列接続における実装面
積の縮小化を実現したチップ型部品の実装構造を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 プリント配線基板20上に第1のチップ
型部品22に嵌合する第1の凹部を有する第1の支持手
段34及び第2のチップ型部品28にに嵌合する第2の
凹部を有する第2の支持手段36が搭載されている。複
数の第1のチップ型部品22は、第1の電極24が第1
の凹部に嵌合し、この第1の電極24をプリント配線基
板20側にして、搭載されている。第2のチップ型部品
28は、第3の電極30が第2の凹部に嵌合し、この第
3の電極24をプリント配線基板20側にして、搭載さ
れている。第1及び第2のチップ型部品22,28の隣
接する部品間が絶縁手段38によって絶縁・分離されて
いる。対をなす第1と第2のチップ型部品22,28は
接続手段38により電気的に接続されている。これによ
って、チップ型部品22,28は、直列・並列接続され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はチップ型積層セラミ
ックコンデンサなどのチップ型部品を直列に接続してプ
リント配線基板上に搭載するチップ型部品の実装構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】チップ型積層セラミックコンデンサなど
のチップ型部品は、実装形態が優れ電子機器の小型化、
軽量化に大いに貢献している。また、コンデンサとして
は内部抵抗が小さく、高周波特性が優れている特徴があ
る。
【0003】しかし、このチップ型積層セラミックコン
デンサ(以下、コンデンサと略す)は、誘電体層にピン
ホールが混入すると、誘電体の絶縁層がショートして、
プリント配線基板に搭載した電子機器などが故障する恐
れがある。
【0004】この絶縁体のショートが重大故障に繋がる
場合は、コンデンサにフェイルセーフ機能を持たせるた
めに、コンデンサを直列に接続し、直列接続に伴う容量
減少を補うために、さらに並列に接続する必要がある。
【0005】そのため、同一の機能のコンデンサを構成
するのに、4個のコンデンサを必要として、4倍の実装
面積が必要となる。特に、大容量のコンデンサが必要な
場合は、単体で大容量のコンデンサ部品は得難く、複数
個のコンデンサを並列に接続して大容量のものを構成し
ている。
【0006】このような大容量のコンデンサを複数個使
用して構成する回路では、4倍のコンデンサ部品がそれ
ぞれ必要となり、機器の小型、軽量化を目指す際、特
に、実装面積の増大が機器の小型、軽量化の阻害要因に
なる。
【0007】図5は、一般的な電源回路のコモンモード
電源入力フィルタ回路の回路図である。この図に示すよ
うに、この回路は、部品の静電容量の制限から大容量を
形成するべくコンデンサC1〜C3、及びC4〜C6の
3個が並列接続されている。そして、コンデンサC1〜
C3の一方の電極に電源供給ライン2及び電子機器が接
続されるライン6が接続されており、他方の電極はアー
ス側に接続されている。
【0008】また、コンデンサC4〜C6の一方の電極
に電源供給ライン4及び電子機器が接続されるライン8
が接続されており、他方の電極はアース側に接続されて
いる。
【0009】そして、電源供給ライン2,4より直流電
源を供給して、電源に含まれる外部ノイズなどをコンデ
ンサC1〜C3、及びC4〜C6を通してアース側に流
して、電子機器に混入するノイズをカットするフィルタ
として機能させる。
【0010】このような回路において、上述したように
コンデンサC1〜C6のどれか一つがショートして故障
するとアース側に大電流が流れて、自身の故障ととも
に、接続される他の機器に対しても大きな影響を与える
恐れがある。
【0011】図6は、フェイルセーフ機能を持つ電源回
路のコモンモード電源入力フィルタ回路の回路図であ
る。この図のように、部品の静電容量の関係から複数の
コンデンサを直列並列接続して信頼性を確保する場合
は、図に示すように図5中の各コンデンサC1〜C6に
対応して、C11〜C14、C21〜C24、C31〜
C34、C41〜C44、C51〜C54、C61〜C
64といった具合に24個ものコンデンサが必要とな
る。
【0012】図7は、図5の回路の従来のチップ型部品
