JPH10252292A - 建築物 - Google Patents
建築物Info
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- JPH10252292A JPH10252292A JP5919397A JP5919397A JPH10252292A JP H10252292 A JPH10252292 A JP H10252292A JP 5919397 A JP5919397 A JP 5919397A JP 5919397 A JP5919397 A JP 5919397A JP H10252292 A JPH10252292 A JP H10252292A
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Abstract
提供する。 【解決手段】 板状フレームF1 〜F3 と、窓,出入口
等を設けたコンテナC1,C2 を層状に重ねてなる少な
くとも1階建て構造の建築物であって、前記コンテナC
1 ,C2 とフレームF1 〜F3 は、コンテナC1 ,C2
の四隅の受け金具とフレームF1 〜F3 に取り付けた、
前記コンテナC1 ,C2 の受け金具U1 と実質的に同じ
形状の受け金具U2 とを止め金具T1 ,T2 で連結する
ことによって、一体に固定されていることを特徴とする
建築物。
Description
ているコンテナを利用した建築物に関するものである。
などで吊り上げや吊り下げをして荷上げや荷下しが簡単
にできる上に、直方体であるため出荷,輸送に便利であ
る。また、強度が大きく、かつ容積も広いので、本来の
目的以外に倉庫として地上に設置して用いられている。
に倉庫として用いられていたが、倉庫以外の他の用途に
供しようという試みはなされていなかった。勿論、コン
テナを居住空間として利用しようという提案もなされて
いない。
なされたもので、コンテナを居住空間として利用した建
築物を提供することを目的とする。
物は、板状フレームと、窓,出入口等を設けたコンテナ
を層状に重ねてなる少なくとも1階建て構造の建築物で
あって、前記コンテナとフレームは、コンテナの四隅の
受け金具とフレームに取り付けた、前記コンテナの受け
金具と実質的に同じ形状の受け金具とを止め金具で連結
することによって、一体に固定されているものである。
最下段のフレームは、基礎の上に設置することができ
る。
ちの最上段のフレームには、屋根材を敷設することがで
きる。
ナの平面形状より大きく形成し、フレームのコンテナ専
有部分以外の部分には、床材を張設することができる。
ナの平面形状より大きく形成し、外周縁に手摺を設ける
ことができる。
とができる。
設けた居室となっている。
た音楽室とすることができる。
コンテナは、開口部を介して連結されている。
テナは、その一部が階段で連結されている。
施例によって説明する。
格のコンテナを使用した2階建て住宅の正面図である。
ム、F2 は2階の板状フレーム、F3は屋根材Rの下地
材となる板状フレームである。これらのフレームF
1 ,F2 ,F3 は、いずれも角形鋼管(50mm角)k
を格子状に組んだものである。
規格のコンテナCを居室用に改造したものである。1階
のコンテナC1 は、後述する設計上の平面構成に基づい
て1階のフレームF1 上に配置されて、後述する連結金
具で固定されている。2階のコンテナC2 は、同じく設
計上の平面構成に基づいて2階のフレームF2 上に配置
されて後述する連結金具で固定されている。屋根下地材
であるフレームF3 は、コンテナC2 に後述する連結金
具で固定されている。
ているので、設計上の平面構成に基づいて窓Wや出入口
Eが設けられている。
階のフレームF1 は、角形鋼管kの交差部を独立基礎K
の上に配置することによって、同基礎K上に配置され、
図外のアンカーボルトによって、同基礎Kに固定されて
いる。
屋根材であって、この実施例では、コルゲート鉄板であ
る。fは、フレームF1 ,F2 の上に敷設した床材であ
り、この実施例では、チェッカープレートである。
Kは、縦×横×高さ=300mm×300mm×200mmの
コンクリートブロックで、フレームF1 の角形鋼管kを
固定するアンカーボルト(図示せず)が設けられてい
る。
を示す。同図に示すように、フレームF1 〜F3 におけ
る間口方向の左から奇数番目の角形鋼管kの間隔と偶数
番目の角形鋼管kの間隔は、内法寸法で、コンテナC
1 ,C2 の長さ寸法と同じになっている。
形鋼管kの間隔は、内法寸法で、コンテナC1 ,C2 の
幅寸法と同じになっている。
F1 〜F3 上においては間口方向に向けて3列に配置で
きる。そして、各列のC1 ,C2 の位置は、各フレーム
F1〜F3 上においてコンテナCの長さ寸法の1/2だ
け間口方向にずらして配置できるようになっている。
で格子状に構成されている。したがって、上述した独立
基礎Kの中心間隔は、フレームF1 〜F3 の角形鋼管k
