JPH10250947A - ダブルデッキエレベータの運転操作装置 - Google Patents

ダブルデッキエレベータの運転操作装置

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JPH10250947A
JPH10250947A JP9069031A JP6903197A JPH10250947A JP H10250947 A JPH10250947 A JP H10250947A JP 9069031 A JP9069031 A JP 9069031A JP 6903197 A JP6903197 A JP 6903197A JP H10250947 A JPH10250947 A JP H10250947A
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door opening
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Yutaka Makino
裕 牧野
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Toshiba Elevator and Building Systems Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Elevator Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダブルデッキエレベータの他方のかごのかご
呼びにより到着した階床に誤って降りることを防止でき
るダブルデッキエレベータの運転操作装置を得ることで
ある。 【解決手段】 戸開ボタン状態入力手段25から入力し
た戸開ボタンの状態が戸開であり、他方のかごのかご呼
びまたは他方のかごに割り付けられたホール呼びにより
到着した階床であるときは、演算処理手段22は戸開を
禁止する。従って、乗客は目的階でない階床において誤
って降りることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータかご枠
に上下かご室を有するダブルデッキエレベータの運転操
作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ダブルデッキエレベータは、上かごおよ
び下かごの2つのかごを有しているので、他方のかごの
かご呼びや他方のかごに割り付けられたホール呼びに応
答して、一方のかごが自己の目的階ではないのに停止す
ることがある。この場合、通常は目的階でないかごのド
アは、他の乗客へのサービス低下の防止ため戸閉状態と
している。
【0003】図17は、1号機11および2号機12の
2台のダブルデッキエレベータの運転操作の説明図であ
る。例えば、図17に示すように1号機11の下かご1
3には乗客H1が乗車しており、下かご13内のかご呼
びボタン14にて8階の呼びを登録しており、別の乗客
H2が6階にてホール呼び登録ボタン15によりUP呼
び登録を行ない、そのUP呼び登録に対し1号機11の
上かご16が割り付けられているとする。また、5階に
てホール呼び登録ボタン15にて、乗客H3がUP呼び
を登録して、2号機12が割付けられ2号機12の予報
灯17が点灯しているとする。
【0004】この場合、1号機11の上かご16が6階
に停止するようにエレベータ制御装置19で制御され、
上かご16が6階に到着すると上かご16が戸開する。
これにより、乗客H4は上かご16に乗り込む。一方、
下かご13は、上かご16が6階に停止したことに伴
い、目的階ではない5階に停止することになるが、目的
階ではないので戸開しない。このことから、ホール呼び
登録した乗客H3は割り当てられた2号機12の前で待
っていることになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】ところが、1号機11の
下かご13の乗客H1がエレベータが停止したことに気
付き、目的階である8階に到着したものと思い込み、戸
開ボタン18を押しドアを戸開させて、誤った5階に降
りてしまうことが考えられる。
【0006】また、1号機11の下かご13の戸開ボタ
ン18が乗客H1により押され、下かご13が戸開する
と、5階でのホール呼びの割り当て変更(2号機12か
ら1号機11への変更)が行われ、ホール呼びも消去さ
れる。従って、2号機の前で2号機12の到着を待って
いた乗客H3が、乗り遅れてしまうことがあるだけでな
く。ホール呼びも消去されるので、乗り遅れた乗客H3
は、再度ホール呼び登録ボタン15を押す必要があっ
た。
【0007】このように、下かご2の乗客H1が誤って
戸開ボタン18を押し降りてしまい、行き先階まで行く
ことができなかっり、目的階でもないのに停止すること
で乗客H1に不安を与えたりしていた。また、群管理時
には、乗客H1が誤って戸開ボタン18を押し戸開する
ことで割付け変更が起こり、他の乗客へのサービスが低
下していた。
【0008】本発明の目的は、ダブルデッキエレベータ
の他方のかごのかご呼びにより到着した階床に誤って降
りることを防止できるダブルデッキエレベータの運転操
作装置を得ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
ダブルデッキエレベータの運転操作装置は、かご呼びま
たはかごに割り付けられたホール呼びにより到着した階
床においてかご内の戸開ボタンの状態を入力する戸開ボ
タン状態入力手段と、戸開ボタンの状態が戸開であり他
方のかごのかご呼びまたは他方のかごに割り付けられた
ホール呼びにより到着した階床であるときは戸開を禁止
する演算処理手段とを備えたものである。
【0010】請求項1の発明に係わるダブルデッキエレ
ベータの運転操作装置では、戸開ボタン状態入力手段か
ら入力した戸開ボタンの状態が戸開であり、他方のかご
のかご呼びまたは他方のかごに割り付けられたホール呼
びにより到着した階床であるときは、演算処理手段は戸
開を禁止する。従って、乗客は目的階出ない階床におい
て誤って降りることがない。
【0011】請求項2の発明に係わるダブルデッキエレ
ベータの運転操作装置は、請求項1の発明において、演
算処理手段が戸開を禁止したときは、その旨をかご内の
乗客に報知するための報知手段を設けたものである。
【0012】請求項2の発明に係わるダブルデッキエレ
ベータの運転操作装置では、請求項1の発明の作用に加
え、演算処理手段により戸開が禁止されたときは、報知
手段はその旨をかご内の乗客に報知する。
【0013】請求項3の発明に係わるダブルデッキエレ
