JPH10254576A - マイクロコンピュータの制御装置 - Google Patents
マイクロコンピュータの制御装置Info
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- JPH10254576A JPH10254576A JP9051921A JP5192197A JPH10254576A JP H10254576 A JPH10254576 A JP H10254576A JP 9051921 A JP9051921 A JP 9051921A JP 5192197 A JP5192197 A JP 5192197A JP H10254576 A JPH10254576 A JP H10254576A
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- Japan
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- frequency
- clock
- output
- microcomputer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 マイクロコンピュータのシステムクロックを
利用して分解能を上げることができる制御装置を提供す
る。 【解決手段】 水晶発振器301から出力されるクロッ
クは1/R分周器302によって分周され、位相比較器
303の一方に入力される。位相比較器303の他方に
は、フィードバック分周器304からの出力が入力さ
れ、両者の入力の位相差の出力はチャージポンプ305
およびループフィルタ306を介し、電圧制御発振器3
07に入力され、この入力電圧に対応した周波数のクロ
ックが出力される。このクロックはフィードバック分周
器304への入力となる。マルチプレクサ308は、水
晶発振器301からの出力、電圧制御発振器307から
の出力、電圧制御発振器307からの出力を1/2分
周、1/4分周した出力を選択してプログラマブル分周
器309に出力する。プログラマブル分周器309で
は、このマルチプレクサ308で選択された出力をさら
にプログラマブル分周器309で設定された分周値PD
で分周したクロックをPCLKとして出力する。
利用して分解能を上げることができる制御装置を提供す
る。 【解決手段】 水晶発振器301から出力されるクロッ
クは1/R分周器302によって分周され、位相比較器
303の一方に入力される。位相比較器303の他方に
は、フィードバック分周器304からの出力が入力さ
れ、両者の入力の位相差の出力はチャージポンプ305
およびループフィルタ306を介し、電圧制御発振器3
07に入力され、この入力電圧に対応した周波数のクロ
ックが出力される。このクロックはフィードバック分周
器304への入力となる。マルチプレクサ308は、水
晶発振器301からの出力、電圧制御発振器307から
の出力、電圧制御発振器307からの出力を1/2分
周、1/4分周した出力を選択してプログラマブル分周
器309に出力する。プログラマブル分周器309で
は、このマルチプレクサ308で選択された出力をさら
にプログラマブル分周器309で設定された分周値PD
で分周したクロックをPCLKとして出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータのシステムクロックを逓倍したクロックに基づいて
制御するマイクロコンピュータの制御装置に関する。
ータのシステムクロックを逓倍したクロックに基づいて
制御するマイクロコンピュータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータのシステムクロッ
クを利用して制御するものとして、例えばステッピング
モータがある。このステッピングモータでは、ステッピ
ングモータのパルスレートを決めるために、外部からの
システムクロックを逓倍したクロックに基づいて、さら
にこの逓倍されたクロックをマイクロコンピュータの内
部タイマの入力としてステッピングモータの外部ポート
から入力して制御する制御システムが知られている。こ
のようなマイクロコンピュータの制御システムは、複写
機やスキャナの原稿読取部に使用されているステッピン
グモータの制御に適用されている。すなわち、複写機の
読取スキャナは複写倍率を変更するためにステッピング
モータの回転速度を変更する必要があり、この変更はマ
イクロコンピュータの内部タイマの値を変更することに
よって行っている。
クを利用して制御するものとして、例えばステッピング
モータがある。このステッピングモータでは、ステッピ
ングモータのパルスレートを決めるために、外部からの
システムクロックを逓倍したクロックに基づいて、さら
にこの逓倍されたクロックをマイクロコンピュータの内
部タイマの入力としてステッピングモータの外部ポート
から入力して制御する制御システムが知られている。こ
のようなマイクロコンピュータの制御システムは、複写
機やスキャナの原稿読取部に使用されているステッピン
グモータの制御に適用されている。すなわち、複写機の
読取スキャナは複写倍率を変更するためにステッピング
モータの回転速度を変更する必要があり、この変更はマ
イクロコンピュータの内部タイマの値を変更することに
よって行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の複写
機では、変倍率の可変分解能は1%程度であったので、
このようにマイクロコンピュータの内部タイマの値を変
更する前述の方式で問題はなかったが、変倍率の可変分
解能が0.1%あるいは0.01%というような高分解
