JPH10254107A - カラー写真ハロゲン化銀材料 - Google Patents

カラー写真ハロゲン化銀材料

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JPH10254107A
JPH10254107A JP10078503A JP7850398A JPH10254107A JP H10254107 A JPH10254107 A JP H10254107A JP 10078503 A JP10078503 A JP 10078503A JP 7850398 A JP7850398 A JP 7850398A JP H10254107 A JPH10254107 A JP H10254107A
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silver halide
color
sensitive
layer
halide emulsion
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JP10078503A
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English (en)
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Peter Dr Bell
ペーター・ベル
Hans-Ulrich Dr Borst
ハンス−ウルリヒ・ボルスト
Ralf Dr Buescher
ラルフ・ビユシヤー
Joerg Dr Siegel
イエルク・ジーゲル
Rainer Dr Scheerer
ライナー・シエーラー
Heinz Schuetz
ハインツ・シユツツ
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Agfa Gevaert AG
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Agfa Gevaert AG
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3029Materials characterised by a specific arrangement of layers, e.g. unit layers, or layers having a specific function
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03C1/00Photosensitive materials
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    • G03C1/825Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by antireflection means or visible-light filtering means, e.g. antihalation
    • G03C1/83Organic dyestuffs therefor
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C2200/00Details
    • G03C2200/23Filter dye

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー写真ハロゲン化銀材料を提供するこ
と。 【解決手段】 異なる写真感度の少なくとも2つの赤感
性シアン−カップリングハロゲン化銀乳剤層、異なる写
真感度の少なくとも2つの緑感性マゼンタ−カップリン
グハロゲン化銀乳剤層および少なくとも1つの青感性イ
エロー−カップリングハロゲン化銀乳剤層を有しそして
少なくとも異なる色感度のハロゲン化銀乳剤層の間にあ
る中間層を有するカラー写真ハロゲン化銀材料であっ
て、少なくとも1つのカラーカプラーが、規定されたス
ペクトル領域に感度があり且つ補色にカップリングする
最も感度が低いハロゲン化銀乳剤層に直接隣接する中間
層中に供されており、このカラーカプラーが上記の最も
感度が低いハロゲン化銀乳剤層に関して非−補色関係で
カップリングするカラー写真ハロゲン化銀材料は、黄色
の色調の再現性に優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は異なる写真感度の少なくとも2つ
の赤感性シアン−カップリングハロゲン化銀乳剤層、異