ベータの運転操作装置は、請求項1または請求項2の発
明において、演算処理手段は、戸開ボタンが継続して所
定時間以上戸開状態であるときは戸開禁止を解除するよ
うにしたものである。
【0014】請求項3の発明に係わるダブルデッキエレ
ベータの運転操作装置では、請求項1または請求項2の
発明の作用に加え、戸開ボタンが継続して所定時間以上
押されたときは戸開とする。
【0015】請求項4の発明に係わるダブルデッキエレ
ベータの運転操作装置は、請求項1または請求項2の発
明において、演算処理手段は、非常運転となったときは
戸開禁止を解除するようにしたものである。
【0016】請求項4の発明に係わるダブルデッキエレ
ベータの運転操作装置では、請求項1または請求項2の
発明の作用に加え、エレベータ運転が非常運転となった
ときは戸開禁止を解除し、戸開ボタンが押されると戸開
できるようにする。
【0017】請求項5の発明に係わるダブルデッキエレ
ベータの運転操作装置は、他方のかごのかご呼びまたは
他方のかごに割り付けられたホール呼びにより到着した
階床においてかご内の戸開ボタンの状態を入力する戸開
ボタン状態入力手段と、戸開ボタンの状態が戸開である
ときは戸開したかごの荷重が戸開前後で減少したか否か
を判定する演算処理手段と、戸開前後でかご荷重が減少
しているときはその階床でのホール呼びの再登録を行う
ホール呼び登録手段とを備えたものである。
【0018】請求項5の発明に係わるダブルデッキエレ
ベータの運転操作装置では、一方のかごが他方のかごの
かご呼びまたは他方のかごに割り付けられたホール呼び
により目的階でない階床に到着した場合に、演算処理手
段は、戸開ボタン状態入力手段から入力した戸開ボタン
の状態が戸開であるときは戸開したかごの荷重が戸開前
後で減少したか否かを判定する。そして、ホール呼び登
録手段は、戸開前後でかご荷重が減少しているときは誤
って降りた乗客のためにその階床でのホール呼びの再登
録を行う。
【0019】請求項6の発明に係わるダブルデッキエレ
ベータの運転操作装置は、請求項5の発明において、演
算処理手段は、戸開したかごの荷重が戸開前後で減少し
たか否かの判定に代えて、戸開したかごの荷重が所定の
荷重より大きいか否かを判定し、ホール呼び登録手段は
戸開したかごの荷重が所定の荷重より大きいときは、そ
の階床でのホール呼びの再登録を行うようにしたもので
ある。
【0020】請求項6の発明に係わるダブルデッキエレ
ベータの運転操作装置では、請求項5の発明の作用に代
えて、ホール呼び登録手段は演算処理装置が戸開したか
ごの荷重が所定の荷重より大きいと判定したときは、誤
って降りた乗客のためにその階床でのホール呼びの再登
録を行う。
【0021】請求項7の発明に係わるダブルデッキエレ
ベータの運転操作装置は、他方のかごのかご呼びまたは
他方のかごに割り付けられたホール呼びにより到着した
階床においてかご内の戸開ボタンの状態を入力する戸開
ボタン状態入力手段と、戸開ボタンの状態が戸開である
ときは戸開したかごの荷重が戸開前後で減少したか否か
を判定する演算処理手段と、戸開前後でかご荷重が減少
しているときは乗客に対し目的階でない旨を報知するた
めの報知手段とを備えたものである。
【0022】請求項7の発明に係わるダブルデッキエレ
ベータの運転操作装置では、一方のかごが他方のかごの
かご呼びまたは他方のかごに割り付けられたホール呼び
により目的階でない階床に到着した場合に、演算処理手
段は、戸開ボタン状態入力手段から入力した戸開ボタン
の状態が戸開であるときは戸開したかごの荷重が戸開前
後で減少したか否かを判定する。そして、報知手段は戸
開前後でかご荷重が減少しているときは乗客に対し目的
階でない旨を報知する。
【0023】請求項8の発明に係わるダブルデッキエレ
ベータの運転操作装置は、他方のかごのかご呼びまたは
他方のかごに割り付けられたホール呼びにより到着した
階床においてかご内の戸開ボタンの状態を入力する戸開
ボタン状態入力手段と、戸開ボタンの状態が戸開である
ときは戸開したかごの荷重が戸開前後で減少したか否か
を判定する演算処理手段と、戸開前後でかご荷重が減少
しているときはホールに出てしまった乗客に対し目的階
でない旨をホール表示装置に報知するためのホール表示
出力手段とを備えたものである。
【0024】請求項8の発明に係わるダブルデッキエレ
ベータの運転操作装置では、一方のかごが他方のかごの
かご呼びまたは他方のかごに割り付けられたホール呼び
により目的階でない階床に到着した場合に、演算処理手
段は、戸開ボタン状態入力手段から入力した戸開ボタン
の状態が戸開であるときは戸開したかごの荷重が戸開前
後で減少したか否かを判定する。そして、ホール表示出
力手段は戸開前後でかご荷重が減少しているときはホー
ルに出てしまった乗客に対し目的階でない旨をホール表
示装置に報知する。
【0025】請求項9の発明に係わるダブルデッキエレ
ベータの運転操作装置は、他方のかごのかご呼びまたは
他方のかごに割り付けられたホール呼びにより到着した
階床においてかご内の戸開ボタンの状態を入力する戸開
ボタン状態入力手段と、戸開ボタンの状態が戸開である
ときは所定の時間遅延後に戸開したかごを戸閉しその荷
重が戸開前後で減少したか否かを判定する演算処理手段
と、戸開前後でかご荷重が減少しているときはその階床
でのホール呼びの再登録を行うホール呼び登録手段とを
備えたものである。
【0026】請求項9の発明に係わるダブルデッキエレ
ベータの運転操作装置では、一方のかごが他方のかごの
かご呼びまたは他方のかごに割り付けられたホール呼び
により目的階でない階床に到着した場合に、演算処理手
段は、戸開ボタン状態入力手段から入力した戸開ボタン
の状態が戸開であるときは所定の時間遅延後に戸開した
かごを戸閉し、その荷重が戸開前後で減少したか否かを
判定する。そして、ホール呼び登録手段は、戸開前後で
かご荷重が減少しているときは誤って降りた乗客のため
にその階床でのホール呼びの再登録を行う。
【0027】請求項10の発明に係わるダブルデッキエ
レベータの運転操作装置は、他方のかごのかご呼びまた
は他方のかごに割り付けられたホール呼びにより到着し
た階床においてかご内の戸開ボタンの状態を入力する戸
開ボタン状態入力手段と、戸開ボタンの状態が戸開であ
るときは戸開ボタンが継続して所定時間以上戸開状態で
あるか否かを判定する演算処理手段と、戸開ボタンが継
続して所定時間以上戸開状態であるときに戸開を行うか
ごドア戸開手段とを備えたものである。
【0028】請求項10の発明に係わるダブルデッキエ
レベータの運転操作装置では、一方のかごが他方のかご
のかご呼びまたは他方のかごに割り付けられたホール呼