能が要求されてくると、このような従来方式では、最高
分解能が外部からのシステムクロックの逓倍クロック以
上に上げることが不可能であり、対応することができな
かった。
機では、変倍率の可変分解能は1%程度であったので、
このようにマイクロコンピュータの内部タイマの値を変
更する前述の方式で問題はなかったが、変倍率の可変分
解能が0.1%あるいは0.01%というような高分解
能が要求されてくると、このような従来方式では、最高
分解能が外部からのシステムクロックの逓倍クロック以
上に上げることが不可能であり、対応することができな
かった。
【0004】この発明は、このような背景に鑑みてなさ
れたもので、第1の目的は、マイクロコンピュータのシ
ステムクロックを利用して制御するものの分解能を上げ
ることができるマイクロコンピュータの制御装置を提供
することにある。第2の目的は、ステッピングモータに
適用したときに、可変分解能を上げ、要求される読取ス
キャナの速度の微調整を精度よく行なえるマイクロコン
ピュータの制御装置を提供することにある。
れたもので、第1の目的は、マイクロコンピュータのシ
ステムクロックを利用して制御するものの分解能を上げ
ることができるマイクロコンピュータの制御装置を提供
することにある。第2の目的は、ステッピングモータに
適用したときに、可変分解能を上げ、要求される読取ス
キャナの速度の微調整を精度よく行なえるマイクロコン
ピュータの制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の手段は、外部から入力されるシステムクロッ
クを逓倍したクロックに基づいて外部ポートを制御する
マイクロコンピュータの制御装置において、前記外部か
ら入力されるシステムクロックの周波数を変更する手段
を備えていることを特徴とする。
に、第1の手段は、外部から入力されるシステムクロッ
クを逓倍したクロックに基づいて外部ポートを制御する
マイクロコンピュータの制御装置において、前記外部か
ら入力されるシステムクロックの周波数を変更する手段
を備えていることを特徴とする。
【0006】第2の手段は、第1の手段において、前記
変更する手段によるシステムクロックの変更時に、前記
マイクロコンピュータをリセット状態に保持する手段を
さらに備えていることを特徴とする。
変更する手段によるシステムクロックの変更時に、前記
マイクロコンピュータをリセット状態に保持する手段を
さらに備えていることを特徴とする。
【0007】第3の手段は、第1の手段において、前記
外部ポートがステッピングモータの制御ポートであるこ
とを特徴とする。
外部ポートがステッピングモータの制御ポートであるこ
とを特徴とする。
【0008】第4の手段は、第2の手段において、前記
変更する手段によって変更されるシステムクロックがス
テッピングモータの外部ポートに入力されるシステムク
ロックであることを特徴とする。
変更する手段によって変更されるシステムクロックがス
テッピングモータの外部ポートに入力されるシステムク
ロックであることを特徴とする。
【0009】第5の手段は、第1の手段において、前記
システムクロックの周波数を変更する手段が、水晶発振
器から出力されるクロックを分周する第1の分周手段
と、電圧制御発振手段から出力されたクロックを分周す
る第2の分周手段と、前記第1の分周手段から出力され
るクロックと前記第2の分周手段から出力されるクロッ
クが入力され、両クロックの位相を比較する位相比較手
段と、この位相比較手段の出力を電圧に変換し、変換さ
れた出力電圧を前記電圧制御発振手段に入力する電圧変
換手段と、前記電圧制御発振手段から出力されるクロッ
クを所定の分周比で分周する複数の分周器と、前記電圧
制御発振器から出力されるクロックおよび前記複数の分
周器から出力されるクロックの1つを選択する選択手段
と、この選択手段によって選択されたクロックを外部か
ら設定される分周比で分周する第3の分周手段とを含ん
で構成されることを特徴とする。
システムクロックの周波数を変更する手段が、水晶発振
器から出力されるクロックを分周する第1の分周手段
と、電圧制御発振手段から出力されたクロックを分周す
る第2の分周手段と、前記第1の分周手段から出力され
るクロックと前記第2の分周手段から出力されるクロッ
クが入力され、両クロックの位相を比較する位相比較手
段と、この位相比較手段の出力を電圧に変換し、変換さ
れた出力電圧を前記電圧制御発振手段に入力する電圧変
換手段と、前記電圧制御発振手段から出力されるクロッ
クを所定の分周比で分周する複数の分周器と、前記電圧
制御発振器から出力されるクロックおよび前記複数の分
周器から出力されるクロックの1つを選択する選択手段
と、この選択手段によって選択されたクロックを外部か
ら設定される分周比で分周する第3の分周手段とを含ん
で構成されることを特徴とする。
【0010】なお、以下の実施形態では、前記外部から
入力されるシステムクロックの周波数を変更する手段が
プログラマブルクロック発生器3および第2のマイクロ
コンピュータ2に対応し、システムクロックの変更時に
前記マイクロコンピュータをリセット状態に保持する手
段が第2のマイクロコンピュータ2に対応している。ま
た、第1の分周手段は1/R分周器301に、第1の分
周手段はフィートバック分周器304に、位相比較手段
は位相比較器303に、電圧変換手段はチャージポンプ
305およびループフィルタ306に、電圧発振制御手
段は電圧制御発振器307に、複数の分周器は1/2分
周器310および1/4分周器311に、選択手段はマ
ルチプレクサ308に、第3の分周手段はプログラマブ
ル分周器309にそれぞれ対応する。
入力されるシステムクロックの周波数を変更する手段が