の実装構造を示す図であり、特に、同図(a)は平面
図、同図(b)は側面図である。この図に示すように、
従来のチップ型部品の実装構造では、プリント配線基板
10上に、電源用とアース用の3個の配線パターン1
2,14,16が形成されている。コンデンサC1〜C
3、C4〜C6は、それぞれプリント配線基板10に対
して電極面が垂直になるように搭載されている。
【0013】コンデンサC1〜C3の片方の電極と電源
用の配線パターン12とが半田がもれる所望の領域に形
成したフットプリント18上で電気的に接続され、他方
の電極と接地導体に接続する配線パターン14とがフッ
トプリント18上で電気的に接続されている。
【0014】コンデンサC4〜C6の片方の電極と接地
導体に接続する配線パターン14とがフットプリント1
8上で電気的に接続され、他方の電極と電源用の配線パ
ターン16とが半田によりフットプリント18上で電気
的に接続されている。
【0015】図8は、図6の回路のチップ型部品の実装
構造を示す図である。この図に示すように、図7の方法
と同じ方法にて、図6の回路のコンデンサをプリント配
線基板上に実装すると、コンデンサの個数が4倍に増
え、且つ、コンデンサC11とC12,C41とC4
2、…を直列に接続するための配線パターン19が増加
するため、図8に示すように、図7の約4倍の実装面積
が必要となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のコンデンサのプリント配線基板の実装構造では、フ
ェイルセーフ機能を持たすと、部品がショートしないよ
うに部品間隔などを配慮する必要があり、この場合実装
面積はフェイルセーフ機能を有しない場合の約4倍強と
なる。
【0017】従来のように、チップ型部品をプリント配
線基板10に対して電極面を垂直になるように搭載する
とその実装面積は大きくなり、図8のようにフェイルセ
ーフ機能を持つような多くのコンデンサを必要とする場
合は、機器の小型化、軽量化を大きく阻害するという問
題があった。
【0018】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、チップ型部品の直列・並列接続における実
装面積の縮小化を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明のプリント
配線基板の実装構造を示す原理図であり、同図(a)は
平面図、同図(b)は側面図、同図(c)は正面図であ
る。
【0020】この図に示すように、プリント配線基板2
0上に、第1の凹部を有する第1の支持手段34が配設
されている。対向する第1の電極24と第2の電極26
とを有する第1のチップ型部品22の第1の電極24を
プリント配線基板20側にして、複数個の第1のチップ
型部品22が第1の支持手段34の第1の凹部に嵌合し
て搭載されている。
【0021】第1の支持手段34と離間して、第2の凹
部を有する第2の支持手段36がプリント配線基板20
上に搭載されている。対向する第3の電極30と第4の
電極32とを有する第2のチップ型部品28の第3の電
極30をプリント配線基板20側にして、複数個の第2
のチップ型部品28が第2の支持手段36の第2の凹部
に嵌合して搭載されている。
【0022】ペアをなす第1のチップ型部品22の第2
の電極26と第2のチップ型電極28の第4の電極32
とが接続手段38によって電気的に接続されている。以
上のような構成によれば、複数個の第1のチップ型部品
22の第1の電極24が導電性の第1の支持手段34上
に配設されているので、第1の電極24が第1の支持手
段34上で電気的に接続される。
【0023】また、第2のチップ型部品28の第3の電
極30が第2の支持手段36上で電気的に接続される。
各ペアとなっている第1のチップ型部品22の第2の電
極26と第2のチップ型部品28の第4の電極32とが
接続手段38によって直列に接続されて、第1のチップ
型部品22と第2のチップ型部品28とが直並列に接続
された回路構成になる。
【0024】この回路構成では、第1のチップ型部品2
2の第1の電極24、及び第2のチツプ型部品28の第
3の電極30をプリント配線基板20側にして、搭載し
ているので、チップ型部品22,28が占有する実装面
積は、第1の電極24と第3の電極30の表面の面積で
済む。