びにより目的階でない階床に到着した場合に、演算処理
手段は、戸開ボタン状態入力手段から入力した戸開ボタ
ンの状態が戸開であるときは、戸開ボタンが継続して所
定時間以上戸開状態であるか否かを判定する。そして、
ドア戸開手段は、戸開ボタンが継続して所定時間以上戸
開状態であるときに戸開を行う。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係わるダブ
ルデッキエレベータの運転操作装置のブロック構成図で
ある。運転操作装置20はエレベータ制御装置3内に形
成される。
【0030】図1において、ダブルデッキエレベータの
かご内に設けられたかご呼びボタン14の状態は、運転
操作装置20のかご呼び入力手段21に入力され、演算
処理手段22により、図2(a)に示すように読み書き
メモリ23(以下RAM23という)に記憶される。図
2(a)では下かご13のかご呼びボタン14に8階の
呼びがセットされたものを示している。また、かご位置
検出手段24から入力されたかご位置は、演算処理手段
22により、図2(b)に示すようにRAM23に記憶
される。図2(b)では、上かご16が6階に位置し下
かご13が5階に位置している場合を示している。
【0031】また、ダブルデッキエレベータのかご内に
設けられた戸開ボタン18の状態は、運転操作装置20
の戸開ボタン状態入力手段25に入力され、演算処理手
段22により、図2(c)に示すようにRAM23に記
憶される。図2(c)では、下かごに戸開信号がセット
された状態のものを示している。このテーブルには、エ
レベータ運転が非常運転であるか否かの情報もセットさ
れるようになっている。すなわち、エレベータ運転が非
常運転になったときはその非常運転信号が非常信号入力
手段26を介して演算処理手段22に入力され、RAM
23に図2(c)に示すようにセットされる。
【0032】次に、ホール呼び登録ボタン15からの情
報は、ホール呼び入力手段27を介して演算処理手段2
2に入力され、また、報知手段28にてかご内表示装置
に各種エレベータの運転情報を出力する。なお、読み出
し専用メモリ29(以下ROM29という)には、ダブ
ルデッキエレベータを運転操作するための各種プログラ
ムが予め記憶されている。
【0033】次に、図3は、第1の実施の形態に係わる
ダブルデッキエレベータの運転操作装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【0034】いま、下かご13には乗客H1が乗車して
おり、下かご13内かご呼び入力ボタン14により8階
のかご呼びを登録しているとする。このかご呼び入力信
号Aは、かご呼び入力手段21を介し演算処理手段22
へ読み込まれる(S1)。演算処理手段22は読み込ま
れたかご呼び入力信号AをRAM22に格納する(S
2)。このときのRAMデータは図2(a)に示すよう
に、階床ビット7(8階)が“1”になることで呼び登
録されたこととなる。
【0035】この状態で、6階のホールの乗客H2がホ
ール呼び登録装置9により、上方にホール呼び登録し上
かご16が割り付けられたとすると、上かご16が6階
に停止しドアが戸開する。そして、乗客H2が乗車す
る。この場合、かご停止位置はかご位置検出手段24を
介して演算処理手段22へかご停止階床データBとして
読み込まれる(S3)。演算処理手段22に読み込まれ
たかご停止階床データBはRAM23に格納される(S
4)。このときのRAMデータを図2(b)に示す。
【0036】ここで、かごが停止したことで下かご13
の乗客H1がかご呼び登録した目的階(8階)だと思い
込み、戸開ボタン18を押したとする。この場合、下か
ご13の戸開ボタン18の入力状態は運転操作装置20
の戸開ボタン状態入力手段を介し演算処理手段22へ読
み込まれ、演算処理手段22は戸開ボタン18の入力判
定を行う(S5)。すなわち、演算処理手段22は取り
込んだ戸開信号の有無を判定し(S6)、戸開信号が無
しのときは処理を終了し、戸開信号が有りのときは、こ
の戸開ボタン18の入力判定データを図2(c)に示す
ようにRAM23へ格納する(第1の実施の形態では、
0ビット目が“1”になる)。
【0037】次に、RAM23に格納させておいたかご
呼び入力信号Aを演算処理手段22へ読み込む(S7)
と共に、RAM22に格納させておいたかご停止階床デ
ータBを演算処理手段22へ読み込む(S8)。演算処
理手段22に読み込んだ上記2つのデータA、Bによ
り、現在の下かご停止階床が乗客H1が登録したかご呼
び階であるかの演算を行う(S9)。この演算はデータ
AとデータBとの減算で行われ、その値をCとする。そ
して、Cが0であるか否か、つまり、乗客H1が登録し
たかご呼び階であるか否かの判定を行う(S10)。C
が0であるときは目的階であるので、戸開許可とする
(S11)。一方、Cが0でないときは、下かご13の
乗客H1が降りる階床(目的階)ではないため、下かご
13の戸開を禁止する(S12)。
【0038】以上述べたように、この第1の実施の形態
によれば、かご内の戸開ボタンを押し戸開信号が検出さ
れても、かご内の乗客の目的階でないときは、戸開が禁
止される。従って、かご内の乗客が誤って目的階でない
階床で降りることがなくなり、サービスの向上となる。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図4は、本発明の第2の実施の形態に係わるダブル
デッキエレベータの運転操作装置の動作を示すフローチ
ャートである。この第2の実施の形態は、第1の実施の
形態に対し、演算処理手段22が戸開を禁止したとき
は、報知手段28により、その旨をかご内の乗客に報知
するようにしたものである。つまり、図3に示したフロ
ーチャートに対しステップS13を追加して設けたもの
である。その他の動作は、図3に示した第1の実施の形
態と同一であるので、同一ステップには同一符号を付し
その説明は省略する。
【0040】図4において、現在の下かご停止階床が乗
客H1が登録したかご呼び階(目的階)であるか否かの
判定(S10)にて、その目的階でないときは、下かご
13の戸開は禁止される(S12)。この状態を下かご
13内の乗客に知らせるために、演算処理手段22は報
知手段28に対し指令を出して、かご内表示装置にその
旨を出力するように指示する。これにより、報知手段2
8は、下かご13のかご内表示装置に対し点灯信号をへ
送り、かご内表示装置11を点灯させる。この場合のか
ご内表示装置への表示例の一例を図5に示す。すなわ
ち、上かごにて昇降中である旨および下かごは目的階で
はないので戸開しない旨を報知する。