プログラマブルクロック発生器3および第2のマイクロ
コンピュータ2に対応し、システムクロックの変更時に
前記マイクロコンピュータをリセット状態に保持する手
段が第2のマイクロコンピュータ2に対応している。ま
た、第1の分周手段は1/R分周器301に、第1の分
周手段はフィートバック分周器304に、位相比較手段
は位相比較器303に、電圧変換手段はチャージポンプ
305およびループフィルタ306に、電圧発振制御手
段は電圧制御発振器307に、複数の分周器は1/2分
周器310および1/4分周器311に、選択手段はマ
ルチプレクサ308に、第3の分周手段はプログラマブ
ル分周器309にそれぞれ対応する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施形態に係るマイク
ロコンピュータを使用したステッピングモータの制御シ
ステムのブロック図である。同図において、本実施形態
に係る制御システムは、第1および第2のマイクロコン
ピュータ1、2と、プログラマブルクロック発生器3
と、ステッピングモータ4と、このステッピングモータ
4を駆動するためのステッピングモータドライバ5と、
外部メモリ6とから基本的に構成されている。
ロコンピュータを使用したステッピングモータの制御シ
ステムのブロック図である。同図において、本実施形態
に係る制御システムは、第1および第2のマイクロコン
ピュータ1、2と、プログラマブルクロック発生器3
と、ステッピングモータ4と、このステッピングモータ
4を駆動するためのステッピングモータドライバ5と、
外部メモリ6とから基本的に構成されている。
【0013】この実施形態における第1のマイクロコン
ピュータとしては、例えばNEC社製のV55PIが使
用される。プログラマブルクロック発生器3は水晶振動
子の発振周波数を第2のマイクロコンピュータ2からの
シリアル信号7によってコントロールされた発振周波数
のクロックにして第1のマイクロコンピュータ1のシス
テムクロック端子101に入力する。また、第2のマイ
クロコンピュータ2のポートの1つは第1のマイクロコ
ンピュータ1のシステムリセット端子102に入力さ
れ、第1のマイクロコンピュータ1のリセットの制御を
行なう。第1のマイクロコンピュータ1のポート7(1
03)は、ステッピングモータドライバ5に接続され、
ステッピングモータ4の出力制御を行なっている。な
お、この実施形態におけるステッピングモータ4の制御
は、第1のマイクロコンピュータ1に設けられているリ
アルタイム出力ポート機能によって行なわれる。
ピュータとしては、例えばNEC社製のV55PIが使
用される。プログラマブルクロック発生器3は水晶振動
子の発振周波数を第2のマイクロコンピュータ2からの
シリアル信号7によってコントロールされた発振周波数
のクロックにして第1のマイクロコンピュータ1のシス
テムクロック端子101に入力する。また、第2のマイ
クロコンピュータ2のポートの1つは第1のマイクロコ
ンピュータ1のシステムリセット端子102に入力さ
れ、第1のマイクロコンピュータ1のリセットの制御を
行なう。第1のマイクロコンピュータ1のポート7(1
03)は、ステッピングモータドライバ5に接続され、
ステッピングモータ4の出力制御を行なっている。な
お、この実施形態におけるステッピングモータ4の制御
は、第1のマイクロコンピュータ1に設けられているリ
アルタイム出力ポート機能によって行なわれる。
【0014】リアルタイム出力ポート機能は、タイマ0
からのプログラマブルなインターバルでポート7バッフ
ァの内容を1ビット単位で出力できるものである。タイ
マ0とは図2に示すように16ビットのタイマ・レジス
タ0(TM0 )、16ビットのコンペア・レジスタ(C
M00,CM01)、16ビットのキャプチャ・レジスタ
(CT00, CT01)から構成され、16ビットのフリー
・ランニング・タイマとして機能する。ソースクロック
は内部クロック(φ/8)を使用する。フリー・ランニ
ング・タイマは、図3に示すように16ビットのタイマ
・レジスタ(TM)でソース・クロックをカウントし、
カウントの開始はTMCレジスタのCEビットをセット
することにより行われる。CEビットがセットされてい
る状態でさらにCEビットをセット(1)した場合、T
Mレジスタはクリアされないでカウント動作を続ける。
FFFFHまでカウントすると、TMレジスタからのボ
ローが発生し、TMCレジスタのOVFフラグをセット
する。ボロー発生時、TMレジスタはクリアされ、カウ
ント動作を継続する。
からのプログラマブルなインターバルでポート7バッフ
ァの内容を1ビット単位で出力できるものである。タイ
マ0とは図2に示すように16ビットのタイマ・レジス
タ0(TM0 )、16ビットのコンペア・レジスタ(C
M00,CM01)、16ビットのキャプチャ・レジスタ
(CT00, CT01)から構成され、16ビットのフリー
・ランニング・タイマとして機能する。ソースクロック
は内部クロック(φ/8)を使用する。フリー・ランニ
ング・タイマは、図3に示すように16ビットのタイマ
・レジスタ(TM)でソース・クロックをカウントし、
カウントの開始はTMCレジスタのCEビットをセット
することにより行われる。CEビットがセットされてい
る状態でさらにCEビットをセット(1)した場合、T
Mレジスタはクリアされないでカウント動作を続ける。
FFFFHまでカウントすると、TMレジスタからのボ
ローが発生し、TMCレジスタのOVFフラグをセット
する。ボロー発生時、TMレジスタはクリアされ、カウ
ント動作を継続する。
【0015】リアルタイム出力ポートは、図4に示すよ
うに、ポート7バッファ(P7H,P7L)401、リ
