JPH10255551A - 薄肉絶縁電線及びその製造方法 - Google Patents
薄肉絶縁電線及びその製造方法Info
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- JPH10255551A JPH10255551A JP5508097A JP5508097A JPH10255551A JP H10255551 A JPH10255551 A JP H10255551A JP 5508097 A JP5508097 A JP 5508097A JP 5508097 A JP5508097 A JP 5508097A JP H10255551 A JPH10255551 A JP H10255551A
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Abstract
よび水中における破壊電圧に優れた薄肉絶縁電線及びそ
の製造方法を提供するものである。 【解決手段】 ポリエチレン100重量部に対してデカ
ブロモジフェニルエーテルおよび架橋助剤を配合・混練
した組成物からなる絶縁体を、導体の周囲に押出被覆形
成すると共に、照射架橋してなる絶縁体被膜の厚さが
0.3mm以下で、水中における破壊電圧が6kV以上
のものである。
Description
その製造方法に係り、特に、絶縁体被膜の厚さが0.3
mm以下の車両用薄肉絶縁電線及びその製造方法に関す
るものである。
チレン、難燃架橋ポリエチレン、およびPVC等を、導
体の周囲に絶縁厚さ0.8〜1.0mmに被覆したもの
が使われてきた。
リマには、低密度ポリエチレンや高密度ポリエチレン等
を用いており、これらのポリエチレンの難燃化のために
は、ハロゲン系難燃剤と無機系難燃助剤を一緒に添加す
る方法がこれまでにも知られている。
の架橋度および機械的特性等の向上に有効な手段とし
て、電子線照射時に架橋助剤を添加する方法が知られて
いる。
ス化のニーズが高まってきており、電線の絶縁体被膜の
薄肉化要求が望まれている。
ば、絶縁体被膜の厚さが0.8mmの従来の絶縁電線に
使用されている難燃架橋ポリエチレンを用いて、絶縁体
被膜の厚さが0.2mmの薄肉絶縁電線を作製すると、
この薄肉絶縁電線の破壊電圧は大幅に低下してしまい、
例えば、300m以上の長尺の薄肉絶縁電線電線の場
合、水中における耐電圧は3kVを下回ってしまう。
体被膜の厚さが薄肉であっても難燃性および水中におけ
る破壊電圧に優れた薄肉絶縁電線及びその製造方法を提
供することにある。
に請求項1の発明は、ポリエチレン100重量部に対し
てデカブロモジフェニルエーテルおよび架橋助剤を配合
・混練した組成物からなる絶縁体を、導体の周囲に押出
被覆形成すると共に、照射架橋してなる絶縁体被膜の厚
さが0.3mm以下で、水中における破壊電圧が6kV
以上のものである。
ニルエーテルは、その凝集体の平均粒径が7μm以下
で、かつ、上記絶縁体被膜中に分散している請求項1記
載の薄肉絶縁電線である。
ニルエーテルの配合量が3〜30重量部である請求項1
および請求項2記載の薄肉絶縁電線である。
が、上記デカブロモジフェニルエーテル全重量の30重
量%以上である請求項1乃至請求項3記載の薄肉絶縁電
線である。
を含有している請求項1記載の薄肉絶縁電線である。
量部に対して3〜30重量部のデカブロモジフェニルエ
ーテル、そのデカブロモジフェニルエーテル全重量の3
0重量%以上の架橋助剤、および難燃助剤を配合・混練
した組成物からなる絶縁体を、導体の周囲に押出被覆形
成すると共に、照射架橋してなる絶縁体被膜の厚さが
0.3mm以下で、水中における破壊電圧が6kV以上
のものである。
0.3mm以下で、水中における破壊電圧が6kV以上
となるべく、ポリエチレン100重量部に対してデカブ
ロモジフェニルエーテルおよび架橋助剤を配合・混練し
た組成物からなる絶縁体を、導体の周囲に押出被覆形成
し、その後、照射架橋を施すものである。
記押出被覆時における押出温度が260℃以上である請
求項7記載の薄肉絶縁電線の製造方法である。