【0041】以上の説明では、戸開しない旨をかご内乗
客に伝えるためにかご内表示装置にその旨を表示するよ
うにしたが、音声合成装置を使いかご内乗客に戸開しな
い旨を伝えるようにしても良い。
【0042】以上述べたように、この第2の実施の形態
によれば、かごが停止した階床がかご内乗客の目的階で
ないときは、かご内の戸開ボタンによる戸開が禁止さ
れ、またかご内にその旨の報知が行われる。従って、か
ご内の乗客は、戸開禁止となっていることを知ることが
でき不安感を解消できる。また、誤って目的階でない階
床に降りることがなくなり、サービスの向上が図れる。
【0043】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図6は、本発明の第3の実施の形態に係わるダブル
デッキエレベータの運転操作装置の動作を示すフローチ
ャートである。この第3の実施の形態は、第1の実施の
形態に対し、演算処理手段22は、戸開ボタン18が継
続して所定時間以上戸開状態であるときは戸開禁止を解
除するようにしたものである。つまり、図3に示したフ
ローチャートに対しステップS14〜ステップS17を
追加して設けたものである。その他の動作は、図3に示
した第1の実施の形態と同一であるので、同一ステップ
には同一符号を付しその説明は省略する。
【0044】図6において、現在の下かご停止階床が乗
客H1が登録したかご呼び階(目的階)であるか否かの
判定(S10)にて、その目的階であるときは戸開を許
可し(S11)、処理は終了する。一方、目的階でない
ときは、乗客H1が戸開ボタン18を押している時間が
予め定めた所定時間を超えているか否かのを判定するた
め、戸開ボタン状態入力手段25を介し戸開ボタン18
の入力時間を演算処理手段22に読み込み、入力時間デ
ータをDとする(S14)。一方、予め定められた所定
時間はROM29に記憶されているので、その所定時間
データをROM29から読み込む(S15)。いま、戸
開ボタン18の入力時間Dが6秒であったとし、予めR
OM29に記憶されている戸開ボタン18の所定時間が
5秒であったとする。
【0045】演算処理手段22は読み込んだ入力時間デ
ータDと予め定められた所定時間とを比較しその演算結
果をFとする(S16)。この実施の形態の場合は演算
結果Fは1秒となる(F=6−5=1)。そして、この
演算結果Fが0以上であるか否かを判定する(S1
7)。戸開ボタン18の押し時間が所定時間以下である
ときは、戸開を禁止し(S12)、戸開ボタン18が所
定時間以上継続して押されているときは、戸開を許可す
る(S11)。つまり、戸開ボタン18が所定時間以上
継続して押されているときは、戸開禁止を解除する。
【0046】この実施の形態の場合は、F≠0であるの
で、乗客H1は5秒以上戸開ボタン18を押したことが
判定できる。よって、乗客H1は、現在の停止階床の5
階に降りようとしていると判定し、下かご13の戸開出
力信号をかごドア制御装置へ送り、下かご13のドアを
戸開させる。
【0047】以上述べたように、第3の実施の形態によ
れば、かご内の戸開ボタン18を所定時間以上継続して
押したときは戸開禁止を解除するようにしているので、
乗客の目的の行き先階ではなくても停止階にて降りるこ
とができる。以上の説明では、戸開ボタン18の入力時
間が所定時間以上継続した場合に戸開禁止を解除するよ
うにしたが、停止階床のかご内呼び登録ボタンを押すこ
とで戸開するようにしても良い。
【0048】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。図7は、本発明の第4の実施の形態に係わるダブル
デッキエレベータの運転操作装置の動作を示すフローチ
ャートである。この第4の実施の形態は、第1の実施の
形態に対し、演算処理手段22は、エレベータの運転が
非常運転となったときは戸開禁止を解除するようにした
ものである。つまり、図3に示したフローチャートに対
しステップS18〜ステップS21を追加して設けたも
のである。その他の動作は、図3に示した第1の実施の
形態と同一であるので、同一ステップには同一符号を付
しその説明は省略する。
【0049】図7において、現在の下かご停止階床が乗
客H1が登録したかご呼び階(目的階)であるか否かの
判定(S10)にて、その目的階でないときは、下かご
13の戸開は禁止される(S12)。次に、エレベータ
の運転が非常運転になったときは、非常信号が非常信号
入力手段26を介し演算処理手段22に読み込まれる
(S18)。演算処理手段22に読み込まれた非常信号
EはRAM22に格納される(S19)。このときのR
AMデータは図2(c)に示すように、5ビット目を
“1”にすることで、非常信号Eが入力されたことを記
憶する。
【0050】そして、演算処理手段22では非常信号E
が入力されたか否かを判定し(S20)、非常信号Eが
入力されたときはステップS9での演算結果Cが“0”
となる強制戸開データをROM29より読み込み(S2
1)、強制的に戸開することとする(S11)。これに
より、下かご13の乗客H1が降りる階床ではなくても
下かご13のドアを戸開状態にする。
【0051】この第4の実施の形態によれば、かご内乗
客の目的階でない階床で、かご内の戸開ボタンが押され
ても戸開禁止となるので、かご内の乗客が誤って目的階
でない階床に降りることがなくなる。また、非常運転の
際は戸開禁止を解除するので、かご内乗客を安全に降ろ
すことができる。
【0052】次に、本発明の第5の実施の形態を説明す
る。図8は、本発明の第5の実施の形態に係わるダブル
デッキエレベータの運転操作装置のブロック構成図であ
る。この第5の実施の形態は、複数台のダブルデッキエ
レベータを運転操作する場合に適用したダブルデッキエ
レベータの運転操作装置20であり、その運転操作装置
20はエレベータ制御装置3内に形成される。
【0053】図8において、運転操作装置20のかごド
ア戸開手段30は演算処理手段22からの指令に基づい
て各々のかごドアを戸開するものであり、かごドア戸閉
手段31は演算処理手段22からの指令に基づいて各々
のかごドアを戸閉するものである。
【0054】戸開ボタン状態入力手段25は、かごが停
止した階床でかご内の戸開ボタン18の状態を入力する
ものであり、例えば、他方のかごのかご呼びまたは他方
のかごに割り付けられたホール呼びにより到着した階床
において、かご内の戸開ボタン18の状態を入力し演算
処理手段22に入力する。
【0055】演算処理手段22では、戸開ボタン18の
状態が戸開であるときは、戸開したかごの荷重が戸開前
後で減少したか否かを判定する。すなわち、演算処理手