の交差部の中心間隔と同じになっている。
れらの交差部より間口方向と奥行方向に、コンテナC
1 ,C2 の幅の1/3程度の長さだけ長くし、その端部
には、縁取り材として同じ角形鋼管kが取り付けられて
いる。
の交差部に固定した第2受け具で、図7に示すコンテナ
C、すなわち改造後のコンテナC1 ,C2 の上面,下面
の各4隅に取り付けられた第1受け金具U1 と対応する
位置関係にある。なお、第2受け具U2 は、図示しない
が、角形鋼管kの交差部以外にも取り付けてコンテナC
1 ,C2 の支持部材として使用することもできる。
2 とコンテナC1 ,C2 、フレームF3 とコンテナC2
の固定は、上記第1受け金具U1 と第2受け金具U2 を
図9,図10に示す止め金具T1 またはT2 で連結する
ことによって行われる。
金具U1 と第2受け金具U2 と後述する止め金具T1 ま
たはT2 とで構成される。
部に規格品として予め取り付けられている受け金具U1
を示す。この受け金具U1 は、内部に中空部を有する六
面体の上面と下面と正面と右側面にそれぞれ小判形の穴
1と2と3と4をを設けたものである。穴1と2は上下
方向に貫通する穴である。
受け金具U2 も、受け金具U1 と同じ形状である。
1 ,C2 の同一フレーム上での連結はないので、受け金
具U1 ,U2 には、穴1,2だけあれば良い。
うに、穴1〜4に挿入できる断面円形の棒体5の両端に
前記穴1〜4に丁度挿入できる平面形状が小判形の傘形
突起6を設けたものである。
うに、図9の止め金具T1 の棒体5を短くして棒体7と
したものである。止め金具T1 ,T2 の長短は何によっ
て規定されるかは、次の連結構造の説明において明らか
にする。
F3 とコンテナC1 ,C2 の連結構造を説明する。
領、すなわち、フレームF2 とその上下のコンテナC2
及びコンテナC1 との連結金具による連結要領を示す。
第1受け金具U1 とフレームF2 の第2受け金具U2 と
コンテナC2 の第1受け金具U1 を重ね、互に連通する
穴1,2に長い方の止め金具T1 を挿入し、ついで、同
図(b)に示すように、その軸回りに45度回して傘形
突起6を上下の第1受け金具U1 ,U1 の穴1,2の縁
に掛止する。止め金具T1 の棒体5の長さは、上記各金
具U1 ,U2 ,U1 が移動しないようにするに必要な長
さである。
領、すなわち、フレームF1 とその上のコンテナC1 と
の連結金具による連結要領を示す。
受け金具U1 とフレームF1 の第2受け金具U2 を重
ね、互に連通する穴1,2に短い方の止め金具T2 を挿
入し、ついで、同図(b)に示すように、その軸回りに
45度回して傘形突起6を前記第1受け金具U1 と第2
受け金具U2 の穴1,2の縁に掛止する。止め金具T2
の棒体7の長さは、上記両金具U1 ,U2 が移動しない
ようにするに必要な長さである。
部のそれと基本的に同じである。フレームF1 とコンテ
ナC1 の位置関係が異なるだけである。
テナC1 ,C2 の構成とそれらの設計上の各フレームF
1 ,F2 上における平面構成を示す。
て、8は玄関、9は洗面,トイレ室、10は階段ホール
兼応接室、11は居間、12はダイニングキッチン、G
1 は中庭である。
て、13は階段ホール、14は納戸、15はステレオ
室、16は書斎、17は寝室、G2 は中庭である。
ある。
を、工程順に説明する。
レームF1 の角形鋼管kの交差部の中心間隔で敷地上に
配置する。
ように、第2受け金具U2 を溶接したフレームF1 を載
置する。このとき、角形鋼管kの交差部が独立基礎Kの
中心部に位置するようにする。
ルトで独立基礎Kに固定する。
窓W,出入口Eを加工して設けたコンテナC1 を設計通
りに配置し、連結金具で固定する。
に示す構成のフレームF2 を載置し、連結金具で固定す
る。
を加工して設けたコンテナC2 を設計通りに配置し、連
結金具で固定する。
載置し、連結金具で固定する。
Rを敷設する。
の上にチェッカープレートfを敷設する。
をするとともに、各コンテナC1 ,C2 間の出入口E回
りの内装工事をする。また、出入口Eにドアを付ける。
窓Wは予め設けても良いが、内装工事の際に設けるのが
望ましい。階段もつける。
には、要すれば、手摺を設けても良い。
ば、上述のような構成としたので、廃棄処分されたコン
テナを居住空間として利用した建築物を得ることができ
る。
置した状態を示す平面図
ナの斜視図
拡大斜視図
(b)は正面図、(c)は右側面図
図、(b)は側面図、(c)は平面図
図、(b)は側面図、(c)は平面図
による連結要領を示す図
る連結要領を示す図
Claims (10)
- 【請求項1】 板状フレームと、窓,出入口等を設けた
コンテナを層状に重ねてなる少なくとも1階建て構造の
建築物であって、前記コンテナとフレームは、コンテナ
の四隅の受け金具とフレームに取り付けた、前記コンテ
ナの受け金具と実質的に同じ形状の受け金具とを止め金
具で連結することによって、一体に固定されていること