アルタイム出力ポート(RTP)402、リアルタイム
出力ポート・ディレイ指定レジスタ(RTPD)40
3、ディレイカウンタ404、およびリアルタイム出力
ポート・コントロール・レジスタ(RTPC)405か
ら基本的に構成されている。
うに、ポート7バッファ(P7H,P7L)401、リ
アルタイム出力ポート(RTP)402、リアルタイム
出力ポート・ディレイ指定レジスタ(RTPD)40
3、ディレイカウンタ404、およびリアルタイム出力
ポート・コントロール・レジスタ(RTPC)405か
ら基本的に構成されている。
【0016】ポート7バッファ401は、ポート7(1
03)をリアルタイム出力ポートモードに設定したとき
に、次に出力するデータを保持しておくレジスタであ
る。所定の転送タイミングで、保持した内容をリアルタ
イム出力ポート(RTP)402に転送し、端子に出力
する。リアルタイム出力ポート402の出力データは、
ポート7バッファ401からこの出力ポートに保持さ
れ、端子から出力される。なお、この出力ポート402
はポート7(103)の出力ポートとは異なり、8/1
ビットの命令操作によってリード/ライト可能である。
リアルタイム出力ポート・ディレイ指定レジスタ405
およびディレイ・カウンタ404は、リアルタイム出力
ポート402から出力端子への出力タイミングに遅延時
間を入れるモードを使用する際、設定および使用するレ
ジスタである。ポート7バッファP7Lのビットが
「0」に設定されている場合、転送トリガの発生タイミ
ングからリアルタイム出力ポート・ディレイ指定レジス
タ403に設定されているカウント・クロック時間分の
遅延時間が経過した後、出力端子の対応ビットに「0」
が出力される。このときの遅延時間は、ディレイ・カウ
ンタ404でカウントされる。リアルタイム出力ポート
・コントロール・レジスタ405は、リアルタイム出力
ポートの動作モードを指定するもので、データ出力時の
ディレイ挿入の有無、ポート7バッファ401へのデー
タ転送タイミング、また、転送タイミングのトリガなど
を指定することができる。
03)をリアルタイム出力ポートモードに設定したとき
に、次に出力するデータを保持しておくレジスタであ
る。所定の転送タイミングで、保持した内容をリアルタ
イム出力ポート(RTP)402に転送し、端子に出力
する。リアルタイム出力ポート402の出力データは、
ポート7バッファ401からこの出力ポートに保持さ
れ、端子から出力される。なお、この出力ポート402
はポート7(103)の出力ポートとは異なり、8/1
ビットの命令操作によってリード/ライト可能である。
リアルタイム出力ポート・ディレイ指定レジスタ405
およびディレイ・カウンタ404は、リアルタイム出力
ポート402から出力端子への出力タイミングに遅延時
間を入れるモードを使用する際、設定および使用するレ
ジスタである。ポート7バッファP7Lのビットが
「0」に設定されている場合、転送トリガの発生タイミ
ングからリアルタイム出力ポート・ディレイ指定レジス
タ403に設定されているカウント・クロック時間分の
遅延時間が経過した後、出力端子の対応ビットに「0」
が出力される。このときの遅延時間は、ディレイ・カウ
ンタ404でカウントされる。リアルタイム出力ポート
・コントロール・レジスタ405は、リアルタイム出力
ポートの動作モードを指定するもので、データ出力時の
ディレイ挿入の有無、ポート7バッファ401へのデー
タ転送タイミング、また、転送タイミングのトリガなど
を指定することができる。
【0017】このようなリアルタイム出力ポート機能に
よってステッピングモータ4を制御する場合には、図5
に示すように外部空間にあらかじめ設定されている2つ
のデータ格納領域(出力データ領域6aおよび出力タイ
ミング・データ領域6b)から、リアルタイム出力ポー
ト機能のバッファ・レジスタ(P7H,P7L)401
およびコンペア・レジスタ(CM00, CM01)に更新デ
ータを転送する。すなわち、ステッピングモータ4の相
切り替えの出力パターンは外部メモリ6のメモリ空間の
出力データ領域6aに確保され、ステッピングモータ4
のパルスレートは出力タイミングデータ領域6bに確保
される。また、ステッピングモータ4の制御は、単純な
データ転送などを割り込み要求で起動されるCPU内部
の専用ファームウエアであるマイクロプログラムで処理
するマクロサービスとの組み合わせて行なわれる。な
お、マクロサービスとは、単純なデータ転送などを割り
込み要求で起動されるマイクロプログラムで処理する機
能であり、単純かつ定型的な割り込み処理を自動処理す
る。マクロサービス処理は、割り込み要求によって処理
され、ソフトウエア処理が主体となるユーザ・プログラ
ムの割り込み処理ルーチンへの分岐の発生頻度をできる
だけ少なくし、レジスタ退避、初期化、レジスタ復帰、
割り込みルーチンからの復帰といった一連の処理による
ソフトウエアのオーバヘッドを抑え、CPUの使用効率
を向上させている。
よってステッピングモータ4を制御する場合には、図5
に示すように外部空間にあらかじめ設定されている2つ
のデータ格納領域(出力データ領域6aおよび出力タイ
ミング・データ領域6b)から、リアルタイム出力ポー
ト機能のバッファ・レジスタ(P7H,P7L)401
およびコンペア・レジスタ(CM00, CM01)に更新デ
ータを転送する。すなわち、ステッピングモータ4の相
切り替えの出力パターンは外部メモリ6のメモリ空間の
出力データ領域6aに確保され、ステッピングモータ4
のパルスレートは出力タイミングデータ領域6bに確保
される。また、ステッピングモータ4の制御は、単純な
データ転送などを割り込み要求で起動されるCPU内部
