JPH10251121A - 固型粉末化粧料 - Google Patents

固型粉末化粧料

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JPH10251121A
JPH10251121A JP6924597A JP6924597A JPH10251121A JP H10251121 A JPH10251121 A JP H10251121A JP 6924597 A JP6924597 A JP 6924597A JP 6924597 A JP6924597 A JP 6924597A JP H10251121 A JPH10251121 A JP H10251121A
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稔 小名木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用時にスポンジやマット等の小道具へのトレ
が良好で、使用性が良く、成型性が向上した、耐衝撃性
が高い固型粉末化粧料を提供する。 【解決手段】(1)融点が85〜125℃で且つ、平均
粒子径が0.1〜10μの非球状固体油粉末を含有する
ことを特徴とする固型粉末化粧料、(2)融点が85〜
125℃で且つ、平均粒子径が0.1〜10μの非球状
固体油粉末成分を0.5〜20重量%含有し、更に、平
均粒子径が1〜100μの球状粉体を3〜50重量%含
有することを特徴とする固型粉末化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用時にスポンジ
やマット等の小道具へのトレが良好で、使用性が良く、
成型性が向上し、耐衝撃性が高い、特定の固体油粉末を
含有することを特徴とする固型粉末化粧料に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、プレスドファンデーション等
の固型粉末化粧料は、油剤をある程度配合するか、粘着
性の物質を配合したり、粉体の凝集力により粉と粉を付
着させる方法、圧縮する圧力を高める等の機械的方法等
の技術により、固型状に成型していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、固型粉
末化粧料に油剤や粘着性物質を多量に配合すると、使用
時にスポンジやマット等の小道具へのトレが悪くなった
り、肌へのベタツキ、伸び広がりの悪さ、肌への負担
感、化粧持続性の悪さ等の官能的な問題があった。一
方、小道具へのトレや官能の面で満足が得られる量の油
剤を配合した化粧料では、耐衝撃性が弱く、輸送時や持
ち運び時に割れるという強度不足の問題があった。粉体
の凝集力を利用する方法では、使用できる粉体が限定さ
れることによる感触の悪さが生じ、また、機械的に高圧
で圧縮する方法においても、使用できる粉体の限定や充
填容器の限定があり、更には耐衝撃性は増すがスポンジ
やマット等の小道具へのトレが悪くなるという問題点が
あった。このため、これらの問題点を解決した固型粉末
化粧料の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる事情に鑑み、本発
明者らは、鋭意研究を行った結果、特定の固体油粉末を
固型粉末化粧料の粉体成分に添加することにより、使用
時にスポンジやマット等の小道具へのトレが良好で、使
用性が良く、成型性が向上し、耐衝撃性が高くなること
を見出し、本発明の固型粉末化粧料を完成するに至っ
た。即ち、本発明は、(1)融点が85〜125℃で且
つ、平均粒子径が0.1〜10μの非球状固体油粉末を
含有することを特徴とする固型粉末化粧料、(2)融点
が85〜125℃で且つ、平均粒子径が0.1〜10μ
の非球状固体油粉末成分を0.5〜20重量%含有し、
更に、平均粒子径が1〜100μの球状粉体を3〜50
重量%含有することを特徴とする固型粉末化粧料、を提
供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる成分(a)の
固体油粉末は、融点が85〜125℃で且つ、平均粒子
径が0.1〜10μの非球状固体油粉末であれば、特に
限定されるものではなく、例えば、フィッシャー・トロ
プシュワックス、ポリエチレンワックス、エチレンプロ
ピレンコポリマー等の合成炭化水素、マイクロクリスタ
リンワックス等の鉱物由来の炭化水素、カルナウバワッ
クス等の植物由来のワックス類等の固体油を粉砕して得
られる。
【0006】前記粉砕方法としては、特に限定されるも
のではないが、通常微粉砕方法として用いられる、機械
的及び化学的粉砕方法が使用可能できる。例えば、機械
的粉砕方法としては、ジェットミル、ハンマーミル、ピ
ンミル、ボールミル、ビーズミル、マイクロス、オング
ミル、ハイブリダイザー、メカノフュージョン等が挙げ
