JPH10254537A - 製造ライン管理システム - Google Patents

製造ライン管理システム

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JPH10254537A
JPH10254537A JP5296997A JP5296997A JPH10254537A JP H10254537 A JPH10254537 A JP H10254537A JP 5296997 A JP5296997 A JP 5296997A JP 5296997 A JP5296997 A JP 5296997A JP H10254537 A JPH10254537 A JP H10254537A
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JP
Japan
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component
production line
information
barcode
management system
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JP5296997A
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English (en)
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Hiroaki Nose
宏明 野瀬
Naoki Hosoi
直樹 細井
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラインに投入される部品などを管理し、製造
ラインを適正に稼動させる製造ライン管理システムを提
供する。 【解決手段】 製造ライン管理システムにおいて、製造
ラインにおいて使用され、且つ、単位数量毎に製造ライ
ンに投入される部品に関連する情報を含み、前記単位数
量毎の部品に貼付されるべきバーコードを作成するバー
コード作成装置と、部品が投入される工程毎に設けら
れ、前記部品が製造ラインに投入される時に、貼付され
たバーコードを読み取るためのバーコード読取装置と、
前記バーコード読取装置から読取情報を受け取り、前記
読取情報に基づいて当該部品が製造ラインに投入される
べき正しい部品であるか否かを判定する部品判定装置
と、前記部品判定装置が正しい部品ではないと判定した
場合に、警報を発する警告装置と、を備えるように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品を製造する製
造ラインの管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】製造ラインにおける製品の製造では、そ
の製品の部品、若しくは滅菌その他の処理に使用する化
学品などが必要に応じてラインに投入される。その際、
製造している製品の仕様、種類等に適合した部品などを
ラインに投入することが必要となる。従来においては、
各部品などは所定の数量、単位毎にパレット等にまとめ
られ、その内容を示すラベルなどを添付して部品の識別
が行われる。
【0003】実際に部品などをラインに投入する際に
は、作業者が作業指示書と上記パレットなどに添付され
たラベルを照合し、確認する。そして、正しい部品であ
る場合にはその部品番号などを所定の台帳に記帳し、又
は、部品管理用パソコン等に手入力して当該部品を投入
した記録を残すようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法では、正し
い部品であるか否かの確認は作業者が行うので、不注意
などから生じる人為的ミスはある程度避けられない。し
かし、確認ミスなどにより誤った部品が投入され、製造
が行われてしまうと、その部品のみならず、他の部品を
含めて製品全てが無駄となり、また、時間的な無駄も生
じる。
【0005】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、ラインに投入される部品などを管理し、製造ラ
インを適正に稼動させる製造ライン管理システムを提供
することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、製造ライン管理システムに
おいて、製造ラインにおいて使用され、且つ、単位数量
毎に製造ラインに投入される部品に関連する情報を含
み、前記単位数量毎の部品に貼付されるべきバーコード
を作成するバーコード作成装置と、部品が投入される工
程毎に設けられ、前記部品が製造ラインに投入される時
に、貼付されたバーコードを読み取るためのバーコード
読取装置と、前記バーコード読取装置から読取情報を受
け取り、前記読取情報に基づいて当該部品が製造ライン
に投入されるべき正しい部品であるか否かを判定する部