の専用ファームウエアであるマイクロプログラムで処理
するマクロサービスとの組み合わせて行なわれる。な
お、マクロサービスとは、単純なデータ転送などを割り
込み要求で起動されるマイクロプログラムで処理する機
能であり、単純かつ定型的な割り込み処理を自動処理す
る。マクロサービス処理は、割り込み要求によって処理
され、ソフトウエア処理が主体となるユーザ・プログラ
ムの割り込み処理ルーチンへの分岐の発生頻度をできる
だけ少なくし、レジスタ退避、初期化、レジスタ復帰、
割り込みルーチンからの復帰といった一連の処理による
ソフトウエアのオーバヘッドを抑え、CPUの使用効率
を向上させている。
【0018】リアルタイム出力ポート402はタイマ0
に基づいて構成されており、タイマ0のカウント・クロ
ックのソースはシステムクロックの8分周出力φ/8と
なっている。従来の制御方式では、第1のマイクロコン
ピュータ1のシステムクロックは固定なので、ステッピ
ングモータ4の回転速度の可変分解能はこのφ/8とな
っている。例えばシステムクロックφが10MHzとす
ると、φ/8の周期は0.8μsで、これが最高分解能
となり、これ以上の分解能は不可能である。このこと
は、これ以上のステッピングモータの速度の微調整は不
可能であることを示している。
に基づいて構成されており、タイマ0のカウント・クロ
ックのソースはシステムクロックの8分周出力φ/8と
なっている。従来の制御方式では、第1のマイクロコン
ピュータ1のシステムクロックは固定なので、ステッピ
ングモータ4の回転速度の可変分解能はこのφ/8とな
っている。例えばシステムクロックφが10MHzとす
ると、φ/8の周期は0.8μsで、これが最高分解能
となり、これ以上の分解能は不可能である。このこと
は、これ以上のステッピングモータの速度の微調整は不
可能であることを示している。
【0019】一方、この実施形態では、プログラム可能
なクロック発生器、すなわちプログラマブルクロック発
生器3からの出力を第1のマイクロコンピュータ1のシ
ステムクロックとしており、このプログラマブルクロッ
ク発生器3からのクロック出力を第2のマイクロコンピ
ュータ2からの制御データによって変化させることによ
り、システムクロックを変更することが可能となる。そ
して、このようなシステムクロックの可変分解能がステ
ッピングモータの回転速度の可変分解能となり、従来方
式よりも高い分解能を得ることができる。
なクロック発生器、すなわちプログラマブルクロック発
生器3からの出力を第1のマイクロコンピュータ1のシ
ステムクロックとしており、このプログラマブルクロッ
ク発生器3からのクロック出力を第2のマイクロコンピ
ュータ2からの制御データによって変化させることによ
り、システムクロックを変更することが可能となる。そ
して、このようなシステムクロックの可変分解能がステ
ッピングモータの回転速度の可変分解能となり、従来方
式よりも高い分解能を得ることができる。
【0020】図2は、このようなプログラマブルクロッ
ク発生器3の概略構成を示す機能ブロック図である。同
図において、プログラマブルクロック発生器3は水晶発
振器301、1/R分周器302、位相比較器303、
フィードバック分周器304、チャージポンプ305、
ループフィルタ306、電圧制御発振機(VCO)30
7、マルチプレクサ308、およびプログラマブル分周
器309から構成されている。
ク発生器3の概略構成を示す機能ブロック図である。同
図において、プログラマブルクロック発生器3は水晶発
振器301、1/R分周器302、位相比較器303、
フィードバック分周器304、チャージポンプ305、
ループフィルタ306、電圧制御発振機(VCO)30
7、マルチプレクサ308、およびプログラマブル分周
器309から構成されている。
【0021】このように構成すると、水晶発振器301
から出力されるクロックは1/R分周器302によって
分周され、位相比較器303の一方の端子に入力され
る。位相比較器303の他方の端子には、フィードバッ
ク分周器(1/M)304からの出力が入力され、両者
の入力の位相差の出力はチャージポンプ305およびル
ープフィルタ306を介し、電圧制御発振器307に入
力され、この入力電圧に対応した周波数のクロックが出
力される。この出力はフィードバック分周器304への
入力ともなっている。なお、1/R分周器302の分周
値Rとフィードバック分周器304の分周値Mは外部か
らの制御信号によって変更することができる。電圧制御
発振器307の後段に位置するマルチプレクサ308
は、水晶発振器301からの出力、電圧制御発振器30
7からの出力、電圧制御発振器307からの出力を1/
2分周器で1/2分周した出力、および電圧制御発振器
307からの出力を1/4分周器で1/4分周した出力
を選択してプログラマブル分周器309に出力する。プ
ログラマブル分周器309では、このマルチプレクサ3
08で選択された出力をさらにプログラマブル分周器3
09で設定された分周値PDで分周したクロックをPC
LKとして出力する。したがって、1/R分周器30
2、フィードバック分周器304でRとMを選択し、マ
ルチプレクサ308で分周比を選択し、さらにプログラ
マブル分周器309で分周比1/PDを設定することに
よって水晶発振器301からのクロック出力の周波数を
変更することができる。
から出力されるクロックは1/R分周器302によって
分周され、位相比較器303の一方の端子に入力され
る。位相比較器303の他方の端子には、フィードバッ
ク分周器(1/M)304からの出力が入力され、両者
の入力の位相差の出力はチャージポンプ305およびル
ープフィルタ306を介し、電圧制御発振器307に入
力され、この入力電圧に対応した周波数のクロックが出