【0025】しかも、第1のチップ型部品22の第2の
電極24と第2のチップ型部品28の第4の電極32と
をプリント配線基板20上で電気的に接続するための配
線パターンが不要となる。
【0026】従って、チップ型部品の実装の場合では、
本発明による実装面積は、電極24,26,30,32
をプリント配線基板20に対して垂直に実装する従来の
場合よりも小さくなる。
【0027】また、図に示すように、複数の第1のチッ
プ型部品22及び第2のチップ型部品28は、絶縁手段
40によって絶縁・分離することにより、隣接する第1
のチップ型部品22と第2のチップ型部品28とが分離
されているので、ショートすることがなくなる。
【0028】そして、複数の絶縁手段40を一体的に構
成すると、隣接する絶縁手段40の間に第1及び第2の
チップ型部品22,28を配設すればよく、チップ型部
品の実装の際の位置合わせの必要が無くなる。
【0029】更に、チップ型部品22,28及び絶縁手
段40を等しい熱膨張率を有する材料で構成すると、半
田付けなどの際の熱膨張時の応力が緩和されるという望
ましい効果が得られる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。本発明は、2つの電極が対
向する平面を有するチップ型部品であれば適用可能であ
るが、チップ型積層コンデンサを使用した実施形態につ
いて以下に説明をする。
【0031】(a) チップ型部品の実装構造 図2は本発明の実施形態によるチップ型部品の実装構造
を示す図であり、同図(a)は平面図、同図(b)は側
面図、同図(c)は正面図である。
【0032】この図に示すように、プリント配線基板6
0上に印刷法によりコンデンサC11,C13,C2
1,C23,C31,C33の一方の電極68と電気的
に接続するための電源用の配線パターン62が所定の幅
(コンデンサC11、…の一方の電極68の幅+α)で
形成されている。
【0033】プリント配線基板60上にコンデンサC1
2,C14,C22,C24,C32,C34、及びC
41,C43,C51,C53,C61,C63の一方
の電極68と電気的に接続するためのアース用の配線パ
ターン64が配線パターン62と平行に一定の距離離間
して、所定の幅(コンデンサC12の一方の電極68の
幅+コンデンサC41の一方の電極68の幅+α)で形
成されている。
【0034】プリント配線基板60上にはさらに、コン
デンサC42,C44,C52,C54,C62,C6
4の一方の電極68と電気的に接続ための電源用の配線
パターン66が配線パターン64と平行に一定の距離離
間して、所定の幅(コンデンサC42の一方の電極68
の幅+α)で形成されている。
【0035】配線パターン62,64,66上には、半
田88により固定された、例えば、凹部の深さが0.3
mm程度、幅が3mm程度のU字型金具72,74,7
6,78がそれぞれ平行に搭載されている。
【0036】U字型金具72,74,76,78は、チ
ップ型セラミックコンデンサC11…と熱膨張率のほぼ
等しい金属、例えば、コバールなどを材料にして構成し
ている。
【0037】2つの平行なU字型金具72と74、及び
76と78上に、一定のピッチで、半田88により固定
された厚みが0.2mm程度、コンデンサC11、…の
電極68と70間の距離よりも長い複数のフィン82
が、コンデンサC11、…の位置決め及び絶縁分離のた
めに平行に配設されている。
【0038】隣接するフィン82の間には、U字型金具
72と74、及び76と78との間の間隙にそれぞれ嵌
合して、U字型金具72と74、及び76と78のそれ
ぞれの対向する内側の突出部上で半田88により固定さ
れた補強部材84が配設されており、フィン82を支持
している。
【0039】フィン82と補強部材84とで、スペーサ
80を一体的に形成している。スペーサ80は、コンデ
ンサC11、…と熱膨張率の等しい絶縁体、例えば、セ
ラミックスを材料にして構成されている。
【0040】コンデンサC11,C13,C21,C2
3,C31,C33は、配線パターン62上のU字型金
具72の凹部に嵌合し、一方の電極68をプリント配線
基板60側にして、立てて、隣接するフィン82の間
に、U字型金具72上の半田88によって固定されてい
る。
【0041】コンデンサC12,C14,C22,C2
