JPH10256255A - 半導体集積回路装置のパターン発生方法 - Google Patents

半導体集積回路装置のパターン発生方法

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JPH10256255A
JPH10256255A JP6261397A JP6261397A JPH10256255A JP H10256255 A JPH10256255 A JP H10256255A JP 6261397 A JP6261397 A JP 6261397A JP 6261397 A JP6261397 A JP 6261397A JP H10256255 A JPH10256255 A JP H10256255A
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JP
Japan
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pattern
dummy
regular
patterns
minute
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6261397A
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English (en)
Inventor
Isao Toda
功 戸田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10256255A publication Critical patent/JPH10256255A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微小なダミーパターンの発生を少なくし以て
パターン抜けやパターン剥がれを抑制する。 【解決手段】 ダミーパターンと正規のパターンとを合
成する際に、正規のパターンに隣接するダミーパターン
の中で、一辺の大きさが設計規則上の最小許容幅を満た
さない微小なダミーパターンが存在している場合は、該
微小なダミーパターンと正規のパターンの間を接続す
る。これによれば、正規のパターンに隣接する微細なダ
ミーパターンは正規のパターンの一部になるため、少な
くとも正規のパターンに隣接する微細なパターンがなく
なり、パターン抜けやパターン剥がれが抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置のパターン発生方法に関し、特に、配線層の平坦化の
ために付加されるダミーパターンの発生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、半導体集積回路装置の大規模化及
び高密度化に伴い、チップ上のパターンがますます微細
化し、しかも配線層の多層化が一段と進みつつあること
から、配線層の平坦化問題、すなわち、下層のパターン
の影響で上層の配線層に凹凸が発生し、凹凸の程度によ
っては上層の配線層へのパターン形成に支障をきたすと
いう問題点が顕著になってきた。
【0003】そこで、従来から、パターンをレイアウト
しない領域(この領域の影響は上層の配線層の凹部にな
って現れる)にダミーパターンを置くことにより、上層
の配線層への影響を抑制することが行われている。図2
は従来のダミーパターンの発生方法を順を追って示す概
念図である。この図において、まず、(a)正規のパタ
ーン(例えば配線パターン)1、2のレイアウトデータ
を取込み、(b)このパターン1、2を適量拡大する。
例えば、gを設計規則上の最小パターン間隔、wを同規
則上のパターンの最小幅とすると、g+(2/w)程度
拡大する。3、4は拡大後のパターンである。(c)次
に、拡大パターン3、4の反転パターンを発生し、その
反転パターンをごく僅か(例えば2/w程度)拡大す
る。5〜8は拡大後の反転パターンである。(d)次
に、反転パターン5〜8に所定幅の格子状メッシュパタ
ーン9を重ねて、メッシュパターン9からはみ出した反
転パターン5〜8だけを残して他を取り除き、ダミーパ
ターン(dのハッチング部分)を発生する。(e)最後
に、ダミーパターンと正規のパターン1、2とを合成
し、チップ又はレチクル露光用のパターンを作成する。
すなわち、図2のeにおいて、正規のパターン1、2以
外の細分化された多量のパターン(左下がりのハッチン
グ部分)は、すべてダミーパターンである。したがっ
て、この図からも理解されるように、正規のパターン
1、2をレイアウトしない領域にダミーパターンを置く
ことにより、その領域のくぼみを防止して、上層の配線
層への影響を抑制できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のダミーパターンの発生方法にあっては、メッシュ
パターン9からはみ出した反転パターン5〜8だけをダ
ミーパターン(図2のdのハッチング部分)としていた
ため、元の反転パターン5〜8の大きさやメッシュパタ
ーン9のパターン幅及びメッシュ間隔によっては、微小
なダミーパターン………図2のeにおいて右側や中央の
ダミーパターンC、Dに比べて左側のダミーパターン
A、Bが小さい………がしばしば発生することがあり、
この微小なダミーパターンは、露光時には更に小さくな
るから、露光されずにパターン抜けが生じたり、あるい
は、露光されたとしても、あまりにも小さすぎるパター
ンは剥がれやすく、ショート等の原因にもなりかねない
という問題点があった。
【0005】そこで、本発明は、微小なダミーパターン
の発生を少なくし、以てパターン抜けやパターン剥がれ
を抑制することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項に係る発明は、正