られ、化学的粉砕方法としては、前記固体油を適当な溶
媒に溶かし溶液としたものを噴霧乾燥する方法や、その
溶液から固体油を相分離させる方法又はその溶液を水と
乳化しマイクロエマルションとして乾燥させる方法等が
挙げられる。又、これらの機械的粉砕と化学的粉砕を複
合して用いても良い。前記粉砕後、必要に応じて、目的
の平均粒子径を得るまで固体油粉末を分級しても良い。
【0007】成分(a)の固体油粉末は、平均粒子径が
0.1〜10μのものが好ましいが、0.5〜7μのも
のがより好ましい。平均粒子径が0.1μ未満である
と、固体油粉末の粒子間の凝集力が強くなり、固型粉末
化粧料中への分散が困難になることや、肌への付着力が
高まり、化粧塗布時に滑らかさがなくなる等の欠点を生
じるため好ましくない。また平均粒子径が10μを超え
ると、粒子間の付着力が弱くなり、固型粉末化粧料の成
型性の向上や強度の向上が得られなくなるため好ましく
ない。
【0008】また、成分(a)の固体油粉末の形状は、
非球状である。球状では固型粉末化粧料の成形性向上効
果が低く、非球状の方が固型粉末化粧料の成型性の向上
や強度の向上等の効果が優れている。
【0009】前記非球状粒子とは、球状以外の粒子形状
を示し、板状、薄片状、棒状、針状、キュービック状、
不定形、イガグリ状、ジャガイモ状等が挙げられる。こ
れら成分(a)の固体油粉末は、1種又は2種以上を組
み合わせて用いることができる。
【0010】本発明の成分(a)の固型粉末化粧料中へ
の配合量は特には限定されないが、0.5〜20重量%
(以下、単に「%」で示す)が好ましく、より好ましく
は1〜15%である、この範囲の配合量であれば、より
良い本発明の効果が得られる。
【0011】更に、本発明の固型粉末化粧料に、成分
(b)として平均粒子径が1〜100μの球状粉体を配
合すると、化粧塗布時のスポンジやマット等の化粧用具
へのトレや肌上での伸び広がりの良さ等の使用感が向上
するため、より好ましい。
【0012】本発明に用いられる成分(b)は、その形
状が真球状及び真球状以外の楕円やそれに類似した形状
も含むものである。これらの形状の成分(b)の配合に
より、固型粉末化粧料のスポンジやマット等の小道具へ
のトレや肌へ塗布した時の滑らかさがより良好になる。
成分(b)は、前記の形状でその平均粒子径が1〜10
0μのものであればとくに限定されるものではなく、例
えば、無水ケイ酸、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化
チタン、酸化セリウム、酸化ジルコニウム等の無機粉
体、ナイロン、シリコーンエラストマー、ポリメチルシ
ルセスキオキサン、ポリアクリル酸アルキル、ポリスチ
レン、セルロース、ポリエステル、シルク、塩化ビニ
ル、塩化ビニリデンやアクリロニトリルやアクリル系の
モノマーのホモポリマーやコポリマー等の有機粉体等が
挙げられ、又これらを1種又は2種以上を組み合わせて
共重合や複合化したものでも良い。特に球状粉体として
感触上好ましものは、、無水ケイ酸、ナイロン、シリコ
ーエラストマー、ポリメチルシルセスキオキサン、ポリ
アクリル酸アルキル、ポリスチレン、塩化ビニリデンや
アクリロニトリルやアクリル系のモノマーのホモポリマ
ーやコポリマー等である。
【0013】本発明に用いられる成分(b)の固型粉末
化粧料中への配合量は、3〜50%が好ましい。この範
囲の配合量であれば、より良い本発明の効果が得られ
る。
【0014】本発明の固型粉末化粧料には、上記必須成
分の他に、通常メークアップ化粧料に用いられてる粉体
を本発明の効果を損なわない範囲で使用することができ
る。斯かる化粧用粉体としては、例えばタルク、カオリ
ン、セリサイト、マイカ、窒化ホウ素、炭酸マグネシウ
ム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグ
ネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、酸化セリ
ウム、ケイ酸カルシウム、無水ケイ酸等の無機体質顔
料;酸化チタン、酸化亜鉛等の無機白色顔料、ベンガ
ラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、グンジョウ、コンジョウ、カ
ーボンブラック等の無機着色顔料、雲母チタン、酸化鉄
雲母チタン、オキシ塩化ビスマス等のパール剤、タール
色素、天然色素等の有機着色顔料、ナイロンパウダー、
ポリアクリル酸アルキルパウダー、ウレタンパウダー、
シルクパウダー、ポリエチレンパウダー、結晶セルロー
ス、N−アシルリジン類等の有機粉体等が挙げられ、こ
れら粉体は、1種又は2種以上を複合化したもの、又こ
れら粉体をフッ素化合物、シリコーン系油剤、金属石ケ
ン、ロウ、油脂、炭化水素等を用いて表面処理を施した
ものであっても良い。
【0015】又、本発明の固型粉末化粧料には、通常化