なる写真感度の少なくとも2つの緑感性マゼンタ−カッ
プリングハロゲン化銀乳剤層および少なくとも1つの青
感性イエロー−カップリングハロゲン化銀乳剤層を有し
そして少なくとも異なる色感度のハロゲン化銀乳剤層の
間にある中間層を有するカラー写真ハロゲン化銀材料に
関する。
【0002】例えばUS 2 350 380、DD 28
5 206およびEP 727 702から、カラーカプ
ラーをハロゲン化銀を含まない層中に加えることができ
ることが知られており、そこでは、該カプラーから生成
する色素の色を補足しない方法でのそれのハロゲン化銀
の増感を避けるために、ハロゲン化銀乳剤層と直接隣接
するこれらの層の配置は好ましくは避けられている。
【0003】今回、少なくとも1種のカラーカプラー
が、規定されたスペクトル領域に感度があり且つ補色に
カップリングする最も感度が低いハロゲン化銀乳剤層に
直接隣接する中間層中に供されており、このカラーカプ
ラーが上記の最も感度が低いハロゲン化銀乳剤層に関し
て非−補色関係でカップリングすることを特徴とする冒
頭に述べたタイプのカラー写真ハロゲン化銀乳剤材料
は、暗所に貯蔵された時の黄色かぶりの増加なしに且つ
他の色の色再現性を損なうことなしに黄色の色調(例え
ばレモンイエロー)の改良された再現性を有することに
より特徴づけられることが驚くべきことに見いだされ
た。
【0004】本発明の1つの好適な態様では、最も感度
が高い赤感層に直接隣接し且つ最も感度が低い緑感層に
直接隣接するハロゲン化銀を含まない層が少なくとも1
種のシアンカプラーを含有する。
【0005】別の好適な態様では、最も感度が高い緑感
層に直接隣接し且つ最も感度が低い青感層に直接隣接す
るハロゲン化銀を含まない層が少なくとも1種のマゼン
タカプラーを含有する。
【0006】中間層のシアンカプラーは赤感層の1種も
しくは複数のシアンカプラーと異なっていてもよく、そ
れは好適には最も感度が高い赤感層のシアンカプラーま
たは複数のシアンカプラーの1種と同一である。
【0007】同じことが、対応して、マゼンタカプラー
にも適用される。
【0008】カプラーは好適には中間層中で10-5
5.10-4ミリモル/m2の量で使用される。
【0009】ナフトール系シアンカプラーおよび2−当
量ピラゾロンマゼンタカプラーが好ましい。
【0010】本発明の他の好適な態様は本発明の実施態
様に示す。
【0011】好適な黄色フィルター色素は式(I)およ
び(II)に相当する:
【0012】
【化1】
【0013】[式中、R1、R3、R5、R6およびR
8は、互いに独立して、アルキル、シクロアルキルまた
はアリールを表し、そしてR2、R4およびR7は、互い
に独立して、水素またはアルキルを表す]。
【0014】R1〜R7により表されるアルキル基の例に
は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、イソブ
チル、tert−ブチルまたはネオペンチルが包含され
る。該アルキル基は未置換であってもよく、またはハロ
ゲン、例えば弗素、塩素もしくは臭素、アルコキシ、例
えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、イソブトキシ、tert−ブトキシ、ネオ−ペント
キシ、エトキシエトキシもしくはイソブトキシエトキ
シ、スルファモイル、例えばN−トリルスルホンアミド
もしくはN−(1)−ナフチルスルファモイル、またはア
リール、例えばフェニル、アルコキシフェニル、アルキ
ルスルホンアミドフェニル、N−アルキルスルファモイ
ルフェニルもしくはアシルアミノフェニルにより置換さ
れていてもよい。
【0015】本発明に従う色素は解離可能なプロトンを
含んでなる可溶化基、例えば−NH−SO2−(スルフ
ァミドもしくはスルファモイル)−CO−NH−CO
−、−CO−NH−SO2−または−SO2NH−SO2
−を含有してもよい。
【0016】式(I)および(II)の色素はDE 19
6 46 402に記載されている。
【0017】カラー写真材料の例にはカラーネガフィル
ム、カラー反転フィルム、カラーポジフィルム、カラー
写真紙、カラー反転写真紙、および色拡散転写法または
銀カラー−漂白法用の感色性材料が包含される。本発明
は好適にはカラーネガフィルム用に使用される。
【0018】写真材料は上部に少なくとも1つの感光性
ハロゲン化銀乳剤層が配置されている支持体からなる。
薄いフィルムおよび箔が支持体として特に適する。支持
体材料並びにその前後に置かれている補助層の概観は R
esearch Disclosure 37254,Part 1 (1995), page 285