段22は、荷重入力手段32を介してかごが停止する前
の荷重を入力すると共に、かごが停止して戸開した後の
かご荷重を入力する。そして、それら戸開前後のかご荷
重を比較し、戸開前後でかご荷重が減少しているとき
は、誤って目的階でない階床で降りた乗客がいると判定
し、ホール呼び登録手段33に対しその階床でのホール
呼びの再登録を行う指令を出す。これにより、ホール呼
び登録手段33は誤って降りた乗客に代わってホール呼
びの再登録を自動的に行う。
【0056】また、報知手段28は乗客が目的階でない
階床で誤った降りることを防止するための情報をかご内
に出力するものであり、ホール表示出力手段34は誤っ
て目的階でない階床のホールに出た乗客に注意を促すた
めの情報を出力するものである。
【0057】図9は、本発明の第5の実施の形態に係わ
るダブルデッキエレベータの運転操作装置の動作を示す
フローチャートである。ダブルデッキエレベータの上下
かごのうちの他方のかごのかご呼びにより到着した階床
に、他号機の同一方向ホール呼びが存在する場合につい
て説明する。つまり、図17での乗客H2が上方のホー
ル呼びをし、他号機がこの上方の呼びに対して割り当て
られた場合について説明する。
【0058】まず、図17の乗客H1の乗っている下か
ご13の荷重信号Aが荷重入力手段16を介して運転操
作装置20の演算処理手段22へ入力される(S1)。
ここで、荷重信号Aの読取方法は、図10に示すよう
に、例えば、1ビットを15kgとしその数倍を2進数
にし、演算処理手段22に入力する。図10(a)では
60Kg(60Kg超75Kg未満)、図10(b)で
は120Kg(120Kg超135Kg未満)の場合を
示している。
【0059】この荷重信号Aは演算処理手段22からR
AM23へ格納される(S2)。そして、戸開ボタン状
態入力手段25を介して入力される戸開ボタン18の状
態を判定する(S3)。判定の結果、戸開ボタン18の
状態が入力無しの場合には処理を終了する。一方、下か
ご13の乗客H1が戸開ボタン18を押しているとき
は、かご内の戸開ボタン状態入力手段25を介し演算処
理手段22へ戸開信号が入力される。この場合、演算処
理手段22はかごドア戸開手段30を介し、かごドアの
開指令信号をドアモータに送り、かごドアを戸開する。
【0060】そして、ある一定時間経過した後に、下か
ご13の荷重信号Bが荷重入力手段32を介して演算処
理手段22に入力される(S5)。つまり、戸開後のか
ごの荷重信号Bを入力する。いま、図10(a)に示し
たものが戸開前の荷重信号Aであり、図10(b)に示
したものが戸開後の荷重信号Bであるとする。
【0061】演算処理手段22はRAM23へ格納させ
ておいた荷重信号Aを取り入れ(S6)、戸開前の荷重
信号Aと戸開後の荷重信号Bとの比較演算を行う(S
7)。この比較演算は、減算処理で行われその減算結果
Cを得る。そして、減算結果Cが0以上であるか否かを
判定し(S8)、この減算結果Cが0以上である場合に
は、下かご13に乗っていた乗客H1が降りてしまった
か、ホールにて待つ乗客H3が下かご13に乗ることが
できなかったと判断する。
【0062】これにより、演算処理手段22は、下かご
13の戸閉後にホール呼の再登録を行う(S9)。つま
り、ホール呼登録手段33を介し、ホール呼び登録ボタ
ン15を点灯させ、ホール呼を再登録させる(S9)。
一方、減算結果Cが0未満である場合には、下かご13
に乗客H3が乗ることができたと判断する。この場合に
は、ホール呼の再登録はしないこととする(S10)。
【0063】以上述べたように、第5の実施の形態によ
れば、かご内の戸開ボタン18により戸開する前のかご
の荷重信号と戸開後におけるかごの荷重信号とにより、
荷重の減少を判断して自動的にホール呼再登録を行うの
で、よりサービスを向上させることができる。
【0064】次に、本発明の第6の実施の形態を説明す
る。図11は、本発明の第6の実施の形態に係わるダブ
ルデッキエレベータの運転操作装置の動作を示すフロー
チャートである。この第6の実施の形態は、図9に示し
た第5の実施の形態に対し、演算処理手段22は、戸開
したかごの荷重が戸開前後で減少したか否かの判定に代
えて、戸開したかごの荷重が所定の荷重より大きいか否
かを判定し、ホール呼び登録手段33は戸開したかごの
荷重が所定の荷重より大きいときは、その階床でのホー
ル呼びの再登録を行うようにしたものである。つまり、
図9に示したフローチャートのステップS1、S2、S
5、S6に代えて、ステップS11、S12としたもの
である。その他の動作は、図9に示した第5の実施の形
態と同一であるので、同一ステップには同一符号を付し
て説明する。
【0065】図11において、ダブルデッキエレベータ
の上下かごのうちの他方のかごのかご呼びにより到着し
た階床に、他号機の同一方向ホール呼びが存在する場合
について説明する。つまり、図17での乗客H2が上方
のホール呼びをし、他号機がこの上方の呼びに対して割
り当てられた場合について説明する。
【0066】まず、戸開ボタン状態入力手段25を介し
て入力される戸開ボタン18の状態を判定する(S
3)。判定の結果、戸開ボタン18の状態が入力無しの
場合には処理を終了する。一方、下かご13の乗客H1
が戸開ボタン18を押しているときは、かご内の戸開ボ
タン状態入力手段25を介し演算処理手段22へ戸開信
号が入力される。この場合、演算処理手段22はかごド
ア戸開手段30を介し、かごドアの開指令信号をドアモ
ータに送り、かごドアを戸開する。
【0067】そして、ある一定時間経過した後に、下か
ご13の荷重信号Aが荷重入力手段32を介して演算処
理手段22に入力される(S11)。つまり、戸開後の
かごの荷重信号Aを入力する。一方、ROM29には、
予め所定の荷重が記憶されているので、その所定の荷重
を演算処理手段22に取り出す(S12)。この所定の
荷重は、例えば下かご13の最大積載荷重の80%の値
である。図12(a)には検出した荷重信号Aが800
kgである場合を示しており、図12(b)には下かご
13の最大積載の80%が700kgである場合を示し
ている。
【0068】そして、演算処理手段22にて、荷重信号
Aと所定の荷重B(最大積載×80%の信号値)とを比
較する(S7)。この比較は所定の荷重Bから荷重信号
Aを減算することにより行われる。そして、その減算値
Cが0以上か否かの判定を行い(S8)、その減算値C
が0以上であれば、ホールにて待つ乗客H3が下かご1
3に乗っても、最大積載量の80%に到達しなかったと
判定する。従って、ホールにて待つ乗客はいないと判断
する。これにより、戸開後ホール呼の再登録はしない
(S10)。