出被覆により、凝集体の平均粒径が7μm以下となるよ
うに上記デカブロモジフェニルエーテルを上記絶縁体被
膜中に分散させる請求項7および請求項8記載の薄肉絶
縁電線の製造方法である。
する。
フェニルエーテルの凝集体の平均粒径が7μm以下と限
定したのは、デカブロモジフェニルエーテルの凝集体の
平均粒径が7μmよりも大きいと破壊電圧が低下するた
めである。
が、ポリエチレン100重量部に対して3〜30重量部
であると限定したのは、デカブロモジフェニルエーテル
の配合量が3重量部よりも少ないと、十分な難燃性が得
られず、30重量部よりも多いと、破壊電圧が低下する
ためである。
ルエーテル全重量の30重量%以上と限定したのは、デ
カブロモジフェニルエーテル全重量の30重量%よりも
架橋助剤の配合量が少ないと、組成物の混練時にデカブ
ロモジフェニルエーテルの融点降下が十分に起こらなく
なり、デカブロモジフェニルエーテルが十分に溶融でき
なくなると共に、分散性が悪化し、破壊電圧が低下する
ためである。
度を260℃以上と限定したのは、混練温度または押出
温度が260℃よりも低いと、平均粒径が7μmよりも
大きな凝集体としてデカブロモジフェニルエーテルが分
散するためである。
0.3mm以下で、水中における破壊電圧が6kV以上
となるべく、ポリエチレン100重量部に対してデカブ
ロモジフェニルエーテルおよび架橋助剤を配合・混練し
た組成物からなる絶縁体を、導体の周囲に押出被覆形成
し、その後、照射架橋を施すため、絶縁体被膜の厚さが
薄肉であっても難燃性および水中における破壊電圧に優
れた薄肉絶縁電線を得ることができる。
する。
縁体被膜の厚さが0.3mm以下で、水中における破壊
電圧が6kV以上である絶縁電線の作製は極めて困難で
あったが、本発明者らが鋭意検討した結果、ポリエチレ
ン100重量部に対するデカブロモジフェニルエーテル
の配合量を3〜30重量部に低減しても、絶縁体被膜の
厚さが0.3mm以下の薄肉絶縁電線にあっては難燃性
を確保でき、また、このデカブロモジフェニルエーテル
を絶縁体被膜中に平均粒径が7μm以下の凝集体として
微分散させることによって、難燃性を確保したまま水中
における破壊電圧を向上させることができるということ
を見出した。
00重量部に対して3〜30重量部のデカブロモジフェ
ニルエーテル、そのデカブロモジフェニルエーテル全重
量の30重量%以上の架橋助剤、および難燃助剤を配合
・混練した組成物からなる絶縁体を、導体の周囲に押出
被覆形成すると共に、照射架橋してなるものである。
フェニルエーテル中に溶解し、かつ、デカブロモジフェ
ニルエーテルの融点を降下させるものが好ましく、特
に、ポリエチレンとの混練性に優れた3官能以上のモノ
マが望ましく、例えば、トリアリルイソシアヌレート、
トリアリルシアヌレート、トリメチロールプロパントリ
メタクリレート等が挙げられる。
のではないが、組成物中に架橋助剤を多量に配合すると
ブリード等が生じる場合があるので、その場合は、絶縁
体被膜の周囲に新たに外層を設けてもよい。
ないが、例えば、三酸化アンチモン、四酸化アンチモ
ン、三塩化アンチモン等のアンチモン化合物が挙げられ
る。
デックス等については、特に限定するものではない。
工助剤、滑材、着色剤、充填剤等を配合しても良いこと
は言うまでもない。
3〜30重量部のデカブロモジフェニルエーテル、その
デカブロモジフェニルエーテル全重量の30重量%以上
の架橋助剤、および難燃助剤を配合・混練してなる組成
物を作製する。その後、この組成物を絶縁体として、導
体の周囲に押出被覆形成する。
剤であるデカブロモジフェニルエーテルを組成物(また
は絶縁体)中に微分散する必要があり、特に、平均粒径
が7μmの凝集体として分散することが重要となる。こ
のため、デカブロモジフェニルエーテルの融点が310
℃であることを考慮して、この温度付近で混練または押
出被覆成形を行う必要がある。本発明者らが鋭意検討し
た結果、特に、260℃以上の温度で混練または押出被
覆成形を行うことで、デカブロモジフェニルエーテル
は、組成物(または絶縁体)中に平均粒径が7μmの凝