力される。この出力はフィードバック分周器304への
入力ともなっている。なお、1/R分周器302の分周
値Rとフィードバック分周器304の分周値Mは外部か
らの制御信号によって変更することができる。電圧制御
発振器307の後段に位置するマルチプレクサ308
は、水晶発振器301からの出力、電圧制御発振器30
7からの出力、電圧制御発振器307からの出力を1/
2分周器で1/2分周した出力、および電圧制御発振器
307からの出力を1/4分周器で1/4分周した出力
を選択してプログラマブル分周器309に出力する。プ
ログラマブル分周器309では、このマルチプレクサ3
08で選択された出力をさらにプログラマブル分周器3
09で設定された分周値PDで分周したクロックをPC
LKとして出力する。したがって、1/R分周器30
2、フィードバック分周器304でRとMを選択し、マ
ルチプレクサ308で分周比を選択し、さらにプログラ
マブル分周器309で分周比1/PDを設定することに
よって水晶発振器301からのクロック出力の周波数を
変更することができる。
【0022】ここで、この実施形態における分解能につ
いてさらに詳細に説明する。図6のプログラマブルクロ
ック発生器3の出力PCLKの周波数F(PCLK)
は、 F(PCLK)=F(XTAL)×(M/R) ×(1or1/2or1/4)×1/PD =F(XTAL)×M/A ・・・(1) ∵ A=R(1or2or4)×PD となる。ここで、(1)式で取り得る値は、 M :1〜1024 R :1〜 128 PD:1〜 20 とする。そこで、Mの値を+1したときの差を求める
と、周波数Fおよび周期Tは、 F(M)=F(XTAL)×M/A T(M)=1/F(M)=A/F・M となり、同様に、 F(M+1)=F(XTAL)M/A T(M+1)=1/F(M+1) =A/F(M+1) となる。したがって、周期の差は、 ΔT=T(M)−T(M−1) =A/F{1/M−1/(M+1)} ={A/(F・M)}{1/(M+1)} =A/FM(M+1) となる。
いてさらに詳細に説明する。図6のプログラマブルクロ
ック発生器3の出力PCLKの周波数F(PCLK)
は、 F(PCLK)=F(XTAL)×(M/R) ×(1or1/2or1/4)×1/PD =F(XTAL)×M/A ・・・(1) ∵ A=R(1or2or4)×PD となる。ここで、(1)式で取り得る値は、 M :1〜1024 R :1〜 128 PD:1〜 20 とする。そこで、Mの値を+1したときの差を求める
と、周波数Fおよび周期Tは、 F(M)=F(XTAL)×M/A T(M)=1/F(M)=A/F・M となり、同様に、 F(M+1)=F(XTAL)M/A T(M+1)=1/F(M+1) =A/F(M+1) となる。したがって、周期の差は、 ΔT=T(M)−T(M−1) =A/F{1/M−1/(M+1)} ={A/(F・M)}{1/(M+1)} =A/FM(M+1) となる。
【0023】具体的には、例えば、 F(XTAL)=10MHz M=512 A=R×(1or2or4)×PD =512×1×1 =512 とすると、 ΔT=(A/F・M){1/(M+1)} ={(5/2)/10M×512}×1/(512+1) =(1/10MHz)×1/513 となり、1/10MHz=0.1μsの1/513の分
解能となる。
解能となる。
【0024】また、プログラマブルクロック発生器1か
らの出力されるシステムクロックを変化させる際に、一
時的にクロックが乱れ、異常クロックとなる場合や、ク
ロック発生器1が内部に分周回路を持っており、その分
周レジスタが8ビット×2の16ビット構成で8ビット
レジスタを順次変更する場合など、変更途中に異常長さ
のクロックが発生する場合がある。このようにシステム
クロックが乱れると、マイクロコンピュータのプログラ
ム異常となり、システムが暴走する場合ある。これを防
止するために、第1のマイクロコンピュータ1のシステ
ムリセット端子に、第2のマイクロコンピュータ2から
制御信号が入力されており、システムクロックの立ち上
がり時や変更時にはリセット状態にしておき、システム
クロックが安定した後、リセットを解除してマイクロコ
ンピュータの暴走をお防ぐようにしている。
らの出力されるシステムクロックを変化させる際に、一
時的にクロックが乱れ、異常クロックとなる場合や、ク
ロック発生器1が内部に分周回路を持っており、その分
周レジスタが8ビット×2の16ビット構成で8ビット
レジスタを順次変更する場合など、変更途中に異常長さ
のクロックが発生する場合がある。このようにシステム
クロックが乱れると、マイクロコンピュータのプログラ
ム異常となり、システムが暴走する場合ある。これを防
止するために、第1のマイクロコンピュータ1のシステ
ムリセット端子に、第2のマイクロコンピュータ2から
制御信号が入力されており、システムクロックの立ち上
がり時や変更時にはリセット状態にしておき、システム
クロックが安定した後、リセットを解除してマイクロコ
ンピュータの暴走をお防ぐようにしている。
【0025】この暴走防止の処理手順を図3のフローチ
ャートに示す。この処理では、システムの電源が投入さ
れると(ステップ701)、第2のマイクロコンピュー
タ2の動作がスタートし(ステップ702)、第1のマ
イクロコンピュータ1は第2のマイクロコンピュータか
ら出力されるリセット信号によってリセットされる(ス
テップ703)。そして、第2のマイクロコンピュータ
2はプログラマブルクロック発生器3に対してクロック
設定のためのデータをセットする(ステップ704)。
次いで、所定時間ディレイをかけ(ステップ705)、
クロックが安定すると、第2のマイクロコンピュータ2