【0069】一方、減算値が0未満であるときは、乗客
H1の乗っている下かご13に乗客H3が乗る乗らない
にかかわらず、下かご13はその最大積載量の80%の
値を超えてしまっているので、ホールにて待つ乗客が下
かご13に乗ることが困難であり積み残しが考えられ
る。そこで、戸閉後において演算処理手段22はホール
呼びの再登録を行う(S9)。つまり、演算処理手段2
2はホール呼登録手段33を介し、ホール呼び登録ボタ
ン15を点灯させ、ホール呼の再登録を行う。
【0070】この第6の実施の形態によれば、かご内の
戸開ボタン18により戸開したエレベータのかご内荷重
信号Aと、かご内最大積載荷重に基づいて定められた所
定の荷重Bとの比較においてホール呼再登録を自動的に
行うので、サービスを向上させることができる。
【0071】次に、本発明の第7の実施の形態を説明す
る。図13は、本発明の第7の実施の形態に係わるダブ
ルデッキエレベータの運転操作装置の動作を示すフロー
チャートである。この第7の実施の形態は、図9に示し
た第5の実施の形態に対し、演算処理手段22が戸開前
後でかご荷重が減少していると判定したときは、報知手
段28は乗客に対し目的階でない旨を報知するようにし
たものである。つまり、図9に示したフローチャートの
ステップS9、S10に代えて、ステップS13とした
ものである。その他の動作は、図9に示した第5の実施
の形態と同一であるので、同一ステップには同一符号を
付しその説明は省略する。
【0072】図13において、ステップS8の判定で、
荷重信号Aが荷重信号Bよりも大きければ、下かご13
の乗客H1が誤って降りてしまったと判断できる。従っ
て、その場合には、演算処理手段22から報知手段28
を介して、かご内のスピーカーへ音声信号を送り、誤っ
て降りてしまった乗客H1に対して注意を促す。
【0073】この第7の実施の形態によれば、荷重入力
手段32からの荷重信号により、戸開した際に誤って乗
客が降りない様に、かご内乗客に目的階ではない旨をア
ナウンスするので、サービスが向上する。
【0074】以上の説明では、かご内戸開ボタンを押
し、戸開した後と戸開前とのかご内荷重信号を測定し、
その検出値によりかご内の乗客に目的階でない旨をアナ
ウンスするものようにしたが、かご内戸開ボタン18を
操作した時点で、現在の停止階床のアナウンス、又は、
誤って降りない様な注意を促すアナウンス、及びかご内
に表示装置を設置し誤って降りない様な注意を促す表示
を行うようにしても同様の効果が得られる。
【0075】次に、本発明の第8の実施の形態を説明す
る。図14は、本発明の第8の実施の形態に係わるダブ
ルデッキエレベータの運転操作装置の動作を示すフロー
チャートである。この第8の実施の形態は、図9に示し
た第5の実施の形態に対し、演算処理手段22が戸開前
後でかご荷重が減少していると判定したときは、ホール
表示出力手段34は、ホールに出てしまった乗客に対し
目的階でない旨をホール表示装置に報知する。つまり、
図9に示したフローチャートのステップS9、S10に
代えて、ステップS14としたものである。その他の動
作は、図9に示した第5の実施の形態と同一であるの
で、同一ステップには同一符号を付しその説明は省略す
る。
【0076】図14において、ステップS8の判定で、
荷重信号Aが荷重信号Bよりも大きければ、下かご13
の乗客H1が誤って降りてしまったと判断できる。そこ
で、演算処理手段22から、ホール表示出力手段34を
介して、その階床のホール表示装置へ表示案内を表示さ
せ、誤って降りてしまった乗客H1に対して注意を促
す。ホール表示装置への表示としては、例えば「ここ
は、行き先登録階ではありません。エレベータに戻って
ください。」との表示を行う。
【0077】この第8の実施の形態によれば、かご内の
荷重信号により、戸開した際に誤って乗場に出てしまっ
た乗客があることを判断し、その乗客に目的階ではない
旨を表示するので、サービスが向上する。
【0078】次に、本発明の第9の実施の形態を説明す
る。図15は、本発明の第9の実施の形態に係わるダブ
ルデッキエレベータの運転操作装置の動作を示すフロー
チャートである。この第9の実施の形態は、図9に示し
た第5の実施の形態に対し、演算処理手段22は、戸開
ボタン18の状態が戸開であるときは所定の時間遅延後
に戸開したかごを戸閉し、その荷重が戸開前後で減少し
たか否かを判定し、ホール呼び登録手段33は、戸開前
後でかご荷重が減少しているときはその階床でのホール
呼びの再登録を行うようにしたものである。つまり、図
9に示したフローチャートのステップS9、S10に代
えて、ステップS15〜ステップS20としたものであ
る。その他の動作は、図9に示した第5の実施の形態と
同一であるので、同一ステップには同一符号を付しその
説明は省略する。
【0079】図15において、ステップ8の判定で、荷
重信号Aが荷重信号Bよりも大きければ、下かご13の
乗客H1が誤って降りてしまったと判断できる。ここで
降りてしまった乗客H1が、再度下かご13に戻り、乗
ることが出来るように戸開してから所定の時間(30秒
間)だけタイマーでカウントする(S15)。そして、
その所定の時間のカウント終了後に、演算処理手段22
はかごドア戸閉手段31に戸閉信号を出力する。かごド
ア戸閉手段31はドアモータを駆動して下かご13を戸
閉する(S16)。
【0080】ここで、再度乗客H1が下かご13に乗る
ことが出来たかを判断するために、下かご13の荷重信
号Cを荷重入力手段32を介して演算処理手段22に入
力する(S17)。また、戸開する前の下かご13の荷
重信号Aを演算処理手段22にRAM23から取り出す
(S18)。そして、演算処理手段22は荷重信号Aと
荷重信号Cとが一致している否かを判定する(S1
9)。荷重信号Aと荷重信号Cとが一致しなければ、乗
客H1が下かご13に乗ることができなかったと判断す
る。従って、その場合には、ホール呼登録手段33によ
り、その階床のホール呼登録ボタン15を自動点灯さ
せ、ホール呼びが登録されたことを乗客H1に知らせる
(S20)。
【0081】この第9の実施の形態によれば、かご内の
荷重信号により誤って乗客が降りたことを判定し、その
際には戸開時間を延長する。また、荷重信号により誤っ
て乗客が降りて乗り損なったことを判定し、その際には
ホール呼の登録を自動的に行う。従って、よりサービス
を向上できる。
【0082】次に、本発明の第10の実施の形態を説明
する。図16は、本発明の第10の実施の形態に係わる
ダブルデッキエレベータの運転操作装置の動作を示すフ
ローチャートである。この第10の実施の形態は、演算