に示されている。
【0019】カラーネガフィルムは、それらの支持体上
に、下記の順序で、2つもしくは3つの赤感性シアン−
カップリングハロゲン化銀乳剤層、2つもしくは3つの
緑感性マゼンタ−カップリングハロゲン化銀乳剤層、お
よび2つもしくは3つの青感性イエロー−カップリング
ハロゲン化銀乳剤層を含んでなる。同一スペクトル感度
の層はそれらの写真感度に関しては異なっており、そこ
では感度が低い方の部分層が一般的に感度がより高い部
分層より支持体近くに配置される。
【0020】黄色フィルター層は一般的に緑感層と青感
層との間に付与され、そして青色光がその下にある層に
達するのを防止する。
【0021】種々の層配置および写真品質に対するそれ
らの影響に関する選択は J. Inf. Rec. Mats., 1994, V
ol. 22, pagas 183-193 に記載されている。
【0022】規定された結果を得るために感光層の数お
よび配置からの逸脱を行ってもよい。例えば、感度を高
めるために、写真フィルム中で全ての高感度層を一緒に
して積層物(layer stack)を形成してもよくそして全
ての低感度層を一緒にして別の積層物を形成してもよい
(DE−25 30 645)。
【0023】写真乳剤層の必須成分は結合剤、ハロゲン
化銀粒子およびカラーカプラーである。
【0024】適する結合剤に関する情報は Research Di
sclosure 37254, Part 2 (1995), page 286 に示されて
いる。
【0025】適するハロゲン化銀乳剤、それらの製造、
熟成、安定化および適するスペクトル増感剤を含むスペ
クトル増感に関する情報は Research Disclosure 3725
4, Part 3 (1995), page 286 および Research Disclos
ure 37038, Part XV (1995),page 89 に示されている。
【0026】カメラ−感度を示すカラー写真材料は一般
的には臭化−ヨウ化銀乳剤を含有しており、それはまた
場合により少割合の塩化銀を含有していてもよい。
【0027】カラーカプラーに関する情報は Research
Disclosure 37254, Part 4 (1995),page 288 および Re
search Disclosure 37038, Part II (1995), page 80
に見られる。カプラーからそしてカラー現像主薬生成物
から製造される色素の極大吸収は好適には下記の範囲に
入る:イエローカプラー430〜460nm、マゼンタ
カプラー540〜560nm、シアンカプラー630〜
700nm。
【0028】感度、粒状度、鮮鋭度および色分離を改良
するためには、現像主薬酸化生成物との反応で現像抑制
剤を放出する写真的に活性な化合物、例えばDIRカプ
ラーを放出する化合物がカラー写真フィルム中でしばし
ば使用される。
【0029】これらの、特にカプラーの、化合物に関す
る情報は Research Disclosure 37254, Part 5 (1995),
page 290 および Research Disclosure 37038, Part X
IV (1995), page 86 に見られる。
【0030】多くは疎水性であるカラーカプラーおよび
層の他の疎水性成分は通常高沸点有機溶媒中に溶解また
は分散される。これらの溶液または分散液は次に結合剤
水溶液(通常はゼラチン溶液)中に乳化され、そして層
を乾燥した後に層の中で微小滴(0.05〜0.8μm直
径)として存在する。
【0031】適する高沸点有機溶媒、写真材料の層中へ
の導入方法、および化学化合物の写真層中への他の導入
方法は Research Disclosure 37254, Part 6 (1995), p
age292 に記載されている。
【0032】一般的には異なるスペクトル感度の層の間
に配置される非感光性中間層は、1つの感光層から異な
るスペクトル感度を有する別の感光層への現像主薬酸化
生成物の望ましくない拡散を防止する媒体を含有しても
よい。
【0033】適する化合物(白色カプラー、スカベンジ
ャーまたはDOPスカベンジャー)は Research Disclo
sure 37254, Part 7 (1995), page 292 および Researc
h Disclosure 37038, Part III (1995), page 84 に記
載されている。
【0034】写真材料はさらに紫外線を吸収する化合
物、光学明色化剤、スペーサー、フィルター色素、ホル