集体として分散することを見出した。
橋助剤がデカブロモジフェニルエーテル中に溶解し、こ
れによって、デカブロモジフェニルエーテルの融点が約
270℃まで低下する。このため、260℃以上の混練
または押出被覆成形で、組成物(または絶縁体)中に平
均粒径が7μmのデカブロモジフェニルエーテル凝集体
を分散させることができるようになる。
に限定するものではないが、あまり温度が高すぎると架
橋助剤の反応による押出性の低下等が予想されるため、
300℃程度とすることが望ましい。
絶縁体被膜に照射架橋を施して、絶縁体被膜の厚さが
0.3mm以下で、水中における破壊電圧が6kV以上
の薄肉絶縁電線を得る。
法によれば、難燃剤としてデカブロモジフェニルエーテ
ルを用い、かつ、ポリエチレン100重量部に対するデ
カブロモジフェニルエーテルの配合量、デカブロモジフ
ェニルエーテル全重量に対する架橋助剤の配合量、およ
び混練温度を規定範囲内に制御しているため、絶縁体被
膜の厚さが0.3mm以下と薄肉であっても、水中にお
ける破壊電圧が6kV以上である薄肉絶縁電線を得るこ
とができる。
のミラソン3530、密度:0.92、MI:0.2
5)100重量部に対して、5重量部のデカブロモジフ
ェニルエーテル(マナック(株)製のEB−10、融
点:285℃、Br含有量:81〜83%)、3重量部
の架橋助剤(トリアリルイソシアヌレート)、10重量
部の難燃助剤(三酸化アンチモン)、4重量部の酸化防
止剤(メルカプトベンズイミダゾール)、および1重量
部のカーボンブラックを配合する。
なる組成物を絶縁体として、外径0.32mmの銅線を
7本撚合わせてなる導体の周囲に押出被覆形成すると共
に、その絶縁体被膜に照射量が20Mradの電子線を
照射して電子線架橋を施し、薄肉絶縁電線を得る。
工業(株)製のネオゼックス3510F、密度:0.9
35、MI:1.6)100重量部に対して、7重量部
のデカブロモジフェニルエーテル、5重量部の架橋助
剤、5重量部の難燃助剤、4重量部の酸化防止剤、およ
び1重量部のカーボンブラックを配合する。
なる組成物を絶縁体とし、後は、実施例1と同様にして
薄肉絶縁電線を得る。
100重量部に対して、10重量部のデカブロモジフェ
ニルエーテル、5重量部の架橋助剤、2重量部の難燃助
剤、4重量部の酸化防止剤、および1重量部のカーボン
ブラックを配合する。
なる組成物を絶縁体とし、後は、実施例1と同様にして
薄肉絶縁電線を得る。
工業(株)製のハイゼックス5305E、密度:0.9
58、MI:0.4)100重量部に対して、15重量
部のデカブロモジフェニルエーテル、10重量部の架橋
助剤、2重量部の難燃助剤、4重量部の酸化防止剤、お
よび1重量部のカーボンブラックを配合する。
電線を得る。
100重量部に対して、25重量部のデカブロモジフェ
ニルエーテル、15重量部の架橋助剤、4重量部の難燃
助剤、4重量部の酸化防止剤、および1重量部のカーボ
ンブラックを配合する。
なる組成物を絶縁体とし、後は、実施例1と同様にして
薄肉絶縁電線を得る。
100重量部に対して、2重量部のデカブロモジフェニ
ルエーテル、2重量部の架橋助剤、5重量部の難燃助
剤、4重量部の酸化防止剤、および1重量部のカーボン
ブラックを配合する。
電線を得る。
100重量部に対して、40重量部のデカブロモジフェ
ニルエーテル、15重量部の架橋助剤、5重量部の難燃
助剤、4重量部の酸化防止剤、および1重量部のカーボ
ンブラックを配合する。
電線を得る。
100重量部に対して、10重量部のデカブロモジフェ
ニルエーテル、10重量部の架橋助剤、2重量部の難燃
助剤、4重量部の酸化防止剤、および1重量部のカーボ
ンブラックを配合する。
なる組成物を絶縁体とし、後は、実施例1と同様にして
薄肉絶縁電線を得る。
100重量部に対して、15重量部のデカブロモジフェ
ニルエーテル、1重量部の架橋助剤、2重量部の難燃助
剤、4重量部の酸化防止剤、および1重量部のカーボン
ブラックを配合する。
電線を得る。
100重量部に対して、10重量部の難燃剤(エチレン
ビス−テトラブロモフタルイミド、融点:446℃、B