処理手段22は、戸開ボタン18の状態が戸開であると
きは戸開ボタンが継続して所定時間以上戸開状態である
か否かを判定し、かごドア戸開手段30は、戸開ボタン
18が継続して所定時間以上戸開状態であるときに戸開
を行うようにしたものである。
【0083】図16において、ダブルデッキエレベータ
の上下かごのうちの他方のかごのかご呼びにより到着し
た階床に、他号機の同一方向ホール呼びが存在する場合
について説明する。つまり、図17での乗客H2が上方
のホール呼びをし、他号機がこの上方の呼びに対して割
り当てられた場合について説明する。
【0084】まず、演算処理手段22は戸開ボタン状態
入力手段25から戸開ボタン状態を入力し、下かご13
に乗る乗客H3が戸開ボタン18を押したかを判定する
(S3)。この判定は、戸開ボタン状態入力手段25か
らの戸開信号の入力の有無で判定される(S4)。
【0085】戸開ボタン状態入力手段25からの戸開信
号の入力有りの場合には、戸開ボタン18を下かご13
に乗る乗客H1が押している時間を演算処理手段22内
にてカウントする(S21)。
【0086】ここで、所定時間以上例えば5秒以上続け
て戸開ボタン18を押したか否かを判定する(S2
2)。所定時間(5秒)以上続けて戸開ボタン18を押
したことが演算処理手段22で判断できれば、演算処理
手段22は、かごドア戸開手段30を介し、かごドアを
開ける開指令信号をドアモータに送り、かごドアを戸開
する(S23)。
【0087】この第10の実施の形態では、かご内戸開
ボタンに押し入力時間を測定し、その押し入力時間によ
り、戸開するか否かを判定するので、その階床に降りる
ことが可能となりサービス性がさらに向上する。
【0088】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ダブルデ
ッキエレベータの他方のかごのかご呼びにより到着した
階床に誤って降りることを防止できる。
【0089】請求項1の発明では、他方のかごのかご呼
びにより到着した階床では戸開禁止とするので、かご内
乗客が誤って降りることがなくなり、無駄な戸開閉制御
をしなくてすむ。
【0090】請求項2の発明では、戸開ボタンを押して
も戸開する階(目的階)ではない旨を報知するので、か
ご内の乗客は停止し戸開禁止となっても不安感にかられ
ることがなくなる。
【0091】請求項3の発明では、戸開ボタンが一定時
間以上継続して押された場合には戸開禁止を解除するの
で、目的階ではなくても停止階にてかご内乗客が降りる
ことができる。
【0092】請求項4の発明では、非常の際には戸開禁
止にしないので、かご内乗客を安全に降ろすことができ
る。
【0093】請求項5の発明では、かご内の戸開ボタン
により戸開する前と戸開後とにおける荷重信号により荷
重の減少を判断し、誤ってその階床に降りた乗客のため
に、ホール呼再登録を自動的に行うので、サービス性が
向上する。
【0094】請求項6の発明では、かご内の戸開ボタン
により戸開したエレベータのかご内荷重信号と、かご内
最大積載荷重との比率を演算し、誤ってその階床に降り
た乗客のために、ホール呼再登録を自動的に行うので、
サービスが向上する。
【0095】請求項7の発明では、戸開した際に誤って
乗客が降りない様に、かご内乗客に目的階ではない旨を
アナウンスするので、サービス性が向上する。
【0096】請求項8の発明では、戸開した際に誤って
乗り場に降りてしまった乗客に、目的階ではない旨をア
ナウンスするので、サービス性が向上する。
【0097】請求項9の発明では、戸開時間を延長する
ので、誤って降りた乗客が再度エレベータに乗ることが
できる。また、乗り遅れた場合にはホール呼の登録を自
動で行うので、サービス性が向上する。
【0098】請求項10の発明では、かご内戸開ボタン
の押し入力時間が所定時間より長い場合には戸開するの
で、その階床に乗客が降りることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態に係わるダ
ブルデッキエレベータの運転操作装置のブロック構成図
である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態における読
み書き用メモリ(RAM)に格納されるデータの説明図
である。
【図3】図3は、本発明の第1の実施の形態に係わるダ
ブルデッキエレベータの運転操作装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】図4は、本発明の第2の実施の形態に係わるダ
ブルデッキエレベータの運転操作装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】図5は、本発明の第2の実施の形態における報
知手段でのかご内表示装置への表示例の説明図である。
【図6】図6は、本発明の第3の実施の形態に係わるダ
ブルデッキエレベータの運転操作装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】図7は、本発明の第4の実施の形態に係わるダ
ブルデッキエレベータの運転操作装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】図8は、本発明の第5の実施の形態に係わるダ
ブルデッキエレベータの運転操作装置のブロック構成図
である。
【図9】図9は、本発明の第5の実施の形態に係わるダ
ブルデッキエレベータの運転操作装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図10】図10は、本発明の第5の実施の形態におけ
る荷重信号の読取りの説明図である。
【図11】図11は、本発明の第6の実施の形態に係わ
るダブルデッキエレベータの運転操作装置の動作を示す
フローチャートである。
【図12】図12は、本発明の第6の実施の形態におけ
る荷重信号の読取りの説明図である。
【図13】図13は、本発明の第7の実施の形態に係わ
るダブルデッキエレベータの運転操作装置の動作を示す
フローチャートである。
【図14】図14は、本発明の第8の実施の形態に係わ
るダブルデッキエレベータの運転操作装置の動作を示す
フローチャートである。
【図15】図15は、本発明の第9の実施の形態に係わ
るダブルデッキエレベータの運転操作装置の動作を示す
フローチャートである。
【図16】図16は、本発明の第10の実施の形態に係
わるダブルデッキエレベータの運転操作装置の動作を示
すフローチャートである。
【図17】図17は、ダブルデッキエレベータの構成図
である。
【符号の説明】