を特徴とする建築物。 - 【請求項2】 コンテナを載置した最下段のフレーム
は、基礎の上に設置されていることを特徴とする請求項
1記載の建築物。 - 【請求項3】 コンテナの上に載置した最上段のフレー
ムには、屋根材が敷設されていることを特徴とする請求
項1記載の建築物。 - 【請求項4】 フレームは、その上に載置したコンテナ
の平面形状より大きく形成され、フレームのコンテナ専
有部分以外の部分には、床材が張設されていることを特
徴とする請求項1記載の建築物。 - 【請求項5】 フレームは、その上に載置したコンテナ
の平面形状より大きく形成され、外周縁に手摺が設けら
れていることを特徴とする請求項1記載の建築物。 - 【請求項6】 フレームとフレームの間には、階段が設
けられていることを特徴とする請求項1記載の建築物。 - 【請求項7】 コンテナは、出入口,窓等の開口部を設
けた居室となっていることを特徴とする請求項1記載の
建築物。 - 【請求項8】 コンテナは、その一部が音響設計された
音楽室となっていることを特徴とする請求項1記載の建
築物。 - 【請求項9】 左右前後に隣り合うコンテナは、開口部
を介して連結されていることを特徴とする請求項1記載
の建築物。 - 【請求項10】 上下に隣り合うコンテナは、その一部
が階段で連結されていることを特徴とする請求項1記載
の建築物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9059193A JP3035731B2 (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | 建築物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP9059193A JP3035731B2 (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | 建築物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10252292A true JPH10252292A (ja) | 1998-09-22 |
JP3035731B2 JP3035731B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=13106346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP9059193A Expired - Fee Related JP3035731B2 (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | 建築物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3035731B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007508482A (ja) * | 2003-10-17 | 2007-04-05 | ビッグ ステップス リミテッド | 建物モジュール |
WO2011117715A1 (en) | 2010-03-25 | 2011-09-29 | Rodrigo Graf Fernandez | Construction method and system with containers |
JP2013161030A (ja) * | 2012-02-08 | 2013-08-19 | Mitsui Zosen Plant Engineering Inc | 実火災訓練装置 |
-
1997
- 1997-03-13 JP JP9059193A patent/JP3035731B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007508482A (ja) * | 2003-10-17 | 2007-04-05 | ビッグ ステップス リミテッド | 建物モジュール |
WO2011117715A1 (en) | 2010-03-25 | 2011-09-29 | Rodrigo Graf Fernandez | Construction method and system with containers |
US8595988B2 (en) | 2010-03-25 | 2013-12-03 | Rodrigo GRAF FERNANDEZ | Construction method and system with containers |
JP2013161030A (ja) * | 2012-02-08 | 2013-08-19 | Mitsui Zosen Plant Engineering Inc | 実火災訓練装置 |
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