r含有量:66%)、5重量部の架橋助剤、5重量部の
難燃助剤、4重量部の酸化防止剤、および1重量部のカ
ーボンブラックを配合する。
電線を得る。
1〜5の各薄肉絶縁電線に、破壊電圧測定試験および難
燃性試験を施す。各試験の詳細を以下に説明する。
JISC−3005の水中耐電圧試験に準じて行い、条
長300mmの各薄肉絶縁電線に1kVで1min間課
電した後、0.5kV/minの速度で昇圧してゆくこ
とによって、破壊電圧(kV)を測定した。
005の傾斜試験に準じて行い、鉛直方向に対して60
°傾斜した各薄肉絶縁電線に所定時間炎を当て、その
後、炎を取り去って60秒以内で自己消火したものを合
格(○)、炎を取り去った後60秒たっても自己消火し
ないものを不合格(×)とした。
絶縁電線の諸元および試験結果(評価)を表1に示す。
〜5の各薄肉絶縁電線は、難燃剤としてデカブロモジフ
ェニルエーテルを用い、かつ、ポリエチレン100重量
部に対するデカブロモジフェニルエーテルの配合量、デ
カブロモジフェニルエーテル全重量に対する架橋助剤の
配合量、および混練温度を規定範囲内に制御しているた
め、いずれも破壊電圧が6kVを超えていると共に、難
燃性も合格であった。
は、難燃剤としてデカブロモジフェニルエーテルを用い
ており、破壊電圧は6kVを超えているものの、ポリエ
チレン100重量部に対するデカブロモジフェニルエー
テルの配合量が規定範囲(3〜30重量部)よりも少な
い2重量部であるため、難燃性が不合格である。逆に、
比較例2の薄肉絶縁電線は、ポリエチレン100重量部
に対するデカブロモジフェニルエーテルの配合量が規定
範囲(3〜30重量部)よりも多い40重量部であるた
め、難燃性は合格であるものの、破壊電圧が6kVを下
回っている。
デカブロモジフェニルエーテルを用い、かつ、ポリエチ
レン100重量部に対するデカブロモジフェニルエーテ
ルの配合量およびデカブロモジフェニルエーテル全重量
に対する架橋助剤の配合量を規定範囲内に制御している
ものの、混練温度が規定範囲(260℃以上)よりも低
い250℃であるため、破壊電圧が6kVを下回ってい
る。
膜体の横断面を走査型電子顕微鏡で観察すると、平均粒
径が約20μmのデカブロモジフェニルエーテルの2次
凝集体と思われる巨大粒子が観察されることからも自明
である。
デカブロモジフェニルエーテルを用い、かつ、ポリエチ
レン100重量部に対するデカブロモジフェニルエーテ
ルの配合量および混練温度を規定範囲内に制御している
ものの、デカブロモジフェニルエーテル全重量に対する
架橋助剤の配合量が規定範囲(30重量%以上)よりも
少ない6.7重量%であるため、破壊電圧が6kVを下
回っている。
重量に対する架橋助剤の配合量が規定範囲(30重量%
以上)よりも少ないことにより、デカブロモジフェニル
エーテルの融点降下が十分に起こらなくなり、デカブロ
モジフェニルエーテルが十分に溶融できなくなると共
に、分散性が悪化することに起因する。
エチレンビス−テトラブロモフタルイミドを用いている
ため、破壊電圧が6kVを下回っている。
ルイミドの融点が高すぎて(446℃)、本実施例にお
ける280℃の混練温度では溶融できないため、絶縁体
被膜中へのエチレンビス−テトラブロモフタルイミドの
分散が不十分となることに起因する。
してデカブロモジフェニルエーテルを用い、かつ、ポリ
エチレン100重量部に対するデカブロモジフェニルエ
ーテルの配合量、デカブロモジフェニルエーテル全重量
に対する架橋助剤の配合量、および混練温度を規定範囲
内に制御することで、絶縁体被膜の厚さが0.3mm以
下と薄肉であっても、水中における破壊電圧が6kV以
上である薄肉絶縁電線を得ることができるという優れた
効果を発揮する。
Claims (9)
- 【請求項1】 ポリエチレン100重量部に対してデカ
ブロモジフェニルエーテルおよび架橋助剤を配合・混練
した組成物からなる絶縁体を、導体の周囲に押出被覆形
成すると共に、照射架橋してなる絶縁体被膜の厚さが
0.3mm以下で、水中における破壊電圧が6kV以上
であることを特徴とする薄肉絶縁電線。 - 【請求項2】 上記デカブロモジフェニルエーテルは、