マリンスカベンジャー、光安定剤、抗酸化剤、Dmin
素、色素−、カプラー−および白色剤−安定性(whitan
ess-stability)を改良するため並びに色かぶりを減ず
るための添加剤、殺菌剤並びに他の物質を含有してもよ
い。
【0035】適する化合物は Research Disclosure 372
54, Part 8 (1995), page 292 および Research Disclo
sure 37038, Part IV, V, VI, VII, X, XI and XIII (1
995), page 84 以下に記載されている。
【0036】カラー写真材料の層は一般的には硬膜化さ
れ、すなわち使用される結合剤、好適にはゼラチンは適
する化学的方法により架橋結合される。
【0037】適する硬膜剤物質は Research Disclosure
37254, Part 9 (1995), page 294および Research Dis
closure 37038, Part XII (1995), page 86 に記載され
ている。
【0038】像毎の(image-by-image)露光後に、カラー
写真材料をそれらの特性に対応する種々の方法により処
理する。使用する工程およびそのために必要な化学物質
に関する詳細は Research Disclosure 37254, Part 10
(1995), page 294 および Research Disclosure 37038,
Part XVI to XXIII (1995), page 95 以下に材料の例
と一緒に公表されている。
【0039】
【実施例】実施例1 カラーネガの現像用のカラー写真記録材料(サンプル
1.1−比較用)を接着剤層が付与されている120μ
m厚さの三酢酸セルロースの透明なフィルムベース上に
下記の層を記載の順序で置くことにより製造した。量は
g/m2で示されている。AgNO3の対応する量はハロ
ゲン化銀沈澱に関して示されている。全てのハロゲン化
銀乳剤を100gのAgNO3当たり0.1gの4−ヒド
ロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラアザイン
デンで安定化した。ハロゲン化銀乳剤はハロゲン化物組
成により特徴づけられ、そしてそれらの粒子寸法に関し
ては体積測定基準点(volumetiric datum point)(VD
Pまたはdv)により特徴づけられた。体積測定基準点
は長さ[μm]の寸法を有しそして関係
【0040】
【数1】
【0041】[式中、niは間隔i内の粒子の数を示し
そしてdiは間隔i内の粒子に関する同一体積の球の直
径を示す]により測定される。
【0042】サンプル1.1 層1:(抗−ハロ層) 色素F−1 0.12 色素F−2 0.12 ゼラチン 0.8 層2:(低感度赤感層) 赤色−増感された臭化−ヨウ化−塩化銀乳剤 (2.4モル%ヨウ化物、10.5モル%塩化物、VDP0.35) 0.85 ゼラチン 0.6 シアンカプラーC−1 0.3 有色カプラーCR−1 2.0×10-2 有色カプラーCY−1 1.0×10-2 DIRカプラーDIR−1 1.0×10-2 層3:(中感度赤感層) 赤色−増感された臭化−ヨウ化銀乳剤 (10.0モル%ヨウ化物、VDP0.56) 1.2 ゼラチン 0.9 シアンカプラーC−1 0.2 有色カプラーCR−1 7.0×10-2 有色カプラーCY−1 3.0×10-2 DIRカプラーDIR−1 4.0×10-3 層4:(高感度赤感層) 赤色−増感された臭化−ヨウ化銀乳剤 (6.8モル%ヨウ化物、VDP1.2) 1.6 ゼラチン 1.2 シアンカプラーC−1 0.15 DIRカプラーDIR−3 3.0×10-2 層5:(中間層) 色素F−3 0.12 ゼラチン 1.0 層6:(低感度緑感層) 緑色−増感された臭化−ヨウ化−塩化銀乳剤 (9.5モル%ヨウ化物、10.4モル%塩化物、VDP0.5) 0.85 ゼラチン 0.9 マゼンタカプラーM−1 0.3 有色カプラーMY−1 2.0×10-2 DIRカプラーDIR−1 5.0×10-3 DIRカプラーDIR−2 1.0×10-3 オックスフォーム(oxform)スカベンジャーSC−1 5.0×10-2 層7:(中感度緑感層) 緑色−増感された臭化−ヨウ化銀乳剤 (10.0モル%ヨウ化物、VDP0.56) 1.4 ゼラチン 0.9 マゼンタカプラーM−1 0.24 有色カプラーMY−1 4.0×10-2 DIRカプラーDIR−1 5.0×10-3 DIRカプラーDIR−2 3.0×10-3 層8:(高感度緑感層) 緑色−増感された臭化−ヨウ化銀乳剤 (6.8モル%ヨウ化物、VDP1.1) 1.7 ゼラチン 1.2 マゼンタカプラーM−2 3.0×10-2 有色カプラーMY−2 5.0×10-2 DIRカプラーDIR−3 5.0×10-2 層9:(黄色フィルター層) 黄色コロイド銀ゾル 0.1 ゼラチン 0.8 ポリビニルピロリドン 0.2 オックスフォーム(oxform)スカベンジャーSC−2 6.0×10-2 層10:(低感度青感層) 青色−増感された臭化−ヨウ化−塩化銀乳剤 (6.0モル%ヨウ化物、VDP0.78) 0.4 ゼラチン 1.0 イエローカプラーY−1 0.4 DIRカプラーDIR−1 3.0×10-2 層11:(中感度青感層) 青色−増感された臭化−ヨウ化銀乳剤 (8.8モル%ヨウ化物、15.0モル%塩化物、VDP0.77) 1.2 (12.0モル%ヨウ化物、15.0モル%塩化物、VDP1.0) 0.28 ゼラチン 0.77 イエローカプラーY−1 0.58 層12:(高感度青感層) 青色−増感された臭化−ヨウ化銀乳剤 (12.0モル%ヨウ化物、VDP1.2) 1.2 ゼラチン 0.9 イエローカプラーY−1 0.1 DIRカプラーDIR−3 2.0×10-2 層13:(保護層) マイクレート(micrate)−臭化−ヨウ化銀乳剤 (4.0モル%ヨウ化物、VDP0.05) 0.25 紫外線吸収剤UV−1 0.2 紫外線吸収剤UV−2 0.3 ゼラチン 1.4 層14:(硬膜化層) ゼラチン 0.2 硬膜剤H−1 0.86 ペルソフタル(Persoftal) 0.04 実施例1で使用した化合物:
【0043】
【化2】
【0044】
【化3】
【0045】
【化4】
【0046】
【化5】
【0047】
【化6】
【0048】無色および有色カプラーを各々同量の燐酸
トリクレシル(TCP)と一緒に当該技術で既知の乳化
方法により加えた。
【0049】サンプル1.2−本発明に従う サンプル1.2はサンプル1.1と、層4中でそれが0.
1gのシアンカプラーC−2だけを含有した点、および
層5中でそれがさらに0.1gのシアンカプラーを含有
した点で異なっていた。
【0050】サンプル1.3 サンプル1.3(本発明に従う)はサンプル1.2と、層
8中でそれが式
【0051】
【化7】
【0052】の色素を0.07g/m2の量でそしてマゼ
ンタカプラーM−2を0.02g/m2の量で含有した
点、並びに層9中でそれが黄色コロイド状銀ゾルおよび
オックスフォーム(oxform)スカベンジャーSC−2を含
有しなかったがさらにマゼンタカプラーM−2を0.0
3g/m2の量で含有した点で異なっていた。
【0053】サンプルを目盛り付き中性ウェッジフィル
ターの後方で昼光に露呈し、そしてその後 E.Ch. Gehre
t により the British Journal of Photography, 1974,
page 597 に記載されている工程により処理した。その
後、現像されたサンプルを60℃に3週間貯蔵した。こ
れらのサンプルは感度計により新たに試験した時に差を
示さなかった。サンプルの色再現性を下記の方法で測定
した。
【0054】マクベス(Macbeth)カラーチャート(米
国、バルチモア、カルヴァート・ストリート、2441
Nのムンセル・カラー(Munsell Color))を写真に撮り
そして中性適合プリント(neutrally matched print)を
ネガから製造した。色再現性の質を次に可視的に比較し
た。下記の記述において、A1はカラーチャートの上左
の角における色領域を示し、A6は上右の角におけるも
のを示し、B1−B6は上から見て2番目の列の領域を
記述しており、そしてC1−C7は灰色領域を有する列
と隣接する3番目の列のものを記述している。
【0055】下記の結果が得られた: 1.加熱された容器中での3週間の貯蔵後に、現像され
たサンプル1.1および1.2は黄色最小濃度において
0.12濃度単位の増加を示したが、サンプル1.3の黄
色最小濃度は0.03単位だけ増加した。
【0056】2.本発明に従うサンプル1.2に関して
は、2つの領域B5およびC4はサンプルAのものより
かなりオリジナルに正確な色調を示した。本発明に従う
特に好適なサンプル1.3は領域B5およびC4に関す
るサンプル1.2の利点を立証しており、さらにそれは
トルコ石色領域A6のかなり良好な、すなわちより緑色
の、再現性を示し、その再現性はサンプルAおよびBで
は青すぎた。それ故、B5およびB4の赤すぎる再現性
の補正が他の色調の再現性に関して驚異的で且つ有利な
成功を収めた。
【0057】下記の値がCIELABシステム(R.G.W.