4,C32,C34は、配線パターン64上のU字型金
具74の凹部に嵌合し、一方の電極68をプリント配線
基板60側にし、立てて、隣接するフィン82の間に、
U字型金具74上の半田88によって固定されている。
【0042】コンデンサC41,C43,C51,C5
3,C61,C63は、配線パターン64上のU字型金
具76の凹部に嵌合し、一方の電極68をプリント配線
基板60側にし、立てて、隣接するフィン82の間に、
U字型金具76上の半田88により固定されている。
【0043】また、コンデンサC42,C44,C5
2,C54,C62,C64は、配線パターン66上の
U字型金具78の凹部に嵌合し、一方の電極68をプリ
ント配線基板60側にし、立てて、隣接するフィン82
の間に、U字型金具78上の半田88により固定されて
いる。
【0044】本実施形態のチップ型部品の実装構造は、
図6に示すフェイルセーフ機能を持つ電源入力フィルタ
回路の実現例であり、コンデンサC11、…は、同一容
量(例えば、3.3μF)であり、2つの電極68,7
0のサイズや電極68と70間の距離は等しくなってお
り、例えば、電極68,70のサイズが1.5mm×3
mm程度、電極68,70間の距離が6mm程度のコン
デンサ部品を使用している。
【0045】コンデンサC11とC12、…、とを直列
接続をするために対をなす2つのコンデンサの他方の電
極70上に、例えば、直方体の接続バー86が半田88
によって水平な位置で固定されている。
【0046】接続バー86は、半田付けの際の熱膨張に
よる応力を緩和するために、チップ型積層セラミツクコ
ンデンサC11、…とほぼ等しい熱膨張率を有するコバ
ールなどの金属により形成されている。
【0047】以上のように構成しているので、U字型金
具72,74,76,78上のコンデンサC11、C1
3、C21、C23…は、並列接続され、接続バー86
によって、2つのコンデンサC11とC12、C13と
C14、…とは、直列接続される。
【0048】従って、図2に示すプリント配線基板60
上に搭載されたコンデンサC11、…は、図6に示すフ
ェイルセーフ機能を有する電源入力フィルタ回路を実現
している。
【0049】本実施形態のチップ型部品の実装構造で
は、各コンデンサC11、…がプリント配線基板60上
に占める実装面積は、コンデンサC11、…の電極68
の平面の表面積に等しい。
【0050】これは、コンデンサC11、…の電極68
をプリント配線基板31に対して垂直に搭載する従来の
実装構造の場合よりも実装面積が小さくなる。また、コ
ンデンサC11とC12、…の直列接続は、プリント配
線基板60の上方で接続バー86によって実現している
ので、従来の実装構造のようにプリント配線基板上に配
線パターンを形成して、この配線パターン上で直列接続
を実現する必要がないので、更に、実装面積が小さくな
る。
【0051】図3は、本実施形態のチップ型部品の実装
構造の効果を示す平面図である。この図に示すように、
各コンデンサの実装面積が小さくなり、且つ、コンデン
サを直列接続する配線パターンが不要となっているの
で、図8に示す従来のチップ型部品の実装構造に比べて
実装面積が小さくなり、フェイルセーフ機能を有しない
従来の図7の実装面積とほぼ等しくなってことが分か
る。
【0052】(b) チップ型部品の実装方法 図4は、本発明の実施形態のチップ型部品の実装方法を
示す分解斜視図である。
【0053】以下、この図を参照しつつ、図2のチップ
型部品の実装方法の説明をする。印刷法などにより、プ
リント配線基板60上に、プリント配線パターン62,
64,66を平行に形成する。プリント配線パターン6
2,64,66にペースト半田88を塗布して、この半
田88上にU字型金具72,74,76,78を所定の
位置に搭載する。
【0054】U字型金具72,74,76,78の突出
部の表面に、ペースト半田88を塗布する。そして、フ
ィン82に取り付けた補強部材84が2つの平行なU字
型金具72と74、及び76と78との間に位置するよ
うにスペーサ80を配設する。
【0055】次に、コンデンサC11、…の一方の電極
68の表面にペースト半田88を塗布してから、隣接す
るフィン82間に、コンデンサC11、…の一方の電極
68をプリント配線基板60側にして、U字型金具7
2,74,76,78の凹部に嵌合させる。