粧品に使用される成分、例えば、油脂、ロウ類、炭化水
素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル類、金属石
ケン、シリコーン油等の油性成分、アルコール類、非イ
オン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活
性剤、両イオン界面活性剤、シリコーン系界面活性剤等
の界面活性剤類、染料、天然色素等の色素類、香料、ビ
タミン、ホルモン、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止
剤、殺菌剤、植物抽出物、動物抽出物、酵素、酸、アル
カリ、塩類等の特殊成分類、水、多価アルコール、高分
子物質、増粘剤、キレート剤等を本発明の効果を損なわ
ない範囲で適宜選択して用いることができる。
【0016】本発明の固型粉末化粧料としては、ファン
デーション、白粉、頬紅、コンシーラー、アイシャド
ウ、アイライナー、アイブロウ、口紅等が挙げられる。
【0017】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明は、これらに限定されるものではない。
【0018】製造実施例1:不定形固体油粉末 平均粒子径が5mmの球状で融点が120℃のフィッシ
ャー・トロプシュワックス(サゾール社製 サゾールワ
ックスH1)をピンミルを用いて粉砕し、粗粉砕物を得
た。この粗粉砕物の平均粒子径をレーザー回折式粒度分
布測定装置にて測定した結果、60μであった。次に、
この粗粉砕物をシングルトラックジェットミルにて更に
微粉砕し、平均粒子径3μの固体油粉末を得た。また、
この固体油粉末を電子顕微鏡にて粒子形状を観察した結
果、不定形であった。
【0019】製造実施例2:薄片状固体油粉末 平均粒子径が10mm以上の薄片結晶の塊で融点が12
0℃のフィッシャー・トロプシュワックス(サゾール社
製 サゾールワックスH1)をピンミルを用いて粉砕
し、粗粉砕物を得た。この粗粉砕物の平均粒子径をレー
ザー回折式粒度分布測定装置にて測定した結果、100
μであった。次に、この粗粉砕物をシングルトラックジ
ェットミルにて更に微粉砕し、平均粒子径6μの固体油
粉末を得た。また、この固体油粉末を電子顕微鏡にて、
粒子形状を観察した結果、薄片状であった。
【0020】製造比較例: 球状固体油粉末 融点が115℃である塊状のエチレンプロピレンコポリ
マー(バリコ社製 ペトロライトCP−7)をnーヘキ
サンに溶解し、この溶液をデイスクタイプのスプレード
ライに憤霧乾燥し、固体油粉末を得た。この固体油粉末
の平均粒子径をレーザー回折式粒度分布測定装置にて測
定した結果、8μであった。また、この固体油粉末を電
子顕微鏡にて、粒子形状を観察した結果、球状であっ
た。
【0021】実施例1〜8及び比較例1〜4:固型粉末
状パウダーファンデーション 下記表1に示す組成の固型粉末状パウダーファンデーシ
ョンを調製し、(1)スポンジへのトレ、(2)肌へ塗
布した時の伸び広がり、(3)肌へ塗布した時のベタツ
キ感(油っぽさ)、(4)耐衝撃性(落下強度)の評価
項目について下記の方法によりに評価を行った。その結
果を表2に示す。
【0022】
【表1】
【0023】注1:商品名 トレフィルE506(東レ
・ダウコーニングシリコーン株式会社製) 注2:商品名 シリカマイクロビードN−1505(触
媒化成工業株式会社製) 注3:商品名 ナイロン12 SP500(東レ株式会
社製) 注4:商品名 マツモトマイクロスフェアM503(松
本油脂製薬株式会社製) 注5:商品名 サゾールワックスH1(サゾール社製)
【0024】(製造方法) A.成分15〜20を溶解混合分散する。 B.成分1〜14を混合分散する。 C.BにAを添加混合、粉砕する。 D.Cを金皿にプレスし、固型粉末状パウダーファンデ
ーションを得た。
【0025】〔評価項目(1)〜(3)及びその評価方
法〕化粧歴10年以上の女性50名をパネルとし、
(1)スポンジへのトレ、(2)肌へ塗布した時の伸び
広がり、(3)肌へ塗布した時のベタツキ感(油っぽ
さ)、それぞれの評価項目について良いとした人数によ
り以下の基準(A)に従い評価した。
【0026】(基準A) 良いとした人数 40名以上:◎ 30〜39名:○ 20〜29名:△ 19名以下 :×
【0027】〔評価項目(4)及び、その評価方法〕耐
衝撃性の評価方法としては、試料を同一の成形条件にて
金皿に充填し、50cmの高さよりその充填品を落下さ
せ、その時の充填品を目視にて下記基準(B)の4段階
で評価した。
【0028】(基準B) 変化なし :◎ 充填品の表面にわずかにヒビ :○ 充填品の内部までビビやカケが発生:△ 充填品が粉々に破壊 :×
【0029】
【表2】
【0030】上記表2の結果から明かなように、本発明