Hunt, The Reproduction of Colour, Fountain Press,
Talworth, 1987)でオリジナルと比べた色相偏差△H
に関して得られた。
【0058】
【表1】
【0059】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0060】1.異なる写真感度の少なくとも2つの赤
感性シアン−カップリングハロゲン化銀乳剤層、異なる
写真感度の少なくとも2つの緑感性マゼンタ−カップリ
ングハロゲン化銀乳剤層および少なくとも1つの青感性
イエロー−カップリングハロゲン化銀乳剤層を有しそし
て少なくとも異なる色感度のハロゲン化銀乳剤層の間に
ある中間層を有するカラー写真ハロゲン化銀材料であっ
て、少なくとも1種のカラーカプラーが、規定されたス
ペクトル領域に感度があり且つ補色にカップリングする
最も感度が低いハロゲン化銀乳剤層に直接隣接する中間
層の中に供されており、このカラーカプラーが上記の最
も感度が低いハロゲン化銀乳剤層に関して非−補色関係
でカップリングすることを特徴とするカラー写真ハロゲ
ン化銀材料。
【0061】2.最も感度が高い赤感層に直接隣接し且
つ最も感度が低い緑感層に直接隣接するハロゲン化銀を
含まない層が少なくとも1種のシアンカプラーを含有す
ることを特徴とする、上記1のカラー写真ハロゲン化銀
材料。
【0062】3.最も感度が高い緑感層に直接隣接し且
つ最も感度が低い青感層に直接隣接するハロゲン化銀を
含まない層が少なくとも1種のマゼンタカプラーを含有
することを特徴とする、上記1のカラー写真ハロゲン化
銀材料。
【0063】4.カプラーが中間層中で10-5〜5.1
-4ミリモル/m2の量で使用されることを特徴とす
る、上記1のカラー写真ハロゲン化銀材料。
【0064】5.最も感度が高い緑感層が処理工程によ
り脱色または除去される少なくとも1種の黄色有機色素
を含有することを特徴とする、上記1のカラー写真ハロ
ゲン化銀材料。
【0065】6.最も感度が高い緑感層と最も感度が低
い青感層との間の非感光層がカラー現像主薬の酸化生成
物でマゼンタ色素を生成する黄色に着色されたカラーカ
プラーを含有することを特徴とする、上記1のカラー写
真ハロゲン化銀材料。
【0066】7.最も感度が高い緑感層中の少なくとも
1種の黄色有機色素が処理前の材料の層の黄色濃度の少
なくとも80%を生成することを特徴とする、上記5の
カラー写真ハロゲン化銀材料。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス−ウルリヒ・ボルスト ドイツ50189エルスドルフ・バルトシユト ラーセ32 (72)発明者 ラルフ・ビユシヤー ドイツ53797ローマー・イルテイスベーク 3 (72)発明者 イエルク・ジーゲル ドイツ51061ケルン・ルベルガツセ51 (72)発明者 ライナー・シエーラー ドイツ50678ケルン・マインツアーシユト ラーセ27 (72)発明者 ハインツ・シユツツ ドイツ51375レーフエルクーゼン・カンデ インスキシユトラーセ60

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる写真感度の少なくとも2つの赤感
    性シアン−カップリングハロゲン化銀乳剤層、異なる写
    真感度の少なくとも2つの緑感性マゼンタ−カップリン
    グハロゲン化銀乳剤層および少なくとも1つの青感性イ
    エロー−カップリングハロゲン化銀乳剤層を有しそして
    少なくとも異なる色感度のハロゲン化銀乳剤層の間にあ
    る中間層を有するカラー写真ハロゲン化銀材料であっ
    て、少なくとも1種のカラーカプラーが、規定されたス
    ペクトル領域に感度があり且つ補色にカップリングする
    最も感度が低いハロゲン化銀乳剤層に直接隣接する中間
    層中に供されており、このカラーカプラーが上記の最も
    感度が低いハロゲン化銀乳剤層に関して非−補色関係で
    カップリングすることを特徴とするカラー写真ハロゲン
    化銀材料。
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