11 1号機 12 2号機 13 下かご 14 かご呼びボタン 15 ホール呼び登録ボタン 16 上かご 17 予報灯 18 戸開ボタン 19 エレベータ制御装置 20 運転操作装置 21 かご呼び入力手段 22 演算処理手段 23 RAM 24 かご位置検出手段 25 戸開ボタン状態入力手段 26 非常信号入力手段 27 ホール呼び入力手段 28 報知手段 29 ROM 30 かごドア戸開手段 31 かごドア戸閉手段 32 荷重入力手段 33 ホール呼び登録手段 34 ホール表示出力手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータかご枠に2つの上下かごを設
    置したダブルデッキエレベータの運転操作装置におい
    て、かご呼びまたはかごに割り付けられたホール呼びに
    より到着した階床においてかご内の戸開ボタンの状態を
    入力する戸開ボタン状態入力手段と、前記戸開ボタンの
    状態が戸開であり他方のかごのかご呼びまたは他方のか
    ごに割り付けられたホール呼びにより到着した階床であ
    るときは戸開を禁止する演算処理手段とを備えたことを
    特徴とするダブルデッキエレベータの運転操作装置。
  2. 【請求項2】 前記演算処理手段が戸開を禁止したとき
    は、その旨をかご内の乗客に報知するための報知手段を
    設けたことを特徴とする請求項1に記載のダブルデッキ
    エレベータの運転操作装置。
  3. 【請求項3】 前記演算処理手段は、前記戸開ボタンが
    継続して所定時間以上戸開状態であるときは戸開禁止を
    解除するようにしたことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載のダブルデッキエレベータの運転操作装
    置。
  4. 【請求項4】 前記演算処理手段は、非常運転となった
    ときは戸開禁止を解除するようにしたことを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載のダブルデッキエレベー
    タの運転操作装置。
  5. 【請求項5】 エレベータかご枠に2つの上下かごを設
    置した複数台のダブルデッキエレベータを運転操作する
    ダブルデッキエレベータの運転操作装置において、他方
    のかごのかご呼びまたは他方のかごに割り付けられたホ
    ール呼びにより到着した階床においてかご内の戸開ボタ
    ンの状態を入力する戸開ボタン状態入力手段と、前記戸
    開ボタンの状態が戸開であるときは戸開したかごの荷重
    が戸開前後で減少したか否かを判定する演算処理手段
    と、前記戸開前後でかご荷重が減少しているときはその
    階床でのホール呼びの再登録を行うホール呼び登録手段
    とを備えたことを特徴とするダブルデッキエレベータの
    運転操作装置。
  6. 【請求項6】 前記演算処理手段は、戸開したかごの荷
    重が戸開前後で減少したか否かの判定に代えて、戸開し
    たかごの荷重が所定の荷重より大きいか否かを判定し、
    前記ホール呼び登録手段は戸開したかごの荷重が所定の
    荷重より大きいときは、その階床でのホール呼びの再登
    録を行うようにしたことを特徴とする請求項5に記載の
    ダブルデッキエレベータの運転操作装置。
  7. 【請求項7】 エレベータかご枠に2つの上下かごを設
    置した複数台のダブルデッキエレベータを運転操作する
    ダブルデッキエレベータの運転操作装置において、他方
    のかごのかご呼びまたは他方のかごに割り付けられたホ
    ール呼びにより到着した階床においてかご内の戸開ボタ
    ンの状態を入力する戸開ボタン状態入力手段と、前記戸
    開ボタンの状態が戸開であるときは戸開したかごの荷重
    が戸開前後で減少したか否かを判定する演算処理手段
    と、前記戸開前後でかご荷重が減少しているときは乗客
    に対し目的階でない旨を報知するための報知手段とを備
    えたことを特徴とするダブルデッキエレベータの運転操
    作装置。
  8. 【請求項8】 エレベータかご枠に2つの上下かごを設
    置した複数台のダブルデッキエレベータを運転操作する
    ダブルデッキエレベータの運転操作装置において、他方
    のかごのかご呼びまたは他方のかごに割り付けられたホ
    ール呼びにより到着した階床においてかご内の戸開ボタ
    ンの状態を入力する戸開ボタン状態入力手段と、前記戸
    開ボタンの状態が戸開であるときは戸開したかごの荷重
    が戸開前後で減少したか否かを判定する演算処理手段
    と、前記戸開前後でかご荷重が減少しているときはホー
    ルに出てしまった乗客に対し目的階でない旨をホール表
    示装置に報知するためのホール表示出力手段とを備えた
    ことを特徴とするダブルデッキエレベータの運転操作装
    置。
  9. 【請求項9】 エレベータかご枠に2つの上下かごを設
    置した複数台のダブルデッキエレベータを運転操作する
    ダブルデッキエレベータの運転操作装置において、他方
    のかごのかご呼びまたは他方のかごに割り付けられたホ
    ール呼びにより到着した階床においてかご内の戸開ボタ
    ンの状態を入力する戸開ボタン状態入力手段と、前記戸
    開ボタンの状態が戸開であるときは所定の時間遅延後に
    戸開したかごを戸閉しその荷重が戸開前後で減少したか
    否かを判定する演算処理手段と、前記戸開前後でかご荷
    重が減少しているときはその階床でのホール呼びの再登
    録を行うホール呼び登録手段とを備えたことを特徴とす
    るダブルデッキエレベータの運転操作装置。
  10. 【請求項10】 エレベータかご枠に2つの上下かごを
    設置した複数台のダブルデッキエレベータを運転操作す
    るダブルデッキエレベータの運転操作装置において、他
    方のかごのかご呼びまたは他方のかごに割り付けられた
    ホール呼びにより到着した階床においてかご内の戸開ボ
    タンの状態を入力する戸開ボタン状態入力手段と、前記
    戸開ボタンの状態が戸開であるときは前記戸開ボタンが
    継続して所定時間以上戸開状態であるか否かを判定する
    演算処理手段と、前記戸開ボタンが継続して所定時間以
    上戸開状態であるときに戸開を行うかごドア戸開手段と
    を備えたことを特徴とするダブルデッキエレベータの運
    転操作装置。
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