は第1のマイクロコンピュータ1のリセットを解除する
(ステップ706)。このリセット解除によって第1の
マイクロコンピュータ1は動作を開始する(ステップ7
07)。
ャートに示す。この処理では、システムの電源が投入さ
れると(ステップ701)、第2のマイクロコンピュー
タ2の動作がスタートし(ステップ702)、第1のマ
イクロコンピュータ1は第2のマイクロコンピュータか
ら出力されるリセット信号によってリセットされる(ス
テップ703)。そして、第2のマイクロコンピュータ
2はプログラマブルクロック発生器3に対してクロック
設定のためのデータをセットする(ステップ704)。
次いで、所定時間ディレイをかけ(ステップ705)、
クロックが安定すると、第2のマイクロコンピュータ2
は第1のマイクロコンピュータ1のリセットを解除する
(ステップ706)。このリセット解除によって第1の
マイクロコンピュータ1は動作を開始する(ステップ7
07)。
【0026】また、第1のマイクロコンピュータ1のシ
ステムクロックを変更するときには(ステップ70
8)、第2のマイクロコンピュータ2は第1のマイクロ
コンピュータ1をリセットして(ステップ709)第1
のマイクロコンピュータ1の動作を停止させ(ステップ
710)、さらにプログラマブルクロック発生器3のデ
ータを変更する(ステップ711)。そして、所定のデ
ィレイをかけて(ステップ712)クロックが安定する
と、第2のマイクロコンピュータ2は第1のマイクロコ
ンピュータ1のリセットを解除し(ステップ713)、
第1のマイクロコンピュータ1の動作を開始させる(ス
テップ714)。
ステムクロックを変更するときには(ステップ70
8)、第2のマイクロコンピュータ2は第1のマイクロ
コンピュータ1をリセットして(ステップ709)第1
のマイクロコンピュータ1の動作を停止させ(ステップ
710)、さらにプログラマブルクロック発生器3のデ
ータを変更する(ステップ711)。そして、所定のデ
ィレイをかけて(ステップ712)クロックが安定する
と、第2のマイクロコンピュータ2は第1のマイクロコ
ンピュータ1のリセットを解除し(ステップ713)、
第1のマイクロコンピュータ1の動作を開始させる(ス
テップ714)。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、外部から入力されるシステムクロックの周波
数を変更する手段を備えているので、システムクロック
の周波数を変更して分解能を上げることができる。
によれば、外部から入力されるシステムクロックの周波
数を変更する手段を備えているので、システムクロック
の周波数を変更して分解能を上げることができる。
【0028】請求項2記載の発明によれば、システムク
ロックの変更時にマイクロコンピュータをリセット状態
に保持するので、システムクロックの変更に伴うマイク
ロコンピュータの暴走の発生を抑えることができる。
ロックの変更時にマイクロコンピュータをリセット状態
に保持するので、システムクロックの変更に伴うマイク
ロコンピュータの暴走の発生を抑えることができる。
【0029】請求項3記載の発明によれば、ステッピン
グモータに対してシステムクロックの変更によってステ
ッピングモータの速度制御を行なうので、ステッピング
モータの可変分解能を上げ、速度の微調整を精度よく行
なうことができる。
グモータに対してシステムクロックの変更によってステ
ッピングモータの速度制御を行なうので、ステッピング
モータの可変分解能を上げ、速度の微調整を精度よく行
なうことができる。
【0030】請求項4記載の発明によれば、ステッピン
グモータの速度をシステムクロックを変更して可変する
ときにマイクロコンピュータの暴走を抑えることが可能
なので、ステッピングモータの速度制御を確実に行なう
ことができる。
グモータの速度をシステムクロックを変更して可変する
ときにマイクロコンピュータの暴走を抑えることが可能
なので、ステッピングモータの速度制御を確実に行なう
ことができる。
【0031】請求項5記載の発明によれば、第1および
第2の分周手段、複数の分周器、ならびに外部から設定
される分周比で分周する第3の分周手段によってそれぞ
れ分周してシステムクロックを変更するので、分解能を
上げることができる。
第2の分周手段、複数の分周器、ならびに外部から設定
される分周比で分周する第3の分周手段によってそれぞ
れ分周してシステムクロックを変更するので、分解能を
上げることができる。
【図1】本発明の一実施形態に係るステッピングモータ
の速度制御システムの構成を示す機能ブロック図であ
る。
の速度制御システムの構成を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態に係るタイマユニットの構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るタイマユニットの動
作を示すタイミングチャートである。
作を示すタイミングチャートである。
【図4】本発明の一実施形態に係るマイクロコンピュー
タのリアルタイム出力ポートの構成を示すブロック図で
ある。
タのリアルタイム出力ポートの構成を示すブロック図で
ある。
【図5】本発明の一実施形態に係るマイクロコンピュー
タのリアルタイム出力ポートによるステッピングモータ
の制御例を示す図である。
タのリアルタイム出力ポートによるステッピングモータ
の制御例を示す図である。
【図6】図1におけるプログラマブルクロック発生装置
の構成を示す機能ブロック図である。
の構成を示す機能ブロック図である。
【図7】システムの暴走を抑制するための動作手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