規のパターンのレイアウトデータを取込み、該パターン
を適量拡大する第1工程と、前記第1工程で拡大された
パターンの反転パターンを発生して、該反転パターンを
ごく僅か拡大する第2工程と、前記第2工程で拡大され
た反転パターンに所定幅の格子状メッシュパターンを重
ねて、メッシュパターンからはみ出した反転パターンを
ダミーパターンとする第3工程と、前記ダミーパターン
と前記正規のパターンとを合成して、チップ又はレチク
ル露光用のパターンを作成する第4工程と、を含む半導
体集積回路装置のパターン発生方法において、前記第4
工程でダミーパターンと正規のパターンとを合成する際
に、正規のパターンに隣接するダミーパターンの中で、
一辺の大きさが設計規則上の最小許容幅を満たさない微
小なダミーパターンが存在している場合は、該微小なダ
ミーパターンと正規のパターンの間を接続することを特
徴とするものである。
【0007】これによれば、正規のパターンに隣接する
微細なダミーパターンは正規のパターンの一部になるた
め、少なくとも正規のパターンに隣接する微細なパター
ンがなくなり、パターン抜けやパターン剥がれが抑制さ
れる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明に係る半導体集積回路装
置のパターン発生方法の一実施例を示す図であり、従来
技術の図2のeに相当するものである。すなわち、図1
において、1、2は正規のパターン(例えば配線パター
ン)であり、A〜Dの四つの列の多数のパターンはそれ
ぞれがダミーパターンである。なお、ここでは従来例と
同様に、正規のパターン1、2を右下がりのハッチング
で、ダミーパターンを左下がりのハッチングで識別する
ことにする。
【0009】いうまでもなく正規のパターン1、2の幅
wは、設計規則上の最小許容幅(典型的には対象となる
露光装置によって正常な露光が可能な最小幅)を満たす
ように設計されるが、冒頭の工程(図2のa〜d)によ
って自動的に作られるダミーパターンの一辺の大きさは
まちまちで、しばしば最小許容幅を満たさないダミーパ
ターンを発生することがある。例えば、図1におけるA
列とB列の各ダミーパターンが最小許容幅を満たしてい
ないとすると、この合成パターンで実際に露光を行った
場合、A列とB列のダミーパターンのすべて又は幾つか
は露光されない(パターン抜け)か、あるいは、露光さ
れたとしてもより小さく露光されるため、パターン剥が
れを起こしやすく、ショートの原因になる。
【0010】そこで、本実施例では、正規のパターン
1、2に隣接するダミーパターンの一辺の大きさを評価
し、仮に、一辺の大きさが最小許容幅に満たない微小な
ダミーパターン(図1ではB列のダミーパターンすべ
て)が存在する場合には、その微小なダミーパターンと
正規のパターン(図1ではパターン1)との間を接続
(※)するという新規な工程を追加することにより、少
なくとも、正規のパターンに隣接する微細なパターンの
発生を回避し、以てパターン抜けやパターン剥がれを効
果的に抑制するという、従来技術にない格別有利な効果
を奏するというものである。
【0011】※ 図1において、20〜23は接続のた
めのパターンであり、このパターン20〜23は、例え
ば、対象となる微小なダミーパターン(図1ではB列の
ダミーパターン)を、隣接する正規の配線方向に所定量
(図2のeにおけるメッシュパターン9の幅程度)だけ
拡大して発生したものである。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、正規のパターンに隣接
する微細なダミーパターンが正規のパターンの一部にな
る。したがって、少なくとも正規のパターンに隣接する
微細なパターンをなくすことができ、パターン抜けやパ
ターン剥がれを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のダミーパターン発生の概念図であ
る。
【図2】従来例のダミーパターン発生の概念図である。
【符号の説明】
a、b:第1工程 c:第2工程 d:第3工程 e:第4工程 A列〜D列:ダミーパターン 1、2:正規のパターン 3、4:拡大パターン 5〜8:反転パターン 9:メッシュパターン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正規のパターンのレイアウトデータを取込
    み、該パターンを適量拡大する第1工程と、 前記第1工程で拡大されたパターンの反転パターンを発
    生して、該反転パターンをごく僅か拡大する第2工程
    と、 前記第2工程で拡大された反転パターンに所定幅の格子
    状メッシュパターンを重ねて、メッシュパターンからは
    み出した反転パターンをダミーパターンとする第3工程
    と、 前記ダミーパターンと前記正規のパターンとを合成し
    て、チップ又はレチクル露光用のパターンを作成する第
    4工程と、を含む半導体集積回路装置のパターン発生方
    法において、 前記第4工程でダミーパターンと正規のパターンとを合
    成する際に、正規のパターンに隣接するダミーパターン
    の中で、一辺の大きさが設計規則上の最小許容幅を満た
    さない微小なダミーパターンが存在している場合は、該
    微小なダミーパターンと正規のパターンの間を接続する
    ことを特徴とする半導体集積回路装置のパターン発生方
    法。
JP6261397A 1997-03-17 1997-03-17 半導体集積回路装置のパターン発生方法 Withdrawn JPH10256255A (ja)

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