品判定装置と、前記部品判定装置が正しい部品ではない
と判定した場合に、警報を発する警告装置と、を備える
ように構成する。
【0007】上記のように構成された製造ライン管理シ
ステムによれば、製造ラインにて使用される部品等が供
給されると、作業者はバーコード作成装置を使用してこ
れらに関連する情報を含むバーコードを作成する。作成
されたバーコードは、単位数量毎の部品に貼付される。
当該部品が製造ラインに投入される際には、作業者がバ
ーコード読取装置によって当該バーコードを読み取る。
部品判定装置は、バーコード読取装置により読み取られ
た読取情報を受け取り、その部品がその製造ラインに投
入されるべき正しい部品であるか否かを判定する。部品
判定装置が正しい部品でないと判断した場合には、警告
装置が警告を発する。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の製
造ライン管理システムにおいて、前記部品判定装置が、
正しい部品ではないと判定した場合に、少なくとも前記
部品が使用される工程に関連する製造ラインを自動的に
停止するライン停止装置を備えるように構成する。
【0009】上記のように構成された製造ライン管理シ
ステムによれば、部品判定装置が、正しい部品ではない
と判定した場合には、ライン停止装置が、少なくとも前
記部品が使用される工程に関連する製造ラインを自動的
に停止する。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の製造ライン管理システムにおいて、前記部品判定
装置は、製造ラインにおいて使用すべき部品を示す使用
部品情報を予め記憶する記憶部と、前記読取情報を前記
使用部品情報と照合し、前記読取情報に対応する部品が
正しい部品であるか否かを判定する判定部と、を備える
ように構成する。
【0011】上記のように構成された製造ライン管理シ
ステムによれば、部品判定装置においては、記憶部が使
用すべき使用部品情報を予め記憶しており、判定部はこ
れとバーコード読取装置による読取情報とを照合して部
品の適否を判定する。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれかに記載の製造ライン管理システムにおいて、製
造ラインで使用される部品の在庫管理を行う在庫管理装
置を有し、前記在庫管理装置は、現在の部品の在庫状態
を示す在庫情報を記憶する在庫情報記憶部と、前記バー
コード読取装置から読取情報を受け取り、前記在庫情報
を更新する更新部と、を備えるように構成する。
【0013】上記のように構成された製造ライン管理シ
ステムによれば、バーコード読取装置からの読取情報を
利用して在庫管理装置が在庫情報を自動的に更新する。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれかに記載の製造ライン管理システムにおいて、前
記バーコード読取装置は、読取情報を前記部品判定装置
に無線伝送するように構成する。
【0015】上記のように構成された製造ライン管理シ
ステムによれば、バーコード読取装置は、読取情報を無
線伝送により部品判定装置に供給する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。
【0017】図1に、本発明の実施形態にかかる製造ラ
イン管理システムを適用したPETボトル製造ライン1
の概要構成を示す。図1から分かるように、PETボト
ルは、PET材料である樹脂ペレットを原材料とし、樹
脂ペレットの乾燥、ボトル成形、形状検査、滅菌処理、
打栓、ラベル貼付、外観検査、という工程を経て製造さ
れ、パレットに積載された後出荷される。上記各工程を
実行するため、製造ライン1には、乾燥機を備える樹脂
乾燥部10、射出成形機を備えるボトル成形部12、光
学的センサ、カメラなどを備える形状検査部14、滅菌
処理を行う滅菌処理部16、打栓機を備える打栓部1
8、ラベル貼付装置を備えるラベル貼付部20、光学的
センサ、カメラなどを備える外観検査部22が設けられ
ている。
【0018】樹脂乾燥部10、ボトル成形部12、形状
検査部14、滅菌処理部16、打栓部18及び外観検査
部22は、各々バス25に接続され、イーサネットなど
のネットワークを構成している。また、バス25にはコ
ントローラ26が接続されており、コントローラ26は
各部から測定又は検査データを逐次受け取り、各検査デ
ータを統括的に管理する。
【0019】コントローラ26は、図示せぬ計算部にお
いて、各部から取り込んだ検査データについての必要な
計算を実行し、計算結果の分析、評価などを行う。ま
た、必要な場合には警告等を発するなどの処理を行う。
【0020】また、コントローラ26は、製造ライン1
の管理者が必要な情報を取得し、指示を入力するための
ライン管理パソコン30と接続されており、コントロー
ラ26により行われた各工程の分析、評価結果を表示す