【0056】コンデンサC11、…がU字型金具72,
74,76,78に嵌合しているので、コンデンサC1
1、…が傾くことも無く、一方の電極68とU字型金具
72,74,76,78とがそれぞれ接触不良になるこ
とがない。
【0057】また、コンデンサC11、…は、U字型金
具72,74,76,78の各溝に嵌合させるのみなの
で、コンデンサC11、…の配線パターン62,64,
66上への搭載の位置合わせの必要がない。
【0058】隣接するコンデンサC11とC13、C2
1とC23、…間は、フィン82によって絶縁分離され
るので、ショートすることが無くなる。しかも、コンデ
ンサC11、…をフィン82に密着して、搭載すること
が可能となり、実装密度が向上する。
【0059】次に、コンデンサC11、…の他方の電極
70上又は接続バー86にペースト半田88を塗布して
から、この他方の電極70上に接続バー86を搭載し
て、所望の高温半田で半田付けする。
【0060】この高温半田では、熱的変動環境により熱
膨張するが、U字型金具72,74,76,78、接続
バー86、及びスペーサ80は、コンデンサC11、…
と熱膨張率のほぼ等しい材料を使用しているので、熱応
力を緩和することができる。
【0061】以上説明した実施形態によれば、従来のよ
うにコンデンサC11、…の電極をプリント配線基板6
0に対して垂直に立てるのではなく、コンデンサC11
の一方の電極70をプリント配線基板60側にして、コ
ンデンサを搭載して、直列並列接続をするので、実装面
積が小さくなり、衛星などに搭載される高い信頼性を要
求される機器において、機器の小型、軽量化に貢献する
ことができる。
【0062】さらに、本発明はチップ型コンデンサの実
装構造に限定されるものではなく、一般のチップ型部品
の実装にも適用可能である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜請求項
5記載の発明によれば、対向する2つの電極を有する第
1と第2のチップ型部品を、一方の電極をプリント配線
基板側にして搭載するので、チップ型部品の実装面積を
縮小化することができる。このため、機器の小型化、軽
量化を図ることができるという効果がある。
【0064】請求項1及び請求項3記載の発明によれ
ば、第1と第2のチップ型部品を第1と第2の支持手段
に嵌合させて搭載するので、一方の電極と第1、第2の
支持手段とが電気的に接続不良になることがなく、実装
の信頼性を向上させることができるという効果がある。
【0065】請求項2及び請求項3記載の発明によれ
ば、隣接する第1と第2のチップ型部品対間には絶縁手
段によって絶縁分離するので、第1と第2のチップ型部
品対間でショートすることがなくなり、実装の信頼性を
向上させることができるという効果がある。
【0066】請求項4記載の発明によれば、複数の絶縁
手段を一体化して構成するので、チップ型部品を絶縁手
段の間に搭載すればよくなり、チップ部品搭載時の位置
合わせの必要が無くなり、実装の効率が向上する。
【0067】請求項5記載の発明によれば、絶縁手段及
び接続手段は、チップ型部品の熱膨張率に等しい熱膨張
率を有する材料で構成するので、応力を緩和することが
でき、実装の信頼性を向上させることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチップ型部品の実装構造を示す原理図
である。
【図2】本発明の実施形態のチップ型部品の実装構造を
示す図である。
【図3】本発明の実施形態の効果説明図である。
【図4】本発明の実施形態のチップ型部品の実装方法を
示す分解斜視図である。
【図5】電源入力フィルタ回路の回路図である。
【図6】フェイルセーフ機能を持つ電源入力フィルタ回
路の回路図である。
【図7】図5の従来のチップ型部品の実装構造を示す図
である。
【図8】図6の従来のチップ型部品の実装構造を示す図
である。
【符号の説明】