1 第1のマイクロコンピュータ 2 第2のマイクロコンピュータ 3 プログラマブルクロック発生器 4 ステッピングモータ 5 ステッピングモータドライバ 6 外部メモリ 301 水晶発振器 302 1/R分周器 303 位相比較器 304 フィードバック分周器 305 チャージポンプ 306 ループフィルタ 307 電圧制御発振器 308 マルチプレクサ 309 プログラマブル分周器
Claims (5)
- 【請求項1】 外部から入力されるシステムクロックを
逓倍したクロックに基づいて外部ポートを制御するマイ
クロコンピュータの制御装置において、 前記外部から入力されるシステムクロックの周波数を変
更する手段を備えていることを特徴とするマイクロコン
ピュータの制御装置。 - 【請求項2】 前記変更する手段によるシステムクロッ
クの変更時に、前記マイクロコンピュータをリセット状
態に保持する手段をさらに備えていることを特徴とする
請求項1記載のマイクロコンピュータの制御装置。 - 【請求項3】 前記外部ポートがステッピングモータの
制御ポートであることを特徴とする請求項1記載のマイ
クロコンピュータの制御装置。 - 【請求項4】 前記変更する手段によって変更されるシ
ステムクロックがステッピングモータの外部ポートから
入力されるシステムクロックであることを特徴とする請
求項2記載のマイクロコンピュータの制御装置。 - 【請求項5】 前記システムクロックの周波数を変更す
る手段が、水晶発振器から出力されるクロックを分周す
る第1の分周手段と、電圧制御発振器から出力されたク
ロックを分周する第2の分周手段と、前記第1の分周手
段から出力されるクロックと前記第2の分周手段から出
力されるクロックが入力され、両クロックの位相を比較
する位相比較手段と、この位相比較手段の出力を電圧に
変換し、変換された出力電圧を前記電圧制御発振器に入
力する電圧変換手段と、前記電圧制御発振器から出力さ
れるクロックを所定の分周比で分周する複数の分周器
と、前記電圧制御発振器から出力されるクロックおよび
前記複数の分周器から出力されるクロックの1つを選択
する選択手段と、この選択手段によって選択されたクロ
ックを外部から設定される分周比で分周する第3の分周
手段とを含んで構成されることを特徴とする請求項1記
載のマイクロコンピュータの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9051921A JPH10254576A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | マイクロコンピュータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9051921A JPH10254576A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | マイクロコンピュータの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10254576A true JPH10254576A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=12900349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9051921A Pending JPH10254576A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | マイクロコンピュータの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10254576A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6255882B1 (en) * | 1998-04-28 | 2001-07-03 | Nec Corporation | Method and system of switching clock signal |
JP2001305434A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-10-31 | Asahi Optical Co Ltd | 像振れ補正装置 |
JP2007079904A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Seiko Epson Corp | 半導体集積回路 |
-
1997
- 1997-03-06 JP JP9051921A patent/JPH10254576A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6255882B1 (en) * | 1998-04-28 | 2001-07-03 | Nec Corporation | Method and system of switching clock signal |
JP2001305434A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-10-31 | Asahi Optical Co Ltd | 像振れ補正装置 |
JP2007079904A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Seiko Epson Corp | 半導体集積回路 |
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