る役割を有する。製造ラインの管理者は、ライン管理パ
ソコン30を利用して各工程において取得された検査デ
ータやその分析結果などを監視することができる。ライ
ン管理パソコン30は、イーサネットなどのネットワー
クを構成するためのバス34を介して、受入検査部40
に設置された在庫管理パソコン32及び出荷部42に設
置された出荷管理パソコン43と接続されており、相互
に情報の交換が可能となっている。
【0021】部品などの投入を要する工程、具体的に
は、樹脂乾燥部10、滅菌処理部16、打栓部18、ラ
ベル添付部20、パレット積載部24の近傍には、各々
無線式バーコードリーダ15が設けられている。部品な
どは、所定の数量単位で管理されており、その部品番
号、数量などを示す関連情報がバーコード化され、貼付
されている。各バーコードリーダ15は、各工程で製造
ライン1に投入される部品などのバーコードを読み取
り、読み取ったデータを受信機29へ無線伝送する。
【0022】なお、製造ラインにおいては、製品の基に
なる部品などのみならず、滅菌や必要な化学反応に使用
する化学品、触媒などがラインに投入される場合があ
る。よって、本願においては、部品などのみならず、製
造ラインの稼動に必要であり、ラインに投入される全て
のもの含む語として、以下、「部品」という語を使用す
る。
【0023】受信機29は送信されたバーコードデータ
を受信し、バーコード用コンピュータ28へ送る。バー
コード用コンピュータ28はコントローラ26にも接続
されており、ここで必要なデータ処理が行われる。
【0024】次に、製造ライン1におけるPETボトル
の製造工程及び該工程で投入される部品について説明す
る。
【0025】まず、樹脂乾燥部10において、PET材
料の樹脂ペレットが製造ライン1に投入され、乾燥処理
を施される。乾燥処理は、樹脂ペレットに含まれる不要
な水分を除去する処理であり、樹脂ペレットを乾燥機に
より乾燥する。次に、乾燥処理により水分を除去された
樹脂はボトル成形部12に送られ、ここでPETボトル
の射出成形が行われる。
【0026】次に、成形機により成形されたボトルの形
状検査が行われる。具体的には、ボトルの全高が測定さ
れ、口部、底部、ピンホールの有無などが検査される。
口部については、光学的センサにより天面の欠けの有
無、内側面の傷の有無などが検査され、底部について
は、カメラによる画像処理を行って、異物の有無、ボト
ルの芯の中心からのずれ、樹脂の偏りなどを検査する。
また、ピンホールの有無がリークテスタを利用して検査
される。このようにして、成形されたボトルの形状が適
正であるか否かを検査する。
【0027】次に、形状が適正であると判断されたボト
ルは、滅菌処理部16において滅菌処理を施される。具
体的には、ボトルの口部に過酸化水素(H2O2)を噴霧
する。従って、滅菌処理部16には、滅菌用の過酸化水
素(H2O2)が投入される。
【0028】続いて、打栓部18において、ボトル口部
に中栓が打栓される。中栓とは、ボトル内を滅菌した状
態のまま出荷するための仮の栓であり、滅菌工程におい
てボトル内に過酸化水素が入れられた状態で、中栓を取
り付けてボトル内部を密閉するために取り付けられる。
即ち、打栓部18においては、予め品質検査を済ませた
中栓を製造ライン1に投入する。こうして、ボトル内を
密閉した状態で滅菌を行い、ボトルは中栓を付けたまま
出荷される。出荷先では、無菌状態を維持した状態でこ
の中栓を取り外し、飲料等をボトルに注入し、栓をして
最終製品とする。
【0029】次に、ラベル貼付工程20においてボトル
にラベルが貼付される。このラベルは、通常PETボト
ル外部に貼付されるフィルムタイプのものである。ラベ
ル自体は別の工程で作成されたものが用意され、ラベル
貼付装置に供給される。
【0030】次に、ラベルの貼付されたボトルは外観検
査工程22に進む。外観検査工程22では、ボトル胴部
の異物及び傷の有無、貼付されたラベルの位置ずれなど
を検査する。
【0031】最後に、製造されたPETボトルはパレッ
ト積載部24に送られ、ここで所定数ずつパレット化さ
れ、ストレッチフィルムを用いてラッピングされる。ス
トレッチフィルムは予め検査をされたものが用意され、
ラッピング装置に供給される。
【0032】以上でボトルの製造及び検査処理が終了
し、製造されたPETボトルはパレット単位で出荷部4
2に供給される。なお、形状検査工程14や外観検査工
程22などにおいて、異物、傷などが検出されたボトル
は、不良品としてその場で製造ラインから排出される。
【0033】次に、バーコードを利用した部品の管理に
ついて詳しく説明する。
【0034】製造ライン1に投入されるPET樹脂、過
酸化水素、中栓、ラベル、ストレッチフィルムは、夫
々、業者又は下請け製造会社などから供給され、受入検
査部40に搬入される。供給されたこれらの部品につい
ては、先ず、受入検査が行われる。受入検査部40にお