20 プリント配線基板 22 第1のチップ型部品 24 第1の電極 26 第2の電極 28 第2のチップ型部品 30 第3の電極 32 第4の電極 34 第1の支持手段 36 第2の支持手段 38 接続手段 40 絶縁手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大庭 健 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 石田 等 東京都千代田区岩本町2丁目12番5号 株 式会社次世代衛星通信・放送システム研究 所内 (72)発明者 川上 用一 東京都千代田区岩本町2丁目12番5号 株 式会社次世代衛星通信・放送システム研究 所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線基板上に搭載され、第1の
    凹部を有する導電性の第1の支持手段と、 対向する第1の電極と第2の電極とを有し、該第1の電
    極を前記プリント配線基板側にして、前記第1の凹部に
    嵌合して前記第1の支持手段により支持される第1のチ
    ップ型部品と、 前記プリント配線基板上に前記第1の支持手段と離間し
    て搭載され、第2の凹部を有する導電性の第2の支持手
    段と、 対向する第3の電極と第4の電極とを有し、該第3の電
    極を前記プリント配線基板側にして、前記第2の凹部に
    嵌合して前記第2の支持手段により支持される、前記第
    1のチップ型部品と同一種類の第2のチップ型部品と、 前記第1のチップ型部品の第2の電極と前記第2のチッ
    プ型部品の第4の電極とを電気的に接続する接続手段
    と、 を具備したことを特徴とするチップ型部品の実装構造。
  2. 【請求項2】 対向する第1の電極と第2の電極とを有
    し、該第1の電極をプリント配線基板側にして、前記プ
    リント配線基板上に搭載された複数の第1のチップ型部
    品と、 対向する第3の電極と第4の電極とを有し、該第3の電
    極を前記プリント配線基板側にして、前記プリント配線
    基板上に搭載された、前記第1のチップ型部品のそれぞ
    れと対をなす該第1のチップ型部品と同一種類の複数の
    第2のチップ型部品と、 前記対をなす各第1のチップ型部品の第2の電極と前記
    第2のチップ型部品の第4の電極とを電気的に接続する
    接続手段と、 隣接する前記第1及び第2のチップ型部品対間を絶縁・
    分離する絶縁手段と、 を具備したことを特徴とするチップ型部品の実装構造。
  3. 【請求項3】 プリント配線基板上に搭載され、第1の
    凹部を有する導電性の第1の支持手段と、 対向する第1の電極と第2の電極とを有し、該第1の電
    極を前記プリント配線基板側にして、前記第1の凹部に
    嵌合して前記第1の支持手段により支持される複数の第
    1のチップ型部品と、 前記プリント配線基板上に前記第1の支持手段と離間し
    て搭載され、第2の凹部を有する導電性の第2の支持手
    段と、 対向する第3の電極と第4の電極とを有し、該第3の電
    極をプリント配線基板側にして、前記第2の凹部に嵌合
    して前記第2の支持手段により支持された、前記第1の
    チップ型部品のそれぞれと対をなす該第1のチップ型部
    品と同一種類の複数の第2のチップ型部品と、 前記対をなす各第1のチップ型部品の第2の電極と前記
    第2のチップ型部品の第4の電極とを電気的に接続する
    接続手段と、 隣接する第1及び第2のチップ型部品対間を絶縁・分離
    する複数の絶縁手段と、 を具備したことを特徴とするチップ型部品の実装構造。
  4. 【請求項4】 複数の絶縁手段を一体的に構成したこと
    を特徴とする請求項2又は3記載のチップ型部品の実装
    構造。
  5. 【請求項5】 前記絶縁手段及び前記接続手段は、前記
    チップ型部品の熱膨張率に等しい熱膨張率を有する材料
    で構成されていることを特徴とする請求項2、3、又は
    4記載のチップ型部品の実装構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2015107810A1 (ja) * 2014-01-17 2017-03-23 株式会社村田製作所 ノイズフィルタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2015107810A1 (ja) * 2014-01-17 2017-03-23 株式会社村田製作所 ノイズフィルタ

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