その凝集体の平均粒径が7μm以下で、かつ、上記絶縁
体被膜中に分散している請求項1記載の薄肉絶縁電線。 - 【請求項3】 上記デカブロモジフェニルエーテルの配
合量が3〜30重量部である請求項1および請求項2記
載の薄肉絶縁電線。 - 【請求項4】 上記架橋助剤の配合量が、上記デカブロ
モジフェニルエーテル全重量の30重量%以上である請
求項1乃至請求項3記載の薄肉絶縁電線。 - 【請求項5】 上記組成物が難燃助剤を含有している請
求項1記載の薄肉絶縁電線。 - 【請求項6】 ポリエチレン100重量部に対して3〜
30重量部のデカブロモジフェニルエーテル、そのデカ
ブロモジフェニルエーテル全重量の30重量%以上の架
橋助剤、および難燃助剤を配合・混練した組成物からな
る絶縁体を、導体の周囲に押出被覆形成すると共に、照
射架橋してなる絶縁体被膜の厚さが0.3mm以下で、
水中における破壊電圧が6kV以上であることを特徴と
する薄肉絶縁電線。 - 【請求項7】 絶縁体被膜の厚さが0.3mm以下で、
水中における破壊電圧が6kV以上となるべく、ポリエ
チレン100重量部に対してデカブロモジフェニルエー
テルおよび架橋助剤を配合・混練した組成物からなる絶
縁体を、導体の周囲に押出被覆形成し、その後、照射架
橋を施すことを特徴とする薄肉絶縁電線の製造方法。 - 【請求項8】 上記混練温度または上記押出被覆時にお
ける押出温度が260℃以上である請求項7記載の薄肉
絶縁電線の製造方法。 - 【請求項9】 上記混練または上記押出被覆により、凝
集体の平均粒径が7μm以下となるように上記デカブロ
モジフェニルエーテルを上記絶縁体被膜中に分散させる
請求項7および請求項8記載の薄肉絶縁電線の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05508097A JP3362629B2 (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 薄肉絶縁電線及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05508097A JP3362629B2 (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 薄肉絶縁電線及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10255551A true JPH10255551A (ja) | 1998-09-25 |
JP3362629B2 JP3362629B2 (ja) | 2003-01-07 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3362629B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9520209B2 (en) | 2012-12-17 | 2016-12-13 | 3M Innovative Properties Company | Flame retardant twin axial cable |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP05508097A patent/JP3362629B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9520209B2 (en) | 2012-12-17 | 2016-12-13 | 3M Innovative Properties Company | Flame retardant twin axial cable |
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---|---|
JP3362629B2 (ja) | 2003-01-07 |
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