いては、作業者が、供給された部品の品番、数量、品質
などに関する所定のチェック項目を確認し、問題が無け
ればロット番号を決定する。例えば、どの種類のPET
樹脂が何kg受け入れされたか、どのタイプの中栓が何個
受け入れされたか、などが確認される。
【0035】以上が確認されると、作業者は当該検査結
果を在庫管理パソコン32に入力し、当該ロットに対す
るバーコードを発行する。バーコードに含められる情報
としては、各部品毎に、製造日、受入日、受注番号、数
量、部品毎の通し番号などがある。例えば、PET樹脂
の場合には、図2(A)に示すようなバーコードが作成
され、中栓の場合には図2(B)に示すようなバーコー
ドが作成される。
【0036】作成されたバーコードデータは、各部品の
在庫情報として使用するために在庫管理パソコン32に
記憶される。従って、在庫管理パソコン32は各部品の
現在の在庫情報を記憶している。また、その在庫情報
は、単に各部品の数量のみならず、その部品の受注番
号、製造日、受入日などの情報も含めて記憶される。
【0037】また、作成されたバーコードは印刷され
る。作業者は、印刷されたバーコードを対応する部品に
添付する。各部品は所定数量毎にパレット化などの処理
がされているので、具体的にはバーコードが各部品のパ
レット、容器などに貼付される。以上の処理により、受
け入れされた部品は、所定数量単位毎に、自身に関する
情報を示すバーコードを添付され、保管される。
【0038】次に、製造ライン1における処理について
説明する。製造ライン1の稼動の際には、どの部品を使
用してどの製品を幾つ製造するかといった製造計画が予
め決定されており、コントローラ26の所定の記憶エリ
アに予め記憶されている。具体的には、製造する製品の
品番、使用する部品の部品番号、数量などが含まれる。
また、同様の情報が各部品を製造ライン1に投入する作
業者に作業指示書として配布されている。
【0039】製造ライン1の稼動時には、作業者は作業
指示書を参照して、製造計画に適合した部品を製造ライ
ン1に投入する。その際、作業者は、まず、部品に貼付
されたバーコードをバーコードリーダ15により読み取
る。バーコードリーダ15は、図示のように無線式であ
り、読み取ったデータを受信機29に送信する。なお、
各バーコードリーダ15は、読み取ったデータを、自身
を識別するデータとともに送信する。受信されたデータ
は、バーコード用コンピュータ28によりデータ処理さ
れて、コントローラ26に送られる。従って、コントロ
ーラ26は、いつ、どのバーコードリーダ15において
(即ち、どの工程において)、どのタイプの部品が、ど
のくらいの数量ラインに投入されたかを把握している。
【0040】コントローラ26はこれらの情報を記憶す
る。また、この情報を、予め記憶していた製造計画につ
いての情報と照合する。製造計画の情報には、製造する
製品の品番、使用すべき部品の種類、数量、その他の情
報が含まれている。従って、作業者が現在ラインに投入
しようとしている部品が、前述の製造計画に適合したも
のであるかをデータの照合により確認する。そして、製
造計画の情報と異なる種類の部品である場合には、その
投入場所において警報を発して、その部品が誤りである
ことを作業者に告知するとともに、必要であれば同時に
その工程付近の製造ラインを停止するように構成する。
これにより、誤った部品、即ち、製造計画に定められて
いない部品がラインに投入されることが未然に防止され
る。警報が発せられ、ラインが停止した場合には、作業
者が正しい部品のバーコードを読み込むまでラインは停
止し続け、正しい部品のバーコードを読み込むとライン
が再稼動する。
【0041】また、コントローラ26は、記憶したデー
タをパソコン30及びバス34を介して在庫管理用パソ
コン36に送る。部品の投入に伴いコントローラ26に
供給されたデータは、当該部品の在庫の減少分を示すデ
ータである。従って、在庫管理パソコン32はこのデー
タを考慮して、内部に記憶している在庫データを更新す
る。例えば、各部品の在庫数量からラインに投入された
部品の数量を減算することで現在の在庫数量を計算し、
在庫データを更新する。
【0042】以上の処理が、部品の投入を伴う各工程
(本実施形態では、樹脂乾燥工程、滅菌処理工程、打栓
工程、ラベル貼付工程、パレット積載工程)において、
相互に独立に行われる。従って、個々の工程において誤
った部品が投入されることが未然に防止され、製造計画
に沿わない製品が製造されることが回避される。
【0043】また、パレット単位のPETボトルは出荷
部42に送られる。出荷部42には出荷処理パソコン4
3が設けられ、作業者が当該パレットの製造日時、製品
名、などの必要な情報を入力する。出荷管理パソコン4
3は入力された情報に基づいて当該パレットの情報を示
す出荷用バーコードを作成し、その内容を記憶するとと
もに印刷する。作業者は印刷されたバーコードをパレッ
トに貼付して出荷する。これにより、出荷されたPET