品の実施例1〜8の固型粉末状パウダーファンデーショ
ンは、比較例1〜4のファンデーションに比較して、ス
ポンジへのトレが良く、伸び広がりが良好で、肌へのベ
タツキ感がなく、耐衝撃性が高く落下強度に強い優れた
ものであった。
【0031】 実施例9:固型粉末状フェイスパウダー (成分) (%) 1.雲母 20.0 2.タルク 残量 3.平均粒子径5μの球状ナイロンパウダー(注) 5.0 4.雲母チタン 10.0 5.赤色226号 0.5 6.群青 0.2 7.製造例1の不定形固体油粉末 3.0 8.スクワラン 1.0 9.トリオクタン酸グリセリル 0.5 10.防腐剤 適量 11.香料 適量 注:商品名 ナイロン12SP500(東レ株式会社
製)
【0032】(製造方法) A.成分8〜11を混合分散する。 B.成分1〜7を混合分散する。 C.BにAを添加混合、粉砕する。 D.Cを金皿にプレスし、固型粉末状フェイスパウダー
を得た。 以上のようにして得られた実施例9の固型粉末状フェイ
スパウダーは、パフへのトレが良好で、肌上でベタツキ
感がなく、伸び広がりが良く、しかも耐衝撃性に優れた
ものであった。
【0033】 実施例10:固型粉末状アイシャドウ (成分) (%) 1.雲母 残量 2.タルク 20.0 3.雲母チタン 5.0 4.窒化ホウ素 5.0 5.平均粒子径3μの球状シリコーンラストマー(注) 3.0 6.群青 2.0 7.黄色401号 0.5 8.製造例2の薄片状固体油粉末 5.0 9.スクワラン 2.0 10.ワセリン 1.0 11.ジメチルポリシロキサン 3.0 12.防腐剤 適量 注:商品名 トレフィルE505(東レ・ダウコーニン
グシリコーン株式会社製)
【0034】(製造方法) A.成分9〜12を混合分散する。 B.成分1〜8を混合分散する。 C.BにAを添加混合、粉砕する。 D.Cを金皿にプレスし、固型粉末状アイシャドウを得
た。 以上のようにして得られた実施例10の固型粉末状アイ
シャドウは、チップへのトレが良好で、肌上でベタツキ
感がなく、伸び広がりが良く、しかも耐衝撃性に優れた
ものであった。
【0035】 実施例11:固型粉末状ケーキファンデーション (成分) (%) 1.タルク 残量 2.雲母 20.0 3.雲母チタン 5.0 4.酸化チタン 13.0 5.ベンガラ 0.8 6.黄酸化鉄 2.5 7.黒酸化鉄 0.3 8.平均粒子径8μの球状ポリメタクリル酸メチル(注1) 5.0 9.平均粒子径12μの球状多孔質シリカ(注2) 5.0 10.製造例1の不定形固体油粉末 15.0 11.パーフルオロポリエーテル 3.0 12.ジメチルポリシロキサン 2.0 13.オクチルメトキシシンナメート 7.0 14.オキシベンゾン 0.5 15,ポリオキシエチレン(20モル)ソルビタンモノオレート0.5 16.防腐剤 適量 注1:商品名 マツモトマイクロスフェアM101(松
本油脂製薬株式会社製) 注2:商品名 シリカマイクロビードP−1505(触
媒化成工業株式会社製)
【0036】(製造方法) A.成分11〜16を混合分散する。 B.成分1〜10を混合分散する。 C.BにAを添加混合、粉砕する。 D.Cを金皿にプレスし、固型粉末状ケーキファンデー
ションを得た。 以上のようにして得られた実施例11の固型粉末状ケー
キファンデーションは、マットへのトレが良好で、肌上
でベタツキ感がなく、伸び広がりが良く、しかも耐衝撃
性に優れたものであった。
【0037】
【発明の効果】本発明の固型粉末化粧料は、スポンジや
マット等の小道具へのトレが良く、伸び広がり等の使用
性が良く、肌へのベタツキがなく、且つプレス成形性に
優れ、成形品の耐衝撃性が高い固型粉末化粧料である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の成分(a);(a)融点が85〜12
    5℃で且つ、平均粒子径が0.1〜10μの非球状固体
    油粉末を含有することを特徴とする固型粉末化粧料。
  2. 【請求項2】成分(a)を0.5〜20重量%含有し、
    更に、成分(b)として、平均粒子径が1〜100μの
    球状粉体を3〜50重量%含有することを特徴とする請
    求項1記載の固型粉末化粧料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000072624A (ja) * 1998-06-18 2000-03-07 Kose Corp 固形粉末化粧料
JP2009256318A (ja) * 2008-03-27 2009-11-05 Kose Corp 圧縮成型固形粉末化粧料
JP2013227277A (ja) * 2012-03-26 2013-11-07 Kose Corp 固形粉末化粧料

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