ボトルに飲料を注入する工場など、以降の工程を行う工
場が同様の製造ライン管理システムを使用している場合
には、当該バーコードのデータをそのまま使用すること
ができる。
【0044】以上説明したように、本発明においては、
製造ラインに投入される部品などに対して、その内容な
どの関連情報を示すバーコードを貼付し、ライン投入前
にこれを読み取ることとした。従って、製造計画と異な
る部品がラインに投入されようとしている場合には、警
報を発し、ラインを停止するなどの処置を採ることがで
き、作業者のミスを防止して製造計画に沿った製造ライ
ンの稼動が可能となる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、誤った部品が製造ラインに投入されそうに
なった場合には警告が発せられるので、かかるミスを未
然に防止することができる。
【0046】請求項2記載の発明によれば、警告装置に
よって発せられた警報などに作業者が気づかない場合な
どにも、その工程の製造ラインが停止するので、確実に
ミスを防止することができる。
【0047】請求項3記載の発明によれば、判定部が、
記憶された使用部品情報と読取情報とを照合するので、
部品の良否の判定が容易かつ確実となる。
【0048】請求項4記載の発明によれば、バーコード
読取装置によりバーコードを読み取ると、在庫管理装置
が自動的に在庫情報を更新するので、在庫管理の簡素化
が図れる。
【0049】請求項5記載の発明によれば、バーコード
読取装置による読取情報が無線伝送により部品判定装置
に供給されるので、製造ラインを含めたシステムの構成
が単純化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる製造ライン管理シス
テムを適用したPETボトル製造ラインの概要を示すブ
ロック図である。
【図2】バーコードの例を示す図である。
【符号の説明】
1…製造ライン 10…樹脂乾燥部 12…ボトル成形部 14…形状検査部 15…バーコードリーダ 16…滅菌処理部 18…打栓部 20…ラベル貼付部 22…外観検査部 24…パレット積載部 25、34…バス 26…コントローラ 28…バーコード用コンピュータ 32…在庫管理パソコン 43…出荷管理パソコン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製造ライン管理システムにおいて、 製造ラインにおいて使用され、且つ、単位数量毎に製造
    ラインに投入される部品に関連する情報を含み、前記単
    位数量毎の部品に貼付されるべきバーコードを作成する
    バーコード作成装置と、 部品が投入される工程毎に設けられ、前記部品が製造ラ
    インに投入される時に、貼付されたバーコードを読み取
    るためのバーコード読取装置と、 前記バーコード読取装置から読取情報を受け取り、前記
    読取情報に基づいて当該部品が製造ラインに投入される
    べき正しい部品であるか否かを判定する部品判定装置
    と、 前記部品判定装置が正しい部品ではないと判定した場合
    に、警報を発する警告装置と、を備えることを特徴とす
    る製造ライン管理システム。
  2. 【請求項2】 前記部品判定装置が、正しい部品ではな
    いと判定した場合に、少なくとも前記部品が使用される
    工程に関連する製造ラインを自動的に停止するライン停
    止装置を備えることを特徴とする請求項1記載の製造ラ
    イン管理システム。
  3. 【請求項3】 前記部品判定装置は、 製造ラインにおいて使用すべき部品を示す使用部品情報
    を予め記憶する記憶部と、 前記読取情報を前記使用部品情報と照合し、前記読取情
    報に対応する部品が正しい部品であるか否かを判定する
    判定部と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の製造ライン管理システム。
  4. 【請求項4】 製造ラインで使用される部品の在庫管理
    を行う在庫管理装置を有し、前記在庫管理装置は、 現在の部品の在庫状態を示す在庫情報を記憶する在庫情
    報記憶部と、 前記バーコード読取装置から読取情報を受け取り、前記
    在庫情報を更新する更新部と、を備えることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の製造ライン管理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記バーコード読取装置は、読取情報を
    前記部品判定装置に無線伝送することを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載の製造ライン管理システ
    ム。
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